新宿ピカデリー

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新宿ピカデリー
Shinjuku Piccadilly
Shinjuku piccadilly 2009.JPG
新宿ピカデリー外観
情報
正式名称 新宿ピカデリー
旧名称 新宿松竹会館
完成 2008年
開館 2008年7月19日
収容人員 (10スクリーン)2,237人
延床面積 14,967[1]
設備 DOLBY SURROUND 7.1
ドルビーデジタルサラウンドEX
DTS
SDDS
DLP
XpanD
用途 映画上映
運営 株式会社松竹マルチプレックスシアターズ
所在地 160-0022
東京都新宿区新宿3丁目15-15
位置 北緯35度41分33.3秒 東経139度42分13.7秒 / 北緯35.692583度 東経139.703806度 / 35.692583; 139.703806座標: 北緯35度41分33.3秒 東経139度42分13.7秒 / 北緯35.692583度 東経139.703806度 / 35.692583; 139.703806
アクセス 都営新宿線、東京メトロ丸ノ内線/副都心線新宿三丁目駅下車徒歩1分
外部リンク 新宿ピカデリー

新宿ピカデリー(しんじゅくピカデリー)は東京都新宿区新宿3丁目の靖国通り沿いにあるシネマコンプレックス

歴史[編集]

  • 1958年10月28日 - 新宿松竹会館開業
  • 1962年 - 新宿松竹(邦画)・新宿ピカデリー(洋画系)の2スクリーンに改装。
  • 1992年 - 4スクリーン体制になる。
  • 1999年6月12日 - 全スクリーン名を新宿ピカデリーに統一。
  • 2006年5月14日 - 新宿松竹会館閉鎖。改築工事に入る。
  • 2008年7月19日 - シネマコンプレックス「新宿ピカデリー」(12スクリーン)として再開業。
  • 2011年3月1日 - 映画館の運営が松竹マルチプレックスシアターズに移管される。
  • 2018年7月19日 - 再開業から10周年を迎える。

新宿松竹会館 (1958 - 2006)[編集]

新宿松竹映画劇場時代
(『映画館のある風景 昭和30年代盛り場風土記・関東編』 キネマ旬報社、2010年)

初代「新宿ピカデリー」があった『新宿松竹会館』(しんじゅくしょうちくかいかん)は1958年10月28日に、「新宿松竹映画劇場」「新宿名画座」「新宿スター座」「新宿松竹文化演芸場」の4館で開業。1962年8月13日から9月28日にかけて大改修を行い、「新宿ピカデリー」「新宿松竹」(地下劇場)の2スクリーンになった。1987年7月、建物内にあった麻雀荘を改修して1館増やし、更に1992年8月に「新宿松竹」を2分割して計4つのスクリーンで構成され、常にヒット予想の高い洋画と邦画を多く上映していた。しかし建物の老朽化などを理由に2006年5月14日で閉館となった。

座席数[編集]

館名 座席数(閉館時) 概要
ピカデリー1 820 丸の内ピカデリー1系
開館時の館名「新宿松竹映画劇場」 松竹映画の封切館として開館した。
1962年9月28日より「新宿ピカデリー」に改称。
1987年7月4日より「新宿ピカデリー1」に改称。
松竹東急チェーンの洋画の大作・話題作を中心に上映。
ピカデリー2 417 丸の内プラゼール(現・丸の内ピカデリー3)系
1962年9月28日「新宿松竹映画劇場」として新装開場。
1992年8月12日に場内を2分割して「新宿松竹映画劇場」を引き継ぐ。
長く松竹映画の封切館として親しまれた。
1999年6月12日「新宿ピカデリー2」に改称。
ピカデリー3 198 丸の内ピカデリー2系
1992年8月12日に「新宿ピカデリー2」として開場。
1999年6月12日「新宿ピカデリー3」に改称。
ピカデリー4 44 1987年7月4日元雀荘だった場所を改修して「新宿ピカデリー2」が開場。
1992年8月12日「新宿ピカデリー3」に改称。
1999年6月12日「新宿ピカデリー4」に改称。
主にムーブ・オーバーした邦画・洋画を中心に上映。
規模の小ささからか、スクリーンの裏側から鏡を使って映写する特殊な方式で上映を行っていた。

新宿ピカデリー (2008 - )[編集]

再開発事業は松竹が行い、2008年7月14日の「カンフー・パンダ」のジャパンプレミアでこけら落としを行い、7月19日に正式にオープンした。地下2階地上12階建で、設計は松田平田設計[1]が手掛け、大成建設西松建設東急建設の3社が共同で施工した[2]。シアター表記は数字+*(例:5*)。

2011年3月1日、親会社の松竹は映画興行部門を「MOVIX」を運営する松竹マルチプレックスシアターズに継承したため、同社の経営・運営に切り替わった。

2013年8月20日、松竹は累計来場者数が、オープン5周年を迎えた2日後の2013年7月21日(日)に1,000 万人を突破したことを発表。同社によるとこれはシネコン史上最速での達成とのこと。

主に丸の内ピカデリー系列の作品を主体に上映するが、東宝系の作品、ドリームワークス系のアニメ作品、ワーナーブラザース系の作品、アスミック・エース系の作品も上映される。丸の内ピカデリーが基本的に実写映画主体の上映に対して、当劇場はアニメ映画の公開の比重も少なくないことも特徴の一つである。公開初日舞台挨拶の場所になることも少なくなく、チェーンマスターになる作品も、年にいくつかのペースで存在する[注 1]。これは、銀座方面のメイン館の一つである東劇シネマ歌舞伎を独占上映していること等も関係している。また、いわゆる期間限定上映(イベント上映、特別興行上映)の主会場となることも少なくない[注 2]

下記に、チェーンマスターとして上映された主な作品を挙げるが、必ずしも全てを網羅している訳ではないことに留意されたい。

チェーンマスターとして上映された主な作品[編集]

☆印は、丸の内ピカデリーでも上映された作品。※印は、いわゆる特別興行作品(あるいは期間限定上映作品)。

プラチナ[編集]

ビル4階にあるシアター1*(定員580人。ブロックバスター系大作を主に上映)には一般座席とは別に、映画館サービスのプレステージを追及したプラチナルーム2室とプラチナシート22席を設置している。

プラチナシートは一般席とは別区画のバルコニーに設置したイタリア・Cassina ixc.(カッシーナ イクスシー)製のオットマン付き特注布張りベンチシート(2人掛け)の座席で、上映1時間前から専用ラウンジが利用出来る。ラウンジではワイン・シャンパン・カクテル(いずれも有料)などアルコールドリンクやデザートをオーダーできる。利用料金は鑑賞料込みで1人5千円である。

プラチナルームは野球場や演劇場のボックスシートVIPルームに該当する設備で、プラチナシートの両端に設置された個室越しでホームシアターを凌ぐ環境で鑑賞できることを売りにしている。個室にはイタリアCassina(カッシーナ)の高級革張りソファ(2人掛け)・オットマンと専用サラウンドスピーカーが置かれており、プラチナシートのドリンクメニューのほかキャビアドン・ペリニヨン (ワイン)を別途サーブすることができる。また、上映1時間前よりリラクゼーションルーム(前室)が利用出来、ウェルカムドリンクとしてヴーヴ・クリコがサービスされる(2011年5月現在)。個室ではあるが3名以上や幼児連れでの利用はできない。利用料金は2名分の鑑賞料込みで3万円である。

施設[編集]

  • スクリーン1 - 10、収容人数:合計で2237(1スクリーンあたり607 - 115)
  • プラチナルーム(スクリーン1のみ):1室当たり3万円
  • プラチナシート(スクリーン1のみ):1席当たり5000円

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 一例として、「ラブライブ! The School Idol Movie」では、公開初日(2015年6月13日)の上映回数が14回、2日目が16回というハイペースであった。なおこの場合、プラチナはシアター1と同一とみなしてカウントしている。
  2. ^ 一例として、「たまゆら~卒業写真~」「ARIA The AVVENIRE」「RWBY Volume1」等(いずれも2015年)。

出典[編集]

  1. ^ a b 新宿ピカデリー”. 作品紹介. 松田平田設計. 2016年9月12日閲覧。
  2. ^ “松竹による新宿大規模不動産開発事業完成 2008年7月全館グランドオープン!” (PDF) (プレスリリース), 松竹株式会社, (2008年6月11日), http://www.shochiku.co.jp/docs/080611_01.pdf 2016年9月12日閲覧。 

外部リンク[編集]