刀使ノ巫女

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刀使ノ巫女
ジャンル バトルアクション
アニメ
原作 伍箇伝計画
監督 柿本広大
シリーズ構成 髙橋龍也
キャラクターデザイン しずまよしのり(原案)
八尋裕子
音楽 橋本由香利
アニメーション制作 Studio五組
製作 刀使ノ巫女製作委員会
放送局 AT-X毎日放送ほか
放送期間 2018年1月 - 6月
話数 全24話
漫画
原作・原案など 伍箇伝計画(原作)
しずまよしのり(キャラクター原案)
作画 さいとー栄
出版社 KADOKAWA
掲載誌 月刊少年エース
レーベル 角川コミックス・エース
発表号 2017年12月号 -
巻数 既刊2巻(2018年5月現在)
ゲーム:刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火
ゲームジャンル 剣戟コマンドバトルRPG
対応機種 iOSAndroid
推奨環境 iOS9以上、iPhone6以上[注 1]
Android4.1以上、RAM2GB以上
開発・発売元 スクウェア・エニックス
プロデューサー 椎名崇徳
キャラクターデザイン しずまよしのり
音楽 柳川和樹
発売日 2018年3月19日配信[1]
キャラクターボイス あり
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ漫画
ポータル アニメ漫画

刀使ノ巫女』(とじノみこ)は、Studio五組制作による日本テレビアニメ作品。2018年1月よりAT-X毎日放送TOKYO MXBS11にて2クールで放送中[2][3]

概要[編集]

異形の化け物・荒魂を祓う刀使(とじ)と呼ばれる少女たちの戦いを描く。2017年5月に制作発表が行われ、艦隊これくしょんなどのキャラクターの原案を務めたしずまよしのりによるティザーイラストが公開された[4]

あらすじ[編集]

この世には、異形の化け物・荒魂を祓う刀使(とじ)と呼ばれる少女たちがいた。特別祭祀機動隊に所属する彼女たちは、全国5か所にある中高一貫校にて訓練を積む傍ら、有事の際は御刀と特殊能力を用いて荒魂から人々を護っていた。岐阜の美濃関学院に属する衛藤可奈美もその一人であり、親友の柳瀬舞衣と共に日々研鑽を積んでいた。

胎動編(第1話 - 第12話)
刀使を統べる折神家での御前試合に出場した可奈美は各地の強豪を破って決勝に進むが、対戦相手である十条姫和は折神家の当主である折神紫に斬りかかるという暴挙に出る。襲撃に失敗し粛清されそうになった姫和を咄嗟に助けた可奈美は2人でその場から離脱、共に追われる立場になる。
その後、2人は古波蔵エレン益子薫の手引きにより舞草と合流して、折神家の真実を知る。さらに舞衣や糸見沙耶香も合流して、6人で紫に憑依していた大荒魂を討つことに成功する。
波瀾編(第13話 - )
『鎌倉特別危険廃棄物漏出問題』から4ヶ月後、各地で頻発する荒魂事件を解決するため、可奈美たちは休む間もなく現場で戦いを続けていた。そんな中、謎の人物によるノロの強奪が相次ぎ、刀使たちはさらなる動乱へと巻き込まれていくことになる。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

衛藤 可奈美(えとう かなみ)
声 - 本渡楓[2]
誕生日:8月13日、血液型:O型、身長:156cm、流派:柳生新陰流、御刀:千鳥
本作の主人公。刀使の中で最強。美濃関学院中等部二年生の13歳。明るい性格で友人が多く、寝ても覚めても鍛錬に余念がない努力家。
紫を斬ろうとした姫和を助けた際に紫の異常性に気づき、反逆者の共犯として追われながら舞草と合流する。その後、姫和や舞衣らと共に紫に憑依していたタギツヒメに挑み、最初はまるで歯が立たなかったが、憑依芸[注 2]を披露して一時的にタギツヒメを圧倒し、姫和が止めを刺した。
事件解決後は沙耶香と2人で荒魂の討伐任務に当たっている。
十条 姫和(じゅうじょう ひより)
声 - 大西沙織[2]
誕生日:1月22日、血液型:AB型、身長:158cm、流派:鹿島新當流、御刀:小烏丸
平城学館中等部三年生の14歳。速さに特化した戦術を取り、自分に対しても他人に対しても厳しい態度を取っていたが、可奈美を始め多くの仲間に巡り合えた事で他人を信じる心が芽生える。
亡き母親宛の手紙を見つけ、大荒魂が折神紫に化けていることを知り、紫の暗殺を決意する。全国剣術大会の決勝で可奈美との試合を装い、表に出てきた紫を斬ろうとしたが失敗する。その後、可奈美に助けられ共に逃亡生活を送るが見え隠れしていた舞草の助けなどがあり、無事に舞草の本拠地にたどり着く。そしてそこで亡き母の事や大荒魂、折神家の真実を聞く事になる。
舞草本部襲撃後、S装備を着用して仲間達と共に折神宗家に乗り込み、亡き母がやり遺したタギツヒメを隠世へと送る儀をやり遂げる。
事件解決後は刀使を辞める決意を固めていたが、学長のいろはからノロ強奪事件を知らされ復帰する。その後、紆余曲折を経てイチキシマヒメと同化し、紫の指示の下でタギツヒメを圧倒し討って吸収することで禍神となる。だが、その直後に可奈美と手合わせをしている最中にタギツヒメが体内から復活し、斬られて吸収されてしまうものの、彼女は生きており、可奈美の開けた傷口から復活する。
柳瀬 舞衣(やなせ まい)
声 - 和氣あず未[2]
誕生日:2月14日、血液型:A型、身長:162cm、流派:北辰一刀流、御刀:孫六兼元
美濃関学院中等部二年生に所属する13歳の少女。大企業・柳瀬グループの代表の娘で、可奈美とは親友でクラスメイト。
十条姫和が起こした折神紫刃傷未遂事件に可奈美が助太刀したことにより親衛隊の事情聴取を受けるが、無関係と判断され釈放される。それからは可奈美の行方を捜し、荒魂事件を機に再会。主犯である姫和と戦い、親友である可奈美を助けるため行動したが可奈美に止められ、しかも姫和の口から紫は大荒魂であることや折神家と刀剣類管理局の真実を知る。その話の後、御刀を鞘にしまい一度身を引いた。その後は可奈美の安否を気にしながら過ごしていたが後に沙耶香と行動をともにし、舞草の本拠地で可奈美と再会を果たした。
事件解決後は刀使の任務の過酷さを懸念した父親から転校するように打診されていたが、後にエレンと共に特別希少金属利用研究所でタギツヒメと戦い、その戦いぶりを見ていた父と和解した。
糸見 沙耶香(いとみ さやか)
声 - 木野日菜[2]
誕生日:11月17日、血液型:B型、身長:150cm、流派:小野派一刀流、御刀:妙法村正
鎌府女学院中等部一年生の12歳。任務に忠実である一方、他者とのコミュニケーションを苦手とする。
プロローグシーンでは他の生徒達と共に荒魂と戦い、圧勝している。御前試合では可奈美と対戦し、巻き上げをくらい敗北した。その後、雪那の命で可奈美と姫和の討伐に向かったが失敗し、雪那から叱責を受けてしまう。雪那にノロを注射される処置を施されそうになるが、ずっと言いなりとなっていた雪那に初めて反抗する。雪那の下から逃げ出し1人途方にくれ、舞衣に助けを求める。その後、結芽が連れ戻しに現れたが雪那の登場で止めを刺されるのは免れた。そして、自分は学長の望んだ刀使にはなれないと自分の気持ちを告げ雪那の下を去り、舞衣と共に舞草の本拠地に案内され可奈美と再会を果たす。
事件解決後は可奈美と2人で荒魂の討伐任務に当たっている。また、群馬で薫と共に任務に当たった際には、荒魂の危険性の有無を考えてから、危険性が無ければ斬らなくても良いと言う考えを彼女から教わる。
益子 薫(ましこ かおる)
声 - 松田利冴[2]
誕生日:6月16日、血液型:B型、身長:135cm、流派:薬丸自顕流、御刀:祢々切丸(山金造波文蛭巻大太刀)
長船女学園高等部一年生の15歳。無口でめんどくさがり屋で、いつもけだるそうな言動をとる。一人称は「オレ」。荒魂のねねを守護獣として連れている。エレンのことをしつこく思いつつも信頼し合っている。愛刀の祢々切丸は刀長だけで自身の身長をゆうに超える。
舞草のメンバーの1人で、エレンと共に全国剣術大会に参加し折神紫に対する攻勢に乗り出そうとしたが、姫和の横やりによりめんどくさくなったと彼女に愚痴っていた。
事件解決後は特別祭祀機動隊の隊長として活動中だが、無休で荒魂の討伐任務に当たっているため、本部長に就任した紗南に対し文句を言っている。群馬では任務に当たっていると報告しておきながら、小さな荒魂の捜索など大変な作業は部下に任せ、自身は温泉に浸かるという暴挙に出ていたが、このことを紗南に知られ、監視役という名目で沙耶香が送られて来る。薫は彼女を渋々任務に同行させるが、彼女の存在によって自身の存在意義が徐々に奪われることを危惧し、威厳を取り戻すために卓球勝負を挑むが体力が続かず敗北してしまう。その後、沙耶香と共に小さな荒魂を発見した際には、どんな荒魂も斬らなければならないと言う彼女に、危険性の有無を考えてから、危険性が無ければ斬らなくても良いと言う考えを教える。
ねね
声 - 松田颯水
薫と常に一緒にいる荒魂で、彼女の守護獣でもある一行のマスコット的な存在。歴代の益子の刀使にも胸が大きい者が多かったからか、胸の大きい人物や胸が将来大きくなる人物を見分ける特技を持ち、姫和を除く主要人物の胸に一度は飛び込んでいる。かつては益子家が守護する地域で暴れていた荒魂で、蛇のような尾を持つ巨大な狼の姿であったが、当代の益子の刀使(声 - 三瓶由布子)に関わっている内に穢れも抜けていき徐々に小さくなっていった。防衛省でタギツヒメと相対した際には意図的に元の姿に戻っており、その後も状況に応じて元の姿で戦闘への参加もしている。
古波蔵 エレン(こはぐら エレン)
声 - 鈴木絵理[2]
誕生日:5月15日、血液型:O型、身長:172cm、流派:タイ捨流、御刀:越前康継
長船女学園高等部一年生の15歳で、アメリカ人の母を持つハーフ。天真爛漫な性格で周りを笑顔にするムードメーカー的存在にして、かなりの巨乳の持ち主であり、ねねによく飛び付かれている。
舞草のメンバーの1人で、折神紫の命を狙った不届き者として討伐する敵を演じ、可奈美と姫和の力を試した。その後はフリードマンの指示により2人を舞草の本拠地へ案内するが、小型の荒魂の群れにスペクトラムファインダーが反応しなかった事が気になり、一時親衛隊の臨時指揮所に投降する。事情聴取を受けた後、1人になったところを見計らい脱走し、没収された御刀を取り戻すと同時にノロを投与する夜見の姿を映像で目撃する。そして彼女が投与したノロのアンプルを手に入れようとしたが、すでにバレていて返り討ちに遭ってしまう。
事件解決後は家族の働いている特別希少金属利用研究所で警備に当たっていたが、舞衣と共にタギツヒメと戦った後は、刀剣類管理局に戻っている。

折神家とその親衛隊[編集]

折神 紫(おりがみ ゆかり)
声 - 瀬戸麻沙美[2]
誕生日:6月13日、血液型:O型、身長:168cm、流派:二天一流、御刀:童子切安綱大包平
折神家の当主で、警視庁刀剣類管理局の局長を務める女性。20年前の相模湾岸で発生した大災厄において大荒魂を討伐する特務隊の隊長を務めており、最強の刀使としても知られている[注 3]。その正体は紫に成りすましている大荒魂で、それを知っているのは舞草のみ。舞草を壊滅に追い込む算段のため、正体を知る可奈美と姫和を必要以上に追う命令を出さず、成り行きを見守っていた。
相模湾大災厄時はまだ人間で、大荒魂を封じる役目を負った篝を美奈都が助けるために追いかけてしまい、落胆していた。そこにつけ込んだ大荒魂の言葉に彼女は耳を貸してしまい、そのまま同化する道を選んでしまう。
事件解決後は、意識不明のまま病室で寝ていると証人喚問で朱音から政治家一同に説明されていたが、大荒魂から分離した三女神の内イチキシマヒメを監視するため、スペクトラム計対策を施した潜水艦で隠れ住んでいることが明かされた。その際、大荒魂が分離した後、肉体年齢が17歳時点で止まっていることも明かされた。また、イチキシマヒメとの逃亡中に、相模湾岸大災厄からの20年間も自身が人としての自我を保てたのはイチキシマヒメの存在があったからだと明かし、イチキシマヒメを守り抜くと誓った。
二天一流を修めており、童子切安綱・大包平の二振りを用いた二刀流を使う。
獅童 真希(しどう まき)
声 - 内山夕実[2]
誕生日:7月24日、血液型:O型、身長:174cm、流派:神道無念流、御刀:薄緑
折神家親衛隊の第一席。16歳[5]。一人称が「僕」であるなど、男性的な言動をとる。前回・前々回の大会で優勝を果たし、現在の地位に就いた経緯を持つ。紫の護衛と荒魂討伐の作戦指揮が主であるため前線に出ることは少ない。
山中で可奈美と姫和を寿々花と共に追い詰めるが、2人のコンビネーションに翻弄され姫和の斬撃を食らって敗北してしまう。折神本家に乗り込まれた時は、ノロの力を使いS装備の姫和と対峙し、戦うがこれにも敗北してしまう。
事件解決後は行方をくらまし、タギツヒメを討つべく単独で行動していたが、17話で刀剣類管理局に合流する。
ノロを受け入れた理由は戦う強さを得るため。
此花 寿々花(このはな すずか)
声 - M・A・O[2]
誕生日:9月9日、血液型:AB型、身長:158cm、流派:鞍馬流、御刀:九字兼定
折神家親衛隊の第二席。16歳[5]。名家・此花家の令嬢であり、物腰が柔らかい。前回・前々回の大会で真希に敗れて準優勝に終わったため、真希のことをライバル視している。
紫の政治活動への同行、ならびに荒魂討伐の陣頭指揮を主とする。
事件解決後は、治療室にて身体に染みついたノロを排除する治療を受けていたが、17話からは退院している。
ノロを受け入れた理由は真希に差を付けられたくなかったため。
皐月 夜見(さつき よみ)
声 - 渕上舞[2]
誕生日:12月24日、血液型:A型、身長:160cm、流派:深甚流、御刀:水神切兼光
折神家親衛隊の第三席。満15歳没[5]。親衛隊の中では紫と行動を共にする機会が多いが、大会での記録がなく、本人が必要最低限のことしか話さないこともあり経歴が謎に包まれていた。その後、彼女の回想によって明かされた経歴によると、鎌府女学院時代には自身の実力は高くなく、同級生らが刀使として任命される中で取り残される側だったが、雪那による荒魂の人体実験の被験者となり親衛隊に抜擢されるまで力が強化されていた。そのため雪那には感謝している節があり、例え自身が不要であると言われても献身的に忠誠を雪那にささげていた。
刃で切り付けた傷口から自分の分身とも言うべき小型の荒魂達を出現させる事ができる。また荒魂を身体に注射し、小型の荒魂達を使役するだけでなく、身体機能の向上にも利用している。しかし、可奈美達との戦闘で身体が拒絶反応を起こし、戦闘不能になってしまう。意識を取り戻した後、雪那に再びアンプル提供を頼んだが、激しく断られてしまった。普段は無表情ではあるが、紫に対する忠誠心は真希や寿々花のそれと同程度である。
事件が解決した後は、雪那と共にタギツヒメの下で活動している。真希と寿々花に対し、自身の自由意志でタギツヒメに仕えていると告げ、敵対する意志を明確にした。その後、二度2人と対戦して二度目の対戦で敗れており、生死は不明でその後の捜索でも発見の報告はなかったが、彼女は生きており、タギツヒメに不要とされた雪那を荒魂から救った直後にその場に倒れ込む。彼女はこの時すでに絶命しており、雪那に弔われた後、雪那や現場に駆け付けた真希と寿々花に見守られながらノロに飲み込まれていく。
燕 結芽(つばくろ ゆめ)
声 - 水瀬いのり[2]
誕生日:3月3日、血液型:B型、身長:145cm、流派:天然理心流、御刀:ニッカリ青江
折神家親衛隊の第四席で、親衛隊の中では最年少。満12歳没[5]
真希を凌ぐほどの実力に反して子供っぽい性格で、周囲からは暴走しないように気を使われているため、出撃許可が出ることが少ない。そのため結芽本人はこの扱いに不満を抱いており、独断で沙耶香を連れ戻しに行ったり、無防備な紫に不意打ちを食らわせたりしている。
幼くして御刀に認められたため神童と謳われていたが、病を患って以降は入院生活が続いた。回復も見込めず両親から見放され、ただ死を待つだけの日々を送る抜け殻状態となっていた時に紫からノロのアンプルを与えられる。それにより精気を取り戻した彼女は親衛隊入りを果たす。病は治ってはおらず、無理に体を動かすと病状が悪化してしまう。
刀使として正々堂々たる真剣勝負を望んでおり、その相手に可奈美が相応しいと判断し折神宗家に乗り込んできた彼女に勝負を挑んだが、途中で薫とエレンに邪魔される。その怒りで体の中のノロの力が溢れ出すが、その力には一切頼らず2人を退ける。その後、可奈美を追おうとしたが病状が悪化し、誰もいない木の下で眠るように息を引き取った。その後は墓に埋葬されており、夜見と結月が墓参していた。

伍箇伝の教職員[編集]

羽島 江麻(はしま えま)
声 - 中原麻衣
美濃関学院の学長。旧姓は鏡島[6]。相模湾岸大災厄時、紫と共に戦った特務隊の1人。折神紫刃傷未遂事件に自分の生徒である可奈美が関与してしまったことで、折神宗家に呼び出される。江麻自身も今回の事件に見え隠れしている発端に気づいている様子で、陰ながら可奈美を支援している。
事件解決後はタギツヒメが他の2柱を吸収した直後から刀剣類管理局に協力している。
五條 いろは(ごじょう いろは)
声 - ゆきのさつき
平城学館の学長。旧姓は吉野[6]。相模湾岸大災厄時、紫と共に戦った特務隊の1人。自分の生徒である姫和が折神紫刃傷未遂事件を起こしたため、折神宗家に呼び出される。逆賊を育てた罪は重いと責める雪那のことを「昔は可愛かったのに」と残念がっていた。そして、江麻が陰から生徒を助けている事に気づいている。
事件解決後はタギツヒメが他の2柱を吸収した直後から刀剣類管理局に協力している。
高津 雪那(たかつ ゆきな)
声 - ゆかな
鎌府女学院の学長。旧姓は相模[6]。相模湾岸大災厄時、紫と共に戦った特務隊の1人。紫を崇敬しており、紫に認めてもらうためなら自分の生徒すら利用するほど。しかも親衛隊4人を一切信用しておらず、沙耶香こそが紫を護るに相応しいと考えている。沙耶香にノロを注射して紫の右腕になるための道具にしようとしていたが、可奈美と舞衣の影響で沙耶香が変わってしまい、自分の下を去ってしまった事に愕然とする。彼女がそこまで必死になるのは相模湾岸大災厄時、自身が撤退の原因になった辛い過去があったせいである。
事件解決後も改心せず、身体にノロを投与するアンプルを結月の援助の下で開発する。また、夜見と共にタギツヒメに仕えており、崇敬していると思われていた紫のことを敵視する言動を取って、メディアを通じて鎌倉特別危険廃棄物漏出問題についての偽りの真相を流布した。さらに、相模湾岸大災厄時の対応とタギツヒメの後ろ盾を利用して、内閣官房長官を脅迫している。しかし、他の2柱を吸収したタギツヒメから不要とされ、独りで荒魂に襲われているところを夜見に救われる。
真庭 紗南(まにわ さな)
声 - 朴璐美
長船女学園の学長。旧姓は新見[6]。相模湾岸大災厄時、紫と共に戦った特務隊の1人。かなり男勝りな性格をしている。現在は舞草に属し、エレンと薫を折神紫討伐の刺客として送り込んでいた。だが姫和の行動で計画は頓挫、舞草の本拠地で可奈美と姫和に対面する。
一度は舞草の1人として逮捕されたが、事件解決の4ヶ月後には特別祭祀機動隊の指揮官として活躍中。その後、指揮官の座は結月に譲ることになる。
相楽 結月(そうらく ゆづき)
声 - 小清水亜美
綾小路武芸学舎の学長。旧姓は伏見[6]。相模湾岸大災厄時、紫と共に戦った特務隊の1人で、紫が美奈都や篝と共に前線へ向かった際には、副隊長であったため臨時の隊長を引き継いでいる。
事件発生時に目立った動きはなかったが、事件解決後には雪那や夜見と行動を共にしている。しかし、その行動には含むところがあるのか、タギツヒメを守る近衛隊の人選を任されているが、その作業を意図的に遅らせていた。ところが、夜見にその候補生を瀕死の状態にされ、やむを得ずノロを打ち近衛隊を結成することになる。その後、秘密裏に紫と密会して、相模湾岸大災厄からの20年間で教え子たちにしてきたことへの贖罪として自身を裁くよう求めるが、裁かれるべきは自分だと紫に言われ許される。さらに、自身の足跡を追ってきた夜見に見つかり、裏切り者の粛清は良いのかと問うが、イチキシマヒメの下へ導いた功績により見逃される。その後、紫の説得により特別祭祀機動隊の指揮官となる。

舞草[編集]

折神 朱音(おりがみ あかね)
声 - 川澄綾子[注 4]
紫の妹。7年前、美奈都が亡くなった際に篝が自責の念を口にしたことを契機に相模湾岸大災厄の真実を調べ始め、紫が行った鎮めの儀を突き止めた。そして、2年前のある日、大荒魂と会話する紫を目撃し、篝に助力を請う手紙を出す。さらに、里にやってきた可奈美たち6人に対し、紗南と共に自身が見てきた真実を話している。
鎌倉特別危険廃棄物漏出問題の解決後は、折神家代表として政府の面々に証人喚問を受けており、その様子がテレビ中継されていた。また、特別刀剣類管理局局長代理として、荒魂対策に全力を注いでいる。
リチャード・フリードマン
声 - 星野充昭
舞草に属する科学者で、エレンの祖父。ノロが折神家によって管理されるようになった頃から開発現場の技術レベルが急激に向上したため折神家に疑いを持ち、朱音に従い舞草を組織した。ファインマンと名乗り、可奈美と姫和を舞草に招く。
事件解決後は特別希少金属利用研究所で特別顧問として研究に専念している。

主要人物の家族[編集]

衛藤 美奈都(えとう みなと)
声 - 伊藤静
可奈美の亡き母親。旧姓は藤原。可奈美の夢の中に現れ、剣の稽古をつけている。しかし夢の中では17歳の記憶しかないため可奈美が自分の娘だという実感はなかった。相模湾岸大災厄時、紫と共に大荒魂を沈めた特務隊の1人で鎮めの儀を行った篝を救い、刀使としての力を失う。その後結婚し、家庭を持って暮らしていたが鎮めの儀の影響で若くして亡くなった。
江麻や紗南など、刀使として任務に当たっていた当時を知る人物からは最強の刀使だったと評されており、これは折神家の当主である紫も認めている。
十条 篝(じゅうじょう かがり)
声 - 種田梨沙
姫和の亡き母親。旧姓は柊。相模湾岸大災厄時、紫と共に戦った特務隊の1人で命と引き換えに隠世に大荒魂を引きずり込む鎮めの儀を行う役割を担わされていた。美奈都に救われ生還できたが、命を削り刀使としての力を失う。その後結婚し、家庭を持って過ごしていたが鎮めの儀の影響で若くして亡くなった。
柳瀬 孝則(やなせ たかのり)
声 - 増谷康紀
舞衣の父親。刀剣類管理局の体制が変わり閉鎖された特別希少金属研究開発機構に資金を提供し、民間の研究機関「特別希少金属利用研究所」として再スタートさせた。
柳瀬 柊子(やなせ しゅうこ)
声 - 進藤尚美
舞衣の母親。
柳瀬 美結(やなせ みゆ)
声 - 下地紫野
舞衣の上の妹。
柳瀬 詩織(やなせ しおり)
声 - 大野柚布子
舞衣の下の妹。
古波蔵 公威(こはぐら きみたけ)
声 - 小形満
エレンの父親。特別希少金属利用研究所の研究主任。
古波蔵 ジャクリーン(こはぐら ジャクリーン)
声 - 柚木涼香
エレンの母親でフリードマンの娘。特別希少金属利用研究所で研究員をしている。

三女神[編集]

鎌倉特別危険廃棄物漏出問題の解決後に、紫と分離した大荒魂が人の形となって現れたもので、論理矛盾により3体に分離しており、3体とも宗像三女神の名前が付けられている。本体は隠世に逃げており三女神たちは誰かが他の2柱を取り込むことで本体の意思を得られるため争っている。特定の一個体を指す場合は「姫」と呼ばれる。

タギツヒメ[注 5]
声 - 日高里菜
人間への怒りを原動力とする姫。雪那と夜見を従えており、結月もその動向を気に掛けている。
特別希少金属利用研究所からノロを強奪した際にエレンや舞依と戦っているほか、群馬県で真希と戦った際には二天一流の構えを披露している。また、防衛省では姫和や可奈美と真希の3人を相手に戦っている。
近衛隊と共に防衛省を襲撃し、タキリヒメを倒して吸収することに成功する。その後、メディアを通じて姿を現し、人間に寄り添うタキリヒメの思考を吸収したかのような言動を取っていたが、相模湾岸大災厄についての偽りの真相を流布したり、裏では雪那に高慢な態度を取ったりしている。さらに、イチキシマヒメと同化した姫和に倒され吸収されたが、姫和が可奈美と手合わせをしている最中に復活し姫和を斬って吸収する。隠世の門が開いた後は不要となった雪那を退任させる。
タキリヒメ
声 - 斎藤千和
人間への支配欲を原動力とする姫。市ヶ谷の防衛省にて厳戒体制の下で軟禁されており、朱音でさえも面会の許可が下りることは少ない。
当初は人間との対話を頑なに拒否していたが、人間と共に過ごすことで自身の汚れを和らげることに成功したねねの記憶を読み取ったことにより、可奈美との立ち会いを通じて人間のことを理解する。しかし、その直後に防衛省を襲撃したタギツヒメに敗れ、可奈美に「千鳥の別名(雷切)のように雷さえ切り裂いて飛べ」と言い遺しながら消えていった。
イチキシマヒメ
声 - 喜多村英梨
自身の存在意義を見出すことを原動力とする姫。かつてノロのアンプル化の理論を紫に教えていた。朱音が紫と共に潜水艦にて監理しており、紫と分離した後3体に分離した理由を可奈美と姫和、寿々花と真希の4人に明かした。その後、雪那の派閥に潜伏していた潜水艦が見つかり、紫と共に銚子で脱出している。潜水艦への潜伏中に紫を始めとした人間に対する見方が変化しつつあり、潜水艦からの脱出後に鹿島神宮でタギツヒメと遭遇した際、自身を必要としてくれる紫を救うため姫和と同化する。なお、同化する直前タギツヒメや姫和と戦う際に数珠丸を使用している。

その他[編集]

恩田 累(おんだ るい)
声 - 井澤佳の実
美濃関学院出身の元刀使。28歳。現在はS装備開発に携わる八幡電子株式会社に勤務している。江麻に頼まれて可奈美と姫和を匿い、ファインマンを2人に紹介する。
岩倉 早苗(いわくら さなえ)
声 - 井上ほの花
平城学館の刀使。平城学館の代表として姫和と共に御前試合のトーナメントに出場する。その後、事件解決まで登場しなかったが、事件解決後には姫和が刀使を辞める決意を固めたようだと学長のいろはに伝えた他、隠世の門が開き現世が飲み込まれそうになった際には、退避命令の出ている自衛隊員を荒魂から守っている。
内里 歩(うちざと あゆむ)
声 - 大和田仁美
綾小路武芸学舎の刀使。誕生日は10月16日。初任務となった荒魂討伐の際に、可奈美と沙耶香の勇姿を見て、可奈美に憧れるようになる。
17話にて夜見によって瀕死の状態にされてしまい、結月にノロを打たれた上で近衛隊の結成メンバーとなる。ノロを打たれた影響とS装備の着用により、可奈美の技も会得して、彼女と互角に戦えるようになり喜んでいたが、自身がどれほど重大な事をしているのかという自覚は全く無い。また、ノロを打ってくれた結月には純粋に感謝している。再び可奈美と戦った際には、不安定な状態の姫和を単独で行動させることになり、彼女がイチキシマヒメと同化する遠因となってしまう。
可奈美に敗れてもなお近衛隊に参加し、可奈美の前に立ちはだかるが今度は沙耶香に敗れる。
田辺 美弥(たなべ みや)
声 - 長江里加
綾小路武芸学舎の刀使の1人で、歩の友人。

ゲームオリジナルキャラクター[編集]

安桜 美炎(あさくら みほの)
声 - 茜屋日海夏
誕生日:5月31日、血液型:??、身長:153cm、流派:??、御刀:加州清光
ゲーム版の主人公。美濃関学院中等部二年生の13歳。前向きで真っ直ぐな性格のムードメーカーで可奈美のライバル。学内で行われた選抜試合では準決勝で可奈美に挑むが敗北している。両親は既に他界しており、祖父の義積と2人で暮らしている。刀使としての実力は優秀だが、すぐに集中力が途切れてしまう欠点を持っており、可奈美に勝てなかったのもそれが原因である。御前試合の当日は友人らと観戦に来ており、そのためアニメ版の第1話にも台詞なしで登場している。姫和による折神紫刃傷未遂事件が発生した際、可奈美が姫和を連れて会場を逃げ出したところを目撃しており、その後同じく試合の観戦に来ていた幼馴染の智恵を連れて可奈美たちを追い、真意を確かめることはできたが、追跡してきた親衛隊に反逆者の共犯とされ智恵と共に身柄を拘束されてしまう。後に紫の命令で駆け付けた江麻のおかげで智恵と共に身柄は解放されたものの、解放の条件として赤羽刀の調査を命じられ、事件発生後も可奈美との再戦の約束を果たすべく、密かに彼女の無事を祈りつつ、調査隊に身を置くこととなった。
瀬戸内 智恵(せとうち ちえ)
声 - 石原夏織
誕生日:2月7日、血液型:??、身長:163cm、流派:??、御刀:ソハヤノツルキ
長船女学園高等部三年生の17歳。お姉さん気質で世話好き。美炎とは幼馴染であったが、引っ越したため長船所属となった。刀使として優秀であり、チームにおける裏方の役回りを受け持っている。実は舞草のメンバーで学長から密命を受けており、調査隊の裏の舵取り役となっている。仲間を騙して行動していることに対する葛藤が見られ、剣に鈍りが生じている。
七之里 呼吹(しちのさと こふき)
声 - 五十嵐裕美
誕生日:12月4日、血液型:??、身長:147cm、流派:??、御刀:北谷菜切と二王清綱の短刀二刀流
鎌府女学院中等部三年生の14歳。研究班所属。荒魂を倒すことに喜びを感じており、荒魂を見つけるとすぐに飛びかかって行くほか、できるだけ自身が荒魂を倒せるような状況に持って行こうとする。荒魂に対する戦闘能力は高いが、反面仲間との連携はうまくない。ゲームでは、荒魂への愛を叫びながら小太刀を両手に飛びかかっていく姿が見られる。
六角 清香(むすみ きよか)
声 - 藤田茜
誕生日:8月30日、血液型:??、身長:154cm、流派:??、御刀:蓮華不動輝広
平城学館中等部二年生の13歳。将来を有望視されるほどの実力を持つが、戦うことが嫌いでなかなか実力を発揮できない。だが、仲間のために決意を固めた彼女は、親衛隊を相手にしても一歩も引かない強さを見せている。年相応に恋愛に興味を持っており、関係する小説や雑誌を読んでいる。
木寅 ミルヤ(きとら ミルヤ)
声 - 沼倉愛美
誕生日:7月19日、血液型:??、身長:170cm、流派:??、御刀:実休光忠
綾小路武芸学舎高等部二年生の16歳。アニメ版の16話ではプロフィール写真のみ登場している。ゲームでのメインメンバーのリーダー役を受け持つ。相楽学長から南无薬師景光という御刀の捜索を密命されており、赤羽刀の調査に加えて捜索を行っている。人を呼ぶときはフルネームで呼ぶ。現場指揮官としての采配は見事であり、他の部隊が持て余している人材の利点を見抜き自身の部隊で運用させることができる。御刀に目がなく、職務を忘れることもある。

用語[編集]

以下の用語とその説明はアニメ公式サイトの「用語集」より抜粋している[7]

刀使(とじ)
正式名は特別祭祀機動隊であり、警察組織に属する。組織の内外ともに刀使と呼ばれるのが一般的である。国家公務員として警察の職務に勤しんでおり、作中では特別司法警察職員のように描かれる。御刀を所持する神薙ぎ巫女であり、女性にしか務まらない。自らが寄り代となって御刀の神力を引き出し、荒魂を斬って鎮める。彼女たちのほとんどは成人前の学生で、伍箇伝を中心とする専門の学校に通って刀使としての技術を学ぶ。若いほど御刀との相性が良い。どの御刀を持つのかは相性によって決まり、自分の御刀が変わることもある。他人の御刀を使った場合、神力を引き出す効率が悪くなる[8]
写シ(うつし)
刀使の基本戦術であり、最大の防御術。御刀を媒介として肉体を一時的にエネルギー体へと変質させ、運動機能も向上させる。使用中は痛みと精神疲労を代償に、実体へのダメージを肩代わりできるが、ダメージを受けるとその部分は消失し身体機能も奪われていく。写シを解除すると身体機能が戻るが、矢が刺さった場合などは写シを解除する前に矢を抜かないと実体にダメージが及ぶ。また、意識が断たれたり、集中力が途切れたりした場合は強制的に解除される。短時間の間に使える回数は刀使によって異なる[8]
迅移(じんい)
刀使の攻撃術の1つ。御刀を媒介として通常の時間から逸して加速する。隠世には段階的に時間の流れの早い層があり、深く潜れば潜るほどより高位の迅移を発動できるが、必要なエネルギーも増えていく。鍛練を積んだ者ほど、より流れの早い深い層に到達することができる。ほぼすべての刀使が「1段階の迅移」を使える。日和が第1話で用いた「3段階の迅移」は銃の弾丸よりも早く動ける。大災厄を鎮めるのに使われた「5段階の迅移」を使うと隠世の奥深くまで到達できるかわりに現世に戻ってこられなくなる[8]
八幡力(はちまんりき)
刀使の攻撃術の1つ。御刀を媒介として筋力を強化する。鍛練を積んだ者ほどより高い強化が可能になり、超人的な力の発揮が可能となる[9]
金剛身(こんごうしん)
刀使の攻撃術の1つで、発動時は身体が金色に輝く。御刀を媒介として肉体の耐久度を上げる。写シとは異なり、物理的な硬度を発揮するが、短時間しか持続しな[9]
装備
御刀(おかたな)
特殊な力をもった日本刀。神聖な希少金属「珠鋼たまはがね」から作られる。刀使が持つことにより、珠鋼に秘められた隠世と呼ばれる異世界から様々な物理現象を引き出す力を介して、様々な超常の力を引き出し使役できる。荒魂に対抗できる唯一の武器でもある。御刀の原料には神性を帯びた砂鉄が必要となる。この砂鉄は日本でしか発見されていない[8]
S装備
正式名称「ストームアーマー」。特別祭祀機動隊に配備された荒魂殲滅用の強襲装備。折神家の管理の元、DARPA(国防高等研究計画局)の技術協力を得て開発され、装着することで身体能力及び防御力が飛躍的に向上するが、稼働時間が短いという最大の欠点を持つため長時間の戦闘には不向き[9]。紫が当主の座に就くまでは開発は難航していたという。
スペクトラム計
荒魂を探知するアナログ計器。約5センチ程の強化ガラス球の中に、スポイト数滴分の荒魂化したノロが入った方位磁石のような形をしている。荒魂が引き合う性質を利用し、接近すると振動する[9]
スペクトラムファインダー
スペクトラム計を近代技術によりデジタル化したプログラム。実物の荒魂を用いたスペクトラム計は危険ということで開発された。これは折神紫の指示である。しかし、プログラムに細工することで荒魂を感知するセンサーを誤認させることが可能という欠陥がある[9]

組織[編集]

特別刀剣類管理局(とくべつとうけんるいかんりきょく)
全国の警察本部に設置されており、主に御刀の管理を行っている。
特別祭祀機動隊(とくべつさいしきどうたい)
警察庁の特別刀剣類管理局に所属する機動隊で、御刀と呼ばれる特別刀剣類の携帯と自己判断による使用を許可されている。国家公務員の特別職であり、その多くは未成年の女子である。
伍箇伝(ごかでん)
全国に5校設立された中高一貫の特別刀剣類従事者訓練学校。特別刀剣類管理局の下、刀使のみでなく、刀使の活動を支援する人員の育成も行っている。鎌府と長船以外は共学校である[9]
鎌府女学院(れんぷじょがくいん)
所在地は神奈川県で、関東全域と東日本の太平洋側での荒魂事件を担当している。特別刀剣類管理局の本部がある折神家と併設されており、本部との連携をとることも多い。事件発生率の高い首都圏の担当だけに、装備も最新のものが多く配備されている。御刀とノロに関わる研究所を有しており、様々な実験を行っている。エリート校で実践経験も豊富である。
美濃関学院(みのせきがくいん)
所在地は岐阜県で、中部全域と東日本の日本海側での荒魂事件を担当している。同じ伍箇伝である他の4校との交流を積極的に行っているほか、荒魂事件に対して応援を要請する事もできる。庶民的な学校。刀匠課程も他校に比べてかなり充実しており、男性も務めている刀鍛治を目指すためにこの学校で学ぶ生徒達も多い。
平城学館(へいじょうがっかん)
所在地は奈良県で、関西の南部と四国での荒魂事件を担当している。剣術大会2連覇の獅童真希など、近年は優秀な刀使を輩出し注目されている。
綾小路武芸学舎(あやのこうじぶげいがくしゃ)
所在地は京都府で、関西の南部以外の全域での荒魂事件を担当している。伍箇伝の中でも最も歴史ある伝統校で、地域でも綾小路の刀使たちは人々に尊敬されている。有事の際は特別刀剣類管理局の仮本部として機能するようになっている。
長船女学園(おさふねじょがくえん)
所在地は岡山県で、中国地方、九州、南は沖縄までの荒魂事件を担当している。管轄内に最新技術の開発機関があるため、試験装備のテスト運用などにも積極的に協力している。
折神家(おりがみけ)
かつて出現した大荒魂を倒し、英雄にまで成り上がった一族である。古くから朝廷より御刀とノロの管理を任されてきた一族でもある。全ての刀使の頂点に立つ存在で、伍箇伝の管理も行っている[9]。御刀を持つ者なら知らぬ者はいないが、実際は荒魂を使った人体実験を秘密裏に行い、総帥である紫は大荒魂であるという知られざる真実を隠して活動している。
舞草(もくさ)
特別刀剣類管理局内の反折神紫派で結成された組織。折神朱音や長船女学園学長の真庭紗南が中枢メンバーとなっているため、エレンと薫及び長船女学園の生徒の大半がこれに属している[9]。また、刀鍛冶である青砥館の主人とその娘もメンバーである。

荒魂関連[編集]

荒魂(あらだま)
突如町などに出現する怪物で、怪異、妖怪、物の怪、悪霊などとも呼ばれる。大きさによって周辺の災いのレベルが異なる。荒魂が人を襲うのは、神性たる珠鋼を奪われた恨みによるものであると作中で説明されている。
ノロ
荒魂の正体ともいうべき物質。珠鋼を精製する際に砂鉄から出る不純物で、これがたくさん集まり結合することで荒魂が生まれる。負の神性を帯びており、ほぼ消滅しないため厳重に扱われ、荒魂化を防ぐため古来少量ずつ小分けされ、各地の杜に奉られ鎮められてきた。ほとんどのノロは折神家が請け負っているが、そのノロを身体に投与することでそれを自分の力にできる研究が行われている。鎌倉事件の時点ではその被検体として夜見、真希、寿々花の3名が確認されている。結芽もその1人だが、彼女の場合は病弱な体を克服するために投与を許しただけで、本人自身はノロの力に頼らず力が漏れ出した時は気迫で抑え込んでいた。事件解決後にはノロを人体から分離する研究も進められており、寿々花はノロを体外に追い出している。事件後、雪那と結月の指示の下、タギツヒメを守る近衛隊の隊員に投与されている。
相模湾岸大災厄(さがみわんがんだいさいやく)
1998年9月、相模湾に大荒魂が突如として出現したという大事件。紫率いる特務隊の活躍により終結した。そのメンバーは当時全員鎌府所属である。しかし、真実は大量のノロを持ち帰ろうとしたアメリカの輸送船が事故を起こし大荒魂の出現を許してしまった人災である。また、解決した特務隊のメンバーには紫及び伍箇伝の学長5名の名が記録として残っており、解決に参加していた美奈都と篝の名は外された。輸送船には御刀も積まれておりその数は5千とも1万とも言われているが、災害当時は引き上げることもままならなかった。
鎌倉特別危険廃棄物漏出問題(かまくらとくべつきけんはいきぶつろうしゅつもんだい)
タギツヒメに憑依された折神紫が起こした第2の大事件。

その他[編集]

隠世(かくりよ)
人間の生活する現世(うつしよ)と重なり合った多重層の異世界のこと。隠世には無限の層があり、各層ごとに物理現象が異なっている。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ
「Save you Save me」[10](第1話 - 第12話)
作詞・作曲 - 大畑拓也 / 編曲 - eba / 歌 - 衛藤可奈美(本渡楓)、十条姫和(大西沙織)、柳瀬舞衣(和氣あず未)、糸見沙耶香(木野日菜)、益子薫(松田利冴)、古波蔵エレン(鈴木絵理
第1話は本編後にオープニングが挿入された。
「進化系Colors」[11](第13話 - )
作詞・作曲・編曲 - やしきん / 歌 - 衛藤可奈美(本渡楓)、十条姫和(大西沙織)、柳瀬舞衣(和氣あず未)、糸見沙耶香(木野日菜)、益子薫(松田利冴)、古波蔵エレン(鈴木絵理)
エンディングテーマ
「心のメモリア」[10](第2話 - 第11話)
作詞・作曲・編曲 - Motokiyo / 歌 - 衛藤可奈美(本渡楓)、十条姫和(大西沙織)、柳瀬舞衣(和氣あず未)、糸見沙耶香(木野日菜)、益子薫(松田利冴)、古波蔵エレン(鈴木絵理)
「未来エピローグ」[11](第13話 - 第20話)
作詞・作曲・編曲 - Motokiyo / 歌 - 衛藤可奈美(本渡楓)、十条姫和(大西沙織)、柳瀬舞衣(和氣あず未)、糸見沙耶香(木野日菜)、益子薫(松田利冴)、古波蔵エレン(鈴木絵理)
「鎮魂の夜想曲(ノクターン)」(第21話)
作詞・作曲 - ヒゲドライバー / 編曲 - 篠崎あやと / 歌 - 衛藤可奈美(本渡楓)
挿入歌
「今この身が果てようとも」(第12話)
作詞・作曲 - Hige Driver / 編曲 - Powerless / 歌 - 衛藤可奈美(本渡楓)、十條姫和(大西沙織)
第12話ではエンディングテーマとして使用。

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
第1話 切っ先の向く先 髙橋龍也 柿本広大
  • 大田謙治
  • 王國年
八尋裕子
第2話 二人の距離 名村英敏 牧野友映 水野隆宏
第3話 無想の剣 信田ユウ 横松雄馬 大田謙治
第4話 覚悟の重さ 島津裕行 浅見松雄
  • 柳孝相
  • 橋本純一
  • 山口保則
  • ハンミンギ
  • 森出剛
八尋裕子
第5話 山狩りの夜 あおしまたかし 筆坂明規
  • 正金時直子
  • 三股浩史
  • 小菅洋
大田謙治
第6話 人と穢れの隙間 砂山蔵澄 福田道生 山内東生雄
  • 島崎望
  • 柳瀬譲二
  • 小川一郎
  • 睦田聡志
  • 櫻井拓郎
  • 沼田広
八尋裕子
第7話 心の疼き あおしまたかし 山川吉樹 工藤寛顕 小島えり 大田謙治
第8話 災厄の日 髙橋龍也
  • 柿本広大
  • 信田ユウ
  • 筆坂明規
濱崎徹
八尋裕子
第9話 祭りのあと 砂山蔵澄 牧野友映
  • 横松雄馬
  • 寿夢龍
  • 清水博之
大田謙治
第10話 明日への決意 大久保昌弘 島津裕行 星野美鈴
  • 青木真理子
  • 森悦史
  • 友田政晴(メカ)
八尋裕子
第11話 月下の閃き あおしまたかし 筆坂明規
  • 正金寺直子
  • 三股浩史
  • 是本晶
大田謙治
第12話 ひとつの太刀 髙橋龍也 大平直樹 下司泰弘
  • 八尋裕子
  • 小菅洋
  • 正木優太
  • 緒方浩美
  • 細田沙織
  • 横松雄馬
八尋裕子
第13話 次代の英雄 信田ユウ
  • 水野隆宏
  • 永山恵
  • 黒田和也
  • 酒井孝裕
  • 小菅洋
  • レベルゼロ
大田謙治
第14話 家族の場景 砂山蔵澄 福井洋平
  • 飯飼一幸
  • 岡崎伸浩
  • 服部益実
  • 橋本純一
  • 柳孝相
  • ハンミンギ
  • 山口保則
第15話 怠け者の一分 あおしまたかし 牧野友映
  • 高橋こう平
  • 日高真由美
  • 横松雄馬
第16話 牢監の拝謁 大久保昌弘 滝川和夫 濱﨑徹
八尋裕子
第17話 女神たちの狂騒 髙橋龍也 筆坂明規
  • 小菅洋
  • 小島唯可
  • ソンミンジュ
大田謙治
第18話 荒魂の跳梁 あおしまたかし 島津裕行 白石道太
  • 大野勉
  • 沼田広
  • 櫻井拓郎
  • 小菅洋
  • 細田沙織
  • 正木優太
八尋裕子
第19話 禍神の呼び声 砂山蔵澄 信田ユウ 小林孝志
  • 高橋こう平
  • 正金寺直子
  • 黒田和也
  • 松村康功
大田謙治
第20話 最後の女神 あおしまたかし 飯田崇 牧野友映
  • 八尋裕子
  • 寿夢龍
  • 水野隆宏
  • 横松雄馬
  • アニタス神戸
  • 太田慎之介
八尋裕子
第21話 雷神の剣 髙橋龍也 岩畑剛一 下司泰弘
  • 大田謙治
  • 小菅洋
  • 細田沙織
大田謙治
第22話 隠世の門 あおしまたかし 林直孝 濱崎徹
  • 大田謙治
  • 小菅洋
  • 細田沙織
  • LIM SUN HEE
  • LIM JI HYUM
  • 正木優太
  • 松村康功
  • 日高真由美
  • 横松雄馬
八尋裕子
第23話 刹那の果て 砂山蔵澄 筆坂明規
  • 大田謙治
  • 正金寺直子
  • 和田賢人
  • 寿夢龍
  • 水野隆宏
  • アニタス神戸
  • 太田慎之介
大田謙治

2クール目開始の前には、第1クール『胎動編』の総集編が放送された。

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[12]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [13] 備考
2018年1月5日 - 6月22日 金曜 21:30 - 22:00 AT-X 日本全域 製作参加 / CS放送 / リピート放送あり
2018年1月6日 - 6月23日 土曜 1:05 - 1:35(金曜深夜) TOKYO MX 東京都
土曜 2:55 - 3:25(金曜深夜) 毎日放送 近畿広域圏 製作参加 / 『アニメイズム』隣接枠
2018年1月8日 - 6月25日 月曜 1:00 - 1:30(日曜深夜) BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間[12]
配信期間 配信時間 配信サイト
2018年1月6日 - 6月23日 土曜 3:25(金曜深夜) 更新
2018年1月8日 - 6月25日 月曜 12:00 更新 dアニメストア
月曜 23:30 - 火曜 0:00 ニコニコ生放送
2018年1月11日 - 6月28日 未定

関連メディア[編集]

BD / DVD[編集]

発売日[14] 収録話 規格品番
BD DVD
1 2018年4月25日 第1話 - 第4話 ZMXZ-11961 ZMBZ-11971
2 2018年5月25日 第5話 - 第8話 ZMXZ-11962 ZMBZ-11972
3 2018年6月27日予定 第9話 - 第12話 ZMXZ-11963 ZMBZ-11973
4 2018年7月25日予定 第13話 - 第16話 ZMXZ-11964 ZMBZ-11974
5 2018年8月24日予定 第17話 - 第20話 ZMXZ-11965 ZMBZ-11975
6 2018年9月26日予定 第21話 - 第24話 ZMXZ-11966 ZMBZ-11976

漫画[編集]

アニメ放送に先駆けて、『月刊少年エース2017年12月号よりさいとー栄の作画で連載開始。

ゲーム[編集]

スクウェア・エニックスよりスマートフォンゲーム『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』(とじのみこ きざみしいっせんのともしび、略称:とじとも)が2018年3月19日から配信中。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ iPhone5S でもダウンロード可能。
  2. ^ 可奈美は実際に憑依したと思い込んでいたが、美奈都によれば彼女の人格と技術をコピーしただけであった。
  3. ^ ただし、美奈都には劣る。
  4. ^ 川澄はナレーションも担当している。
  5. ^ 紫に憑依していた大荒魂の呼称としても用いられている。

出典[編集]

  1. ^ 刀使ノ巫女『とじとも』ゲーム公式による2018年3月16日のツイート2018年3月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab “『刀使ノ巫女』TOKYO MXほか放送局が判明! TGS2017では、本渡楓さん・茜屋日海夏さん登壇で、SP生放送が実施決定”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2017年9月17日). http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1505629994 2017年10月13日閲覧。 
  3. ^ “『刀使ノ巫女(とじのみこ)』TOKYO MXほかで、2018年1月より2クールで放送予定! 気になる放送時間も判明”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2017年11月12日). https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1510481716 2018年1月6日閲覧。 
  4. ^ オリジナルアニメ「刀使ノ巫女」製作決定!「艦これ」しずまよしのりがキャラ原案”. 映画.com (2017年5月27日). 2017年6月4日閲覧。
  5. ^ a b c d アニメ「刀使ノ巫女」公式による2018年2月7日のツイート2018年2月7日閲覧。
  6. ^ a b c d e アニメ「刀使ノ巫女」公式による2018年2月26日のツイート2018年3月3日閲覧。
  7. ^ 用語集”. オリジナルアニメーション「刀使ノ巫女」公式サイト. 2018年6月16日閲覧。
  8. ^ a b c d 刀使ノ巫女 BD&DVD 第1巻ブックレット(初回特典)。
  9. ^ a b c d e f g h 刀使ノ巫女 BD&DVD 第2巻ブックレット(初回特典)。
  10. ^ a b 前期OP & ED”. オリジナルアニメーション「刀使ノ巫女」公式サイト. 2017年10月13日閲覧。
  11. ^ a b 後期OP & ED”. オリジナルアニメーション「刀使ノ巫女」公式サイト. 2018年3月19日閲覧。
  12. ^ a b ON AIR”. オリジナルアニメーション「刀使ノ巫女」公式サイト. 2017年12月21日閲覧。
  13. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  14. ^ BD & DVD”. オリジナルアニメーション「刀使ノ巫女」公式サイト-. 2018年1月15日閲覧。
  15. ^ 刀使ノ巫女(1)さいとー栄:コミック”. KADOKAWA. 2018年4月7日閲覧。
  16. ^ 刀使ノ巫女(2)さいとー栄:コミック”. KADOKAWA. 2018年5月27日閲覧。

外部リンク[編集]

毎日放送 土曜2:55 - 3:25(金曜深夜)枠
前番組 番組名 次番組
刀使ノ巫女