カンフー・パンダ

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カンフー・パンダ
Kung Fu Panda
監督 マーク・オズボーン
ジョン・スティーヴンソン
脚本 ジョナサン・エイベル
グレン・バーガー
原案 イーサン・リーフ
サイラス・ヴォリス
製作 メリッサ・コブ
製作総指揮 ビル・ダマスキ
出演者 ジャック・ブラック
ダスティン・ホフマン
アンジェリーナ・ジョリー
音楽 ハンス・ジマー
ジョン・パウエル
製作会社 ドリームワークス・アニメーション
配給 アメリカ合衆国の旗 ドリームワークス
日本の旗 アスミック・エース/角川映画
公開 アメリカ合衆国の旗 2008年6月6日
日本の旗 2008年7月26日
上映時間 92分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $130,000,000[1]
興行収入 $631,744,560[1]
次作 カンフー・パンダ2
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カンフー・パンダ』(原題: Kung Fu Panda)は、2008年公開のアメリカ映画

目次

概要[編集]

最初に映画はパロディとして考えられた。しかし、監督のジョン・スティーヴンソンたちスタッフは安易なパロディ・コメディにすることには興味を持てず、最終的に映画はコミック・キャラクターによるオリジナルの武侠映画へと纏まった。[2]世界観の構築のために、プロダクション・デザイナーのレイモンド・ジバックとアート・ディレクターのタン・ヘンは中国の絵画彫刻建築カンフー映画を研究し数年を過ごした。ジバックは大きな影響の一つは『HERO』、『LOVERS』、『グリーン・デスティニー』などのカンフー映画の色彩画面からだったと語る。[3]アニメーター香港映画の動きを研究、分析し作画の参考にしている。また、監督のマーク・オズボーンは日本のアニメのアクションのタイミングなどの手法も借りたとし、『獣兵衛忍風帖』、『フリクリ』、『カウボーイビバップ』、『サムライチャンプルー』、宮崎駿作品のようなアニメから大きなインスピレーションを受けたと語っている。[4]映画の冒頭は水墨画タッチの手描きアニメーションによって始まる。このオープニングシーンの監督はジェニファー・ユー・ネルソン、アニメーションディレクターのジェームス バクスターによって作られている。

香港のカンフー映画をとにかく研究しました。中でもジャッキー・チェンの作品は、カンフーとコメディを組み合わせて成功しているという意味でも『カンフー・パンダ』の参考になりました。僕たちは、過去のカンフー映画の名作シーンを1フレームごとに見て、動きを分析して、フルCGの作画の参考にしたのです。アニメーターはモーションキャプチャーを一切使わないで、今回のCGを描いています

マーク・オズボーン, [5]

映画はアメリカでは2008年6月6日に、日本では7月26日に公開。公式サイトによれば、7月2日に全世界で300億円突破。全米でのNo.1大ヒットに留まらず、オーストラリア台湾香港ベトナムニュージーランド南アフリカでもNo.1スタートを切ったほか、中国シンガポールマレーシアインドネシアフィリピンではアニメ作品の歴代1位の成績を獲得している[要出典]

本作品の番外編である「マスター・ファイブの秘密」の日本語版が2009年6月26日に発売された。

続編とテレビシリーズの製作が決定している[6]。テレビシリーズの放映は2010年で放送はアメリカのケーブルテレビ局ニコロデオンで声優は映画版とは異なる。全26回予定。

2011年には続編が3Dで公開された。

キャッチコピー[編集]

  • ここらで白黒つけようぜ!
  • 自分を信じろ。

ストーリー[編集]

舞台は古代の中国。安住の地で知られる平和の谷が凶悪なカンフー使い、タイ・ランに狙われてしまう。しかし彼に対抗できるのはウーグウェイ導師が選んだ伝説の「龍の戦士」だけだ。

そこでマスター・モンキーやマスター・カマキリといったカンフーの達人たちが選抜大会で腕を競うが、ウーグウェイ導師が選んだのは何とぐうたらで小心者のパンダ、ポー。カンフーへの熱意だけは人一倍のポーは達人の師匠・シーフー老師に弟子入りする。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


登場人物[編集]

ポー
今作の主人公であるジャイアントパンダ。実家はラーメン屋。カンフーおたくと呼べるほどのカンフー好きで、知識はかなりのものだが、実際のカンフーは一度もやったことが無い。ひょんなことでウーグウェイ導師に「龍の戦士」に任命されてしまい、シーフー老師の元で修行をすることに。マスター・ファイブよりずば抜けているのは、ラーメン作りと食い意地。
シーフー老師(レッサーパンダ
ウーグウェイ導師の弟子でありポー、タイガー、モンキー、カマキリ、ヘビ、ツルの師匠。タイ・ランの育成に失敗してしまったという過去があり、それ以来生徒達にはかなり厳しい態度をとる。ポーが「龍の戦士」に任命された時は猛反対し追い出そうとしたが、後にポーの才能を見出してからは本気で教えるようになる。かなりの達人であり、ウーグウェイ導師と長く付き合い続けているが、導師の言葉に時折翻弄されてしまい悩むことも。
タイ・ラン(ユキヒョウ
元々は、シーフー老師に拾われた捨て子の心優しきユキヒョウで誰もが認めるカンフーの達人だったが、ウーグウェイ導師に「龍の戦士」に任命されなかったことで「平和の谷」を破壊してしまい、それから20年もの間身動きが出来ない状態で脱獄不可能のチョーゴン刑務所に収監されてしまった。が、ついに脱獄に成功し20年も体が動かせなかったにもかかわらず、まったく衰えていない武術と復讐心で「平和の谷」を襲う。しかし、ポーが爆破スイッチを押し衝撃波に巻き込まれ敢えない最期を遂げてしまう。
マスター・サイ[ヴァチール所長](サイ
チョーゴン刑務所の所長。警備は100%完璧であるという自信を持っている。しかしシーフー老師からの「警備は十分ではないかもしれない」という言葉に腹を立てるのだが…。「カンフー・パンダ2」でシェン大老の前に命を落とした事がある。
ゼン(ガン
シーフー老師に仕えている使者であり、チョーゴン刑務所へシーフー老師からの伝言を伝えに行くが、ゼンが落とした一枚の羽から事態は大きく変わってしまう。
マスター・タイガー\Master tigress(トラ
マスターファイブの一人で、一番「龍の戦士」に近いといわれるメスの虎。パワーもスピードも精神も一流で自分に厳しいストイックな拳士。はじめはポーを信じられず、いろいろ厳しく接し、ポーにタイ・ランの過去も話した。タイ・ランが谷に近づいてきたとき真っ先にそれを他のマスターたちと共に阻止しに向かった。が、タイ・ランにより急所を突かれ敗退。
マスター・ツル\Master crane(ツル
マスターファイブの一人で、彼がみんなのまとめ役。オスではあるが、何故か母性を感じさせるところがある。優雅に空を舞うだけでなく、翼で攻撃を受け流す。
マスター・モンキー\Master monkey(サル
マスターファイブの一人で、身軽さと敏捷性では右に出るものはいない。五人のマスターの中では唯一武器を使用するシーンがある。陽気でかかわり易く、ポーをいろいろからかうのが趣味。
マスター・カマキリ\Master mantis(カマキリ
マスターファイブの一人で、体が一番小さい。しかしパワーもスピードも体のどこに宿っているのかと思うほど大きなもの。鍼師としての技術も一流。
マスター・ヘビ\Master viper(ヘビ
マスターファイブの一人で、気まぐれなメスのヘビ。変幻自在に動いて避けるだけでなく、己の体そのもので鞭のような打撃も繰り出すことが出来る。
ミスター・ピン(ガチョウ
ポーの父親で、ラーメン屋の店主。しかしなぜか鳥である。ポーが店を継いでくれることを期待している。彼が作る「秘密の材料スープ」でいつも店は大賑わいとなる。
ウーグウェイ導師(ゾウガメ
カンフーの始祖にしてシーフー老師の師匠。「平和の谷」の実質的な指導者でもある。かつて暴れまわったタイ・ランを、秘孔を突いて倒すほど、圧倒的な実力者。迷うシーフーに「ただ信じるのです。」と諭し、桃の木の花びらが散っていく中で静かに消滅していった。

キャスト[編集]

役名 原語版声優 日本語版声優
ポー ジャック・ブラック 山口達也
シーフー老師 ダスティン・ホフマン 笹野高史
タイ・ラン イアン・マクシェーン 中尾彬
マスター・タイガー アンジェリーナ・ジョリー 木村佳乃
マスター・モンキー ジャッキー・チェン 石丸博也
マスター・ヘビ ルーシー・リュー MEGUMI
マスター・カマキリ セス・ローガン 桐本琢也
マスター・ツル デヴィッド・クロス 真殿光昭
ゼン ダン・フォグラー 高木渉
ヴァチール所長 マイケル・クラーク・ダンカン 郷里大輔
ミスター・ピン ジェームズ・ホン 龍田直樹
ウーグウェイ導師 ランダル・ダク・キム 富田耕生

スタッフ[編集]

備考[編集]

映画の中でポーとシーフー老師が箸で肉まんをつかみ合うシーンは、ジャッキー・チェンが修行時に実際に行ったこと(彼の監督主演作『クレージーモンキー 笑拳』の中でも再現)であり、それをそのまま再現している。又、ジャッキーはオリジナル版(英語)に加えて中国向けの広東語・北京語版でも吹替えを担当しており唯一声優として3バージョンに参加したことになる。また、日本語吹き替えの際にもジャッキーの専属吹き替えである石丸博也が起用された。

ABCクッキングスタジオでは本映画とのコラボイベントを展開している。

中国国内でも評価は高く、政府の顧問委員会が「なぜ『カンフー・パンダ』のような作品が中国で製作されないのか」というテーマで討論を行ったという[7]

また新宿ピカデリー東京都新宿区新宿3丁目2008年7月19日オープン)のこけら落としとして7月14日に上映されている。

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]