日本女子サッカーリーグ

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日本女子サッカーリーグ
加盟国 日本の旗 日本
大陸連盟 AFC
創立 1989年
参加クラブ 32チーム(1部:10、2部:10、3部:12)
リーグレベル 第1-3部
下位リーグ 地域リーグ
国内大会 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
最新優勝クラブ 日テレ・ベレーザ(13回目) (2015)
最多優勝クラブ 日テレ・ベレーザ(13回)
公式サイト 日本女子サッカーリーグ
2016 日本女子サッカーリーグ

日本女子サッカーリーグ(にほんじょしサッカーリーグ)は、日本の女子サッカーのトップリーグ。1部および2部リーグの愛称はなでしこリーグ、3部リーグの愛称はチャレンジリーグ

公益社団法人日本サッカー協会 (JFA) と、一般社団法人日本女子サッカーリーグが主催する。

概要

加盟チームは日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)傘下のクラブチーム、実業団チーム、市民クラブ(NPO法人、株式会社等)、学校法人等様々な形態をとっている。

選手は、1部、2部のなでしこリーグは社会人・大学生が主体だが、3部リーグのチャレンジリーグのチームの中には中学生・高校生が中心のチームもある。その構成はチームによりばらついている。また男子のトップリーグであるJリーグが、ほぼプロ選手で構成されているのに対し、日本女子サッカーリーグは選手の多くがアマチュアである。

ちなみにリーグの呼称は第6回大会の前期まで略称「JLSL」、同大会後期から「2005年シーズン」までは略称「L・リーグ」が使用された(Lリーグと書かれることがあるが、正しくは「L・リーグ」(英文表記はL.LEAGUE)である)。

2004年の途中からは愛称「なでしこリーグ」が制定されてL・リーグと併用[1]となったが、2006年から協賛スポンサーが付いたことなどにより「なでしこリーグ」が主に使われるようになった。L・リーグの名称は、規約上は残っているため、文書などでは見られることもある。

2010年、なでしこリーグ改革により1部リーグを10チームからなる「なでしこリーグ」、残りのチームは新規参入チームとともに「チャレンジリーグ」に再編された。

2015年、なでしこリーグを2部制に改編しすべてのチームがトップリーグを目指す編成にし、強化目的のため参加しトップリーグを目指さない高校女子チームなどは、3部に再編された「チャレンジリーグ」までの参加となる。

参加チーム

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
  • : 登録選手の年代
  • 大学生 : 大学生・短期大学生・専門学校
  • ◎ : 登録選手の多数を占める
  • △ : 登録される場合あり
  • 下部 : 下部組織登録選手

なでしこリーグ1部

なでしこリーグ1部2016に参加しているチームは以下の通り。

チーム名 所在地 選手
都市 位置 プロ / 社会人 高校生 中学生

大学生
ベガルタ仙台レディース 宮城県仙台市 北緯38度20分43秒 東経140度50分25.3秒 - -
浦和レッドダイヤモンズ・レディース 埼玉県さいたま市 北緯35度54分12.3秒 東経139度42分58.5秒 下部 下部
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 千葉県千葉市 北緯35度39分26秒 東経139度59分54.1秒 下部 下部
日テレ・ベレーザ 東京都稲城市 北緯35度37分55.2秒 東経139度31分1.7秒 下部 下部
アルビレックス新潟レディース 新潟県新潟市 北緯37度53分17.3秒 東経139度0分57.2秒 下部 下部
AC長野パルセイロ・レディース 長野県長野市 北緯36度38分41.4秒 東経138度15分18.6秒 -
伊賀フットボールクラブくノ一 三重県伊賀市 北緯34度47分24.4秒 東経136度8分44.4秒 下部 下部
コノミヤスペランツァFC大阪高槻 大阪府高槻市 北緯34度51分5.2秒 東経135度37分8.9秒 下部 下部
INAC神戸レオネッサ 兵庫県神戸市 北緯34度41分45.1秒 東経135度11分53.3秒 下部 下部
岡山湯郷Belle 岡山県美作市 北緯35度0分9.2秒 東経134度8分1.7秒 下部 下部

なでしこリーグ2部

なてしこリーグ2部2016に参加しているチームは以下の通り。

チーム名 所在地 選手
都市 位置 プロ / 社会人 高校生 中学生

大学生
ちふれASエルフェン埼玉 埼玉県狭山市 北緯35度50分13.5秒 東経139度25分48.5秒 - 下部 下部
スフィーダ世田谷FC 東京都世田谷区 北緯35度38分11.3秒 東経139度36分26.1秒 下部 下部
ニッパツ横浜FCシーガルズ 神奈川県横浜市 - 下部 下部
日体大 FIELDS 横浜 神奈川県横浜市 北緯35度33分37.3秒 東経139度29分55秒 - - -
ノジマステラ神奈川相模原 神奈川県相模原市 北緯35度29分35秒 東経139度23分13.6秒 下部 下部
セレッソ大阪堺レディース 大阪府大阪市堺市 - 下部 下部
ASハリマ アルビオン 兵庫県姫路市 北緯34度50分7.0秒 東経134度40分12.6秒 下部 下部
FC吉備国際大学Charme 岡山県高梁市 北緯34度47分50秒 東経133度37分25.5秒 - 下部 -
アンジュヴィオレ広島 広島県広島市 北緯34度24分36.2秒 東経132度27分8.4秒 下部 下部
愛媛FCレディース 愛媛県松山市 北緯33度49分23.5秒 東経132度47分34.7秒 - -

チャレンジリーグ(3部相当)

EAST

チーム名 所在地 選手
都市 位置 プロ / 社会人 高校生 中学生

大学生
ノルディーア北海道 北海道札幌市 - - -
常盤木学園高等学校サッカー部 宮城県仙台市 北緯38度16分8.3秒 東経140度53分25.6秒 - - -
つくばFCレディース 茨城県つくば市 - - -
大和シルフィード 神奈川県大和市 - 下部 下部
オルカ鴨川FC 千葉県鴨川市 -
JAPANサッカーカレッジレディース 新潟県聖籠町 北緯37度59分56.9秒 東経139度15分33秒 - -

WEST

チーム名 所在地 選手
都市 位置 プロ / 社会人 高校生 中学生

大学生
新潟医療福祉大学女子サッカー部 新潟県新潟市 - - -
JFAアカデミー福島 福島県楢葉町
静岡県御殿場市
北緯35度14分16.3秒 東経138度55分36.9秒 - -
静岡産業大学磐田ボニータ 静岡県磐田市 北緯34度41分51.9秒 東経137度51分34.7秒 下部 下部
バニーズ京都SC 京都府京都市 北緯35度2分8.6秒 東経135度45分22.1秒 下部 下部
NGU名古屋FCレディース 愛知県名古屋市 下部 下部
福岡J・アンクラス 福岡県春日市 北緯33度32分38.1秒 東経130度26分35秒 下部 下部

過去の参加チーム

各クラブの遍歴については各クラブの記事を参照のこと。

地域リーグへ降格

解散・活動縮小など

大会規定

(2013年度 なでしこリーグ・チャレンジリーグ共通)

  • 選手登録
    • 日本サッカー協会に登録している2000年3月31日以前に生まれた選手。但し小学生の登録不可。
    • 「下部組織チーム」(いわゆるジュニアユース・ユース)に属している選手は5人まで登録を認める
    • 外国人枠は登録5人まで、同時出場は3人まで
    • 各試合の登録エントリー選手は1チーム16名まで、選手交代は3名以内(チャレンジリーグは5名以内)
  • 試合時間 45分ハーフ・90分。同点の場合引き分け。
  • 勝ち点と順位決定 勝ち3、引き分け1、負け0。勝ち点が同じ場合は全体の得失点差→全体の総得点→当該チームの勝ち点→当該チーム得失点差→反則ポイント→実行委員会が必要とした場合に限り順位決定戦→抽選で決定する

なでしこリーグに昇格するには

(2012年度の場合[2]。2011年までの過去のルールは各年度リーグ戦の概要を読まれたい)

2010年度からチャレンジリーグからなでしこリーグへの昇格基準を変更し、チャレンジリーグに加盟した上で、かつ「なでしこリーグ準加盟制度」(Jリーグ準加盟制度に倣った仕組み。天然芝グラウンドや一定収容人員のスタンド保有などのリーグが定めた諸条件を満たすか、それに準じるチームが対象)の申請を承認されたクラブが昇格資格を持つ。準加盟は地域リーグ所属チームも申請可で、2012年は仙台、世田谷、長野、静産大磐田、京都、高梁、鹿児島が該当する[3](このほか、北海道・清水第八・益城熊本の3チームがチャレンジリーグ所属当時に準加盟となっていた。ほかに地域リーグのアギラス神戸が準加盟申請をし、審査待ちだったが2011年に自主撤退。2012年度から規模を縮小し「アルベロ神戸」として関西女子サッカーリーグ3部に加盟している)。

その中で、チャレンジリーグの成績で4位までに入り、かつ準加盟チームの中で2位以内に入った場合、準加盟チーム中1位の場合は自動的になでしこリーグの最下位(10位)チームと入れ替わり、2位の場合はなでしこリーグ9位のチームとの入れ替え戦を行ってなでしこリーグ昇格を目指す。なお昇格条件の成績で準加盟が1チームだけであった場合の対応はなでしこリーグ側は10位チームのみが対象。4チームとも準加盟でない場合は自動入れ替え・入れ替え戦は一切行わない。

またチャレンジリーグ降格クラブは基本的になでしこリーグ準加盟クラブの扱いとなる。

チャレンジリーグに昇格するには

なでしこリーグに新規参加を希望する地域リーグおよびそれ以下のクラブを対象に、主催者が審査を行い、なでしこリーグへの参加相当と認められた場合、「チャレンジリーグ入れ替え戦」に出場する。ただし希望するチームが多かった場合、入れ替え戦に出場できるのは2チームまでなので、「入れ替え戦出場決定戦(入れ替え予備戦)」を行い、そこで上位2位までに入ることが条件となる。

入れ替え戦では、チャレンジリーグの各地区最下位チームと入れ替え戦出場(または「出場決定戦」の成績上位)の2チームが対戦し、2試合の得点成績の合計でチャレンジリーグ参入を目指す。

なおリーグのチーム数増加が生じる場合は、地域リーグおよびそれ以下のクラブによる参入戦を行い、上位チームを自動昇格とする場合もある(例として2009年のポストシーズン2012年のポストシーズン2014年のポストシーズン)。

クラブの事業譲渡による降格制度

なでしこリーグ加盟クラブの運営母体の企業・団体などが諸般の事情により撤退・休部を発表した場合、リーグ戦の成績に関係なく次年度のなでしこリーグへの加盟(残留)は認められず、新たな運営の母体(受け皿)がリーグの定める期間内に見つかった場合は、次年度はチャレンジリーグへの「降格」の上で参戦することが認められ、上記のチャレンジリーグからなでしこリーグへの昇格についても若干の変更が生じる。

過去の事例
  • 2011年のなでしこリーグ参加を予定していた東京電力マリーゼ東日本大震災で発生した福島第一原発放射能被ばく事故による経営の見直しで活動休止(2011年は出場辞退扱い)となったのを受けてベガルタ仙台が引き受け先となって設立されたベガルタ仙台レディース2012年のチャレンジリーグに「降格」した例がある。
    なお2011年度の大会はシーズン開幕の直前になって参加辞退を表明したので、チャレンジリーグからの欠員補充は実施せず9チームで行い、2012年度は「入れ替え戦出場決定戦」を勝ち抜いたチャレンジリーグ参加のなでしこ準会員1チームが自動的に昇格[注 1]
    またこのマリーゼのさらに前身となるYKKブラッパーズは2004年のリーグ戦(当時L1リーグ所属)終了後、東電に事業譲渡しているが、この時は上述の今日の規定であるL2への降格はなされていない。
  • また、2008年のⅬ1リーグ(現・なでしこリーグ)に参加していたTASAKIペルーレFCは、運営母体となっていた田崎真珠の業績悪化などを理由に同年度でのサッカー部休部を発表し、評議会で承認された。その評議会においては、ペルーレの受け皿となるスポンサーの企業・団体が同年11月23日の締切日までに見つかれば、2009年のⅬ2リーグ(現・チャレンジリーグ)に降格の上で参入を認めるとしたが、この時は受け皿企業との交渉が不調で見つからなかったため、完全退会となった。

歴史

JLSLの誕生

1960年代から70年代にかけて日本ではサッカー競技を行う女性が少しずつ見られはじめ、やがて全国各地でチームが結成されるようになると、地域ごとの小規模なリーグによる試合が展開された。

それにより1980年から全日本女子サッカー選手権大会が開催されるようになった。

1990年に行われた第11回アジア競技大会で女子サッカーが正式種目になることから「女子にも全国リーグを」との機運が高まったため、1989年に全国の女子サッカーの強豪6チームにより「日本女子サッカーリーグ」が誕生。当時の男子サッカー全国リーグの「日本サッカーリーグ」の略称「JSL」に倣って「JLSL」という略称もつけられた。

1991年の第3回大会からJLSLは10チームに拡大。つづく第4回(1992年)には下部リーグ「JLSLチャレンジリーグ」も設けられ、JLSLの最下位チームと入れ替え戦を行うようになった。

「L・リーグ」

1994年には、前年にプロ化した男子リーグが「Jリーグ」という略称を制定して人気を博したことなどにより、9月8日に略称「L・リーグ」を発表。後期日程の始まる10月から使用された。つづいて9月28日にはL・リーグ公式テーマソング「WE ARE THE WINNERS」が発表され、翌年には各チームのイメージソングも続々と作られた。

このころにはほとんどのチームが専用のグラウンドを持ち、クラブハウスを持つチームも誕生。プロ契約選手も登場し、世界中からも多くの外国人選手の集まる「世界最高の女子リーグ」と呼ばれていた。

リーグ消滅の危機

アトランタオリンピック1996年)で日本女子代表が3戦全敗したことが影響し、観客が激減。さらにシドニーオリンピックへの出場権を逃したことや、バブル経済の崩壊から企業をバックにもつチームの相次ぐ解散や地域クラブ化、またプロ契約選手や外国人選手が次々と契約解除にあうなどがおこる。

1998年のシーズン中にフジタサッカークラブ・マーキュリー日興證券ドリームレディースが続けて廃部を発表。リーグ終了後の理事会では翌シーズンから各チームに求めていた運営分担金を3分の1に減らし外国人選手(日本に帰化した選手は除く 2000年に再開されたが、当初は外国人の登録がなかった)を登録しないことなどを決め、規模を縮小して8チームで行うことを決めたが、1999年1月の全日本女子サッカー選手権大会終了後には鈴与清水FCラブリーレディースシロキFCセレーナが相次いで脱退を表明。リーグ衰退の危機に直面することになった。

そのため1999年からはチャレンジマッチ(←チャレンジリーグ)を廃止し、浦和レイナスFCの新規参入と、試験的にではあるが大学リーグから日本体育大学女子サッカー部を受け入れを行いチーム数を揃えることとした。しかしその年のシーズン後、日本体育大学女子サッカー部は有力選手が卒業するなど毎年平均した戦力が整わない事によるレベルの違いなどを理由にわずか1年で撤退し、またOKI FC Windsの解散、プリマハム松下電器のチームスポンサーから撤退によるクラブチーム化(伊賀フットボールクラブくノ一スペランツァF.C.高槻)、そしてメインスポンサー(旭国際開発)撤退による宝塚バニーズレディースサッカークラブの市民チーム化があり、企業の撤退によるチーム基盤の弱体化からリーグ全体のレベル低下を招くこととなった。

リーグ再興への模索

2000年からL・リーグは、経費節減などを目的に東西の地域別に分けた「一次リーグ」と、その成績により上位リーグと下位リーグに分けた「決勝リーグ」を行い、試合観戦を無料とした。これは有料開催にすると会場により基本料金が無料開催の2ないし5倍と大幅に上がる上、その収益に応じて会場使用料をさらに追加することになるため、たとえ1000円という比較的安価な入場料ではあっても徴収するとかえって経費が掛かるということを鑑みた。

しかし「サッカーをすること」そして「日本女子代表になること」を目的とする選手を中心に構成された従来から所属の「セミプロクラブ」や「実業団チーム」と、「サッカーを楽しむ」ことを目的とする「市民クラブチーム」との対戦とが一次リーグでは生じ、レベルや意識の違いから対戦の際にさまざまな弊害が指摘された。また経費節減を優先するあまり、2003年度まではJリーグ東京ヴェルディ1969の練習場である稲城市ヴェルディグラウンドなど、スタンドや得点表示のない会場での試合がいくつか見られた。

だが2003年に行われた第4回女子ワールドカップにより女子サッカーに対する関心が再び高まり、10月23日にはJリーグ・東京ヴェルディ1969対清水エスパルスの後座試合として、日テレ・ベレーザ対宝塚バニーズの試合がL・リーグとしては初めての国立霞ヶ丘陸上競技場において開催されるなど、少しずつ人気回復への策が取られるようになっていった。

二部制の導入と「なでしこ」人気

2004年からは上位と下位の各8チームずつの二部制に移行。L1の最下位とL2の1位チームが自動入れ替えとなった。ただしL2リーグについては2004年は6チーム、2005年は7チームの参加だった。

6月に開幕したこのシーズンは日本サッカー協会の掲げる「キャプテンズ・ミッション」に「女子サッカーの活性化」が盛り込まれたことなどにより、すべてスタンドのある会場で実施された。経費節減の関係から電光掲示板を使用しなかったり選手名の表示がなかったりではあったが、4月に行われたアテネオリンピック・アジア予選により女子サッカーに注目が集まったこともあって、以前に比べて多くの観客が訪れるようになった。とくにオリンピック中断前では最後の試合となる7月25日の日テレ・ベレーザTASAKIペルーレFC戦(稲城中央公園総合グラウンド)では女子サッカーでは異例の2500人もの観客を集めた。

オリンピック本戦では「なでしこジャパン」という愛称を与えられたサッカー日本女子代表がベスト8の成績を収めて女子サッカーへの注目が集まったため、9月には新たに「なでしこリーグ」という愛称が採用された。これは、これからの世界規模の大会でのなでしこジャパンの躍進をL・リーグから作ろうという趣旨が込められ、これはまた「なでしこ」を日本女子サッカーのブランドとすることによりリーグへの注目を高めるという狙いもあるといわれている。

この年のリーグ戦はさいたまレイナスFCが初優勝を飾った。

2005年兵庫県神戸市を本拠地とするINACレオネッサが4月からL2に加盟。L1・L2ともに3回戦での総当たり(リーグ)戦を行った。リーグ開幕の直前には男子の富士ゼロックス・スーパーカップに相当するなでしこスーパーカップが新設され、L・リーグチャンピオンが全日本女子サッカー選手権大会の優勝チームと対戦。日テレ・ベレーザ浦和レッズ・レディースを破って初代女王となった。

また6月26日には日テレ・ベレーザ対浦和レッズレディース戦(ひたちなか市総合運動公園陸上競技場)が試験的に「有料試合」(小学生以上・前売り700円、当日800円)で行われ観客1095人が訪れた。

「mocなでしこリーグ」

2006年、日本女子サッカーリーグはブライダル産業やレストランなどを展開するモック(moc)を協賛スポンサーに迎え、「mocなでしこリーグ」としてスタートすることになった。

また福岡県春日市を本拠地とする福岡女学院フットボールクラブのトップチームが福岡J・アンクラスとしてディビジョン2に加盟し、宝塚バニーズは本拠地を京都府に移して「バニーズ京都サッカークラブ」となった。

ディビジョン1の優勝チームにはモック(moc)のグループ会社であるアイプリモから1億円のティアラが贈呈されることとなり、なでしこリーグオールスターで初披露ののち、公募により「アイプリモ なでしこクイーンズ ティアラ」と名づけられ、日テレ・ベレーザが初代授与チームとなった。

2007年は序盤にTASAKIペルーレFCが無敗で独走しかけたが、後半にベレーザの追い上げにあい、勝ち点8差を逆転されてベレーザが3連覇を達成した。

「plenusなでしこリーグ」

2008年開幕前にモック(moc)のリーグスポンサー撤退が発表された。3年契約の予定を、スポンサーの都合により2年で撤退したことから「なでしこスーパーカップ」が中止になる等、一時的に「メインスポンサー無し」による影響がでたが、開幕直前に株式会社プレナス(plenus)と3年間のトップ・パートナー契約を結び、リーグ名称を「plenusなでしこリーグ」とすることになり、オールスターも開催が決定した。

また、鹿児島県鹿児島市を本拠地とする鹿児島鴨池フットボールクラブアサヒナがディビジョン2に準加盟し、全17チームで運営されることになった。

2009年はTASAKIペルーレFCの休部による退会とジュ ブリーレ 鹿児島(鹿児島鴨池フットボールクラブアサヒナ改め)の正式加盟により全16チームで運営されることになった。

浦和レッドダイヤモンズ・レディースが日テレ・ベレーザに勝ち点11の差をつけて移管後では初、さいたまレイナスFC時代を含めると2回目の優勝を遂げた。

リーグ戦終了後に行われた入れ替え戦で福岡J・アンクラスがスペランツァF.C.高槻を破り、2010年から再編される新たな「なでしこリーグ」に参加する10チームが決定した。

「プレナス なでしこリーグ」・「プレナス チャレンジリーグ」

2010年、10チームからなる全国リーグの「プレナス なでしこリーグ」(1部リーグ)、東西各6チームからなる東日本・西日本地域の「プレナス チャレンジリーグ EAST/WEST」(2部リーグ)にリーグ再編された。またこれまで2部リーグは全ての参加チームの中で上位に入ったチームに1部の下位との入れ替え戦出場権を与えたが、2010年度からJリーグの方式に倣って「なでしこリーグ準加盟制度」を開始。なでしこリーグ(1部)昇格の権利はチャレンジリーグ(2部)所属の準加盟チーム限定となった。

また、2009年より大韓民国において女子サッカーリーグ「WKリーグ」が発足されたのに伴い、日韓リーグ優勝クラブによる対抗戦「日韓女子リーグチャンピオンシップ」が創設された。

2011年の女子サッカーブーム

サッカー日本女子代表2011年のFIFA女子ワールドカップで優勝を果たすと、代表メンバーが連日テレビに出演するなどの空前の女子サッカーブームとなった。この影響はなでしこリーグにも影響を及ぼし、1万人を超える多くの観客が詰め掛けた試合も続出するなど、空前のブームが起こった。

大会後、三井住友カードトヨタ自動車がオフィシャルスポンサーになった。このうちトヨタは全国の営業所の協力を得る[4]2012年からはコナミデジタルエンタテインメントおよび全国ファインスチール流通協議会(トタン板の流通に関する団体)、(株)ドールバナナ販売・栽培)もオフィシャルスポンサー、またナックの家庭用ミネラルウオーター「クリクラ」がカップ戦協賛社となった。

2013年2月21日、国連難民高等弁務官事務所の日本の窓口、国連UNHCR協会とパートナーシップを締結したと発表した[5]

2014年、なでしこリーグの試合方式が変更され、スプリットシステムを採用。10チーム2回総当たりの予選リーグ「レギュラーシーズン」と、レギュラーシーズンの成績を参考として上位6チームと下位4チームによる順位決定リーグ「エキサイティングシリーズ」の2本立てで行われ、年間優勝はエキサイティングシリーズ上位リーグの1位クラブに与えられる方式を採用。なでしこリーグカップが廃止となった。

2015年・3部リーグ制へ

2014年3月、日本女子サッカーリーグは2014年から3年間の計画でクラブ運営や選手のプレー環境向上を目指す構想を始めることにし、その一環として、現在の1部(なでしこリーグ):10・2部(チャレンジリーグ):16を見直して、2015年から、新1部:10・新2部:10・新3部(チャレンジリーグ):最大12に再編をする予定である[6]

このうち1部リーグは、Jリーグクラブライセンス制度を参考に、「サッカーに専念できる選手を最低3人以上保有する」[7]「15歳以下のアカデミーチームを保有する」[8]などを義務付けるとしている。

また2部リーグについては、1部リーグの昇格を念頭に置いて参加するチームのみで構成するとともに、大学・高校などの強化目的で参加していたチームについては、原則としてチャレンジリーグ(3部)への参加とする予定である[6]

歴代リーグ戦結果

年度 優勝チーム
1989 清水FCレディース
1990 読売サッカークラブ女子・ベレーザ
1991 読売サッカークラブ女子・ベレーザ
1992 読売日本サッカークラブ女子ベレーザ
年度 年間優勝 前期優勝 後期優勝
1993 読売日本サッカークラブ女子ベレーザ 鈴与清水FCラブリーレディース 読売日本サッカークラブ女子ベレーザ
1994 松下電器LSCバンビーナ 読売西友ベレーザ 松下電器LSCバンビーナ
1995 プリマハムFCくノ一 プリマハムFCくノ一 プリマハムFCくノ一
1996 日興證券ドリームレディース 日興證券ドリームレディース 日興證券ドリームレディース
1997 日興證券ドリームレディース 読売西友ベレーザ 日興證券ドリームレディース
1998 日興證券ドリームレディース 日興證券ドリームレディース 日興證券ドリームレディース
1999 プリマハムFCくノ一 プリマハムFCくノ一 NTVベレーザ
年度 年間優勝 東日本リーグ1位 西日本リーグ1位
2000 日テレ・ベレーザ 日テレ・ベレーザ 田崎ペルーレFC
2001 日テレ・ベレーザ 日テレ・ベレーザ 田崎ペルーレFC
2002 日テレ・ベレーザ 日テレ・ベレーザ 田崎ペルーレFC
2003 田崎ペルーレFC YKK東北女子サッカー部フラッパーズ 田崎ペルーレFC
年度 L1優勝チーム L2優勝チーム
2004 さいたまレイナスFC 岡山湯郷Belle
2005 日テレ・ベレーザ INACレオネッサ
年度 ディビジョン1優勝 ディビジョン2優勝
2006 日テレ・ベレーザ アルビレックス新潟レディース
2007 日テレ・ベレーザ 東京電力女子サッカー部マリーゼ
2008 日テレ・ベレーザ ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
2009 浦和レッズ・レディース ASエルフェン狭山FC
年度 なでしこリーグ優勝 チャレンジリーグEAST優勝[注 2] チャレンジリーグWEST優勝[注 2]
2010 日テレ・ベレーザ 常盤木学園高等学校サッカー部 スペランツァF.C.高槻
2011 INAC神戸レオネッサ 常盤木学園高等学校サッカー部 FC高梁吉備国際大学Charme
年度 なでしこリーグ優勝 チャレンジリーグ優勝[注 2]
2012 INAC神戸レオネッサ ベガルタ仙台レディース
2013 INAC神戸レオネッサ 常盤木学園高等学校サッカー部
年度 なでしこリーグES優勝 なでしこリーグRS優勝 チャレンジリーグ優勝
2014 浦和レッズ・レディース 岡山湯郷Belle スペランツァFC大阪高槻
年度 なでしこリーグ1部ES優勝 なでしこリーグ1部RS優勝 なでしこリーグ2部優勝 チャレンジリーグ優勝
2015 日テレ・ベレーザ 日テレ・ベレーザ AC長野パルセイロ・レディース 常盤木学園高等学校サッカー部

優勝回数

チーム名 回数 優勝年度
日テレ・ベレーザ 13 1990, 1991, 1992, 1993, 2000, 2001, 2002, 2005, 2006, 2007, 2008, 2010, 2015
日興證券ドリームレディース 3 1996, 1997, 1998
INAC神戸レオネッサ 3 2011, 2012, 2013
浦和レッズ・レディース 3 2004, 2009, 2014
伊賀FCくノ一 2 1995, 1999
鈴与清水FCラブリーレディース 1 1989
スペランツァFC大阪高槻 1 1994
TASAKIペルーレFC 1 2003
  • 2015年シーズン終了時点
  • 前後期制の時期は年間成績、2部制の時期は1部リーグを対象に集計
  • 現存するチームの名称は、現在のチーム名で統一
  • 撤退したチームの名称は、撤退時のチーム名で統一

昇降格

  • 2部制導入まで(1989-2002)
年度 リーグへの加盟 リーグからの降格 リーグからの脱退
1989 なし なし なし
1990 日興證券ドリームレディース
フジタ天台SCマーキュリー
松下電器レディースサッカークラブ・バンビーナ
旭国際バニーズ
なし なし
1991 なし なし なし
1992 シロキFCセレーナ 田崎神戸レディース なし
1993 浦和本太レディースFC なし 日産FCレディース
1994 田崎ペルーレFC 浦和レディースFC なし
1995 OKIレディーサンダース なし TOKYO SHiDAX LSC
1996 なし なし なし
1997 なし なし なし
1998 浦和レイナス
日本体育大学女子サッカー部
なし 日興證券ドリームレディース
フジタサッカークラブ・マーキュリー
鈴与清水FCラブリーレディース
シロキFCセレーナ
1999 ジェフユナイテッド市原レディース
YKK東北女子サッカー部フラッパーズ
ルネサンス熊本フットボールクラブ
なし OKI FC Winds
日本体育大学女子サッカー部
2000 清水第八スポーツクラブ なし なし
2001 ASエルフェン狭山FC なし なし
2002 大原学園JaSRA女子サッカークラブ
岡山湯郷Belle
なし なし
  • 2部制導入から3部制導入まで(2003-2013)
年度 2部→1部昇格 1部→2部降格 地域→2部昇格 2部→地域降格 リーグからの脱退
2003 なし [* 1]
岡山湯郷Belle
ASエルフェン狭山FC
清水第八スポーツクラブ
ジェフユナイテッド市原レディース
ルネサンス熊本フットボールクラブ
アルビレックス新潟レディース なし なし
2004 岡山湯郷Belle 大原学園JaSRA女子サッカークラブ INACレオネッサ なし なし
2005 INACレオネッサ 宝塚バニーズ 福岡J・アンクラス なし なし
2006 アルビレックス新潟レディース
大原学園JaSRA女子サッカークラブ
東京電力女子サッカー部マリーゼ
スペランツァF.C.高槻
なし なし なし
2007 東京電力女子サッカー部マリーゼ 大原学園JaSRA女子サッカークラブ 鹿児島鴨池フットボールクラブアサヒナ なし なし
2008 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
スペランツァF.C.高槻
伊賀フットボールクラブくノ一 なし なし TASAKIペルーレFC
2009 ASエルフェン狭山FC
伊賀フットボールクラブくノ一
福岡J・アンクラス
スペランツァF.C.高槻 日本体育大学学友会女子サッカー部
JFAアカデミー福島
静岡産業大学女子サッカー部
常盤木学園高等学校サッカー部部
FOOTBALL CLUB AGUILAS
ASC Adooma
なし なし
2010 なし なし 吉備国際大学
スフィーダ世田谷FC
清水第八プレアデス
ルネサンス熊本フットボールクラブ
なし
2011 スペランツァF.C.高槻 ベガルタ仙台レディース
(東京電力女子サッカー部マリーゼ)[* 2]
JAPANサッカーカレッジレディース
愛媛FCレディース
ノルディーア北海道 アギラス神戸
2012 ベガルタ仙台レディース
FC高梁吉備国際大学Charme
ASエルフェン狭山FC
福岡J・アンクラス
清水第八プレアデス
セレッソ大阪レディース
HOYOスカラブFC
ノジマステラ神奈川
なし なし
2013 ASエルフェン狭山FC スペランツァFC大阪高槻 ASハリマ アルビオン
アンジュヴィオレ広島
ジュ ブリーレ 鹿児島 HOYOスカラブFC
  • 3部制導入後(2014-)
年度 2部→1部昇格 1部→2部降格 3部→2部昇格 2部→3部降格 地域→3部昇格 3部→地域降格 リーグからの脱退
2014 スペランツァFC大阪高槻 FC吉備国際大学Charme - [* 3]
JFAアカデミー福島
常盤木学園高等学校サッカー部
静岡産業大学磐田ボニータ
セレッソ大阪堺レディース
バニーズ京都SC
ノルディーア北海道
つくばFCレディース
横浜FCシーガルズ
大和シルフィード
新潟医療福祉大学女子サッカー部
NGU名古屋FCレディース
益城ルネサンス熊本フットボールクラブ
[* 4]
清水第八プレアデス
なし
2015 AC長野パルセイロ・レディース ASエルフェン埼玉 セレッソ大阪堺レディース
横浜FCシーガルズ
福岡J・アンクラス
JAPANサッカーカレッジレディース
オルカ鴨川FC 益城ルネサンス熊本FC -

※2015年シーズン終了時現在

  1. ^ 1部制のリーグから2部リーグ(L2)への移行チーム。
  2. ^ ベガルタ仙台レディースは、東日本大震災のため休部した東京電力女子サッカー部マリーゼ(2011年はリーグ戦参加辞退)から移管された際、2012年のリーグ戦は2部リーグ(チャレンジリーグ)へ降格の上で参加するものとされた。詳細は2011 日本女子サッカーリーグを参照。
  3. ^ 旧チャレンジリーグ(2部相当)から新チャレンジリーグ(3部相当)への移行チーム。
  4. ^ 旧チャレンジリーグ(2部相当)から地域リーグへの降格チーム。

歴代開催方式

名称
(年度)
参加
チーム数
開催方式

第1回
(1989-90)
||rowspan=2|6||align=left|6チームの2回総当り。80分(40分ハーフ)の成績のみで、勝ったチームに勝ち点2、引き分けは1点、負け0点。勝ち点が同じ場合は得失点差(当時の呼び名は「ゴールディファレンス」)→総得点(いずれも多い方)→総失点(少ない方)→直接対決の成績→順位決定戦(必要と認めた場合のみ。行わない時は抽選)の順(以下同じ)で決定。

第2回
(1990-91)
||align=left valign=top|総当り回数が3回に変更された以外は第1回と同じ。

第3回
(1991-92)
||rowspan=8|10||align=left valign=top|4チーム増加して10チームによる2回戦総当りに。外国籍選手について「登録4名、ベンチ入り3名」と規定。そのほかは1回と同じ。

第4回
(1992)
||align=left|シーズン後半にはL・リーグに参加を希望するチームを対象とした「JLSLチャレンジリーグ」が開催され、同大会の優勝チームとL・リーグの年間最下位のチームがホーム・アンド・アウェーの2回制(成績はまず2試合の総得点を優先)による入れ替え戦を行った。

第5回
(1993-94)
||rowspan=6 align=left valign=top|Jリーグと同じようにVゴール延長方式PK戦の完全決着方式を実施。
また、年間2回総当りを1回ずつ前・後期に区切って開催し、それぞれのステージの1位チームが年度優勝をかけて1試合による決勝戦(チャンピオンシップ)を行った。(同一チーム優勝の場合はそのチームが年度優勝となり決定戦を行わない)3位以下の順位は勝ち星数を最優先とし、同数の場合は80分(第7回からは90分)の勝ち星の多いチームが上位に。以下、得失点差など上記レギュレーションにより決定した。
通常の試合時間は第6回(1994年)までは80分だったが、第7回(1995年)から男子と同様の90分(45分ハーフ)に変更された。
JLSLチャレンジリーグ」との入れ替え戦も引き続き制定されたが、JLSL(L・リーグ)所属チームの脱退により実施されない年もあった。

第6回
(1994)

第7回
(1995)

第8回
(1996)

第9回
(1997)

第10回
(1998)

第11回
(1999)
||8||align=left|年間2回総当りを1回ずつ前・後期に区切って開催し、各ステージ1位チーム同士で1試合による決勝戦を行った。
Vゴール延長戦が廃止され、90分制、勝ち点制(勝ち3、引き分け1、負け0)が復活。勝ち点が同じ場合のレギュレーションは上記に同じ。

第12回
(2000)
||9
(東4/西5)||rowspan=3 align=left valign=top|前期は東西2ブロックによる2回総当り(参加チーム数は各年度により異なる)の地域リーグを行い、その成績により上位2チームずつの4チームが後期・上位リーグ(2回総当り)へ、それ以外は後期・下位リーグ(1回総当り)に回る。
勝ち点、順位の決定方法は第11回大会に同じ。

第13回
(2001)
||10
(東5/西5)

第14回
(2002)
||11
(東6/西5)

第15回
(2003)
||13
(東7/西6)||align=left|前期は第11〜14回と同じく東西2ブロックによる2回総当りの地域リーグ戦を行い、各ブロック上位2チームずつが後期・上位リーグ(2回総当り)に進出するとともに、2004年度の第16回大会でのL1リーグ(1部)参入が自動的に決定する。
それ以外のチームは後期・下位リーグ(1回総当り)に回り、5位以下は自動的にL2リーグ(2部)参入。上位4チームで更に1回総当りによる「2004 L1参入チーム決定戦」を行い、上位2チームがL1リーグ、下位2チームがL2リーグへそれぞれ回る。

2004
(第16回)
|| L1:8
L2:6
||align=left|完全1・2部制を実施し、L1リーグは8チーム2回総当り、L2リーグは6チーム3回総当りの成績(勝ち点などのレギュレーションは第11〜15回に同じ)で順位を決定し、L1の8位とL2の1位チームが翌年度自動入れ替えとなる。

2005
(第17回)
|| L1:8
L2:7
||align=left|L1は8チーム、L2は7チームのいずれも3回総当り(勝ち点等のレギュレーション、入れ替え方式は前回と同じ)とする。

2006
(第18回)
||rowspan=2| D1:8
D2:8
||align=left valign=top|ディビジョン1(L1改め)はスプリットシステムによる2段階方式を採用。
(予選リーグ) 2回戦総当りのリーグ戦
(決勝リーグ) 上位4チームによる上位リーグと残り4チームによる下位リーグでそれぞれプレーオフ(1回戦総当り)を行う。
ディビジョン2(L2改め)は1チーム増の8チームによる3回戦総当りのリーグ戦。
ディビジョン1の最下位とディビジョン2の1位チームは自動入れ替え。ディビジョン1の7位とディビジョン2の2位で入れ替え戦を実施する。

2007
(第19回)
||align=left|ディビジョン1、ディビジョン2とも8チームによる3回戦総当りとする。
入れ替え方式は前回と同じ。

2008
(第20回)
|| D1:8
D2:9
||align=left valign=top|ディビジョン1は8チームによる3回戦総当りを、ディビジョン2は9チーム(うち1チームは準加盟)による2回戦総当りを行なう。
入れ替え方式は当初、前回と同じ予定だったが、当シーズン限りで1チームの退会が決まったため、ディビジョン1最下位チーム(退会チームを除く)が自動降格からディビジョン2の2位との入れ替え戦実施に変更。ディビジョン2の1位は自動昇格。

2009
(第21回)
|| D1:8
D2:8
||align=left valign=top|ディビジョン1、ディビジョン2とも8チームによる3回戦総当りとする。
ディビジョン1の最下位とディビジョン2の3位チームで入れ替え戦を実施する。ディビジョン2の1位と2位は自動昇格。

2010
(第22回)
|| なでしこ:10
チャレンジ:12
(東:6/西:6)
||align=left|なでしこリーグ10チームの2回戦総当たりを、チャレンジリーグは東西それぞれ6チームずつで3回戦総当たりを行う。
入れ替え方式は、なでしこリーグの10位チームとチャレンジリーグの入れ替え戦出場チーム決定戦1位チームが進出(ホーム・アンド・アウェーの2試合制)。
※チャレンジリーグからなでしこリーグに昇格できる権利があるのは「なでしこリーグ準加盟チーム」のみで、チャレンジリーグの各地区準加盟チームの成績上位2チームずつの4チームによる1回戦総当たりでの「入れ替え戦出場チーム決定戦」で優勝することが必要(ただし、その地区の準加盟チームが2チーム以下であっても、最下位となった場合はなでしこリーグ入れ替え戦の出場資格を失い、チャレンジリーグ入れ替え戦に回る)。

2011
(第23回)
|| なでしこ:9
チャレンジ:12
(東:6/西:6)
||align=left|基本は2010年に同じだが、なでしこリーグ・東京電力マリーゼが震災と原発事故の影響で参加辞退となったため、本年度は9チームで実施。
入れ替え戦の仕組みが一部変更され、チャレンジリーグからなでしこリーグに昇格できる権利は「準加盟」のみであることは従来どおりであるが、チャレンジリーグのそれぞれの地区の上位2位までに入り、なおかつ準加盟の最上位チーム(各地区1チームずつの2チーム)による「入れ替え戦出場チーム決定戦」に勝利することが必要。但しどちらか一方の地区で準加盟が上位2位までに入れない場合はもう一方の地区の準加盟最上位チームが自動的に入れ替え戦進出。両方の地区とも上位2位までに準加盟が入れなかった場合は入れ替えを行わない。

2012
(第24回)
|| なでしこ:10
チャレンジ:12
||align=left|なでしこリーグは2010年の方式に同じでチーム数が10チームに戻る。チャレンジリーグはチーム数12は従来に同じであるが、これまでの東西2つのグループ戦による形式をやめて1リーグ制とし、12チームによる2回総当りとする[9]。また、2013年度からチャレンジリーグのチーム数を16に増やすことになり、「チャレンジリーグ入れ替え戦予備戦」出場チームから上位4チームが自動昇格(4チーム以下の場合予備戦無し)、5チーム以上あった場合、5・6位のチームとチャレンジリーグの11・12位チームが入れ替え戦を行う[10]

2013
(第25回)
||rowspan="2"| なでしこ:10
チャレンジ:16
||align=left|なでしこリーグは昨年と同じく10チームによる2回戦総当たりで行われる。今年からチーム数が16に増えたチャレンジリーグは、16チームを前年度の成績により8チームずつ2ブロックに分け、2回戦総当たりのリーグ戦を開催した後対戦しなかったもう一方のリーグに所属するチームと各1試合対戦する。なお順位についてはグループ別ではなく、22試合終了時の総合成績を基として決定

2014
(第26回)
||align=left|なでしこリーグはスプリットシステムによる2段階方式を採用。
(予選リーグ) 10チームによる2回総当たり。
(決勝リーグ) 予選リーグの成績を基に上位6チームと下位4チームとに分かれてそれぞれに総当たりリーグを行い、最終順位は決勝リーグの成績によって決定する。また予選リーグから一定の勝ち点を決勝リーグに移行する[11]。チャレンジリーグは前年に同じ。

2015
(第27回)
|| なでしこ1部:10
なでしこ2部:10
チャレンジ:12
(東:6/西:6)
||align=left|なでしこリーグ1部は前年と同じくスプリットシステムによる2段階方式を採用する。前年との変更点として決勝リーグの上位リーグが2回戦総当たり(全10試合)から1回戦総当たり(全5試合)に変更されている。
なでしこリーグ2部は、3回戦総当たり(全27試合)で行われる。
チャレンジリーグ(3部相当)は12チームを東西2グループに分け、3回戦総当たり(全15試合)のリーグ戦を行い、東西上位2チームずつ4チームでのプレーオフで順位を決定する。

  • 2003年までの名称は「第○回」で、2004年からは西暦での表記に変更されている。ただしクラブが作成のポスターなどに回数での表記が見られることがある。

表彰

以下の規定は2014年度のもの。

なでしこリーグ

個人賞

  • 最優秀選手賞(原則として1名。基本的にエキサイティングシリーズで決定する年間優勝に最も貢献した選手。または年間優勝以外で、リーグの技術・発展に寄与したり、今後破られることがないと思われる記録を樹立した選手を表彰)
  • ベスト11(エキサイティングシリーズ上位リーグ進出のベスト6のチームのうち、活躍が顕著と認められた選手11人。GKは1人のみ、外人は3人まで。1試合40分以上出場で、1試合として計算し、レギュラーシリーズを含めた出場試合15試合以上)
  • 得点王(エキサイティングシリーズ上位リーグ進出チームの所属選手のうちで、レギュラーシリーズを含めた年間14点以上を挙げることを前提として、最多得点を挙げた選手。複数名いる場合はその人数分)
  • 新人賞(なでしこリーグ登録初年度、ないしは登録2年目で前年の試合出場数が全試合の4分の1に満たさない選手を対象とするが、基本的に2年目の選手との比較で、登録初年度の選手を優先して審査する)
  • 敢闘賞(優勝チーム以外から、優勝争いに加わったチームで最も貢献した選手1人)
  • 優勝監督賞(年間優勝クラブの監督に対して)
  • 最優秀審判賞(日本サッカー協会審判員会の推薦で1名)

チーム賞

  • フェアープレー賞(エキサイティングシリーズ上位リーグ出場チーム中で反則ポイントの最少チームを基本とする)
  • 優勝、2位、3位チームに対する賞金
    • レギュラーシリーズ
      • 1位 300万円
      • 2位 200万円
      • 3位 100万円
    • エキサイティングシリーズ
      • 年間優勝 700万円
      • 年間2位 500万円
      • 年間3位 300万円
  • 特別賞(理事会により、リーグ発展に寄与、ないしは話題となったチームや大記録を樹立したチーム、ないしはその所属選手がいるチームに対する)

チャレンジリーグ

なでしこリーグと表彰条件が同じ場合は省略し、相違点のみを記す。

個人賞

  • 最優秀選手賞(原則1名)
  • 得点王(リーグ戦での年間得点数11点以上を前提とする)
  • 新人賞

チーム賞

  • 優勝チーム表彰(賞金なし)
  • フェアプレー賞(チャレンジリーグ上位8チームのうちで反則ポイントの最少クラブ)

共通個人賞

  • 日本女子サッカーリーグ第1回から数えて、所属するディビジョンに関係なく合計200、300試合出場者に対する記念賞

年度別表彰受賞者

最優秀選手賞

年度 選手名 当時所属クラブ ポジション 国籍
1989 半田悦子 清水FCレディース FW 日本の旗 日本
1990 野田朱美 読売ベレーザ MF 日本の旗 日本
1991 手塚貴子 読売ベレーザ FW 日本の旗 日本
1992 高倉麻子 読売ベレーザ MF 日本の旗 日本
1993 高倉麻子 読売ベレーザ MF 日本の旗 日本
1994 埴田真紀 松下電器LSCバンビーナ DF 日本の旗 日本
1995 シャーメイン・フーパー プリマハムFCくノ一 FW カナダの旗 カナダ
1996 リンダ・メダレン 日興證券ドリームレディース FW  ノルウェー
1997 山木里恵 日興證券ドリームレディース DF 日本の旗 日本
1998 アグネッテ・カールセン 日興證券ドリームレディース MF  ノルウェー
1999 井坂美都 プリマハムFCくノ一 FW 日本の旗 日本
2000 原歩 日テレ・ベレーザ MF 日本の旗 日本
2001 酒井與恵 日テレ・ベレーザ MF 日本の旗 日本
2002 酒井與恵 日テレ・ベレーザ MF 日本の旗 日本
2003 大谷未央 田崎ペルーレFC FW 日本の旗 日本
2004 安藤梢 さいたまレイナス FW 日本の旗 日本
2005 大野忍 日テレ・ベレーザ FW 日本の旗 日本
2006 澤穂希 日テレ・ベレーザ MF 日本の旗 日本
2007 大野忍 日テレ・ベレーザ FW 日本の旗 日本
2008 澤穂希 日テレ・ベレーザ MF 日本の旗 日本
2009 安藤梢 浦和レッズ・レディース FW 日本の旗 日本
2010 大野忍 日テレ・ベレーザ FW 日本の旗 日本
2011 川澄奈穂美 INAC神戸レオネッサ FW 日本の旗 日本
2012 高瀬愛実 INAC神戸レオネッサ FW 日本の旗 日本
2013 川澄奈穂美 INAC神戸レオネッサ FW 日本の旗 日本
2014 後藤三知 浦和レッズ・レディース FW 日本の旗 日本
2015 阪口夢穂 日テレ・ベレーザ MF 日本の旗 日本

得点王

年度 選手名 当時所属クラブ 国籍 得点数
1989 周台英 清水FCレディース 中華民国の旗 台湾 12
1990 野田朱美 読売ベレーザ 日本の旗 日本 16
1991 手塚貴子 読売ベレーザ 日本の旗 日本 29
1992 リンダ・メダレン 日興證券ドリームレディース  ノルウェー 17
1993 半田悦子 鈴与清水FCラブリーレディース 日本の旗 日本 14
1994 シャーメイン・フーパー プリマハムFCくノ一 カナダの旗 カナダ 24
1995 シャーメイン・フーパー プリマハムFCくノ一 カナダの旗 カナダ 27
1996 リンダ・メダレン 日興證券ドリームレディース  ノルウェー 29
1997 アンネリ・アンデレン 鈴与清水FCラブリーレディース  スウェーデン 19
1998 泉美幸 鈴与清水FCラブリーレディース 日本の旗 日本 21
1999 井坂美都 プリマハムFCくノ一 日本の旗 日本 21
2000 小林弥生 日テレ・ベレーザ 日本の旗 日本 4
2001 大谷未央 田崎ペルーレFC 日本の旗 日本 5
2002 大谷未央 田崎ペルーレFC 日本の旗 日本 5
2003 大谷未央 田崎ペルーレFC 日本の旗 日本 33
2004 安藤梢 さいたまレイナス 日本の旗 日本 12
2005 大谷未央 TASAKIペルーレFC 日本の旗 日本 25
2006 永里優季 日テレ・ベレーザ 日本の旗 日本 18
2007 大野忍 日テレ・ベレーザ 日本の旗 日本 23
2008 大野忍 日テレ・ベレーザ 日本の旗 日本 20
2009 安藤梢 浦和レッズ・レディース 日本の旗 日本 18
2010 大野忍 日テレ・ベレーザ 日本の旗 日本 13
2011 川澄奈穂美 INAC神戸レオネッサ 日本の旗 日本 12
大野忍
2012 高瀬愛実 INAC神戸レオネッサ 日本の旗 日本 20
2013 ゴーベル・ヤネズ INAC神戸レオネッサ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 15
2014 菅澤優衣香 ジェフ千葉レディース 日本の旗 日本 20
2015 菅澤優衣香 ジェフ千葉レディース 日本の旗 日本 15
  • 2000年から2002年は上位リーグでの得点数。

新人賞

年度 選手名 当時所属クラブ ポジション 国籍
1989 永野伴美 清水FCレディース MF 日本の旗 日本
大竹奈美 読売ベレーザ FW
山木里恵 日産FCレディース DF
泉美幸 新光精工FCクレール FW
1990 小野寺志保 読売ベレーザ GK 日本の旗 日本
1991 大部由美 日興證券ドリームレディース DF 日本の旗 日本
1992 森本佑子 プリマハムFCくノ一 MF 日本の旗 日本
1993 武岡恵美子 日興證券ドリームレディース FW 日本の旗 日本
1994 井坂美都 浦和レディースFC FW 日本の旗 日本
1995 磯﨑浩美 田崎ペルーレFC DF 日本の旗 日本
1996 ナタリー・ニートン 読売西友ベレーザ FW
1997 中地舞 読売西友ベレーザ DF 日本の旗 日本
1998 津波古友美子 鈴与清水FCラブリーレディース DF 日本の旗 日本
1999 相澤舞衣 松下電器パナソニック バンビーナ MF 日本の旗 日本
2000 山本絵美 田崎ペルーレFC MF 日本の旗 日本
2001 稲葉昌美 宝塚バニーズ 日本の旗 日本
2002 安藤梢 さいたまレイナス FW 日本の旗 日本
2003 近賀ゆかり 日テレ・ベレーザ MF 日本の旗 日本
2004 村岡夏希 伊賀フットボールクラブくノ一 FW 日本の旗 日本
2005 丸山桂里奈 東京電力女子サッカー部マリーゼ FW 日本の旗 日本
2006 松田典子 浦和レッズ・レディース FW 日本の旗 日本
2007 矢野喬子 浦和レッズ・レディース DF 日本の旗 日本
2008 岩渕真奈 日テレ・ベレーザ FW 日本の旗 日本
2009 高瀬愛実 INAC神戸レオネッサ FW 日本の旗 日本
2010 藤田のぞみ 浦和レッズ・レディース MF 日本の旗 日本
2011 吉良知夏 浦和レッズ・レディース FW 日本の旗 日本
2012 高畑志帆 浦和レッズ・レディース MF 日本の旗 日本
2013 上野紗稀 ジェフ千葉レディース DF 日本の旗 日本
2014 乗松瑠華 浦和レッズ・レディース DF 日本の旗 日本
2015 清家貴子 浦和レッズ・レディース FW 日本の旗 日本

イメージソング

略称をL・リーグとした1994年と、「mocなでしこリーグ」となった2006年、さらに「なでしこブーム」後の2012年にイメージソングが作られている。

L・リーグ

1994年9月28日、L・リーグは公式テーマソング「WE ARE THE WINNERS」を発表した。これは社団法人日本音楽事業者協会の30周年記念行事として行われた「クロスマーケティング・キャンペーン」の一環によるもので、モーリス・ホワイトによるこの曲の日本語版が翌1995年2月下旬に酒井法子らにより発売された。また4月26日には各クラブのイメージソングが発表され、のちに市販されるとともに試合会場でも流された。

L・リーグ公式テーマソング「WE ARE THE WINNERS」
歌手名 曲名 レーベル 発売日
リン・リンゼイ
モーリス・ホワイト (プロデュース)
WE ARE THE WINNERS 日本コロムビア 1995年1月21日
酒井法子 with
L・リーガーズ (※)
OH OH OH~ We are the Winners ビクターエンタテインメント 1995年2月22日
タイガース・メモリアル・
クラブ・バンド
OH OH OH~ We are the Winners ポリスター 1995年2月25日
キッス・イン・ザ・ダーク OH OH OH~ We are the Winners 日本コロムビア 1995年2月21日

※L・リーガーズ:L・リーグ選手がボランティアでコーラス参加 (メンバー)

L・リーグ10チーム・イメージソング
チーム名 歌手名 曲名 レーベル 発売日
読売西友ベレーザ 和田アキ子 約束の夢 ワーナーミュージック・ジャパン 1995年5月25日
TOKYO SHiDAX LSC マルシア AMOR…SAUDADE 日本コロムビア 1995年4月21日
鈴与清水FCラブリーレディース Ah-ya (あや) Trust~今日が始まる~ BMGビクター 1995年5月24日
プリマハムFCくノ一 かとうれいこ Brand-new Days ポニーキャニオン 1995年7月21日
松下電器パナソニック
バンビーナ
佐藤聖子 VOICE フォーライフ・レコード 1995年5月19日
田崎ペルーレFC Mika (みか) BRIGHTEST BLUE バップ 1995年6月1日
日興證券ドリームレディース 早見優 CHANCE~めぐりあいを
宝石にかえて~
東芝EMI 1995年6月7日
フジタサッカークラブ・
マーキュリー
三浦理恵子 Girls, be ambitious! イーストウエスト・ジャパン 1995年6月10日
シロキFCセレーナ 生稲晃子 ファンキー ララバイ イーストウエスト・ジャパン 1995年6月10日
宝塚バニーズ
レディースサッカークラブ
日向薫 Eeyo Eeyo SAMBA! 日本コロムビア 1995年4月21日
郷真由加 パープル・イレブン

mocなでしこリーグ

2006年5月、mocなでしこリーグの開幕にあわせてイメージソングが発表され、試合会場では試聴版のCDが配布された。

歌手名 曲名 レーベル 発売日
MARKO It's alright!! HONEY'S MUSIC

プレナスなでしこリーグ

2012年4月、6年ぶりにイメージソングが制定された。

歌手名 曲名 レーベル 発売日
曽根由希江 手をたたこう DREAMUSIC 2012年4月25日

主催団体およびスポンサー等

主催団体について

一般社団法人 日本女子サッカーリーグ
団体種類 一般社団法人
所在地 東京都文京区本郷3丁目10-15 JFAハウス10F
北緯35度42分15.2秒 東経139度45分50.2秒 / 北緯35.704222度 東経139.763944度 / 35.704222; 139.763944座標: 北緯35度42分15.2秒 東経139度45分50.2秒 / 北緯35.704222度 東経139.763944度 / 35.704222; 139.763944
法人番号 5010005016754 ウィキデータを編集
主要人物 理事長 馬渕明子
活動地域 日本の旗 日本
ウェブサイト www.nadeshikoleague.jp/league/officer.html
テンプレートを表示

主催団体の一つである一般社団法人 日本女子サッカーリーグは、一般社団法人日本フットボールリーグなどと同様にJFAの下部団体として位置づけられており、公益財団法人日本サッカー協会基本規程第71条第2項に基づき、規程の改定にはJFA理事会での承認が必要となる。日本トップリーグ連携機構加盟。

なお、公式サイトで役員名簿以外の定款等は公表されていない。2015年度の役員は以下の通り。

  • 理事長:馬渕明子
  • 専務理事:小野俊介
  • 理事:竹鼻純(仙台)、宮崎義正(浦和)、早乙女秀雄(AS埼玉)、海寳真路(ジェフL)、羽生英之(日テレ)、田村貢(新潟L)、前川清(伊賀FC)、横山稔(大阪高槻)、文弘宣(I神戸)、黒田和則(湯郷ベル)、稲田能彦(S世田谷)、嘉山寧(日体大F)、山内渉(ノジマ)、刀根聡(JSCL)、有賀覚(AC長野)、岡田隆人(Aハリマ)、赤木圭(吉備国大)、神村登紀恵(アンジュ)、豊島吉博(EFCL)、安部晃之輔(福岡AN)、鉢直人(NORD)、瀬戸美子(常盤木高)、石川慎之助(つくば)、高嶋清善(横浜FC)、加藤貞行(大和S)、秋山隆之(新潟医福)、今泉守正(ac福島)、三浦哲治(静産磐田)、山下則之(名古屋)、佐々木喜一(バニーズ)、玉田稔(C大阪堺)、渡邊利男(益城FC)、上田栄治(日本サッカー協会理事)、野田朱美(日本サッカー協会特任理事)、武田厚
  • 監事:須永功(永和総合事務所)、白幡洋一(前仙台社長)

トップパートナー(特別協賛)

  • 株式会社プレナス2008年より。2010年度よりリーグカップスポンサーも兼務)

オフィシャルスポンサー

リーグカップスポンサー

  • 株式会社プレナス
(前述)
2012年シーズンより

公式試合球

過去のスポンサー

リーグ戦

カップ戦

公式試合球

テレビ放映

関連大会

以下の大会は、現在行われていない。

脚注

  1. ^ 結果的に出場できる条件である「各地区ディビジョン上位2位まで、なおかつその最上位に入ったなでしこ準会員クラブ」はスペランツァFC大阪高槻のみがクリアしたため、決定戦なしで昇格が認められた
  2. ^ a b c 斜め文字のチームは「なでしこリーグ準加盟」ではなかったため、優勝しても入れ替え戦出場はできず。

出典

  1. ^ 【L・リーグ】日本女子サッカーリーグの愛称について
  2. ^ リーグ概要”. 日本女子サッカーリーグオフィシャルサイト. 2012年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月18日閲覧。
  3. ^ なでしこリーグ準加盟申請承認について”. 日本女子サッカーリーグオフィシャルサイト (2012年3月23日). 2012年10月30日閲覧。
  4. ^ “なでしこにトヨタ あるぞ女子クラブW杯”. (2011年10月15日). http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20111015-850063.html 2011年10月15日閲覧。 
  5. ^ “なでしこリーグが国連とタッグ!!日本スポーツ団体初の締結”. (2013年2月22日). http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/02/22/kiji/K20130222005248540.html 2013年2月23日閲覧。 
  6. ^ a b なでしこリーグ、来季から3部制に移行(日本経済新聞2014年3月17日 8月17日閲覧)
  7. ^ 「来季から3部制=なでしこリーグ」(時事通信2014年3月17日 8月17日閲覧)
  8. ^ なでしこリーグ15年から3部制に移行(日刊スポーツ2014年3月17日 8月17日閲覧)
  9. ^ 日刊スポーツ・2012年1月25日
  10. ^ スポーツニッポン・2012年1月25日
  11. ^ リーグ概要日本女子サッカーリーグ

関連項目

外部リンク

公式サイト