5296 (アルバム)
『5296』 | ||||
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コブクロ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2006年 - 2007年 | |||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | ワーナーミュージック・ジャパン | |||
プロデュース | コブクロ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
Allmusic link | ||||
チャート最高順位 | ||||
ゴールドディスク | ||||
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コブクロ アルバム 年表 | ||||
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『5296』収録のシングル | ||||
『5296』(ごーにぃきゅうろく[2][3])は、フォークデュオ・コブクロが2007年12月19日にリリースした通算6枚目のオリジナル・アルバム。
概要
[編集]前作『NAMELESS WORLD』から約2年ぶりとなる通算6枚目のオリジナル・アルバム。コブクロのアルバムでは初の英語以外のタイトルとなった。
タイトルの「5296」とは、2人が昭和52年生まれであること、発売時に結成9年目であり、通算6枚目のオリジナルアルバムであること[4]。または、昭和52年生まれで発売時にインディーズミニアルバムを含め通算9枚目のオリジナルアルバムであり、デビュー6年目であること。そしてこれ自体で「コブクロ」と読めることを意味している。よって、この作品は結成9年目にして初のセルフタイトルアルバムともいえる。タイトル決定までには紆余曲折あり、本当はそのままセルフタイトル「コブクロ」やこれまでのようにアルファベットで「KOBUKURO」とすることも考えたが、上記の全ての数字が適合するのが2007年だけということもあり、仮タイトルとして小渕が提案した『5296』が黒田に気に入られ、「じゃあこれにしよう」と決まったものであるらしい。なお、読みを決めたのは黒田である。インディーズ時代からのグッズでもこの「5296」がプリントされたものが販売されている。
初回限定版には「蒼く 優しく」のVideo clipとロングインタビューを収録。
前作『NAMELESS WORLD』以降に発売されたシングル曲は全て収録されているが、シングルB面では唯一14thシングル『蕾』収録の「彼方へ」のみが未収録となっている。
オリコンアルバムチャートでは『NAMELESS WORLD』から3作連続の首位を獲得した。前作の「ALL SINGLES BEST」に続き4週連続1位を獲得[5]、前作に続きミリオンセラーとなった。オリジナルアルバムとしては前作の「NAMELESS WORLD」に続いて2作目(オリコンの集計では初)のミリオンセラー作品となった。『EXILE LOVE』(EXILE)に続き2008年2作目のミリオン突破作品であり、初動が30万枚台のアルバムの中では最大の売上となっている。
発売後、2008年3月8日から6月5日にかけて、全国ツアー「KOBUKURO LIVE TOUR'08 "5296"」が全国14都市33公演で行われた[5]。
収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | ストリングス編曲 | 時間 |
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1. | 「蒼く 優しく」 | 小渕健太郎 | 笹路正徳 | |
2. | 「コイン」 | 小渕健太郎 | ||
3. | 「蕾」 | 小渕健太郎 | 小渕健太郎, 藤井理央 | |
4. | 「どんな空でも」 | 小渕健太郎 | 小渕健太郎, 藤井理央 | |
5. | 「君という名の翼」 | 小渕健太郎 | 小渕健太郎, 藤井理央 | |
6. | 「WHITE DAYS」 | 小渕健太郎 | 小渕健太郎, 藤井理央 | |
7. | 「君色」 | 小渕健太郎 | ||
8. | 「水面の蝶」 | 小渕健太郎 | ||
9. | 「風の中を」 |
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10. | 「月光」 | 黒田俊介 | ||
11. | 「風見鶏」 | 小渕健太郎 | 藤井理央 | |
12. | 「Diary」 | 小渕健太郎 | 笹路正徳 | |
13. | 「Fragile mind」 | 小渕健太郎 | ||
合計時間: |
# | タイトル | 監督 |
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1. | 「蒼く 優しく」(Video Clip) | |
2. | 「“2006〜5296〜2007”」(Extra) |
曲の解説
[編集]シングル曲の詳細は各項目を参照
- 蒼く 優しく
- 15thシングル。
- コイン
- 2007年のファンフェスタで初披露された。
- 蕾
- 14thシングル。
- どんな空でも
- 2007年ツアー「蕾」で初披露された。
- 仮タイトルは「いつしか晴れるよ」であった。なおこの仮タイトルは歌詞の中にも登場する。
- 君という名の翼
- 13thシングル。
- WHITE DAYS
- 君色
- 15thシングルのカップリング曲。
- 水面の蝶
- 2007年ツアー「蕾」で初披露された。
- 風の中を
- 月光
- 2007年ツアー「蕾」で初披露された。ちなみにツアー本番までタイトルが決まらなかった。黒田の作詞・作曲した曲では初のアップテンポな曲で、「今までの曲は全てミドルテンポかバラードだったから、今回のテーマはズバリアップテンポだった」と語っている[7]。
- 風見鶏
- 14thシングルのカップリング曲。
- Diary
- Fragile mind
- 2006年ツアー「NAMELESS WORLD」にて初披露されたものを音源化。
- 曲のタイトルは、「もろい心」を意味する英語で、この意は歌詞の中にも出てくる。
参加ミュージシャン
[編集]
蒼く優しく
コイン
蕾
どんな空でも
君という名の翼
WHITE DAYS
君色
|
水面の蝶
風の中を
月光
風見鶏
Diary
Fragile Mind
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脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “コブクロが4週連続アルバム1位!”. ORICON NEWS (オリコン). (2008年1月15日) 2020年3月11日閲覧。
- ^ “コブクロ2年ぶりのアルバムはヒット曲満載”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2007年11月21日) 2019年4月10日閲覧。
- ^ (インタビュー)「インタビュー『コブクロ』」『エキサイトミュージック』、株式会社blueprint 。2019年4月7日閲覧。
- ^ (インタビュー)「インタビュー『コブクロ』(3/3)」『エキサイトミュージック』、株式会社blueprint 。2019年4月7日閲覧。
- ^ a b “コブクロ、大規模ツアースタート”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2008年3月10日) 2019年4月7日閲覧。
- ^ “[コブクロ]新曲が大作エンタメ映画の主題歌に”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2007年11月1日) 2019年4月10日閲覧。
- ^ a b 黒田俊介『5296』(楽曲解説)コブクロ、ワーナーミュージック・ジャパン、2007年。
- ^ 小渕健太郎『5296』(楽曲解説)コブクロ、ワーナーミュージック・ジャパン、2007年。
- ^ “新垣結衣が出演する三ツ矢サイダーのCMで流れている曲は?”. CDJournal リサーチ (株式会社 シーディージャーナル). (2008年4月1日) 2019年4月10日閲覧。