ボンズ (アニメ制作会社)

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株式会社ボンズ
bones.inc
Bones logo.svg
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
167-0021
東京都杉並区井草3丁目8番3号
設立 1998年10月
業種 情報・通信業
法人番号 8011301006495
事業内容 アニメーションなどの映像作品の企画・制作
代表者 南雅彦(代表取締役)
資本金 1000万円(2016年4月現在)
従業員数 69名(2016年4月現在)
関係する人物 川元利浩(取締役)
小森高博(取締役)
外部リンク http://www.bones.co.jp/
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株式会社ボンズ: bones.inc[1])は、日本アニメ制作会社日本動画協会正会員。原作者としての表記はBONES

概要[編集]

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』『機動武闘伝Gガンダム』『疾風!アイアンリーガー』『天空のエスカフローネ』『カウボーイビバップ』などの作品を担当していたサンライズ第2スタジオ[2]のスタッフが1998年10月に独立[3]。第2スタジオのプロデューサーだった南雅彦が代表となり、信頼を置くフリーアニメーターの逢坂浩司川元利浩らを誘って設立した。

英語表記・原作者表記は「BONES」。英語の"bone"(骨)に複数形の"s"を付けたもので、設立当初8名ほどの骨のような会社に肉を付けていこうという思いから命名した[4]。また、歌謡曲「骨まで愛して」にかけて、「いろいろな人に愛してもらいたい」という願いもこめている[4]。名付け親は南の元上司だった植田益朗であり、当初は植田もボンズに移籍予定であったが、サンライズに残留したために移籍は実現しなかった[5][出典無効]

独立当初は、スタッフがサンライズ時代に関わっていた作品の劇場版(『エスカフローネ』と『カウボーイビバップ 天国の扉』)の実制作を請け負う。これらの作品には出資もしているため、サンライズやバンダイビジュアルと連名で製作にクレジットされている(『エスカフローネ』では製作協力)。また、植田はこれら作品にサンライズ側のプロデューサーとして参加している。

2000年に初の自社元請作品となる『機巧奇傳ヒヲウ戦記』を放送。以後、『鋼の錬金術師』などの原作もののアニメ化や、「エウレカセブン」シリーズなどのオリジナル作品を発表している。アクションなどの緻密な作画力、クリエイター主導型の作風がスタジオの特徴とされている[6]

2008年、所属スタッフのリストがインターネットへ流出する騒動が起こった。これに対しボンズは、「社内管理情報ファイルが流出したものではない」とコメントしている[7]

A・Bスタジオに加えて『鋼の錬金術師』(2003年)でCスタジオ、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(2009年)でDスタジオを増設[8]2010年1月に旧本社と同じ杉並区井草内の新社屋へ移転し、井荻駅周辺に分散していた各スタジオを集約した。さらに映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』(2017年-)の制作にともない外部にEスタジオを開設した[9]

2018年1月、Production I.Gとともに、アメリカの映像配信サービスNetflixと包括的業務提携を発表した[10]

作品履歴[編集]

テレビアニメ[編集]

放送期間 タイトル 制作スタジオ 共同制作
2000年 - 2001年 機巧奇傳ヒヲウ戦記 Aスタジオ
2001年 機動天使エンジェリックレイヤー
2002年 ラーゼフォン Bスタジオ
2003年 スクラップド・プリンセス
WOLF'S RAIN Aスタジオ
2003年 - 2004年 鋼の錬金術師 Cスタジオ
2004年 KURAU Phantom Memory Aスタジオ
絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク Bスタジオ
2005年 - 2006年 交響詩篇エウレカセブン
2006年 - 2007年 天保異聞 妖奇士 Aスタジオ
2006年 獣王星
桜蘭高校ホスト部 Cスタジオ
2007年 スカルマン Bスタジオ
DARKER THAN BLACK -黒の契約者- Cスタジオ
2008年 二十面相の娘 Aスタジオ テレコム・アニメーションフィルム
2008年 - 2009年 ソウルイーター Cスタジオ
2009年 東京マグニチュード8.0 Aスタジオ キネマシトラス
DARKER THAN BLACK -流星の双子- Cスタジオ
2009年 - 2010年 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST Dスタジオ
2010年 HEROMAN Aスタジオ
2010年 - 2011年 STAR DRIVER 輝きのタクト Cスタジオ
2011年 GOSICK -ゴシック- Aスタジオ
UN-GO Cスタジオ
NO.6 Dスタジオ
2012年 エウレカセブンAO A/Bスタジオ
2012年 - 2013年 絶園のテンペスト Dスタジオ
2013年 大人女子のアニメタイム「人生ベストテン」 Bスタジオ
2014年 ノラガミ Aスタジオ
ソウルイーターノット!
スペース☆ダンディ Bスタジオ
キャプテン・アース Cスタジオ
棺姫のチャイカ Dスタジオ
棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE
2014年 - 2015年 テンカイナイト Cスタジオ
2015年 血界戦線 A/Cスタジオ
SHOW BY ROCK!! Dスタジオ
ノラガミ ARAGOTO Aスタジオ
2015年 - 2016年 赤髪の白雪姫 Bスタジオ
コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜 Cスタジオ
2016年 文豪ストレイドッグス Dスタジオ
モブサイコ100 Bスタジオ
SHOW BY ROCK!! しょ〜と!! Dスタジオ
SHOW BY ROCK!!#
僕のヒーローアカデミア(第1期) A/Cスタジオ
2017年 僕のヒーローアカデミア(第2期) Cスタジオ
血界戦線 & BEYOND Bスタジオ
2018年 僕のヒーローアカデミア(第3期)[11] Cスタジオ
ひそねとまそたん Aスタジオ
2019年 キャロル&チューズデイ

Webアニメ[編集]

アニメ映画[編集]

公開年 タイトル 制作スタジオ 備考
2000年 エスカフローネ Aスタジオ アニメーション制作・製作協力、元請: サンライズ
2001年 カウボーイビバップ 天国の扉 Bスタジオ
2003年 ラーゼフォン 多元変奏曲
2005年 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 Cスタジオ
2007年 ストレンヂア 無皇刃譚 Bスタジオ
2009年 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい 実制作: キネマシトラス
2011年 トワノクオン
UN-GO episode:0 因果論 Cスタジオ
鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星 Dスタジオ
2013年 スタードライバー THE MOVIE Cスタジオ
2017年 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1 Eスタジオ
2018年 文豪ストレイドッグス DEAD APPLE Dスタジオ
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜 Cスタジオ
ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション Eスタジオ

OVA[編集]

ゲーム[編集]

※すべてゲーム内アニメの制作。

アニメ各話制作協力[編集]

タイトル 元請
2000年 - 2002年 はじめの一歩 マッドハウス
2002年 Piaキャロットへようこそ!! -さやかの恋物語- アイムーヴ
2007年 - 2008年 バンブーブレード AIC A.S.T.A.
2008年 - 2009年 ミチコとハッチン マングローブ
2013年 宇宙戦艦ヤマト2199 XEBEC

賞歴[編集]

  • 第9回アニメーション神戸 作品賞・テレビ部門 - 鋼の錬金術師
  • 日本のメディア芸術100選 アニメーション部門 - 鋼の錬金術師、劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者
  • Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2017』 キャラクターデザイン賞・監督賞・スタジオ賞 - 文豪ストレイドッグス
  • Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2017 - 2018 サウンド賞・監督賞・作品賞(劇場上映部門)・女性キャラクター賞 - 文豪ストレイドッグス DEAD APPLE

脚注[編集]

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  1. ^ ABOUT”. 株式会社ボンズ. 2018年11月30日閲覧。
  2. ^ 『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』制作当時はサンライズ第3スタジオ。
  3. ^ 時期的には『カウボーイビバップ』の地上波放送1クールが終わり、衛星放送での全話放送にむけて制作続行中だった。
  4. ^ a b 「ボンズ20周年記念展」明日から、“骨のある”作品群を豊富な資料で振り返る”. コミックナタリー. (2018年10月25日). 2018年11月30日閲覧。
  5. ^ 文化放送超機動放送アニゲマスター』2003年2月1日放送分、アニメ制作会社特集!BONES編・南雅彦社長インタビューより。
  6. ^ "ボンズ特集". バンダイチャンネル
  7. ^ スタッフの皆様の情報データアップロードに関するお知らせ”. BONES NEWS. ボンズ (2008年7月6日). 2008年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月4日閲覧。
  8. ^ 南雅彦プロデューサーが明かす、「ボンズが20年間もオリジナルアニメをつくりつづける理由」【アニメ業界ウォッチング第50回】”. アキバ総研. (2018年10月20日). 2018年11月30日閲覧。
  9. ^ なぜボンズの作品はハイクオリティで魅力的なのか? 創業20年の歩みを振り返る南雅彦氏ロングインタビュー”. アニメ!アニメ!. (2018年10月12日). 2018年11月30日閲覧。
  10. ^ 「日本の製作委員会方式は岐路」 Production I.Gとボンズのトップが明かす「Netflixとの業務提携の真意」”. ねとらぼ. (2018年3月25日). 2018年11月30日閲覧。
  11. ^ “『僕のヒーローアカデミア』TVアニメ第3期制作決定! 三宅健太さん、大塚明夫さん、山下大輝さんのナレーションによるCMにて発表”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2017年9月30日). http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1506692611 2017年9月30日閲覧。 
  12. ^ のちにテレビでも放送。
  13. ^ オムニバス作品の1エピソードを担当。

外部リンク[編集]