コンテンツにスキップ

2008年の読売ジャイアンツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。60.118.114.32 (会話) による 2023年6月26日 (月) 09:15個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

2008年の読売ジャイアンツ
2008年日本シリーズ 西武vs巨人 スコアーボード(2008年11月9日撮影)
成績
日本シリーズ敗退
日本S 3勝4敗(対西武
CS第2 3勝1敗1分(対中日
セントラル・リーグ優勝
84勝57敗3分 勝率.596
本拠地
都市 東京都文京区
球場 東京ドーム
球団組織
オーナー 滝鼻卓雄
経営母体 読売新聞グループ本社
監督 原辰徳
選手会長 二岡智宏
キャプテン 阿部慎之助
スローガン
Show the Spirit -奪回-
« 2007
2009 »

テンプレートを表示

2008年の読売ジャイアンツでは、2008年読売ジャイアンツにおける動向をまとめる。

この年の読売ジャイアンツは、2回目の原辰徳監督体制の3年目(通算5年目)のシーズンである。

概要

前年最多安打打点王アレックス・ラミレス最多勝セス・グライシンガーヤクルトから、最多セーブ投手マーク・クルーン横浜から獲得し、大型補強を敢行した[1]。開幕5連敗で開幕スタートに失敗しシーズン序盤から阪神が独走し、7月8日時点で阪神と巨人の差は13.0ゲーム差あり、7月22日には阪神に優勝マジックが点灯した。しかし、北京五輪が始まり各チームの主力選手がレギュラーシーズンを欠場すると、阪神の勢いが止まり、その一方で巨人が夏場以降に猛追し、9月11日から12連勝するなどして、大逆転で優勝を飾った。1996年の最大11.5ゲーム差を逆転しての優勝が「メークドラマ」と呼ばれたのに対し、この優勝は最大13ゲーム差の逆転であったため、「メークレジェンド」と呼ばれた[2][3]。クライマックスシリーズで3位の中日を破り日本シリーズに出場したが、日本シリーズで渡辺久信監督率いる西武に3勝4敗で敗れ、日本一を逃し6年前の雪辱を果たされた。投手陣はリーグ1位の1115奪三振を記録したほか、防御率3.37は阪神に次ぐリーグ2位を記録した。打撃陣はラミレス、開幕から1軍定着の坂本勇人などの活躍でリーグ1位の177本塁打を記録し、得点・安打・打点もリーグ1位を記録するなど投打が噛み合った1年となった。ラミレスがMVPと打点王(125打点)、グライシンガーが17勝、クルーンが41セーブで最多セーブ、山口鉄也新人王を受賞した[4]

チーム成績

レギュラーシーズン

開幕オーダー
1 高橋由伸
2 二岡智宏
3 小笠原道大
4 李承燁
5 ラミレス
6 阿部慎之助
7 谷佳知
8 坂本勇人
9 高橋尚成
2008年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 阪神 -- 阪神 -- 阪神 -- 阪神 -- 阪神 -- 阪神 -- 巨人 --
2位 中日 2.5 中日 4.5 中日 6.5 巨人 9.5 巨人 6.0 巨人 0.5 阪神 2.0
3位 ヤクルト 6.5 巨人 9.0 巨人 10.0 中日 13.0 中日 12.5 中日 12.0 中日 12.0
4位 巨人 7.5 広島 9.5 広島 11.5 ヤクルト 16.0 広島 14.5 広島 13.0 広島 14.0
5位 広島 8.0 ヤクルト 10.5 ヤクルト 12.5 広島 17.0 ヤクルト 16.0 ヤクルト 18.0 ヤクルト 17.5
6位 横浜 11.5 横浜 18.5 横浜 23.5 横浜 29.5 横浜 30.0 横浜 35.5 横浜 36.5
期間
成績
12勝15敗1分
勝率.444
13勝12敗
勝率.520
10勝7敗1分
勝率.588
16勝8敗
勝率.667
12勝7敗
勝率.632
17勝6敗1分
勝率.739
4勝2敗
勝率.667


2008年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 読売ジャイアンツ 84 57 3 .596 優勝
2位 阪神タイガース 82 59 3 .582 2.0
3位 中日ドラゴンズ 71 68 5 .511 12.0
4位 広島東洋カープ 69 70 5 .496 14.0
5位 東京ヤクルトスワローズ 66 74 4 .471 17.5
6位 横浜ベイスターズ 48 94 2 .338 36.5

日本生命 セ・パ交流戦2008

日本生命セ・パ交流戦2008 最終成績
順位 球団 勝率
1位 福岡ソフトバンクホークス 15 9 0 .625 優勝
2位 阪神タイガース 15 9 0 .625 0.0
3位 北海道日本ハムファイターズ 14 10 0 .583 1.0
4位 読売ジャイアンツ 14 10 0 .583 1.0
5位 東北楽天ゴールデンイーグルス 13 11 0 .542 2.0
6位 広島東洋カープ 13 11 0 .542 2.0
7位 中日ドラゴンズ 12 12 0 .500 3.0
8位 オリックス・バファローズ 11 13 0 .458 4.0
9位 東京ヤクルトスワローズ 11 13 0 .458 4.0
10位 千葉ロッテマリーンズ 10 14 0 .417 5.0
11位 埼玉西武ライオンズ 10 14 0 .417 5.0
12位 横浜ベイスターズ 6 18 0 .250 9.0
  • 同率の場合は前年の順位で上位のチームが上位にランクされる

クライマックスシリーズ

2008 クライマックス・セ 第2ステージ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
アドバンテージ 中日ドラゴンズ 読売ジャイアンツ
10月22日(水) 第1戦 中日ドラゴンズ 4-3 読売ジャイアンツ 東京ドーム
10月23日(木) 第2戦 中日ドラゴンズ 2-11 読売ジャイアンツ
10月24日(金) 第3戦 中日ドラゴンズ 5-5 読売ジャイアンツ
10月25日(土) 第4戦 中日ドラゴンズ 2-6 読売ジャイアンツ
勝者:読売ジャイアンツ

日本シリーズ

2008年日本シリーズ 西武vs巨人 表彰式(2008年11月9日撮影)
2008年 日本シリーズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
11月1日(土) 第1戦 埼玉西武ライオンズ 2 - 1 読売ジャイアンツ 東京ドーム
11月2日(日) 第2戦 埼玉西武ライオンズ 2 - 3 読売ジャイアンツ
11月3日(月) 移動日
11月4日(火) 第3戦 読売ジャイアンツ 6 - 4 埼玉西武ライオンズ 西武ドーム
11月5日(水) 第4戦 読売ジャイアンツ 0 - 5 埼玉西武ライオンズ
11月6日(木) 第5戦 読売ジャイアンツ 7 - 3 埼玉西武ライオンズ
11月7日(金) 移動日
11月8日(土) 第6戦 埼玉西武ライオンズ 4 - 1 読売ジャイアンツ 東京ドーム
11月9日(日) 第7戦 埼玉西武ライオンズ 3 - 2 読売ジャイアンツ
優勝:埼玉西武ライオンズ(4年ぶり13回目)

主な投手成績

  • 色付きは規定投球回数(146イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手











































W
H
I
P
 
くら/グライシンガー 31 31 0 0 0 17 9 0 0 .654 206.0 201 20 31 9 167 3 0 75 70 3.06 1.13
うつ/内海哲也 29 29 2 1 2 12 8 0 0 .600 184.1 166 7 68 7 154 3 0 71 56 2.73 1.27
たか/高橋尚成 23 22 0 0 0 8 5 0 0 .615 122.0 127 16 30 5 94 2 0 63 56 4.13 1.29
くる/クルーン 61 0 0 0 0 1 4 41 3 .200 61.0 34 1 27 3 91 13 0 18 15 2.21 1.00
とよ/豊田清 50 0 0 0 0 3 2 0 26 .600 46.1 45 4 5 1 49 2 0 17 17 3.30 1.08
やま/山口鉄也 67 0 0 0 0 11 2 2 23 .846 73.2 61 3 12 3 69 4 0 20 19 2.32 0.99
おち/越智大祐 68 0 0 0 0 3 3 0 10 .500 71.1 54 4 29 5 101 15 0 19 19 2.40 1.16

打撃成績

  • 色付きは規定打席(452打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手











































O
P
S
 
らみれす/ラミレス 144 600 548 84 175 28 0 45 338 125 1 0 0 3 39 9 10 90 20 .319 .373 .617 .990
おかさわら/小笠原道大 144 589 520 93 161 27 1 36 298 96 0 2 1 5 56 8 7 105 14 .310 .381 .573 .954
さかもと/坂本勇人 144 567 521 59 134 24 1 8 184 43 10 5 15 1 28 3 2 98 2 .257 .297 .353 .650
あへ/阿部慎之助 125 484 428 60 116 27 0 24 215 67 1 1 4 0 44 5 8 66 17 .271 .350 .502 .852
きむら/木村拓也 124 432 372 46 109 21 0 7 151 31 1 3 26 2 27 1 5 61 3 .293 .347 .406 .753
たに/谷佳知 120 373 349 33 103 17 0 10 150 45 5 1 6 0 17 0 1 43 6 .295 .330 .430 .759
たかはしよし/高橋由伸 91 311 275 38 65 11 0 17 127 41 1 0 0 1 30 3 5 76 3 .236 .322 .462 .783
かめい/亀井義行 96 298 276 41 74 21 3 5 116 23 7 5 5 0 14 0 3 43 5 .268 .311 .420 .731
すすき/鈴木尚広 105 270 247 56 75 9 4 3 101 17 30 5 2 1 17 0 3 43 0 .304 .354 .409 .763
ふるき/古城茂幸 83 182 159 16 34 8 0 3 51 16 6 5 8 2 8 1 5 32 3 .214 .270 .321 .591
いすんよふ/李承燁 45 170 153 21 38 4 0 8 66 27 1 0 0 0 11 0 6 37 3 .248 .324 .431 .755
わきや/脇谷亮太 56 130 120 15 25 5 2 1 37 8 4 2 3 0 7 0 0 32 0 .208 .252 .308 .560
こんされす/ゴンザレス 32 128 114 15 35 7 0 2 48 17 0 0 2 2 7 0 3 19 2 .307 .357 .421 .778
におか/二岡智宏 31 98 86 7 24 3 0 1 30 7 0 2 1 1 9 0 1 24 0 .279 .351 .349 .699
てらうち/寺内崇幸 62 80 73 18 22 3 1 0 27 3 6 4 2 0 4 0 1 18 0 .301 .346 .370 .716
おおみち/大道典嘉 60 69 62 2 17 7 0 2 30 16 0 0 1 1 4 0 1 8 3 .274 .324 .484 .807
くらいしんか/グライシンガー 32 69 62 0 6 0 0 0 6 1 0 0 7 0 0 0 0 33 0 .097 .097 .097 .194
いんせん/隠善智也 36 63 62 4 18 2 0 0 20 4 2 1 0 0 1 0 0 19 1 .290 .302 .323 .624
うつみ/内海哲也 29 61 60 1 5 0 0 0 5 1 0 0 1 0 0 0 0 30 0 .083 .083 .083 .167
つるおか/鶴岡一成 31 56 48 4 8 2 0 2 16 6 0 0 2 0 6 1 0 12 3 .167 .259 .333 .593
しみす/清水隆行 41 51 42 3 6 0 0 0 6 2 0 0 1 1 7 2 0 10 1 .143 .260 .143 .403
たかはしひさ/高橋尚成 23 44 35 3 5 2 0 0 7 2 0 0 8 0 1 0 0 16 0 .143 .167 .200 .367
かしまえ/加治前竜一 35 39 35 3 8 1 0 2 15 2 1 1 2 0 2 0 0 12 0 .229 .270 .429 .699
かとう/加藤健 28 38 36 2 7 1 0 1 11 3 0 0 1 0 1 0 0 9 1 .194 .216 .306 .522
いわたて/岩舘学 17 36 31 3 8 3 0 0 11 5 0 0 1 0 3 0 1 7 1 .258 .343 .355 .698
うえはら/上原浩治 26 27 23 0 3 0 0 0 3 0 0 0 4 0 0 0 0 5 3 .130 .130 .130 .261
きさぬき/木佐貫洋 14 26 26 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 11 0 .038 .038 .038 .077
はんさいと/バーンサイド 15 21 17 0 1 0 0 0 1 1 0 0 4 0 0 0 0 7 0 .059 .059 .059 .118
とうの/東野峻 28 10 9 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 5 0 .000 .000 .000 .000
やの/矢野謙次 3 8 5 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 2 0 0 0 1 .000 .286 .000 .286
こさか/小坂誠 13 7 7 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 2 0 .000 .000 .000 .000
むらた/村田善則 4 7 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 1 1 0 1 0 .000 .200 .000 .200
やまくち/山口鉄也 67 6 5 0 1 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 4 0 .200 .200 .200 .400
のまくち/野間口貴彦 18 6 6 2 2 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0 4 0 .333 .333 .333 .667
かねと/金刃憲人 8 6 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 .000 .000 .000 .000
さねまつ/實松一成 7 6 5 0 1 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 3 0 .200 .200 .200 .400
くほ/久保裕也 6 6 6 1 2 1 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 .333 .333 .500 .833
おたしま/小田嶋正邦 4 5 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 .000 .000 .000 .000
にしむら/西村健太朗 43 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
とかの/栂野雅史 13 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 .000 .000 .000 .000
おち/越智大祐 68 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 .000 .000 .000 .000
つふらや/円谷英俊 6 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
まつもと/松本哲也 3 1 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
たなか/田中大二郎 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000

できごと

1月

3月

4月

  • 4月6日 - 高橋由伸が対阪神戦で日本プロ野球通算250本塁打、史上52人目[10]
  • 4月9日 - マーク・クルーンが対横浜戦(横浜)でセーブを記録し、全球団からセーブを達成、プロ野球史上2人目[11]
  • 4月18日 - アレックス・ラミレスが対広島戦(広島市民球場)で通算1000試合出場[12]

5月

  • 5月3日 - 阿部慎之助が対ヤクルト戦で日本プロ野球通算150本塁打、史上146人目[10]
  • 5月18日 - アレックス・ラミレスが対広島戦(東京ドーム)で通算224本塁打、外国人選手のセ・リーグ新記録[13]
  • 5月26日 - ルイス・ゴンザレスから禁止薬物が検出、同選手はドーピング違反でNPBより1年間の出場停止処分を受け[14]、巨人は翌27日に同選手との契約解除を決定[15]

6月

  • 6月1日 - マーク・クルーンが対ソフトバンク戦(ヤフードーム)の10回裏、ソフトバンクの松田宣浩への空振り3球三振の3球目で、自身の記録を1キロ更新する、球速162キロを記録[16]
  • 6月3日 - 谷佳知が対オリックス戦(京セラドーム大阪)の9回に加藤大輔から本塁打を記録し、全球団から本塁打を達成。プロ野球史上12人目、近鉄を含む13球団から本塁打は4人目[9]。試合は8対3でオリックスが勝利し、オリックスは日本プロ野球史上3球団目の通算4500勝[17]
  • 6月6日 - 加治前竜一が対ロッテ戦で、3対3で迎えた延長10回裏1死無走者の場面でプロ初打席に立ち、川崎雄介から日本プロ野球史上初の初打席でサヨナラ本塁打[18]
  • 6月10日 -横浜の鶴岡一成真田裕貴の交換トレードが発表[19]
  • 6月14日 -Kスタ宮城で行われる予定だった楽天対巨人戦が、この日の午前に起きた岩手・宮城内陸地震の影響で中止。地震のためにプロ野球公式戦が中止になるのは史上初。当初は、1時間遅れの15時開始予定にしていたが、「客の安全確保を最優先」とのことで中止を決定[20]
  • 6月29日 - アレックス・ラミレスが対広島戦で9回2死満塁から、8年連続20本塁打の満塁本塁打を放ち、通算812打点で外国人選手通算最多打点の新記録[21]

7月

  • 7月3日 - 谷佳知が対ヤクルト戦で日本プロ野球通算300二塁打、史上48人目[10]
  • 7月20日 - 上原浩治が対横浜戦で日本プロ野球通算1500投球回、史上161人目[10]
  • 7月29日 - 小笠原道大が対広島戦で日本プロ野球通算300二塁打、史上40人目[10]

9月

  • 9月3日 - 小笠原道大が対広島戦(京セラドーム大阪)でサイクル安打達成、日本プロ野球史上62人目(66度目)[22]
  • 9月13日 - マーク・クルーンが対ヤクルト戦で球団新記録の32セーブ[23]
  • 9月15日 - アレックス・ラミレスが対横浜戦でセ・リーグ新記録、日本プロ野球タイ記録の7年連続150安打[24]
  • 9月19日 - 小笠原道大が対阪神戦(東京ドーム)でジェフ・ウィリアムスから通算300本塁打、史上35人目[25]
  • 9月21日 - アレックス・ラミレスが対阪神戦(東京ドーム)で外国人選手通算最多安打セ・リーグ新記録の通算1338安打[26]
  • 9月22日 - 対広島戦(広島市民球場)に9対1で勝利し、クライマックスシリーズ進出決定[27]
  • 9月24日 - 木村拓也が対広島戦で日本プロ野球通算1000本安打、史上252人目[28]
  • 9月27日 - マーク・クルーンが対阪神戦で外国人選手最多の通算121セーブ[29]

10月

  • 10月1日 - 姜建銘野口茂樹加登脇卓真梅田浩に戦力外通告[30]
  • 10月3日 - 村田善則が現役引退を表明[31]
  • 10月8日 - 同率首位で迎えた対阪神戦(東京ドーム)の直接対決は巨人が3対1で勝利し、141試合目にして単独首位に立ち優勝へのマジックナンバーを2を点灯させた。
  • 10月10日 - セ・リーグは優勝へのマジックナンバーを2としていた、首位の巨人がヤクルトに3対1で勝利し、2位の阪神が横浜に3対4で敗れた為、巨人の2年連続32度目のリーグ優勝が決定。13ゲーム差からの逆転はセ・リーグ最大[32]
  • 10月25日 - セ・リーグのクライマックスシリーズ第2ステージの第4戦、巨人対中日戦(東京ドーム)は6対2で巨人が勝利し、巨人が6年ぶり31度目の日本シリーズ進出。

11月

12月

入団・退団

シーズン開幕前

本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。

入団

選手名 背番号 前所属 備考
投手
グライシンガー 29 東京ヤクルトスワローズ 移籍
バーンサイド 31 サンディエゴ・パドレス傘下 新外国人
村田透 36 大阪体育大学 大学生・社会人ドラフト1位
藤田宗一 37 千葉ロッテマリーンズ 自由契約
クルーン 42 横浜ベイスターズ 移籍
古川祐樹 57 明治大学 大学生・社会人ドラフト3位
竹嶋祐貴 95 富山・滑川高 高校生ドラフト4位
内野手
藤村大介 54 熊本工業高 高校生ドラフト1位
外野手
ラミレス 5 東京ヤクルトスワローズ 移籍
加治前竜一 50 東海大学 大学生・社会人ドラフト4位
中井大介 94 宇治山田商業高 高校生ドラフト3位
育成選手
籾山幸徳 102 立命館大学 育成ドラフト1位
西村優希 103 遠軽高 育成ドラフト2位
谷内田敦士 104 北照高 育成ドラフト3位
川口容資 111 福岡ソフトバンクホークス 自由契約

退団

選手名 去就
投手
前田幸長 メジャーリーグ挑戦
パウエル ソフトバンクに移籍
GG 自由契約後、米で事故死
内野手
吉川元浩 ソフトバンクと育成契約
十川孝富 野球スクールのコーチ
外野手
川中基嗣 二軍サブマネジャー兼育成コーチに就任
小関竜也 横浜に移籍
斉藤宜之 ヤクルトのスカウトに転身
ホリンズ 米・ロイヤルズとマイナー契約
三浦貴 教職免許取得
育成選手
芦沢明(内野手)
下山学(外野手)
作田啓一(外野手)

シーズン開幕後

本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。

入団

選手名 背番号 前所属 備考
鶴岡一成 43 横浜ベイスターズ 6月10日、真田裕貴とトレード

退団

選手名 去就
真田裕貴 6月10日、鶴岡一成とトレードで横浜に移籍

選手・スタッフ

[34]

ドラフト

順位 選手名 ポジション 所属 結果
1位 大田泰示 内野手 東海大学付属相模高 入団
2位 宮本武文 投手 倉敷高 入団
3位 齋藤圭祐 投手 千葉経済大学附属高 入団
4位 橋本到 外野手 仙台育英学園高 入団
5位 笠原将生 投手 福岡工業大学附属城東高 入団
6位 仲澤広基 内野手 国際武道大学 入団
育成選手ドラフト
順位 選手名 ポジション 所属 結果
1位 杉山晃紀 投手 綾部高 入団
2位 尾藤竜一 投手 岐阜城北高 入団
3位 山本和作 内野手 大阪経済大学 入団
4位 福元淳史 内野手 NOMOベースボールクラブ 入団

出典

  1. ^ ベースボールマガジン2009年3月号、114頁
  2. ^ 記事見出しにメークレジェンドの表記 スポーツニッポン2011年10月6日配信
  3. ^ 【野球】子年のプロ野球 巨人&オリックスに縁起よし?”. デイリースポーツ online (2020年1月5日). 2022年6月23日閲覧。
  4. ^ ベースボールマガジン2009年3月号、115頁
  5. ^ 巨人 肩痛オビスポは育成選手契約 スポーツニッポン2008年1月25日配信
  6. ^ バーンサイドが豪州代表辞退 スポーツニッポン2008年3月4日配信
  7. ^ 巨人 隠善が支配下選手に スポーツニッポン2008年3月21日配信
  8. ^ 連発同点!アスレチックス 巨人倒す スポーツニッポン2008年3月22日配信
  9. ^ a b 記録メモ(個人打者編) パ・リーグ公式サイト[リンク切れ]
  10. ^ a b c d e 各種記録達成者一覧 セ・リーグ公式サイト
  11. ^ 記録メモ(個人投手編) パ・リーグ公式サイト
  12. ^ ラミちゃん1000試合出場達成 スポーツニッポン2008年4月18日配信
  13. ^ ラミレス“セ界の外国人”最多224号 スポーツニッポン2008年5月18日配信
  14. ^ 禁止薬物 巨人がゴンザレスを退団処分へ スポーツニッポン2008年5月26日配信
  15. ^ 薬物違反で巨人・ゴンザレス契約解除へ スポーツニッポン2008年5月27日配信
  16. ^ プロ野球新!クルーン162キロ!!! スポーツニッポン2008年6月1日配信
  17. ^ オリックス 3球団目の通算4500勝 スポーツニッポン2008年6月4日配信
  18. ^ 原監督の後輩 加治前史上初プロ初打席サヨナラ弾! スポーツニッポン2008年6月6日配信
  19. ^ 横浜と巨人で1対1のトレード成立 スポーツニッポン2008年6月10日配信
  20. ^ 史上初にノムさん「天災には勝てん」 スポーツニッポン2008年6月14日配信
  21. ^ ラミレス セ助っ人1位の812打点に スポーツニッポン2008年6月30日配信
  22. ^ 小笠原サイクルも…巨人ヒヤヒヤ逃げ切り スポーツニッポン2008年9月3日配信
  23. ^ いきなり3連続四球も…クルーン33S スポーツニッポン2008年9月13日配信
  24. ^ ラミちゃん1発で7年連続150安打 スポーツニッポン2008年9月15日配信
  25. ^ プロ野球35人目 小笠原通算300号 スポーツニッポン2008年9月19日配信
  26. ^ ラミ 外国人選手の通算安打セ新記録更新 スポーツニッポン2008年9月21日配信
  27. ^ CS進出1番乗り!巨人負けない11連勝 スポーツニッポン2008年9月22日配信
  28. ^ キムタク“古巣”で1000安打達成 スポーツニッポン2008年9月24日配信
  29. ^ クルーン 外国人最多セーブの121S スポーツニッポン2008年9月27日配信
  30. ^ 横浜は入来らに戦力外通告 スポーツニッポン2008年10月1日配信
  31. ^ 巨人・村田善が引退「自分なりに全うできた」 スポーツニッポン2008年10月3日配信
  32. ^ 13ゲーム差逆転!巨人セ最大の逆転劇 スポーツニッポン2008年10月10日配信
  33. ^ 交換トレードのお知らせ 日本ハム球団公式サイト2008年11月14日配信
  34. ^ 読売巨人軍公式HP 背番号変遷”. 読売ジャイアンツ. 2015年10月5日閲覧。