ナショナル・フィルム・アワード

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ナショナル・フィルム・アワード
受賞対象 優秀なインド映画
主催 映画祭管理委員会
インドの旗 インド
授賞式会場 ニューデリー
初回 1954年10月10日 (1954-10-10)
最新回 2012年5月3日 (2012-05-03)
公式サイト [[1] dff.nic.in/%20dff.nic.in]]
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ナショナル・フィルム・アワード (英語: National Film Awards) はインド国際映画祭において発表される、インド映画界における最大規模の映画賞である。

概要[編集]

1954年に設立された。1973年以降は、インド国際映画祭とともに、インド政府映画祭管理委員会英語版によって管理されている[1][2]

毎年、映画祭選考委員会推薦の映画と、一般エントリーにおいて選考を勝ち上がった映画がニューデリーインド大統領により開催される本選考に進むことができる。本選考に進んだ映画は表彰式の場となるインド国際映画祭において一般公開される。前年度にインド映画を含む世界中で作成された映画が選考対象となる。また、インド国内の映画については、各州の最優秀賞を獲得した映画とインド国内の言語別最優秀賞を獲得した映画がエントリーされる。選考対象となる映画数、映画賞の多さにより、ナショナル・フィルム・アワードはアメリカ合衆国の映画賞であるアカデミー賞と同等の価値のある賞であるとみなされている[3][4]

審査方法[編集]

現在、ナショナル・フィルム・アワードには推薦映画部門と一般選考映画部門という2つの主要映画賞部門がある。映画推薦映画部門の推薦委員会は2009年にラフール・ドラキア英語版ブッダデーバ・ダーサグプタ英語版などを含む13人の委員によって発足した。一般選考部門の選考委員会はビクラム・シンガを含む5人の委員によって構成されている[5]。選考委員会は映画祭管理委員会によって任命されるが、インド政府や映画祭管理委員会は選考過程には関与しない。選考委員会による選考に関しては毎年厳しい批判がある。推薦映画部門、一般選考映画部門あわせて毎年100を超える映画がインド国内外からナショナル・フィルム・アワードにエントリーされる。

選考ルールは毎年変更され、ナショナル・フィルム・アワード・レギュレーションという文書として公開される。レギュレーションの内容は多岐にわたり、特にインド国内の映画会社や映画監督の作品に関しては非常に多くの規定が存在する[6]。エントリーする映画はインド国内で撮影、制作する必要があり、外国の映画会社との共同制作映画の場合は選考へのエントリーにあたって6つの基準をクリアする必要がある[6]。また、エントリーの際には前年の1月1日から12月31日までに映画認定中央委員会英語版に申請する必要がある。申請の認可が降りた場合、推薦映画選考委員会により、推薦映画部門と一般選考部門どちらでエントリーされるかが決定される。この部門の映画分類方法に関してもナショナル・フィルム・アワード・レギュレーションで定義されている[6]

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賞は大きく分けて、推薦映画部門、一般選考部門、映画評論部門の3つの部門から構成されている。推薦映画部門と一般選考部門では映画の芸術性、技術性、インド各州の独自文化の表現性、国家団結の表現性などが評価対象となる。映画評論部門では新聞やテレビ、映画専門誌などのメディアや映画研究における批評の的確さ、映画の宣伝普及への貢献度によって評価される[7]

また、インド映画の父と呼ばれるダーダーサーハバ・パールケー英語版にちなんだダーダーサーハバ・パールケー賞という特別賞があり、インド映画発展に貢献した人物に贈られる[7][8]

ナショナル・フィルム・アワード受賞者にはメダルと賞金、表彰状が授与される。推薦映画部門の6つのカテゴリ、一般選考部門の2つのカテゴリ、映画評論部門では、金蓮賞 (Swarna Kamal) と銀蓮賞 (Rajat Kamal)がない[7]

特別賞[編集]

推薦映画部門[編集]

金蓮賞[編集]

公式名: Swarna Kamal

  • 最優秀推薦映画賞
  • 最優秀監督賞
  • 最優秀娯楽賞
  • 最優秀子供向け映画賞
  • 最優秀若手監督賞
  • 最優秀アニメーション映画賞

銀蓮賞[編集]

公式名: Rajat Kamal

  • 最優秀男優賞
  • 最優秀女優賞
  • 最優秀助演男優賞
  • 最優秀助演女優賞
  • 最優秀子役賞
  • 最優秀音楽監督賞
  • 最優秀男性歌手賞
  • 最優秀女性歌手賞
  • 最優秀作詞賞
  • 最優秀美術賞
  • 最優秀音響監督賞
  • 最優秀振付賞
  • 最優秀撮影技術賞
  • 最優秀衣装デザイン賞
  • 最優秀編集賞
  • 最優秀スタイリスト賞
  • 最優秀脚本賞
  • 最優秀特殊効果賞
  • 審査委員特別賞


  • 最優秀環境映画賞
  • 最優秀家族福祉賞
  • 最優秀国家団結賞
  • 最優秀社会映画部門賞


インド憲法の憲法第8附則でインドの公用語とされている言語で制作された推薦映画賞:


インド憲法の憲法第8附則でインドの公用語とはされていない言語で制作された推薦映画賞:

現在は廃止された賞[編集]

  • 優秀推薦映画賞
  • 佳作推薦映画賞
  • 最優秀映画構成賞

一般選考部門[編集]

金蓮賞[編集]

公式名: Swarna Kamal

  • 最優秀映画賞
  • 最優秀監督賞

銀蓮賞[編集]

公式名: Rajat Kamal

  • デビュー作映画監督賞
  • 最優秀音響監督賞
  • 最優秀撮影技術賞
  • 審査委員特別賞
  • 最優秀映画編集賞
  • 最優秀映画音楽賞
  • 最優秀ナレーション賞


  • 最優秀農業映画賞
  • 最優秀アニメーション映画賞
  • 最優秀民族映画賞
  • 最優秀文化・芸術映画賞
  • 最優秀伝記映画賞
  • 最優秀教育映画賞
  • 最優秀環境映画賞
  • 最優秀冒険映画賞
  • 最優秀家族福祉賞
  • 最優秀歴史映画賞
  • 最優秀調査映画賞
  • 最優秀広告映画賞
  • 最優秀科学映画賞
  • 最優秀フィクション短編映画賞
  • 最優秀社会映画賞

現在は廃止された賞[編集]

  • 最優秀実験映画賞
  • 最優秀スライド映画賞
  • 最優秀工業映画賞
  • 最優秀ニュースレヴュー
  • 最優秀ニュース映画カメラマン賞

映画評論部門[編集]

金蓮賞[編集]

公式名: Swarna Kamal

  • 最優秀映画書籍賞
  • 最優秀映画批評賞

特別賞[編集]

  • 映画書籍特別賞
  • 映画批評特別賞

脚注[編集]

  1. ^ Official site Directorate of Film Festivals
  2. ^ Film Festival
  3. ^ National Film Awards (India's Oscars)”. Film Movement. 2012年11月10日閲覧。
  4. ^ We have lots to give the West: Rahman”. The Hindu (2009年2月20日). 2012年11月10日閲覧。
  5. ^ Directorate of Film Festivals, Ministry of Information & Broadcasting-54th National Film Awards”. 2012年11月10日閲覧。
  6. ^ a b c 55th National Film Awards Regulations. Eligibility. Pages 2–3.
  7. ^ a b c “59th National Film Awards: Regulations” (PDF) (プレスリリース), Directorate of Film Festivals, p. 2,4,12,14,22,24,25,30, http://dff.nic.in/59th_NFA_Regulations_1.pdf 2012年11月10日閲覧。 
  8. ^ Dadasaheb Phalke Award Past Recipients”. Directorate of Film Festivals. 2012年11月10日閲覧。

参考資料[編集]

  • Matthew, K.M. (2006), Manorama Yearbook 2006, Malayala Manorama, India, ISBN 81-89004-07-7 

外部リンク[編集]