ユキヒョウ

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?ユキヒョウ

ユキヒョウ Panthera uncia
保全状態評価
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ファイル:Status iucn3.1 EN.svg
分類
: 動物Animalia
: 脊索動物Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ネコ目 Carnivora
: ネコ科 Felidae
亜科 : ヒョウ亜科 Pantherinae
: ヒョウ属 Panthera
: ユキヒョウ P. uncia
学名
Panthera uncia
シノニム
Uncia uncia (Schreber, 1775)
英名
Snow Leopard

ユキヒョウ Panthera uncia雪豹)は、ネコ目(食肉目)ネコ科に属する哺乳動物分類学上の位置づけは明確でなく、独立した属に分類し、学名 Uncia uncia とする考えもある。中央アジアの高原や高山地帯に生息する、非常に珍しい動物。全身は灰白色の長い毛で密に覆われ、黒い斑紋や縞模様がある。雪山の過酷な環境に適応し、独自の進化を遂げた。

目次

[編集] 形態

頭胴長100~130cm尾長80~100cm体重23~75kg。寒さを防ぐため、長い体毛は非常に高密度に生えている。また冷たく滑りやすい雪の上も歩けるように、足の裏の肉球部分にも毛が生えている。体色はやや黄褐色を帯びた灰白色地に、不鮮明な暗褐色のまだら模様が散在する。尾は縞模様。これは名前の通りの多い地での保護色となっている。

[編集] 分布・生態

ユキヒョウの生息範囲

中央アジアからチベットアフガニスタンカシミールヒマラヤ山脈などの高原や山岳地帯に生息する。夏は森林限界より上の高度6000m付近の高原や高山で過ごし、冬になると獲物を求めて2000m程度の森林地帯まで降りてくる。岩山の斜面では長い尾で巧みにバランスをとり、ごつごつして不安定な岩の上でも軽々と動く。岩の間にできた洞穴を住処とし、雌は1度に2~4頭の子どもを産み育てる。

高山は餌となる動物が少ないので、必然的にその食性は幅広くなり、自分の3 倍もの大きさの動物でも仕留めて食べることがある。狩りの対象となるのは、アイベックスマーコールバーラルアオヒツジ)、ヒマラヤジャコウジカイノシシウサギ、それに鳥類である。家畜を襲うこともある。ユキヒョウは狙った獲物よりできるだけ高い位置で待ち伏せをし、岩の急斜面を一気に駆け下りて獲物を仕留める。ときには15mもの跳躍を見せることがある。

[編集] 絶滅危惧種

美しい毛皮はヒョウの仲間の中でも特に希少価値が高いため、1960年代には密猟が相次ぎ、その数は一時1000頭にまで減少したとされる。しかし近年の保護活動の甲斐あってか、個体数は5000頭程度にまで回復した。現在、他の大型ネコ類と同様に絶滅危惧種に指定され、保護の対象となっている。

[編集] 日本で見られる動物園

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク