ティアムーン帝国物語 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜

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ティアムーン帝国物語
〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜
ジャンル ファンタジー異世界転生
小説
著者 餅月望
イラスト Gilse
出版社 TOブックス
掲載サイト 小説家になろう
連載期間 2018年8月13日 -
刊行期間 2019年6月10日 -
巻数 既刊9巻(2022年1月現在)
漫画
原作・原案など 餅月望(原作)
Gilse(キャラクター原案)
作画 杜乃ミズ
出版社 TOブックス
掲載サイト COMICコロナ→コロナEX
レーベル コロナ・コミックス
発表期間 2019年8月12日 -
巻数 既刊4巻(2022年2月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画
ポータル 文学漫画

ティアムーン帝国物語』(ティアムーンていこくものがたり)は、餅月望による日本の小説作品である。小説投稿サイト「小説家になろう」にて2018年8月から連載開始。TOブックスより2019年6月から刊行されている。

コミカライズ版が「COMICコロナ」で2019年8月12日から連載開始[1]。2020年1月20日に第1巻が刊行された[2]

2020年9月9日から13日まで新宿村LIVEにて「ティアムーン帝国物語 THE STAGE」を上演[3][4]。2021年7月14日から19日まで東京・六行会ホールにて「ティアムーン帝国物語 THE STAGE II」が上演されることが発表された[5]

2022年1月時点で電子版を含めたシリーズ累計発行部数は60万部を突破している[6]

あらすじ[編集]

崩壊したティアムーン帝国で、わがまま姫と蔑まれた皇女ミーアは処刑されたが、再び目覚めると自身が12歳の時に逆戻りしていた。第二の人生で処刑されるのを回避するため、帝政の建て直しを決意し失敗した過去をやり直す日々が始まった。ミーアの本音は「我が身の安全第一」。仇敵を遠ざけ、人脈作りに励むうちに、なぜか周囲の忖度で身勝手なはずの行動とは裏腹に大陸全土の未来を大きく変えていくことになるのであった。

登場人物[編集]

  • 声優はドラマCDでの配役。出演者は舞台での配役。

主要人物[編集]

ミーア・ルーナ・ティアムーン
声 - 上坂すみれ
演 - 平松可奈子(第1弾・第2弾)[7]
本作の主人公。ティアムーン帝国の第1皇女。最初の時間軸では帝国で勃発した革命によって捕らえられ、ギロチンで処刑された。没年齢は20歳。しかし、処刑以前の過去の記憶を持ったまま8年前の過去(12歳)に意識が戻り、将来自分に起こる悲劇を回避すべく東奔西走することになる。
ミーアベル・ルーナ・ティアムーン
本作のもう1人の主人公。本編から分岐した別の時間軸における未来から本編の時代へとやってきた少女。未来におけるミーアの孫娘で、作中では主に「ベル」という愛称で呼ばれる。一人称は「ボク」。なお、彼女のファーストネームは未来のミーアが自分とアベルの名前を合わせて名付けたものである。

ミーアの忠臣[編集]

アンヌ・リトシュタイン
声 - 楠木ともり
演 - 田畑寧々(第1弾)[注 1]、藤崎朱香(第2弾)
ミーアの専属メイド。平民出身で、リトシュタイン家の長女。最初の時間軸で革命が起きた際、収監されたミーアの世話係となった(元々からミーア担当のメイドだったが、平民ということもあり、帝政が盤石だった時代では大勢のうちの1人に過ぎなかったようである)。彼女に最期まで付き添ったのはアンヌだけであり、巻き戻った後のミーアは、その優しさと恩義に報いるべく、アンヌを専属メイドに任命した。
ルードヴィッヒ・ヒューイット
声 - 梅原裕一郎
演 - 佑太(第1弾・第2弾)[7]
ティアムーン帝国の文官。優秀だが辛辣な毒舌家。メガネをかけており、未来のミーアは彼にしごかれていたために「くそメガネ」などと密かに呼んでいた。最初の時間軸ではその毒舌が災いして上司に嫌われ、地方へ左遷されていた。巻き戻った後のミーアは彼の左遷を未然に阻止し、自分の片腕として重用する。

ティアムーン帝国の関係者[編集]

エリス・リトシュタイン
アンヌの妹で、リトシュタイン家の次女。年齢はミーアと同じ。病気がちでベッドに臥せていることが多い。小説を執筆するのが趣味。
最初の時間軸では、飢饉が原因で満足な食事が取れず、ミーアが処刑されるよりも前に亡くなった。彼女の執筆した小説『貧しい王子と黄金の竜』はアンヌが獄中のミーアに読み聞かせていたが、エリスの死によって未完に終わり結末を見届けることができず、ミーアにとって心残りの一つになっていた。
本編の時間軸では、アンヌがミーア付きのメイドになった影響で栄養のある食事が摂れるようになり、体調も比較的良くなっている。また、ミーアがアンヌの実家を訪問した際にエリスが前述の小説の著者であったことを知り、エリスを自分のお抱え芸術家として寵愛するようになる。
ティオーナ・ルドルフォン
声 - 高尾奏音
演 - 草場愛(第1弾・第2弾)[7]
ティアムーン帝国の辺境域に領地を持つ辺土伯の長女。のちに革命の旗印となった人物であるため、現在のミーアは恐怖と若干の恨みがましさを抱いている。
セロ・ルドルフォン
ティオーナの弟。前の時間軸では、寒さに耐える新種の小麦を開発した。
リオラ・ルールー
声 - 斎藤楓子
演 - 河地柚奈(第1弾)[7]花井円香(第2弾)
ティオーナのメイド。森林の少数民族ルールー族の出身であり、作品世界における公用語に不慣れであるため片言で話す。身体能力が高く、また、弓の名手である。
ディオン・アライア
演 - 森下竣平(第1弾・第2弾)[7]
ティアムーン帝国軍の百人隊の隊長。最初の時間軸でミーアの死刑執行人を務めた人物であり、本編の時間軸で再会した後もミーアからは恐怖の対象として見られている。
バノス
ディオンの副官で、ティアムーン帝国軍の百人隊の副隊長。熊のような風貌の大男。
ガルヴ
ルードヴィッヒの師匠の老賢者。
エメラルダ・エトワ・グリーンムーン
演 - 上枝恵美加(第2弾)
グリーンムーン公爵家の長女。「ミーアの一番の親友」を自称しているが、以前の時間軸ではグリーンムーン公爵家が革命の際に真っ先に国外逃亡したことから、本編の時間軸においてミーアには全く信用されていない。
ニーナ
演 - 入江怜(第2弾)
エメラルダの専属メイド。エメラルダには自分の名前を呼んでもらえない。
サフィアス・エトワ・ブルームーン
ブルームーン公爵家の長男。婚約者であるダリオの姉とは相思相愛。
ダリオ
サフィアスの従者。侯爵家の子息。
ルクレツィア
サフィアスの婚約者で、侯爵家の令嬢であり、ダリオの姉。
ルヴィ・エトワ・レッドムーン
レッドムーン公爵家の長女。男装の麗人。
シュトリナ・エトワ・イエロームーン
演 - 吉川日菜子(第2弾)
イエロームーン公爵家の長女。ベルと友達になる。愛称は「リーナ」。
マティアス・ルーナ・ティアムーン
ミーアの父親で、ティアムーン帝国の皇帝。
アデライード・ルーナ・ティアムーン
ミーアの母親。故人。
ムスタ・ワッグマン
ティアムーン帝国の宮廷料理長。
セリア
新月地区の孤児院で暮らす少女。秀才。
オイゲン
ティアムーン帝国の近衛兵。
ワグル
演 - 大野愛[7]
ティアムーン帝国の貧民街「新月地区」に住んでいる孤児の少年。母を亡くし、飢えのため死にかけていたところ、新月地区へ視察に訪れていたミーアに助けられ、孤児院に保護されて一命を取り留めた。実はルールー族の族長の孫。
モレス
演 - 岩瀬和樹[7]
ティアムーン帝国の貧民街「新月地区」の教会の神父。教会に併設された孤児院も管理しており、ミーアが保護したワグルの世話を任される。
ベルマン
演 - 中山佳大[7]
ルドルフォン辺土伯領の隣に領地を持つ子爵。自分より格下のルドルフォン辺土伯の領地が自分の領地より広いことを好ましく思っていない。
エグル
演 - 咲田雄作[7]
ルドルフォン辺土伯領とベルマン子爵領の境界に広がる「静海(セイレント)の森」で暮らす少数民族・ルールー族の族長。ワグルの祖父。
ルドルフォン辺土伯
ティオーナとセロの父親。
バルタザル・ブラント
ルードヴィッヒの兄弟弟子。
ジルベール・ブーケ
ルードヴィッヒの兄弟弟子。
クロエ・フォークロード
声 - 高橋李依
ミーアのセントノエル学園での同級生。
マルコ・フォークロード
演 - 山田貴之[7]
クロエの父親で、ティアムーン帝国の商人。

サンクランド王国の関係者[編集]

シオン・ソール・サンクランド
声 - 堀江瞬
演 - 横田陽介(第1弾)[7]堀田怜央(第2弾)
サンクランド王国の第1王子。
キースウッド
声 - 増田俊樹
演 - 髙木聡一朗(第1弾)[7]、及川洸(第2弾)
シオンの従者。
モニカ・ブエンティア
演 - 西村ケリー(第1弾)[7]
サンクランド王国の諜報部隊の一員。レムノ王国にアベル付きの従者として潜入していた。
グレアム
演 - 根井雅人(第1弾)[7]
サンクランド王国の諜報部隊の一員で、モニカの上司に当たる男。愛国心が強く、目的のためならば手段を選ばない。
エシャール・ソール・サンクランド
演 - 霜田哲朗(第2弾)
サンクランド王国の第2王子で、シオンの弟。
ランプロン伯
演 - 金純樹(第2弾)
エシャールの養育係。
エイブラム・ソール・サンクランド
演 - 誠仁(第2弾)
サンクランド王国の現国王で、シオンとエシャールの父。

レムノ王国の関係者[編集]

アベル・レムノ
声 - 松岡禎丞
演 - 笠原織人(第1弾)[7]福山聖二(第2弾)
レムノ王国の第2王子。
ゲイン・レムノ
声 - 深町寿成
演 - 田中稔[7]
アベルの兄で、レムノ王国の第1王子。
リンシャ
レムノ王国の没落貴族の娘。
ランベール
リンシャの兄。
ダサエフ・ドノヴァン
レムノ王国の宰相を務めている伯爵。
ジェム
演 - 春見しんや[7]
レムノ王国に暮らす男。レムノ王国の民衆の味方・革命軍を名乗っている。

神聖ヴェールガ公国の関係者[編集]

ラフィーナ・オルカ・ヴェールガ
声 - 東山奈央
演 - 歌倉千登星(第2弾)
ヴェールガ公国の公爵令嬢。

ペルージャン農業国の関係者[編集]

ラーニャ・タフリーフ・ペルージャン
ペルージャン農業国の第3王女で、ミーアのセントノエル学園での学友。
アーシャ・タフリーフ・ペルージャン
ラーニャの姉で、ペルージャン農業国の第2王女。

騎馬王国の関係者[編集]

林 馬龍(リン・マーロン)
ミーアより5歳年上の先輩。騎馬王国の出身者で、セントノエル学園では馬術部の部長を務める。

既刊一覧[編集]

小説[編集]

  • 餅月望(著) / Gilse(イラスト) 『ティアムーン帝国物語 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜』 TOブックス〈コロナ・コミックス〉、既刊9巻(2022年1月8日現在)
    1. 2019年6月10日発売[8]ISBN 978-4-86472-815-7
    2. 2019年11月9日発売[9]ISBN 978-4-86472-872-0
    3. 2020年2月10日発売[10]ISBN 978-4-86472-914-7
    4. 2020年6月10日発売[11]ISBN 978-4-86699-005-7
    5. 2020年10月10日発売[12]ISBN 978-4-86699-065-1
    6. 2021年1月9日発売[13]ISBN 978-4-86699-096-5
    7. 2021年5月10日発売[14]ISBN 978-4-86699-180-1
    8. 2021年9月10日発売[15]ISBN 978-4-86699-180-1
    9. 2022年1月8日発売[6][16]ISBN 978-4-86699-376-8 / ISBN 978-4-86699-377-5

漫画[編集]

オーディオブック[編集]

2020年8月15日からオーディオブックサービスのAudibleで、斎藤楓子の朗読が配信されている

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ キャスト発表当初は窪田美沙が演じる予定だったが、上演前に新型コロナウイルス陽性反応が確認されたため降板となり、代役としてジルワ(舞台版オリジナルキャラクター)役で出演が決まっていた田畑が演じることになった[7]

出典[編集]

  1. ^ 公式 comicコロナ『ティアムーン帝国物語 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜』”. ニコニコ静画漫画. 2020年7月16日閲覧。
  2. ^ 目指せギロチン回避!ポンコツ皇女の歴史改変ファンタジー1巻”. コミックナタリー. 2020年7月16日閲覧。
  3. ^ ティアムーン帝国物語 THE STAGE公式サイト”. TOブックス. 2020年7月16日閲覧。
  4. ^ 『ティアムーン帝国物語 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜』の舞台化が決定”. ラノベニュースオンライン. 2020年7月16日閲覧。
  5. ^ 平松可奈子主演、舞台『ティアムーン帝国物語』第2弾が上演 共演に堀田怜央・鳥居みゆきら - 2.5ジゲン!!. 2021年5月27日(2021年5月30日閲覧)
  6. ^ a b ティアムーン帝国物語9 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜”. TOブックス. 2022年2月15日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r ティアムーン帝国物語 THE STAGE公式サイト キャスト”. TOブックス. 2020年7月16日閲覧。
  8. ^ ティアムーン帝国物語 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜”. TOブックス. 2021年8月1日閲覧。
  9. ^ ティアムーン帝国物語2 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜”. TOブックス. 2021年8月1日閲覧。
  10. ^ ティアムーン帝国物語3 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜”. TOブックス. 2021年8月1日閲覧。
  11. ^ ティアムーン帝国物語4 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜”. TOブックス. 2021年8月1日閲覧。
  12. ^ ティアムーン帝国物語5 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜”. TOブックス. 2021年8月1日閲覧。
  13. ^ ティアムーン帝国物語6 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜”. TOブックス. 2021年8月1日閲覧。
  14. ^ ティアムーン帝国物語7 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜”. TOブックス. 2021年8月1日閲覧。
  15. ^ ティアムーン帝国物語8 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜”. TOブックス. 2021年9月10日閲覧。
  16. ^ 【ドラマCD&書き下ろし短編付き】ティアムーン帝国物語9 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜”. TOブックス. 2022年2月15日閲覧。
  17. ^ ティアムーン帝国物語1 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜(漫画)”. TOブックス. 2021年8月1日閲覧。
  18. ^ ティアムーン帝国物語2 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜(漫画)”. TOブックス. 2021年8月1日閲覧。
  19. ^ ティアムーン帝国物語3 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜(漫画)”. TOブックス. 2021年8月1日閲覧。
  20. ^ ティアムーン帝国物語4 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜(漫画)”. TOブックス. 2022年2月15日閲覧。

外部リンク[編集]