アイアン・ジャイアント

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アイアン・ジャイアント
The Iron Giant
監督 ブラッド・バード
脚本 ティム・マッカンリーズ
製作 アリソン・アーバーテ
デス・マカナフ
製作総指揮 ピート・タウンゼンド
出演者 ジェニファー・アニストン
ハリー・コニック・Jr.
ヴィン・ディーゼル
音楽 マイケル・ケイメン
撮影 スティーブン・ウィルズバック
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 1999年8月6日
日本の旗 2000年4月15日
上映時間 86分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 4800万ドル
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アイアン・ジャイアント』(The Iron Giant)は、ブラッド・バードが監督を務めた、ワーナー・ブラザースによる長編アニメーション映画。

作品概要[編集]

テッド・ヒューズの執筆した『アイアン・マン-鉄の巨人-英語版』が原作となっている[1]。『アイアン・マン』では鉄の巨人が正義の味方として扱われているが、映画のアイアン・ジャイアントは少年との友情を育む一方で、大人達の疑念に追い込まれていく。

アイアン・ジャイアントはコンピュータグラフィックスで描写されているが、手書き作画の質感を取り入れており2D作画との親和に成功している[1]

公開時のパンフレットには、絵本のように丁寧な装丁が施されていた。

アメリカでの興行収入は制作費の4分の1に過ぎないが[要出典]Yahoo!の映画レビューの投稿数が増え続けており、さらに最高5点の評点で常に4.5点以上の平均点数を維持している[独自研究?]、数少ない作品のひとつとなっている。

1999年のアニー賞では、全10部門中9部門を受賞。さらに同年の第25回ロサンゼルス映画批評家協会賞ではアニメーション賞も受賞している。

この作品の後、監督のブラッド・バード2004年ピクサーへ移り、『Mr.インクレディブル』、『レミーのおいしいレストラン』の監督を務めた。

日本では2000年7月20日にDVDが発売され、その後もスペシャル・エディションや廉価版が発売されている。

あらすじ[編集]

ソビエト連邦からスプートニク1号が打ち上げられた1957年、アメリカはメイン州の沖合い。嵐に遭遇した漁師は、巨大な流星と不自然な二条の光線、そして巨大な影を目撃する。

数日後、少年ホーガースは、電線に絡まった巨大なロボット、アイアン・ジャイアントを助け、すぐに仲良くなった。

誰からも見つからぬよう過ごしていた彼らだが、ある日、アイアン・ジャイアントの存在を探ろうと捜査官のマンズリーが現れる。

キャラクターと声の出演[編集]

ホーガース・ヒューズ
- イーライ・マリエンタール/日 - 進藤一宏
メイン州の郊外のロックウェルで生まれ育った元気な少年。漫画のスーパーマンに憧れる。
アイアン・ジャイアント
声 - ヴィン・ディーゼル/日 - 郷里大輔
心優しい謎のロボット。どこから何をしに来たのか、自身もわかっていない。自己再生機能を有しており、バラバラになっても修復が可能。鉄が好物。
アニー・ヒューズ
声 - ジェニファー・アニストン/日 - 日高のり子
ホーガースの母親。夫を朝鮮戦争で亡くしている(パンフレットより)。
ディーン・マッコーピン
声 - ハリー・コニック・Jr/日 - 井上和彦
スクラップ場のオーナー。くず鉄からアートを作る、一見変人の「自称」芸術家。彼の台詞「なりたい自分になればいい」は、作中で重要なキーワードとなっている。
ケント・マンズリー
声 - クリストファー・マクドナルド/日 - 大塚芳忠
アイアンに固執する捜査官。「空から来るものはすべて敵のソ連からの兵器だ」という先入観に凝り固まり、目的のためには後先考えずに行動する男。

脚注[編集]

  1. ^ a b 『宇宙船YEAR BOOK 2000』 朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、2000年4月20日、36-38頁。雑誌コード:01844-04。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]