ハイン・S・ニョール
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ハイン・S・ニョール(Haing S. Ngor、1940年3月22日 - 1996年2月25日)は、カンボジア・プノンペン出身の産婦人科医、俳優。
ニョールはカンボジアで産婦人科医、また軍医として働いていた。しかし1975年にクメール・ルージュに捕らえられ、4年余りの間、強制労働と拷問に耐える生活を強いられた。処刑を逃れるため、医者であることと教育を受けたことを隠さなければならなかった。またその間に、妻と子供を早産で亡くしている。
1979年にクメール・ルージュの元からタイに脱出、1980年に難民としてアメリカ合衆国に移住する。
その後、カンボジア内戦に関する映画を制作中のキャスティング・ディレクターに見出され、1984年に『キリング・フィールド』に出演。カンボジア人の通訳兼ガイドのディス・プランを演じ、それまで演技経験がなかったにもかかわらずアカデミー助演男優賞及びゴールデングローブ賞 助演男優賞を受賞した。回想記に『キリング・フィールドからの生還 わがカンボジア〈殺戮の地〉』(ロジャー・ワーナー共著、吉岡晶子訳、光文社 1990年)がある。
その後も映画に出演したり、人権活動などに携わっていたが、1996年にロサンゼルスの自宅近くで強盗により射殺され、55年11ヶ月あまりの生涯を閉じた。
[編集] 主な出演作品
- キリング・フィールド The Killing Fields (1984)
- アイアン・トライアングル The Iron Triangle (1989)
- 天と地 Heaven & Earth (1993)
- マイ・ライフ My Life (1993)

