クッパ (ゲームキャラクター)
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クッパ (Koopa) は、任天堂が発売したコンピュータゲームソフトのシリーズ、マリオシリーズに登場する架空のキャラクター。
「大魔王クッパ」と呼ばれる事もある(初期のころは「クッパ大王」、「魔王クッパ」と呼ばれていたことも)。声優は作品によって異なる。
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[編集] 概要
クッパ軍団(初期はカメ帝国とも)のボスキャラクター。怪獣(あるいはガメラ。)を思わせる姿をした巨大なカメで、黄色と緑色からなる皮膚と赤色の鬣を持ち、甲羅には10本のトゲが、頭には鋭い角が付いている(この容姿からするとカメ一族から派生したいわゆる「ボス」的存在とも言える)。また、側面に棘が付いている黒い腕輪と首輪をはめている。自然界のカメとは異なり、直立2足歩行で歩く(作品によって走る時は4足歩行になる)。性別はオス。身長は(マリオの身長が約160cmだとする説を元にすると)通常2mほどだが、魔法などを使うことによって巨大化することが可能。年齢はマリオとほぼ同じ(年齢の差は1 - 5歳くらいの差らしい)[1]。得意技は口から吐く灼熱の炎だが、その他の設定は作品毎に異なっている。
しばしばピーチ姫をさらい、キノコ王国の平和を乱し、大勢の部下と共に暴挙を繰り返すが、その度にマリオ(一部例外有)に野望を阻止されている。
ピーチをさらう理由に関して、初登場の『スーパーマリオブラザーズ』では、彼女は自分が掛けた魔法を解く力を持っているから(初期の作品では、ゲーム中のブロックや土管は、クッパが魔法でキノコ族を変身させた物とされていた)という理由が一応存在したが、それ以降はこれといった理由も示さないままピーチをさらっていくことがほとんどになっている。特異な例としては『スーパーマリオサンシャイン』でクッパJr.(後述)の母親代わりに、という理由でピーチをさらっている。『スーパープリンセスピーチ』において、ピーチではなくマリオやルイージ、キノピオを誘拐したという珍しい例もある。また、マリオシリーズ中の一部の作品では「クッパがピーチ姫を誘拐し、最終的にそれをマリオが救出する」流れはもはや当たり前のことの様に、作品中の登場人物が示唆している描写も散見される[2]。
外見は1960年に東映動画が制作した『西遊記』に登場する牛魔王を元にしている[3]。宮本茂が描いたスーパーマリオブラザーズの箱絵のクッパには劇中と違い角が無かったが、小田部羊一が再デザインを担当してからは劇中同様の角が生えている様に成った。 名前は『スーパーマリオブラザーズ』の開発者たちが、ボスキャラの名前を決めあぐねたときに、ある者が「焼肉屋に行ってクッパを食べたい」と言ったためだといわれている。また、海外版では、Bowser(バウザー。番犬という意味)というニックネームで呼ばれており、Koopaはノコノコなどカメ一族の総称である。King Koopa(クッパ王)とも呼ばれている。(前述のとおりKoopaはカメ一族の総称であるため、カメ一族の王といった意味合いであると思えばよい)。
一時期ゲームの表舞台から姿を消し、マリオのライバルの座をワリオに譲ったかに見えたが、その後ワリオ自身が主人公になるゲームが増え、ワリオが悪役としてマリオと対決する場面はほとんど見られなくなった。それに対し、クッパはマリオおよびマリオファミリーの「宿敵」という初期からの関係を保っている(『大乱闘スマッシュブラザーズX』においてはクッパは「マリオの永遠のライバル」、ワリオは「マリオの自称ライバル」と解説されている)。
[編集] 人物
性格は非常に頑固かつ我が侭で、誰に対しても高圧的な態度を取るが、自惚れ易い上にどこか抜けているため、他人に騙されたり利用されることが多い。毎回周囲にとって迷惑な行為を繰り返しているものの、根は善人であるということを様々な作品で覗かせている。シリーズ初期から続く因縁からか、マリオには強い敵対心を燃やしている。また親分肌な所もあり、部下や息子達からはかなり慕われている模様。部下達が裏切ったり逃げ出しても許す心の広さも持ち合わせ、部下たちの忠誠心は強く、また、クッパ自身も彼らに対してかなりの信頼を置いているようである。本人曰く、キノコ王国の国民。
なお、クッパがゲーム内で初めて明確な人格を与えられたのが『スーパーマリオRPG』であり、現在に繋がるクッパの性格・口調も本作においてほぼ完成されていた。
一人称は、現在の公式設定では「ワガハイ」であるが、初期の作品では「おれさま」だった(一部の作品、マンガでは「ワシ」等も存在する)。
好物は『ペーパーマリオRPG』、『マリオ&ルイージRPG3』などから見て肉類のようで、味覚は辛党のようである[4]。このことから、野菜や菌茸類はあまり好きではないということが窺える。
作品によってはマリオを本気で倒そうとする姿勢を見せたり、マリオ達と仲良くテニスやカートレースといったスポーツに興じる事もある。また、『マリオパーティ』シリーズではマリオたちの妨害をしながらも内心では彼らと一緒に楽しみたいという様子を見せる事も多い。
[編集] 能力
マリオの宿敵かつクッパ軍団の首領の名に恥じない、強大な戦闘能力や数々の技を持っており、主に以下のようなものがある。
- 火炎
- デビュー作『スーパーマリオブラザーズ』の頃より得意としている、クッパを代表する攻撃。口から灼熱の炎を吐き出す。作品によって火炎放射であったり火球であったりと描写が異なっている(両パターン使う作品もあり、使い分けられるとも考えられる)。後述の魔法なのかどうかは不明だが、炎は口ではなく稀に手から放つこともある[5]。
- 巨体や怪力を活かした攻撃
- 持ち前の巨体から生み出させる怪力やその重量を活かした攻撃。
- パンチ
- 『マリオ&ルイージRPG3!!!』にて、基本攻撃技として使用。対象へ向かって強烈な拳打を叩き込み、後方へ大きく仰け反らせる。その破壊力は尋常ではなく、岩をも粉砕する。
- 急降下プレス
- 大ジャンプして急降下落下し、相手を押し潰す攻撃。着地時の衝撃で、周囲に衝撃波を発生させる作品もある。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでは相手を掴みながらジャンプし、落下と同時に圧し掛かるという応用型も見せている。
- ベビィクッパの頃から得意とし現在も多用する攻撃だが、『スーパーマリオブラザーズ3』や『スーパーマリオギャラクシー』などこれが原因で自滅した例もある。
- 爪などを用いた肉弾戦
- 鋭い爪や牙、角や甲羅のトゲを怪力と組み合わせた肉弾戦。
- 爪による引き裂きや角を向けた頭突き、甲羅に篭った状態での突進など作品によって様々なバリエーションが存在する。
- ものの投擲
- ハンマーやワンワン、爆弾などを相手に投げつけて攻撃する。
- 魔法
- デビュー作『スーパーマリオブラザーズ』におけるクッパは強力な魔法が使えるとされており、ステージ道中で登場するレンガや土管は、そのクッパの魔法によって姿を変えられたキノコ王国の住人であるという設定になっていた。近年では、そのような「魔法を使える」という設定が強調されることはほぼ無くなったが、決して設定そのものが消滅している訳ではなく、各作品の節々において、クッパ自身が独自の魔法と思わしき能力を使用している場面が見受けられる。
[編集] 歴史
クッパが最初に登場したのは『スーパーマリオブラザーズ』(1985年)であり、8つ存在する各ワールドの4番目にあたる城ステージの最奥にて、真下に溶岩を臨む吊り橋の上で待ちかまえていた。前後へゆっくり動きながら、炎を吐いたりハンマーを投げたりしてマリオ(プレイヤー)を攻撃してくる。ワールド8以外で登場するクッパは部下が変身した偽者であり、ファイヤーボールを5回当てると正体を現して倒れる。斧を毎回吊り橋の傍に置いているため、クッパの後ろ側に回り込んだマリオに吊り橋の縄を切られて溶岩へ転落するという、当時からみっともないやられ方を披露していた。
- スーパーマリオブラザーズ3(1988年)
- クッパの子供であるコクッパ7人衆が本作より初登場。今回は飛行船や戦車といった大型の兵器も動員している。マリオが7つの国から奪われた魔法の杖を、飛行船を駆るコクッパ達から取り返している間にピーチ姫を誘拐した。なお、軍団内で首領的立場にある彼が王冠を被るのは、今の所この作品のみである。
- 戦闘では炎を吐く以外に、マリオを上方から踏み潰そうとする攻撃を行うが、下が脆いレンガだった為、文字通り自ら墓穴を掘って自滅するという結果に終わった(ファイアボールやハンマーを何発か当てることで倒すことも可能)。
- スーパーマリオワールド(1990年)
- マリオ達がヨースター島にてバカンスを楽しんでいた所を襲撃し、ピーチ姫を誘拐。同時にヨースター島も占拠し、島に生息していたヨッシー達を卵の中に閉じ込めた。当人はラムネ海溝の谷に構えた城の奥にて待ち構えている。
- 今回は「クッパクラウン」(後述)という小型の飛行船に乗って登場。前2作と違い、常に空中にいる上、マリオの通常の攻撃手段は一切通じないが、時折投下されるメカクッパをクッパの頭上へ投げ飛ばすことでダメージを与えられる(今作ではファイアボールでは倒せない)。
- スーパーマリオ ヨッシーアイランド(1995年)
- ストーリーにおいてはクライマックスにしか登場しないが、この作品でベビークッパが初登場し、マリオブラザーズと初めての因縁が明らかとなった。ベビークッパのおつきであるカメックの占いによって、コウノトリに運ばれている最中だったマリオ兄弟が後にカメ一族を脅かす存在となることが判明したため2人を強奪しようとするがマリオの強奪に失敗し、ルイージ奪還のためヨッシーとマリオがクッパ城に訪れたことで初対面となった。当時のクッパはマリオに関心を抱いていなかったが(興味の対象であるヨッシーに乗っている、ということで敵視された)、この戦いで負けたことが後の因縁に繋がっていったようである。
- 最終決戦時はカメックの魔法で巨大化して「ビッグクッパ」となる。この際の大きさは、クッパ城を崩壊させながら巨大化し、突進攻撃を阻止できないと城を完全に押しつぶして破壊・粉砕してしまうという途轍もないサイズで、シリーズを通して最大級の大きさである。
- スーパーマリオRPG(1996年)
- いつものようにピーチを誘拐するが、上空から降ってきたカリバーがクッパ城へ突き刺さったことにより、遥か遠くへ吹き飛ばされてしまう。自分の城へ帰るべく、残った僅かな部下達と共に放浪の旅を続けていたが、ブッキータワーにて同じく旅をしていたマリオ達と遭遇する。当初マリオ達とは決して相容れようとはしなかったが、後に戦力増強という名目で、マリオをクッパ軍団に入団させ(これは彼が言っているだけで、実際はクッパ側がマリオの仲間になっているに過ぎない)、共にカジオー討伐に向かう。
- この作品では、大魔王としての威厳はあまり無く、旅先でしつこく文句を言うものの、利害の一致によって結局は最後までマリオの仲間として行動することになった。また、今回は不忠誠とも言えるような行動を取った部下達を許したり、ブッキータワーに幽閉されていたワンワンに同情し仲間にする等、軍団の首領としての器の大きさを見せる場面もある。物理的な攻撃力・耐久力は高い反面、魔法関係のステータスや素早さが低いという典型的なパワータイプとして活躍した。通常武器は爪もしくはワンワン。またマリオを敵に投げつけるという荒技も使用している。
- スーパーマリオ64(1996年)
- ピーチ城のパワースターを奪うことで、ピーチ姫や臣下のキノピオ達と一緒に城を丸ごと占拠する。パワースターの力で、城内のあちこちに飾られている絵の中の世界すらも占拠し、パワースターの断片を各所に隠していた。
- 今回は合計3回戦う事になり、対決する度に攻撃パターンが変化する。巨体に見合った怪力や口から吐き出す灼熱の炎、この他にも瞬間移動を使ったり、地震を起こして足場を狭めたりと手強いが、何故か毎回ステージの周囲に爆弾を設置していた為、これを利用されマリオに撃破される。なお、本作のクッパは3D空間で迫力を持たせるため、他の作品に比べ非常に大きく描かれている。
- レッキングクルー'98(1998年)
- マリオが旅に出ている間にキノコ王国のあちこちにアジト支部を建設し、住民や植物たちを困らせていた。真のエンディングでブラッキーにそそのかされての行為だったことが明らかになる。なお、この作品のクッパはほかのマリオキャラクター同様ヘルメットをかぶっている。
- マリオストーリー(2000年)
- 世界征服の野望達成とマリオに完全勝利する為に「スターの杖」を奪い、星の精達をカードに封印した。ストーリーの冒頭ではマリオに勝利すると同時にピーチを捕獲するが、この際、「ピーチ城の真下に飛行船と連結したクッパ城を建造し、城ごと連れて行く」という前代未聞の方法を取っている(後にこの城ごとさらう方法は『スーパーマリオギャラクシー』でも使用した)。
- 作品中ではオープニングのイベントバトルを含め、計3回戦うことになる。終盤の2度にわたる決戦では、自身を完全無敵状態にするばかりか、強力な攻撃・回復魔法など、「スターの杖」をフルに活用しており、シリーズ屈指の強さでマリオに立ちはだかる。また、この作品では彼の側近としてカメックババが初登場する。
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX(2001年)
- 新キャラクターとして参戦した。なお、N64版スマブラの公式サイト「スマブラ拳!!」で行われたアンケート「スマブラ2があるとしたら出てほしいキャラ」では2位のピーチに100票以上の差をつけダントツの1位となっており、さらに初代N64版においても、登場の予定はあったものの、諸々の事情によりカットになったと語られている。
- 描写がよりリアルになり、多彩な攻撃も出来る様になった。リアル化とともに従来より更に凶暴そうなデザインとなり、さながら怪獣のようになった。クッパが甲羅に入る動作をしたのは今作が初めてである。また、イレギュラーキャラの一員として、ギガクッパというキャラも登場する。
- なお、このゲームでは「乱闘」というゲームの都合により、クッパの大きさは他キャラクターより1回り大きい程度にされている。パワー・重さは最強だが、コンボなどが少なく、歩行速度や攻撃速度が非常に遅いため、使いこなすのは非常に難しい。声はサウンドエフェクトが使われている。
- スーパーマリオサンシャイン(2002年)
- ドルピック島における一連の事件の黒幕として登場。ニセマリオの正体にして、今作でシリーズ初登場となった息子、クッパ Jr.に指示を与えていた。マリオがコロナマウンテンの頂上に到着した際には、頂上でピーチ、クッパJr.と共に温泉に浸かっており、そこからマリオに攻撃を仕掛けてくる。元々彼にそういった類の能力が備わっているのか、温泉の湯を吸収したことによる一時的な状態なのかは不明であるが、戦闘時の彼は何故か普段とは到底比べ物にならない程の巨体となっている(エンディングでは通常の大きさに戻っていた)。
- また、今回はクッパに初めて声優が当てられた。担当はデロレス・ロジャース。
- NINTENDOパズルコレクション(2003年)
- 『ヨッシーのクッキー』のストーリーモードでは、ピーチの誕生日に備えてマリオとヨッシーが作っていたクッキーを強奪してしまうが、ストーリーモードの最後でこのお話はマリオとヨッシーが作った紙人形劇だったことが明らかになる。オリジナルのラウンドクリア後に流れる寸劇『コーヒータイム』にも登場している。
- マリオ&ルイージRPG(2003年)
- ピーチの声がバクダン声のままでは適わないという理由でマリオ達と協力し、騒動の黒幕である魔女ゲラゲモーナを倒そうとするが、最新兵器のカメジェットをゲラコビッツに破壊され、序盤のボス「ホッスィー大魔王(自称)」に捕らえられてしまう。その後の成り行きでマリオ達とはぐれ、一時的に記憶喪失となる。そして、泥棒パーニョの手下になったり、ゲラゲモーナに憑依されたりとその立場は二転三転する。最終的には訳も分からぬままにクッパ城を爆破され、当人は海へ吹っ飛ばされてしまう。エンディングにおいてもマメックに回収され、マリオブラザーズへのプレゼントにされるなど、まさに踏んだり蹴ったりな役回りであった。
- なお、このゲームでは13年ぶりにコクッパ7人衆が登場した。
- ペーパーマリオRPG(2004年)
- クッパ自身が、ルイージ同様本編においてではないが冒険をしている。本編でマリオがボスを倒した後に、視点がマリオからクッパに移り、その途中経過を見ることができ、その中でスーパークッパブラザーズというクッパを操作してゴールまで向かうゲームをクリアすることになる。また、クッパ側のストーリーと本編は一部でリンクすることがある。
- 宿敵マリオとは本編中で2回戦う。1回目はステージ3の中ボス(戦闘が終わると軽くあしらわれるようにいなくなってしまう)、2回目はラスボスの一歩手前のボスという彼としては微妙なポジションで現れる。つまり、準主役のようでもあり、大ボスではないが悪役ではある、という役回りである。
- ヨッシーの万有引力(2004年)
- タマゴじんを魔力でリンゴにしてしまうなど、悪事の限りを尽くしている。それを見かねた本の大精霊ゴッホンはクッパを絵本に封じるがその際、ヨッシーアイランドごと封印してしまったため、その封印を解くために立ち上がったヨッシーを絵本の最後のページで待ち構える。
- しかしその戦いでは、攻撃はほとんど手下のザコキャラや上空から降下してくるパラシュート付きの爆弾にまかせ、本人はたまに火炎放射を吹くだけであり、パラシュート付きの爆弾で(ヨッシーに重力を操られているものの)自滅したりするなど、彼らしい活躍は見られなかった。
- マリオ&ルイージRPG2(2005年)
- 初めて登場するのはゲーム中盤。なおかつ出番は少なく、むしろべビィクッパのほうが出番は多い。今回起きた騒動を知らぬ彼はピーチ姫をさらうはずが、彼女に変装したゲドンコ姫(妹)をさらってしまう。逃走先のドッスン・ボルケーノではクッパの幼少時代であるべビィクッパと遭遇。2人は過去(未来)の自分とも知らず、お互いに悪態を突き合っていた。
- 戦う場面は2回あり、1回目はステージ中盤でベビィクッパとともに戦う。さらに、ゲドンコ姫がただのキノコに戻ったあとにそのキノコを食べ(正確にはキノコが勝手に動いてクッパの口に勝手に入った)、ゲドクッパとなってマリオに決戦を挑む。1回目はベビィクッパとともに戦うのだが、2回目のゲドクッパ戦ではマリオ・ルイージ側に回復や攻撃のチャンスが一切なく(ほぼイベント戦闘同然)、この時のクッパはステータス上において最高クラスの数値を誇る。
- スーパープリンセスピーチ(2005年)
- キド・アイラック島に別荘をかまえ、バカンスをしていた。ゲームの冒頭で、喜怒哀楽の感情を操る事が出来るというキド・アイラックの杖を奪い、さらにクッパが何年かかっても倒せなかったマリオとルイージをハンマーブロスの部隊が見事に捕縛するという、クッパ軍団にとっては最高の滑り出しであった。しかし、その後マリオ達を助けに来たピーチ姫との戦いで敗北を喫した。
- New スーパーマリオブラザーズ(2006年)
- 元々この作品自体が『スーパーマリオブラザーズ』および『スーパーマリオブラザーズ3』を踏襲しており、W1に出て来る彼は「マリオがスイッチをおして溶岩に落とす」という、約20年振りとなる古典的パターンにて敗北を喫すこととなる。溶岩へ落とされた彼は白骨と化してしまうが、終盤ステージにて白骨の姿のまま(骨クッパ)マリオと2度目の対峙。2度目の敗北では高所から落とされ体がバラバラに砕け散ってしまう。
- しかし最終ステージにおいて、クッパJr.がその残骸を怪しげな釜の中に放り込む事で、威圧感に満ち溢れた巨大クッパとして復活、そのままラストボスとしてマリオの前に立ちはだかる。倒すにはやはりステージ奥のスイッチを押すことが1つのパターンであるが、Jr.との同時攻撃もさることながら、安易に頭上や足下を潜らせない攻撃パターンとも相俟って、楽には倒せない難敵として君臨している。また今までの戦いで「ダメージを受けた直後の無敵状態を利用して強引に進む」という戦法があったが、ダメージ覚悟でクッパに突っ込んでいっても、弾き飛ばされてしまうため、この戦法は取れないようになっている。ファイアボールかコウラでも倒せる。
- ヨッシーアイランドDS(2007年)
- べビィクッパと大人クッパ両方が登場。黒幕となるのは大人クッパの方で、未来からタイムスリップして来て、自分が子供の頃に生まれていたという、世界を変える力を持つ7人の「スターチルドレン」を手中にするべく大人クッパ時代のカメックとともに登場した。「大人になっても負けっぱなし」とベビィクッパに指摘されて怒り、遠くに殴り飛ばしてしまったりもしている。最終決戦時は、最初はいつもどおりの大きさだったが、第2形態ではカメックの魔法によってクッパ城に収まらないほどに巨大化した。
- エンディングにて、実はクッパ自身がスターチルドレンの1人であったということが判明する[6]。
- スーパーペーパーマリオ(2007年)
- マリオ達の仲間として活躍する。マリオやピーチの2倍の攻撃力を持ち炎を吐くことが出来るが、体が大きいためダメージを受けやすい欠点もある。ストーリーとの絡みとしては、ノワール伯爵によってピーチとの結婚式を挙げるが、それが世界を滅亡に導く「コントンのラブパワー」を生み出すことになった。その後は一部クッパ軍団残党と共にステージ3「ピクセランド」に飛ばされ、近くにあった砦に住み着く。マリオがやってきたことで対決するも敗北、世界滅亡の話を聞いたクッパはマリオ達に協力、ヨゲン書に書かれた「4人の勇者」の1人としてともに冒険することに。その後、ディメーンの襲撃により一旦はぐれ、再会したステージ7「アンダーランド」ではクッパの一方的な勘違いがもとで対決することになる。そしてステージ8ではドドンタスとの一騎打ちに臨む。互いの信条故か、彼とは考えが一致することも多かった。
- ピーチに説得され、しぶしぶ手助けするような素振りを見せたりもするが、重要な場面でマリオたちを助け、ストーリー後半になると彼には珍しい明確な協力意思を示し、かなり頼もしい言動も見せた。最後はマリオ達と共にスーパーディメーンに挑み、世界滅亡の預言を覆した。何故クッパとピーチが世界を滅ぼす鍵となっていたのかは不明のままであった。なお、その原因となった「黒のヨゲン書」によるとクッパとピーチは「決して結ばれない」という(おそらく「結ばれないものを無理やり結ぶことで世界の秩序を乱し、破滅に追いやる」というものと思われる)。
- いただきストリートDS(2007年)
- 最後のツアーに登場。ランクがAであったが、5倍買いという積極的な行動にも出た。プレイヤーが男か女かによって極端に態度が変わったり、ピーチ姫やデイジー姫に親しげに語りかけたりと、女たらしな面も見せた。
- スーパーマリオギャラクシー(2007年)
- プロローグにおいて、UFOを使ってキノコ城ごとピーチ姫を連れ去る。今回はスーパーマリオ64同様、中ボス兼ラストボスとしてマリオの前に3度立ちはだかる。この作品におけるクッパの野望は「銀河征服」という非常にスケールの大きいものであり、クッパ自身も普段の彼らしからぬクールな言動を見せていた。また、『スーパーマリオブラザーズ3』以来、久々に飛行船等の大型兵器も動員した。声優はケネス W.ジェーム。
- 大乱闘スマッシュブラザーズX(2008年)
- 前作に引き続き参戦。ほかのキャラにも言えることだが能力バランスが調整された。大きな変更点が横必殺ワザが「ダイビングプレス」に変更されたことで、投げ技なのでガードされないほか、相手を掴んだままいっしょに穴に落下して道連れにするなど応用が出来る。今作では新アイテム「スマッシュボール」を取ることにより発動する「最後の切りふだ」で一定時間、前作事実上のラストボスでイレギュラーキャラだったギガクッパに変身できるようになった。声はサウンドエフェクトだが、新規のものが使われている。またデザインに関しては、全体的に怪獣のようだった前作のフォルムから、マリオシリーズ本編のものに近いフォルムになった。
- アドベンチャーモード『亜空の使者』におけるクッパについては、亜空軍を参照。
- マリオ&ルイージRPG3!!!(2009年)
- ストーリーにおける事実上の主役として登場し、前作までとは打って変わって出番が激増した。
- 奇病「メタコロ病」の対策会議に招集されなかったことを不服としてピーチ城に乗り込むが、星の精イエロースターに本来の力を封じられ、あっさり敗北を喫する。更にメタコロ病騒動の黒幕であるゲラコビッツの野望に利用され、「バキュームキノコ」の力でピーチ城にいた者を全員吸い込んでしまう。クッパが疲れて気絶している間にクッパ城はゲラコビッツに占領され、部下も大半が洗脳されてしまう。事の顛末を知らされた彼は城の奪還を目指し、ゲラコビッツ一味やその部下メタボスを相手に奮闘することとなる。なお、当のクッパはマリオ達を吸い込んだとは知らず、「チッピー」と名乗るイエロースターを通じて間接的にマリオ達に協力していることも知らない。
- ストーリー中に体内のマリオらの助けで瀕死状態から復活した際、反動で巨大化しそのまま戦闘となる場面があり、この時の大きさは占拠されたクッパ城よりも巨大だという『ヨッシーアイランド』のビッグクッパに匹敵する大きさとなる。
- ゲームの性質上、今作ではストーリーの上では敵としての登場は2度だけである(ゲーム開始直後のチュートリアルを含む)が、クッパ体内に存在するチャレンジホールにて、メドレーバトル最後のボスとして、マリオ・ルイージの記憶から構築した仮想ボス「クッパX」と戦うことができる。目立った外的変化はないものの、いずれの技も避けづらい上に攻撃力が非常に高い。バキュームによるスペシャル技封じや、バトルの前に必ずXボスとの六連戦を達成しないといけないこともあり、かなりの強敵になっている。
- マリオのスポーツゲームシリーズ全般
- プレイヤーの一員として登場し、正々堂々と戦おうとするなど、設定上フレンドリーな一面も見せている。マリオやピーチなどとコンビを組む事も可能である。
[編集] マリオパーティシリーズ
毎度の様にゲームの乗っ取りを企んでいる他、クッパマスに止まるとマリオ達のスターやコインを奪う、自分だけが得をするインチキなイベントに参加させるなど、冒険の妨害を繰り返す。全員の持ちコインをまとめ、平等に分けるイベント『クッパかくめい』はマリオパーティにおけるクッパの代名詞である。
- マリオパーティ(1998年)
- 第一作だが敗者は大損害をこうむるクッパミニゲームを仕掛ける、何かと因縁をつけてコインを巻き上げる、ズターやクッパ像などワケのわからない物を無理やり売りつける、クッパ大砲やクッパのチャンスタイムなどおかしなイベントに参加させる、とこのころからプレイヤーの妨害を繰り返していた。ただ、コインを持っていないプレイヤーにはコインをあげたりもした。ゲームを一定以上進めると、メニューのひとつでもある「キノコバンク」からプレイヤーが貯めていたスターを強奪、キノコバンクを使用不可にし、スターに落書きをしバラバラにした最終マップ「えいえんのスター」で最後の勝負を仕掛けてくる。クリアするとやはり成敗される。
- マリオパーティ2(1999年)
- オープニングでマリオランドを襲撃したり、全てのテーマランドを遊ぶと司会のキノピオを攫って強制的に自身のクッパランド以外行けないようにしていたが、実はエンディングでこれらは全てマリオランドでアトラクションとして行われた劇であり、クッパもその劇の出演者であったということが明かされる。
- つまりこの作品のみ厳密に言うとクッパが悪役として出演していないということとなる。ただボードゲーム上ではアトラクションの一環とはいえ従来どおりお邪魔キャラとして登場する。
- マリオパーティ3(2000年)
- ストーリーモードでは、スタンプを奪おうと襲い掛かろうとするが、デイジーに一発ビンタをされ空の彼方に吹っ飛び、ワルイージに喧嘩を売って敗北し、プレイヤーたちに無視されるなどまともな活躍がない。
- マリオパーティ4(2002年)
- クッパマスに止まっても出現するのは大抵ミニクッパで、出番は少ない。『バースデーパーティー』がテーマのストーリーモードでは5つのボードをクリア後に突如出現、プレイヤーのバースデープレゼントをすべて奪って最終決戦を仕掛けてくる。プレイヤーキャラクターとの最終決戦に敗北した後、グチや文句を言いつつもバースデープレゼントを渡し、密かにプレイヤーのバースデーを祝っている一面も見せる。
- マリオパーティ5(2003年)
- ストーリーモードでは、夢の世界「ユメミール」にミニクッパを引き連れて登場。ボードマップではミニクッパR・G・B(レッド・グリーン・ブルー)の3体に分裂したミニクッパとの3対1の戦いとなる。ストーリーの最後には「クッパ・ドリーム」というステージが登場。最終決戦ではメカクッパなども使用してきて、最終形態では謎の薬を使って巨大化する。
- なお、この作品よりプレイヤーキャラを降板したドンキーコングが対なる存在として登場するようになった。
- マリオパーティ6 (2004年)
- 以前までの作品に比べれば、登場回数がかなり多い。全マップに数ヶ所のクッパマスを設けたほか、「ワンダーアイランド」や「チェイスキャッスル」ではマップ上に姿を表し、彼と鉢合わせになったプレイヤーにズターをプレゼントするなどさまざまな悪行を繰り広げた(ワンダーアイランドではゴールでクッパ船が待ち構えていた時、チェイスキャッスルではルルナタイムにクッパと衝突した時、ズターを差し出される)。また、マリパ3と同様に、本作のラストマップはクッパ製作ではないが、シングルモードでは「クッパタワー」という独自のタワーを所有していた。
- マリオパーティ7(2005年)
- テーマのひとつが『怒りのクッパ』ということもあり、久々にクッパがクローズアップされる。5ターンに1回『クッパタイム』を発動し、店を乗っ取る、マップを破壊する、スターを強奪する、記念写真を無理矢理取らせて写真代を巻き上げるなど前作以上に悪行の限りを尽くしている。
- マリオパーティ アドバンス(2005年)
- オープニングで「クッパおおあばれ」を使いマリパランドのパーティグッズをすべてキノコシティに吹き飛ばしてしまう。ロボットアニメ『キノコンV』のマニアだったり恋愛勝負の際にギャル語を使ったりと今作ではクッパのいろいろな面を垣間見ることが出来る。ゲームクリア後はマリパランド内でクッパミニゲームがメインの「クッパランド」を開園。クッパミニゲームをクリアすると(そのときのクッパの気分次第だが)大量のコインを貰える。
- マリオパーティ8(2007年)
- クッパマスに止まると、スターの位置を変える、スターの場所でスターを取るなど、マイナス要素のイベントが発生する。また、スターバトルモードにおいて、終盤にクッパクラウンに乗って登場する。
- マリオパーティDS(2007年)
- マリオ達をパーティに誘うふりをしてマリオたちが持っていたひかるピースを奪い、ミニミニの杖で小さくして遠くへ捨てた。ラストはドンキーコングに杖を壊され、クッパの変身ベルトで元の大きさに戻ったマリオ達と戦う。マリオ達からひかるピースを奪った理由は、全て集めると楽しいゲームが遊べるというクッパ城の言い伝えにあり、独り占めして遊ぼうとするためであった。最後はマリオ達に敗れるが、一緒に遊ぼうと誘われ、応じた。
[編集] その他
- スーパーファミコン版シムシティ
- 災害の怪獣として登場し、街を破壊する。
- メイド イン ワリオ
- プチゲーム「ニンテンマン」の敵役としてクッパに似た亀の怪獣が登場し、マリオに似た赤い帽子をかぶったヒゲ男と対決する。
- F1レース
- GB版にゲスト出演。プレイヤーの応援で登場する。
[編集] 登場作品
- スーパーマリオブラザーズ
- スーパーマリオブラザーズデラックス
- ファミコンミニ01 スーパーマリオブラザーズ
- スーパーマリオブラザーズ2
- ファミコンミニディスクシステムセレクション スーパーマリオブラザーズ2
- スーパーマリオブラザーズ3
- スーパーマリオアドバンス4
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[編集] 派生型のクッパ
- ベビークッパ
- 幼少時代のクッパ。『ヨッシーアイランド』(1995年)では「ヨッシーに乗りたい」といういかにも子供らしい理由で攻撃してきただけだったが、『ヨッシーストーリー』(1997年)では、ヨッシー達を島ごと絵本の中に閉じ込め、彼らの幸せの源である「スーパーしあわせのツリー」を盗んでいくという、子供ながらも実にクッパらしい暴挙に出た。カメックからは「クッパぼっちゃま」と呼ばれていた。
- 大人クッパとは『マリオ&ルイージRPG2』および『ヨッシーアイランドDS』で共演(表記は「ベビィクッパ」)。一人称は「オレちゃま」で、「…でちゅ」や、「な」を「にゃ」と言うなど赤ちゃんらしい話し方をする。ちなみに同作品のベビィクッパの姿はクッパ Jr.に近く、『マリオ&ルイージRPG2』では、使用されているキャラクターボイスもクッパ Jr.と同じである。
- クッパ???
- 『マリオストーリー』に登場した偽者のクッパ。正体はクッパの部下である4人組「ノコブロス」が乗り込んだ巨大なカラクリのロボットで、炎は吐けないため腕を振り下ろす攻撃しかできない。体内にはピーチ姫の絵が飾られている。
- ゲラクッパ
- 『マリオ&ルイージRPG』で登場。クッパにゲラゲモーナの魂が乗り移ったもの。顔はゲラゲモーナの面影が非常に強く表れており、宿主の意識は一切無い。ゲラゲモーナの魔力によって戦闘能力も飛躍的に向上し、戦闘ではクッパと同じ火炎攻撃のほか、体を黒くした後に流星群を落とすこともできる。
- ゲドクッパ
- 『マリオ&ルイージRPG2』に登場。常に体が紫色に発光し、周囲に紫色の煙を放出している。前述のように図らずもゲドンコ姫(姉)を取り込んだため、攻撃の内容はゲドンコ姫(姉)の行動とシンクロしたものとなっている。
- 骨クッパ
- 『Newスーパーマリオブラザーズ』で登場。溶岩に落ちて骨になったクッパ。公式設定では、「生前の意識は無い」とされている。骨だけのためか(カロンのような状態のためか)、ファイヤーボールが効かない。かつて、ハンマーを投げていたときと同様の仕様で骨を投げる。他に炎と大きくジャンプする。W1のクッパ戦と同様に、奥にあるスイッチを押せば勝ち。高所から落とされ、体がバラバラになってしまう(それでも、クッパ城の最終決戦前に、顔がピクピク動く)。
- 『マリオカートWii』では隠しキャラクターとして参戦(重量級)。骨だけのため重量級としては軽いのか、悪路での走行の性能及びミニターボの持続時間にやや優れている。『Newスーパーマリオ』と違い、目の部分の穴に瞳のような物が発光している。同一人物であるはずの通常クッパとも同時に登場可能。
- クッパ(着ぐるみ)
- 『ルイージマンション』でキングテレサ(テレサの親玉であり、当作品のボス)が使用したもの。炎を吐き、爆弾を出現させ投擲してくるなどの力を誇り、大きさもルイージの10倍近いものだった。しかし、出入口でもある首の関節部分の調子が悪いらしく、投擲した爆弾が頭部に直撃すると、首が外れて本体であるキングテレサが外部へ引き摺り出されてしまう欠点を持つ。
- 外れた首は浮遊し、口から氷塊を吐き出して攻撃するようになる。その後も、一定時間が経過すると元に戻るが、首が逆方向にくっついてしまうこともあった(キングテレサが弱ると起こりやすくなる)。
- アイアンクッパ(メタルクッパ)
- 『マリオパーティ2』、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』『大乱闘スマッシュブラザーズX』に登場した全身鋼鉄のクッパ。
- 『マリオパーティ2』では最後のテーマランド・クッパランドのエピローグで登場しプレイヤーを苦しめるが(本人曰く「通常の10倍の重さ」でジャイアントスウィングを掛けられない)、スターの力を得たパーティの優勝者によって投げ倒された。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』『大乱闘スマッシュブラザーズX』では、一人用モードにおけるレギュラー戦・シンプルにて稀に中ボスとして登場する。尚、通常のクッパも緑ブロックを使用することで、メタル化することが可能。
- ギガクッパ
- 『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』に登場するオリジナルキャラクター。詳細は後述する。
[編集] クッパ軍団
クッパ軍団とは、クッパ自らが編成し統率している、大規模な反社会的組織である。兵力及び軍事力は非常に高く、その武力を以て、世界に存在し得るあらゆるものを支配しようとする。行動方針は作品によって異なるが、キノコ王国とその関連地域の制圧が最終目的であるという事はほぼ一貫している。そのため、キノコ王国を護る立場にあるマリオと幾度に渡る対決を繰り返している。
クッパおよびクッパ軍団のデビュー作である『スーパーマリオブラザーズ』では、現在用いられている「クッパ軍団」という呼称は使われず、カメ帝国の一族という風に呼ばれ、キノコ王国とは別に存在する1つの国家組織であるかのような説明が為されていたが、現在では、キノコ王国内における1つの派閥であるという設定に変化している様である(『マリオ&ルイージRPG3!!!』にて、クッパ自身が「自分もキノコ王国の国民だ」と主張していることもそれを裏付けている)。
なお、『ヨッシーアイランド』などクッパの子供時代で既に体系化された大規模な軍団が出来上がっていたことから、クッパ誕生以前からカメ一族の派閥として存在していたようだが、組織の成り立ちなどは明らかとなっていない。
[編集] クッパ城
クッパ軍団の居住地にして本拠地。クッパの悪役としての立場上、此処がゲーム本編における最終ステージと相成る場合が多い。城内は侵入者対策のためか複雑な構造をしており、多くの罠や仕掛けが仕組まれている。場所、外観、内部構造は作品によって大きく異なるが、城内に溶岩が引かれている点と、「クッパ城」という名前だけは全作品共通である。カートレースやテニスといったスポーツ大会の場として使用されることも多い(この場合は「クッパキャッスル」と呼ばれることが多い)。
[編集] 兵員・構成員
軍団とそれ以外のキャラクターとの境界が曖昧であることに加え、作品ごとに設定が微妙に違うため、具体的な軍団の規模や構成は不明。そのため、ここでは関係が深いと思われる主なキャラクターのみ挙げる。ただし、同じ種族でも軍団に属していない者も存在する。
- クッパファミリー
- メカクッパ
- ミニクッパ
- クリボー
- ノコノコ
- パタパタ
- ハンマーブロス
- パックンフラワー
- ジュゲム
- トゲゾー
- メット
- カメック
- テレサ
- カロン
- ドッスン
- バッタン
- ワンワン
- ボム兵
- ゲッソー
- プクプク
特例
- マリオ(『スーパーマリオRPG』では、クッパ軍団に入った事にされている)
- ルイージ(『マリオ&ルイージRPG』では、いきなりクッパ軍団にむりやり入った事にされてしまった)
- イエロースター(『マリオ&ルイージRPG3!!!』で、クッパが一方的に子分としていた。彼女自身も「あなたの子分よ」と冗談のような口ぶりで認めたシーンもある)
[編集] 兵器
クッパ軍団は『スーパーマリオブラザーズ3』において、戦車や飛行船、軍艦といった大型の兵器を動員していた。他にも、『スーパーマリオサンシャイン』や『スーパーマリオギャラクシー』などでは、戦闘用の巨大ロボットを駆使している。これらの事から、高い技術力および財力を持っていることが窺える。
シリーズ全般に渡って多く登場してかつ、固有の名称が定められているものは少ないが、代表的な兵器としては主に以下のようなものがある。
[編集] キラー
- 軍団が所有する大砲から発射される、顔が描かれた砲弾の総称。シリーズでは、ほぼ一貫して兵器同然に扱われている珍しいキャラである。詳細はキラーの項を参照。
[編集] ボム兵
- 歩行・追尾機能を持つ、自立型爆弾。意思を持つタイプとそうでないタイプが存在しており、純粋な一種族として発生した生物か、人工知能を搭載した兵器のどちらなのかは不明。詳細はボム兵の項を参照。
[編集] クッパクラウン
- クッパが空中戦や遠征の際に用いる小型飛行船。『スーパーマリオワールド』で初登場し、その後の作品でもクッパの愛用品として度々登場する。茶碗型で、下方に小さなプロペラが1つだけ付いているという非常にシンプルな構造をしている。また、名前の通りピエロの様な顔が描かれており、表情が変化することもある。
- 『マリオストーリー』では、キノコ城を上空へ持ち上げる為、クッパ城と連結した巨大な型が建造されていた。
- 『マリオゴルフ ファミリーツアー』では、オープニングでキラー発射口を二門取り付けた武装型が登場。また、コース「クッパワールド」では巨大クッパクラウンの上部がグリーンになっているという奇抜なホールも登場する。
- 『マリオストーリー』でクッパ城内に数機停泊していたり、かいふくヘイホーが更に小型の物に乗っていたりしていることから、ある程度量産はされている様である。その他、『マリオカートDS』では飛行機型の「ハリケーン」というカートも登場した(ただし、裏技やバグなどを除けば飛ぶ事は無かった)。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では観賞用フィギュアとして登場。「プロペラは小さいが、何故か十分な浮力を生む」などと解説されていた。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではアドベンチャーモード『亜空の使者』のムービー中に登場。クッパが、フォックスとディディーコングに奇襲をかけるも、フォックスの援護に駆けつけたファルコにダークキャノンを破壊され撤退する際や、デデデ城からフィギュア化したピーチ(もしくはゼルダ)を奪い、それを追うマリオ、リンク達から逃げる際など、主に逃走時に使用されている。
[編集] ギガクッパ
ギガクッパとは、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』および『大乱闘スマッシュブラザーズX』に登場するクッパを基にしたスマブラオリジナルキャラクター。
- 概要
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ(以下『スマブラ』)におけるキャラクターたちは、「フィギュア」にイメージという命が吹き込まれ、それが動いているものだという設定である。
- ギガクッパは、クッパのフィギュアに対して過度に強いイメージが打ち込まれたことで誕生してしまったものである。原作の範疇を超えた過剰なイメージから生まれたが故、『スマブラ』の世界にあってはならないイレギュラーな存在として扱われている。そのため、厳密にはクッパそのものではない。彼の各キャラクター用トレードマークも、『スーパーマリオ』シリーズのキノコマークではなく、『スマブラ』シリーズのシンボルマークになっている。
- 外見の変化と特徴、能力
- まず身体の大きさが通常のクッパの数倍になっており、容姿変化も変化は単なる部分変化などでなく、トゲ腕輪や首輪など装飾品のスパイクが細長く鋭利になって増加、甲羅の甲板は無数の刃物のように変化し逆立ち、体色が全体的に暗色に変化して、顔が非常に獰猛になる、手足や尻尾が伸張されてかつ筋骨隆々しくなり体格が骨格レベルで変化しているなど、姿や形相が普段のクッパと比べ物にならないほどの迫力になっている。その姿は怪物や怪獣とでも表現するものであり、『スマブラX』のフィギュア説明曰く、その容貌は「まさに悪魔」との事。
- 行動は通常のクッパとほとんど変わらないが、攻撃力・防御力などが格段に上昇していてと驚異的な戦闘能力を誇る。巨大化と手足の伸長により攻撃のリーチや範囲は飛躍的に増し、ダメージやふっとばし力も激増してスマッシュ攻撃や必殺ワザに様々な効果が付加されている(具体的には、横スマッシュ攻撃など頭突きは爆炎が出て、爪や拳は闇の炎をまとい、下スマッシュ攻撃は凍結の追加効果が加わり、上スマッシュ攻撃など甲羅攻撃は電撃を帯びる、などが付加)
- 防御面では、『スマブラDX』では通常のキャラクターのつかみを無効化する、多少の攻撃では怯まないなどが付加され、『スマブラX』ではダメージは受けるがどんな攻撃でも一切怯みも吹っ飛びもしなくなるという、非常に強力なふっとび耐性を得る。
- シリーズにおけるギガクッパ
- 『DX』にてアドベンチャーモードのラストボスであるジャイアントクッパを特定条件下で倒すと出現する真のラストボスとして初登場。倒されてフィギュア化したクッパに対して、雷のような見た目の強いイメージが打ち込まれ、フィギュアを中から食い破る形で登場。「イベント戦Lv.51 ホントの最終決戦」では、ガノンドロフとミュウツーと同時に戦うことになる。なお、『スマブラDX』のギガクッパはコンピュータ専用キャラクターであり、プレイヤーキャラクターとして使うことは不可能である(データ改造を用いれば使用できるが、あくまで非公式な方法である)。
- 『X』では、クッパが「スマッシュボール」というアイテムを取り、各キャラクター固有の大技「最後の切りふだ」を発動することでギガクッパに変身し、発動中の一定時間は前述したような攻撃力増加とふっとび耐性が付加した状態で操作出来るようになる。フィギュアを食い破って現れた前作とは異なり、クッパが眩い光と轟音に包まれ変身する。姿はハードウェアの性能上昇による描写力の上昇もあってか、より禍々しい姿に描かれているが、全体としてのフォルムは『スマブラX』における通常時クッパと同様、マリオシリーズのものに近くなった。
- 『スマブラDX』のアドベンチャーモードで戦う際には、BGM『終点』をアレンジしたギガクッパ戦専用曲が流れるが、この曲はサウンドテスト内には収録されていない。さらにサウンドテストで聞けるボイス中には、プレイヤーキャラの選択時やレギュラー戦『シンプル』での対戦相手として登場する際に流れるナレーションのギガクッパ版が含まれている(前述のように、プレイヤーの使用はできずシンプルにも登場しない)。続編の『スマブラX』では、ギガクッパ専用曲が今作ではクッパのテーマ曲および終点のステージBGM『ギガクッパ (DX)』としてそのまま採用されており、サウンドテストでも聴くことが可能になっている。
[編集] 関連キャラクター
- マリオ
- シリーズの主役にして最大の宿敵。クッパが企む悪事を毎回阻止するのが(基本的には)彼の役目である。ライバル関係でありながらも、時には共に力を合わせ、共通の敵に挑む事もある。クッパに対するマリオの意思は「倒す」というよりも「止める」に基づいた動きが感じられる作品が多い。そのため、クッパが何もしなければマリオ自身クッパに敵対意識はない。
- ピーチ姫
- クッパが何度も誘拐しているキノコ王国の姫。ただし彼がピーチ姫に危害を加えている描写は無い(むしろ、彼女に対し好意的に接する姿が多く見られる)。彼女とも一緒に冒険した事がある。
- ルイージ
- マリオの弟。あまり接点は無いが、彼とも行動を共にした事がある。クッパのルイージに対する価値観は作品によって異なるが、基本的にはマリオばかりに注目し、殆ど触れようとしない場合が多い。マリオ&ルイージRPGシリーズではクッパに「緑のヒゲ」呼ばわりされる。
- クッパ Jr.
- クッパの息子。彼に「ピーチ姫が母親」だと教え込んだ。
- コクッパ七人衆
- クッパの子供達。『スーパーマリオブラザーズ3』で初登場し、各国の王様を変な姿に変えたりと、クッパ顔負けの悪さをした。後に『マリオ&ルイージRPG』でも登場している。
- キノピコ
- スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボールで最も相性が悪い相手。クッパ自身はマリオパーティ8で彼女の事を「可愛い」と評している事から、キノピコのほうから一方的に嫌われているようである。
[編集] 注釈
- ^ 『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』より
- ^ 『スーパーマリオRPG』の本編開始時でのキノピオの台詞、『ペーパーマリオRPG』のウスグラ村にいるカラス達の会話など
- ^ Touch-DS.jp - 社長が訊く『ニンテンドーDSi』
- ^ 『ペーパーマリオRPG』の「スーパークッパブラザーズ」におけるパワーアップアイテムが骨付き肉である、『マリオ&ルイージRPG3』におけるクッパ用回復アイテムが辛く味付けされた鶏肉であることなど。それ以前にも『マリオパーティ2』のテーマパーク・ミステリーランドで登場する「スフィンクスクッパ」が出す「ワガハイの好きな食べ物は?」という問題の回答として焼き肉だといったことがある。
- ^ 『マリオパーティ4』にて、炎で出来たブーメランを作って投げる、『マリオ&ルイージRPG3』にて、スペシャルアタック『ボコスカカメック』の使用時に手から小さな火球を放つ、など。
- ^ クッパ以外のスターチルドレンは、マリオとルイージにピーチ姫、ドンキーコング(初代と2代目のどちらかは不明)とワリオ、そして作品後に誕生したヨッシー(『スーパーマリオワールド』以降の時間軸に登場しているマリオたちの親友の個体と思われる)となっている。
[編集] 関連項目
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