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玉置公良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
玉置 公良
たまき きみよし
生年月日 (1954-11-05) 1954年11月5日(69歳)
出生地 日本の旗 和歌山県西牟婁郡白浜町
出身校 和歌山県立田辺高等学校
前職 白浜町役場職員
和歌山県議会議員
所属政党日本社会党→)
無所属→)
民主党→)
無所属

選挙区 比例近畿ブロック和歌山3区
当選回数 1回
在任期間 2009年 - 2012年

選挙区 西牟婁郡選挙区
当選回数 4回
在任期間 1995年 - 2009年
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玉置 公良(たまき きみよし、1954年11月5日 - )は、日本政治家衆議院議員(1期)、和歌山県議会議員(4期)を務めた。

来歴

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和歌山県西牟婁郡白浜町生まれ。和歌山県立田辺高等学校卒業。高校卒業後、電器店勤務を経て白浜町役場に就職する。1990年、白浜町役場を退職。

同年、第39回衆議院議員総選挙日本社会党公認で旧和歌山2区(定数3)から出馬したが、得票数4位で落選(当時の和歌山県は保守地盤が強く、旧和歌山2区の3議席は自由民主党が独占した)。1995年和歌山県議会議員選挙に無所属で出馬し、初当選。以後、県議を4期務める。県議時代は社会民主党非自民系の無所属議員らで構成される会派「新生わかやま」県議団を結成し、団長に就任(同会派は2007年に「真わかやま」に改称、県政野党第1党に躍進した)。

2008年民主党から衆議院議員総選挙出馬の打診を受け、一度は固辞したものの、出馬を受諾。2009年第45回衆議院議員総選挙に民主党公認で和歌山3区から出馬し、選挙区では自由民主党公認で、現職の経済産業大臣であった二階俊博に敗れたが、重複立候補していた比例近畿ブロックで復活し、初当選を果たした。

2012年消費税増税をめぐる政局では、6月26日の衆議院本会議で行われた消費増税法案の採決で、党の賛成方針に反して棄権した[1][2]。民主党は7月3日の常任幹事会で厳重注意処分とする方針を決定し[3][4][5][6][7]、7月9日の常任幹事会で正式決定した[8][9][10]

同年9月27日、民主党を離党し日本維新の会に入党する意向を表明した旨が報じられるも、維新側は玉置が自治労の地方組織出身であることから入党に難色を示し、玉置は10月2日に離党を撤回した[11]。同年12月の第46回衆議院議員総選挙には出馬しなかった[12]

2016年3月、白浜町長選挙に無所属で立候補する意向を表明した[13]。同年4月24日に行われた白浜町長選挙で現職の井澗誠に敗れ、落選[14]

2019年10月、翌年4月の白浜町長選挙に再度立候補する意向を表明[15]。投開票の結果再び井澗に敗れ落選[16][17]

活動

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  • 1998年、和歌山県議会議員であった玉置は議会において、熊野古道世界遺産への登録を主張し、これにより和歌山県を挙げての熊野古道の世界遺産登録運動が発足。世界遺産への登録は2004年に実現した。

著述

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  • 『世界遺産バカ  実録! 熊野古道を世界遺産登録し地球エコロジーを実現する男』2014年、文芸社

脚注

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  1. ^ “反対・棄権・欠席した民主党衆院議員の顔ぶれ”. 読売新聞. (2012年6月26日). オリジナルの2012年6月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120629063641/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00001155-yom-pol 
  2. ^ “<消費増税法案>民主57人反対 事実上の分裂状態に”. 毎日新聞. (2012年6月26日). オリジナルの2012年6月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120629055717/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000109-mai-pol 
  3. ^ “【民主分裂】一体改革関連法案をめぐる民主党の処分・措置等一覧(敬称略)”. 産経新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120704214346/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120703/plc12070321090021-n1.htm 
  4. ^ “【民主分裂】離党届提出の衆院37人を除名 鳩山元首相は党員資格停止6カ月”. 産経新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120703102153/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120703/plc12070315420018-n1.htm 
  5. ^ “小沢氏ら37人除籍=民主処分、鳩山氏は資格停止6カ月―離党組減り衆参49人”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120706051520/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00000085-jij-pol 
  6. ^ “民主党:小沢元代表ら衆院37人除名、鳩山氏党員資格停止”. 毎日新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120705212346/http://mainichi.jp/select/news/20120703k0000e010209000c.html 
  7. ^ “小沢氏ら37人除名処分へ 鳩山氏は党員資格停止6カ月”. 朝日新聞. (2012年7月4日). オリジナルの2013年4月24日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/FdGKU 
  8. ^ “鳩山氏は資格停止3カ月=小沢氏らの除籍決定―民主”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2012年7月9日). オリジナルの2012年7月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120712005450/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120709-00000114-jij-pol 
  9. ^ “鳩山元首相、党員資格停止3カ月に短縮 小沢元代表ら37人除籍処分は原案通り 民主党臨時常任幹事会”. 産経新聞. (2012年7月9日). オリジナルの2012年7月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120709140751/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120709/stt12070921200005-n1.htm 
  10. ^ “民主:鳩山元首相の処分半減 増税法案反対で”. 毎日新聞. (2012年7月9日). オリジナルの2012年8月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120807002014/http://mainichi.jp/select/news/20120710k0000m010062000c.html 
  11. ^ “民主・玉置議員、離党の意向撤回 維新側受け入れず”. 朝日新聞. (2012年10月2日). http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201210020427.html 2019年10月12日閲覧。 
  12. ^ “【図解・政治】衆院選・引退・不出馬を表明した前衆院議員(2012年12月)”. 時事ドットコム. (2012年12月5日). https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_election-syugiin20121204j-11-w330 2019年10月12日閲覧。 
  13. ^ 選挙 白浜町長選 元衆院議員の玉置氏出馬表明 3人目/和歌山毎日新聞 2016年3月1日 和歌山版
  14. ^ 選挙 白浜町長選 井澗氏が再選/和歌山毎日新聞 2016年4月25日 和歌山版
  15. ^ “白浜町長選 新人の玉置氏、立候補を表明 /和歌山”. 毎日新聞. (2019年10月2日). https://mainichi.jp/articles/20191002/ddl/k30/010/300000c 2019年10月12日閲覧。 
  16. ^ “和歌山 白浜町長に現職 井澗氏”. NHK. (2020年4月26日). https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200426/2000028947.html 2020年4月27日閲覧。 
  17. ^ “白浜町長に現職井澗氏 元国会議員2氏退け3選”. 紀伊民報. (2020年4月26日). https://www.agara.co.jp/article/58690?rct=shirahamachouchou 2021年7月7日閲覧。 

外部リンク

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