宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち

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宇宙戦艦ヤマトシリーズ > 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち
宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち
監督 安田賢司
脚本 福井晴敏岡秀樹
原作 西﨑義展
製作総指揮 西﨑彰司
音楽 宮川彬良宮川泰
編集 兼重涼子
制作会社 サテライト
製作会社 宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会
配給 松竹ODS事業室[1][2]
公開 前章:日本の旗2021年10月8日[1][2]
後章:日本の旗2022年2月4日
上映時間 97分(前章)[3]
前作 「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択
次作 ヤマトよ永遠に REBEL3199
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宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』(うちゅうせんかんやまとにいにいぜろご あらたなるたびだち)は、2021年10月8日に公開された日本アニメ作品。

宇宙戦艦ヤマトシリーズのアニメ作品の1つである。

概要[編集]

アニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』から始まったリメイク版アニメシリーズの1作であり、『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の続編[4]。リメイク版シリーズとしては6作目、「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の映像作品全体としては総集編を含めると20作目に当たる。

発表時は2020年秋の上映と予告していたが[5][6]、2021年6月11日へ延期され[7]、さらに新型コロナウイルス感染症の流行による『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』の公開延期に玉突きされる形で同年10月8日の公開となった。公開に先駆け、同年6月25日からは同映画に特別映像付き上映という形式で本編冒頭6分18秒が、6月29日には新宿ピカデリーにて監督を務める安田賢司、シリーズ構成・脚本を務める福井晴敏、脚本を務める岡秀樹が登壇するトークイベント「ヤマトーク」付き上映という形式で本編冒頭のオープニングタイトルまでを含む9分20秒が、それぞれ上映された[8][9]

『前章 -TAKE OFF-』と『後章 -STASHA-』の全2章予定[1]。『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』以降のシリーズ作品の要素を結集した作品と称されており[10]デーダープレアデスヒアデス級といった『新たなる旅立ち』の要素だけでなく、土門竜介ボラー連邦といった『宇宙戦艦ヤマトIII』の要素も登場することが明らかにされている[11]

2021年11月2日には新宿ピカデリーにて「ヤマトーク」付き上映が行なわれ、安田、福井、岡、メカニカルデザインを務める明貴美加が登壇した[12]。明貴はシリーズに直接関わったことがなかったが、「アニメを好きになるきっかけになった作品」として挙げていたほか、「暗黒星団帝国のメカを一番愛しているのは俺だ!」という思いがあり、それを福井が聞きつけたことがきっかけとなって参加に至ったという[12]

なお、本作ではキャッチコピーが設定されており、前章が「もう大人たちには期待しない。」、後章が「大人になどなりたくなかった」とそれぞれ福井によって発表されている[13]

ストーリー[編集]

母星の寿命が近づき滅亡の危機にあるガミラス民族を救うため、移住可能な惑星を探索し続けていたアベルト・デスラーは、天の川銀河の一画に、奇跡的にガミラス人の生存に適した惑星ガルマンを見出す。しかし、星間国家ボラー連邦の支配下にあり、住民はその圧政に喘いでいた。これを解放すべくデスラーは戦いを挑み、ガミラスとボラー連邦の間に紛争が生起する。

一方、地球は平和国家としての印象を喧伝するため、宇宙戦艦ヤマトを旗艦として第65護衛隊を編成し、新兵の訓練を兼ねて地球全権大使である芹沢虎鉄ら平和使節団をガミラス星とイスカンダル星へ送り届ける任務に就く。古代進を新艦長に迎え、ヤマトは再び航海へ旅立つ。

ヤマトの新乗組員の中には、ヤマトと古代へ険しい目を向ける土門竜介が居た。彼は、ヤマトや古代らと引き換えに時間断層が消滅した直後に、父が死亡したという経歴を隠蔽し、ヤマトに乗り込んでいた。古代への復讐が疑われた土門は艦を降ろされそうになるが、古代の配慮により、主計科へ転属する形で残留する。古代は土門に、兄のを失って沖田十三を試そうとしていた当時の自分の姿を重ねていた。

その頃、移民計画を進めていたガミラス星は、謎の勢力デザリアムの襲撃を受ける。イスカンダル星を手中に納めようと目論むデザリアムの手でガミラス星は破壊され、大半のガミラス人が犠牲となったうえ、生き残りの移民船団が避難したイスカンダル星は、デザリアムに持ち去られてしまう。デスラーはガミラス避難民とスターシャたちを救うため、イスカンダル星を追跡してデザリアム艦隊と交戦するが、次第に劣勢となっていく。

イスカンダル星の近傍まで来ていたヤマト率いる第65護衛隊はガミラス星消滅の報を聞き、対応に苦慮する。隊内でも、大勢がイスカンダル星とガミラス避難民を助けに行くべきという気持ちを抱いていたが、敵がもしもボラー連邦に属する存在だった場合、地球の介入はガミラスとボラー連邦の戦争に巻き込まれることを意味するため、芹沢は平和使節団が乗っているヤマトでは決起できないと断言する。そんな中、土門たち新兵6名はイスカンダルを救いたい本音に「地球政府の意思ではなく新兵の反乱」という体裁を繕って反乱に打って出るも失敗する。が、連行されてきた土門らに古代は「何故やる前に相談しない? こっちは経験者だぞ」と言い放ち、芹沢ら平和使節団を下艦させ、自らの意思でイスカンダル星へ駆けつける。

イスカンダル星においてデスラー艦隊と第65護衛隊は移民船団とイスカンダルを守るために奮戦するが、敵要塞自動惑星ゴルバの力の前に絶体絶命となる。その時、スターシャはデザリアムの狙いであるイスカンダルに眠る情報資産と引き換えに、デザリアムに停戦を呼び掛けた。

停戦の最中にデスラーと古代進を王都イスク・サン・アリアに招いたスターシャは、イスカンダルがかつて他の星の文明を情報化して収集したうえで虐殺してきたことを告げる。さらに、イスカンダル人自身が情報体として生きるようになり、他文明侵略を担わせるためにガルマン星からガルマン人を連行して洗脳し、ガミラスの名と、ガルマン星そっくりに作り変えたイスカンダルの双子星を与えて奴隷として使ってきたことも明かし、スターシャは懺悔した。そして、彼女はイスカンダル星もろとも自爆することをデスラーと古代進に伝えた。

移民船団が脱出していく中、デスラーは己のプライドとスターシャへの思慕から、乗艦デウスーラIII世をゴルバに突入させ、ヤマトに自身ごと波動砲で撃つことでイスカンダルを救うことを要求する。古代はデスラーの覚悟を汲み、波動砲を撃とうとするが、直前で土門が反抗した。突きつけられた理不尽な現実を、ただひたすら受け入れて傷を小さく抑える道ばかり選択していた古代だったが、土門の姿に「絶対に譲れないものを譲れと言われたら戦うべきである」ということを思い出し、彼が発案した次元潜航艇コスモハウンドによるイスカンダル王族救出作戦を実施。古代らはスターシャを説得して、捕獲しようとするゴルバの魔の手からも逃げ切り、無事彼女らを救出した。そして、コスモハウンドの置き土産の波動掘削弾で内部から破壊されつつあるゴルバは、更にイスカンダルの自爆に巻き込まれて消え去った。しかし、スターシャとユリーシャはイスカンダル星なしには生命を維持できない存在であり、ユリーシャは古代守の因子により生き残ったサーシャを古代進に託し、スターシャはデスラーの腕に抱かれたまま消失していった。デスラーはスターシャへの想いを胸に、ガミラス民族の復興とガルマン星の再興の決意を新たにする。

事件後、ゴルバに送り込んだ波動掘削弾に仕込んでおいたカメラが撮影したゴルバの内部映像が真田志郎らに謎を残した。そこには、地球のアンドロメダ級にそっくりな艦の残骸が半ば隔壁に埋もれた形で映っており、艦名プレートには "ARCTURUS CXCI E.F.C.F AAA-9207-…" と刻まれていた。それはアンドロメダ級の9207番艦を意味し、ガトランティス戦役に際して建造されたものよりも遥かに大きい数字だった。地球との奇縁を思わせるデザリアムの正体は何か、その謎を残して、『ヤマトよ永遠に REBEL3199』のタイトルバックとともに物語は終わる。

主要な登場キャラクター[編集]

第65護衛隊[編集]

古代 進(こだい すすむ)
声 - 小野大輔[14]
本作では二等宙佐に昇任し、ヤマトの艦長となっている[15]。「時間断層と引き換えに高次元空間から救出された」という事実を重く受け止めており、それに見合うだけの人物になろうと苦悩している。それゆえ、劇中では理不尽な現実に対して打算的な判断を取りがちになっている[16]
森 雪(もり ゆき)
声 - 桑島法子[14]
本作では二等宙佐に昇任し、補給母艦アスカの艦長を務める[17]。婚約者の古代と同じく高次元空間から救出された立場ゆえ、マスコミにも常に注目されており、古代との時間を取れずにいる。
真田 志郎(さなだ しろう)
声 - 大塚芳忠[14]
本作では二等宙佐に昇任し、戦闘空母ヒュウガの艦長を務める[18]
土門 竜介(どもん りゅうすけ)
声 - 畠中祐[14][2]
宇宙防衛大学第38期生。ヤマトの新クルー。
時間断層の消滅に伴って実家の会社が倒産し、父が自殺とも受け取られる事故死をしたため、時間断層の消滅のきっかけを作った古代に恨みを抱き、経歴を改竄してヤマトに乗り込む。
徳川 太助(とくがわ たすけ)
声 - 岡本信彦[14]
宇宙防衛大学第38期生。ヤマト機関科の新クルー。ヤマト初代機関長である徳川彦左衛門の次男。
板東 平次(ばんどう へいじ)
声 - 羽多野渉[14]
宇宙防衛大学第38期生。ヤマト技術科の新クルー。
坂本 茂(さかもと しげる)
声 - 伊東健人[14]
宇宙防衛大学第38期生。ヤマト航空隊の新クルー。
京塚 みやこ(きょうづか みやこ)
声 - 村中知[14]
宇宙防衛大学第38期生。ヤマト衛生科の新クルー。
キャロライン雷電(キャロライン らいでん)
声 - 森永千才[14]
宇宙防衛大学第38期生。補給母艦アスカに配備された空間騎兵隊員。
ヤーブ・スケルジ / 薮助治
声 - チョー[14]
『2199』において機関科員としてヤマトに乗艦し、イズモ計画派の反乱に加担した末、ヤマトを降りてガミラスへ身を寄せた人物。
本作では3児の母であるバルナ(声 - 園崎未恵)と結婚し、バルナはヤーブの子を身籠っている。ザルツ人である家族をガミラス本星に残したまま、ガミラス軍技術交流官(ガミラス軍一等機関兵曹)としてヤマトへ派遣される。波動エンジンとゲシュ=ヴァール機関の専門家として、試製次元潜航艇コスモハウンドの運用試験への協力が任務であった。
芹沢 虎鉄(せりざわ こてつ)
声 - 玄田哲章[14]
地球連邦防衛軍統括司令副長官。本作では地球全権大使となり、艦隊司令の山南修(声 - 江原正士)、駐地球大使のローレン・バレル(声 - てらそままさき)とともに、ガミラス・イスカンダルへの平和使節団としてヤマトに乗り込む。

ガミラス[編集]

アベルト・デスラー
声 - 山寺宏一[14]
元ガミラス帝国総統。本作では民主政権と協力関係を構築し、ガミラス人が生きられる環境が整う惑星への移民政策を進める。
レドフ・ヒス
声 - 秋元羊介[14]
ガミラス民主政府の首相。本作ではかつて冥王星の前線指揮官だったヴァルケ・シュルツの娘であるヒルデ・シュルツ(声 - 三浦綾乃)を引き取って育てており、彼女からは「おじさま」と呼ばれて敬愛されている。

イスカンダル[編集]

スターシャ・イスカンダル
声 - 井上喜久子[14]
イスカンダル星女王。
ユリーシャ・イスカンダル
声 - 桑島法子[14]
イスカンダル星第三皇女。

デザリアム[編集]

デーダー
声 - 天田益男[14]
デザリアム艦隊の指揮官で巨大戦艦グレート プレアデスの艦長。


メルダーズ
声 - 黒田崇矢[14]
マゼラン派遣軍総司令官

自動惑星ゴルバに座乗する冷撤な口調の指揮官。イスカンダル星を故郷であるデザリアム星まで移送する命を受ける。

主要な登場メカ[編集]

地球連邦宇宙海軍[編集]

宇宙戦艦ヤマト
本作では第65護衛隊の旗艦となる。時間断層放棄に深く関与したことから、「軍備より人命を尊ぶ道を選んだ地球の象徴」という扱いを受けている。
補給母艦アスカ
第65護衛隊所属の補給艦。ドレッドノート級前衛航宙艦の派生型で、建造途中だった無人型ドレッドノート級の艦体を流用して建造された。長期航海可能な艦隊の高速戦闘補給艦であり、コスモリバースシステム研究の成果を反映させた装備を搭載している。
戦闘空母ヒュウガ
第65護衛隊所属の空母。アスカと同じく建造途中だった無人型ドレッドノート級の艦体を流用して建造されたドレッドノート級の派生型で、「多機能複合型標準戦艦構想」に基づいて開発された。司令塔および主砲塔を右側にオフセットし、左舷から後部にかけて飛行甲板が配されている。
試製空間戦闘攻撃機コスモパイソン
次期艦載マルチロールファイターの試作機。試験飛行隊としてヒュウガに搭載され、コスモタイガーIIとともに第65護衛隊の航空戦力を担う。
試製次元潜航艇コスモハウンド
次元潜航艦UX-01で使われている技術をガミラスから供与されて試製された次元潜航艇。政治情勢の煽りで運用試験の予定を変更されて補給母艦アスカの格納庫で組み立てられていた。
5式空間機動甲冑
旧来の装甲宇宙服に2式空間機動甲冑のデータを取り入れて高機動化した装備。

ガミラス軍[編集]

特一等航宙戦闘母艦デウスーラIII世
デスラーの座乗艦。デスラー艦隊の旗艦。
ゲルバデス級と同時期に計画されたものの諸々の問題で開発が中断されていた艦だったが、ガミラスの移住先探査の旅に出るデスラーのために開発が再開されて完成した。
ガイペロン級多層式航宙母艦ランベア<重武装ユニット装備>
デスラー艦隊の1隻で、フォムト・バーガーの乗艦。ガイペロン級の中期型であり、かつてドメル機動部隊の1隻として七色星団でヤマトと死闘を展開した艦でもある。
本作では新型ユニットのテストベッドとして第2甲板部分を中心に「重武装ユニット」を装着しており、個艦火力の大幅増強や長期作戦能力の向上が図られている。

デザリアム軍[編集]

プレアデス改級攻勢型戦艦グレート・プレアデス
デザリアムの艦隊旗艦。
プレアデス級攻勢型戦艦
ヒアデス級護衛艦
上記2艦級とも、デザリアム艦隊の構成艦。
デザリアム・ハンマー
デザリアムが用いる特殊兵器。寿命の尽きかけている惑星を破壊、その破片を粉砕してエネルギーに変換、そのエネルギーを用いて惑星を長距離ワープさせる。
自動惑星ゴルバ
デザリアムがイスカンダル星移送のために派遣した移動要塞。旧作と異なりステルス機能を有している。

ボラー連邦軍[編集]

航宙母艦
戦艦A型
戦艦B型
上記3艦級とも、ガルマン星に配備されていた艦隊の構成艦。

登場勢力・登場天体[編集]

地球連邦
時間断層の放棄により、軍拡路線から規模に見合った軍備の最適化へと方針を転換する。しかしその矢先、ガミラスとボラー連邦の間に戦争の可能性が浮上して対応に迫られた結果、「平和国家としての地球」を各所に喧伝するため、ヤマトを中心とした第65護衛隊を編成する。
劇中では時間断層の消滅について内外で意見が異なっており、ヤーブ(藪)の話では、ガミラスでは称賛する声がある一方、当の地球内では戦争に巻き込まれることへの懸念から、軍が結果を改竄したという噂まで流れており、土門から「ポピュリズム(その場の勢い)で選んだ」と皮肉られている。
第65護衛隊
ヤマト・アスカ・ヒュウガの3隻で構成される小規模艦隊。ガミラス星とイスカンダル星に平和使節団を送り届ける任務を与えられている。人材育成のための訓練航海も兼ねており、新兵を多数乗艦させている。世論や新兵たちの中には「宣伝艦隊」と揶揄するものもいる。
ガミラス
惑星の寿命が迫っており、大規模な移民を計画していた。ガミラス人の病理的制限から移民先の選択における条件は厳しかったが、ガルマン星を確保できたことから計画が前進し始める。しかしその矢先、デザリアムによって星が消滅し、全国民の約7割が犠牲となる。
デスラー艦隊
デスラー率いる艦隊で、ガルマン星奪取とその後の移民計画支援を担う。艦隊は元親衛隊の艦と民主政府から派遣された艦で構成される。
民主政府
ガミラスの現政権であり、レドフ・ヒスが首相を務める。デスラーからの情報開示によって母星の寿命問題を本格的に認識し、緊急事態を内外に喧伝して移民計画を推し進める。
イスカンダル星
かつて、波動エネルギーを用いた兵器で一大星間国家を樹立していたが、現在では全宇宙の星々の救済を使命とする民族に生まれ変わっている。
本作ではかつて栄華を誇っていた時代のイスカンダルの実態が明かされる。
デザリアム
ガミラス星とイスカンダル星を襲撃した正体不明の勢力。イスカンダル星を「忌むべき星」と称し、自らの管理下に置こうとしている。地球やガミラスと異なる独自の技術体系と、天体規模の物体のエネルギー化やワープ移送が可能な高い技術力を有する。
ボラー連邦
銀河系の一翼に広がる巨大な星間国家。ガルマン星を占領していたが、デスラーによる武力介入を経て奪取される。
直接的な登場は第1話のみだが、その国力から劇中にて大きな影響を与えている。
ガルマン星
天の川銀河の伴銀河であるいて座矮小楕円銀河に存在する惑星[19]。サレザー系のガミラス星・イスカンダル星と同じく二重惑星の片割れとなっている。デスラーがガルマン星と交流を持ってガルマン人がガミラス人と同じ身体的特徴を持つ人種であることを知り、歴史的にも関連性があることが示唆されている。ボラー連邦の資源開発星としてガルマン人が奴隷として扱われていたことから、デスラーは武力解放を行ってガミラス人の移民先に定める。
第7話において、ガミラス人との関係性が明かされる。
ボルゾン系
デザリアムに牽引されるイスカンダル星が最初のワープで辿り着いた惑星系で、第4話以降の舞台。
主星ボルゾンは年老いた恒星であり、寿命が近く肥大化している。第1惑星として「ガルマリオ」という木星クラスの惑星を持つが、主星の引力によってどんぐりのような楕円球になってしまっており、こちらも死にかけの状態にある。デザリアムはガルマリオを破壊して得たエネルギーでイスカンダルを再度ワープさせようとする。

スタッフ[編集]

  • 製作総指揮・著作総監修 - 西﨑彰司
  • 原作 - 西﨑義展
  • 監督 - 安田賢司
  • 脚本 - 福井晴敏岡秀樹
  • キャラクターデザイン - 結城信輝
  • メカニカルデザイン - 玉盛順一朗、石津泰志、明貴美加
  • ゲストキャラクターデザイン - 小林千鶴、岸田隆宏、立石聖
  • プロップデザイン - 枝松聖
  • 美術監督 - 合六弘、池田裕輔、舘藤健一
  • 色彩設計 - 中山久美子
  • 撮影監督 - 松井伸哉
  • CGディレクター - 後藤浩幸
  • 編集 - 兼重涼子
  • 音楽 - 宮川彬良宮川泰
  • 音響監督 - 吉田知弘
  • オリジナルサウンドエフェクト - 柏原満
  • プロデューサー - 中川久美子、雨川みづき
  • アニメーションプロデューサー - 植田慎也
  • アニメーション制作 - サテライト
  • 制作メイン - ステイプルエンタテインメント
  • 製作 - 宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会

主題歌[編集]

オープニングテーマ
宇宙戦艦ヤマト
作詞 - 阿久悠 / 作曲・編曲 - 宮川泰 / 歌 - ささきいさお
劇場上映では未使用で、BD・DVDの各話オープニングとして使用される。第1作『宇宙戦艦ヤマト』で使用された音源を使用している[20]
エンディングテーマ
「愛は今も光」[21]
作詞 - 森雪之丞 / 作曲・編曲 - 宮川彬良 / 歌 - 平原綾香
挿入歌
挿入歌はいずれも原曲の音源を使用している。
ヤマト!! 新たなる旅立ち」(前章)
作詞 - 阿久悠 / 作曲・編曲 - 宮川泰 / 歌 - ささきいさお
別離」(後章)
作詞 - 和田順子 / 補作詞 - 山口洋子 / 作曲・編曲 - 宮川泰 / 歌 - 堀江美都子

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 総作画監督 作画監督
第1話 銀河系大戦勃発の危機! ヤマト艦隊集結せよ! 安田賢司 野崎真代 - 藤川太、立石聖
第2話 ヤマト、新たなる旅立ち!! 浅見松雄 - 日向正樹小林利充
第3話 ガミラス星 最後の日 ヤマトナオミチ 石本英治 石本英治、伊藤亜矢子、山本真理子
第4話 イスカンダルを救え! 若き勇者たちの反乱!! 野崎真代 結城信輝 藤川太、立石聖
第5話 緊急司令! ヤマト、イスカンダルを撃て!! 筑紫大介、野崎真代 石本英治 相馬満
第6話 移民船団救出作戦・次元の壁を超えて行け! 安藤真裕、安田賢司 ヤマトナオミチ - 伊藤亜矢子、長沼智也、和田高明
第7話 イスカンダル 滅びゆくか哀の星よ 安田賢司 橋本みつお - 蒼依ふたば、たかぎじゅん、福島喜晴
最終話 こんにちは サーシャ 野崎真代 - 相馬満、立石聖、伊藤亜矢子、陣内美帆、長沼智也、浜津武広、石本英治、李小雷

映像ソフト[編集]

前作と同様、バンダイナムコアーツから、エモーションのレーベルで販売。一般発売の前に上映劇場においてBDの特別限定版[注 1]が数量限定で先行販売された。

発売日 収録話 品番
劇場先行 一般 BD特別限定版 BD DVD
前章 2021年10月8日 2021年11月26日 第1話 - 第4話 BDOT-0265 BCXA-1663 BCBA-5092
後章 2022年2月4日 2022年3月29日 第5話 - 第8話 BDOT-0266 BCXA-1664 BCBA-5093

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ シナリオと絵コンテがそれぞれ1話分ずつ特典として付属する以外は初回特典付きの通常版BDと同一で、商品本体に記載されている品番も通常版と同じ。

出典[編集]

  1. ^ a b c 『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』 前章 -TAKE OFF- 10月8日(金)劇場上映!作品情報一挙解禁! | NEWS”. 宇宙戦艦ヤマト2205公式サイト. 宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会 (2021年6月11日). 2021年6月19日閲覧。
  2. ^ a b c “アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち』前章 -TAKE OFF-2021年10月8日(金)公開! 新クルー役として声優・畠中祐さん、岡本信彦さんが決定/畠中さんからはコメントも”. アニメイトタイムズ (アニメイトラボ). (2021年6月11日). https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1623374317 2021年6月19日閲覧。 
  3. ^ Blu-ray&DVD / STREAMING”. 宇宙戦艦ヤマト2205公式サイト. 宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会. 2021年6月19日閲覧。
  4. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の続編となるシリーズ最新作の情報発表”. 宇宙戦艦ヤマト2202公式サイト. 宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会 (2019年9月1日). 2021年6月19日閲覧。
  5. ^ 「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ最新作情報! NEWS|宇宙戦艦ヤマト2202”. 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 公式サイト. 宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会 (2019年9月1日). 2022年2月11日閲覧。
  6. ^ “宇宙戦艦ヤマト:「2202」続編「2205 新たなる旅立ち」が2020年秋上映 福井晴敏がシリーズ構成”. MANTAN WEB (MANTAN). (2019年9月2日). https://mantan-web.jp/article/20190902dog00m200016000c.html 2022年2月11日閲覧。 
  7. ^ 『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』劇場パンフレット、宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会(発行)・バンダイナムコアーツ(販売)、2021年1月(発行)・2021年6月(発売)、p. 39。公開延期前に発行された冊子のため、記載されている各種スケジュールが延期前のものとなっている。
  8. ^ “アニメ映画『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』で『2205』本編冒頭映像(6分18秒)付き上映決定! 6/29にヤマトークも開催”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2021年6月21日). https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1624251026 2021年6月21日閲覧。 
  9. ^ “宇宙戦艦ヤマト2205:情報量が多すぎる! デーダー、グレートプレアデス登場 安田賢司監督、福井晴敏、岡秀樹がトークイベント”. MANTAN WEB (MANTAN). (2021年6月29日). https://mantan-web.jp/article/20210629dog00m200051000c.html 2021年6月30日閲覧。 
  10. ^ INTRODUCTION”. 宇宙戦艦ヤマト2205公式サイト. 宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会. 2021年6月19日閲覧。
  11. ^ “宇宙戦艦ヤマト2205:ヤマトはどこが変わった? グレート・プレアデスも 玉盛順一朗、明貴美加に聞くメカデザイン秘話”. MANTAN (MANTAN). (2021年10月16日). https://mantan-web.jp/article/20211015dog00m200078000c.html 2021年10月18日閲覧。 
  12. ^ a b “宇宙戦艦ヤマト2205:明貴美加がヤマトークに 暗黒星団帝国への愛 デザインに「衝撃を受けた」”. MANTAN (MANTAN). (2021年11月2日). https://mantan-web.jp/article/20211102dog00m200073000c.html 2021年11月3日閲覧。 
  13. ^ “宇宙戦艦ヤマト2205:「後章 -STASHA-」キャッチコピー発表 福井晴敏「見れば納得」 謎の新カットも公開”. MANTAN (MANTAN). (2021年11月2日). https://mantan-web.jp/article/20211102dog00m200074000c.html 2021年11月3日閲覧。 
  14. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q CHARACTERS”. 宇宙戦艦ヤマト2205公式サイト. 宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会. 2021年8月20日閲覧。
  15. ^ STORY”. 宇宙戦艦ヤマト2205公式サイト. 宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会. 2021年6月19日閲覧。
  16. ^ 『「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-」劇場パンフレット』(宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会〈発行〉、バンダイナムコアーツ〈販売〉、2022年2月)p. 10。
  17. ^ 「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2021年の宣伝会議〈其の参〉(14m40s〜) - YouTube
  18. ^ 「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2021年の宣伝会議〈其の参〉(15m00s〜) - YouTube
  19. ^ 『「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」劇場パンフレット』宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会(発行)、バンダイナムコアーツ(販売)、2021年10月、p. 04。
  20. ^ 【10月8日上映】『宇宙戦艦ヤマト2205』 劇場上映直前SP 新たなる宣伝会議!!(13m43s〜) - YouTube、BANDAI NAMCO Arts Channel
  21. ^ “「宇宙戦艦ヤマト2205」ED主題歌は平原綾香「愛は今も光」、宮川彬良・森雪之丞も参加”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月6日). https://natalie.mu/comic/news/448064 2021年10月6日閲覧。 

外部リンク[編集]