ダスティン・ホフマン
ダスティン・ホフマン Dustin Hoffman | |||||||||||||||||
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2008年 | |||||||||||||||||
本名 | Dustin Lee Hoffman | ||||||||||||||||
生年月日 | 1937年8月8日(86歳) | ||||||||||||||||
出生地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス | ||||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||
職業 | 俳優 | ||||||||||||||||
ジャンル | 映画、舞台 | ||||||||||||||||
活動期間 | 1960年 - | ||||||||||||||||
活動内容 |
1967年:映画デビュー 1979年:アカデミー賞受賞 1988年:二度目のアカデミー賞受賞 | ||||||||||||||||
配偶者 |
アン・バーン(1969年 - 1980年) リサ・ゴットセーゲン(1980年 - ) | ||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||
『卒業』『真夜中のカーボーイ』 『大統領の陰謀』 『クレイマー、クレイマー』 『トッツィー』『レインマン』 『パフューム ある人殺しの物語』 | |||||||||||||||||
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ダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman, 本名: Dustin Lee Hoffman, 1937年8月8日 – )は、アメリカ合衆国の俳優。身長165cm。
来歴
カリフォルニア州ロサンゼルスにてセールスマンの父の元に生まれる。ウクライナからのユダヤ系の血と[1]とルーマニアからのユダヤ系の[2][3]血を引いている。ロサンゼルス高校卒業。ジャズピアニストになる希望を持っており、ロサンゼルス音楽学校に入学したが、その後医学に関心を持った彼は音楽学校を落第する前にサンタモニカ市立大学に入学し一年間学んだ。その間に「演劇科は誰も落第しない」と聞き、落第を避けるため最終的に演劇科を選択した。ジーン・ハックマンと共にパサデナ劇場で二年間演じた[4]。また彼らはしばらくの間ルームメイトだった。
ニューヨークに移り、小さなテレビ番組の役を含む一連の仕事を引き受けたが、自活するために演劇を一時離れ、教員の仕事に就いた。1960年にはオフ・ブロードウェイで初舞台を踏み、1961年にブロードウェイで初舞台を踏んだ。その後リー・ストラスバーグのアクターズ・スタジオで学び、『The Tiger Makes Out』(1967年)で映画デビューを果たした。
彼の名声は『卒業』(1967年)での不満を抱く大学生役で高まった。同作の演技でアカデミー主演男優賞ノミネートを受け、また『真夜中のカーボーイ』でもノミネートされた。アカデミー賞を受賞した『クレイマー、クレイマー』(1979年)や『レインマン』(1988年)といった作品から完璧主義者として知られており、それは時にスタッフ間との確執を生み、制作困難を引き起こすこともあった。
1983年にはブロードウェーに復帰し、『セールスマンの死』でウィリー・ローマン役を演じた。彼は『トッツィー』(1982年)や『ワグ・ザ・ドッグ』のような自らの主演映画を製作したパンチ・プロダクションを経営している。
2012年には初監督作品『カルテット! 人生のオペラハウス』がトロント国際映画祭で上映された[5]。
人物
1969年5月に結婚した最初の妻アン・バーン[6]との間に2人の娘カレンとジェンナがおり(カレンはアンの連れ子)、アンとの離婚後、1980年10月にリサ・ゴットセーゲンと再婚した。4人の子供、ヤコブ、マックス、レベッカ、アレクサンドラとコネティカットに住む。
熱烈な民主党支持者[7]であり、芸術界をも二分した下院非米活動委員会への激しい批判など、しばしば政治的発言でも注目される。
ロンドン中心部に位置するハイドパーク近くに約1000万ポンド(13億円/1ポンド130円計算)の家を所有している[8]。
黒柳徹子が大ファンで、「徹子の部屋」(2013年4月16日・17日放送分)にはホフマンが初出演した[9]。
主な出演作品
日本語吹き替えは、野沢那智がつとめる事が多かったが、近年では小川真司がつとめる事が多い。
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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1967 | 卒業 The Graduate |
ベン・ブラドック | 英国アカデミー賞新人賞 受賞 ゴールデングローブ賞新人賞 受賞 |
1968 | ダスティン・ホフマンの100万$大捜査線 Madigan's Millions |
ジェイソン | |
1969 | 真夜中のカーボーイ Midnight Cowboy |
ラッツォ | 英国アカデミー賞 主演男優賞 受賞 |
ジョンとメリー John and Mary |
ジョン | 英国アカデミー賞 主演男優賞 受賞 | |
1970 | 小さな巨人 Little Big Man |
ジャック・クラブ | |
1971 | わらの犬 Straw Dogs |
デヴィッド・サマー | |
1973 | パピヨン Papillon |
ルイ・ドガ | |
1974 | レニー・ブルース Lenny |
レニー・ブルース | |
1976 | 大統領の陰謀 All the President's Men |
カール・バーンスタイン | |
マラソンマン Marathon Man |
トーマス・リービ | ||
1978 | ストレート・タイム Straight Time |
マックス | 兼製作 |
1979 | アガサ 愛の失踪事件 Agatha |
スタントン | |
クレイマー、クレイマー Kramer vs. Kramer |
テッド・クレイマー | アカデミー主演男優賞 受賞 ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門) 受賞 ニューヨーク映画批評家協会賞 主演男優賞 受賞 | |
1982 | トッツィー Tootsie |
マイケル・ドーシー/ドロシー・マイケルズ | 英国アカデミー賞 主演男優賞 受賞 ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) 受賞 |
セールスマンの死 Death of a Salesman |
ウィリー・ロマン | テレビ映画 ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門) 受賞 エミー賞主演男優賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門) 受賞 | |
1987 | イシュタール Ishtar |
チャック・クラーク | |
1988 | レインマン Rain Man |
レイモンド | アカデミー主演男優賞受賞 ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門) 受賞 |
1989 | ファミリービジネス Family Business |
ヴィト・マクマレン | |
1990 | ディック・トレイシー Dick Tracy |
マンブルス | |
1991 | ビリー・バスゲイト Billy Bathgate |
ダッチ・シュルツ | |
フック Hook |
フック船長 | ||
1992 | 靴をなくした天使 Hero |
バーニー | |
1995 | アウトブレイク Outbreak |
サム・ダニエルズ大佐 | |
1996 | アメリカン・バッファロー American Buffalo |
ウォルト・ティーチャー | |
スリーパーズ Sleepers |
ダニー・スナイダー | ||
1997 | マッド・シティ Mad City |
マックス・ブラケット | |
ワグ・ザ・ドッグ Wag the Dog |
スタンレー | ||
1998 | スフィア Sphere |
ノーマン・グッドマン博士 | |
1999 | ジャンヌ・ダルク Jean of Arc |
ジャンヌの良心 | |
2002 | ムーンライト・マイル Moonlight Mile |
ベン・フロス | |
2003 | コンフィデンス Confidence |
キング | |
ニューオーリンズ・トライアル Runaway Jury |
ウェンドール・ローア | ||
2004 | ネバーランド Finding Neverland |
チャールズ・フローマン | |
ハッカビーズ I ♥ Huckabees |
ベルナード | ||
ミート・ザ・ペアレンツ2 Meet the Fockers |
バーニー・フォッカー | ||
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events |
批評家 | クレジットなし | |
2006 | パフューム ある人殺しの物語 Perfume ~The Story of a Murderer~ |
ジュゼッペ・バルディーニ | |
主人公は僕だった Stranger Than Fiction |
ジュールズ・ヒルバート | ||
2007 | マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 Mr. Magorium's Wonder Emporium |
エドワード・マゴリアム | |
2008 | カンフー・パンダ Kung Fu Panda |
シーフー老師 | 声の出演 |
新しい人生のはじめかた Last Chance Harvey |
ハーヴェイ・シャイン | ||
2010 | バーニーズ・バージョン ローマと共に Barney's Version |
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ミート・ザ・ペアレンツ3 Little Fockers |
バーニー・フォッカー | ||
2011 | カンフー・パンダ2 Kung Fu Panda 2 |
シーフー老師 | 声の出演 |
2014 | シェフ 三ツ星フードトラック始めました Chef |
リヴァ | |
靴職人と魔法のミシン The Cobbler |
アブラハム・シムキン | ||
ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声 Boychoir |
カーヴェル |
主な受賞
- アカデミー賞
- 1979年度 主演男優賞 『クレイマー、クレイマー』
- 1988年度 主演男優賞 『レインマン』
- ゴールデングローブ賞
- 1967年度 有望若手男優賞 『卒業』
- 1979年度 主演男優賞(ドラマ部門) 『クレイマー、クレイマー』
- 1982年度 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門) 『トッツィー』
- 1988年度 主演男優賞(ドラマ部門) 『レインマン』
- ヴェネツィア国際映画祭
- 1996年度 栄誉金獅子賞
- ベルリン国際映画祭
- 1989年度 金熊名誉賞
来日時のテレビ出演
- 森田一義アワー 笑っていいとも!(フジテレビ)
- 徹子の部屋(2013年4月16日、テレビ朝日)
ダスティン・ホフマンをモチーフにした日本の楽曲
- 大塚博堂「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」(1976年)
- ゆず「ダスティンホフマン」
- RAG FAIR「ヨーヨー・マン~気づけばそこに雪が降る」(歌詞中に本人の名が登場する)
- 岡村靖幸「聖書(バイブル)」(1988年9月21日)(歌詞中に本人の名が登場する)
- サザンオールスターズ「BIG STAR BLUES(ビッグスターの悲劇)」(歌詞中に本人の名が登場する)
- ARB「ウィスキー&ウォッカ」(アルバム「W」)(歌詞中に本人の名が登場する)
出典
- ^ “Jack Palance rejects russian award (Ukrainian)”. BBC Ukraine. 2010年8月10日閲覧。
- ^ “Dustin Hoffman: Finally, I can say I'm Jewish”. The Jewish Chronicle by Abigail Pogrebin. 2010年7月9日閲覧。
- ^ Abigail Pogrebin (October 2005). Stars of David: Prominent Jews Talk About Being Jewish. Broadway Books. ISBN 0767916123
- ^ “The 50-Year Hoffman-Hackman History”. The New York Times. (2003年10月12日) 2012年2月5日閲覧。
- ^ “ダスティン・ホフマンの初監督作、トロント映画祭で好評価”. Reuters.co.jp. (2012年9月12日) 2012年9月13日閲覧。
- ^ Dustin Hoffman at Tribute.ca. Retrieved January 23, 2008.
- ^ “Dustin Hoffman's Federal Campaign Contribution Report”. Newsmeat. 2008年1月23日閲覧。
- ^ ダスティン・ホフマン、散歩中に心停止で倒れた男性を救助! 2012年5月9日 ムービーコレクション
- ^ ダスティン・ホフマン「徹子の部屋」に出演!2日連続放送決定 2013年4月12日 映画.com ニュース
外部リンク
- ダスティン・ホフマン - allcinema
- Dustin Hoffman - IMDb(英語)