ごめん、愛してる

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ごめん、愛してる
各種表記
ハングル 미안하다, 사랑한다
漢字 未安하다, 사랑한다
発音 ミアナダ サランハンダ
英題 I'm Sorry, I Love You
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ごめん、愛してる』(ごめん あいしてる、アナダ ランハンダ)は、韓国KBS2004年11月8日から2004年12月28日まで放送されたテレビドラマ。全16回。韓国での通称は「ミサ」。韓国では最高視聴率27.6%を記録する話題作となった。

日本では、KNTVにて2005年6月5日から9月19日まで日本語字幕版が放送され、地上波では、テレビ東京ランチチャンネル枠にて2006年に日本語吹き替え版が5月17日から6月14日まで月曜~木曜12時30分~13時25分、テレビ東京シネ・ラ・バンバ枠にて字幕版が5月18日から7月20日まで毎週木曜2時30分~4時15分(※一日2話ずつ)、独自編集の全17話にて放送された。

2011年6月21日より BS JAPANにて放送。

概要[編集]

余命幾ばくもない中、復讐だけに身をささげた男の前に現れた、ひとりの少女。彼らを取り巻く恋模様が複雑に絡み合う中、呪われた出生と運命のめぐり合わせで彩られる物語。

ストーリー[編集]

幼い頃韓国からオーストラリアへ養子に出されたが養父母の家を抜け出し、その後ストリート・チルドレンとして野生児のように育ったムヒョク。"貧しさのため、仕方なく自分を養子に出した"母親を思いながら、自身も生きていくため詐欺まがいなことをしつつ恋人ジヨンと肩を寄せて暮らしていた。しかし、その幸せも長くは続かず、ジヨンはマフィアといつの間にか婚約をし、ムヒョクの元を離れた。

一方、韓国のトップスター、ユンとミンジュがドラマの海外ロケでメルボルンを訪れていた。ユンの幼馴染で彼のスタイリストのウンチェも同行しており、ユンを想うウンチェは複雑な思いを胸に秘めながら撮影に臨んでいた。どんなに好きでも見つめることしかできない彼に、いつか告白しようとじっと待ち続けているウンチェ。しかし、ユンの視線の先にあったのは、プレイガールのミンジュだった。それを知ったウンチェは、ユンのためにも一緒に帰国できないと、ひとりホテルを出てしまうが、そこで旅行者を狙った強盗に合い、身包みを剥がされてしまう。

路頭に迷ったウンチェがメルボルンをさまよっているところを、カモと見たムヒョクが接触した。泥酔させた彼女をストリップに売り払い、そのみかじめ料を得たムヒョクだったが、仲間の"戦利品"にあったウンチェのパスポートを見て、心がとがめたのか彼女を連れ戻しに走る。

追っ手から逃げ切ったウンチェとムヒョクだったが、すぐ市街地に戻ることが出来ず、埠頭で一夜を過ごした。いつの間にか姿を消したムヒョク(ウンチェ談:おじさん)に礼を言えぬまま、ウンチェは無事に帰国する。

ウンチェを埠頭に置いたまま、ひとり自宅に戻ったムヒョクだったが、玄関に置かれたジヨンからの結婚式の招待状に、怒りをあらわにし会場へと向かったムヒョク。冷ややかな態度で披露宴に出席していたところ、彼の目に新婚夫婦を狙うスナイパーが映った。彼女を救うため、咄嗟に前に出たムヒョクの頭部に銃弾が撃ち込まれてしまう。

登場人物[編集]

  • チャ・ムヒョク(차무혁ソ・ジソブ、声:桐本琢也
    27歳。オーストラリア・メルボルン在住。2歳のときに養子縁組に出される。10歳のときに養父宅から家出。直後、大道芸人のジャックと生活を共にするが3年後追い出され、以来ストリート・パフォーマンスで生業を立てながらもやさぐれた生活を送る。20歳のときにジヨンと出会う。イングリッシュ・ネームはデニー・アンダーソン。オーストラリアへ養子に出されるまで韓国の施設に入れられていたが、そこに入居の際、ハングルで「一緒」と書かれた指輪を手にしており、以来大切に携えている。ジヨンの結婚式で受けた銃弾を頭のなかに抱えたまま、ジヨンの勧めで韓国へ帰国。ソギョンの双子の弟。
  • ソン・ウンチェ(송은채イム・スジョン、声:桑島法子
    ソン氏家の3人姉妹の真ん中。チェ・ユン一筋に思いを寄せる。両親がオ・ドゥリに仕えているため、実家はオ・ドゥリの半地下の離れである。そのため、ユンとは幼馴染。心が優しく、誰にでも分け隔てなく接する。撮影でいったオーストラリアで偶然ムヒョクとあい、初印象は最悪だったが、そこから二人の運命が始まる。
  • チェ・ユン(최윤チョン・ギョンホ、声:櫻井孝宏
    歌手。トップアイドル。オ・ドゥリの息子。ウンチェとは幼馴染。母親の溺愛の元で育ったため、屈託がなく、空気が読めない。ミンジュが好き。
  • カン・ミンジュ(강민주ソ・ジヨン、声:甲斐田裕子
    女優。ウンチェの高校時代からの友人。財界重鎮の娘。プレイガール。十数年前に母親は若い燕を作り、何年も前に家を出たため、継母や愛人の多い父と共に暮らしており、母親を恨んでいる。
  • オ・ドゥリ(오들희イ・ヘヨン、声:増子倭文江
    ユンの母親。往年の大女優で、今はユンの人気に乗じて仕事をしている。派手な振る舞いが多く、気性も上下が激しい。ユンを溺愛している。自身の母親も女優だったが、ドゥリに関して女優としての評価は低かった。本名チョ・マルボク。かつて、不倫した映画監督の子(ソギョンとムヒョク)を出産するが、死産と聞かされているため二人の存在は知らない。若い頃は浮名も多かった。実は愛情深い。
  • ソン・デチョン(송대천イ・ヨンハ
    ウンチェの父親。オ・ドゥリの母の代からのお抱え運転手。オ・ドゥリがソギョンとムヒョクを産んだ際、彼女の母親の命で孤児院に二人を置いてくる実行犯となった。二人が所有する指輪はデチョンが用意したもの。
  • チャン・ヘスク(장혜숙キム・ヘオク、声:野沢由香里
    ウンチェの母親/デチョンの妻
    オ・ドゥリのスタイリストを経て、彼女の家政婦となった。オ・ドゥリと付き合いが長いこともあり、彼女には辛口である。
  • キム・ガルチ(김갈치、♂、声:矢島晶子
    ソギョンの息子。年の頃7、8歳。名前の意味は太刀魚。理由は母親が好きなお魚だから。母を気遣い、学校にも通わずキンパプ屋で生計を立てる。健気でやさしい。
  • ユン・ソギョン(윤서경チョン・ヘジン、声:八十川真由野
    27歳。5歳のときに施設の前で交通事故に会い、以来5歳児の知能のまま。ムヒョクの双子の姉。ガルチの母親。
  • ムン・ジヨン(문지영チェ・ヨジン、声:岡寛恵
    25歳。10歳まで韓国の施設で育てられ、それからオーストラリアに養子に出される。25歳誕生日前日に7年間連れ添ったムヒョクと別れ、オーストラリアのヤクザ、ジェイソンと金のために結婚する。
  • ソン・スクチェ(송숙채、♀)
    ウンチェの姉。あまり学力がない。
  • キム・ヨンウ(♂)
    ミンジュと恋仲。財閥の息子。ミンジュにとっては何股もかけられているひとりだが、最初に公になった恋人。
  • ソン・ミンチェ(송민채、♀)
    ウンチェの妹。学力がありすぎる。耳年増。
  • ミン・ヒョンソク(민혁석、♂、シン・グ、声:佐々木敏
    ガルチ、ソギョン親子と共に暮らす老人。ムヒョクに実母の居場所を教える。元雑誌記者で、オ・ドゥリのスキャンダルについて追っていた。自身もかつてオ・ドゥリによって被害を受けていた。
  • チャン(♀)
    ウンチェの代わりに来たユンのスタイリスト。派手好き。

テレビ東京系列放送版サブタイトル[編集]

  • #1 「異国の地で」
  • #2 「ソウル・再会」
  • #3 「無情な現実」
  • #4 「迷走する心」
  • #5 「復讐への序曲」
  • #6 「守るべきもの」
  • #7 「ささやかな願い」
  • #8 「神のいたずら」
  • #9 「動き出した運命」
  • #10「忍び寄る死の影」
  • #11「命がけの愛」
  • #12「届かない叫び」
  • #13「悲しい決意」
  • #14「あふれる想い」
  • #15「残された時間」
  • #16「最後の試練」
  • #17「幸せのありか」

スタッフ[編集]

  • 演出:イ・ヒョンミン(이형민
  • 脚本:イ・ギョンヒ(이경희

備考[編集]

  • 竹書房よりノベライズが出版されている
  • この作品の続編(ムヒョクの死後1年間を再構成したもの)が、『ごめん、愛してる~空白の1年~』としてアニメ化された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]