ヤマト (宇宙戦艦ヤマト)

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ヤマトは、アニメ宇宙戦艦ヤマトシリーズ」に登場する架空の宇宙戦艦。デザイン担当は松本零士宮武一貴加藤直之

凡例[編集]

概要[編集]

劇中では、人類史上初の超光速宇宙船として登場する恒星間航行用超弩級宇宙戦艦。型式名「M-21991式第1種宇宙戦闘艦(戦艦)」[注 1]。艦名は大日本帝国海軍の戦艦大和に由来する。

元々は、選ばれた人類と生命種を乗せ地球を脱出するためのノアの方舟として建造されていた[1][2]。しかし、イスカンダルからのメッセージ飛来と波動エンジン設計図の入手を機に、地球脱出からイスカンダルへの航海へと計画は変更された。

ガミラス帝国による発見を避けるため、遊星爆弾によって干上がった九州坊ケ崎沖の海底に露出した、1945年に戦没した戦艦「大和」の残骸をカモフラージュにして改造、建造され2199年就役。2203年戦没。2220年再就役している。

艦体解説[編集]

艦型[編集]

大和型戦艦をベースにしたため、水上艦艇をそのまま宇宙に浮かべたような外観を有している。

艦体上部中央には同艦の塔型艦橋を改造した、上甲板から司令塔がそびえ、頂上部には艦長専用居室、その直下には艦の全機能を艦長以下各班の責任者が集中管理するための第一艦橋、さらに下に航路策定並びに航海管制に機能特化した第二艦橋が収まる。艦長席の椅子は、艦長室から第一艦橋を通り第二艦橋まで着席したまま移動出来るように設置された貫通レールに乗っている。司令塔真下の位置に艦底から突き出ている第三艦橋は、メインブリッジである第一艦橋のバックアップのためのサブブリッジである。内部設備は、重力下環境で船体が転覆したような状況を想定した上下対称構造になっている。

主砲を始めとする各種兵装は、艦体上部に集中している。大気圏内航行時の安定保持のため、左右両舷に収納式の巨大なデルタ翼型主翼(安定翼・可変翼)を装備している。

また、着水・潜水能力を有している。

波動エンジン[編集]

主機関は、イスカンダルより送られた設計図に基づき急遽製造された波動エンジンである。波動エンジンによって、ヤマトはワープ(空間跳躍)能力を備えることになり、地球の宇宙船にとって初の外宇宙における長距離の恒星間航行が可能になった。さらに、波動エンジンから生み出されるエネルギーによって、ヤマトは従来の地球製宇宙船とは一線を画した戦闘能力を得ている。

また、主機関のほかに補助エンジンを2基装備する。これら補助エンジンは副推進器であると同時に、波動エンジンの始動にも使用される。ヤマトは補助エンジンのみでも通常航行できるが、補助エンジンのみでのワープはできない。

兵装[編集]

主要兵装は、艦隊決戦兵器である艦首波動砲、主砲・副砲として三連装ショックカノン[注 2]煙突ミサイル、艦首・艦尾ミサイル[注 3]、舷側ミサイル[注 3]、対空兵装としてパルスレーザー砲など。武器ではないが、艦首部の両舷に各1基装備のロケットアンカーも、敵艦体に打ち込むなど攻撃に用いることができる。

波動砲は波動エンジンのエネルギーをそのまま利用するので、波動エンジンを駆動していないと使えない。また、エネルギー充填に時間がかかり、充填中は他の兵装も使えなくなり無防備になってしまうという欠点がある。波動砲発射後は波動エンジンの出力がゼロになってしまうため、波動エンジン再始動のためのエネルギーを蓄えておく必要もある。そのため、波動砲発射時には戦闘に不要とされる艦内照明や自動通路等は、全て停止させている。

波動砲以外の兵装は補助エンジン稼働のみで使用できるので、波動エンジンが使用できない状況でも戦闘可能である。

艦載設備[編集]

艦尾艦底部にエレベーターを使用し立体的に格納することのできる格納庫がある。

艦尾の射出カタパルト(戦艦大和の水上機用カタパルトと同位置)からコスモ・ゼロ、艦底ハッチよりブラックタイガーコスモタイガーIIコスモパルサーなどを発進させることができる。艦載機の総数は『復活篇』にて初めて明らかにされたが、それ以前にも『復活篇』での総数に近い数の、50機以上を搭載していると思われる大編隊が護衛している場面がある。

他に惑星探査用の中型機コスモハウンド、内火艇を兼ねた救命艇上陸用舟艇、中型雷撃艇、修理艇、大気圏内外両用運搬船、各種探索艇、円盤型救命機(イスカンダルでのダイヤモンド大陸水没時に出動)など多数の機体を搭載する。さらにはバルーンダミーのような特殊な装備品をも常備している。

居住性能[編集]

もともと地球脱出用に設計されていたため、航海が長距離・長期間に及ぶことを想定し、居住性は高い水準にある。艦内には人工重力が働き地上と同じく行動できる。この人工環境に乗員100余名が居住している。

艦長は艦橋頂上部の専用個室、各班の班長クラスの乗組員には専用個室が与えられている[ep 1]。一般の乗組員は寝棚形式の共同の相部屋である[ep 2]。直掩艦載機隊(ブラックタイガー隊)の戦闘員専用の居住ブロックは格納庫に隣接しており、緊急事態にも迅速に対応できるようになっている[5]

乗員福利施設として、士官食堂や自動配膳の一般食堂(ヤマト亭)、ジムを備えた体育館、レクリエーション施設と精神医療施設を兼ねるイメージ投影ルームや冷凍睡眠装置、さらにスナック(スナックヤマト)まである。大工場直上の居住ブロックに2階ぶち抜きの映画鑑賞室や男女別の大浴場も設定されていたが本編で描かれることはなかった[6][7][注 4]

艦内通路はゆるいカーブを描いており、床はオートウォークとなっている。

生産設備[編集]

自前の艦内工場を備え、艦体維持管理部品や艦載機を含めたミサイルなどの消耗系の兵器弾薬の生産能力を持つ。

食糧に関しても緑黄野菜を自給するヤマト農園で、ある程度は自給自足可能で、農園で生産する野菜や果物の他にも人造タンパク質から肉類も合成され、糖分などの栄養素も植物からとっている[8]。閉鎖的な人工環境を作っていると言えるが、完全ではなく劇中ではビーメラ星で生鮮食料品になる植物の採取を行う描写もある[ep 3]

乗組員[編集]

『ヤマト』では総乗組員数は114名となっている。同作における生存者は67名、戦没者は47名。この設定は1977年公開の劇場版『ヤマト』ラストシーンに出された数値である[注 5]。同作第10話で、複数の女性乗組員の姿が見られるが、その後姿が見られなくなり[注 6]、その後、『永遠に』での真田澪(サーシャ)まで、森雪以外の女性乗組員は登場しない。

『ヤマト2』の生存者は19名[ep 4]、戦没者は96名[ep 5]。計算すると生存者と戦没者を合わせた総数が115名となるが、この戦没者の中にはテレサも含まれていて[要出典]、ヤマトの総員は前戦役時と同様に114名である[要出典]

『新たなる旅立ち』では、新人乗組員代表たちの報告[ep 6]から、少なくとも総勢113名(朝日ソノラマ版[要文献特定詳細情報]では130名)の宇宙戦士訓練学校卒業生が、卒業直後の実践訓練および修復後のヤマトのテスト航海への参加という形で補充されている。これにより、2度目のイスカンダルへの航海は132名以上で行われている。

『ヤマトIII』では、新人隊員40名が乗り込んでいる(新人隊員のほか、輸送船機関長だった赤城大六の様に他の艦船からの転属者も乗り込んでいる)。当初は、京塚ミヤコを始めとする女性乗組員を乗艦させていたが、第9話のラストで星間戦争に巻き込まれる危険性が高まってきたという理由により、森雪以外の女性乗組員を早々に地球へと帰還させている[注 7]

『復活篇』では、搭乗人員の人数は不明であるが、艦医の佐々木美晴、折原真帆以下の電算室スタッフといった女性乗組員が多数搭乗している。

艦内組織[編集]

艦内の基本的な組織として、艦長以下、班[注 8]とその配下の科[注 9]により構成される。乗組員の隊員服は班ごとに6パターンの色分けがある。

『ヤマト』から『完結編』までのユニフォームは、襟の色で階級が分かるようになっており、班長クラスは襟が矢印マークと同色で、以下は襟が白である(例外として、『ヤマト』テレビシリーズ初期のユニフォームに班長、隊員に関係なく襟が矢印と同色であったことと、『ヤマトIII』では旧来の乗組員は矢印と襟が同色、新乗組員はその襟に斜めの白線が入っている)。

『復活篇』のユニフォームは両袖に階級が解るマークが付いており、大村、徳川は長方形マークが2本に逆三角形が1個、2人以外の第一艦橋スタッフ及び佐々木、天馬兄弟は長方形マークが1本に逆三角形1個、一般隊員は逆三角形1個である。

艦長が指揮不能、もしくは不在の場合は艦長代理が艦の指揮を執っている。その後、『ヤマトIII』副長職が新設され、真田志郎・島大介がそれぞれの職務と兼務、『復活篇』では副艦長職が定められて、大村耕作が就任している。

部署[編集]

  • 戦闘班 - 艦の戦闘全般を統括する部署。
    • 砲術科 - 主砲ほか、火器管制を担当する。隊員服は白地に赤矢印。
    • 飛行科[注 10] - 艦載機の運用を担当する。隊員服は黒地に黄色矢印[注 11]
  • 航海班 - 艦の航海全般を統括する部署。
    • 航海科 - 艦の操舵の他、航路の分析や航路図の作成などを担当する。隊員服は白地に緑矢印。
    • 通信科 - 通信管制や暗号の解読などを担当する。隊員服は黄色地に黒矢印[注 12]
  • 工作班[注 13] - 機関関連を除く艦の補修・整備、新装備の研究・開発などを行う部署。隊員服は白地に青矢印。
  • 機関班[注 14] - 機関の運用と補修・整備を担当する部署。隊員服は白地にオレンジ矢印。
  • 生活班 - 艦内の衣食住全般を統括する部署。
    • 分析科[注 15] - 未知の惑星の調査などを行う。また、レーダーを担当する。
    • 調理部→炊事科 - 通常の食堂の食事や戦闘配食などを作る。また、精製食糧の管理や、農園での野菜の栽培なども行う。隊員服は水色地に白矢印→黄色地に黒矢印。
    • 医療部→医療・衛生科 - 医療や衛生管理を担当する。服装は白地に赤ライン及び赤十字[注 16]
    • 特殊医療科 - 捕虜の尋問などを行う。『ヤマト2』にのみ登場。
  • 電算室 - 『復活篇』で新たに設けられた部署。索敵・分析・航路探査など、電算関連全般を取り扱う。隊員服はチーフが白地に黒ライン、他は黄色地に黒ライン。

各部責任者[編集]

これらの基本設定が確定したのは『さらば』以降である[注 24]

諸元[編集]

全長 265.8 m
280 m(『復活編』[10]
全幅 34.6 m(『復活篇』では全幅が大幅に広くなっている)
全高 77.0 m
基準排水量 62,000 t
最大速力
(通常航行時)
光速の99.9%
乗員 114名(『ヤマト』)
主機 波動エンジン×1基(『ヤマト』〜『完結編』)→6連波動エンジン×1基(『復活篇』)
補機 補助エンジン×2基
兵装
  • 艦首波動砲×1門(『ヤマト』〜『完結編』)→6連トランジッション波動砲×1門(『復活篇』)
  • 主砲:48cm[46cm]三連装衝撃砲(正式名称「3連装48衝撃波砲」[3]、通称「ショックカノン」)3基[注 25]
  • 副砲:20cm[15cm]三連装衝撃砲(ショックカノン)2基[注 26]
  • 煙突ミサイル[注 27]×8セル(再装填可)
  • 艦首ミサイル(魚雷、迎撃ミサイル)[注 28]発射管×3門×2、後部同×3門×2(『復活篇』で使用弾頭にバリアミサイルの追加)
  • 舷側ミサイル発射管×8門×2(『ヤマト』では敵ミサイルを防ぐ粘液ミサイルを発射。『復活篇』でバリアミサイルが追加されている)
  • 連装対空パルスレーザー砲多数
  • 3連装対空パルスレーザー砲小数
  • 4連装対空パルスレーザー砲多数
  • 側面機雷投射機
  • 波動爆雷投射機
  • 艦底部垂直投下爆雷(PSゲームシリーズのみ)
艦載機・艦載艇
特殊装備

本艦のサイズデータについて[編集]

上記のデータは、『ヤマト』放送当時の製作会社オフィスアカデミーが1978年に公式資料集・豪華本『宇宙戦艦ヤマト全記録集』を出版した際に固定されたもので、それ以前はヤマトの大きさに関しては、おおむね300メートル以上といった取り決めしかされていなかった[注 29]。そのため、『ヤマト』放送当時の設定資料を見ると、全長が263メートル、300メートル、330メートルなどとかなり曖昧である。なお、ベースとなった戦艦「大和」は、全長263メートルであった[注 30]。特に司令塔をはじめとする上構は旧「大和」の残骸が“脱皮”するという描写で劇中登場するため、実物の「大和」よりも大きくはなりえず、ケイブンシャ『宇宙戦艦ヤマト大百科』[要ページ番号]等に掲載された「大和」「ヤマト」新旧比較図も、両者の全長、全幅は同寸として描かれている。

松本零士は講演会でのファンからの全長に関する質問に対し、「戦艦大和よりも30メートル程度長い、ロケットノズルが付いている分長くなっている、主砲と艦橋の位置は大和と同じ場所にある」と答えている。

大和とヤマトを同じ大きさの絵で並べてみると、艦橋は大和よりも後方に位置しており、艦橋の位置が変わっていないとすると、前部分が延びていることになる。もっとも、現実世界の海底に眠る大和の艦橋は本来の位置から外れて艦首に踏まれており、劇中のように立っている形ではない(艦体も内部爆発によって前後に分断しており、後部は転覆している)。

さらに上記の諸元は現実的にシミュレーションした場合に矛盾が生じる。特に、以下の3点は制作者側も矛盾を承知の上での演出であり、設定書に矛盾点として明記されている。

  1. 設定されたサイズでは、艦載機は数機しか格納できない。
  2. 第一艦橋内部が、設定から導かれるサイズに比べて広すぎる。
  3. 船の形からロケット型に絞られる艦尾の形状は、立体化すると矛盾が生じる。

以上の点を無理なく収めるサイズに設定すると、ヤマトの全長は500メートルから700メートルぐらいが妥当となる(劇中では40機以上の艦載機を搭載していたため)。

艦内の広さの描写に関しては一定の法則があり、実際の寸法に対して2倍の広さで描くという「倍寸法」での表現でされている[11]。しかし、舷側展望室などの一部の区画は、担当したデザイナーの違い等の原因により、倍寸法以上に広く描写されてしまっている。また、艦橋構造物両舷に装備されたレーダー(旧21号電探、コスモレーダー)は、「大和」では計2枚、「ヤマト」では4枚である。故に艦体や艦橋構造物の寸法設定を拡大しても「大和」残骸に「ヤマト」は収まりえない。なお、リメイク作品である『2199』においては大和の改造ではなく新造とし、また偽装も大和の残骸を「模した」ものとなったため残骸に収める必要性は無くなった。

建造後の改修・改装点[編集]

対ガミラス帝国戦役/イスカンダルへの航海時[編集]

アステロイドシップ計画
航海途上、敵の攻撃を受けながら艦体修理を続けられるようにするため、真田志郎の発案によるアステロイドシップ計画が採用された。これは小惑星に反重力感応器を打ち込み、ヤマトに引き寄せて装着して擬装する(アステロイドシップ)とともに、攻撃を受けた場合に感応器を操作して小惑星群を艦体の周囲に回転させ(アステロイドリング)、敵のミサイルやレーザー砲に対する盾として利用するというものだった。なお、アステロイドシップとはヤマトの初期企画案に「小惑星(岩)にエンジンや武装や艦橋などを艤装し、そのまま船にしてしまう」という奇抜なアイディアがあり[12]、その名残である。
空間磁力メッキ
敵の光学兵器やエネルギー兵器を反射させる特殊な防御装備。真田の発案による追加装備でもある。

対白色彗星帝国(ガトランティス)戦役時[編集]

宇宙戦艦ヤマト2』での改修。

西暦2201年の最新鋭戦艦アンドロメダの登場により、ヤマトの性能はアンドロメダと比較して大きく見劣りする物となる。そのため立てられた改修計画ではアンドロメダ同様、自動制御方式が導入されることになっていたが、無断出撃したために導入されずに終わる。その他の改良は、真田志郎や徳川彦左衛門の尽力により、計画通りに行われている。

タイムレーダー
艦首下部のバルバス・バウ付近に新たに装備。
主砲
改良が加えられ、射程距離が長距離で10宇宙キロ、有効射程距離が20,000(副砲及び艦首ミサイルは15,000)と延伸されている。
波動エンジン
改造が施されコンパクトになり、空いたスペースを利用して中型雷撃艇を搭載した[ep 7]。波動砲発射後のエネルギー回復力も強化された[13]

これらが描写されているのは『ヤマト2』のみであり、『さらば』では廃艦して記念艦にする予定だった(松本零士の漫画版では、ヤマトはスクラップの上、その資材はアンドロメダの強化に使われるという台詞がある)こともあり、改良の描写も性能向上を思わせる描写も無い。出港後に真田により波動砲の収束率向上のための応急改造が行われている。

対暗黒星団帝国(デザリアム)戦役時[編集]

宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』では、白色彗星帝国との戦闘の被害が短期間で修復されているが、特に改修はされておらず、『ヤマト2』終了時点のままである。新たな人員を迎え、練習戦艦(訓練艦)としての任務を与えられている。

ヤマトよ永遠に』では、西暦2202年時点で旧式化していたヤマトは近代化のために大改装され、性能上は第一線級の戦力となっている。同時期に地球防衛艦隊は先の戦いで壊滅して再建途上なので、大改装は戦力不足の穴埋めの他、各種機材・装備の事前実験艦としての意味もあったと考えられる。

新生ヤマトを象徴化するように、艦首上部と艦体側面、第二砲塔上面に錨マークと、各主砲の砲身に参戦章[注 31]のペイントが施されている。

波動エンジン
大幅にパワーアップ[注 32]。また、増幅装置「スーパーチャージャー」を備えたことで、連続ワープ(超長距離ワープ)の使用が可能となった。画面上での描画もそれ以前とは大きく異なり、青色の透過光を使用したスピード感のある画面効果となっている。
新波動砲
波動砲の威力は格段に向上して短時間のインターバルをおいての連続発射が可能となり、波動砲発射室が改装されて発射時の艦内電力供給停止措置も不要となった(『ヤマトIII』以降は再び「波動砲」と呼ばれるようになる)。
主砲
エネルギーチャージ式からエネルギーカートリッジ式に改められ、威力・連射速度共に向上している(その威力は、数回の射撃で暗黒星団帝国の中間補給基地を殲滅したほどである)。また、カートリッジ化に伴いオプション弾の使用が可能になる。なお、主砲の光線色は青い透過光線色になっている。
波動カートリッジ弾
主砲のカートリッジに波動エネルギーを充填した新型主砲弾。充填量は波動砲で使用するエネルギーの1/100。この装備は改装後の主砲でも攻撃を受け付けなかったゴルバ型機動要塞に対し、波動エネルギーに脆いという弱点から非常に有効であった。
波動爆雷
波動エネルギーを充填した新型爆雷。後部甲板(第三砲塔とメインノズルの中間辺り)へ、専用発射管と共に搭載された。これは弾薬庫からベルトコンベア(設定画にはレールと記載)で運ばれてきた爆雷が、断続的に発射管にセットされる独特の構造となっている。こちらも波動カートリッジ弾同様、ゴルバ型機動要塞との戦闘の際に初めて使用されている。
全天球レーダー室
第二艦橋下部に全周囲モニターを用いた天体観測ラボを設置。以前装備されたタイムレーダーを撤去した後にハッチを設け、高精度センサーである三次元センサーが装備されている。
その他
大作戦室は拡大改装され、中央コンピューター室となった。また、第二艦橋や第三艦橋の内部、主砲発射室や格納庫などの艦内も、大幅に内装が一新されている[15]

対ガルマン・ガミラス帝国及びボラー連邦戦役/移住星探索の航海時[編集]

宇宙戦艦ヤマトIII』での改修。

第2の地球を求めて出発した際、その任務に見合った改装が施されているが、画面を見る限り変更点は見受けられない。

コスモハウンド発進口
側面に追加される。
亜空間ソナー
応急改造で、三次元センサー部のセンサーそのものへ取り付けされた。
ハイドロコスモジェン砲
上甲板(自動航法装置室)へ取り付けられている[注 33]

対ディンギル帝国戦役時[編集]

宇宙戦艦ヤマト 完結編』での改修。

西暦2203年、新たに射撃管制システムが装備された。それに伴い、第一艦橋上部に射撃管制用レーダーが追加され、第二艦橋側面にも指向性アンテナが設置されている。第二艦橋や第三艦橋の内部、主砲発射室や格納庫なども、再度内装がリニューアルされた。

対ハイパー放射ミサイル艦首ビーム砲
三次元センサーを一時的に取り外して設置している。
探査衛星発射用カプセルミサイル
前部上甲板に、探査衛星発射用カプセルミサイル[注 34]打ち上げランチャー(4連)も新設された。
コスモ三式弾
対空砲弾として用意されたが劇中では使用シーンはカットされている。[16]

『完結編』では艦首上部と艦体側面の錨マークは消去され、主砲への参戦章(帯の数は3本から変更なし)のみのペイントとなっている。

第3次移民船団護衛艦隊旗艦[編集]

宇宙戦艦ヤマト 復活篇』での改修。

西暦2220年、対ディンギル帝国戦役時のアクエリアスの水柱を断ち切るために自沈した後に修復と大改装が行なわれ、第3次移民船団護衛艦隊旗艦として再就役。対暗黒星団帝国戦時と同様に艦首上部と艦体側面に錨マークのペイントが施されているが、第二砲塔上面には無い。また、主砲の3本帯の参戦章はなくなっているほか、艦内設備も大幅に改変された。全長は280mに延長され、全幅も大幅に広げられた。

波動エンジン
波動炉心が、6連大炉心1基に増設され、波動砲も6連射が可能となったが、発射前の充填時と発射後の再充填に時間がかかるという弱点も生まれている。
艦型
艦幅が広くなって格納庫スペースが劇的に拡大し、搭載艦載機は60機[17]に増加し、艦底ハッチは2基に増設されている。艦載機は2220年の主力機であるコスモパルサーと同重爆撃機(重爆機)仕様とコスモゼロ21へと更新され、艦首底部には突撃揚陸艇の「信濃」を格納可能となった。
第三艦橋には電算室が設けられ、大型化された。
兵装
主砲がエネルギーカートリッジ式から、建造当時初期のエネルギーチャージ式に改装され、主砲発射室内の要員も再び3名になっている。
艦首・艦尾・舷側ミサイルの使用弾頭に、バリアミサイルが追加された。

同型艦[編集]

同型艦として『復活篇DC版』に「波動実験艦ムサシ」が登場している[注 35]。詳細は宇宙戦艦ヤマト 復活篇#地球防衛軍・艦艇を参照。

リメイクアニメ[編集]

『ヤマト』のリメイク作品である『2199』を初作とする本シリーズでは、原作アニメにおける矛盾点(#本艦のサイズデータについておよび#こぼれ話を参照)を解消するため、ヤマトの設定も再構築されている。

具体的には艦体サイズが大きくなり、乗員も大幅に増加している。設定制作では、第一艦橋が旧作に近い形で見せられるサイズから逆算して全長を決め、実寸に合うよう内部構造などを決めていった[18]。また、建造工程も戦艦大和の残骸からの直接改造から、戦艦大和の残骸を模した偽装を施したうえでの新造に変更されている。

メカニカルデザインは玉盛順一朗が担当[19]。艦内のデザインは高倉武史山根公利などが主に担当している[20]

概要(リメイクアニメ)[編集]

恒星間航行用超弩級宇宙戦艦。識別番号は「BBY-01」[注 36]。2199年進宙。

元は「イズモ計画」用の移民船として建造されていたが、物語開始の1年前にイスカンダルから「次元波動エンジン」の技術供与を受け、地球人類史上初の恒星間航行用宇宙船として建造された。ガミラスによる発見を避けるため、遊星爆弾によって干上がった九州坊ノ岬沖の戦艦大和の残骸に偽装して建造が進められた。

後述の波動砲の封印を経て地球へ帰還した後には記念艦として海底ドックに安置されていたが、帝星ガトランティスと交戦する前には地球連邦防衛軍の波動砲艦隊構想にもとづく戦列復帰が決定し、波動砲の再装備を含めた大改装を受けている。

艦体解説(リメイクアニメ)[編集]

艦体の基本的アウトライン、一般配置は原作アニメとほとんど同じである。ただ、旧設定画や『2199』以前では最新となるバンダイのプラモデル製品「1/350宇宙戦艦ヤマト」の寸法に比べ、艦体平面型がより細長いものに変更されている。特に艦首から2番主砲塔にかけては極めて細く華奢な形状であり、アサガオ型フレア構造が弱められ、ブルワークを備えた艦首先端平面型は半円型ではなく尖りを帯びた形状になった。

艦体中央には司令塔がそびえ立っている。司令塔は原作アニメに比べると若干艦体に対する相対的なサイズが大きくなり、原作における外観のサイズに比して艦橋内部スペースが広すぎるという矛盾が解消された。なお、第一艦橋上部(アンテナの基部)には測距儀が搭載され、波動砲の照準に使用されている[21]。アンテナの下には通信・観測ヤードが備わっている[22]

艦底部は兵装が少ない分重装甲になっており、水上等では艦を上下逆さまにした「潜水艦行動」と呼ばれる状態がある。

艦内は露天甲板を第1甲板として、上層は第012甲板(艦長室)[23]まで、下層は第12甲板(第三艦橋)までの全24階層となっており、第一艦橋(第010甲板)から第三艦橋までの全22階層を貫く主幹エレベーターが存在する。

原作アニメ同様、両舷には格納式の安定翼が備わっている。原作とは異なり複数の折りたたみ構造になっているほか、喫水線を境に上面が艦体上半分と同じ濃い灰色に、下面が艦底部と同じ赤で塗り分けられている。

イスカンダルへの到着後には波動砲制御室にコスモリバースシステムが設置され、ヤマト自身がコスモリバースシステムそのものへ改造された。これによって波動砲は封印された。詳細は#兵装 (2199)を参照。

艦橋(リメイクアニメ)[編集]

原作アニメ同様、艦の上甲板よりそびえ立つ司令塔に、艦長室、第一艦橋、第二艦橋を持ち、艦底から第三艦橋が突き出している[22]

第一艦橋の設定は原作アニメとほぼ同じだが、古代の席の左隣がアナライザー専用となっている[24]ほか、太田の席と真田の席が入れ替わって『復活篇』と同様の並びになっている[25]。また、両角に折り畳み式の予備科員席や、太田の席から移動する予備操縦席も追加されている[26]。後方には原作アニメ同様の主幹エレベーターに直結した扉のほか、その内側に非常用階段への扉がある。中心部には原作アニメ同様次元羅針盤があり、球が2層構造で、内部のヤマトはホログラフとなっている[27]ために普段は映っていない。羅針盤は自動航法室と連携している模様で、自動航法室関連で異常が発生した場合、羅針盤の映像にも異常が出ている。3交代制設定を取り入れたため、古代たち以外の人物が席に着くこともある。

第二艦橋は設定が大きく変更され、内部が強固な防壁によって隔てられた二重構造となっている[28]。防壁の内側は戦闘指揮所(CIC)となっており、戦闘時に第一艦橋要員が移動して運用されるという、原作にない第二艦橋の様子が描かれている[28]

第三艦橋も設定が変わっており、本シリーズでは慣性制御や波動防壁(後述)の制御を担う艦橋となっている。ただし、原作アニメと同じく予備艦橋としての運用も可能で、無重力時や逆さ重力時に対応するために、いくつかのコンソールは原作同様天井にも逆さに設置されているが、通常は艦がどのような体勢になっても艦内は慣性制御によって通常状態を維持できるので、基本的には使用されていない[29]。6つの二重窓が存在しており、普段は隔壁が閉じられているが、『2199』第24話でイスカンダルの海へ着水している際などには開かれているのが確認できる。艦への乗降ハッチも兼ねている点は原作アニメと同様[30]

波動エンジン(リメイクアニメ)[編集]

主機関には、イスカンダルの技術供与により製造された「ロ号艦本イ400式次元波動缶」(次元波動エンジン、通称:波動エンジン)を1基装備している。波動エンジンによって、ワープ(時空跳躍)能力を備えることになり、長距離の恒星間航行が可能になった。なお、次元波動エンジンの最後の部品として「波動コア」が別途イスカンダルから送られており、それを波動エンジン内に装備することによって初めて起動が可能となる。

また、副機関として「艦本式コスモタービン改」を8基・2軸装備する。原作とは異なり、主機である波動エンジンの始動には使用されず、波動エンジンの始動には莫大な外部電力を必要としている。なお、『2199』第3話で徳川機関長が読んでいるマニュアルには、主機関起動用の第1補助機関としてヘリウム3燃料ペレットを使用するレーザー核融合炉について記載されており、波動エンジン起動後、通常時は主サービス電力供給用に常時運転状態とされている。

兵装(リメイクアニメ)[編集]

搭載している兵装の種類・数に原作アニメとの大きな違いはないが、設定の変更や追加が複数ある。

艦首に装備されている波動砲に「次元波動爆縮放射機」という正式名称が付加されている。『2199』第24話で、イスカンダルにおいて締結された「地球イスカンダル和親条約」に基づき封印される。

主砲・副砲として三連装陽電子衝撃砲塔(通称:ショックカノン)を装備。それぞれ口径が48サンチと20サンチに改められている。波動エンジンからのエネルギー供給を受けて稼動する陽電子ビーム砲で、波動エンジン停止時は数発しか撃てないと設定されている。また、司令塔前方の3砲塔は実体弾(三式融合弾、通称:三式弾)も射撃可能と設定されている。司令塔後方の2砲塔は下部に機関室や艦載機格納庫があり、給弾室のスペースが確保できなかったため、実体弾は使用できない[31]

このほか、艦首および艦尾に魚雷発射管を計12門、両舷側面にも短魚雷発射管を計16門装備し、艦橋後方に煙突型の8連装ミサイル発射塔を1基、艦底部にもVLSとしても運用できるミサイル発射管を8門装備するほか、対空砲として司令塔両舷に2連装から4連装の高角速射光線砲塔(通称:パルスレーザー)を多数装備しており、それ以外にも速射光線機関砲塔や近接防御火器を装備している。さらに、煙突状構造物の後方、マストの付け根には94式爆雷投射機が装備されている。

艦載設備(リメイクアニメ)[編集]

原作アニメでは実質1つしか存在していなかった格納庫が、本作では複数存在している。『2199』では戦闘機38機、偵察機2機、輸送機2機を搭載。また、そのほかにも航宙艇や地上用車両も搭載している。

原作アニメにおける格納庫は「後部中央第二格納庫」にあたる。ヤマトの艦内容積と艦載機の総数における矛盾を解消するため[32]、格納庫は円筒状の機関室の周囲を取り巻くように可動式艦載機パレットを配置した、ロータリー方式となっている[33]。パレット1枚につき表裏1機ずつ計2機を固定可能で、上下区別なく整備ができるように内部は無重力状態となっている[34]。発艦は1機ずつ発進口の位置まで移動させ、後ろ向きに艦の真後ろ斜め下方向へ射出する仕組みである[35]。着艦時は昇降ハッチに設置された誘導ビームと牽引ビームを使用する[34]。搭載しているのは、『2199』ではコスモファルコン36機[36](二個航空隊分32機+予備機4機)。

後部甲板直下には、コスモゼロ用として「第一格納庫」が設定されている。2機のみ搭載できる小規模の格納庫で、発進の際には両側のスライド式ハッチが開いて機体を艦外まで移動させ、ジャッキで押し上げた後にカタパルトに固定し、射出する。また、この格納庫に隣接する2番副砲塔下部部分には「内火艇格納庫」も設定されている。発着艦ハッチは第一格納庫のハッチの隣[注 37]にある。90式内火艇2隻[37]を収容している。

さらに、艦底部両舷のバルジ部分をハッチと解釈し、「第三格納庫」が設定されている。アームで発着艦を行い、第一・第二格納庫と違ってガミラス機など全く別規格の機体等も問題なく収容できる。『2199』では空間汎用輸送機SC97 コスモシーガル2機、100式空間偵察機2機を収容している。

このほか、第一主砲塔前部には作業用装載艇6隻[37]を格納する[38]「作業用装載艇格納庫」、艦底部ドームにはキ8型試作宙艇1機や特2式多目的換装車6両を格納する「高圧対応格納庫(地上用車両格納庫)」が設定されている[注 38]

自動航法室[編集]

原作アニメでも自動航法装置の設定は存在していたが、『2199』では大きくスポットを当てられている。

艦首ドーム部に存在する、イスカンダルへの航路情報を有する施設で、最重要施設であるため、基本的に乗員の立ち入りは禁じられている。物語当初はユリーシャ・イスカンダルから伝えられた航路図のデータがインプットされているとされており、その一方で乗員の間では「開かずの間」と呼ばれ、綺麗な女性の幽霊が出ると噂されていた。『2199』第17話でその実態が語られ、航路図が実は存在せず、事故ないしテロによって意識を失ってしまったユリーシャ本人を自動航法室の中核とし、その記憶をトレースすることで航路図を得ており、幽霊の正体もユリーシャの精神体だった。自動航法室の真実は当初、沖田と真田しか知らなかったが、『2199』第17話において沖田の一存で乗員全員へ発表される。

居住性能(リメイクアニメ)[編集]

科員居住区は、一番主砲塔のやや前から艦橋下にかけての区画に存在する[40]。通路は原作アニメと異なり直線状で、床はオートウォークではない。

原作アニメ同様、居住性は高い。艦内は重力・慣性制御によって1Gを保たれており、長期航海における乗組員の負担を減らすために「映像ルーム」「トレーニングルーム」「大浴場」など福利施設が多数存在する[41]。責任者クラスの乗組員には個室が与えられており、下士官クラスでも二段ベッドの2人部屋である。

大食堂は原作アニメと違いメニューは豊富であり、バイキングのような形式をとっている。しかし、『2199』第15話で食糧供給システムのオムシス(後述の#生産設備(リメイクアニメ)を参照)が不調になった際には、パン1個にドリンク1本だけのわびしいメニューになっている。

防御装備(リメイクアニメ)[編集]

原作アニメにおけるヤマトの異常な耐久力の理由付けとして、次元波動理論を応用した防御システム「波動防壁」(次元波動振幅防御壁)が新たに設定されている。

20分程度の短時間ではあるが、ビームや実弾などあらゆる攻撃から艦体を防御することが可能になっている。通常は艦体に薄く纏うように展開されるが、一定方向に最大展開すると楕円体状の青いシールドがヤマトを覆うように展開され、明確に目視できるようになる。また、部分的な展開も可能で、発砲時には射線を塞がないようにその部分のみシールドに穴を開けている[注 39]

なお、ガミラス側は波動防壁を「ゲシュ=タム・フィールド」と呼称している。

生産設備(リメイクアニメ)[編集]

食糧に関しては、主計長の管轄下に、食料供給システム「O・M・C・S」("Organic Material Cycle System" の略[42]で「オムシス」と読む[注 40])が存在すると設定されている。

補修部品などに関しては、『2199』では艦内工場こそ存在していないが、艦前部区画には資材加工室や資材生産設備モジュール等が存在しており、コスモナイト90鉱石からコンデンサーを製造するなど、簡単な部品生産は可能となっている。資材は戦闘で破壊した敵艦や敵基地の残骸、航海途中で立ち寄った惑星等から補給している[44]。『2202』では改装により艦内工場が増設されている。

その他の装備(リメイクアニメ)[編集]

その他の装備として、ロケットアンカー(艦首両舷)、特殊探照灯(煙突両脇に片舷4基、計8基)、超空間通信装置、VLBI望遠鏡[注 41]および艦橋両脇の左舷に赤ランプ、右舷に緑ランプを[注 42]装備する。

また、艦首バルバス・バウにはメインレーダーアンテナ等が装備されており、空間ソナーに亜空間トランスデューサーとして転用したワープ機関のサブシステムを接続することで、亜空間ソナー(次元アクティブソナー)も使用できるようになる。

乗組員(リメイクアニメ)[編集]

乗員数は999名で原作アニメから大幅に増加している。また、女性乗組員も多数乗り込んでおり、男女比は約7:3となっている。3交代制が導入されており、古代の交代要員は南部北野の交代要員は太田の交代要員は西条真田の交代要員は新見桐生徳川の交代要員は山崎南部の交代要員は北野太田の交代要員は相原の交代要員は市川がそれぞれ務めている。

艦内組織(リメイクアニメ)[編集]

原作アニメの組織をベースに、海上自衛隊の護衛艦の組織構造を踏まえた設定となっている。

戦術科
旧戦闘班。護衛艦における砲雷科と飛行科を統合した部署。艦内常装(ユニフォーム)は白地に赤ライン(スーツ・タイプとボトムスインタイプ(旧作型)の2種)。
砲術士、宙雷士、整備士がいる。
航空隊
旧戦闘班飛行科。護衛艦における飛行科。艦内常装は男女共に黒地に黄色ラインの軽装航空服[注 43]およびフライトジャケット
甲板部
本シリーズ新規部署。艦内常装は男女共に濃いオレンジ地に黒ライン[ep 8]ツナギベストキャップ
艦体の補修作業や艦載機の運用など、原作の工作班の役割の一部を引き継いでいる。
航海科
旧航海班。護衛艦における航海科。艦内常装は男子は白地に緑ライン、女子は黄緑地に黒ライン。
航路の作成や宇宙気象の分析等を担当している。
船務科
旧生活班分析科及び通信班。護衛艦における船務科。艦内常装は男女共に黄色地またはオレンジ地に黒ライン[ep 9]
情報・電測・船体消磁・通信・暗号・航空管制・電子機器整備等を担う。
技術科
旧工作班。護衛艦に該当する部署はない。艦内常装は男子は白地に青ライン、女子は青地に黒ライン。
本シリーズでは敵兵器や宇宙事象の解析、新装備の開発が主な担当で、艦体の補修作業等は担っていない。
機関科
旧機関班。護衛艦における機関科。艦内常装は白地にオレンジライン、一部ブーツ着用(スーツ・タイプとボトムスインタイプの2種)。
波動エンジンの運用を担当するほか、艦内のダメージコントロールも担っている。
主計科
旧生活班。護衛艦における補給科[注 44]。艦内常装は男女共にオレンジ地に黒ライン。
食糧のみでなく、各種物資の管理・補給も担っている。
衛生科
旧生活班医療・衛生科。護衛艦における衛生科。艦内常装は佐渡が白地、男子が水色地に黒ライン[注 45]、女子がベージュピンク地に黒ライン[注 46]、いずれも「MEDIC」のマーク有り。
保安部
本シリーズ新規部署。護衛艦に該当する部署はないが、役割としては警務隊に相当する。艦内常装は男女共に灰色地に黒ライン。作戦行動時はさらに、ゴーグル付きのヘルメットや戦闘用ベスト、肘や膝用のプロテクターと手袋を着用する。
艦内の警備・警務・保安面を担当。ヤマト計画に際して新たに設置された部署であるため、名称も「科」ではなく「部」になっている。本来は警務隊出身者が就くべき部署だが、部長の伊東以下情報部出身者(イズモ計画・反ヤマト計画派の息がかかっている者)が多い。

責任者[編集]

  • 艦長:沖田十三(『2199』)
  • 副長:真田志郎(技術長と兼任)
    • 戦術長:古代進
      • 砲雷長:南部康雄
      • 航空隊長:加藤三郎
      • 掌帆長:榎本勇
    • 航海長:島大介
      • 気象長:太田健二郎
    • 技術長:真田志郎(副長と兼任)
      • 情報長:新見薫
    • 船務長:森雪
      • 通信長:相原義一
    • 機関長:徳川彦左衛門
      • 応急長:山崎奨
    • 主計長:平田一
    • 衛生長:佐渡酒造
    • 保安部長:伊東真也(『2199』)

諸元 (2199)[編集]

艦種 超弩級宇宙戦艦
識別番号 BBY-01
全長 333.00 m
艦体幅 43.60 m
最大幅 61.77 m(安定翼展開時:87.72 m)
艦体高 94.54 m
最大高 99.47 m
最大速力
(通常航行時)
亜光速
乗員 999名
主機関 ロ号艦本イ400式次元波動缶(通称:波動エンジン)×1基
副機関 艦本式コスモタービン改(74式推進機関[45])×8基・2軸(核融合推進方式)
兵装
  • 次元波動爆縮放射機(200サンチ口径、通称:波動砲)×1門
  • 主砲:48サンチ三連装陽電子衝撃砲塔×3基(第一、第二砲塔のみ実体弾も射撃可能)
  • 副砲:20サンチ三連装陽電子衝撃砲塔×2基(第一砲塔のみ実体弾も射撃可能)
  • 魚雷発射管×12門(艦首及び艦尾両舷)
  • 短魚雷発射管×16門(両舷側面)
  • 八連装ミサイル発射塔×1基(煙突部)
  • ミサイル発射管×8門(艦底)
  • 94式爆雷投射機(マスト付け根)
  • 12.7サンチ四連装高角速射光線砲塔×8基
  • 8.8サンチ三連装高角速射光線砲塔×4基
  • 12.7サンチ連装高角速射光線砲塔×8基
  • 7.5サンチ連装高角速射光線砲塔×10基
  • 7.5サンチ三連装速射光線機関砲塔×4基
  • 司令塔近接防御火器×2基
艦載機
艦載艇
艦載車両
特殊装備

他作品に登場したヤマト[編集]

宇宙怪獣ガメラ
少年の夢の中の出来事という形でガメラと共演。映像はアニメの流用。
YAMATO2520
『完結編』より300年後の世界、沈没した第17代宇宙戦艦YAMATOおよびその改設計艦である第18代宇宙戦艦YAMATOが登場。シド・ミードによるデザインであり大幅にアレンジされている。
火聖旅団 ダナサイト999.9
ラスト、アルカディア号クイーン・エメラルダス号と共にゲスト登場。
銀河鉄道999
エターナル編から登場。『999』の世界では『ヤマト』の物語は遥か過去のものであり、ヤマトは伝説の宇宙戦艦という設定。999号の傍を通過して惑星メタブラディに向かい、アルカディア号、クイーン・エメラルダス号、まほろばと共闘してメタノイドの戦艦を撃退したり、999号の進路を塞いでいた障害物を破壊するために波動砲を発射している。
また、艦首の形状がヤマトと異なる(波動砲の砲口の代わりに、甲板より上に用途不明の開口部がある)試作艦も登場する。ワープ航法のテスト航海を行っており、その最中に999号と遭遇して追い越した後、再びワープに入って姿を消した[注 47]。エターナル編を基にしたアニメ『銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー』でも、ラストでアルカディア号やエメラルダス号と共にゲストメカとして登場している。
松本零士999 〜Story of Galaxy Express 999〜
第7章にゲスト登場。イスカンダルでネオガミラスとの交戦に駆けつける。
コスモウォーリアー零
バトルアナライザーが探す伝説の宇宙戦艦ヤマトとして登場。
新宇宙戦艦ヤマト
北極の大氷底海で1000年間眠りながら大規模な拡大と改造が行われており、「大(グレート)ヤマト」と呼ばれる。準同型艦として「まほろば」も登場している。
また、過去の回想やデータ映像などでオリジナルのヤマトも登場しており、「あらゆる概念について無知で、それで宇宙さえも自分がつくったと思い込んでいた哀れな男」[46]によって1000年前に破壊されたとされている。また、本作ではオリジナルのヤマトは艦長席、戦闘班長席、航海長席に計3個が据え付けられた「二型二号次元空間羅針儀」によって針路を決定していたという設定になっている。
大YAMATO零号
大ヤマト零号。ただし、ヤマトシリーズとの設定上のつながりはない。
ホタルナ妖
最終話にて999号、アルカディア号、クイーン・エメラルダス号と共に1カットのみ登場。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
実写映像に合わせデザインが若干アレンジされているほか、艦体サイズが大幅に上がっている。

こぼれ話[編集]

大和の沈み方
沈没した戦艦大和の状態は、史実と劇中で大きく異なる。1985年7月の海底調査で船体が2つに破断して主砲塔は艦体から分離して艦橋付近も粉々であることが判明したため、アニメ第1作のように左へ大きく傾いているものの比較的原形をとどめている状態とは、大きく異なっていることが明らかとなった。この事実を知ったプロデューサーの西﨑義展は、落胆したという[要出典]
ヤマトの窓の数や色
『完結編』までのシリーズ中、第一艦橋や第二艦橋の窓の数は頻繁に変化する。第一艦橋内部から見ると第一艦橋の窓は5個だが、外部から見た窓の数は第一艦橋が4から5個、第二艦橋が4から6個。『復活篇』では第一艦橋が5個、第二艦橋が6個、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』では第一艦橋が5個、第二艦橋が7個となっている。プラモデルやPSゲームシリーズではほぼ第一艦橋が5個、第二艦橋が6個で統一されている。また、窓ガラスの色はアニメ第1作では無色か青、『さらば』から『ヤマトIII』までは緑、『完結編』『復活篇』ではオレンジ色となっている。『SPACE BATTLESHIP ヤマト』では無色透明で、外から艦橋内へズームしていく演出が導入されている。リメイクアニメでは第一艦橋が5個、第二艦橋が6個に統一されており、窓の色は『2199』『星巡る方舟』では緑、『2202』では青となっている。
艦首のデザイン
戦艦大和の艦首には菊の御紋が付けられていたため、西崎は「これが無いとヤマトとは言えず、絶対に必要だ」と主張した。一方、メカニックデザインも担当した松本零士反戦の立場からこれを認めなかった。クリンナップを担当した宮武一貴は両者の意見に配慮し、艦首に波動砲を配置した。これにより、通常はそれと分からないが、正面からは砲口が菊の御紋を引っ込めたような形に見えるようになっている[47]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ デザインや設定を担当した松本零士による漫画版での型式名。『別冊てれびくん3 宇宙戦艦ヤマト2』p. 62や、『週刊少年キング増刊 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち アニメセルコレクション2』pp. 68–69、『別冊アニメディア 宇宙戦艦ヤマト総集編』のピンナップ部[要ページ番号]など、アニメ版ヤマトの説明で書かれることもある。
  2. ^ 各主砲砲身の尾栓の左側面に「南部重工業大公社 皇紀3294年9月製造 9241345-99-1」と書かれたレタリング板が貼り付けられている(正確には、西暦2199年は皇紀2859年に当たる)。南部重工業大公社はヤマト第一艦橋要員であり砲術班担当責任者でもある南部康雄の実家である。地球防衛軍の士官クラスの拳銃も同社製という設定[3][4]
  3. ^ a b 劇中では「宇宙魚雷」や単に「魚雷」と呼ばれることもある。
  4. ^ 映画鑑賞室や大浴場に関しては、艦内配置図に位置の記載があるだけで、具体的な内装の設定は無い。
  5. ^ 劇場版では機関部員によるイスカンダルでの反乱がなかったために、この生存者には薮以下が含まれている。テレビシリーズ『ヤマト』の放送時には生存者数などの描写は無い。
  6. ^ 女性乗組員の姿が見られないのは冷凍睡眠下にあるからと説明しているが、これは雑誌『月刊OUT』で本作の特集が組まれた際に語られたものが後年の書籍に踏襲されたものでオフィシャルの設定ではない。真実は当初、森雪以外の女性乗組員は乗艦していないという設定であったが現場サイドまで完全に行き届いていなかったことによる作画ミスである。その後のオリオン座アルファ星のエピソード(第12話)では女性看護婦の登場が予定され、声優まで決まっていたにもかかわらず、上記の設定を理由に直前で男性看護兵に変更されている。この事に関して、後年、『2199』第1話のオーディオコメンタリーで、出渕裕が生前の西﨑義展に質問したところ、西﨑は「ヤマトには森雪以外不要だと考えていたのを、勝手にスタッフが描き、その後、登場していた女性乗組員は初めからいなかったことにした」と言っていたと語っている。
  7. ^ 準備稿では、京塚ミヤコと赤城大六とのロマンスや、工作班の紅一点として設定された早乙女純子(冨士野シズカ)の登場、バーナード星で救出された山上トモ子の出産と新しい命の誕生がデスラーに感銘を与え侵略戦争を終結させる[9]というように、第10話以降に女性乗組員達が活躍するストーリーが用意されていた。
  8. ^ アニメ版では各班の人数の内訳について具体的な設定はないが、小説版[要文献特定詳細情報]では各班の人員構成が一部明記されている。
  9. ^ 劇中では、班の下位組織である、科であるはずの砲術科や通信科も、砲術班、通信班と呼ばれたりする場合がある。本来、航海班の一部門にすぎないはずの通信部門を担当する相原が、通信班長として古代や島たちと同格のように扱われるなど(『ヤマト』第19話など)、各組織の名称・上下関係の描写には、矛盾が見られる。
  10. ^ 劇中では専ら艦載機隊・ブラックタイガー隊・コスモタイガー隊などと呼称されている。
  11. ^ 『ヤマト』では、リーダーの加藤三郎以外は白地に赤矢印。
  12. ^ 『宇宙戦艦ヤマト』第19話に相原義一の部下(通信班員)として通信室の当直をしている乗組員の隊員服は白地に黒矢印である。
  13. ^ 劇中では技術班と呼称されることもある。
  14. ^ 劇中では専ら機関部と呼称されている。
  15. ^ 調査分析科という呼称も存在する。
  16. ^ 『ヤマト』第13話では、戦闘班と同じ白地に赤矢印になっている他、『ヤマトIII』第10話以降は、黄色地に黒ライン及び赤十字となっている。
  17. ^ 『さらば』でも瀕死の土方から託され、3代目艦長に就任している。
  18. ^ 肩書は4代目艦長ではなく、「初代艦長」である。
  19. ^ 両者とも『ヤマトIII』のみ。『完結編』では沖田の艦長復帰により退任している。
  20. ^ 『ヤマト』第20話から『永遠に』まで。『完結編』での沖田復帰後は戦闘班長のみ。
  21. ^ 正確には「チーフパイロット」という肩書であり、これが「航海長」と同義であるかは不明。
  22. ^ 劇中では他に技師長や工場長などの呼称があり、統一されていない。
  23. ^ 特殊医療科所属だが、責任者であるかは不明。
  24. ^ 『ヤマト』第3話の航海出発前に全乗組員を前にした沖田の演説の際には、白地に黄色い矢印、紫色の矢印、白地に白の矢印など、後に登場しない隊員服の乗組員が存在する。
  25. ^ 『宇宙戦艦ヤマト全記録集』上のp. 294、公式集『宇宙戦艦ヤマト全記録集 設定資料版(廉価版)』p. 38や、『ロマンアルバムエクセレント53 宇宙戦艦ヤマトPERFECT MANUAL1』p. 81に掲載された3枚の設定画、『ロードショー責任編集 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 特集号VOL1』[要ページ番号]では48cm砲表記。『EB22 宇宙戦艦ヤマト メカニック大図鑑1』p. 42、『宇宙戦艦ヤマト 遥かなる星イスカンダル 設定資料集』p. 50では46cm砲表記。48cm砲表記の資料はヤマト制作と同時期だが、46cm砲表記の資料はヤマト終了後しばらく経ってから出版された書籍に偏っている。
  26. ^ 『宇宙戦艦ヤマト全記録集 設定資料版(廉価版)』[要ページ番号]、『宇宙戦艦ヤマト 遥かなる星イスカンダル 設定資料集』p. 50では20cm砲表記。『EB22 宇宙戦艦ヤマト メカニック大図鑑1』p. 42では15cm砲表記。
  27. ^ PSゲームシリーズでの名称は垂直軸長射程ミサイル。
  28. ^ PSゲームシリーズの名称は、多弾頭攻撃宇宙魚雷。
  29. ^ パイロットフィルムの映像では全長298メートル、最大幅389メートル(おそらく38.9メートルの誤り)とある。その他、最大速力74宇宙ノット、1ワープで100光年の跳躍飛行、24時間で27ワープが限界とする表記がある。また、煙突ミサイルは「防御ミサイル」と記述されている。
  30. ^ デザインを担当した宮武一貴は、艦橋のサイズからヤマトの全長を300メートル以上、330メートル程度と想定し、この数値で松本零士を始めとするスタッフに了承を得ていた。しかし作品終了後に「戦艦大和の中から出てきた宇宙船が元よりもはるかに大きいのはおかしい」との声が上がり、最終的に265.8メートルに落ち着いている。
  31. ^ この3本の帯は、ヤマトが今まで戦った3度の戦い(対ガミラス戦、対白色彗星帝国戦、対ゴルバ戦)を表している。
  32. ^ デザインを担当した板橋克己によると、この時期になって地球人も波動エネルギー理論を完全に理解したと考え、デザインは今までと比べてより地球的なものにしたとある[14]
  33. ^ 本来あったはずの自動航法装置については不明。
  34. ^ 設定画にはミサイルと表記。
  35. ^ このほか、小林誠により同型艦「航宙戦艦シナノ」の計画と建造見送りまで裏設定が作られていた。
  36. ^ 他の艦にも存在する艦体への所属および艦名・識別番号(UNCF やまと BBY-01)の記載箇所は、甲板最後部(メインノズル直上)となっている。
  37. ^ 原作アニメにおける上部格納庫の発進口があった位置。『さらば』において救命艇が発進している場所。
  38. ^ 『2199』時、艦底ドーム部分に設定されていたのは「地上用車両格納庫」だった[22]。しかし、『星巡る方舟』においてキ八型の格納庫として「高圧対応格納庫」が新たに設定され、特2式は同格納庫にコンテナ収容されているという設定になった[39]
  39. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199』BD第5巻(バンダイビジュアル、2013年、BCXA-0489)劇場先行販売特典の第15話絵コンテで描かれているが、本編では明確に描写されていない。
  40. ^ 森田繁によれば、「オムシスの名称は「オムレツ」「おむすび」の語感から取り、後で略称を理屈付けしたとのこと[43]
  41. ^ ただし、現実におけるVLBI望遠鏡は直径10mを超えるパラボラアンテナを持つ複数の電波望遠鏡を互いに数km以上離して配置することで、解像度を高めるタイプの望遠鏡であり、ヤマト自体に装備できるようなものではない。『宇宙戦艦ヤマト2199 第四章 銀河辺境の攻防』劇場パンフレット(松竹、2013年)p. 18のコラムでは、ヤマトを取り囲むようにアンテナが存在しているかもしれないと記述されている(設定として明言はされていない)。
  42. ^ 船舶の航海灯や、航空機の翼端灯に相当する。
  43. ^ 女性クルーの軽装航空服も他の科の服とは若干形状が異なっている。
  44. ^ 「主計科」は旧海軍呼称。
  45. ^ 他の科と異なり、矢印上のラインではなく、形状も大きく異なっている。また、佐渡の服を除けば艦内で唯一半袖である。
  46. ^ 他の科と同じ形状の服の上にワンピース状の上着を着ている。原田真琴はジッパーを外してセパレートにすることで、オリジナリティーを出している。
  47. ^ この光景を見たメーテルが「2199年以前の地球に帰って行くのだろう」といった旨の推測をしていたことから、この艦はヤマト以前の試作艦と思われるが、2199年以前の地球はガミラスの監視下にあり、このような試作艦が悠長にテスト航海など行っている場合では無いなど、『ヤマト』本編との矛盾が生じている。

映像からの引用[編集]

  1. ^ 『ヤマト』第14話Bパート、第19話Aパートより。
  2. ^ 『ヤマトIII』第4話Bパートより。
  3. ^ 『ヤマト』第16話より。
  4. ^ 『ヤマト2』第26話劇中の佐渡による確認人数18名に島を加えた人数。その生存者には古代・島・真田・相原・太田・南部・佐渡・森・アナライザー・ミーくんのほか、設定上『ヤマト2』に登場していない山崎(『新たなる旅立ち』より)・幕之内・平田(共に『ヤマトIII』より)などが含まれることとなる。ちなみに『さらば』においての生存者は、劇中の相原の報告によると「島、相原以下18名」である。ゲーム『イスカンダルへの追憶』では山本が生存している。
  5. ^ 『新たなる旅立ち』の、生き残ったヤマト乗組員による英雄の丘での追悼式のシーンにおいて古代が発した「英雄の丘に眠る、96名の戦士の皆さん」のセリフより。
  6. ^ 機関部卒業生30名、戦闘班・航海班卒業生29名、戦闘班飛行科卒業生54名と報告している。
  7. ^ 主砲、エンジンどちらも劇中描写(真田のセリフ)より。
  8. ^ 『2199』最終話の佐藤の服装から、女性クルーも男性クルーと同じ矢印上のラインの服を着用している模様。
  9. ^ 士官候補生の岬百合亜のほか、『2199』第7話、第8話に登場したYRAラジオヤマトミキサーが確認できる。
  10. ^ 第25話では、内火艇格納庫内につくばと同型のしらとりの計2隻あるのが確認できる(BD・DVDでの追加カット)。

出典[編集]

  1. ^ 別冊アニメディア 宇宙戦艦ヤマト完結編 1983, p. 102.
  2. ^ EB22 宇宙戦艦ヤマト メカニック大図鑑1 1990, p. 43.
  3. ^ a b 豪華本 宇宙戦艦ヤマト全記録集 1978, p. 294.
  4. ^ 宇宙戦艦ヤマト全記録集 設定資料版(廉価版) 1979, p. 38.
  5. ^ 『週刊宇宙戦艦ヤマト OFFICIAL FACTFILE』第35号p. 5。
  6. ^ 豪華本 宇宙戦艦ヤマト全記録集 1978, pp. 338–339.
  7. ^ 宇宙戦艦ヤマト全記録集 設定資料版(廉価版) 1979, pp. 26–27.
  8. ^ 別冊アニメディア 宇宙戦艦ヤマト完結編 1983, pp. 103.106.
  9. ^ 宇宙戦艦ヤマト画報 2001, p. 136.
  10. ^ モデルアート艦船模型スペシャル別冊『HYPERWEPON2009 宇宙戦艦と宇宙空母』(モデルアート社、2009年)p. 29.
  11. ^ 週刊 宇宙戦艦ヤマト OFFICIAL FACTFILE 2010–2011第32号p. 33の「制作秘話」、『宇宙戦艦ヤマト2199』BD・DVD第6巻ブックレットp. 09等より。
  12. ^ 豪華本 宇宙戦艦ヤマト全記録集 1978, pp. 264–278, 宇宙戦艦ヤマト全記録集 設定資料版(廉価版) 1979, pp. 12–23.
  13. ^ 宇宙戦艦ヤマト画報 2001, p. 7.
  14. ^ ロマンアルバムデラックス36 ヤマトよ永遠に 1980, p. 83.
  15. ^ ファイナルデラックス版 ヤマトよ永遠に 1980, pp. 226–233.
  16. ^ スーパーデラックス版 宇宙戦艦ヤマト完結編 1983, pp. 54–57.
  17. ^ 電撃ホビーマガジン』2010年2月号特集[要ページ番号]に記載
  18. ^ 「2199"ヤマト魂"対談 監督・出渕裕×メカニカルディレクター・西井正典インタビュー」、『グレートメカニックDX』第20巻、双葉社2012年、 71頁。
  19. ^ 2199資料集E 2013, pp. 006–102.258–259.
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  21. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199』BD・DVD第2巻(バンダイビジュアル、2012年、BCXA-0486・BCBA-4317)収録の第3話オーディオコメンタリーより出渕裕の談。なお、同様の機器は旧作から存在していたものであるが、特に用途は設定されていなかった。
  22. ^ a b c 2199資料集E 2013, pp. 010–011.
  23. ^ Twitter / new_yamato_2199: 宇宙戦艦ヤマトは露天甲板...”. 宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会(2017年現在は、宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会)公式Twitter (2013年11月17日). 2017年2月21日閲覧。
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  36. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199』BD・DVD第4巻(バンダイビジュアル、2012年、BCXA-0488・BCBA-4319 )ブックレット,p. 05、ヤマト2199公式設定資料集 2013, p. 121等より。第二章パンフレットのみ「第二格納庫の運用数は38機」と記載されている。
  37. ^ a b c d 「1/500Scale 宇宙戦艦ヤマト2199」組立冊子およびイベント展示用の1/100ヤマト模型の諸元表(『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』製作発表会が開催。「プラモデル 1/1000 アンドロメダ2202 (仮) 」などの商品展開も!|電撃ホビーウェブKADOKAWA、2016年9月6日公開、2017年3月15日閲覧〉に写真が掲載)。
  38. ^ 2199資料集E 2013, p. 103.
  39. ^ 2199全記録集Vol.3 2015, p. 206に掲載されている設定画に特2式のコンテナ格納室の文字が記載。
  40. ^ 2199資料集E 2013, p. 011.
  41. ^ 2199資料集E 2013, pp. 082–083.
  42. ^ 2199資料集E 2013, p. 82.
  43. ^ Twitter / new_yamato_2199: OMCS(オムシス)は実は...”. 宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会(2017年現在は、宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会)公式Twitter (2012年7月12日). 2017年2月21日閲覧。
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  45. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 第三章 果てしなき航海』劇場パンフレット(松竹、2012年)p. 13。
  46. ^ 松本零士 (2001). 新宇宙戦艦ヤマト 1. 小学館. p. 170. ISBN 978-4-09-158101-3. 
  47. ^ 今だから話せる「ガンダム」「ダンバイン」「パトレイバー」生みの親たちのメカデザイナーズサミットレポ | エキサイトレビュー”. エキサイト. 2012年12月18日閲覧。

参考文献[編集]

  • 『豪華本 宇宙戦艦ヤマト全記録集』 オフィスアカデミー、1978年
  • 『ロードショー責任編集 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 特集号VOL1』 ウエストケープ・コーポレーション、1978年
  • 『週刊少年キング増刊 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち アニメセルコレクション2』 少年画報社1979年
  • 『宇宙戦艦ヤマト全記録集 設定資料版(廉価版)』 オフィスアカデミー、1979年
  • 『別冊てれびくん3 宇宙戦艦ヤマト2』 小学館1979年
  • 『ファイナルデラックス版 ヤマトよ永遠に』 西崎音楽出版、1980年
  • 『ロマンアルバムデラックス36 ヤマトよ永遠に』 徳間書店〈ロマンアルバムデラックスシリーズ〉、1980年
  • 『スーパーデラックス版 宇宙戦艦ヤマト完結編』 ウエストケープ・コーポレーション、1983年
  • 『ROMAN ALBUM EXCELLENT 53 宇宙戦艦ヤマト PERFECT MANUAL1』 徳間書店〈ロマンアルバムエクセレントシリーズ〉、1983年
  • 『ROMAN ALBUM EXCELLENT 54 宇宙戦艦ヤマト PERFECT MANUAL2』 徳間書店〈ロマンアルバムエクセレントシリーズ〉、1983年
  • 『別冊アニメディア 宇宙戦艦ヤマト総集編』 学習研究社1983年
  • 『別冊アニメディア 宇宙戦艦ヤマト完結編』 学習研究社、1983年
  • 『ENTERTAINMENT BIBLE 22 宇宙戦艦ヤマト メカニック大図鑑1』 バンダイ〈エンターテイメントバイブルシリーズ〉、1990年ISBN 978-4-89189-115-2
  • 『宇宙戦艦ヤマト 遥かなる星イスカンダル 設定資料集』 スタジオDNA〈DNAメディアブックス〉、2000年ISBN 4921066833
  • 『宇宙戦艦ヤマト画報 ロマン宇宙戦記二十五年の歩み』 竹書房2001年ISBN 4-8124-0700-1
  • 『週刊 宇宙戦艦ヤマト OFFICIAL FACTFILE』 デアゴスティーニ・ジャパン、2010–2011年。
  • 『宇宙戦艦ヤマト2199 第一章 遥かなる旅立ち』劇場パンフレット、松竹、2012年。
  • 『宇宙戦艦ヤマト2199 第五章 望郷の銀河間空間』劇場パンフレット、松竹、2013年。
  • 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集[EARTH]』 マッグガーデン2013年ISBN 978-4-8000-0192-4
  • 『宇宙戦艦ヤマト2199 COMPLETE WORKS-全記録集-Vol.1』 マッグガーデン、2014年ISBN 978-4800004680 
  • 『宇宙戦艦ヤマト2199 COMPLETE WORKS-全記録集-Vol.3』 マッグガーデン、2015年ISBN 978-4800004697