小室淑恵

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小室 淑恵(こむろ よしえ、1975年4月16日 - )は、日本女性事業家

株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長[1]

2004年、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー キャリアクリエイト部門受賞。

2006年、㈱ワーク・ライフバランスを設立。

2012年、TEDxTokyo スピーカーに選出される

2014年、ベストマザー賞(経済部門) 受賞

ワーク・ライフバランスコンサルティングを1000社以上に提供している。

年間200本の講演を実施。平均満足度は95%である。

クライアント企業では、労働時間の削減や有給取得率の向上だけでなく、業績が向上し、社員満足度の向上や、自己研鑽の増加、企業内出生率の向上といった成果が出ており、長時間労働体質の企業を生産性の高い組織に改革する手腕に定評がある。既婚。

来歴[編集]

学生時代[編集]

日本女子大学附属中学校・高等学校日本女子大学卒業。

子供時代、学級委員に進んで立候補する積極的な性格で、将来は「バリバリのキャリアウーマン」を夢見ていた。

高校に進んだ頃から、日本社会が女性の活躍を期待していないのではないかと悩み始め、小説やテレビドラマでキャリアウーマンが必ずしも幸せな人生を歩んでいないことも加わって、専業主婦志向へ切り替わった。

日本女子大学3年生の時、居眠りするつもりで聴講した猪口邦子参議院議員国際政治学者)の講演で「これからは共働きが当たり前になる」「子育てする女性の視点が商品・サービス開発に役立つ」と説かれ情熱が再燃。就職活動の準備を怠っていたこともあり、自分を変えたいとアメリカ合衆国カリフォルニア州に渡り、1年近く滞在した。住み込みベビーシッター先で、ホストマザーが育児休業中もeラーニングに励んで以前より好待遇で復職する姿に感銘を受けた[1]

資生堂に入社[編集]

1999年資生堂へ入社。奈良支社配属を経て、本社経営企画室IT戦略担当に抜擢される。渡米中の体験から、社内ビジネスコンテストで育休取得者の職場復帰プログラムを提案して優勝したこともあり、ワークライフバランス社の起業にもつながった[1]

2004年12月日経ウーマン主催「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2004」を受賞(総合順位7位キャリアクリエイト部門賞)[2][3][4]2005年9月、資生堂を退職。

会社を設立[編集]

2006年7月、小室淑恵の名前で株式会社ワーク・ライフバランスを設立。生産性の高い組織になるための、ワーク・ライフバランスコンサルティングを企業・組織に提供している[5]。自社で「ワーク・ライフバランス組織診断」や「育児と仕事の調和プログラム armo(アルモ)」「介護と仕事の両立ナビ」「朝メール.com」「カエル会議オンライン」「カードゲーム型研修ライフ・スイッチ」などを開発。

年間200本の講演を実施。平均満足度は95%である。

講演活動の傍ら、内閣府の「男女共同参画会議 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会」委員、「新しいライフスタイルの創出と地域再生に関する調査研究」研究委員会委員、「仕事と生活の調和連携推進・評価部会」委員、産業競争力会議民間議員などを歴任。

2008年4月、内閣府仕事と生活の調和連携推進・評価部会委員。

2009年よりワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座などを主催。

2011年8月厚生労働省社会保障審議会年金部会委員。

2012年3月第180回通常国会衆議院予算委員会公聴会で「日本の長時間労働の問題点と解決策」を提案。6月、プレゼンテーションカンファレンスのTEDxTokyoにスピーカー選出される。8月経済産業省産業構造審議会委員。12月、携帯電話用サイト「小室淑恵のWLB塾」をリリース。

2013年4月、内閣府子ども子育て会議委員[6]

2014年5月ベストマザー賞(経済部門)を受賞。9月内閣産業競争力会議民間議員。

2015年2月文部科学省中央教育審議会委員(- 2017年3月)。

2016年3月霞が関の働き方改革を加速するための懇談会座長5月総理大臣官邸で首相の安倍晋三残業上限規制を導入し、団塊ジュニア世代が出産適齢期を終える前に働き方改革を進めないと少子化対策が手遅れになると直談判。安倍は「ずいぶん大きなことを言うね」という反応だったが、直後に電通女性社員過労死自殺事件が表面化したこともあり、安倍内閣は働き方改革担当大臣を置いて残業規制などに本腰を入れるようになった[1]

2019年5月オンワードホールディングス取締役[6]

人物[編集]

既婚者であり、2006年4月生まれの長男[5]2012年11月生まれの次男がいる[7]。妊娠に気づいたのは資生堂に辞表が受理された翌日で、起業と両立させるられるかと弱音を吐いたが、仲間からは出産・育児と両立させるための会社を立ち上げることではないかと諭され、およそ3年かかって経営を軌道に乗せた[1]。ヘルパー2級の資格を持ち、介護のボランティアも定期的に行っている。

主な著書[編集]

  • 『働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社』(毎日新聞出版)
  • 『労働時間革命 残業削減で業績向上!その仕組みが分かる』(毎日新聞出版、2016年3月、ISBN 978-4620323725)
  • 『プレイングマネージャー「残業ゼロ」の仕事術』(ダイヤモンド社)
  • 『新しい人事戦略 ワークライフバランスー考え方と導入法ー』(日本能率協会マネジメントセンター、2007年7月、ISBN 9784820744344)初版
  • 『結果を出して定時に帰る時間術』(成美堂出版、2008年2月、ISBN 9784415400617)sasaeru文庫 こ 2-1
  • 『超人気ワークライフバランスコンサルタントが教える キャリアも恋も手に入れる、あなたが輝く働き方』(ダイヤモンド社、2008年3月、ISBN 9784478003589
  • 『あなたが働き方を変えるべき48の理由』(二見書房、2008年9月、ISBN 9784576080338
  • 『今や多数派“ワケあり社員”が戦力化するすごい仕組み』(小学館、2008年11月、ISBN 9784093878159
  • 『なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術』(日本能率協会マネジメントセンター、2008年12月、ISBN 9784820717348
  • 『小室淑恵のワークライフバランス手帳2010』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009年10月、ISBN 9784887597402
  • 『人生と仕事の段取り術』(PHP研究所、2010年1月、ISBN 9784569771182)PHPビジネス新書
  • 『改訂版 ワークライフバランス -考え方と導入法-』(日本能率協会マネジメントセンター、2010年3月、ISBN 9784820746362)改訂版
  • 『小室淑恵の即効プレゼン術』(学習研究社、2010年3月、ISBN 9784054044807
  • 『小室淑恵のワーク・ライフバランス手帳2011』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2010年10月、ISBN 9784887598508
  • 『「3人で5人分」の仕事を無理なくまわす! ― 「欠員補充ゼロ」の職場術』(プレジデント社、2011年1月、ISBN 9784833419505

テレビ出演[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]