古代守

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古代守
宇宙戦艦ヤマトシリーズのキャラクター
登場(最初) 宇宙戦艦ヤマト』第1話「SOS地球!!甦れ宇宙戦艦ヤマト」
声優 広川太一郎[1]
宮本充(『2199』)[2]
俳優 堤真一(『SPACE BATTLESHIP ヤマト』)[3]
プロフィール
年齢 28歳(『2199』)
性別
種類 地球人
国籍 地球連邦
肩書き 駆逐艦ゆきかぜ艦長(第1作)→地球防衛軍参謀(『永遠に』)
駆逐艦ユキカゼ艦長(『2199』)
親戚
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古代 守(こだい まもる)は、アニメ宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の登場人物。声優広川太一郎、『宇宙戦艦ヤマト2199』では宮本充、実写映画版『SPACE BATTLESHIP ヤマト』での俳優は堤真一

キャラクター概要[編集]

古代進の兄。2171年生まれ[4]。第1作『宇宙戦艦ヤマト』では、沖田十三率いる地球艦隊所属のミサイル艦「ゆきかぜ」艦長。『ヤマトよ永遠に』では地球防衛軍の司令部付き参謀[5]真田志郎とは同期で親友。

名前の元となったのは、松本版『光速エスパー』の主人公・古代すすむの育ての親・古代博士の亡くした息子・古代まもる[要出典]

劇中での登場[編集]

宇宙戦艦ヤマト
第1話から登場。冥王星宙域での会戦で、護衛隊長としてミサイル艦に搭乗している。艦隊司令である沖田十三の撤退命令を、「死んでいった者に顔向けできない」と拒否し、ガミラス艦隊に特攻をかける。その際、「明日のために今日の屈辱に耐えるのが男だ」と言う沖田に対し、「一つでも多くの敵を倒して死んでいくのが男だ」との思いを語っている。その後、ガミラスの捕虜になるが、途中収容された艦が事故に遭い、イスカンダルの女王スターシャに救助される。怪我と宇宙病で瀕死の状態だったが、イスカンダルの医療技術によって回復する。ヤマトに同乗して地球へ帰還する予定だったが、スターシャの愛の告白を受け、彼女と共にイスカンダルに残る。
劇場版
1977年に公開されたテレビ版再編集の劇場版アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト』ではスターシャは死亡している設定であり、古代守がスターシャに助けられてイスカンダル星で生きていたという部分はカットされている。このバージョンは「スターシャ死亡編」と呼ばれる。翌1978年に劇場版がテレビ放映される際にはスターシャと古代守が生存している「スターシャ生存編」が放送された。1999年発売のDVD(バンダイビジュアル、BCBA-0250)以降のメディアでは、「死亡編」「生存編」の両方が収録されており、メニューから選択して視聴することができる。
宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち
スターシャと結婚し、長女サーシャをもうけている。妻子と共にイスカンダルから脱出しようとするが、スターシャは自らの意思でイスカンダルとともに自爆し、守とサーシャだけがヤマトに収容される。
ヤマトよ永遠に
前作でイスカンダルから地球へ帰還した後、サーシャを真田へ預けて自身は地上任務に就いていたが、暗黒星団帝国に地球を占領された際に負傷し、捕虜となる。その後、地球防衛軍長官の藤堂平九郎を逃がそうと処刑される直前に自爆し、死亡する。この展開は、担当声優の広川太一郎から苦言を呈されている[要出典]
宇宙戦艦ヤマトIII
本人は登場しないが、第20話で惑星ファンタムへ降り立った真田志郎の前に、スターシャと共に幻影として登場するシーンがある。

宇宙戦艦ヤマト2199[編集]

宇宙戦艦ヤマト』(以降、「旧作」)のリメイク作品である本作では磯風型突撃宇宙駆逐艦「ユキカゼ」艦長であり、階級は三佐(三等宙佐)、年齢は28歳となっている[6][7]。リデザイン担当は結城信輝[7]

ヤマトの戦術長候補だったという設定が追加されており、弟の進が守の代わりを務めるという形になっている[6][8]。また、2193年の第二次火星沖海戦には新米の砲雷長として参加していたという設定も追加されている[9]

性格面は、詩をたしなむ描写が追加されている。また、『2199』第17話では進から「どんな状況でも、どんな理不尽な命令だったとしても、やると決めたらやり抜く男」と評されている。

旧作同様、真田志郎とは同期で親友であり[10]、真田が持っている中原中也の詩集も、本来は守の所持品である。また、真田の部下である新見薫とも宇宙防衛大学時代からの友人であり、メ号作戦直前まで恋人同士であったという設定が追加されている[11]

その他の基本設定も旧作とほぼ同一だが、後述の通り本作では旧作とは結末がまったく異なる。

劇中での登場 (2199)[編集]

宇宙戦艦ヤマト2199
第1話で初登場。「メ号作戦」からの撤退時に旗艦「キリシマ」から敵の目をそらすべく、沖田の命令を無視して敵艦隊の中に突撃し、消息を絶つ。なお、旧作の同シーンでは他のゆきかぜ乗員の心情が一切語られず、守の信念に巻き込まれたかのようになってしまっていたため、本作では副長の石津をはじめとする乗員一同が歌という形で間接的に守の決意へ同意を示す描写が加えられている[12]。その後、第4話で土星の衛星エンケラドゥスに不時着したユキカゼが発見されるが、守の遺体は発見されなかった。
第24話で、他の生存者とともにガミラスの捕虜として本星へ移送される途中に艦が故障してイスカンダルに不時着し、唯一生存するも瀕死の状態でスターシャの看病の甲斐もなく、ヤマトと進へのメッセージを残して死亡したという顛末が明かされる。イスカンダルの発達した科学力によってその記憶は保存され、光の玉となる。その後、守はコスモリバースシステムを起動させる「核」となり、さらにはシステムを組み込まれたヤマトそのものに同化したため、最終話で守は艦内の各所に現れる幽霊として目撃されるようになる。森雪の死に悲涙を流す進の姿を見て沖田に「艦をお返しします」と発言し[13]、システムを起動して雪を蘇生させる。まもなく、消滅し始めた守の代わりに「核」となった沖田によってシステムが再起動すると、守は真田と新見に別れを告げて完全に消滅する。
宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
本人は進の回想における『2199』第24話からの流用映像の中に登場するのみで、セリフもない。守の残した「異星人とも理解しあえる」という言葉が進の中に強く根付いており、のちの進とフォムト・バーガーの和解のきっかけとなる。

SPACE BATTLESHIP ヤマト[編集]

冒頭の火星星域戦において、沖田艦を逃がすために「ゆきかぜ」で盾となる。アニメ1作目と異なり戦死しており、イスカンダルでの再登場はない。

PSゲームシリーズ[編集]

第1作を原作とするPS版『宇宙戦艦ヤマト 遥かなる星イスカンダル』ではテレビアニメ版とほぼ同じ扱いであるが、『新たなる旅立ち』と『永遠に』を原作とするPS2版『宇宙戦艦ヤマト イスカンダルへの追憶』『宇宙戦艦ヤマト 暗黒星団帝国の逆襲』『宇宙戦艦ヤマト 二重銀河の崩壊』の「暗黒星団帝国三部作」では、設定が大幅に変更されている。この三部作ではイスカンダルを自爆させる展開はなく、スターシアも健在である。しかし、不安定になったイスカンダルではサーシアを育てることができないというスターシャの言葉に、やむなく彼女と別れてサーシアを連れ、地球に帰還することになる。その後、サーシアを真田志郎に預け、原作とは異なり地球防衛軍本部勤務ではなく、同軍艦隊旗艦しゅんらん副長を務めることになる。やがて、同軍第七艦隊と共にテスト航海を行っていた際に暗黒星団帝国艦隊からの襲撃を受けるが、救援に駆けつけたヤマトに助けられる。その後、暗黒星団帝国による地球占領を知った守は、ヤマト艦長として暗黒星団帝国との戦いの指揮を執ることになる。この戦いの後、守はサーシアや大山俊郎と共に、イスカンダルへ帰っていく(ストーリー展開によってはサーシアが死亡するため、俊郎と2人だけで帰っていく場合もある)。

なお、同三部作では外見が大幅にアレンジされている。髪が伸びてボサボサの状態になっており、その容貌はハーロックに近く、設定資料では「ハーロック1歩手前」とまで書かれている。

その他[編集]

『宇宙戦艦ヤマト』が放送短縮とならずに当初の予定通りの回数で放送された場合、キャプテンハーロックとして登場する事になっており、設定画も描かれていた。設定画[要出典]は、眼帯をして頬に傷があり、長髪という松本零士の『宇宙海賊キャプテンハーロック』などに宇宙海賊として登場する姿に近いデザインである。キー局であるよみうりテレビが地元の讀賣新聞大阪版に掲載した放送開始時の番宣広告にも登場した[要出典]

『宇宙戦艦ヤマト』の放送と同時期に『冒険王』に連載された松本零士の漫画では、「キャプテンハーロック」と名乗る謎の人物が登場してヤマトの窮地を救う。彼はデスシャドウ号と似た宇宙戦艦を操っていたが、その姿は全身をマントで覆ったサイボーグで、完全なロボット化も間近い体となっていた。部下たちも全てロボットである。劇中では古代守であると推測されているが、古代進と対面しても本人が名乗ることはなかった。ヤマトがイスカンダルを出発した後、スターシャの乗った宇宙船とともに外宇宙へ旅立っていく。

藤川桂介作、ひおあきら画の漫画版でも、やはり宇宙海賊のキャプテンハーロックとして登場し、たびたびヤマトの危機を救う。アニメ版のドメルにあたる将軍ロメルを一騎討ちで仕留め、最後の戦闘でデスラーを葬る活躍を見せる。松本版とは違い、顔に傷と眼帯をした素顔を見せており、最後には自分が古代守だと名乗っている。部下たちも人間である。放射能により余命が長くないと告げ、地球へは帰還しなかった。ハーロックの乗る艦に特に名称はついていない。松本零士の『宇宙戦艦ヤマト』関連の裁判後は、「本作品中に登場するキャプテンハーロックは、松本零士著作物『宇宙海賊キャプテンハーロック』からの特別友情出演です」との断り書きが巻末につくようになった[要出典]

豊田有恒原案の石津嵐による小説版でファントム号に乗って登場するキャプテンハーロックとして登場。この小説版では、古代兄弟は実の兄弟ではない。守は沖田十三の実子であり、子供のいない古代家に養子に出され古代家で育った。その後に古代夫妻の実の子である進が誕生したのだが、兄弟たちにもその事実は隠されており、進は最後までその事実を知ることはなかった。

脚注[編集]

  1. ^ 『宇宙戦艦ヤマト画報 ロマン宇宙戦記二十五年の歩み』竹書房、2001年、pp. 202-207。ISBN 978-4-8124-0700-4
  2. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集[EARTH]』マッグガーデン、2013年、p. 263。ISBN 978-4-8000-0192-4
  3. ^ SPACE BATTLESHIP ヤマト キャスト&スタッフ [テレビドガッチ]”. プレゼントキャスト. 2015年10月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年4月12日閲覧。
  4. ^ 情報班資料室 古代守”. 宇宙戦艦ヤマト発信!. 東北新社バンダイネットワークス. 2004年12月8日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年4月12日閲覧。
  5. ^ 「人物事典 File01 Sheet15B 地球防衛軍 古代守」『宇宙戦艦ヤマト OFFICIAL FACTFILE』第17号、デアゴスティーニ・ジャパン、2010年 - 2011年、pp. 9-10。
  6. ^ a b 古代進 キャラクター|宇宙戦艦ヤマト2199”. 宇宙戦艦ヤマト2199 先行上映版公式サイト. 宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会. 2017年4月12日閲覧。
  7. ^ a b 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集[EARTH]』マッグガーデン、2013年、p. 232。ISBN 978-4-8000-0192-4
  8. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集[EARTH]』マッグガーデン、2013年、p. 192。ISBN 978-4-8000-0192-4
  9. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199』最終話Aパートでの沖田十三徳川彦左衛門の会話より。
  10. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集[EARTH]』マッグガーデン、2013年、p. 198。ISBN 978-4-8000-0192-4
  11. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集[EARTH]』マッグガーデン、2013年、p. 200。ISBN 978-4-8000-0192-4
  12. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199』BD&DVD第1巻(バンダイビジュアル、2012年、BCXA-0485・BCBA-4316)収録の第1話オーディオコメンタリーでの出渕裕の解説より。
  13. ^ アニメ版では沖田のセリフから示唆されるのみだが、豊田巧の小説版下巻(マッグガーデン、2014年、ISBN 978-4-8000-0246-4)pp. 356-357では守が沖田と夢の中で対話して後を託したことが描写されている。

外部リンク[編集]