城島茂

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城島 茂
出生名 城島 茂
別名 リーダー
生誕 (1970-11-17) 1970年11月17日(53歳)
日本の旗 日本 千葉県市原市
出身地 日本の旗 日本, 千葉県市原市
奈良県大和郡山市育ち)
学歴 奈良県立奈良商業高等学校
ジャンル J-POP
職業 ミュージシャン
タレント
担当楽器 ギター
活動期間 1986年 -
レーベル Sony Records
1994年 - 2000年
ユニバーサルJ
2001年 - 2008年
ジェイ・ストーム
2008年 - )
事務所 ジャニーズ事務所
少年隊

城島 茂(じょうしま しげる、1970年11月17日 - )は、日本のミュージシャンアイドルタレント俳優司会者ギタリストキャスターである。アイドルグループでロックバンドTOKIOの最年長メンバーであり、ギター担当およびリーダーを務める。所属事務所はジャニーズ事務所。所属レコード会社はジェイ・ストーム。血液型O型。愛称は「リーダー」や「老犬[1]」。

来歴

奈良県立奈良商業高等学校在学中の1986年7月7日ジャニーズ事務所に入所。入所後は平家派に所属。単独では光GENJI男闘呼組SMAP等とドラマ、バラエティ番組等で数多くの行動を共にする。

1988年、『あぶない少年III』(テレビ東京系)でドラマデビュー。1989年、『アイドル共和国』(テレビ朝日系)内で、平家派のメンバーだった山口達也らと共に「城島茂バンド(通称:ジョーバンド)」を結成 。1990年国分太一松岡昌宏と共にTOKIOを結成しリーダーに就任。その後小島啓を加え、1994年小島に代わり長瀬智也が加入したことで、現在のメンバーのTOKIOが完成する。同年9月21日、『LOVE YOU ONLY』でCDデビュー。2002年、『演技者。 黒いハンカチーフ』(フジテレビ系)で初主演。

2014年5月18日、『行列のできる法律相談所』にて、24時間テレビ37のマラソンランナーに選ばれ、無事に時間内に完走を遂げる。TOKIOのメンバーがマラソンランナーに選ばれたのは1997年の山口達也以来、17年ぶり[2]

人物・エピソード

  • 千葉県市原市生まれ(生後数か月間居住)[3]奈良県大和郡山市出身。一人っ子であり、幼少期は鹿児島県京都府大阪府八尾市[要出典]など各地を転々とした[4]。TOKIOでは最年長である。
  • 小学3年生のときに両親が離婚し、母親に引き取られる。中学校まで不登校を繰り返す生活を送っていた[5]が、中学3年の時、テレビで少年隊が「仮面舞踏会」を歌っているのを見て「今の生活を脱したい。芸能界に入れば変わることが出来る」という思いから芸能界入りを決意した[5]
  • オーディションではなく、ジャニー喜多川と大阪市内で会食して合格した。
  • 初舞台は「PLAYZONE ’88 カプリッチョ -天使と悪魔の狂想曲-」。
  • 山口との出会いは、光GENJIのクリスマスコンサートのリハーサルにて。ジャニー社長から「この子ベース出来るよ」と城島に紹介したことがキッカケ。
  • リーダーになったキッカケは、TOKIOが結成して間もない頃にちょっとしたことでケンカになり、それを見た少年隊植草克秀が「リーダーが居ないからケンカになる。リーダーを決めろ」と言われ、ジャンケンで決まった。メンバー曰く「メンバーをまとめるリーダーではなく“リーダー”というアダ名」だと語っている。
  • 自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『城島茂のどっち派?!』で「酒の席での失敗談募集!あなたは泣き上戸?笑い上戸?怒り上戸?」というテーマに「笑い上戸」と答えた。最近は、山口曰く「酔うとダーヅバーに行きたがったり、ビリヤードをしたがる」[6]
  • メンバーの中では最も演奏に対する向上心が強く、基本練習を欠かさず、最低限の譜面の読み書きを独学で習得している。アルバムに収録されている作品では、作詞・作曲を手がけているものもある。言葉遊びなど、こだわりの強い遊び心のある詞を書く傾向が強い。
  • 音楽活動以外では、主にバラエティ番組での活動が多い。日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』などでは、たまに女装して「城島茂子」と名乗って「主婦」キャラになりすましたり、リーゼントでテレビ出演することもあり、日清オイリオのCMでも主婦役として同じTOKIOのメンバーの山口と共にしばらく出演していた。また、テレビ朝日系『ミュージックステーションスーパーライブ』では、司会であるタモリものまね(いわゆる「城島タモリ」)を披露するのが定番となっていた。2004年を最後にしばらく披露していなかった(2005年以降は『メントレG』と放送時間が重複したため)が、2008年以降は再び披露しており、さらにその派生として城島タモリとともに2012年から後輩の関ジャニ∞の丸山隆平が城島のものまねを披露している。2015年10月30日の放送回では「ハロウィンスペシャル」であったことから、コスプレとして披露した。
  • ダジャレを好んで使う。ダジャレへのこだわりについて、「ダジャレはですね、これだけは譲れません、絶対に。僕は世代を超えたダジャレを言い続けているんです。テレビを見ているどこかの家族が、僕のギャグをきっかけに、クロストークを始めてくれればいいなあと。たとえ、そのダジャレがつまらなくてもね(笑い)。そんなところから家族の触れ合いが生まれるかも知れませんし。そういうのって大事じゃないですか。せっかくテレビに出るのなら、みんなが楽しめる時間を提供したいという気持ちが根底にありますね[5]」と語っている。
  • 移動式クレーン運転士免許を所持している。また、車両系建設機械運転者の資格の区分の内、車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習を修了しており、『ザ!鉄腕!DASH!!』(同番組企画で取得)でその腕前を披露。ナレーターからは「クレーン城島」、「ショベル城島」(後に「ユンボ城島」)、「ブルドーザー城島」などと呼ばれる。
  • バラエティとは逆にドラマ出演は多くはないが、2006年NHK連続テレビ小説芋たこなんきん』ではヒロインの父親役でレギュラー出演を果たしている。2006年 - 2009年まで『NHK紅白歌合戦』で司会(2006年、2008年、2009年は白組司会、2007年は紅組司会)を務めたSMAPの中居正広がTOKIOの出番前にて毎回同朝ドラでの城島の写真を持ち込んで城島を弄るという演出が行われた。さらに2010年の紅白では、司会(白組司会)を務めた大野智が「中居君からの預かり物」として、やはりこの写真を持ち込まれ、5年連続同じネタで弄られた(この演出は2010年が最後となった)。
  • 高所恐怖症でカナヅチ。『ザ!鉄腕!DASH!!』の川に飛び込む企画などでは中々飛び降りられないことが多く、川や海へと行くときにはライフジャケットや浮輪を必ず着用、持っていたりする。しかしどんなに躊躇しても最後は飛び込んでいる。また、ご当地バイト、DASH海岸、DASH島など海に関係する企画が多くなったことを受け、カナヅチを克服すべく海女さん修行を受けた。また、自転車を使う企画では本人だけ三輪である[7][8][9]
  • ネコアレルギー持ち。花粉症金属アレルギー持ちでもあったが、料理をしていくうちに克服した。
  • 楽屋での個性的な行動は、メンバーによくネタにされていたが、最近は「さすがに三十路すぎて落ち着いた」と松岡などに評されている。
  • DASH村収録中に2011年東北地方太平洋沖地震に遭い被災。福島第一原子力発電所から近かったため、避難した。
  • デビュー前、東京で初めて免許を取った際に山口からプレゼントされたブランド物のパスケースを大事に使っている[10]
  • プロレスラーのミル・マスカラスのファン。2014年8月31日行列のできる法律相談所にて対面した際には、サイン入りマスクを二枚貰い、大いに感激している。
  • メンバーからは、「リーダーはTOKIOで一番男らしく、肉食系」と評されている。
  • 参加ユニット

    主な使用ギター

    音楽活動

    作詞・作曲を手がけた楽曲

    • 今日もいい一日(1999年「鉄腕DASH!」の「ストリートミュージシャン」企画から生まれたインディーズバンド「15minutes」において作られた曲。当時は福岡のCD店で限定発売された。その後アルバム『YESTERDAY & TODAY』の特典でCD発売されている)
    • オレンジ色の太陽 (アルバム『Graffiti』収録)
      城島がヴォーカルを担当
    • Cool so Rock (アルバム『YESTERDAY & TODAY』収録)
    • Baby blue (アルバム『5 AHEAD』収録)
      山口がヴォーカルを担当
    • Midnight Rose (アルバム『glider』収録)
      松岡がヴォーカルを担当
    • 徒然2コード(アルバム『glider』の初回盤AのDISC-2に収録)
    • 城島SONG(アルバム『glider』の初回盤AのDISC-2に収録)
    • 必要と思われる箇所にピリオドを打て(制限時間4分10秒) (アルバム『ACT II』収録)
    • 僕の恋愛事情と台所事情 (初のDVDシングルとしてリリース / アルバム『Harvest』収録)
    • 誓い (シングル『太陽と砂漠のバラ/スベキコト』収録)
      城島と山口がヴォーカルを担当
    • PLUS (dowangoより着うた配信限定。後に「見上げた流星」通常盤に収録)
      歌いだしなどヴォーカルを担当 尚、全体的にもメインにヴォーカルを担当している
    • More (アルバム『17』収録)
      城島がヴォーカルを担当。グループの楽曲としては初の全編英語詞。
    • こころ(アルバム『HEART』収録)

    作詞を手がけた楽曲

    • 時代を(TOKIO)よろしく! (デビューシングルのカップリング / アルバム『TOKIO』収録)
      山田ひろしとの共作
    • 36℃ (アルバム『5 AHEAD』収録)

    作詞・城島茂 / 作曲・国分太一の楽曲

    出演

    単独出演のみ。TOKIOも参照。

    テレビドラマ

    バラエティ・情報番組

    現在の出演番組

    過去

    特番他

    • 芸能界おしどり夫婦決定戦「ゴールデンカップル」(2005年12月4日、フジテレビ)
    • コトバーチャランド(2006年1月1日、TBS)
    • 夢応援バラエティ ゴールデンエイジ(2007年8月26日、フジテレビ)
    • 愛の子育てバラエティー ピヨピヨひよこランド(2008年7月6日、テレビ朝日)
    • 天才を創る!脳カツ研究所(2009年9月26日、テレビ朝日)
    • アナタを守る最先端グッズ発掘SP ひらめき!マモルくん(2010年1月10日、フジテレビ)
    • 鶴瓶の家族に乾杯(2010年5月17日・24日、NHK総合)
    • 密室謎解きバラエティー 脱出ゲームDERO!(2010年8月25日、日本テレビ)
    • メレンゲの気持ち(2010年8月28日、日本テレビ)
    • 中居のかけ算(2011年1月2日、フジテレビ)
    • 街メーター(2011年4月30日・6月11日、テレビ朝日)
    • デジタルくんとアナログさん(2011年6月19日、テレビ朝日)
    • 忘れちゃアカン!ニッポン進化遺産~今と昔を比べるテレビ~(2011年11月13日、テレビ朝日)

    ラジオ

    CM

    舞台

    その他

    書籍

    • 美男の国から(2000年1月20日、マガジンハウス
    • ココロの日曜日 がんばる人へ(2011年8月8日、角川グループパブリッシング
    • ココロの日曜日 仕事と生きる道(2011年10月10日、角川グループパブリッシング)
    • ココロの日曜日 愛について(2011年12月12日、角川グループパブリッシング)

    脚注

    1. ^ 『オレたちやってま~す』で共演者の山本圭一が「豚」、加藤浩次が「狂犬」と呼ばれることから名付けられ、以後も極楽とんぼよゐこなどが使っている。また、同局のラジオ『ゴチャ・まぜっ!』では、ラテ欄において現在でも使われ続けている。
    2. ^ TOKIO・城島、『24時間テレビ』マラソンランナーに決定”. ORICON STYLE (オリコン). (2014年5月18日). http://www.oricon.co.jp/news/2037568/full/ 2014年6月27日閲覧。 
    3. ^ 教えてちばの恵み通信 vol.094 (PDF)
    4. ^ “リーダー城島茂の「恩師の思い出」と「複雑な家庭事情」”. サイゾーウーマン (サイゾー). (2008年11月18日). http://www.cyzowoman.com/2008/11/post_142.html 2014年6月27日閲覧。 
    5. ^ a b c “インタビュー<日曜のヒーロー> ■第383回 城島茂”. 日刊スポーツ. (2003年10月12日). http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/interview/2003/sun031012.html 2014年6月27日閲覧。 
    6. ^ 城島茂、酒の席で東山に「一番好きだよ」と言われ......”. サイゾーWOMAN (2009年1月24日). 2014年6月29日閲覧。
    7. ^ 7月28日の放送内容「DASH島 無人島を開拓できるか?」”. ザ!鉄腕!DASH!!番組公式サイト (2013年7月28日). 2014年6月29日閲覧。
    8. ^ 2013年7月28日放送『ザ!鉄腕!DASH!!』”. TVでた蔵 (2013年7月28日). 2014年6月29日閲覧。
    9. ^ 2010年12月12日放送『ザ!鉄腕!DASH!!』”. TVでた蔵 (2010年12月12日). 2014年6月29日閲覧。
    10. ^ 2013年5月5日放送『ザ!鉄腕!DASH!!』”. TVでた蔵 (2013年5月5日). 2014年6月29日閲覧。