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重神機パンドーラ

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重神機パンドーラ
ジャンル SFロボット
アニメ
原作 河森正治サテライト
総監督 河森正治
監督 佐藤英一
シリーズ構成 根元歳三
キャラクターデザイン 江端里沙(原案)
安彦英二
メカニックデザイン 河森正治(重神機)
音楽 得田真裕、眞鍋昭大
アニメーション制作 サテライト
製作 葉浩均
放送局 TOKYO MX毎日放送ほか
放送期間 2018年4月 -
話数 全26話(予定)[1]
漫画:重神機パンドーラ 0
原作・原案など 河森正治サテライト
作画 さおとめあげは
出版社 講談社pixiv
レーベル KCデラックス
発表期間 2018年3月22日 -
巻数 既刊1巻(2018年6月現在)
漫画:パンドーラ 男子めし
原作・原案など 河森正治サテライト
作画 水埜なつ
出版社 講談社
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

重神機パンドーラ』(じゅうしんきパンドーラ、英題: LAST HOPE: 重神機潘多拉)は、河森正治原作、サテライト制作によるテレビアニメ作品。2018年4月よりTOKYO MX毎日放送ほかにて放送中[2]

製作

経緯・スタッフィング

本作は、河森と親交がある中国のプロデューサー孫晗が企画を持ちかけて立ち上げられたオリジナルアニメであり、孫晗が所属する福建省廈門市のXiamen Skyloong Media(海天云龙(厦门)文化传媒有限公司[注釈 1])がサテライトと連携して製作を行っている。主要スタッフは河森が総監督を務めたテレビアニメ『マクロスΔ』終盤ごろより選定が行われ、監督の佐藤英一、シリーズ構成の根元歳三、キャラクター原案の江端里沙など、過去の河森作品に参加経験のある人物が数多く起用されている。

作風・演出

河森によると、作品の根底には、「技術革新が猛スピードで起こる現代で、人類は何ができるのか」という問いかけがあるといい、コンセプトとして、時代に追い立てられる感じがある中で描けるヒューマンアクションの追求を挙げている[3][4][5]パンドラの箱に由来するタイトルには、既に箱が開かれてしまっているような現代に、どのような希望が残されているのかという河森の考えが反映されている[3]

登場人物の名前や舞台設定には、作品の着想を得るきっかけとなった中国の要素が数多く盛り込まれており[6]、河森は取材で訪れるたびに激変する中国の各都市、特に重慶をモチーフにすることで、作品のコンセプトが表現できるのではないかと語ってる。また、ストーリーは二十歳代の登場人物たちが中心となり、彼らが生き残るために結ぶ「契約」が重要な設定となる[5]。メカアクションなどには特撮作品のテイストが盛り込まれており、ロボットものとヒーローものの中間を狙うことが意識されている[3]

プロモーション

2016年7月、ロサンゼルスで行われたAnime Expo 2016にて「河森正治 New Project THE NEXT」の製作始動が告知され[7]ティザーサイトがオープン。中国での同時放送だけでなく、Xiamen Skyloongによるアニメーション事業の一環として世界規模でリリースされることが発表された[1]。翌2017年10月、ニコファーレで行われた発表会にて正式なタイトルおよび主要スタッフやキャストが公開された[3]

ストーリー

2031年、中国の翔龍シャンロンで起こった次世代エネルギー装置「量子リアクター」の爆発が原因で、世界中に特異進化生物「B.R.A.Iブライ」が出現。滅亡の危機に瀕した人類は、絶対防衛都市と呼ばれる数十の都市への撤退を余儀なくされた。

「翔龍クライシス」と名付けられた爆発から7年後。事故を引き起こし、絶対防衛都市ネオ翔龍となった街を追放された科学者のレオン・ラウは、契約を交わして家族となったクロエ・ラウとともに暮らしていた。ある日、レオンは近くに出現した大型のB.R.A.Iからクロエを守るため、多目的可変ビークル「MOEVモーヴ」で出撃する。不慣れな戦いの中で、レオンは対B.R.A.I用として開発中だったハイパードライブの起動によってMOEVを人型に変形させ、B.R.A.Iを退けることに成功する。これによってネオ翔龍へと帰還したレオンは、ネオ翔龍防衛軍が組織した特殊部隊パンドーラに加入。女性拳法家のクイニー・ヨウやスナイパーのダグ・ホーバットらと共に、B.R.A.Iの脅威を取り除くための戦いに身を投じる。

登場人物

チーム・パンドーラ

レオン・ラウ
声 - 前野智昭[8]飯田友子(幼少)
本作の主人公。24歳。飛び級で大学に進学し、若くして量子リアクター研究チームのチーフを務めていた進化物理学者で、翔龍クライシスではチームのなかで唯一生還した。絶対防衛システムを開発後、事故の責任を取って翔龍から放逐され、以降はネオ翔龍郊外の荒野でクロエと共同生活を送りながら、対B.R.A.I用の切り札としてハイパードライブの開発を行ってきた[9]。普段は研究に没頭するあまり生活能力に乏しく、クロエからは「もっさり」と評される。麻花を好物としている。
パンドーラ加入後は世界を破滅させた男としてグレンやジェイたちから不信の目を向けられるが、その頭脳は皆から認められており、隊の一員として戦闘にも参加し、ネオ翔龍の窮地を度々救っている。グレンからは「インテリ」、ダグからは「学者先生」と呼ばれている。ジークとの戦闘時に重傷を負うが、実際には怪我をしておらず、ハイパードライブの副作用も起きなかったことから、自分やクイニー達が「進化」していると推測する。
クロエ・ラウ
声 - 東山奈央[8]
レオンと家族契約を結び、彼の妹となった少女[10]。15歳。明るいしっかり者で、レオンを実の兄のように慕い、彼を支える[9]。ことあるごとに家族契約の条項を持ち出してレオンを叱責する場面も多いが、互いの絆は強い。ネオ翔龍に帰還後は、パンドーラに服務係として入隊し、隊の皆を裏からサポートする。実はロンの妹であり、翔龍クライシスの原因を兄が作ったという真相はレオンから教えられていない。
クイニー・ヨウ
声 - 花澤香菜[8]
空神拳使いの女性バウンティハンター。22歳。普段は冷静な振る舞いが多いが、可愛いものや甘い食べ物を好むなど女性らしい一面を持つ。また、家事を得意とする。翔龍クライシスの直後に師匠(声 - 綿貫竜之介)や同門の仲間たちを失った過去があり、以降はB.R.A.Iをハンティングしながら復讐相手のワンを探していた[11]
当初はパンドーラへの入隊を断り単独で行動していたが、再会したワンに圧倒的な実力差を見せつけられる形で敗北し、パンドーラに保護される。その後、2度目の戦闘で自機に取り付けられたハイパードライブを起動させ、ワンの操る鳳雛を撃退することに成功。逃げ延びたワンを見つけ出すため、パンドーラへ参入する。ゴールドの襲撃でセシルが負傷した際は彼女の影武者を務めた。
ダグ・ホーバット
声 - 津田健次郎[8]
バウンティハンターとして活動する男性スナイパー。26歳。口癖は「どうでもいい。」で、「エミリア」と名付けた飼い猫を愛でる軟派で飄飄とした振る舞いが特徴[12]。その実、翔龍クライシス以前は「虎の目」と呼ばれる要人暗殺専門の凄腕狙撃手であり、実戦では正確無比な狙撃で対象を撃ち抜く技量を見せる。
パンドーラ加入後、セシルを狙撃しようとするカメレオン型B.R.A.Iが、かつて恋人エミリアの作り上げたAIを搭載した個体であることに気づき、単独で追跡を開始。セシル暗殺の実行犯として仲間から追われながらもB.R.A.Iを追い詰め、ハイパードライブを搭載したMOEVで撃退に成功する。
グレン・ディン
声 - 内田雄馬[8]藤原夏海(幼少)
都市防衛軍第6中隊隊長。階級は大尉。22歳。直情的で口も悪いが、仲間思いな性格。ダグからのあだ名は「番長」。家族をB.R.A.Iに殺され志願兵として防衛軍に入隊した過去をもち、B.R.A.I誕生の原因を作ったレオンを含む科学者たちに対して憎しみを抱いている。しかし、自分からMOEVのパイロットに志願してB.R.A.Iの侵攻を止めたレオンを見直し、パンドーラに転属。対抗意識をむき出しにしながらもレオンや他のバウンティハンターたちと関わっていく。生身での戦闘時は拳銃を扱い、ケインとコンビを組むことが多い。
ケイン・イブラヒーム・ハサン
声 - 石塚運昇[8]
パンドーラの隊長。指揮官として後方より仲間を援護する。48歳。豪放磊落で義理人情に厚く、レオンやクロエ、バウンティハンターたちとも友好的に接する。好物は山椒。
かつては元民間軍事会社の傭兵として活動していたが、要人の護衛任務中にエージェント時代のダグに狙撃され重傷を負い、前線を退いた過去をもつ。3度の結婚歴があり、3番目の妻サラ(声 - 園崎未恵)との間には息子ラインハルト(声 - 森千早都)もいたが、傭兵稼業が理由で家族と別れている。生身での戦闘では大剣を扱う。しかし、過去の古傷による痛みから体調は万全ではない。

ネオ翔龍

セシル・スー
声 - 茅野愛衣[8]
ネオ翔龍市長兼防衛軍司令官。周囲からは「姫」と呼ばれる[13]。前市長だった父親を翔龍クライシスで亡くしている。街の繁栄を維持するために翔龍リアクターの稼働を止めないことを決めており、幾度となく失脚を狙う反対派やMr.ゴールドから命を狙われ、傷を負っている。古代より翔龍の大地を守るべく、「渾沌」を秘密裏に管理してきた一族の出身。妹にフィオナがいる。
ジェイ・ユン
声 - 梅原裕一郎[8]東内マリ子(幼少)
セシルの秘書官。24歳。代々セシルの一族に仕えてきた家の出身で、彼女に代わって財政管理や作戦指揮を行う。レオンとは幼い頃の同級生であり、自分以上の才覚を見せる彼にライバル心を抱いていた。翔龍クライシス後のレオンには当初不信感を持っていたが、事態を収拾できるのもレオンだけと考え、B.R.A.Iへの対応を一任する。面倒見も良く、文句を溢しながらもチーム・パンドーラを裏から支え、時には体を張ってセシルやネオ翔龍のために行動する。
シェン・リュウ、ミン・ファン、チュン・ウー、シィア・フー
声 - 深田愛衣(シェン)、水間友美(ミン)、春野杏(チュン)、伊藤佑夏(シィア)
ネオ翔龍司令室でオペレーターを務める女性たち。シェンは黒い長髪の女性。

ゴールド一味

Mr.ゴールド
声 - 檜山修之[8]
B.R.A.Iを操りネオ翔龍を狙う一味のリーダー格。その名のとおり黄金の鎧に全身を包んでいる。
その正体はエドガー・キンの息子である「デビット・キン」。表向きには「火鍋屋」などの経営を行っていた。「混沌」を守護する一族でありながら、同じ使命を帯びたセシルの一族に服従を強いられていたため、セシルに強い恨みを抱いており、幾度もネオ翔龍を襲撃する。ムカデ型B.R.A.Iと先祖一族の頭蓋骨を使った作戦では、自らB.R.A.Iと融合して翔龍市庁舎を狙うも、チーム・パンドーラの活躍でB.R.A.Iを破壊された上、自身もレオンに倒されて死亡した。
ジーク
声 - 中村悠一[8]
一味の参謀役を務める年齢不詳の男。ダークドライブの開発者。翔龍クライシス直後にロンを殺害したとされる。レオンからはロンの精神が乗り移ってるのではないかと疑念を抱かれている。ゴールド一味が壊滅した後も一人生き残る。
レオンと対峙した際、自分は元々ゴールドの配下ではなく、スポンサー(世界を意のままにしようとする勢力)からの依頼で行動を共にしていただけということ、そして自身が様々に分岐した多重次元のロン・ウーの記憶を受け継いだ、ロンの意識の集合体であるという事実を明かした。
ハオ・ワン
声 - 近藤孝行[8]
一味の用心棒を務める武闘家で、クイニーと同門の空神拳使い。27歳。翔龍クライシス後、人間を超える力を求め、自分の師匠やクイニー以外の門下生を惨殺した。「鳳雛」という隼のB.R.A.Iを飼っており、多重次元を経由して遠隔操作を行うことが出来る。鳳雛を利用してネオ翔龍を襲撃するが、クイニーに撃退され、以後は生死不明となる。
フォー
声 - 石川界人[8]
Mr.ゴールドに仕える仮面の男。全身が機械や重火器、刃物で構成されており、人間を超越した身体能力と反射神経を有する。レオンからはB.R.A.Iに限りなく近い存在と分析されている。Mr.ゴールド直々によるネオ翔龍襲撃時にて、ケインの砲撃を受けて体を破壊される。結果的に視覚や下半身を失うも、残った上半身を野犬のB.R.A.Iと融合させ、ゴールドの仇討ちとして、匂いを頼りにセシルを狙うが、最後はクイニーとダグの連携で倒されて死亡した。

その他

ロン・ウー
声 - 石田彰[8]
量子リアクター研究チームのリーダーだった天才科学者。クロエの実兄。27歳。身長183センチメートル。体重77キログラム。「渾沌」の発見者で、量子リアクターへとそれを組み込んだ。7年前の翔龍クライシスを引き起こした張本人であるが、その直後に何者かに殺害されている。実は翔龍クライシス時にはジークに意識を乗っ取られており、人格の変化もそれが原因であった。
フィオナ・スー
声 - 能登麻美子
レオンたちの前に何度も現れる謎の女性。普段は実体を持たない幻影姿で姿を現し、その身体からは多次元量子場の揺らぎが観測されている。「紡ぎの巫女」と呼ばれる存在。セシルの妹で、彼女とは血を分けた姉妹。
エミリア・ヴァリ
声 - 瀬戸麻沙美
ダグの恋人だった科学者。自身の護衛兼監視役として派遣されたダグと恋仲になり、組織を脱走。しかし追っ手を撒いた直後、B.R.A.Iに襲撃されて死亡する。
エドガー・キン
声 - 中田譲治
Mr.ゴールドの父親。公司のCEO。リアクター事故後に対策本部の指揮を執り、レオンを追放した人物。後に失脚し、息子と町を出奔。本編の時代には既に死亡している。彼の金色の頭蓋骨は、セシルへの復讐のため、息子のデビットに利用された。

MOEV

多国籍の企業共同体が開発を進めてきた多目的可変ビークル(Multipurpose Organic Evolution Vehicle)の総称。B.R.A.Iのパーツを組み込むことで実用化に成功し、都市防衛軍や軍と契約してライセンスを交付されたバウンティハンターの戦力として普及する[14]。基本形となる移動形態「ビークルモード」と、手足を展開した攻撃形態「アタッカーモード」への可変機構を備える。さらに動力部にハイパードライブを搭載した機体は、「フォーメーション・テラロイド」の掛け声で、アタッカーモードから完全な人型形態「テラロイドモード」に変形することが出来る。レオン機、ダグ機、クイニー機はハイパードライブを同調させて3機による合体攻撃を行える。

レオン機
ロンが量子リアクターを動力に利用することを目的に開発したメタリックグレーの実験機。コールサインは「パンドーラ1」。当初は防衛軍に売り込む予定だったが、ハイパードライブがレオンとしか同調できなくなったため、レオンの専用機となる。ビークルモードは装輪装甲車型で、テラロイドモードは格闘戦に特化している。攻撃手段は機銃、量子ブレード、拳に力を集中させて殴りつける「多重次元アタック」。量子ブレードは「量子ブレード・オーバーロード」として刀身を伸ばすことが可能。
ダグ機
二輪車型の緑基調のカスタム機。コールサインは「パンドーラ2」。スナイパーライフルを用いた遠距離狙撃による後方支援を得意とする。エミリアの開発したAIを搭載したB.R.A.Iを打ち倒すため、レオンによってハイパードライブを取り付けられ、テラロイドモードへの変形機構を獲得。連射した弾丸の速度に変化を付けたり、弾丸に弾丸をぶつけるなどして、意図的に軌道をコントロールすることが可能となる。
クイニー機
VTOL型の赤いカスタム機。コールサインは「パンドーラ3」。チーム・パンドーラの機体では唯一飛行が可能で、空中での高機動格闘戦を得意とする。武器は機銃と青龍偃月刀。ワンの操る鳳雛に敗北後、クイニーの素養を見込んだレオンによってハイパードライブを取り付けられ、テラロイドモードへの変形機構を獲得。クイニーの空神拳を再現可能となる。
都市防衛軍機(仮称)
ネオ翔龍の都市防衛軍に配備される戦車型の機体。武装は機銃と、高威力のABI弾。
ジーク機
ジークが召喚した黒いMOEV。現時点ではテラロイドモードのみの登場。攻撃手段は格闘や量子ブレード。

用語

地名・組織

絶対防衛都市
対抗する防衛軍に加えて、エネルギーや電力を自給できる設備を備えた大規模都市[14]。周囲にはレオンが開発した絶対防衛システムが張り巡らされている。B.R.A.Iの侵攻によって、物語開始時点では数十しか残されていない。
ネオ翔龍ネオシャンロン
「人類最後の砦」と称される中国大陸の絶対防衛都市[14]。翔龍クライシス以前は天然ガスの産地であり、事故後も低出力で稼働を続ける量子リアクターによって、ほかの都市よりも高い生活レベルと防衛設備を維持している。都市周辺には安全な生活を望む避難民が形成したスラムが広がっている。対B.R.A.I用に「無極砲」という超大型の量子砲を配備しているが、発射には都市電力の大半を使用せねばならないというデメリットを持つ。
パンドーラ
加速度的な進化を続けるB.R.A.Iに対抗すべくケインが結成したネオ翔龍の特殊部隊[15]。メンバーには防衛軍の兵士のみならず、バウンティハンターやレオンも所属する。

技術・兵器

MOEV
本作に登場する機動兵器。詳細は「MOEV」を参照。
量子リアクター
次世代の再生可能エネルギー源として開発された多重次元リアクター装置[14]。別名「翔龍リアクター」。コアには代々セシルの生家が管理してきた「渾沌」と呼ばれる存在が使われている。
ハイパードライブ
レオンが量子リアクターの研究中に発見した技術を応用して開発した多重次元動力システム。セシルやフィオナからは「白き混沌」と呼ばれる。起動することで別次元に無数の亜空間を生みだし、そこから力を集約することでMOEVの出力を何十倍にも増幅・強化し、機体をテラロイドモードへと変形させる。ただし起動にはパイロットの深層意識と同調する必要があり、その際に膨大な情報量に精神が耐え切れず、人格が崩壊する危険性も孕んでいる。また、副作用も存在し、レオンの場合は激しい空腹感を覚え、クイニーの場合は甘味を欲するようになり、ダグの場合はエミリアの抱き心地(モフモフ)を求めるようになる。
ダークドライブ
ジークが開発した多重次元増幅器。これを埋め込まれたB.R.A.Iは、ハイパードライブと同様の原理で多重次元を利用することが可能となる。セシルからは「黒き混沌」と呼ばれる。MOEVに搭載された場合は暴走を引き起こす。起動時には紫色の触手のようなコードが伸び、搭載対象と接続する。

その他の用語

翔龍クライシスシャンロンクライシス
2031年に翔龍でロンが引き起こした量子リアクターの爆発事故[14]。都市や住民に被害を及ぼしただけでなく、リアクターから放出された未知のエネルギー物質によって世界各地に進化フィールドを出現させ、B.R.A.Iが発生する原因を作る。
空神拳くうしんけん
クイニーやワンが習得している武術。門下生は功夫だけでなく、陰陽虚実を学び、心技体を鍛えて人のために尽くすことを教義とする。翔龍クライシス後は各地で人道支援にあたるが、ワンによって壊滅状態に陥る。
B.R.A.Iブライ
翔龍クライシス後の環境変動のなかで、人類以外の生物と機械が特異的に進化、融合して誕生した生物の総称[14]。正式名称は「Biological Revolutionary of Accelerated Intellect」。種類は虫サイズの小型の個体から100メートル超の大型の個体まで多岐にわたり、食料として利用できる種もいる。出現からわずか数年で活動領域を全世界に広げ、数多くの国家や都市を崩壊に追い込んだ[13]。本編の時代では、ダークドライブを埋め込まれ、同一種と融合する能力をもつ個体や自重で潰れない大型の鳥類型個体が登場している。

スタッフ

  • 原作 - 河森正治サテライト[8]
  • 総監督・重神機デザイン - 河森正治[8]
  • 監督 - 佐藤英一[8]
  • シリーズ構成 - 根元歳三[8]
  • キャラクター原案 - 江端里沙[8]
  • キャラクターデザイン - 安彦英二[8]
  • B.R.A.Iデザイン - 宮崎真一
  • デザインワークス - 石川寛貢
  • 色彩設計 - 林可奈子[8]
  • 美術監督 - 伊藤聖[8]
  • 美術設定 - 青木智由紀、森岡賢一
  • 撮影監督 - 久保田淳
  • 編集 - 兼重涼子
  • CGディレクター - 後藤浩幸[8]
  • CGスーパーバイザー - 原田丈
  • CGプロデューサー - 青谷崇司
  • 重神機モデリング - 小川朗広、渡邉健人、忽帥
  • モニターグラフィックス - 影山慈郎
  • 音響監督 - 濱野高年
  • 音響効果 - 中島勝大
  • 音響制作 - マジックカプセル
  • 音楽 - 得田真裕、眞鍋昭大[8]
  • 音楽制作 - フライングドッグワンミュージック
  • プロデューサー - 上間康弘、青井宏之
  • アニメーションプロデューサー - 八田正宣、篠笥和也
  • アニメーション制作 - サテライト[8]
  • 製作 - 葉浩均

主題歌

オープニングテーマ「シリウス」[16](第1話 - )
作詞・作曲 - 藤原基央 / 編曲・歌 - BUMP OF CHICKEN
第1話はエンディング位置で使用された。
エンディングテーマ「Spica」[16](第2話 - )
作詞・作曲 - 藤原基央 / 編曲 - BUMP OF CHICKEN & MOR / 歌 - BUMP OF CHICKEN
挿入歌
「Meteor」[17](第6話、第11話)
作詞・歌 - 西沢幸奏 / 作曲・編曲 - WEST GROUND
「悲しみと共に」[18](第9話)
作詞 - 岩里祐穂 / 作曲 - H ZETT M / 編曲 - H ZETTRIO / 歌 - 中島愛
「New Generation」(第10話)
作詞・歌 - 西沢幸奏 / 作曲・編曲 - WEST GROUND
「ギリギリDESTINY」(第15話)
作詞 - 唐沢美帆、加藤祐介 / 作曲・編曲 - 加藤祐介 / 歌 - 佐々木詩織、A.O.I

各話リスト

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督
Mission 01進化する破壊者 根元歳三佐藤英一
Mission 02箱を開けし者 野崎真代
  • 安彦英二
  • 清水貴子
  • 塚本歩
  • 高田和典
  • 森悦史
  • 大久保義之
  • 大河内忍
Mission 032038 ネオ翔龍 清水聡佐々木純人
  • 安彦英二
  • 小森秀人
  • 谷口繁則
Mission 04咆哮突破作戦
  • 玉木博
  • 河森正治
玉田博
  • 長坂寛治
  • Hwang Yeongsik
  • 安彦英二
Mission 05頭上の敵 入江信吾三浦和也北川正人
  • 清水貴子
  • 大久保義之
  • 大河内忍
  • 橘正紀
  • 安彦英二
Mission 06哀と復讐の翼 有江勇樹
  • 坂本俊太
  • 大久保義之
  • ハニュー
  • 安彦英二
Mission 07幻影の熊猫 望月真里子
  • 佐藤英一
  • 野崎真代
野崎真代
  • 坂本俊太
  • ふくだのりゆき
  • Kim myeongsim
  • Hwang yeongsik
  • 安彦英二
Mission 08雨の死角 大野木寛西澤晋小野田雄亮
  • ハニュー
  • 小林優子
  • 大久保義之
  • 大河内忍
  • 柴田志郎
  • 高橋恒星
  • 石堂伸晴
Mission 09虎の目 球野たかひろ
  • 大久保義之
  • 田中穣
Mission 10紅蓮の追想 根元歳三清水聡北川正人
  • 坂本俊太
  • 高秀国男
  • 武内啓
  • 服部憲知
  • 吉川美貴
  • 安彦英二
Mission 11Dr.ロン・ウー 島津裕行佐々木純人
  • 畑智司
  • 大河内忍
  • 田中穣
  • 小田真弓
  • 安彦英二
Mission 12赤い死神 大野木寛西澤晋球野たかひろ
  • Hwang yeongsik
  • 安彦英二
Mission 13渾沌の叫び 望月真里子町谷俊輔
  • 小谷杏子
  • 坂本俊太
Mission 14怨念の塔 入江信吾小野勝巳小野田雄亮
  • 大久保義之
  • 坂本俊太
  • ハニュー
  • 普津澤時ヱ門
  • 徳倉栄一
  • 菅井嘉浩
  • 高橋恒星
Mission 15黄金の鬼神 根元歳三
  • 三浦和也
  • 河森正治
球野たかひろ藤本さとる
Mission 16変革者
  • 野崎真代
  • 江副仁美
野崎真代
  • 大久保義之
  • Kim jin yping
Mission 17従者の誇り 入江信吾清水聡成田巧
  • 坂本俊太
  • 大河内忍
  • Hwang yeongsik
Mission 18重なる刃 大野木寛西澤晋球野たかひろ
  • Kim jin yping
  • 安彦英二
Mission 19覚醒の始まり 望月真里子鈴木薫田中穣

放送局

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[19]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [20] 備考
2018年4月4日 - 水曜 23:30 - 木曜 0:00 TOKYO MX 東京都
2018年4月6日 - 金曜 21:30 - 22:00 WOWOWプライム 日本全域 製作協力 / BS/CS放送 / 『アニメプレミア』枠 / リピート放送あり
金曜 23:30 - 土曜 0:00 BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
2018年4月8日 - 日曜 3:38 - 4:08(土曜深夜) 毎日放送 近畿広域圏 製作協力 / 字幕放送 / 『アニメシャワー』第4部

インターネットではNetflixにて2018年3月29日より先行配信中[19]

Blu-ray BOX

発売日[21] 収録話 規格品番
2018年9月26日予定 第1話 - 第9話 BCXA-1395
2018年11月22日予定 第10話 - 第17話 BCXA-1396
2019年1月29日予定 第18話 - 第26話 BCXA-1397

関連メディア

特別番組

TVアニメ「重神機パンドーラ」放送直前スペシャル!
製作スタッフへのインタビューや声優対談を通して作品の見どころを紹介する30分番組。
WOWOWプライムでは3月30日22時 - 22時30分と4月5日0時50分 - 1時20分、TOKYO-MXでは4月1日1時 - 1時30分に放送。

Webラジオ

以下の2番組が音泉にて順次配信。

東山奈央のパンドーRADIO クロエの家族日誌
2018年4月9日より毎月第1・第2月曜日に配信中。パーソナリティはクロエ・ラウ役の東山奈央[22]
前野智昭のパンドーRADIO レオンの実験報告書
2018年4月30日より毎月最終月曜に配信中。パーソナリティはレオン・ラウ役の前野智昭[23]

漫画

重神機パンドーラ 0[24]
構成は敷八木風紀、作画はさおとめあげは。講談社pixivの共同開発によるアプリ『Palcy』にて2018年3月22日より配信中[25]。グレン・ディンの視点でアニメ本編の前日譚が描かれる。
  • 河森正治・サテライト(原作)、敷八木風紀(構成)、さおとめあげは(漫画) 『重神機パンドーラ 0』 講談社KCデラックス〉、既刊1巻(2018年6月14日現在)
    1. 2018年6月14日発売[26]ISBN 978-4-06-511994-5
パンドーラ 男子めし[24]
作画は水埜なつ。『少年マガジンエッジ』(講談社)にて2018年5月号より連載中。アニメ本編とは離れた内容が描かれる4コマ漫画。

コンピュータゲーム

スーパーロボット大戦X-Ω
2018年8月に期間限定で参戦。

脚注

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注釈

  1. ^ 日本語表記は「海天雲龍(厦門)文化伝媒有限公司」。

出典

  1. ^ a b “河森正治の新アニメシリーズプロジェクトは日中共同製作 2017年公開予定”. アニメーションビジネス・ジャーナル. (2016年8月11日). http://animationbusiness.info/archives/189 2017年10月28日閲覧。 
  2. ^ “重神機パンドーラ:河森正治監督の新作テレビアニメが18年春スタート 「歌わない戦闘シーンも」”. まんたんウェブ (毎日新聞デジタル). (2017年10月17日). https://mantan-web.jp/article/20171017dog00m200025000c.html 2017年10月17日閲覧。 
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参考文献

外部リンク

WOWOWプライム アニメプレミア
前番組 番組名 次番組
重神機パンドーラ
【本番組より金曜21:30 - 22:00】
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WOWOWプライム 金曜21:30 - 22:00枠
不定
重神機パンドーラ
【本番組より『アニメプレミア』枠】
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毎日放送 アニメシャワー 第4部
重神機パンドーラ
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