日本バスケットボールリーグ

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日本バスケットボールリーグ
今シーズン・大会:
JBL 2010-11
分類 バスケットボール
開始年 2007年
理事長 伊藤善文
参加チーム 8
加盟国 日本の旗 日本
前回優勝チーム リンク栃木ブレックス
公式サイト 日本バスケットボールリーグ
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2008-2009 レギュラーシーズン、東芝リンク栃木、ティップオフ。とどろきアリーナ

日本バスケットボールリーグJapan Basketball League)は、2007年に設立されたプロバスケットボールリーグである。 略称は「JBL」。マスコミ報道では「日本リーグ」を使用する事が多い。理事長は伊藤善文。1年目のシーズンは10月11日に開幕。

目次

[編集] 概要

2007年、バスケットボール日本リーグ機構(旧JBL)のスーパーリーグはプロリーグ化を前提に新リーグ日本バスケットボールリーグへ移行した。略称は引き続きJBLを使用するが、ロゴは一新された。本項では旧JBLと便宜上分ける必要がある場合「新JBL」と表現する。発足までの経緯については「プロリーグ構想 (バスケットボール)」を参照。

新JBLは協会から興行権を始めとする様々な権利の譲渡を受け、日本協会から独立した運営となる。また、トライアウトを行い段階的にプロリーグ化を進め、将来の社団法人化を目指している。

旧JBLの2部リーグであるバスケットボール日本リーグはJBL2に移行したが、入れ替えは当面行わない。

[編集] 旧JBLとの違い

  • 興行権
    旧JBLでは興行権はすべて日本協会が地方協会に販売していた。それゆえ、入場料及び放映権料などはチームに入らず、スポンサーからの支援がなければチーム運営は成り立たないため、実業団以外のチームにとっては非常に不利なシステムとなり新潟アルビレックスのリーグ脱退や福岡レッドファルコンズの解散に至った。そこで新JBLでは、興行権を協会から譲り受け、さらに興行権を行使するチームに譲渡。興行権を行使しないチームは新JBLの関連会社である日本バスケットボールオペレーションズ(JBO)が保持する。興行権を行使するチームは段階的に増やす予定である。
  • ホームタウン制度
    スーパーリーグでも存在していたが、新JBLではそれをさらに強化。ホーム・アンド・アウェーを中心にレギュラーシーズンを組み、主管チームが独自の演出により試合を盛り上げていく。シーズンの3分の2以上を各チームのホームタウンで開催。2009-10シーズンからはリーグ主管の試合を廃止の上、いずれか一方のホームゲームとして開催する。

[編集] 沿革

  • 2006年7月 - 参加8チームを発表
  • 2006年12月 - リーグ正式名称「日本バスケットボールリーグ」(略称JBL)を発表
  • 2007年5月 - オーエスジーフェニックスがJBLに脱会届を提出
  • 2007年7月 - リーグ運営組織が設立される
  • 2007年9月 - オーエスジーが2007-08シーズン限りでJBLより脱退し、bjリーグに転籍することが決定
  • 2007年10月 - 初年度のシーズンが開幕
  • 2008年3月 - アイシンシーホースが初代王者に輝く
  • 2010年4月 - JBAbjリーグとの3者で「次世代型トップリーグの創設に関する覚書」を締結
  • 2011年1月 - レラカムイ北海道の運営会社・ファンタジアエンタテイメントを除名。
  • 2011年3月 - 東北地方太平洋沖地震のためシーズンが途中で打ち切りとなる。優勝チームは無し。

[編集] 参加チーム

[編集] 2010-11年度

チーム ホームタウン ホームアリーナ 備考
レバンガ北海道 北海道 北翔クロテック月寒ドーム 旧・レラカムイ北海道
リンク栃木ブレックス 栃木県 ブレックスアリーナ宇都宮 2008-09より参加
日立サンロッカーズ 東京都 国立代々木第二体育館 スーパーリーグからの継続参戦
東芝ブレイブサンダース 神奈川県川崎市横須賀市 川崎市とどろきアリーナ スーパーリーグからの継続参戦
トヨタ自動車アルバルク 東京都府中市 郷土の森総合体育館 スーパーリーグからの継続参戦
アイシンシーホース 愛知県刈谷市三河地区 ウィングアリーナ刈谷 スーパーリーグからの継続参戦
三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ 愛知県名古屋市 愛知県体育館 スーパーリーグからの継続参戦
パナソニックトライアンズ 大阪府枚方市 パナソニックアリーナ スーパーリーグからの継続参戦

[編集] 過去の参加チーム

[編集] 年会費

参加チームは年会費として1000万円をJBLに支払う。レラカムイ北海道の運営会社、ファンタジアエンタテイメントがJBLから除名された際、年会費を滞納していたことが除名理由の一つになった。

[編集] 興行権等について

  • レバンガ・リンク栃木の2チームは運営法人を持つクラブチームであり、興行権もチームで保持している上、選手もプロ選手のみで構成されている完全プロチームである。
  • 三菱電機も自社で興行権を保持しており、所属する選手は登録I種(非常勤嘱託社員含む)のみで構成されている。
  • 日立・トヨタ・アイシンの3チームはJBOが興行権を持つ。
  • 東芝・パナソニックの2チームは初年度の興行権はJBOにあったが、2008-09シーズンから東芝は神奈川県協会、パナソニックは地元プロモーターにそれぞれ委託されている。
  • オーエスジーは自社で興行権を保持していた。ただし、選手は一部登録II種(社員選手)も含まれていた。

[編集] 新規参入

JBLは新規参入チームを公募し、審査の上でJBLに加入させチームの増加を行っていく予定である。法人として設立された上で、トップリーグに相応しい競技力とホームタウンを持つ事が条件である。

2008-09年度はオーエスジー転籍のためJBL2のチームの中からリンク栃木ブレックスの1チームを選んだ。2009-10年度以降はJBL2所属の有無は無関係に条件を満たした団体から選出する。2009-10年度の応募期間は2007年10月9日~2008年3月31日で、新規参入チーム内定は2008年6月30日だったが、応募チームは1チームもなかった。

原因は

  • 日本バスケットボール協会の執行部派と反執行部派の内紛によるJBLのイメージダウン
  • JBLが完全プロ化されたバスケットボールリーグでないこと(現在でも、JBL参加チームの多くが実業団チームであり、プロ化そのものにも反対している。これが原因となり、プロ化志向の強いオーエスジーがbjリーグに転籍した)
  • bjリーグの方が運営費が安く済む(bjリーグには2009−2010シーズンの新規参入を希望した団体が6団体あった)

などが挙げられる。

最終的には16チーム2ディビジョン制を目指す。

[編集] 大会

日本バスケットボールリーグは、3つの大会を予定している[1]

[編集] レギュラーシーズン

8チームによる6回戦総当たりリーグ戦で行われる。ホームゲームは各チーム主管20〜22試合で、そのうち3分の2をチーム活動区域で、残りを中立地域で開催する。1月は全日本総合バスケットボール選手権大会の中断後、後半戦に入る。

2008-09シーズンまでは5回戦総当りで、2回戦ホーム・アンド・アウェーの他、リーグカード(リーグ主管の試合)各1回戦が行われていた。リーグカードは基本的には中立地域での開催であるが、いずれかのチームのホームで開催される試合もあった。

[編集] プレーオフ

レギュラーシーズン上位4チームによる順位決定戦。レギュラーシーズン1位vs4位、2位vs3位による2戦先勝方式のセミファイナルとセミファイナルの勝者2チームによる3戦先勝方式のファイナルで構成。セミファイナルは2010-11シーズンよりホーム・アンド・アウェー方式を採用。

[編集] オールスター

ファン投票・監督推薦で選出された選手による2チームの対戦。

[編集] 過去の大会

リーグカップ
  • 大会名称はJBL CHALLENGE CUP 2007。初年度レギュラーシーズン開幕前に行われた8チームによるトーナメント戦

[編集] 競技ルール

[編集] TVタイムアウト

JBLでは通常のタイムアウト(レギュラータイムアウト)の他に「TVタイムアウト」と呼ばれる独自のタイムアウトを実施する[2]。第1・3ピリオドはそれぞれ最初の2回、第2・4ピリオドはそれぞれ最初の1回のタイムアウトをTVタイムアウトとして90秒間となる。TVタイムアウトを使った後は60秒のタイムアウトとなる。タイムアウトは1チームにつき前半2回、後半3回与えられる。このTVタイムアウトは日本で開催された2006年バスケットボール世界選手権でも採用された。

これに近いものとしてbjリーグ、NBAで「オフィシャルタイムアウト」が存在する。

[編集] 選手登録

[編集] 区分

登録区分はI種とII種の2種類。

  • I種は社員以外の選手を総称したもの。業務委託契約選手(プロ)の他に、嘱託・契約社員(セミプロ)、学生などを含む。興行権を自社で持つチームの所属選手はすべてI種となる。
  • II種は社員選手(純アマチュア)を意味する。

[編集] 登録枠

  • リーグ登録選手は1チーム12名以上16名以内。
  • 外国籍選手は1チーム2名以内だが、同時試合出場枠(オン・ザ・コート)は1チーム1名以内(2007-08は経過措置としてオン・ザ・コート2名可)。日本人帰化選手は1チーム1名以内。

[編集] 登録期限・移籍

「JBLチーム登録申請書」および「JBL選手登録書」をJBLに提出の上で選手登録を行う。

  • ファイナル終了翌日から1ヶ月間(2009年までは4月30日まで)を継続契約交渉期間と定め、その期間中にチームは前年度契約選手に対し独占的に継続契約を求める交渉を行うことができる。
  • 継続契約に至らなかった選手については「移籍選手リスト登録申請書」を提出の上で移籍選手リストに記載され随時公示される。また、継続契約交渉期間内に所属チームと契約できなかった選手は自動的にリストに記載される。JBLから脱退したチームは全選手リストに公示される。移籍リストに記載された選手は翌日より移籍交渉責任者を介して移籍交渉が可能になる。なお、リストに公示された選手は、休廃部を伴うJBL脱退を除き元のチームとの再契約も可。リスト入りはフリーエージェントとほぼ同じ状態である。
  • 引退する場合も引退選手リストまたは移籍選手リストに登録される必要がある。引退選手リスト入りから1年間はJBL・JBL2チームとの契約は不可となるが、JBL・JBL2外のチーム(bjリーグ、実業団連盟、クラブ連盟、海外など)との契約は可。
  • 選手の移籍が合意に至った場合、移籍先のチームは移籍元のチームに対し、「移籍承諾申請書」を提出し、申請書を受領後、移籍先に対して「移籍承諾書」を発行する。移籍先から承諾書がJBLに提出され、登録となる。
  • 実業団連盟やクラブ連盟の選手との契約は、前所属チームとの登録抹消及び移籍承諾書提出を要したが、2008-09シーズンより前所属の承諾のみで可能になった。bjリーグ球団との移籍は取り決めがないためそれぞれのチームとの合意があれば可。ただし、JBLからの移籍はJBL間同様移籍選手リストまたは引退選手リストへの登録を要する。
  • レギュラーシーズンの残り3分の1の開始前(正確にはレギュラーシーズンの3分の2を消化する7日前)までを最終登録期限と定め、選手登録の抹消、登録選手枠内での新規登録選手、移籍選手の追加登録が可能。外国人選手の入替も可能になった(旧JBLでは不可だった)。また、2008-09シーズンからは最終登録期限までの日本人選手登録枠1名に対して1回のみ新規登録選手、移籍選手への入替も可能になった。2010-11シーズンからは2回までに拡大。なお、シーズン中にリスト入りした選手はシーズン終了まで前所属チームに復帰できない。

[編集] 歴代優勝チーム

レギュラーシーズン プレーオフ
1位 MVP 優勝 ファイナル 準優勝 MVP
1 2007-2008 アイシンシーホース 柏木真介 アイシンシーホース 3 - 2 トヨタ自動車アルバルク 柏木真介
2 2008-2009 アイシンシーホース 竹内公輔 アイシンシーホース 3 - 1 日立サンロッカーズ 竹内公輔
3 2009-2010 アイシンシーホース 竹内公輔 リンク栃木ブレックス 3 - 0 アイシンシーホース 田臥勇太
4 2010-2011 東北地方太平洋沖地震の影響で打ち切り。優勝なし。(但しリーグ戦の順位・個人賞は有効)

[編集] 各種タイトル

2009-2010シーズンでは、以下の表彰が行われる。

  • レギュラーシーズン表彰
    • レギュラーシーズン1位…レギュラーシーズン最終順位が1位のチーム
    • レギュラーシーズンMVP…レギュラーシーズンを通し、最も活躍した選手
    • ベスト5…レギュラーシーズンを通し、ポジション別に最も活躍した選手(各ポジション1名)
    • リーダーズ(8部門)…得点・アシスト・リバウンド・野投成功率・フリースロー成功率・3P成功率・スティール・ブロックショット、各部門1位の選手
  • シーズン表彰
    • JBL 2009-2010優勝…プレーオフで優勝したチームをJBL 2009-2010優勝チームとする
    • プレーオフMVP…プレーオフで最も活躍した選手
    • ルーキー・オブ・ザ・イヤー…シーズンを通し、最も活躍した新人選手(JBL新規登録選手が対象)
    • コーチ・オブ・ザ・イヤー…シーズンを通し、最もチームの勝利に貢献したコーチ
    • レフェリー・オブ・ザ・イヤー…シーズンを通し、最も優秀な審判員
    • 特別賞・功労賞…上記の賞には該当しないが、リーグに貢献した選手またはチーム

[編集] 放送について

2008-09シーズンは、スカイ・A sports+で録画を中心に(一部生中継もあり)、オールスター・プレーオフも中継する。主に、関西地区で開催される試合を中心に中継する(スーパーリーグ時代から中継)。

また、興行権を行使するチームでは地元地上波あるいはCATVで試合中継を行う場合もある。これまでの放送実績及び放送が予定される地元地上波あるいはCATVは、北海道が北海道放送北海道テレビ放送テレビ北海道、栃木がとちぎテレビ、三菱電機がスターキャットチャンネルとなっている。なお、北海道テレビ・とちぎテレビ・スターキャットでの放送は原則スカイ・エーとの共同制作であり、後日録画中継で配信している。

2008年11月22日に金沢市総合体育館で開催されたアイシンvs日立戦は24日に地元局である北陸放送で録画中継された。

なお、2007-08シーズンには、BS-i及びTBSチャンネルでも中継していた。こちらは、主に関東地区で開催された試合を中心にレギュラーシーズンを基本的に毎週1試合、プレーオフを放送していた[3]。番組名は「DUNK J JAPAN BASKETBALL LEAGUE」。

[編集] 課題

[編集] 完全プロ化への道

  • JBLは現在、8チーム中3チームしかオールプロのチームでなく、5チームが未だにプロアマ混成のチームである(東芝を除けばほとんどの選手がプロ契約をしている)。現在、世界の50カ国以上においてプロリーグが存在しており、日本協会も1990年代以降、プロリーグ化を検討してきた。しかし、結論は出ず、JBLスーパーリーグ新潟アルビレックスBBJBL日本リーグ埼玉ブロンコスが脱退し、bjリーグを創設するに至った。さらに、2007-2008シーズン終了後にはオーエスジーが浜松・東三河フェニックスとして転籍するなど、オールプロでないことによる影響は小さくない。他にも、TBSが1シーズン限りでJBLの試合中継を取りやめたり(スカイ・A sports+も放送数が減少)、JBLの新規参入チームがないなど、深刻な事態を招いている。さらに、JBL改組後のプレーオフ上位がプロアマ混成チームで占められるという、オールプロチームとの逆転現象が生じており、その是正が求められている。
  • また、トヨタのようにプロ化に反対するチームの存在も、プロ化が進まない要因となっている。トヨタの場合には、bjリーグへの移籍やbjリーグ出身選手との契約を一切行わないばかりでなく、いかなる理由でもbjリーグの選手・スタッフ・関係者に接触した場合には、最悪の場合契約解除もありうるという見解を示している。
  • プロ化反対の立場を取る理由としては、長引く景気低迷に伴い企業がスポーツに多額の出費をできない現状がある。JBLの企業チームの場合、バスケットボールの他にサッカーやモータースポーツなどのプロスポーツのスポンサーとなっていて、バスケットボールに手が回らないということも影響している。興行権を持つ場合、試合に関わる収入をチームのものにすることができる反面、試合運営もすべてチームで賄う故に経費も増大する。そのため、入場料等の収入がなければ逆に赤字を増やす結果となる。さらに2008年以降は世界金融危機の影響も重なり、プロアマ混成チームは人件費のかかる登録I種を縮小する(プロ契約選手を解除する一方で新人を社員として加入させたり、前所属チームとプロ契約していた選手を移籍先ではII種登録にするなど)傾向にあるため、JBLが目指す完全プロ化に逆行していることも懸念されている。

[編集] bjリーグとの関係正常化

前述のように、bjリーグは日本連盟から脱退したチームが創設したリーグであるため、創設当初は日本連盟は一切関わらない姿勢を見せていたが、世界選手権における混乱などにより、近年は関係正常化へ模索している状況である。近年ではbjリーグでプレーした選手がJBLに移籍する傾向も見られる。 2010年には日本協会・JBL・bjリーグの3者で次世代型トップリーグの創設に関する覚書を調印した他、アジア大会では石崎巧がbjリーグ所属選手として初めて日本代表に選出された。

[編集] マスコット

  • Hoopy(フーピー)

[編集] オフィシャルソング

[編集] スポンサー

オフィシャルパートナー
  • 三菱電機(2008-2009シーズンより、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズの親会社でもある)
オフィシャルサプライヤー
過去のオフィシャルサプライヤー

[編集] 脚注

  1. ^ 日程/結果トップ(日本バスケットボールリーグ)
  2. ^ JBL 2007-2008シーズン 「TVタイムアウト」の導入について(日本バスケットボールリーグ)
  3. ^ TV放送スケジュール(日本バスケットボールリーグ)

[編集] 関連記事

[編集] 外部リンク


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