ダンサー・イン・ザ・ダーク
| ダンサー・イン・ザ・ダーク | |
|---|---|
| Dancer in the Dark | |
| 監督 | ラース・フォン・トリアー |
| 脚本 | ラース・フォン・トリアー |
| 製作 | ヴィベク・ウィンドレフ |
| 製作総指揮 | ペーター・オールベック・ヤンセン |
| 出演者 |
ビョーク デヴィッド・モース ピーター・ストーメア カトリーヌ・ドヌーヴ |
| 音楽 | ビョーク |
| 撮影 | ロビー・ミューラー |
| 編集 |
フランソワ・ジェディジエ モリー・マレーネ・ステンスガート |
| 配給 |
|
| 公開 |
|
| 上映時間 | 140分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $12,800,000 |
| 興行収入 |
$40,031,879[1] 24億2000万円[2] |
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(原題:Dancer in the Dark)は、ラース・フォン・トリアー監督、ビョーク主演の、2000年製作のデンマーク映画。『奇跡の海』と『イディオッツ』に次ぐ「黄金の心」3部作の3作目とされる。アイスランドの人気女性歌手ビョークを主役に据え、手持ち撮影主体のカメラワークやジャンプカットの多用によるスピーディーな画面展開、不遇な主人公の空想のシーンを明るい色調のミュージカル仕立てにした新奇な構成の作品である。
ストーリー[編集]
舞台はアメリカのある町。チェコからの移民セルマは、息子ジーンと2人暮らしをしていた。貧乏だが工場での労働は、友人に囲まれて日々楽しいものだった。
だが、セルマは先天性の病気で徐々に視力が失われつつあり、今年中には失明する運命にあった。ジーンもまた、彼女からの遺伝により13歳で手術をしなければいずれ失明してしまうため、必死で手術費用を貯めていた。
しかし、セルマは視力の悪化により仕事上のミスが重なり、ついに工場をクビになってしまう。しかも、ジーンの手術費用として貯めていた金を親切にしてくれていたはずの警察官ビルに盗まれてしまう。セルマはビルに金を返すよう迫り、もみ合っているうちに拳銃が暴発、ビルは死んでしまった。
セルマは殺人犯として逮捕され、裁判にかけられる。セルマはこのまま真実を語らなければ、死刑となってしまう。しかしセルマは真実を語らず、無情にも裁判官からの温情は得られず死刑となる。セルマは最後に恐怖からジーンの名前を叫び、死の恐怖を女性看守に訴える。女性看守はセルマの恐怖を避けるため、顔にかぶせるはずの黒い布を例外的に外す。死刑の見届けをしていたキャシーは周囲を振り切り、死刑台にいるセルマにジーンのメガネを渡す。セルマはジーンがもうメガネが必要なくなり、手術に成功したことを知る。安心したセルマは落ち着き、笑顔になりながら「最後から二番目の歌」を歌った。しかし、途中で死刑が執行されてしまう。セルマが真実を語らなかった理由は「自分よりもジーンが大事だったから」であり、ビルを殺してでもジーンのためなら構わなかったためであった。
出演者[編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| セルマ | ビョーク | 玉川砂記子 |
| キャシー | カトリーヌ・ドヌーヴ | 鈴木弘子 |
| ビル | デヴィッド・モース | 内田直哉 |
| ジェフ | ピーター・ストーメア | 宗矢樹頼 |
| ノーマン | ジャン=マルク・バール | 大川透 |
| ジーン | ヴラディカ・コスティック | 出口佳代 |
| リンダ | カーラ・シーモア | 西田絵里 |
| オールドリッチ | ジョエル・グレイ | 伊井篤史 |
| サミュエル | ヴィンセント・パターソン | 森田順平 |
| 地方検事 | ジェリコ・イヴァネク | 納谷六朗 |
| ブレンダ | シオバン・ファロン | 藤生聖子 |
| ポーコルニー医師 | ウド・キア | |
| 医師 | ステラン・スカルスガルド |
スタッフ[編集]
- 監督・脚本・カメラオペレーター:ラース・フォン・トリアー
- 製作:ペーター・オールベック・ヤンセン
- 音楽:ビョーク
サウンドトラック[編集]
評価[編集]
高い評価を得て、2000年の第53回カンヌ国際映画祭では最高賞であるパルム・ドールを受賞し、ビョークは映画主演2作目で主演女優賞を獲得した。音楽もビョークが担当し、特にトム・ヨーク(レディオヘッド)とデュエットした主題歌『I've seen it all』はゴールデングローブ賞およびアカデミー賞の歌曲部門にノミネートされるなど高く評価された。
コラムニスト・司会者のマツコ・デラックスは本作を好きな映画に挙げ、ラジオの伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!で本作を推薦した[3]。
乃木坂46のメンバーの齋藤飛鳥は週刊プレイボーイのインタビューで好きな映画に本作を挙げている[4]。
脚注[編集]
- ^ “Dancer in the Dark (2000)” (英語). Box Office Mojo. 2010年5月26日閲覧。
- ^ 2001年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
- ^ 同番組の一部を書籍化した『伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.2』(2016年11月25日発行、宝島社)にも収録。同書の27p-39pと141p-155pに伊集院とマツコによる本作のトークが収録
- ^ 週刊プレイボーイ2018No42の80p-81の齋藤のインタビューでの80pでの齋藤のコメントより
外部リンク[編集]
- ダンサー・イン・ザ・ダーク - allcinema
- ダンサー・イン・ザ・ダーク - KINENOTE
- Dancer in the Dark - オールムービー(英語)
- Dancer in the Dark - インターネット・ムービー・データベース(英語)
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