鶴岡一成

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鶴岡 一成
阪神タイガース #40
鶴岡一成.JPG
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 兵庫県高砂市
生年月日 1977年5月30日(38歳)
身長
体重
184 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 1995年 ドラフト5位
初出場 2000年9月1日
年俸 4,200万円(2016年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

鶴岡 一成(つるおか かずなり、1977年5月30日 - )は、阪神タイガースに所属するプロ野球選手捕手)。

2015年現在、読売ジャイアンツ阪神タイガースの両チームの在籍歴のある唯一の現役選手である。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

兵庫県高砂市出身。高砂市立鹿島中学校では野球部のキャプテンとして全国大会で優勝[2]し、地元兵庫の神港学園神港高等学校に進学。3年時には4番で主将として阪神・淡路大震災の直後に開催された第67回選抜高等学校野球大会に出場し、初戦は天野勇剛を擁する仙台育英高校に、二回戦は大府高校に勝利。準々決勝で後に同僚となる藤井秀悟を擁する今治西高校と対戦し、適時打を放ったものの延長13回サヨナラ負けを喫し敗退。

1995年プロ野球ドラフト会議にて、横浜ベイスターズから5巡目指名を受けて入団。背番号は「57」。

横浜時代[編集]

ドラフト最下位指名の高卒捕手ということもあってプロ入り当初から長い二軍生活を送り、1996年のプロ入りから4年間一軍出場はなかった。2000年9月1日の対阪神戦で、7回表に阿波野秀幸代打石井義人の代打として起用され一軍初出場を果たした。この年は3試合に出場し、プロ初安打も記録したが、一軍に定着するまでには至らなかった。2001年は9試合、2002年は12試合に出場し、アジア大会にも日本代表として出場して銅メダルを獲得。しかし2003年は一軍出場なしに終わった。

2004年、正捕手の相川亮二アテネオリンピックに出場するため離脱、中村武志も負傷したことで出場機会を得、相川に次ぐ二番手捕手として一軍に定着した。8月24日の対阪神戦でプロ初本塁打を記録。試合数は少ないものの、自己最多の25試合に出場し、打率.400・2本塁打を記録した。

2005年も前年の好調を保ちつつ、2番手捕手・右の代打として一軍に定着し、シーズンを通して24試合に出場した。2006年は相川の故障や投手陣の不調などにより、スタメンに名を連ねる試合が増え、結果的に自己最多の出場となった。しかし2007年は36試合の出場にとどまり、4年ぶりのシーズン無本塁打で打率.217に終わった。

2008年、6月10日に真田裕貴との交換トレードで読売ジャイアンツへ移籍。巨人での背番号は「43」となった。

巨人時代[編集]

巨人時代(2010年10月5日、横浜スタジアム)

2008年のセントラル・リーグクライマックスシリーズでは本塁打を放つなど、日本シリーズ出場に貢献。埼玉西武ライオンズとの日本シリーズでは、右肩の故障により守備につけなかった阿部慎之助に代わり、全試合出場した。

2009年、開幕から週に1・2試合で先発出場の機会を得た。その中でセス・グライシンガーと抜群の相性の良さを見せたため、阿部慎之助の負傷が完治した後も、グライシンガーの先発時は専属バッテリーを組んだ。4月10日の対阪神戦(東京ドーム)では自身初の2打席連続本塁打を記録した。

2010年は32試合の出場で打率.229に終わったが、2011年、プロ16年目にして初の開幕スタメン出場を果たした。阿部の復帰後以降は再び二番手捕手としてチームを支え、前年を上回る34試合に出場した。同年オフに出場機会を求めて国内FA権を行使し、12月11日に横浜DeNAベイスターズとの契約が発表され、4年ぶりに古巣に復帰[3]。背番号は「10」になった。

DeNA時代[編集]

DeNA時代(2012年1月29日、クイーンズスクエア横浜

2012年、7月12日の対東京ヤクルトスワローズ戦で石川雅規からプロ入り初となる満塁本塁打を放つなど、自己最多となる102試合に出場した。

2013年、開幕一軍入りはしたが開幕捕手は高城に奪われ、二番手捕手としてのスタートとなった。しかし打撃不振に苦しむ高城が7月26日に一軍登録を抹消されて以降は正捕手に定着。前年を上回る108試合に出場し、自己最多となる70安打、40打点を記録。打順は主に8番と下位ながら二塁打が18本と多かった。また、得点圏打率は.303を記録した[4]。この打撃もあり、先発出場した85試合でチームは42勝42敗1分と、9月上旬までチームがクライマックスシリーズ出場を争う原動力となった[5]

阪神時代[編集]

阪神時代(2014年、阪神甲子園球場

2014年、国内FA権を行使して阪神からDeNAへ移籍した久保康友に対する人的補償として、1月6日に阪神が鶴岡の獲得を発表した[6]。背番号は「40」。4月10日に一軍登録され、同日の対DeNA戦で即先発出場し、4打数2安打1打点を記録した[7]。同月30日の対広島東洋カープ戦では大量得点の口火を切る先制打を放ち、移籍後初のお立ち台に上がった[8]。この時点で鶴岡がスタメン起用された10試合中9試合でチームが勝利するなど活躍を見せていたが、5月27日に右わき腹痛で登録を抹消された[9]。6月30日に一軍復帰[10]した後は新人の梅野隆太郎との併用が続いたが、シーズン終盤には鶴岡の起用が多くなった[11]クライマックスシリーズでは全6試合中4試合でスタメン起用され、チームの日本シリーズ進出に貢献した[12]。守護神の呉昇桓とは相性が特に良く、2014年度の最優秀バッテリー賞の選考では、最終的に受賞した菅野智之阿部慎之助バッテリーと1票差であった[13]

2015年は5月に一軍登録されると、同月14日のヤクルト戦で移籍後初の本塁打を放った[14]。以降は開幕から起用されていた梅野に代わりスタメンマスクを被る機会が増え、特に当シーズン14勝を挙げた藤浪晋太郎とはシーズン終了までバッテリーを組み続けた。捕手ではチーム内最多の70試合に出場した。

選手としての特徴[編集]

打撃面では、下位の打順で起用されることが多いものの、パンチ力のある打撃を持ち味としている[15]

守備では若手投手を巧みにリードするインサイドワークに定評があり[16]、投手を鼓舞して引っ張っていく強気なリードを持ち味とする[17]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2000 横浜 3 3 3 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .333 .333 .333 .667
2001 9 7 7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0 .000 .000 .000 .000
2002 12 10 9 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 4 0 .111 .200 .111 .311
2004 25 60 55 6 22 2 1 2 32 5 0 2 3 0 2 1 0 13 0 .400 .421 .582 1.003
2005 24 30 28 3 8 2 0 1 13 2 0 0 0 0 1 0 1 4 3 .286 .333 .464 .798
2006 60 146 127 7 31 8 1 3 50 16 0 0 5 1 11 1 2 39 5 .244 .312 .394 .706
2007 36 87 69 3 15 3 0 0 18 8 0 0 4 0 11 3 3 10 3 .217 .349 .261 .610
2008 27 61 52 4 15 2 0 0 17 2 1 0 5 0 4 1 0 7 3 .288 .339 .327 .666
巨人 31 56 48 4 8 2 0 2 16 6 0 0 2 0 6 0 0 12 2 .167 .259 .333 .593
'08計 58 117 100 8 23 4 0 2 33 8 1 0 7 0 10 1 0 19 5 .230 .300 .330 .630
2009 59 160 142 17 37 10 0 5 62 18 1 0 8 1 8 3 1 30 4 .261 .303 .437 .739
2010 32 43 35 4 8 1 0 0 9 0 0 0 3 0 3 1 2 8 2 .229 .325 .257 .582
2011 34 63 55 6 12 1 0 0 13 1 0 0 3 0 4 1 1 9 0 .218 .283 .236 .519
2012 DeNA 102 229 201 9 38 8 1 1 51 15 0 0 8 1 19 3 0 39 4 .189 .258 .254 .513
2013 108 318 280 27 70 18 0 3 97 40 1 0 7 4 26 3 1 50 7 .250 .312 .346 .658
2014 阪神 77 163 154 10 34 5 1 0 41 12 0 0 4 1 3 0 1 30 10 .221 .239 .266 .505
2015 70 179 153 16 35 8 0 1 46 15 0 0 10 1 15 1 0 43 2 .229 .296 .301 .597
NPB:15年 709 1615 1418 118 335 70 4 18 467 140 3 2 62 9 114 18 12 302 45 .236 .297 .329 .628
  • 2015年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]


捕手
球団 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 捕逸 守備率 企図数 許盗塁 盗塁刺 阻止率
2000 横浜 1 0 0 0 1.000 0 0 0 -
2002 横浜 10 10 0 0 0 1.000 0 0 0 -
2004 横浜 19 0 2 2 .979 10 8 2 .200
2005 横浜 7 24 1 0 0 1 1.000 5 5 0 .000
2006 横浜 34 211 18 0 3 0 1.000 30 22 8 .267
2007 横浜 32 183 14 4 4 3 .980 25 20 5 .200
2008 横浜 26 106 10 1 2 0 .991 17 12 5 .294
2008 巨人 29 116 7 0 1 1 1.000 8 7 1 .125
2009 巨人 54 301 29 1 4 3 .997 31 17 14 .407
2010 巨人 31 93 7 0 1 1 1.000 16 13 3 .188
2011 巨人 29 116 9 1 2 0 .992 7 6 1 .143
2012 DeNA 101 428 46 2 4 4 .996 75 55 20 .267
2013 DeNA 107 606 48 4 13 5 .994 76 53 23 .303
2014 阪神 76 376 41 3 7 3 .993 37 25 12 .324
2015 阪神 70 426 36 1 6 1 .998 31 21 10 .323
通算 556 16 43 23 368 264 104 .282
  • 2014年度シーズン終了時

記録[編集]

その他の記録
  • 1打席19球:2013年8月24日、対読売ジャイアンツ19回戦(横浜スタジアム)、8回裏に山口鉄也から ※プロ野球タイ記録、史上3人目

背番号[編集]

  • 57 (1996 - 2008途中)
  • 43 (2008途中 - 2011)
  • 10 (2012 - 2013)
  • 40 (2014 - )

登場曲[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 阪神鶴岡が400万円増で契約更改、藤浪再生を評価”. 日刊スポーツ (2015年11月25日). 2015年12月2日閲覧。
  2. ^ 高砂市立鹿島中学校野球部 鹿島中野球部の歴史”. 2013年12月27日閲覧。
  3. ^ 補強着々 横浜DeNAに鶴岡復帰 日本ハムから2投手も獲得発表”. スポーツニッポン (2011年12月11日). 2013年12月27日閲覧。
  4. ^ 抜群の勝負強さ誇った鶴岡一成流出でDeNAの強力打線に暗雲も”. NEWS ポストセブン (2014年1月12日). 2014年1月13日閲覧。
  5. ^ ノリ&鶴岡 戦力外危機 球団“銭闘”認めず、期限は日本S終了まで”. スポーツニッポン (2013年10月30日). 2013年12月27日閲覧。
  6. ^ 阪神がFA補償による選手の獲得について”. 阪神タイガース公式サイト (2014年1月6日). 2014年1月7日閲覧。
  7. ^ 阪神鶴岡スタメン即結果”. 日刊スポーツ (2014年4月10日). 2014年4月12日閲覧。
  8. ^ 阪神 鶴岡 スタメン10試合で9勝目 移籍後初のお立ち台で「鶴岡です」”. スポーツニッポン (2014年4月30日). 2015年2月5日閲覧。
  9. ^ 阪神・鶴岡、負傷で登録抹消 代わりに日高が昇格”. サンケイスポーツ (2014年5月12日). 2014年5月27日閲覧。
  10. ^ 阪神・鶴岡、1カ月ぶりに1軍合流「ベストを尽くします」 サンケイスポーツ 2014年7月1日、同8月20日閲覧。
  11. ^ 歓喜の陰で…梅野&伊藤隼CSの“雪辱”へ汗 Fリーグでアピールへ”. スポーツニッポン (2014年10月21日). 2014年11月16日閲覧。
  12. ^ いよいよ開幕。日本シリーズは今年もベイスターズ祭り!?”. スポルティーバ (2014年10月25日). 2014年11月16日閲覧。
  13. ^ バッテリー賞選考過程 パは満場一致、セは「該当者なし」の意見も”. スポーツニッポン (2014年10月23日). 2015年2月5日閲覧。
  14. ^ 鶴岡、虎移籍1号が決勝弾に!「藤浪に勝ちが付いてほしかった」”. スポーツニッポン (2015年5月15日). 2016年2月13日閲覧。
  15. ^ 鶴岡が急浮上!阪神、久保の人的補償候補に“ハマの正妻””. サンケイスポーツ (2013年12月26日). 2013年12月27日閲覧。
  16. ^ 阪神 FA久保の人的補償で鶴岡獲得へ 6日にも発表”. スポニチアネックス (2014年1月5日). 2014年1月5日閲覧。
  17. ^ 他球団注目 鶴岡は阪神投壊止める男”. 東スポWeb (2014年4月11日). 2014年4月12日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]