魔法少女サイト

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魔法少女サイト
ジャンル 魔法少女ダーク・ファンタジー
漫画:魔法少女サイト
作者 佐藤健太郎
出版社 秋田書店
掲載誌 Champion タップ!
週刊少年チャンピオン
レーベル 少年チャンピオンコミックス・タップ!
発表期間 タップ!:
2013年7月18日 - 2017年10月5日
週刊:
2017年48号 - 連載中
巻数 既刊10巻(2018年5月8日現在)
漫画:魔法少女サイトSept
原作・原案など 佐藤健太郎
作画 宗我部としのり
出版社 秋田書店
掲載誌 Champion タップ!
レーベル 少年チャンピオンコミックス・タップ!
発表期間 2017年10月26日 - 連載中
巻数 既刊1巻(2018年4月6日現在)
アニメ
原作 佐藤健太郎
監督 松林唯人
シリーズ構成 伊神貴世
キャラクターデザイン 渋谷秀
音楽 井内啓二
アニメーション制作 production dóA
製作 「魔法少女サイト」製作委員会
放送局 毎日放送ほか
放送期間 2018年4月 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

魔法少女サイト』(まほうしょうじょサイト)は、佐藤健太郎による日本漫画作品。秋田書店ウェブコミック配信サイトChampion タップ!』にて2013年7月18日更新分から2017年10月5日更新分まで連載された後、同年10月26日からは同社の漫画雑誌『週刊少年チャンピオン』に移籍し[1]、同年48号から連載中。話数カウントは「ENTER.○」。

本項では、『Champion タップ!』にて2017年10月26日更新分から連載中の公式スピンオフ作品『魔法少女サイトSept』(まほうしょうじょサイトセプト)についても扱う。作画担当は、宗我部としのり。話数カウントは「Shift.○」。

あらすじ[編集]

魔法少女サイト[編集]

第1部【1巻 - 8巻】[編集]

学校ではクラスメイトからのひどいいじめ、家庭では兄からの虐待に苦しむ女子中学生の朝霧彩

どこにも居場所がなく、「死にたい」と願う毎日を過ごしていた彩だったが、ある日部屋のPCに突如繋がった謎のウェブサイト『魔法少女サイト』と出会い、ステッキを与えられる。

彩は執拗ないじめに追いつめられていたとは言え、咄嗟に使ったステッキで不本意にも人を殺めてしまった罪悪感に混乱する中、自分と同じく魔法少女サイトからステッキを与えられたクラスメイトの奴村露乃と出会い、魔法少女として残酷な運命に巻き込まれていく。

第2部【9巻 - 】[編集]

2年前、『黄金井市少女リンチ殺人事件』で妹を殺され、父親が犯人である3人の不良少年を惨殺したあの日から、全てが変わってしまった女子中学生の湖村花夜

学校では「殺人鬼の子供」と罵られ、クラスメイトからひどいいじめを受ける花夜は、14歳の誕生日を迎えた日、病床に臥せていた母親が倒れ、自分の人生に絶望し泣き崩れる中、『魔法少女サイト』と出会う。

花夜は魔法少女サイトからステッキと一緒に与えられた謎のノート『さつりく帳』でいじめに荷担していない唯一のクラスメイト・酒木さくらが魔法少女であると知り、彼女を通じて妹の事件に隠された真実や真の黒幕の存在を知ることとなり、魔法少女として運命を歪まれていく。

魔法少女サイトSept[編集]

新膳(しんぜん)中学校テニス部に所属する女子中学生・高橋つらら長月雹花はダブルスを組んでいる親友同士。

そんな中、親友にも打ち明けられない大きな不幸を背負い、念願だった全国大会出場の夢を諦めかけていたつららは、『魔法少女サイト』と出会う。

つららはある事件で魔法少女サイトから与えられたステッキを使い、その現場に偶然遭遇した雹花は彼女の苦しみを知ることとなり、謎のウェブサイトと魔法のステッキの存在によって、2人の少女の運命は少しずつ狂い始めていく。

作中用語[編集]

魔法少女
魔法少女サイトから与えられたステッキを手にし、魔法を使う少女たちのこと[注 1]
魔法少女は魔法を使う際には髪や瞳の形が変化し、目や口などからわずかに出血する。
魔法を使用するたびに寿命が減り[注 2]、それにつれて左手首や首筋などの身体の一部に浮かんだ紋章が少しずつ消えていき、完全に消えると命を落としてしまう。
ステッキ
魔法少女の魔法の力の源。
形状・能力はさまざまで、本来の所有者でなくてもステッキさえ持てばその力を使用できる他、男女関係なく使用できるが、美炭は「ステッキは“少女”が使わなければ、意味を成さない」と語っている[注 3]。また、ステッキの効果は物理攻撃が通用しないサイト管理人にも通用する。
ステッキには魔法少女の紋章と羽の装飾がついており、魔法少女サイトと繋がるUSBポートが付属している。
魔法少女サイト
何らかの不幸に見舞われている少女に魔法のステッキを与える、謎のウェブサイト
1度目は偶然アクセスし、サイトと出会ったその翌日にステッキと簡単な使い方が記載された説明書が唐突に送られてくる[注 4]。ステッキを与えられたその後は通常の手段でアクセスできなくなるが、ステッキに付属しているUSBポートをパソコンに繋ぐことでサイトにアクセスできる。
実は彩達が出会った魔法少女サイト以外にも、小雨達が出会った“もうひとつの”魔法少女サイトをはじめ、複数もの魔法少女サイトが存在している。
サイト管理人
魔法少女サイトを運営している謎の人物たち。現在は総勢18人のサイト管理人が存在しており、ステッキの配布は市区町村ごとによって管轄エリアが決まっている。
不幸だねー不幸だねー そんなキミに魔法の力を与えよー[注 5]の口上と独特な話し方で、不幸に見舞われている少女の前に姿を現し、ステッキを与える。ウェブサイトのトップ画面にサイト管理人[注 6]の姿が描かれているが、その正体や目的は一切不明。
「ステッキを回収する」目的の下、梨ナさりなを魔法少女狩り(マジカルハンター)に仕立てあげ[注 7]、サイト管理人自ら魔法少女の抹殺に出向くなど不穏な動きを見せている。
しかし経緯や仕組み等は不明であるものの、その正体が既に命を落とした元魔法少女であると判明する。
魔法少女狩り(マジカルハンター)
大勢の魔法少女を殺害し、ステッキを奪う魔法少女。魔法少女を殺害した人数から既に10以上ものステッキを回収していたが、その正体は奴村の前から行方を眩ました潮井梨ナ
梨ナが意識不明になったその後、管理人からステッキを渡されたさりなが魔法少女狩りの後継者を名乗っていた[注 7]
テンペスト
8月11日19時23分に、世界の災厄とされる先人類の王の封印が解かれ、人類の大半が滅亡すること。魔法少女サイト内の隠されているページ[注 6]にその名前とテンペストが起きるまでのカウントダウンが表示されている[注 8]
テンペストの脅威が記載されたページによれば、ステッキを使うことで蓄積される不のエネルギーを魔法少女サイトに献上することがテンペストを回避できる唯一の方法になるが、“より多くのステッキを使用した者のみをテンペストから回避させ、生かしてくれる”という記載に多くの魔法少女が疑問を抱いており、これが小雨達のサイト管理人捕獲の計画に繋がっている。
さつりく帳
梨ナが管理人から手渡され、常に持ち歩いているノート。彩や虹海をはじめとする魔法少女たちの写真が貼られており、裏面には魔法少女の名前と住所が記されている。
梨ナが意識不明になったその後は奴村が所有するが、奴村の自宅マンション崩落後にさりなとアリスが崩落したマンションの跡地から杖型ステッキと共に見つけ、所有していた。
第2部では花夜が魔法少女の能力をコピーするためとしてステッキと一緒にさつりく帳を与えられている(梨ナが所持していたものと同一であるかは不明)が、美炭の邸宅の地下室にあるステッキが保有されている拷問部屋に少女達の写真やデータが記された書類や専用のPCが設置されていたことから、美炭が作成したものと判明する。

登場人物[編集]

魔法少女[編集]

朝霧 彩(あさぎり あや)
- 大野柚布子[2]
主人公。高ノ織(たかのおり)中学校に通う中学2年生。黒髪ロングヘアと目の下のクマが特徴の少女。一人称は「私」。クラスメイトからのいじめ、兄からの虐待に苦しむ辛い毎日を過ごし、精神的に追いつめられていたが、魔法少女サイトからステッキを与えられ、魔法の力を手にする。
極度の引っ込み思案だが、誰よりも心優しい性格の持ち主。捨て猫を一人世話し、その子猫が殺された際は花を供えて弔ったり、奴村の過去を知って彼女のために大粒の涙を見せるなど、常に他人を気遣う優しさを併せ持ち、初めて使ったステッキで不本意にも人を殺めてしまった罪悪感から、「もう人を殺したくない」とステッキを使うことを躊躇っていた。
かつて高ノ織中に転校してきた際、運動音痴や反応の乏しさからクラスメイトの不興を買ったことでいじめの対象となってしまうが、火本から密かな恋心を寄せられており、常に自分を気にかけてくれる彼に対して惹かれている。
虹海の急逝及び兄の失踪後、一人虹海の死を受け入れられない日々を過ごしていたが、さりなから自分のステッキを返され、犠牲者を出さないためにも一人で全てを背負おうとしていたが、奴村に平手打ちをされた上で強く諭され、仲間と協力して魔法少女サイトを倒すことを改めて誓った。
サイト管理人・弐の一件後、奴村の寿命があと2日と知って泣き崩れるが、2回目の管理人奇襲作戦決行前に奴村と竹下通りで楽しい一時を過ごし、互いに真の友情を確かめ合い、キスを交わした。サイト管理人・拾に苦戦を強いられる中、奴村や仲間の思いを受け取り、一人拾に立ち向かった。
ステッキは相手を行ったことのある場所へ飛ばせる瞬間移動能力を有する拳銃型。転送先は使用者である彩の感情に強く変化が起きた場所になっている[注 9]。紋章はハート。
4月8日生まれのおひつじ座(14歳)。身長145センチ。体重41キロ。A型。東京都出身。趣味・特技は読書。長所は温厚、髪・肌が綺麗。苦手なものはスポーツ、会話、人前に立つこと。好きなものは動物、チョコレート、ぬいぐるみ、お肉[3]
奴村 露乃(やつむら つゆの)
声 - 茜屋日海夏[2]
彩のクラスメイト。後ろ髪が外側に跳ねた金髪ショートヘアの少女。一人称は「あたし」。以前からいじめに遭っていた彩のことを密かに気にし、彼女が自分と同じように魔法少女サイトと出会い、魔法少女になったことを知り、さりなに脅されていたところをステッキで助け、接触する。当初は「邪魔者は全員消してしまえばいい」という考えを持ち、彩が自分に害は無く、共闘するのに良いと考えていただけだったが、彩の人柄を知って好感を抱くようになり、考えを改めるようになった。
表情の起伏を全く見せない非常にクールな性格だが、後述の経緯からステッキで相手を傷つけることに躊躇わない冷徹な一面を併せ持ち、彩をいじめるさりな達グループや自身を裏切った梨ナを見下している。洞察力が鋭く、優しく振る舞う要が裏の顔を持っている[注 10]ことや、火本が彩に対して密かに気があることを見抜いている。
かつては両親のいるごく普通の幸せな家庭で暮らしていたが、ある日押し入った強盗により両親を惨殺されてしまう。それ以来、強盗の影に怯えながら1人で暮らしていた中で魔法少女サイトと出会い、与えられたステッキで壮絶な復讐を遂げた。
一時はステッキの使い過ぎで寿命が大幅に削られ、生死の境を彷徨うが、さりなとの攻防の末に倒れた彩と共に小雨のステッキの力で復活。さりなの猛攻で自宅マンションが崩落してしまうが、シャーペン型ステッキによる防壁で建物の下敷きにはならず、住居を失ったその後は彩の元に居候していた[注 11]
サイト管理人・弐の一件後、彩や仲間たちに自身の寿命があと2日であることを告白、2回目の管理人奇襲作戦決行前に彩の誘いで竹下通りを遊び歩き、互いに真の友情を確かめ合い、笑顔で彩とキスを交わした。サイト管理人・拾に苦戦を強いられる中、最期の力で時を止め、彩に全てを託しながら、安らかに息を引き取る。
ステッキは時を自在に止め、動かしたい相手の名前をステッキに入力することで、その相手を動かせる時間停止能力を有するスマートフォン型。紋章は三日月。
4月9日生まれのおひつじ座(14歳)。身長152センチ。体重43キロ。AB型。神奈川県出身。趣味・特技はゲーム・睡眠・水泳。長所は行動力があり、社交的で運動能力が高い。苦手なものは朝起きること、肉類。好きなものは野菜、ケータイゲームアプリ、ハチミツ、ヨーグルト、可愛いもの、ゆるキャラ[3]
潮井 梨ナ(しおい りナ)
声 - 鈴木愛奈[2]
奴村とネット上で知り合った魔法少女。一人称は「わたし」。情報収集を得意とし、他の魔法少女たちと連絡を取り合っていた。
奴村と共にテンペストについて調べ、魔法少女狩り(マジカルハンター)によって何人もの魔法少女が殺害された頃に行方不明となるが、実際はサイト管理人のからテンペストの脅威を教えられ、災厄から生き残るために力を欲して「魔法少女狩り」となり、さつりく帳を通じて他の魔法少女たちからステッキを奪っていた。
元々は黒みがかったショートヘアとそばかすのある顔が特徴だったが、他の魔法少女から奪った他者の容姿をコピーするカメラ型ステッキでさりなの姉である雫芽さき[注 12]の容姿に変化[注 13]させ、胸の辺りまで届くピンク色の髪をシュシュでふたつにまとめたおさげが特徴の眼鏡をかけた巨乳の少女になった。
ステッキの使い過ぎにより寿命が大幅に削られ、意識不明の重体[注 14]に陥るが、小雨のステッキの力で復活。そして「行く当てがない」として、彩のクラスに転校してくると同時に彩の計らいで奴村と共に彼女の元に居候することになった[注 11]。また、奴村がテンペストに関する情報を知ったその後も梨ナを生かしているのは「ああいうバカは利用しやすい」、「味方につけておけばいざという時、役に立つから」らしい。
2回目の管理人奇襲作戦ではサイト管理人・拾に苦戦を強いられ、攻撃を仕掛けるも頭部を力強く踏み潰され、死亡。
【第2部】
時間軸が第1部以前の物語を描いているため、容姿を変える以前の姿で登場している。さつりく帳を通じて花夜や酒木と対面し、さつりく帳で魔法少女が多く存在していることを知るが、酒木にすぐさま本性を見抜かれ、ハンマー型ステッキで二人に襲いかかるが、花夜がコピーしていた3分前までの記憶を抜き取る注射器型ステッキによって花夜や酒木との一部の記憶を奪われてしまった。
ステッキは地面や頭部を簡単に割ったり、潰すことができるハンマー型。紋章はダイヤ。
梨ナが回収したステッキ
前述の通り、カメラ型ステッキをはじめとするいずれのものは他の魔法少女達から奪ったステッキであり、その数は総勢10以上にも及ぶ。
魔法を無効化する結界に閉じ込めるシャーペン型
虹海の親友・みかどが所有していたステッキ(紋章はマイナスマーク)。
電撃を起こす杖型
小波ゆうが所有していたステッキ(紋章は星マーク)。ステッキの使い過ぎで倒れ、回復してからしばらくステッキを所持していなかったが、後に奴村がさりなからスマートフォン型ステッキを返されると同時に梨ナが再び手にしたステッキであり、さりなとの連携でサイト管理人・弐を仕留めた。
魔法を別の場所で使えるライター型
付属している別個体のステッキを魔法を仕掛ける場所に配置し、本体であるライター型ステッキのスイッチを押せば、その場所に魔法が発動する仕組みになっている(紋章はΧ)。
奴村が万が一のために昏睡状態の梨ナの病室に仕掛け、シャーペン型ステッキによる魔法の結界で梨ナを防御する決め手となった。
12月8日生まれのいて座(13歳)。身長147センチ。体重42キロ。B型。東京都出身。趣味・特技は食べること、ネトゲーネットサーフィン、スマホゲーム、アニメ。長所は情報収集。苦手なものは虫、勉強、人ゴミ。好きなものはパンケーキ、アボカド、パソコン[4]
穴沢 虹海(あなざわ にじみ)
声 - 芹澤優[2]
人気アイドルグループいぬあそび。』のメンバー(チワワ担当)で、ファンからは「にじみん」の愛称で親しまれている。明るい水色の髪をふたつにまとめたツインテールの美少女で、メンバーの中でも特に人気が高く、直戸をはじめとする熱狂的なファンを多く集めている。また、副業で稼いでいるおしりんごグッズは生産が追い付かないほどの絶大な人気を博し、巨額の収入を持つ。一人称は「私」。
アイドルらしい天真爛漫な明るい性格で、彩と奴村と出会ってすぐに自分が魔法少女であることを認め、二人を「あやっぴ」、「つゆゆ」と呼んで交友を深めようとする一方、二面性が激しく、負の感情(本人曰く「毒りんご」)が高ぶると爪を噛みながら怒りや憎しみに満ちた形相を見せる。以前、魔法少女の親友・みかどを梨ナに殺されて以来、彼女に強い殺意と憎悪を抱いている。
かつて多額の借金を抱えて自殺した父の死を悲しむ中で魔法少女サイトと出会い、父を死に追いやった借金取り[注 15]を殺そうとしたが、みかどに諭されたことで思い留まった。それからはステッキの力に頼らず、幼い頃からの夢だったアイドルデビューを果たし、絶大な人気を獲得した末に母に新しいマンション、弟にチワワ(ブルータン)のスティーブン冴子(-さえこ)[注 16]を贈った。
梨ナを探し出すべく、「学業に専念する」名目で芸能活動を休止して彩のクラスに転校し、朝霧家を来訪して要に一目惚れをするが、魔法少女サイトの存在を知った要に唆され、魔法少女やステッキに関する情報を教えてしまう。
自分のステッキを手にした要に操られるが、清春の魔法で正気に戻ると同時に全てを知らされ、自分のせいで仲間を危険にさらした強い後悔と罪悪感から絶望に閉ざされた末、これまでにない殺意と憎悪を爆発させた。しかし要が手にした紗雪の日本刀型ステッキで斬られ致命傷を負うが、最期の力を振り絞って要の喉を掻き切り、笑顔のまま絶命[注 17]
【第2部】
時間軸が第1部以前の物語を描いているため、『いぬあそび。』メンバーとして芸能生活を送る姿が描かれている。第1部の彩と奴村同様、花夜と酒木はさつりく帳で虹海が魔法少女であると知った。花夜や酒木が魔法少女であることは知らないものの、ライブの常連である酒木とは顔見知りの仲で、彼女のことは「さくらたん」と呼んで親しくしており、ステッキのコピーという名目でライブに訪れた花夜にも「さくらたんのお友達」と明るく接してくれた。
ステッキは穿くことで自分の思いのままに全ての人間を操れる[注 18]パンツ型・魔着(まぎ)。一度パンツを穿いて命じる時だけ紋章が現れるが、普段は(本人曰く)ファンを驚かせないようにコンタクトやパウダーで紋章を隠しており、パンツを脱いでも命令はそのまま実行される。紋章はスペード。
7月5日生まれのかに座(14歳)。身長146センチ。体重40キロ。AB型。青森県出身。趣味・特技はカラオケ、ダンス、ブログ、絵を描く、お風呂。長所は笑顔で誰とでも気がねなく話せる、友達想い、笑顔。苦手なものは料理。好きなものはりんご、タピオカミルクティー、犬、ファンのみんな[4]
雫芽 さりな(しずくめ さりな)
声 - 山崎はるか[2]
彩をいじめていた女子グループのリーダー格であるクラスメイト。赤髪のおさげ(入院時は髪をひとつにまとめており、私服時は髪を下ろしている)で、彩のようなうじうじしている人を生理的に嫌う性悪な性格だが、根は友達思いかつ姉御肌な少女。一人称は「あたし」。
常日頃から親友のえりかや愛と共に彩に対して凄惨極まりないいじめを行い、奴村や火本から軽蔑されていた。しかしえりかの事故死の真相を聞き出そうと凶器を取り出してまで彩を問いつめるが、ステッキで時を止めた奴村に首を切られ、「不慮の事故」として処理されて以来、首に傷跡が残った。
入院先の病院で偶然姉と瓜二つの容姿をした昏睡状態の梨ナ[注 19]を発見してサイト管理人の漆と出会い、ステッキを与えられた。テンペストの脅威を知ると同時に彩と奴村に復讐するべく、梨ナに代わる魔法少女狩りとして魔法少女になることを決意。退院後、虹海に対して梨ナに関する情報を教え、彩と奴村への復讐を企むが、自身の猛攻でマンションを崩落させ、瓦礫の下敷きになりかけたところを彩のステッキによる瞬間移動によって難を逃れた。崩落したマンションの跡地から彩と奴村のステッキ[注 20]を回収した後、テンペストに関する矛盾点に気付いたことから漆の凶弾で一度は殺されるが、偶然一部始終を目の当たりにしていたアリスに助けられ、彼女と共に行動するようになり、一時的に行方を眩ましていた。
黒マント[注 21]を纏った姿でアリスと行動を共にするようになってからは、以前と比べると性格や表情はやや丸くなっており、(本人曰く「借りを返すため」)彩のステッキで漆の強襲から彩達を救い、虹海の死を受け入れられず、悲しみに暮れる彩を叱咤した上でステッキを返しているが、彩や奴村に対する恨みはまだ忘れていない模様。
アリスが発案したサイト管理人奇襲作戦では梨ナとの連携でサイト管理人・弐を仕留めるが、2回目の管理人奇襲作戦ではサイト管理人・拾の猛攻で虫の息となってしまう。
ステッキはどんな物でも切り裂く斬撃能力を有するヨーヨー型。紋章はΦ
4月25日生まれのおうし座(14歳)。身長156センチ。体重45キロ。O型。東京都出身。趣味・特技はショッピング、プリクラ、スポーツ、映画鑑賞。長所は運動神経とスタイルがいい、友達思い。苦手なものは勉強、コーヒー。好きなものはプール、炭酸飲料水、ドーナツ[4]

小雨と仲間の魔法少女[編集]

高校生のあさひやサイト管理人のが運営する魔法少女サイトからステッキを受け取ったアリスを除き、全員が聖甲南(せいこうみなみ)中学校に通う中学生で、サイト管理人のが運営する魔法少女サイトからステッキを受け取った魔法少女たち。

雨谷 小雨(あまがい こさめ)
声 - 原由実[5]
中学2年生[6]。左目に眼帯をつけたボブカットの少女。一人称は「私」。ぬいぐるみをよく持ち歩いているが、日常的にリストカットを行う自傷癖のせいで身体に無数の傷があるため、常に長袖を着ている。
物静かで少々面倒臭がりだが、定期的に精神安定剤を飲まないと落ち着けないほどの情緒不安定な性格。紗雪の家には何度も訪れており、組員達からは可愛がられ、人気を集めている。
彩達とは別の魔法少女サイトからステッキを受け取った魔法少女の一人で、意識不明の梨ナや彩達をステッキの力で復活させた。そして、彩や奴村をはじめとする魔法少女達にサイト管理人を捕らえてテンペストの真実を聞き出す、サイト管理人捕獲の計画を伝えている。
実は医師からも「手術をしても半年ももたない」と宣告される重い病気を患っており[注 22]、生きる希望を失っていた中で魔法少女サイトと出会い、クラスメイトの清春と知り合った。
ステッキは治療を施したい相手にステッキで自傷行為をした血を飲ませて回復させる治癒能力を有するカッターナイフ型。ただし、延命させるだけで一度失った寿命を延ばすことはできない。紋章はQ。
11月6日生まれのさそり座(13歳)。身長144センチ。体重42キロ。AB型。神奈川県出身。趣味・特技はネトゲー、睡眠、SNS、ぬいぐるみ集め、アニメ鑑賞、ネットショッピング、リストカット。長所は物静か、裁縫。苦手なものは人ゴミ、朝起きること、子供。好きなものはお菓子、オカルト。好きな有名人はNON STYLE井上裕介[7]
燐賀 紗雪(りんが さゆき)
声 - M・A・O[5]
中学3年生[8]。凛とした立ち振る舞いに腰まで届く黒髪ロングの姫カットが特徴の少女で、非常にクールかつ冷静沈着な性格。一人称は「私」。
極道「燐賀組」組長・燐賀 玄庸(りんが げんよう)の娘で、黒服の護衛達が立つ荘厳な門構えの屋敷に住んでいる。学校では規定の制服ではなく、短ランに黒いロングスカートの出で立ちで、胸にサラシを巻いている。しかしネット用語や現代の流行には少々疎い。
1年もの間、敵対組織の「我照院(がしょういん)組」に捕らわれ、監禁生活を強いられていた中で魔法少女サイトと出会い、与えられたステッキの力で自分を監禁した我照院の組員二人を斬り殺し、両親と再会した。しかし母親が虫の息だった組員の一人にとどめを刺して警察に連行されてしまい、紗雪自身は現在もそのことを悔いているものの、刑務所に収監された母との関係は良好である。
ステッキは物体の先にある物を斬り、硬化させることができる日本刀型・魔刀(まとう)。紋章はX。
4月14日生まれのおひつじ座(15歳)。身長156センチ。体重47キロ。A型。東京都出身。趣味・特技は茶道、剣道、弓道、空手、テコンドーなどのスポーツ全般。長所は忍耐強い・運動神経がいい・美白。苦手なものは雷、犬。好きなものは読書、カフェ巡り。好きな有名人は的場浩司[7]
泉ヶ峰 みかり(いずみがみね みかり)
声 - 本渡楓[5]
中学3年生[8]。ピンク色の縦ロールヘアに前髪をハート型のヘアピンで留め、大きなリボンをつけた少女。また、ハートの形をした眉はテープになっている。一人称は「あたくし」。
ある島に豪華な屋敷を持ち、自家用ヘリコプターで通学するほどの大富豪のお嬢様。かつては優しい両親に恵まれていたが、通り魔による無差別殺人に巻き込まれて両親を殺され、魔法少女サイトからステッキを与えられた。
わがままかつ高飛車だが、勝ち気で負けず嫌いな誇り高い性格。身の周りの世話は執事の山井に全て任せているが、山井を弄り倒して遊ぶことが何よりも好きなドS
しかし2回目の管理人奇襲作戦で少女の自宅内に送られた懐中電灯型ステッキを回収しようとした際、擬態を利用して身を潜めていたサイト管理人・拾肆に頭部と首を撃ち抜かれ、死亡。
ステッキは驚異的なスピードであらゆる場所へと高速移動ができる飛行能力を有する箒型。紋章はV。
1月1日生まれのやぎ座(14歳)。身長142センチ。体重46キロ。B型。アメリカ合衆国出身。趣味・特技はマリンスポーツ、散財、執事遊び。長所は負けず嫌い・アメとムチを使い分ける。苦手なものは家事全般、冬。好きなものは海外旅行、甘い物、お金。好きな有名人はブルース・ウィリスジェイソン・ステイサム[7]
水蓮寺 清春(すいれんじ きよはる)
声 - 松井恵理子[5]
中学2年生。前下がりの金髪ボブヘアーにリボンのカチューシャをつけた男の娘で、クラスメイトの小雨からは「キヨちゃん」と呼ばれている。一人称は「私」。
性別は男だが、彼自身は自分を女の子だと思い込んでおり、常に女の子の格好をしている[注 23]。しかし、学校ではそれが元で同級生からひどいいじめを受け、教師達にも蔑まれ孤立しており、SNSも女の子として通していたが、同級生の男子達に男であることをバラされてしまった。その境遇ゆえに魔法少女サイトからステッキを受け取った、少年魔法少女
男とは思えないほどの可愛らしい容姿に仲間と認めた者には忠実で、力を尽くして守ろうとする強い意志を持つ。しかし裏で自分を虐げてきた者達をステッキで苦しめようと企むなど腹黒い本性を隠し持ち、自身をオカマ扱いするみかりとは少々仲が悪い。
虹海のステッキが紛失した際、みかりに感付かれながらも彩の気持ちを汲み、独自にステッキ奪還を考えるが、瀕死の重傷を負ってしまう。生死の境を彷徨った末に美炭の介入で九死に一生を得たが、ステッキの使い過ぎで寿命があとわずかとなり、2回目の管理人奇襲作戦で倒れ、生死不明に。
ステッキは触れた者の感覚器官や神経回路と繋ぎ合わせ、テレパシーによる意志疎通の他、対象の身体を支配して操ることができる指輪型(小雨曰く、史上最のステッキ)。紋章はS。
11月12日生まれのさそり座(13歳)。身長155センチ。体重46キロ。O型。静岡県出身。趣味・特技は美容、オシャレ、ショッピング、ドラマ鑑賞、自撮り。長所は社交的・気さく。苦手なものは虫、オバケ。好きなものはかわいいもの、お風呂。好きな有名人は伊藤英明[7]
滝口 あさひ(たきぐち あさひ)
声 - Lynn[5]
高校1年生[8]。オレンジ色のロングヘアをゆるやかに巻き、ギャル系メイクをした少女。一人称は「あたし」。小雨達と同じ魔法少女サイトからステッキを受け取った魔法少女の一人で、サイト管理人・捌に危うく暗殺されかけるも、自身のステッキの力で難を逃れて以来、小雨達と行動を共にしている。
虹海のステッキが紛失した際、ステッキ奪還を考えた清春に操られる形で要に鉄拳制裁を下した。しかし自身も一時的に要に操られ、清春に瀕死の重傷を負わせてしまい、みかりと共に清春を抱え、紗雪の邸宅に身を寄せる彩達の元へ駆け付けた。
ステッキは高速移動及び身体強化能力を有するネックレス型・魔飾(まかざり)。紋章はH。
9月28日生まれのてんびん座(15歳)。身長155センチ。体重46キロ。A型。埼玉県出身。趣味・特技はネイル、ショッピング、カラオケ、テニス、プロレス鑑賞。長所はスタイルがいい、ダンス、歌。苦手なものは自分のすっぴん、月曜日。好きなものは渋谷、身体を動かすこと。好きな有名人はプロレスラー棚橋弘至[9]
禍沼 アリス(まがぬま アリス)
中学3年生[10]。彩や小雨とは別の魔法少女サイトからステッキを受け取った魔法少女。黄緑色のおかっぱヘアで特徴的な瞳と前歯を持つ怪しげな雰囲気を漂わせている。一人称は「アタシ」。
他人の嫌がる顔を見るのが好きなお調子者かつ飄々とした掴み所のない性格で、小雨や清春をはじめとする仲間の魔法少女たちからひどく嫌われている。絵の腕前は壊滅的だが、それを指摘されるとひどく怒り出す。
母親が公園のトイレでアリスを産んだ直後に自殺したその後、預けられた施設で死ぬほどのひどいいじめを受けて脱走し、またま逃げ込んだ先のとある家主に拾われて以来、現在はその家主が所有していたマンションの一室に一人暮らしている(アリス自身も特に自分の過去を悲観する様子は全くない)。その壮絶な過去を辿ったゆえに魔法少女サイトからステッキを与えられた。
普段は単独行動[注 24]を好んでいるが、さりなをステッキの力で助けて以来、彼女と行動を共にし、水面下で動いていた。そして、魔法少女サイト打倒の作戦として、「サイト管理人が少女の元に新たなステッキを与える瞬間を狙い、奇襲を仕掛ける」という作戦を発案、湯華の元へステッキを届けようとしたサイト管理人・弐を仕留めることに成功する。
実は他に別の目的があるらしく、2回目の管理人奇襲作戦を漆に感付かれてしまったことによってサイト管理人・拾に苦戦を強いられる窮地の中、仲間の前から突如姿を消し、別の場所からステッキで寿命を使い果たした奴村の異変を観賞していた。
【第2部】
実はサイト管理人の漆と協力関係を持つ美炭の妹であり、本名は美炭 アリス(みすみ アリス)と判明。
兄が彩をはじめとする少女達の周辺や環境の調査、ステッキの配布等と事が円滑に進むように動いている上でアリスも美炭に協力し、魔法少女に相応しい人材となる少女の捜索を行っている。
ステッキは1分間だけ時間を戻すことができる携帯電話[注 25]。紋章はⅣ。
2月20日生まれのうお座(14歳)。身長145センチ。体重42キロ。A型。東京都出身。趣味・特技はゲーム、ネット荒らし、速読、将棋。長所は頭の回転が早い。苦手なものは水泳、球技、歌。好きなものは甘い物、イケメン[11]

第2部から登場する魔法少女[編集]

湖村 花夜(こむら かよ)
第2部における主人公。美鷹市第八中学校に通う中学2年生。紫色のくせっ毛の髪をショートヘアにした少女。一人称は「あたし」。
2年前に『黄金井市少女リンチ殺人事件』で妹の愛里を3人の不良少年に殺され、刑事であった父親がその3人を惨殺して壮絶な復讐を果たしたことから、「殺人鬼の子供(娘)」と罵られ、学校でひどいいじめに遭っている。
自分をいじめ、嘲笑うクラスメイトへの殺意と憎悪を募らせる日々を過ごしているが、強い精神と忍耐の持ち主ゆえ、「父のようにはなりたくない」とその殺意を抑えている[注 26]。しかし14歳の誕生日に母が倒れ、自分の人生に絶望し、泣き崩れていた中で出会った魔法少女サイトからステッキとさつりく帳を与えられ、魔法少女となった。
唯一の理解者である幼馴染みの拓馬のことを大事に思っており、手にしたステッキが使えなくなってでも、身を挺してメリッサ達から拓馬を守った。
いじめに荷担していない唯一のクラスメイトにして、魔法少女の一人である酒木に窮地のところを救われたことを機に密かに友情を感じるようになるが、酒木の推測や父からの証言で妹が魔法少女サイトのステッキで殺されたことや犯人達が“A”という謎の人物からステッキを与えられたことを知る。
“A”を見つけ出すべく、“A”からステッキを与えられた魔法少女の霰矢と共闘することになり、さつりく帳を通じてのステッキのコピーで霜園をはじめとする魔法少女達と友好関係を結んだ。
ステッキは触れた魔法少女の能力をコピーできるコンパクト型。一度魔法少女に触れ、コンパクトに付属しているボタン[注 27]を押すと、その魔法少女が持っているステッキに変化する。紋章は太陽。
これまでコピーしたステッキの能力
酒木や霰矢をはじめ、さつりく帳を通じて虹海や梨ナ、霜園をはじめとする魔法少女達のステッキをコピーしており、虹海以外のステッキの能力は一通り把握している。
3分前までの記憶を抜き取る注射器型(紋章は!)
敵として襲いかかった梨ナの記憶を抜き取る際に使用した。
太鼓型(℃)、サイコロ型(⇔)
虹海や梨ナ、霜園のステッキや注射器型ステッキと一緒にコピーしたステッキ。太鼓型は熱変化、サイコロ型は物体複製能力を持つ。
水鉄砲型(○)、ネクタイ型(♀)、風車型(∴状に並んだ三つの花)
注射器型ステッキの使用後、新たにコピーしたステッキ。水鉄砲型は石化、ネクタイ型は性別変換、風車型は強風能力を持つ。
4月17日生まれのおひつじ座(14歳)。身長151センチ。体重44キロ。A型。東京都出身。趣味・特技は家事全般、ソフトボール。長所は我慢強い、運動神経がいい。苦手なものは歌、ダンス。好きなものは母の手料理、甘いもの[12]
酒木 さくら(さかき さくら)
花夜のクラスメイト。よく教室の隅で漫画を描いている小柄な少女。一人称は「わたし」。感情を表に出さない非常に寡黙な性格だが、「法で裁けない極悪人は死で償え」という悪人には冷酷一徹な面を併せ持つ。
クラスで起きている花夜へのいじめに唯一荷担していない[注 28]が、その花夜が急に自分に話しかけてくるようになったことから、彼女が自分と同じく魔法少女サイトと出会い、魔法少女になったことに気付き、メリッサ達による脅迫から花夜や拓馬をステッキで助け、彼女と接触してステッキの秘密や花夜の妹の事件に魔法少女サイトのステッキが絡んでいることを教えた。
実はある魔法少女を探しており、能力は知っているが、顔や名前は知らないため、花夜への協力を申し出る上で魔法少女の捜索にはある程度手伝うことを約束した。
ステッキは壁に大きな破壊痕を作ったり、相手を気絶させるほどの強力な衝撃波を放つゲームコントローラー型。紋章はΣ
7月14日生まれのかに座(13歳)。身長97センチ。O型。東京都出身。趣味・特技は漫画を書くこと、オタ活。長所は洞察力がある、正義感及び力が強い。苦手なものは朝起きること、犬、牛乳。好きなものはアニメ、漫画、甘いもの、人間観察[13]
霰矢 冬子(あられや とうこ)
黒髪のベリーロングヘアに蛇のような舌が特徴的な少女。一人称は「私(わたくし)」。
かつて何者かに家を放火されて両親を亡くし、弟を全身大火傷の重体へと追いやられてしまうが、1年前に花夜の妹を殺した犯人達と同じように“A”からステッキを与えられ、放火犯への復讐を誓うと同時に生死の境を彷徨う弟を助けたい一心から魔法少女となり、治癒能力を持つステッキを探していた。
花夜や酒木の周辺を探った上で花夜のステッキを狙い、酒木のステッキをコピーしていた花夜の起死回生の一撃で倒されたが、“A”の行方を探す花夜に手を差しのべられ、休戦協定を結ぶことになる。その後、美炭の邸宅に潜入した酒木の調査で美炭が“A”や魔法少女サイトと関わっていることを知り、自らが“A”に変装して美炭と接触するという作戦を発案するが、現れた漆に「“A”の残党」として抹殺されてしまう。
ステッキは爆発を操る指揮棒型。紋章は∞。
霜園 博子(しもぞの ひろこ)
さつりく帳を通じて花夜と酒木と出会った魔法少女の一人。丸眼鏡をかけたツインテールに、豊満なスタイルの持ち主の少女。
学校で散々ないじめに遭っていたが、魔法少女サイトから与えられたステッキを使い、自分をいじめていた者達に次々と報復を仕掛けてからは、いじめられることはなくなったものの、「ノロ子」と呼ばれるようになり、周囲から避けられるようになってしまった。
さつりくを通じて花夜と酒木と出会い、「私とお友達になってほしい」と花夜のステッキのコピーを明るく了承し、二人と友好関係を結んだ。
ステッキは相手に向かってスイッチを押すと、腹痛や吐き気を起こさせる[注 29]リモコン型。紋章は*。

『Sept』に登場する魔法少女[編集]

高橋 つらら(たかはし つらら)
『Sept』の主人公。新膳中学校テニス部に所属し、親友の雹花とダブルスを組んでいるツインテールの少女。
実は以前からテニス部顧問の倉木に脅迫され、肉体関係を強要されていた末に妊娠が発覚したことで魔法少女サイトからステッキを与えられ、魔法の力を手にする。
ステッキを与えられたその日、倉木に妊娠の事実を打ち明けるが、中絶するよう見捨てられ、赤井から贈られたキーホルダーを壊された上、一方的に自身や赤井を侮辱されたことに逆上して使ったステッキで不本意にも倉木を殺害してしまい、罪悪感に怯えるようになった。
ステッキは雹花が預かることになったものの、表向きでは行方不明扱いとなった倉木が生徒を自宅に連れ込んでいた噂が学校内に広まる中で中絶同意書を受け取るが、赤井に告白され、彼と一線を越えたことから現実逃避をする形で交際を始める。
ステッキはレーザーで撃ち抜いたものをねじ曲げ、破裂させる電動ドリル型。紋章はてんびん座。
長月 雹花(ながつき ひょうか)
『Sept』のもう一人の主人公。親友のつららと共にテニス部に所属し、ダブルスを組んでいる少女。短い黒髪と左目下に泣きぼくろが特徴で、ボーイッシュかつ冷静な性格。
かつて父親を事故で亡くしたショックで引きこもりになってしまうが、次第に毎日見舞いに訪れてくるつららに友情を感じるようになり、全国大会に出たいという彼女の夢を叶えたい一心で立ち直り、無二の親友となった。
つららが魔法少女サイトから与えられたステッキを使った倉木の殺害現場に偶然遭遇し、彼女の苦しみを知ってからは倉木に対して「つららを汚した最低の男」と強い憎悪の念を抱き、「つららを苦しめる奴は死んでも構わない」という思想を持ち始め、証拠隠滅のために自身もステッキを使い、倉木の遺体を処分した。
魔法少女サイトの存在を知ったその後、彼女の堕胎費用を稼ぐためにつららから預かったステッキを使って親父狩りを始めるが、安條に犯行現場を目撃され、自分やつららとの秘密を知られてしまう。

その他の魔法少女[編集]

池股 みかど(いけまた みかど)[14]
虹海の親友。茶髪のボブカットにカチューシャをつけた少女で、シャーペン型ステッキの本来の持ち主。
父の借金で苦しい生活をしていた虹海の良き相談相手であり、彼女がステッキで借金取りを殺そうとした時に自身も魔法少女であることを明かす上で虹海を諭し、誰よりも彼女のことを支えていた。
虹海よりも以前に魔法少女サイトからステッキを与えられたものの、ステッキの力を気味悪がり、虹海に相談して彼女に預けていたが、ハンマー型ステッキで梨ナに撲殺され、ステッキを奪われてしまった。
小波 ゆう(さざなみ ゆう)
声 - 古賀葵
右目下に泣きぼくろがあるボブヘアの少女で、杖型ステッキの本来の持ち主。
長い間、自分に付きまとってきたストーカーに襲われ、半身不随になって車椅子での生活を余儀なくされていたが、その数日後に魔法少女サイトと出会い、ステッキを与えられた。ステッキの力で身体機能を回復させ、ストーカーへの復讐を企むが、背後から襲ってきた梨ナにハンマー型ステッキで撲殺され、ステッキを奪われてしまった。
住倉 湯華(すみくら ゆか)
八王寺第二中学校に通う中学2年生。腰まで届くロングヘアで後ろ髪を少し三つ編みにし、蝶の形をした髪飾りでまとめている少女。
成績優秀、才色兼備、スポーツ万能を兼ね備え、常に一番だったために親友からの妬みを買っていた。しかし、親友の好きだった男の子に好意を寄せられたことがきっかけ[15]で親友を中心に同じ学校の女子達からのひどいいじめや集団無視を受けるようになり、身体中にひどい痣を作っている。元々は明るくおしとやかだったが、いじめのせいで心に深い闇を抱えるようになり、かつての彩と同じように毎日死ぬことばかりを考えていた。
ネット上で密かに都市伝説として囁かれている魔法少女サイトの存在を知ったことでアリスと同じ魔法少女サイトと出会い、ステッキで自分を貶めてきた者達に復讐しようと企むが、サイト管理人・弐が倒され、ステッキもアリスに回収されたためにステッキを受け取ることが出来ず、いじめを受けていたところを梨ナに救われた。
サイト管理人が学校の下駄箱に潜めようとしていたステッキは、蓋を開けると周囲の酸素を取り込むペットボトル型(紋章はⅩⅢ)。
6月19日生まれのふたご座(14歳)。身長151センチ。体重46キロ。A型。東京都出身。趣味・特技は読書、勉強、料理、陸上競技。長所は頭脳明晰かつ運動神経がいい。苦手なものは辛いもの、爬虫類。好きなものはスイーツ[15]
越智 沈果(おち しずか)
八王寺市にある開泉(かいせん)中学校に通っていた中学3年生。真ん中に分けた前髪に短い黒髪のツインテールが特徴の少女。
クラスメイトである4人の男子から暴行を受けて精神が病み、不登校になっていたが、魔法少女サイトから与えられたステッキの力で自身に暴行を加えた男子全員を殺害[注 30]し、復讐を遂げた。しかしその後、沈果自身もある日を境に失踪し、サイト管理人・弐に変えられていた。

サイト管理人[編集]

主要なサイト管理人[編集]

(なな)
声 - 中尾隆聖[16]
彩達が出会った魔法少女サイトの管理人。一人称は「僕」。独特な話し方が特徴で、指鉄砲が武器。現在はステッキが円滑に使用されるよう、美炭と手を組んでいる。
壱のことを「イッチー」と呼び、捌をはじめとする他のサイト管理人たちを影で見下している。虹海の告別式で彩たち魔法少女を一掃しようとするが、アリスのステッキの力で時を戻されたことにより、そのまま取り逃がしてしまう。その後、弐が不在の経過報告会議で他のサイト管理人たちに「これからステッキを与える際は用心した方がいい」と警告する。
(はち)
声 - キズナアイ[16][17]
小雨達が出会った魔法少女サイトの管理人。和服姿で、おかめの面を被っている。口調は京都弁で、武器は日本刀。また、無数に分裂することもできる。
(に)
声 - 悠木碧[16]
アリスが出会った魔法少女サイトの管理人。学ラン姿でひょっとこの面を被っており、関西弁口調。
湯華の学校へペットボトル型ステッキを届けに向かった際、奇襲を仕掛けた彩たち魔法少女によって倒された。
拾陸(じゅうろく)
つららが出会った魔法少女サイトの管理人。オーバーオール風の腹掛けを着こんだ金太郎のような風貌をしており、巨大なを武器に持つ。
壱(いち)
声 - 不明
他のサイト管理人達のリーダー的存在で、サイト管理人達による経過報告の会議を取り仕切っている。軍服を纏ったのっぺらぼうを思わせる風貌をしている。
漆が独自に美炭と組み、彼に大量のステッキを保有させていることに対して怒りを露にし、自分たちに探りを入れる魔法少女達を始末するよう命じている。

その他のサイト管理人[編集]

参(さん)
蛇そのものな顔をしており、チャイナ服を纏っている。
肆(し)
肥満体型でセーラー服を着た大仏のような風貌をしている。訛りの入った話し方で、相手の頭部を押し潰すことができる。
伍(ご)
体操服にブルマ姿の舞妓のような風貌をしている。
陸(ろく)
ジャージ姿で般若の面を被っている。髪型はリボンをつけたおさげ。
玖(きゅう)
黒スーツに狐面を被っている。単調な話し方が特徴で、拾に居眠りする拾壱を起こすよう促す。
拾(じゅう)
英語口調な話し方が特徴。スキンヘッドでラッパーを思わせる風貌をしている。 強力な超音波で相手を苦しめたり、自身の巨体で相手を踏み潰すことができる。
世多谷区在住の少女の学校へバレーボール型ステッキを届けようとした際、強力な超音波で彩たちを苦しめ、立ちはだかった梨ナを抹殺し、さりなを圧倒する。
拾壱(じゅういち)
顔の殆どが骸骨になっており、スクール水着を着ている。経過報告の会議中に居眠りし、拾に怒られている。
拾弐(じゅうに)
天狗の面を被ったバニーガールのような風貌をしている。
拾参(じゅうさん)
修道士の風貌で豚そのものな顔をしており、「ブフフフフ…」と豚を思わせるような笑い方をする。
拾肆(じゅうし)
ポニーテールで黒いパーカーを羽織り、ホラー映画に出てくるようなマスクを被っている。目からビームを放つ。
品河区在住の少女の自宅へ懐中電灯型ステッキを届けようとした際、擬態を利用して身を潜め、ステッキを回収しようとしたみかりを抹殺し、立ちはだかった紗雪やあさひを圧倒する。
拾伍(じゅうご)
顔を包帯で覆い隠したOLのような風貌をしている。
拾漆(じゅうしち)
白衣を羽織っており、ツインテールの髪型にピエロのような顔をしている。
拾捌(じゅうはち)
ツインテールの髪型にメイド服姿で、の面を被っている。

サイト管理人関係者[編集]

美炭 貴一郎(みすみ きいちろう)
声 - 鈴木達央[18]
警視庁の刑事。右側に跳ねたアシンメトリーな水色の髪が特徴的な容姿端麗の美男子で、地下室が存在するほどの豪華な邸宅に一人暮らしている。一人称は「僕(または私)」。
実はサイト管理人の漆と繋がりを持つ協力者で、彩をはじめとする少女達の周辺や環境の調査、ステッキの配布など、物事が円滑に進むよう動き、漆から信頼を寄せられているが、漆と手を組んだ理由や目的は一切謎に包まれている。自宅内の地下室[注 31]には拷問器具をはじめ、大量のステッキ[注 32][注 33]を保有している。
常に冷静沈着で、感情的になることは珍しいほどの寡黙な性格。少々神経質な面はあるものの、頭脳が優れ、運動神経も良く多才だが、要に歪んだ恋愛感情を抱く同性愛者であり、直戸の一件を調べていくうちに魔法少女サイトの存在を知った要がステッキを悪用したことに気付き、地下の拷問部屋に拉致監禁する[注 34]。しかし自力で拘束具を外した要から逆襲を受け、隠し持っていた拳銃で要に銃弾2発を浴びせ、深手を負わせたが、その後の生死は不明[注 35]
【第2部】
実は魔法少女の一人であるアリスの兄で、元刑事であった花夜の父のかつての部下。死刑執行が確定された花夜の父が東京拘置所に移送されたと知らされた際は名残惜しんでいた。
1年前、自分やアリスとは別の形で魔法少女サイトと関わる“A”の事件を追っていく中で“A”の奇襲を受けるが、アリスのステッキによって窮地を逃れたその後、何らかの手段で“A”を始末し、“A”が保有していたステッキを回収したことから漆と繋がりを持つようになったことが語られた。
8月10日生まれのしし座(28歳)。身長181センチ。体重75キロ。AB型。愛知県出身。趣味・特技は料理、トレーニング、ボルダリング、ピアノ。長所は冷静沈着、綺麗好き。苦手なものは虫、不潔な人。好きなものは骨董品、花、美しいもの[11]
美炭 アリス(みすみ アリス)
美炭の妹にして、サイト管理人・弐から携帯電話型ステッキを受け取った魔法少女。兄に協力し、魔法少女に相応しい人材となる少女の捜索を行っている。

朝霧家[編集]

朝霧 要(あさぎり かなめ)
声 - 岡本信彦[18]
彩の兄。三陽堂院高等学校に通う高校2年生。一人称は「僕」。黒縁眼鏡をかけた端正な容姿に成績優秀、スポーツ万能を兼ね備えた完璧な優等生だが、極めて歪みきった本性の持ち主で、自分や母親以外の全てを「クズ」と見下し、自分は「」のような存在と自負しており、東大合格確実な秀才として過大な期待をかける父を激しく嫌悪し、その精神的ストレスを解消するために妹の彩を日々虐待している。
魔法少女サイトの存在を知り、虹海から魔法少女サイトやステッキに関する情報を聞き出し、奴村が所持していた虹海のステッキを奪った直後、自身に襲いかかってきた直戸を自殺に見せかけるように殺害、魔法少女達からステッキを奪おうと暗躍する。
しかし虹海の決死の反撃で深手を負い、小雨のステッキを奪おうとしたところを美炭に足止めされ、拉致監禁されてからは性的虐待(美炭曰く「調教」)を受けるようになり、精神が破綻した様子を見せていたが、全て演技に過ぎず、自力で拘束具を外して美炭に逆襲を仕掛けた。美炭の元を逃げ出し、拘束具をつけた全裸の状態で街中を徘徊した末に美炭から受けた銃撃で倒れ、病院に運び込まれるが、辛うじて一命を取り留めた。
1月13日生まれのやぎ座(16歳)。身長172センチ。体重52キロ。AB型。東京都出身。趣味・特技は勉強、スポーツ、囲碁、将棋、散歩。長所は記憶力が良く、全てにおいて万能。苦手なものは動物、父親。好きなものはカレーライス、お風呂、DV[4]
朝霧家の両親
声 - 小上裕通(父)、増田ゆき(母)
父親はかつて自分が東大に合格できなかったことから、息子の要への教育に厳しい態度で臨む人物で、模試が満点でないだけで息子に過剰な暴力を振るう。それらの経緯が原因で要の性格を病ませ、妹への虐待のきっかけになっていることに気付かない一方、娘の彩には関心を示さない[注 36]。息子が行方知れずになってからは一人酒浸りになってしまうが、息子が見つかったと連絡を受け、妻と共に病院に駆け付けた際に医師から要が握りしめていた虹海のパンツ型ステッキと美炭とアリスが一緒に写った写真を手渡された。
母親は家族思いの大らかな性格だが、息子に厳しい夫の教育方針には複雑な顔を見せている。夫と同様、彩の苦しみには気付いていないものの、奴村をはじめとする友達が出来てから楽しそうにしている娘を温かく見守っている。しかし彩のクラスで不審な事件が多発し、要が行方不明になったことから次第に家庭崩壊に苦しみ、精神的に追いつめられることになり、娘の彩に目をくれようとせず、要のことしか頭にない夫に痺れを切らし、「私達の子供は要だけじゃない」と言い咎めた。

花夜の家族・関係者[編集]

拓馬(たくま)
花夜の幼馴染み。毎朝花夜にスカートめくりを仕掛けてくる、明るいお調子者な少年。学校では花夜とクラスが別なため、彼女がいじめに遭っていることを知らないものの、父が起こした事件で周囲から虐げられる花夜を見捨てずに気にかけている唯一の存在。
花夜がメリッサ達から恐喝を受けていたところを助けたことからメリッサに目をつけられ、彼女の知り合いである男色家の男から暴行を受けそうになるが、駆けつけた花夜に身を挺して守られた。
花夜やステッキを手にした酒木に救われ、病院に運ばれた後に回復するが、花夜に守られる中で微かに残っていた意識から魔法少女サイトの存在を知り、彼女から秘密を打ち明けられた際にもし仮に“A”の正体を突き止めたとしてもどうするのかを問い、「自分も父と同じ過ちを犯してしまう」という迷いが生じた花夜を励ました。
花夜の父親
本名不明。元刑事であったが、2年前に娘の愛里を殺した3人の不良少年を惨殺し、切り落とした3人の首を花夜と妻の元へ持ち帰り、二人を恐怖させた。
当時犯人達を尾行していた際、彼らが幼い娘を殺したにも関わらず、反省の色を全く見せていないことに憤慨し、壮絶な拷問の末に3人を惨殺した[注 37]
現在は刑務所に収監されているが、自分が起こした事件のせいで家族を苦しめていることをひどく悔やみ、家族のことを気にかけている[注 26]。しかし「自らを犠牲に法で裁けなかった犯人達に制裁を下した」ことから、酒木や一部からは密かに英雄視されている。
湖村 佐千子(こむら さちこ)
花夜の母親。2年前の事件以来、病床に臥せてしまうが、娘の誕生日に倒れて意識不明になってしまう。
湖村 愛里(こむら あいり)
花夜の妹。故人(享年8歳)。2年前、“A”から魔法少女サイトのステッキを受け取った3人の不良少年達に襲われ、壮絶なリンチ[注 38]の末に死亡。
しかし愛里の他にも、女子高生の米河 ひとみ子(よねかわ ひとみこ)やサラリーマンの明田 松路(あけだ まつじ)などといった一般人が“A”からステッキを受け取った何者かに襲われ、謎の死を遂げている。

高ノ織中学校[編集]

※彩、奴村、さりな、虹海、梨ナ及び以下3人は2年B組在籍。 しかし、彩をいじめていたえりかが学校内でも評判の悪い不良生徒と共に踏切事故で亡くなったり、首に傷を負って入院したさりなが退院直後に失踪するなど、魔法少女サイトやステッキが絡んだ不幸な事件が多発するようになり、虹海の急逝が世間で公になったその後、学校は夏休みに入ると同時に臨時休校となる[注 39]

火本 真(ひのもと まこと)
彩のクラスメイト。彩に密かな好意を寄せており、魔法少女サイトを通じて奴村と出会う前から彩の心の支えとなっていた唯一の存在である少年。
純粋で心優しく、常に彩のことを気にかけているが、いじめから助ける勇気が出せず、陰で声をかけることしかできない自分を不甲斐なく思い、強い罪悪感をうち秘めていた。しかしいじめが収まってからは少しずつ彩に対して歩み寄るようになり、今まで助けられなかったことを懺悔する上で彩を励ますようになる。
虹海の急逝後、不登校になった彩を心配してノートや配布物を届けに彩の家に足を運ぶようになるが、クラスが一時休講になった際に彩の家族の異変を知り、部屋のドア越しから彩に慰めの言葉をかけた。
貝島 えりか(かいじま えりか)
声 - 喜多村英梨[20]
彩をいじめていた女子グループの1人。暗い金髪のセミロングヘアで、右側の髪の一部をシュシュで結んだサイドテールの少女。縞ニーソを履いている。
彩が密かに可愛がっていた子猫を殺した張本人であり、知人の先輩・荒井 翔太(あらい しょうた、声 - 山本祥太)に彩を強姦するよう仕向けるが、追いつめられた彩が直前に使ったステッキの力によって踏切内に瞬間移動し、荒井諸とも電車に轢かれ、死亡。
しかし校内でも特に評判の悪い札付きの不良であった荒井は元々さりな達グループ以外の殆どの生徒から毛嫌いされていたため、一部の生徒は荒井やえりかが事故死したことを陰で嘲笑っていた。
川野 愛(かわの あい)
声 - 清水彩香
彩をいじめていた女子グループの1人。キャラメルブラウンの長い髪を左側で輪っか状にまとめた少女。
当初は積極的に彩をいじめていたが、さりながえりかの事故死の真相を聞き出そうと、凶器を取り出してまで彩を疑った際はやりすぎだと止めようとした。
自分の親友達が立て続けに不運な事故に遭ってからは一転し、彩に対して強い恐怖心を抱くようになった。

美鷹市第八中学校[編集]

※花夜、酒木、メリッサ、レイは2年C組、メイは2年B組在籍(拓馬は不明)。

蜜白 メリッサ 麻衣奈(みつしろ メリッサ まいな)
クラスにおけるいじめの首謀格であるクラスメイト。クラスの女王的存在で、取り巻きであるレイとメイと共にクラスメイトを扇動して花夜を「殺人鬼の子供(娘)」と罵り、凄惨ないじめを行っている。
黒髪ツインテールの帰国子女だが、中学生でありながら援交で金を稼いでいるなどの黒い噂が絶えない。
花夜の幼馴染みである拓馬に目をつけ、男色家である知人の男性に彼を暴行するよう指示し、拓馬を人質に花夜を脅迫するが、花夜の体を張った決死の抵抗とステッキを手にした酒木の介入によって未遂に終わった。
厚江 レイ(あつえ レイ)、厚江 メイ(あつえ メイ)
メリッサの取り巻きである双子の姉妹。切り揃えたおかっぱヘアで、八重歯の向きが左右異なる。
常にメリッサとつるんで積極的に花夜をいじめ、拓馬を守ろうと抵抗する花夜に暴行を加えるが、酒木のステッキによる攻撃で倒れた。

新膳中学校[編集]

※つらら、雹花、安條、赤井は2年C組在籍。

安條 磯子(あんじょう いそこ)
つららと雹花のクラスメイト。斜めにカットされた前髪で右目を隠しており、黒みがかったダークブラウンのロングヘアが特徴の少女。根暗で謎めいた雰囲気を漂わせている。
以前から魔法少女サイトやステッキの存在を知っていたらしく、つららや雹花の周辺を探った上で彼女達の秘密を知っていた。
実は裏で魔法少女サイトのステッキを男女関係なく与える謎の存在・“A”として暗躍していたが、何らかの経緯で美炭に殺され、地下の拷問部屋に捕らわれていた。
“A”
能面で素顔を隠し、黒マントを纏っており、「魔法の使者」を名乗る。霰矢のような不幸な少女に魔法少女サイトのステッキを与えているが、鴉間・最原・久松の不良少年グループといった少女ではない者にもステッキを与えており、ステッキを手にした少年達を裏で従えている。
実質的に魔法少女サイトの使いの者ではない[注 40]が、『黄金井市少女リンチ殺人事件』を引き起こした全ての元凶と言うべき存在。
目的や詳しい経緯は一切不明だが、1年前に美炭によって始末され、ヘアドライヤー型ステッキをはじめとする自身が保有していたステッキを回収されたことから、実質的に美炭が漆と繋がるきっかけを作った張本人である。
赤井(あかい)
つららと雹花のクラスメイトの男子。つららに密かな好意を寄せており、彼女の全国大会出場祝いにキーホルダーをプレゼントした。
つららが顧問の倉木に肉体関係を強要され、妊娠してしまった事実は知らないものの、例えつららがどんな女性であっても愛する覚悟を決めた上で彼女に告白し、交際を始める。
倉木(くらき)
つららと雹花が所属するテニス部の男性顧問。部員達から慕われる気さくな性格。
しかしその裏では、全国大会出場を目指すつららの夢につけこんで彼女を脅迫し、自宅アパートに連れ込んで肉体関係を強要していた卑劣漢[注 41]。つららから妊娠の事実を打ち明けられるも、中絶するよう見捨てた上でつららや赤井を一方的に罵倒し、逆上したつららが取り出したステッキによって頭部を破裂させられ、死亡。遺体はステッキを使った雹花の手によって処分された。
その後、倉木が生徒(つらら)を自宅に連れ込んでいた噂が学校内に広まり、倉木の自宅アパートを訪ねた学年主任と女性教師がつららの陵辱写真を収めたファイルを発見し、学年主任によって処分されることになった。

その他の人物[編集]

直戸 圭介(なおと けいすけ)
声 - 安里勇哉[18]
普段はコンビニでアルバイトをしているフリーター。一人称は「僕」。虹海の熱狂的な大ファンで、住んでいるアパートの自室は虹海やおしりんご、『いぬあそび。』関連グッズであふれかえっており、勤務中に虹海のブログを見ることもある。虹海のファンの間でも特に有名な存在として名前が知られているが、ライブ遠征やグッズを買うために多額の借金をしている多重債務者で、家賃もまともに払えず、金融会社から返済を迫られている。かつては同棲していた彼女もいたが、愛想を尽かされて出ていってしまった。
虹海の芸能活動休止を知った激しいショックの末、投身自殺を図ろうとするが、偶然卒倒した自分を病院まで運んでくれた要に引き止められ、夜通しで虹海に関する話題を語り、要から「今まで出会った中で一番のクズ」と陰で見下された。
その後、要に虹海のファンの卒業宣言をするが、要と虹海が一緒にいるところを偶然目の当たりにしたことから一転、要に対して激しい殺意と憎悪を剥き出し[注 42]にして殺そうと襲いかかるが、虹海のステッキを手にし、本性を暴露した要に自分の存在を全否定される暴言を吐かれ、ステッキの力に操られるがままに要に殺された。
【第2部】
『いぬあそび。』ライブの常連である酒木とは「酒木氏」「直戸氏」と呼び合う程、交流が深かった様子が描かれている。
8月12日生まれのしし座(25歳)。身長172センチ。体重55キロ。B型。愛知県出身。趣味・特技はにじみんの追っかけ、オタ芸、おしりんごグッズ集め。長所は一途で、一度決めたら我が道を突き通す。苦手なものは他人の推しを批判する人。好きなものはにじみん、おしりんごグッズ、つけ麺[4]
山井 幸支(やまい ゆきじ)[21]
声 - 小形満
みかりの執事。度々みかりのわがままに振り回されており、ほぼ毎日命の危険を感じるような仕打ちを受けているが、彼自身はかなりのドMなため、ご褒美の「ハゲちゅっちゅ」で全てチャラになる。
卓越した身体能力の持ち主かつ強靭的な体術の使い手でもあり、かつて通り魔に殺されたみかりの母から一人残されてしまったみかりのことを託されて以来、命を懸けてでもみかりの身を守ることを第一の使命として生きている。
12月24日生まれのやぎ座(60歳)。身長157センチ。体重50キロ。A型。島根県出身。趣味・特技は家事お手伝い、暗算、料理、運動、マッサージ。長所は早寝早起き・仕事熱心。苦手なものはパクチー。好きなものは温泉。好きな有名人は吉高由里子[7]
雫芽 さき(しずくめ さき)
さりなの姉。妹思いの性格で、眼鏡をかけた巨乳の少女。偶然にも梨ナにカメラ型ステッキの力で容姿をコピーされていた[注 12]
首の傷で入院した妹の見舞いで病院を訪れた際、周囲から昏睡状態の梨ナと間違えられていた。
アニメ版では未登場。
小田野 総二(おだの そうじ)
声 - 佐藤健太郎
奴村の両親を惨殺した犯人。ステッキを手にした奴村に拉致監禁され、「死ぬまで殺さない」と、毎日死なない程度の拷問を受けていたが、さりなのヨーヨー型ステッキによって身体を真っ二つに切り裂かれ、死亡。
鴉間 巽(からすま たつみ)、最原 竜我(さいばら りゅうと)、久松 翼冴(ひさまつ つばさ)
『黄金井市少女リンチ殺人事件』の犯人である3人の不良少年。色黒で髪を染めている最原が3人の中心的存在にあたる。
2年前、“A”から与えられた魔法少女サイトのステッキ(形状・能力等は不明)で当時小学生であった花夜の妹の愛里をリンチした末に惨殺し、事件後に逮捕された。しかし全員が容疑を否認する上、事件や愛里の死に不審な点がいくつかあった[注 38]ために証拠不十分の無罪放免として釈放されるが、全員花夜の父による復讐制裁によって死亡。

書誌情報[編集]

  • 佐藤健太郎 『魔法少女サイト』 秋田書店〈少年チャンピオンコミックス・タップ!〉、既刊10巻(2018年5月8日現在)
    1. 2014年3月7日発売 ISBN 978-4-253-22401-7【背表紙:拳銃型ステッキ】
    2. 2014年9月8日発売 ISBN 978-4-253-22402-4【背表紙:おしりんご】
    3. 2015年3月6日発売 ISBN 978-4-253-22403-1【背表紙:ヨーヨー型ステッキ】
    4. 2015年11月6日発売 ISBN 978-4-253-22404-8【背表紙:カッターナイフ型ステッキ】
    5. 2016年4月8日発売 ISBN 978-4-253-22405-5【背表紙:パンツ型ステッキ・魔着】
    6. 2016年9月8日発売 ISBN 978-4-253-22406-2【背表紙:日本刀型ステッキ・魔刀】
    7. 2017年9月8日発売 ISBN 978-4-253-22407-9【背表紙:携帯電話型ステッキ】
    8. 2018年1月5日発売 ISBN 978-4-253-22408-6【背表紙:スマートフォン型ステッキ】
    9. 2018年3月8日発売 ISBN 978-4-253-22409-3【背表紙:コンパクト型ステッキ】
    10. 2018年5月8日発売 ISBN 978-4-253-22410-9【背表紙:ヘアドライヤー型ステッキ】
  • 佐藤健太郎(原作)、宗我部としのり(漫画) 『魔法少女サイトSept』 秋田書店〈少年チャンピオンコミックス・タップ!〉、既刊1巻(2018年4月6日現在)
    1. 2018年4月6日発売 ISBN 978-4-253-22901-2【背表紙:電動ドリル型ステッキ】

テレビアニメ[編集]

映像外部リンク
TVアニメ「魔法少女サイト」本PV - YouTubeavex picturesが2018年3月2日にアップロード)

2017年9月8日発売のコミックス第7巻にてテレビアニメ化を発表[1]。2018年4月より毎日放送アニメイズム』B2枠ほかにて放送中[2][22]。後半はアニメ独自のストーリー展開が予定されている[23]

スタッフ[編集]

  • 原作 - 佐藤健太郎[24]
  • 監督 - 松林唯人[24]
  • シリーズ構成 - 伊神貴世[24]
  • キャラクターデザイン - 渋谷秀[2]
  • サイト管理人デザイン - 岩永悦宜[16]
  • サブキャラクターデザイン - 久留米東[16]
  • プロップデザイン - 小澤円[16]
  • 美術監督 - 秋葉みのる[16]
  • 色彩設計 - のぼるはるこ[16]
  • 撮影監督・3Dディレクター - 山根裕二郎[16]
  • 編集 - 岡祐司[16]
  • 音響監督 - 納谷僚介[16]
  • 音楽 - 井内啓二[18]
  • 音楽制作 - エイベックス・ピクチャーズ[16]
  • プロデューサー - 松村一人、髙橋和彰、亀井博司、中澤壮理、相島豪太、竹枝義典、窪田聡、小松亜佐美
  • アニメーションプロデューサー - 川人憲治郎
  • アニメーション制作 - production dóA[24]
  • 製作 - 「魔法少女サイト」製作委員会[16]

主題歌[編集]

オープニングテーマ「Changing point」[25]
作詞 - 前澤希 / 作曲・編曲 - 南田健吾 / 歌 - i☆Ris
エンディングテーマ「ゼンゼントモダチ」[25]
作詞 - 山本メーコ / 作曲・編曲 - 佐藤陽介 / 歌 - 山崎はるか
挿入歌「もしアナタが、消えようとも」(第8話)
作詞 - lotta / 作曲・編曲 - 黒須克彦 / 歌 - 大野柚布子

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
#01 魔法少女サイト 伊神貴世 松林唯人 小澤円、本田創一、藤本泰史 渋谷秀
#02 テンペスト 島津裕行 山本恭平 寒川歩、山中いづみ、山本恭平
志生野好、石田啓一
川島尚
#03 毒りんごとお姫さま 大町生 板庇迪 Yu Min-zi、Park Yu-mi、本多創一
藤木泰史、小澤円、久保山陽子
河野美由紀、加藤清史郎
渋谷秀
#04 後継者と転校生 関根アユミ 山田浩之 佐藤みほ 佐藤弘明、Kim Sung ll 川島尚
#05 復讐と決意 伊神貴世 松林唯人 追崎史敏 寒川歩、山本恭平、秋田英人
谷口繁則、服部益実、森田実
渋谷秀
#06 フェイク 蓮谷トオル 徐恵眞 飯飼一幸、池原百合子、中山和子
菊池一真、小澤円
川島尚
#07 共闘戦略 関根アユミ 中原れい 板庇迪 川口裕子、細田沙織、西尾聡美
中野彰子、Yu Min Zi、Park Yu Mi
渋谷秀
久留米東
#08 Last Summer 伊神貴世 江副仁美 寒川歩、本田創一、山本恭平
三輪えり子、小澤円
川島尚

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[22]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [26] 備考
2018年4月7日 - 土曜 1:55 - 2:25(金曜深夜) TBSテレビ 関東広域圏 字幕放送
土曜 2:25 - 2:55(金曜深夜) 毎日放送 近畿広域圏 製作局 / 字幕放送
2018年4月8日 - 日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜) BS-TBS 日本全域 BS放送
2018年4月11日 - 水曜 22:30 - 23:00 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
2018年4月18日 - 水曜 1:58 - 2:28(火曜深夜) 静岡放送 静岡県
2018年4月24日 - 火曜 1:28 - 1:58(月曜深夜) 青森テレビ 青森県
毎日放送、TBSテレビ、BS-TBSでは『アニメイズム』B2枠。

インターネットでは、Amazonプライム・ビデオにて全世界に独占配信中[2][22]

BD / DVD[編集]

発売日[27] 収録話 規格品番
BD初回版 DVD初回版
1 2018年6月29日予定 第1話 - 第2話 GNXA-2101 GNBA-2701
2 第3話 - 第4話 GNXA-2102 GNBA-2702
3 2018年7月27日予定 第5話 - 第6話 GNXA-2103 GNBA-2703
4 第7話 - 第8話 GNXA-2104 GNBA-2704
5 2018年8月31日予定 第9話 - 第10話 GNXA-2105 GNBA-2705
6 第11話 - 第12話 GNXA-2106 GNBA-2706

Webラジオ[編集]

朝霧彩役の大野柚布子と奴村露乃役の茜屋日海夏によるWebラジオ『「魔法少女サイト」とある不幸な少女たちのラジオ』が2018年4月5日よりHiBiKi Radio Stationにて隔週木曜に配信中[28]

毎日放送 アニメイズム B2
前番組 番組名 次番組
魔法少女サイト
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脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ しかし第2部では、魔法少女サイトやサイト管理人からではなく、魔法少女サイトとは無関係である謎の人物・“A”が男女関係なくステッキを与えるという異例も存在していた(そのため、“A”からステッキを与えられた霰矢は魔法少女サイトの存在を知らなかった)。
  2. ^ 寿命の減りはステッキによってそれぞれ異なり、奴村が持っているような時間操作能力のステッキは寿命の減りが異常に速いとされている。
  3. ^ ただ、女装をした男の娘である清春に関しては不明(ステッキを受け取った清春もサイト管理人が自身を少女と勘違いしたと思っているため、特に気に留めてはいない)。
  4. ^ ステッキはサイト管理人自らが直接少女の元に現れ、学校の下駄箱や鞄の中などにステッキと説明書を潜めている(彩と奴村は下駄箱、梨ナと虹海は鞄の中にステッキと説明書が入っていた)。
  5. ^ この口上はそれぞれのサイト管理人によって、話し方が異なる。
  6. ^ a b トップ画面に描かれたサイト管理人(漆は左耳、捌は鼻)をクリックすることでテンペストのページを表示できる。
  7. ^ a b 小雨曰く、実際は「野心のありそうなおバカな子にサイト管理人自らが姿を見せ、魔法少女狩り(マジカルハンター)などの称号を与えることで他の者より優位に立てていると錯覚させる」だけだった。
  8. ^ そのページの隠された一部分に「tempest」と入力することで、テンペストの脅威が記載されたページを表示できる。
  9. ^ 例えば梨ナに使用した際、転送先がその日の下校時に火本と歩いていた場所になっているなど(アニメ版では、彩が「殺したくない」と念じたため、彼女が世話した捨て猫がいた場所に変更されている)。
  10. ^ 奴村曰く、「あんなクソみたいにうさん臭い顔をした人は久々に見た」。
  11. ^ a b 虹海の急逝後、「少しの間一人にしてほしい」と彩に促され、みかりの元へ身を寄せることになったが、食事が高級メニューばかりであることにはうんざりしている模様(ただ、奴村はステッキを持っていない自分達を匿ってもらえるだけ、みかりに感謝している)。
  12. ^ a b 梨ナ曰く「モテオーラの出ていた女を適当に選んだ」。
  13. ^ 姿を変えたのは、元々自分の容姿(そばかすとちっぱい)にコンプレックスを抱いていたためと、奴村の目を欺きステッキを奪うため。
  14. ^ 医師によると、外見は若いにも関わらず内臓年齢は70代前後と同様になっていたという。
  15. ^ 借金取りの一人は直戸に借金を返済するよう脅していた借金取りの男と同一人物であり、ステッキの力で虹海の家族に関する記憶は全て消されたものの、アイドルデビューを果たした虹海によって借金は全額返済された。
  16. ^ 普段は多忙で実家に預けられている。
  17. ^ 奴村達によってステッキで傷を治癒されたため、死因は「心臓発作による病死」として扱われた。
  18. ^ 虹海はこの魔法で自分のファンを操り、自宅のマンションで料理や掃除などの家事を取り仕切っていた。
  19. ^ 後に梨ナ本人もステッキでコピーした容姿の人物がさりなの姉であることを知って驚くが、さりな本人からは「違和感ありすぎて気持ち悪い」と嫌がられている。
  20. ^ 二人のステッキの他にシャーペン型ステッキと魔法を別の場所で使えるライター型ステッキの計4つを回収したその後、アリスと共にマンション跡地からさつりく帳と杖型ステッキを見つけ出した。
  21. ^ 第2部でアリスが纏っていたマントと同一のもの。
  22. ^ そのため、小雨本人は「いつ死んでもいい」とステッキで寿命が減ることに躊躇いは持っていなかった。
  23. ^ 彼が女装を始めた経緯は現時点で謎に包まれている。
  24. ^ 一時はさりなが回収していたシャーペン型ステッキで清春との通信を絶っていた(アリス曰く、「思考を管理・洗脳する能力って、全て筒抜けでなんかキモいから」とのこと)。
  25. ^ アリスは時間を戻す前にステッキとは別に所持する普通のスマホで時間を戻す前の一部始終(管理人に殺され、ステッキを奪われるさりなの姿など)を収めている。また、清春の指輪型ステッキによる通信を一時的に断絶していた際も「彼女がやられるわけがない」と清春は語っていた。
  26. ^ a b 花夜は父親のことを「自分や母の生活を滅茶苦茶にした猟奇殺人犯」として強く恨んでいるが、刑務所に収監されている父の元には時折面会に訪れている。後に父の死刑執行が確定されたと知らされた際は複雑な顔を見せていた。
  27. ^ ボタンは全部で10つ付属しており、魔法少女に触れると、その魔法少女が持つステッキの紋章がボタンに現れる(コピーしたその能力は一度しか使用できないが、同じ魔法少女に再び触れることでその能力を使うことができる)。
  28. ^ 酒木曰く、「単純にあいつら(メリッサ達)はうるさいから嫌い」。
  29. ^ 本人曰く、ノロウイルスにかかったみたいになる。
  30. ^ 死因は全身から一滴残らず血がなくなるという失血死であり、1年前に謎の事件として世間でも騒がれていた。
  31. ^ 書斎の本棚による隠し扉から通じており、ステッキが保有されている拷問部屋の他にホームジムやピアノルームといった2つの部屋が存在している。
  32. ^ (要から回収した虹海のステッキを合わせて)総勢31ものステッキが確認されている。
  33. ^ 作中では光学迷彩で姿を隠すステッキを使い、要が小雨のステッキを使おうとしたところを足止めし、催眠ガスらしき物でその場にいた者達を全員眠らせた。その間に瀕死の重体の清春をはじめとする傷を負った魔法少女達を助け出し、ステッキを奪うことなく、虹海のステッキを回収すると同時に要を連れ去った。
  34. ^ 虹海の告別式で漆から虹海のステッキを回収する際に魔法少女達を殺さなかったことを指摘されており、要を始末するよう命じられているが、美炭自身は「(要は)始末した」と虚言している。
  35. ^ その後、美炭の邸宅は既にもぬけの殻で、要が脱出直前に焼き払った拷問部屋は焼け焦げた状態であったが保有されていたステッキなどといった殆どのものが消えていたため、美炭も消息不明のままである。
  36. ^ 要曰く「何も取り柄もない子供には興味がない」が、彩が意識不明の重体で病院に運ばれた際は妻と共に病院へ駆け付けているため、娘に対して完全に無関心という訳ではない。
  37. ^ しかし犯人達を尾行していた後から記憶が曖昧になってしまったらしい(本人曰く、「娘の仇を討つことで頭がいっぱいだった」)。
  38. ^ a b 愛里の遺体には明らかに人間が手を下した痕が残っていたのに、調べても触れられた形跡が全くなかったり、犯人の3人には愛里を暴行した形跡が全く見つからなかった。
  39. ^ 名前こそ表明されてはいないが、虹海の転校先の学校も密かにネット上で公表されていたため、虹海の急逝を境に「呪われた中学校」として悪評を集めるようになった。
  40. ^ その為、漆からにも「厄介な存在」として危険視されていた。
  41. ^ 倉木がつららを連れ込んでいる姿を時折見かけていたアパートの隣人の男は以前から倉木の正体に気付いていたらしく、同僚の教員達が倉木の元を訪れた際、倉木を変態呼ばわりする上で「未成年はやめとけ」と忠告するように告げた。
  42. ^ アニメ版では入院していないため、病院内における要との接触は割愛されているが、虹海と偶然すれ違い、彩の自宅を訪れた彼女が要に一目惚れするという一部始終を目の当たりにしたことから要に殺意を向けるようになった。

出典[編集]

  1. ^ a b “「魔法少女サイト」2018年にTVアニメ化!週チャンへの移籍も決定”. コミックナタリー (ナタリー). (2017年9月8日). http://natalie.mu/comic/news/247928 2017年9月8日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h 『魔法少女サイト』大野柚布子・茜屋日海夏ら出演声優5名が解禁”. アニメイトタイムズ (2018年1月24日). 2018年1月24日閲覧。
  3. ^ a b 単行本2巻に記載された、登場人物のプロフィールより。
  4. ^ a b c d e 単行本3巻に記載された、登場人物のプロフィールより(ただし、梨ナのプロフィールは容姿変化前のもの)。
  5. ^ a b c d e “魔法少女サイト:テレビアニメの追加キャストに原由実、M・A・O、本渡楓、松井恵理子、Lynn”. まんたんウェブ (毎日新聞デジタル). (2018年3月25日). https://mantan-web.jp/article/20180325dog00m200018000c.html 2018年3月26日閲覧。 
  6. ^ 単行本4巻に記載された、登場人物紹介より。
  7. ^ a b c d e 単行本4巻に記載された、登場人物のプロフィールより。
  8. ^ a b c 単行本5巻に記載された、登場人物紹介より。
  9. ^ 単行本5巻に記載された、登場人物のプロフィールより。
  10. ^ 単行本7巻に記載された、登場人物紹介より。
  11. ^ a b 単行本7巻に記載された、登場人物のプロフィールより。
  12. ^ 単行本9巻に記載された、登場人物のプロフィールより。
  13. ^ 単行本10巻に記載された、登場人物のプロフィールより。
  14. ^ フルネームは登場時よりしばらくたった第53話にて判明。
  15. ^ a b 単行本8巻に記載された、登場人物のプロフィールより。
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m STAFF & CAST”. TVアニメ「魔法少女サイト」公式サイト. 2018年3月19日閲覧。
  17. ^ キズナアイ:人気バーチャルYouTuberが声優初挑戦 テレビアニメ「魔法少女サイト」”. 毎日新聞. 毎日新聞社 (2018年3月18日). 2018年3月19日閲覧。
  18. ^ a b c d 『魔法少女サイト』岡本信彦、鈴木達央ら追加声優陣が発表”. アニメイトタイムズ (2018年2月16日). 2018年2月16日閲覧。
  19. ^ ステッキの名称は第45話にて登場しているが、詳細は不明(第2部にて“A”から回収したステッキであると判明する)。
  20. ^ KITAxERIの2018年2月14日22:48のツイート2018年2月17日閲覧。
  21. ^ フルネームは単行本4巻に記載された、登場人物のプロフィールにて判明。
  22. ^ a b c ONAIR”. TVアニメ「魔法少女サイト」公式サイト. 2018年3月2日閲覧。
  23. ^ “アニメ質問状:「魔法少女サイト」 目を背けたくなる表現もできる限り忠実に 少女の選択に意味を”. MANTANWEB(まんたんウェブ) (株式会社MANTAN). (2018年5月4日). https://mantan-web.jp/article/20180503dog00m200022000c.html 2018年5月18日閲覧。 
  24. ^ a b c d 「魔法少女サイト」ティザービジュアルは朝霧要の下着姿!スタッフ情報も(コメントあり)”. コミックナタリー (2017年11月22日). 2017年11月22日閲覧。
  25. ^ a b 『魔法少女サイト』管理人・漆を中尾隆聖さんが怪演”. アニメイトタイムズ (2018年3月2日). 2018年3月2日閲覧。
  26. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  27. ^ BD & DVD”. TVアニメ「魔法少女サイト」公式サイト. 2018年3月16日閲覧。
  28. ^ 「魔法少女サイト」とある不幸な少女たちのラジオ”. HiBiKi Radio Station. 2018年3月31日閲覧。

外部リンク[編集]