三浦瑠麗
人物情報 | |
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生誕 | 1980年10月3日(40歳) |
出身校 |
東京大学農学部生物環境科学課程・地域環境工学専修 東京大学大学院公共政策学教育部(公共政策大学院)専門修士課程 東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻博士課程 |
配偶者 | 三浦清志 |
学問 | |
時代 | 21世紀 |
活動地域 |
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研究分野 |
国際政治学 比較政治学 |
博士課程 指導教員 | 藤原帰一 |
学位 |
公共政策学修士(専門職) 博士(法学) |
特筆すべき概念 |
リバタリアニズム リアリズム(現実主義) フェミニズム |
主要な作品 | 『シビリアンの戦争―デモクラシーが攻撃的になるとき』 |
影響を 受けた人物 |
藤原帰一 船橋洋一 |
主な受賞歴 |
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程特別優秀賞[1] 自由民主党主催国際政治・外交論文コンテスト総裁賞(第1回) 佐藤栄作記念国連大学協賛財団主催佐藤栄作賞優秀賞 防衛庁・自衛隊主催「安全保障に関する懸賞論文」優秀賞 三菱UFJリサーチ&コンサルティング主催論文コンテスト優秀賞 東洋経済新報社主催高橋亀吉記念賞佳作 正論新風賞 |
三浦 瑠麗(みうら るり[2]、英語:Lully Miura [3][4]、1980年[5]10月3日[6] - )は、日本の国際政治学者[2]。株式会社山猫総合研究所(個人事務所)代表[4]。
略歴[編集]
神奈川県茅ヶ崎市出身[1][5] で、幼少期に神奈川県平塚市へ転居して平塚市立金旭中学校を卒業、1999年(平成11年)3月に神奈川県立湘南高等学校を卒業して、東京大学理科一類に入学[4] する。
2001年(平成13年)4月に農学部生物環境科学課程・地域環境工学専修[4] へ進学する。
2004年(平成16年)1月に著した「『日本の国際貢献のあり方』を考える」で自由民主党が主催した第1回「国際政治・外交論文コンテスト」で総裁賞を受賞[7][8] し、3月に農学部卒業[4]。
4月に東京大学大学院公共政策学教育部(公共政策大学院)専門修士課程へ進学し、国際政治学者の藤原帰一の下で学ぶ[9]。2005年(平成17年)、防衛省・自衛隊主催「安全保障に関する懸賞論文」で優秀賞[10]。2006年(平成18年)3月に修士課程を修了して公共政策学修士(専門職)[4] を授かる。
2010年(平成22年)10月に博士論文「シビリアンの戦争 : 文民主導の軍事介入に関する一考察」[11] で東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻博士課程を修了。博士(法学)。
2007年(平成19年)4月から日本学術振興会特別研究員(DC2、2009年(平成21年)3月まで)[4] を務めた。2010年(平成22年)に著した論文「長期的視野に立った成長戦略―ワーキングマザー倍増計画」で、東洋経済新報社が主催した第26回高橋亀吉記念賞で佳作[12][13] となる。2010年に三菱UFJリサーチ&コンサルティング主催懸賞論文コンテストの第3回「私ならこう変える! 『国と地方の新しいカタチ』」で、「グローバル化の中の道州制」が優秀賞となるも大賞は該当者がなかった[14]。
2011年(平成23年)1月から2013年(平成25年)3月まで東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット特任研究員[4] を務める。
2012年(平成24年)米国ジャーマン・マーシャル財団研究員(当時)のジョシュア・W・ウォーカーと共同で東日本大震災に関する論文を発表[15]。
2013年(平成25年)4月に日本学術振興会特別研究員(PD)、青山学院大学兼任講師(青山スタンダード科目)[4] にそれぞれ着任する。
2014年(平成26年)から自らの政治的見解を綴るブログ「山猫日記」を開始した。2015年(平成27年)に「山猫日記」の内容を再編集した『日本に絶望している人のための政治入門』を文春新書から出版し、元日に『ニッポンのジレンマ』でメディアに初登場して以降『朝まで生テレビ!』に出演し、以降、ほぼ毎回出演。8月、共同通信の第三者機関「報道と読者」委員会の第8期委員に就任(2019年7月、第9期まで)[16]。
2016年(平成28年)3月から2019年(平成31年)2月まで、東京大学政策ビジョン研究センター講師[17]。12月、「BLOGOS AWARD 2016」銅賞受賞[18]。
2017年(平成29年)2月、自由民主党副総裁の高村正彦と共著を出版。12月、フジテレビの推薦により第18回正論新風賞を受賞[19]。
2019年(令和元年)6月に設立された一般財団法人創発プラットフォームの、エグゼクティブフェローとして元民主党参議院議員の松井孝治らと共に就任[20]。
2020年(令和2年)9月、角川ドワンゴ学園N高等学校政治部の特別講師に就任[21]。
人物[編集]
- 父親は心理学者の濱村良久(防衛大学校勤務)である。
- 夫は東京大学の先輩の三浦清志(2003年婚姻)[7]。大学在学中から交際をはじめ、卒業旅行でヨーロッパに行ったとき、自身がこうむった性被害(後述)を打ち明けた[22]。一児の母。
- 幼少期は児童文学から『若草物語』などの少女もの、円地文子や幸田文ら女流作家、『源氏物語』や『蜻蛉日記』など日本の古典文学を読み漁る。学生時代は集団行動に馴染めず、高校進学後も授業に出ずに鎌倉や江の島へ行くことが多かったという[23]。
- 東京大学教養学部理科I類ではクラス50人中女子は2人しかいなかったため、男子学生とは話も合わず試験対策プリントが回ってこないこともあり、自然とキャンパスから足が遠のいていったという。その後、地球環境問題を学ぶために農学部地域環境工学専修を専攻。しかし、想像していた勉強と違っていたため進路を考えるために留年。他学部の授業を受けているうちに船橋洋一ゼミで政治学に関心を持ち、文系に転身して公共政策学教育部専門職学位課程に1期生として入学。その頃に始まったイラク戦争で、国民の間で報復感情が高まる一方で、実際に戦地へ行かされる米軍兵士たちが開戦に反対していたことに興味を持ち、博士論文でシビリアンコントロールの研究を始める[24][25]。
論客として[編集]
- 初めてのテレビ出演は、友人の古市憲寿が司会を務める2015年(平成27年)元日放送の『ニッポンのジレンマ』(NHK)で、パネリストとして出演した。その放送を観た『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)のスタッフから古市の紹介で連絡があり、同月下旬に『朝生』に初出演した。以降、『朝生』ではレギュラー出演するなど若手世代の代表的な論客として注目を集め、様々な討論番組やニュース番組に出演している。『朝生』では当初、挑みかかるスタイルであったが、毎月出演することでスタッフともファミリー感が生まれ、言論界の人間関係が見えてくることで、気持ちの余裕が生まれたという。“慣れ”により新鮮味は失われてしまったが、本番中にカメラに映っていないことを確認しながら、腹に一物抱えていそうな出演者にサインを送るなど、パネラーたちが言いたいことを言ってスッキリ帰れるようにアシストする側に回ることが多くなったという。
- 議論について三浦は「日本に存在する『ハイ論破!』という文化は有害」「はい論破!という雰囲気が左右両方にあるのはわるいこと。論破なんかできるわけがない。自分の議論を示しつつ相手の議論の不備や死角を指摘できるだけ。昔は保守はそれがわかってて閉じこもりリベラルの方が教化を目指してたけど、最近両方憎しみで目が曇ってる感あり」「官僚が使う言葉を借りれば『議論するときは同期』という姿勢こそが正しい」と述べている[26][27]。
- 自身の政治スタンスとしては「抑制的な外交安保リアリズム(現実主義)」「経済リアリズム(経済成長重視派)」「社会リベラル」のリバタリアニズム(完全自由主義)の立場をとる。しかし、日本においてこのような組み合わせの思想が少ないせいか誤解が生じやすいといい、「三浦瑠麗は女性問題には積極的に発言するのに、安全保障でリアリストだったり権力側の目線である」という批判を受けることが多いという。これに対し三浦は「弱い存在を守ることと、リアリズムに立つことは、両立します」と主張しており、理性で物事を判断することは感情を殺すことではなく“真実を見つめ続ける強さを裡に養うこと”だとしている[28]。
- メディアに出演し始めた当初は素直に評価されていたが、次第に左右両方から叩かれるようになったといい、これについて本人は「おそらく多くの人が三浦は自分たちの『立場』を代弁してくれる、背負ってくれるのではないかと思ったのでしょうね。私自身は変わっていないのですが、批判を受けるのは三浦を陣営トークに取り込めない、背負ってくれないと思った人が叩くようになったからです」と分析している。社会的にリベラルなことを言えば右派に叩かれ、安全保障を語ると左派に叩かれるが、これは気にしても仕方のないことで、相手や各陣営と「立場」に引きずられずにそれぞれの問題について自分が考えていることをまっすぐに言うことを心掛けているという[29]。
- 「キツい」という印象を持たれることについて「私は思うところを正直に言います。それは、相手に忖度しすぎたり手加減をするのは、リスペクトがないことと同義だと思うから。お互い変な馴れ合いをしないことが、相互理解への一番の道です」と述べており、それによって結果的に仲良くなった人もいるという[29]。
- 主義主張の是非に関わらず、個人的に好きな政治家として「パッション(情熱)を持っている人」「人間的なかわいらしさ」を挙げており、石原慎太郎、橋下徹、高村正彦、石破茂、辻元清美、ヒラリー・クリントンなどの名前を挙げている。湘南高等学校の先輩でもある石原慎太郎については「彼の韓国・朝鮮人への差別も女性憎悪も、私は思想的にまったく受け入れがたいもので、はっきり言ってそこは嫌いです」と批判しつつも、欲望の中に嘘偽りのない魂があり、人間的な魅力があると評している。政治家に関しては分析対象として観察することが面白いため、彼らと接点を持って話したり助言をすることはあるが、ロビー活動はしないと語っている[30]。
- デマ記事を流す出版物への規制と表現の自由について、三浦は出演した『ABEMA Prime』(AbemaTV)で「優先度として個人の名誉棄損や物理的脅迫とかはバンバン訴えて高額の賠償を取ればいい」とする一方で「出版物の表現の自由の場合だと、例えば保守速報を禁ずるならリテラも禁ずるべきですよね。デマ度合いは一緒なので。そこを規制できるかといった時に、表現の自由が出てくる。誰かが表現の自由をコントロールし始めるといろんな人がいろんな価値尺度を適用し始める。私は誤報があっただけで1つの新聞社を廃刊にすべきでないと思う。大変なデマ記事が飛び交っていて、今は1つ1つ選択的に訴えている状況。もちろん圧迫を掛けるやり方は意味のある活動だと思うが、圧迫を掛けている人の主張を100%飲むべきか?となると言論の自由を狭めることにもなる」と、保守速報やリテラの規制に否定的な見解を示した[31]。
- 自身のTwitterには、日々数えきれないほどの誹謗中傷コメントが寄せられるが、ブロックしているアカウントはほとんど無いという。「ブサイク」「死んだらいいんじゃないの」まではスルーするが、「死ね」「殺す」「枕営業」など書き込んだアカウントはミュートしており、1200人ほどミュートしているという。しかし、世の中を恨んで生きているような学者崩れなどが、複数アカウントを作ってターゲットにした相手を叩いて回っている場合もあり、実際に1200人いる訳ではないと語っている。三浦は「道端の犬の糞とか、タバコの吸い殻とか、そういうものを拾って怒ったり悲しんだりして捨ててあげる人もいるんでしょうけれど、不快になるものをわざわざ見なくてもいいと思うんですよね」と述べている[32][33]。また、SNSで誹謗中傷を受けていた女子プロレスラーの木村花が急死した件を受け、「テラスハウスの花さんが命を絶ったという。いじめで自殺を選んだ多くの人がいる。私だってそうなっていたかもしれない。中傷する人はそもそもどんな文脈においても正義なんかではない」「世に出ている人がどれだけの憎悪を浴びて日々生きているか考えてほしい。異様なメンタルになっていくのだ」と述べている[34]。
- 自身の発言が度々批判を受けることについて、「気にはする人だと思う、私自身は」としつつも「気にしたからといって、それで曲げるわけではないし、(他人から)好かれるために生きてるわけではない」と主張。「(自分のことを)知っている人に理解されていればいいと思うんですよね。そこがあるから、知らない方に何を言われても気にならないですね」と述べている[35][36]。
性被害[編集]
- 1995年(平成7年)、当時中学3年生の14歳だった三浦は、学校から帰宅途中に男たちが乗り込んだバンに引きずり込まれ、集団レイプ被害を受けている。しかし、家族を苦しめてしまうのではないか、噂が広まってしまうのではないか、逆に自分が責められてしまうのではないかと思い、被害経験を誰にも打ち明けられなかったという。当時は被害者側にも落ち度があったのではないかとする風潮が強く、「私の存在がいけなかったということ。要は生意気だったということだ」と自分にも非があったのではないかと考えるようになり、自分の中で消化するしかなかったという。高校に進学後は、急に意識を失って倒れたり自殺を考えることが多かったが、大学で出会った夫に事件を打ち明けたところ、黙って話を聞いて応援してくれたといい、「自分が大事な存在で、自分の意思を持って自由に行動していいんだっていう気持ちを育てることができた」と語っている。人生は時として不幸なことが起きてしまうが、大事なのは「その子の、その後の人生をどうやって幸せにしてあげるか」ということであり、もし我が子が被害にあったとしても、しっかり抱きしめて「私がついているから大丈夫」と語りかけることが大切であると述べている。三浦は、同じく性被害を受けた伊藤詩織が『Black Box』(文藝春秋)を出版した際には、自身も性被害の当事者であることはあえて伏せて推薦文を書いて応援していた[37][38][39][40][41]。
- この性被害の経験は、2019年5月に出版された自叙伝『孤独の意味も、女であることの味わいも』(新潮社)で綴られたものであるが、一般人(特に年配層)やメディアから多くの反響があったという。また、男性の友人たちも真摯に読み、女性問題に対する考え方を改めた人が多かったという。一方で、フェミニストたちの感想も聞きたかったが、ほとんど反応が無かったと語っている。それどころか、当時警察や母親にも相談できず、ひとりで悩み過ごしたという記述を取り上げてバッシングする教育者までいたという。この件は、茂木健一郎もラジオ番組で「いわゆるフェミニストの方々って言うのかな、そちらからの反応が薄かったなって思うんですけど、あれはなんでなの?」と疑問を呈しており、「人間の魂の一番深いところから出てきたような言葉に反応できない世間や、言論界って何なんだろうって思うよね」と語った[36][42][43][44]。
- 事件に巻き込まれたことで、この世には絶対的な“悪”や“悪意”が存在していることを初めて理解したとし、現在の自身のSNSでの振舞い方にも影響しているという。“社会善”を標榜している人たちの中にも「人をねじ伏せたい」「生意気な女を罰したい」という感覚を持っている人がおり、そのような“悪”からは離れるべきであるとしている。三浦は乙武洋匡との共著の中で「会ったこともないのに、そしておそらく本を一冊最後まで読んだことがないだろうに、相手を憎むという行為そのものが理解できないですね。関わってろくなことがないに違いないと思います」と話している[44]。
家族の死[編集]
- 2010年(平成22年)4月下旬、自然分娩で長女を死産している。22週を超えたところで、27cm、410gという小ささであった。通夜の晩、夫に隠れて独りで声を上げて泣き明かし、娘を火葬して遺骨を家に連れて帰った後は、日常生活に戻ることが困難であったといい、同じく子供を亡くした母親たちのインターネット掲示板やベビー用品のウェブサイトを見て数時間過ごす日々が続いたという。また、早く仕事復帰しなければならない夫との間で生じる精神の回復のタイムラグも、三浦の心を苦しめたという。シビリアンコントロールについて研究した博士論文を書き上げた直後の出来事であったが、後に自身のコラムで「彼女の死が無ければ、私の処女作はもっと痛みを伴わない、賢しらげなものだったかも知れない」と語っている[39][45]。
- チワワを3匹飼っていたが、1匹は病死し、もう1匹は軽井沢で迷子になり行方が分からなくなってしまった。当時、雑誌に連載していたコラムで「ちいさな頭で何を考え家出したのかはわかならいが、見つけてやらなければ私は保護者失格だ」「ごめんね、ママが見つけてあげられなくて」と書き綴ったが、のちに振り返ってみて「あれは書いておいてよかった」と思ったといい、ペットを亡くした経験はなかなか乗り越えられず他人に理解されにくい話ではあるが、無かったことにせずどこかに書き留めておくだけでも自分の癒しになると述べている[46]。
評価[編集]
小林よしのりとの関係については、「小林よしのりの関連人物#知人」も参照
- 『産経新聞』は三浦を、明快な論旨の鋭さと、美人と評判の容姿と、自信あふれる若手にありがちな「ちょっと上から目線の物言い」が注目を集めていると評している[47]。
- 『デイリー新潮』は「テレビでストレートに、時には冷徹に持論を述べる論客、というイメージが強いかもしれない」「ファンはもちろんアンチにとってもその言動は気になるところのようでテレビでの発言は頻繁にネットニュースでも取り上げられている」としている[48]。
- ライターの中川淳一郎は「(三浦は)別にネトウヨでも何でもないのだが、『リベラル』を名乗る皆様方からは『ネトウヨ』『極右』認定を受けている」と述べている[49]。
- フェミニストの北原みのりは「三浦の話し方を真似すると“オジサン社会”での受けが良い」とし「会社で疎まれる傾向のある女性の皆さん、試してみてください。」などと茶化し[50]、「絶対に自分は間違えないという傲慢と、媚のちぐはぐさは、この国の超高学歴女性に時々見うけられる幼稚な全能感に見える。」「ネトウヨ国家とは、とても相性がいいのだろう。」と評した[51]。また、「三浦式話法」として「まず顎を引き、首を傾け、上目遣いで相手をじっと見つめることからはじまる。語る時も同様、首を傾げたまま、斜め下から目力強めに、でも口元には笑みを忘れず、かといってそれは媚ではなく寛容と不敵さを絶妙に混ぜること。そして発言する時も、自分の意見をまず述べない。まずは『◯◯さんが仰ることはごもっともなんです』と肯定した上で、『◯◯さんが仰るのは、こういうことですよね』と頼まれてもいないのに解説をし、それから『ただ私が申し上げたいのは2点です』と論点の数を言ってから意見を言う」と概括した。ウェブマガジンの『wezzy』は、女性論客がオジサン社会でウケるために不当な立ち振る舞いを求められる問題を考察しつつも、「三浦氏への批判の中で、常々気になっている点がある。それが三浦氏の容姿や仕草を揶揄するような言説だ」「三浦氏がメディアで重宝されることの理由として、あるいは彼女を批判する際に、容姿や仕草を取り上げることは、セクシズムに他ならないのだ。たとえ彼女の主張に同意できないとしても、このような言動を行うことは望ましいことではない」と主張した[52]。
- 政治家の田中康夫は「名誉白人なオランダ人形 三浦瑠麗ちゃままとめサイト」と題したサイトを立ち上げ、三浦に対する批判を行っている[53]。
- 弁護士の倉持麟太郎は三浦の議論を「論争誘発的・挑発的・刺激的」であるとし「現代であそこまでタイマンはりまっせ型の論客は珍しいのではないか」と評した[54]。
- 乙武洋匡は、三浦と会って話した際にメディアから受ける印象とギャップがあったといい、「いろいろな論者の方の意見を聞いていくと、今って右なら右、左なら左に振り切った方が、ハッキリ言って商売になることがわかってくるんです。威勢のいいことを言っていれば、お仲間が盛り上げてくれて、本も買ってくれたりするし、ぶっちゃけテレビだって出やすくなる。だからあえてどっちかに振り切る方が多いんです」「そう思った時に、三浦さんの分析やご意見は、ご本人がバランスをとろうとしているかどうかはわからないけれど、とてもバランスがよくて、さまざまな視点に目配りがされた総合的な意見だな、と思えたんです」と述べている。一方で同じ内容の発言を60代の男性が言えば受け入れられるところを、30代の女性が話していることで見る側にバイアスがかかってしまい、キツい印象を持たれたり、素直に受け取ってもらえなかったりするのではと分析している[29]。
政治的思想[編集]
アメリカ大統領選挙[編集]
2016年アメリカ合衆国大統領選挙では、多くのメディアや有識者がドナルド・トランプを泡沫候補として扱いヒラリー・クリントンを支持していた中で、三浦はかねてよりトランプの大統領当選の可能性について検討しており、(日本時間)投票5日前の11月4日収録の『橋下×羽鳥の番組』でも「トランプの可能性は全然捨てきれない。開けてびっくりの可能性はある。隠れトランプは相当居て、貧民がトランプを支持していると新聞でも言ってたけどそんなことはない」と述べている[55]。また、ヘイトを煽るトランプ旋風が危険ではないとは言えないとしつつも「トランプ現象とは、その本質において、保守的なレトリックで中道の経済政策を語ることなのです。それによって、伝統的な共和党支持層を取り込みつつ、新しい有権者の獲得に成功したわけです。辻褄が合わないところも、一貫性がないところもあるけれど、保守的なのはレトリックであって政策ではありません。エリートのほとんどは、この点をいまだに理解していません」と述べている[56]。
平和のための徴兵制[編集]
処女作『シビリアンの戦争』では、文民が軍人の反対を押し切って行う攻撃的な戦争が近現代の民主主義国に多数みられることを指摘し、軍人が暴走し市民は平和的であるという前提は必ずしもあたらないとした。そこで『文藝春秋SPECIAL』での記事や著書『21世紀の戦争と平和』では「平和のための徴兵制」を導入することを提案している。なお、日本では左派からの反発が大きいが、徴兵制はアメリカやフランスではリベラルな政党や知識人が提唱している政策だという。第二次世界大戦後、アメリカ、イギリス、フランスなどの豊かな民主国家が起こしてきた主要な戦争のほとんどが、「血を流す兵士と異なりコストを意識しにくいは政権と国民が民主的に選んだ戦争」であり、それに対する処方箋は、「血のコスト」を一般市民にも平等に負担させることで正義感や感情論に基づく安易な開戦を踏みとどまらせることである、としている。
先進国の政権が民意に支持されて、自分たちより力の劣る国に対し軍事介入を決断する場合、核抑止や国際法だけでは防げないことを歴史は示している。核抑止は核保有国間の戦争を封じることにしか繋がっておらず、主権国家が欲すれば、国際法は自国に有利なように運用解釈することで事実上回避できてしまう。こうした第二次世界大戦後に頻発している小中規模の戦争の抑止が現在取り組まなければいけない平和への課題であり、そのような戦争を防ぐためには軍が暴走しないようにシビリアンコントロールすることよりも、実は血のコストを忘れ、時に好戦的になるシビリアン自体をコントロールすることの方が重要である、としている。実際に民主化以降も徴兵制を導入しているイスラエルや韓国では、突発的に戦争が起きれば自らの命や家族の命が危険に晒されることから、国民が常に戦争に対してリアルや責任を感じており、戦争や敵国に対して非常に抑制的であるとしている。自ら戦争に行くことのない国民が志願兵の派遣を判断していては戦争のコストは国民には実感されず、結果としてイラク戦争のような現場で血を流している軍事関係者の反対を押し切った安易な戦争が繰り返されてしまうと主張している。
三浦が著書で提唱しているのは、5歳から75歳未満までの市民に災害対応を想定した義務的訓練を年に1回持ち回りで実施するという案である。これが5歳区切りで招集されれば、5年に1度、自分の番が回ってくることになる。訓練に参加した者には適切な経済的対価を支払い、健康その他の事情によって猶予や免除は認めるべきであるとしている。これは災害への備えとして役立つとともに、ある種の徴兵的な役割を持っているとしている。なお、自分の子供は徴兵させないのではないかというネットの言説については「事実ではありません」と否定している[57]。
一方で、戦争をするための目的で徴兵制を導入することには反対であり、平和安全法制の議論で民主党から徴兵制の可能性を示唆するパンフレットが作られたことに対して「悲しかった」と述べている[58]。
核武装[編集]
以下は文藝春秋SPECIAL 2015季刊秋号の本人筆「ヒロシマ・ナガサキ 核抑止の原点」より
日本の核武装については、潜在的な可能性を放棄することはできないとしても、現段階で核開発に向けて舵を切ることは正当化できず、逆に日本にとって多くのものを危険に晒すことになるのではないか、として反対の立場をとっている。第二次世界大戦後の70年間、小国の紛争や大国の軍事介入があったとはいえ、大国間での世界大戦が行われなかったのは核兵器による抑止力があったおかげであり、核保有国に核の使用を踏み留まらせたのは広島と長崎の犠牲があったからだとした。
もちろん人間は一度手にした武器は捨てることはできないので、核兵器そのものを無くすことは難しいが、逆説的に言えば核兵器の非人道性を強調し続けることによって核抑止の信憑性が高まり、結果的に核を保有する国が存在しながらも核が使われずに済むことになる。また、世界に核保有国が増えてしまえば、1国のみの安全保障は高まるとしても国際社会全体の安全保障は下がってしまうため、技術的に核を持てる非核保有国に核武装させないためには、核保有国が責任を持って振舞い、核の傘に入れることで非核保有国が自国の安全保障を不安視する必要がないということを示さなければならない。このように人類と核兵器が共存しながら平和を維持するためには、核保有国が基本的に核の傘に入っている非核保有国に対して核兵器を使わないという約束をし、また核戦争を引き起こさないよう責任ある行動をとって初めて国際社会全体に核抑止が成り立つ。そのような中で日本に課せられた役目としては、アメリカの核の傘に入っているという偽善的な立場にいながらも、世界唯一の被爆国というブランドを使って核不拡散外交をすることであり、必要な偽善であると主張している。
仮に日本が核武装すれば、唯一の被爆国として築き上げてきたブランドは大きく毀損してしまう。中国は妨害工作を展開することが予想されるし、原子力政策を持続させるために各国と新たな取決めが必要になるし、エネルギー政策にも経済政策にも波及してしまう。さらに、これまで核武装できる技術を持ちながらも核開発してこなかった東アジア地域の非核保有国の間で次々と核ドミノが起きてしまい、短期的に東アジア地域の安定は損なわれる可能性があるなど、日本の核武装によるデメリットは大きい。日本が核を持つことになるのは、中国の軍拡と好戦的政策、あるいは北朝鮮の冒険主義に対して、アメリカが自ら核攻撃を受けるリスクを負っても日本に対する防衛義務を果たしてくれることが怪しくなった場合であり、すなわち日米同盟の信頼が低下すれば、日本は核保有国の中国に通常兵器だけで対抗不可能なため核を持たざるを得なくなってしまう、としている[59]。
北朝鮮核危機が進行するさなか、アメリカのトランプ政権による同盟国軽視が同盟の信頼性を低下させ、日韓の危機意識の増大を招いているとし、「さらに日本と韓国が独自の核抑止力を持つことすら必要になるかもしれない。日本でも韓国でも、核攻撃能力の開発は長年タブーとされてきたが、それを容認する声は着実に増している」、「核攻撃能力は、日本と韓国が独自に抑止力を持つために必要だろう。さらに重要なことに、それによってアメリカから有意義な行動を引き出せる可能性もある」と、このまま日韓両国が見捨てられる懸念を抱えれば独自核武装に流れるかもしれないとアメリカに対し警鐘を鳴らしている[60]。
集団的自衛権[編集]
安倍政権による集団的自衛権の行使容認については、冷戦中の非同盟諸国的な立場ならいざ知らず、現代の東アジアにおいて日本にアメリカとの同盟以外の選択肢があるようには思えず、さらに現代の民主主義国間の軍事同盟が当たり前に相互防衛を想定している以上、日米安全保障条約に明記されてないとはいえ、日本が集団的自衛権の行使できることは当然可能と考えるべき、としている。その上で、どのような場合に実際に武力を行使すべきかについては、今の国際社会のコンセンサスよりも相当保守的であるべき、としている。もちろん、この主張が戦後日米間の「防衛と基地との交換」という伝統にも反しているとはいえ、軍事的に中国が台頭し、極東地域におけるアメリカとの軍事バランスが崩れることが現実味を帯びてきた以上、日本はある程度補完する必要性があると主張している。
また、三浦は日本社会の安全保障に対する姿勢を批判している。世界の殺戮の連鎖を止めて平和を維持するためには軍隊や武器というものが必要であること、その軍隊を担うのは兵士という生身の人間であり、それには犠牲が伴うということに国民はずっと目を背けており、伝統的に憲法学者の違憲論に依存してしまう甘えの構造が問題であると指摘している。憲法違反の自衛隊を保持するという解釈変更は認めておきながら、集団的自衛権を行使する解釈変更に対してだけ「どうどうと憲法を改正すべき」という主張する人々の本音には、立憲主義を方便とした現状維持の精神がみてとれ、民主主義に対する軽視が潜んでいると指摘している。民主主義の仕組みの中で少数者の利益が害されないように最大限工夫してから立憲主義は持ち出されるべきものであって、国家観や安全保障観をめぐるイデオロギー的な争いの錦の御旗として使われるべきものではないと主張している。
さらに、田原総一朗や山本太郎が指摘している「安倍政権はアメリカの知日派であるリチャード・アーミテージ元国務副長官とジョセフ・ナイ元国務次官補を中心とした外交・安全保障研究グループが『日本への提言』として作成した『アーミテージ・ナイレポート』に書かれてあることをそのまま実行しており、平和安全法制は正にアメリカ政府の言いなりになって作られた法律なのではないか」という疑念に対しては、アーミテージ・ナイレポート自体は必ずしもアメリカ政府の意見そのものではなく、同レポートはあくまでアメリカの軍産複合体の意思にすぎないという見解を示した。これを受けて田原は「安倍政権は『アメリカの意向だ』と言いながらも、アーミテージ・ナイレポートをうまく利用して、やりたいことを進めているという見方もできる」と安倍政権や安保法制に対する自身の分析を修正している[要出典][61][62]。
発言・騒動[編集]
森友学園「人が死ぬほどの問題じゃない」発言[編集]
森友学園問題について、国有地売却を担当した財務省近畿財務局職員の自殺が報じられたことを受け、2018年3月9日、三浦は自身のTwitterに「痛ましいことです。書き換えなどの真相を明らかにすべきとは思いますが、誰かが自らの命を絶つことはありません。不祥事だからといって自殺しなければならないほどのことなんて世の中にはないのです」と投稿。その直後に出演した『みんなのニュース』(フジテレビ)でも「最初は本当に小さな事件から始まったことが人死にを出したということですけれど、私がやっぱり気になるのは、書き換えに関しては明確な答弁はしていないんですね。そうした時に、本当に官僚としてはしっかり事実を出すと。出すところは出したうえで、責任者は処分する部分は処分するかもしれませんけれども、本当にこの問題というのは、人が死ぬほどの問題じゃないんですよ。ということを、みなさんに対してお伝えしたいなと思います」とコメントした。
しかし、元朝日新聞・特別編集委員の冨永格が「死ぬほどの問題じゃない」の部分を取り上げ、「ほかに言いようがある。ご遺族の前で同じこと言える?」とツイート。投稿が拡散され、賛否両論の大炎上となった。これに対し三浦が「この元記者の方が、フジテレビでの発言を悪意ある切り取りにしてデマを拡散しているようですが、財務省は過ちがあるのなら出して明らかにした方がいい。そもそも人が死ななければならないような問題ではないとコメントしていました。悪意を拡散し続けるようならば通報します」と反論。富永は「三浦さんへの悪意はありません。感じたままをツイートしただけです」と返信するも、三浦は「発言のどこに共感しなかったのですか。財務省が明らかにすべき、という点ですか、それともこれは人が死ぬべき問題だとでも思うのですか」と再び反論。「そもそも私のツイッターを見れば、いかなる不祥事でも死ぬに値する問題などないと事前にツイートしているのが見えますよね。立派な新聞の元記者の方ですよね」と続けた。富永は「返信ありがとうございます。現実に亡くなっている方がいらっしゃるのに、人が死ぬほどの問題ではないと仰ったことへの違和感です。どんな不祥事でも死に値するものはないという一般論には同意しますが、個々の人間はもっと脆いものだと思います」と主張した。
この騒動について三浦は『文春オンライン』のインタビューで「全文をお聞きいただければ分かると思うのですが、『財務省は、早く改ざんを認めて謝罪しようよ』ということを官僚のみなさんに伝えたかったんです。『早くごめんなさいをしないと、現場で弱い立場に置かれている人が追い詰められてしまうよ。この不祥事は人が死ななければいけないような問題ではないのに』という意味でした。どこかで隠ぺいをストップしないと」「『不祥事があったとしても、きちんと事実を明らかにすれば、人が命を絶つ必要なんてまったくないのだ』という意味で発言した」と答えており、曲解した人たちから「三浦は人の痛みがわからないのか」「人間の心を持たない冷酷な女だ」「お前の子どもも死んでみろ」などと誹謗中傷が寄せられたという[63][64][65]。
スリーパーセル発言[編集]
2018年2月11日、『ワイドナショー』(フジテレビ)において、朝鮮半島をテーマに米朝開戦の可能性について議論の最中に、三浦が「実際に戦争が始まったら、テロリストが仮に金正恩さんが殺されてもスリーパーセルと言われて、指導者が殺されたのが分かったらもう一切外部との連絡を絶って都市で動き始める(中略)テロリスト分子がいるわけです。それがソウルでも、東京でも、大阪でも、今結構大阪ヤバいと言われていて…(中略)というのはいざという時のバックアッププランですよ。でそうしたら、首都攻撃するよりは、正直、他の大都市が狙われる可能性もある」「“東京じゃないから”と安心はできない、というのがあるので。正直、我々としては核だろうが、戦争して欲しくないですよ、アメリカと」と、実際に米朝開戦になった場合のリスクを指摘した[66][67]。これに対しスリーパーセルの存在や大阪を事例に出した根拠を求める声が相次いだため、のちに三浦は自身のブログにおいて、「政治家や官僚との勉強会や、非公表と前提とする有識者との会合から得ている情報もあるので、すべての情報源を明らかにすることはできません」としつつも、スリーパーセルの存在について『デイリーメール』で韓国の情報源に基づく記事が過去に報じられていることや[68]、テロ対象に大阪を例示した理由について、「全面戦争を避けるため」と記し、首都以外の大都市が狙われた実例として辛光洙による拉致事件やアメリカ同時多発テロ事件や平成元年及び平成29年警察白書の記述を引き合いに反論した[69]。
評論家の古谷経衡は、拉致事件後、公安調査庁の朝鮮総連及びそれに類する組織への監視体制が強化され、捜査能力が日々進歩していること、公安の調査報告書[70] にスリーパーセルへの言及が一切ないこと、三浦が大阪にスリーパーセルが存在する根拠として提示しているタブロイド紙の信憑性[68] や当該タブロイド紙が大阪に言及していない点、三浦が反論材料において諜報活動者とテロリズムを実行する破壊活動者を混同している[71] 点を批判した[72]。一方、ジャーナリストの佐々木俊尚は、北朝鮮の暗号放送再開のニュースは三浦が引用した『デイリーメール』だけでなくロイターやBBC、『ニューヨークタイムズ』でも報じられていること、さらに『デイリーメール』からの引用を批判している人が『リテラ』や『日刊ゲンダイ』を日頃ソースにしているのはダブルスタンダードであること、そもそも情報番組で話す際に情報源として使用して良い媒体を誰かが決めるべきことなのかについて指摘した[73]。また、大阪という地名を挙げたことで「在日コリアンへの差別・偏見を助長するのではないか」という批判がSNSで広がったことについて、元LINE上級執行役員の田端信太郎が「在日=北朝鮮の工作員なんて、一言も、三浦さんは言ってないでしょうが。それを連想ゲームで勝手につなげてるほうがよっぽど偏見であり、ヘイトだよ」と意見し、三浦も『ハフィントンポスト』の取材で「私は番組中、在日コリアンがテロリストだなんて言っていません。逆にそういう見方を思いついてしまう人こそ差別主義者だと思います」と反論した[74][75]。また、2月26日には北朝鮮メディアの『朝鮮中央通信』が「アベ一味はミウラらを押し立てて、北朝鮮の暗殺部隊が日本でテロを起こすという世論を流し、朝鮮総連弾圧をヒステリックに強行した」と三浦を名指しで批判した。これに対し三浦は「ちょっと怖い体験」としつつも、「やっぱり彼らは日本という国を読み切れていないんだなと思いましたね。権威主義体制なので民主国家の言論の自由を理解できない。全てを上からの指令として見てしまう」と反論した[76][77]。
一方、元外交官の岡本行夫は「公安に詳しい人々の間ではスリーパーが存在することは常識です。拉致の目的だって北朝鮮のスパイが日本人になりすますためだったと、金正日氏自身が日朝首脳会談で言ったじゃないですか」と発言[78]。さらに、元韓国国防省北朝鮮情報分析官の高永チョルも、「スリーパーセルは直訳すると『潜伏細胞』。日本には200人くらい潜伏している可能性があります。年齢は40~50代が中心で女性は1、2割ほど」と発言。ただし、彼らは暗殺専門ではないとするも武器を所持しており、金正男暗殺に使った毒ガスのほかサイレンサー付きの拳銃、ライフル銃を隠しているといい、「射撃や爆弾製造にたけたエリート」「日本の公安も彼らの一部を『要注意人物』として把握し、リストを作成しているはずです」と述べている[79]。その他、複数回訪朝し現地の様子を撮影している写真家の初沢亜利は、関西の朝鮮総連関係者数名にスリーパーセルについて聞いたところ「スリーパーセル自体はいる可能性はあるんじゃないか。スパイは朝鮮に限らないけど」との反応があったと述べている[80]。元読売新聞の記者である新田哲史は2007年1月19日付の『読売新聞』朝刊に「日本に長年潜入中の休眠工作員(スリーパー)もいる。政府関係者によると、阪神大震災の時、ある被災地の瓦礫(がれき)から、工作員のものと見られる迫撃砲などの武器が発見されたという。」という報道がされていることを紹介している。
三浦は後にこの騒動を振り返って「言葉の選び方についての反省はあります。『ヤバい』っていう軽い表現は使わないほうがよかったとか、『大阪』ではなく『大都市』って言えばよかったとか、『スリーパーセル』というカタカナ語を使わずに『工作員』と言えばよかったとか。でも、スリーパーセルの懸念について発言したこと自体は全く後悔してないです」と述べており、スタジオで松本人志らが北朝鮮に対するアメリカの先制攻撃も仕方がないのかと思いかけていると感じたからこそ、安易な開戦に踏み切れば報復を受ける可能性もあることを指摘したとしている。また、あの時に炎上したからといって「私は差別を助長しました」と謝った場合、今後スリーパーセルの存在について語ることは差別を助長することと見なされてしまうため、絶対に折れなかったと語っている[65]。
Amazonプライム解約運動[編集]
2020年7月31日に公開されたAmazonプライム・ビデオの新CMに三浦が出演した。8月9日にゲスト出演した『ワイドナショー』(フジテレビ)では、松本人志から「ちょっと女優さんしてる」。東野幸治から「えらい口広げてはりましたね」。T.M.Revolutionの西川貴教からも「笑顔がすてきでした」といじられ、三浦は「日常はこっちなんです」と照れ笑いした。実はこれまでもCMの出演依頼はあったが「(1つの)会社を宣伝するのはどうか」という考えから、出演を断っていたという。しかし、「(自身が代表を務めるシンクタンクの)調査結果を無償でお出ししてるので、ビジネスモデルとして私が何かお金を稼がないと(会社が)メディア的な活動ができない」と出演を決めた理由を明かした[81][82]。
ところが8月17日の早朝からTwitterで『#Amazonプライム解約運動』とタグが付いた投稿が出回り、「Amazonがネトウヨタレントを広告塔に起用」「『戦争したくないならお年寄りと女性に徴兵制を導入すべき』こんなことを主張される方がCMのキャラなんですか?」「不買運動は欧米でも日常的にある民主的社会参加の方法」「Amazonプライムだけでなく本体のAmazonも不買対象にすべき」「不買が起こるのは当然じゃないんですか?イメージが悪い人を使えばこうなるというだけ」という書き込みと共に解約を報告するアカウントが相次いだ。
これに対し茂木健一郎は自身のTwitterで「このハッシュタグはおかしい」「三浦瑠麗さんは自分できちんと考える方。立場が少しでも違うと拒絶というのは人間としてどうか」と猛反発。また、YouTubeチャンネルに投稿した動画でも「徴兵制は批判しやすいけど、日本の安全保障を考える上で攻撃するのはそこじゃない。攻撃するところは別にあると思う」と述べた[83][84]。また、同日に放送された『ABEMA Prime』(Abema TV)でも、この騒動を特集。カンニング竹山は「僕は不買運動というものが大っ嫌い。嫌いなら自分が商品を買わなきゃいいだけで、呼びかけて“運動”にするのはなぜ?と思う」とした上で、「三浦さんについても、好きな人もいれば嫌いな人もいるだろう。今回、“徴兵制”という言葉が強いので独り歩きしているが、前後をちゃんと読みました?言っていることは理解できてる?という問題もある。是か非か、必要かどうか、著書などを読んで理解し、議論する中で見えてくることもあるわけだから、そのきっかけになればいい」と主張。ギャルユニットで活動しているあおちゃんぺも「私はこういう運動が起こる度に、仲間を作ろうとするのを見て、“集団になるのはダサい”と思う。自分が思ったことなら一人で実行すればいいのに。そして、アマゾンジャパンが“今後の制作に反映します”と回答しているが、そのまま反映させてCMの放送をやめてしまえば、運動に賛同すれば嫌いな人を下ろすことができるんだ、ということになってしまう」と批判した。ジャーナリストの堀潤は「三浦さんは右的な目線、左的な目線も踏まえ、“現実路線で言うとここですよね”というお話をされる方。だから発言の一部だけを見ると“そっち側”に見えるということもある。そして、その説明の中に分かりやすい単語がポンポンと入ってくるので前後をちゃんと聞けばわかるが、やはり“え?徴兵制?”とパッと反応してしまうことになる」と指摘。「“徴兵制”という言葉についても、すぐに太平洋戦争や独裁政権などを想起してしまって、その言葉の奥行き、イメージのバリエーションが乏しい部分があると思う。不買運動ではなく真っ向から徴兵制の是非についてTwitter上で議論を仕掛ければ良かったのになと思うし、0か100か、白か黒か、右か左かといったインターネット上でのコミュニケーションはそろそろ卒業したほうがいいと思う」と訴えた。就活サイトの「ワンキャリア」を運営している北野唯我は「会社を経営している身からすると、不買運動をされたら“もうやめたほうがいいな”と計算してしまうと思うし、政治的主張をしない人を起用した方がいいという考えにもつながってしまうと思う。しかし、それでは日本の言論は進歩しないと思う。その意味では、この不買運動はクールじゃないと思うし、AmazonにはCMをやめないでほしいと思う」と主張した[85]。元朝日新聞記者でBuzzFeed Japan記者の神庭亮介は、三浦の徴兵制論には賛同しないとしつつも「抗議の手段として共感できない」と話し、「まず思い出したのは、2010年代の初頭にあった“嫌韓デモ”。この時、わざわざCMのスポンサー企業にデモをかける、凸するということが行われたが、似たような空気を感じる。自分と同じ考えの芸能人に対しては、この前の検察庁法改正案への抗議のように『よく言った』と褒めそやす一方、少しでも気に入らない人には、お金を出している企業側に働きかけて間接的に圧力をかけるようなやり方をする。清々しくない」と批判。また、今回は主に左派が不買運動を行ったが、「(右派に)同じことをやられた時に何も言い返せないのではないか」とブーメランになって返ってくることを指摘。「政治や主義主張を打ち出すと叩かれるとなれば、スポンサー企業は無色透明で物言わぬタレントばかりを起用するようになる。三浦さんは芸能人ではないので判断が難しいが、こうした不買運動が横行する風潮は息苦しい。テレビに出ている人たちにも様々な思想信条や信仰がある。自分の主張と完全に一致することを求めるなら、自撮り動画ぐらいしか見られなくなる」「徴兵制の導入や核武装を訴える有名人はほかにもいるが、番組やスポンサーへの抗議があったとは聞かない。叩きやすい時に叩きやすい人を叩くやり方はどうなのか」「(毎日のように炎上騒動が起きるが)まるで怒りの日替わり定食のようだ。まず最初に怒りがあり、その感情を発散するための対象を血眼で探している気さえする」と、絶えず怒りの矛先を探すようなネットの状況に警鐘を鳴らした[86]。8月19日放送の『飯田浩司のOK! Cozy up!』(ニッポン放送)でも、ゲスト出演したジャーナリストの佐々木俊尚がこの騒動を取り上げ、「三浦さんの主張に対しては、是も非もあると思います。ただ、三浦さんは犯罪者でもなければヘイトスピーチをしているわけでもないので、それに対してキャンセル・カルチャーの運動(自分たちと思想が違う人物の出版物や出演作品をボイコットしたり、その人物を社会から抹殺させる運動)を引き起こすのは言論封殺であり、多様性を失うと思います」「リベラリズムの定義は、一体何だったのでしょう」と批判した[87]。『AERA』2020年9月14日号でもこの騒動が記事となり、元毎日新聞記者でBuzzFeed Japan記者の石戸諭が「三浦氏の起用に抗議して自分が解約するのは自由ですが、『一緒にやろうぜ』と徒党を組むのは、いじめに加担するようなもの。右派、左派問わず、自分が気に入らないという理由であまりにも気楽な運動が横行しています」とAERAの取材に答えた[88]。
その後、CMは8月18日までにAmazonのYouTubeチャンネルから削除された。ネットでは「一連の不買運動がCM動画削除に影響を与えた」「三浦氏が出演しているCMが不快だと訴えるユーザーに対し、Amazonプライムが300円のお詫びクーポン券を発送している」などのデマが拡散されたが、これに対しAmazonのPR担当者は「本CMはもとより期間限定のCMだったため、放映期間は終了しております」「クーポンに関して現在そのような事実はございません」と否定した[89]。
著書[編集]
- 単著
- 『シビリアンの戦争 ―デモクラシーが攻撃的になるとき―』(2012年10月、岩波書店)ISBN 978-4-00-025864-7
- 『日本に絶望している人のための政治入門』(2015年2月、文春新書)ISBN 978-4-16-661010-5
- 『「トランプ時代」の新世界秩序』(2017年1月、潮新書)ISBN 978-4-267-02076-6
- 『あなたに伝えたい政治の話』(2018年10月、文春新書)
- 『21世紀の戦争と平和 ―徴兵制はなぜ再び必要とされているのか―』(2019年1月、新潮社)ISBN 978-4103522515
- 『孤独の意味も、女であることの味わいも』(2019年5月、新潮社)ISBN 978-4103522522
- 『私の考え』(2020年4月、新潮社)ISBN 978-4106108563
- 共著
- 石津朋之・永末聡・塚本勝也編著『戦略原論 ―軍事と平和のグランド・ストラテジー―』(2010年5月、日本経済新聞出版社)ISBN 978-4-532-13385-6 - 第7章「政軍関係」を執筆
- 鵜飼哲・椹木野衣・若松英輔ほか編著『戦争思想 2015』(2015年6月、河出書房新社)ISBN 978-4-309-24714-4 - 「戦争と平和と日本人」を執筆
- 『国家の矛盾』(2017年2月、新潮新書)ISBN 978-4-10-610703-0 高村正彦と
- 『国民国家のリアリズム』(2017年9月、角川新書) ISBN 978-4040821696 猪瀬直樹と
- 『政治を選ぶ力』(2019年6月、文春新書)ISBN 978-4166612192 橋下徹と
- 『それでも、逃げない』(2019年12月、文春新書)978-4166612437 乙武洋匡と
論文[編集]
- 「政軍関係理論をめぐる一考察」(戦略研究学会『年報戦略研究』3号、2005年12月)
- 「滅びゆく運命(さだめ)?―政軍関係理論史」(『レヴァイアサン』46号、2010年4月)
- 「学界展望 国際政治」(国家学会『国家学会雑誌』127巻1・2号、2014年2月)[90]
連載[編集]
- 世界への扉(潮)
- ニッポン新潮流〈政治外交〉(Voice)
- FNNプライムオンライン(フジテレビジョン)
- 論座(朝日新聞社)
- 時流を読み時代を探る (自警)
- シティリビング
- 北風抄(北國新聞)
- 優しさで読み解く国際政治(Domani)
出演[編集]
テレビ[編集]
- 新世代が解く!ニッポンのジレンマ(2015年 - 、NHK総合)
- 朝まで生テレビ!(2015年 - 、テレビ朝日)
- ニュースザップ(BSスカパー!)
- BSフジLIVE プライムニュース(2015年 - 、BSフジ)
- みんなのニュース(2017年10月5日以降2018年3月まで木・金コメンテーター、フジテレビ)
- NEWS WEB(NHK総合)
- 深層NEWS(2015年 - 、BS日テレ)
- 英雄たちの選択(2015年、NHK BSプレミアム)
- 平民宰相 原敬(2015年5月7日)
- 藤田嗣治“アッツ島玉砕”の真実(2015年12月17日)
- NHKスペシャル(2016年 - 、NHK総合)
- 大予測! 2016世界はどうなる?(2016年1月1日)
- 私たちのこれから #超少子化 安心子育ての処方せん(2016年2月20日)
- トランプのアメリカ 世界はどうなる? (2017年1月1日)
- BS朝日 新春討論スペシャル (2016年- BS朝日)
- ボクらの時代(2016年3月13日、フジテレビ) 津田大介×三浦瑠麗×古市憲寿
- ビートたけしのTVタックル(2016年 - 、テレビ朝日)
- 新報道2001(2016年 - 、フジテレビ)
- スーパーJチャンネル(2016年- テレビ朝日)
- 橋下×羽鳥の番組(2016年-2017年 テレビ朝日)
- 橋下徹過去の問題発言を糾弾SP!(2016年10月17日)
- 日本の3大問題を徹底討論SP(2016年11月7日)
- トランプ大統領で日本が危ない?SP(2016年11月21日)
- 橋下×羽鳥の道徳塾(2017年1月9日)
- トランプ大統領は大丈夫?SP(2017年2月20日)
- トランプ大統領のシリア攻撃の影響を徹底検証SP(2017年4月17日)
- 何でそんな事を言ったの?まさかの失言・暴言検証SP(2017年5月8日)
- コメンテーターNo.1決定戦(2017年7月31日)
- 田村淳の訊きたい放題(2016年10月22日、2017年1月7日、TOKYO MX)
- BS1スペシャル(2016年、NHK BS1)
- 変貌するアメリカ ~2016米大統領選を読み解く~(2016年11月3日)
- ザ・プロファイラー(2016年、NHK BSプレミアム)
- 大統領の栄光と挫折~リチャード・ニクソン~(2016年11月3日)
- 真相報道バンキシャ!(2016年11月13日、日本テレビ)
- 日曜討論(2016年 - 、NHK総合)
- トランプ氏“外交デビュー”世界はどうなる(2016年11月20日)
- 徹底分析 日米首脳会談(2017年2月12日)
- 激論!クロスファイア(2017年 - 、BS朝日)
- 石破茂議員に聞く!米トランプ政権誕生で日米同盟はどうなる?(2017年1月14日)
- 日経スペシャル 未来世紀ジパング〜沸騰現場の経済学〜(2017年、テレビ東京)
- “トランプ政権”誕生目前! メキシコが大ピンチ(2017年1月16日)
- 報道ステーション(2017年1月24日、テレビ朝日)
- 週刊ニュース深読み(2017年2月10日、NHK総合)
- ワイドナショー(2017年4月16日 - (不定期出演)、フジテレビ)
- ユアタイム(2017年4月27日・5月17日、フジテレビ)
- サンデーステーション(2017年4月30日・5月28日・7月30日、テレビ朝日)
- モーニングショー(2017年5月10日、テレビ朝日)
- はい!テレビ朝日です(2017年6月4日、テレビ朝日)
- NEWS23(2017年6月15日、TBS)
- Mr.サンデー(2017年6月18日・7月30日、フジテレビ)
- 情報プレゼンター とくダネ!(2017年- 2018年4月から準レギュラー フジテレビ)
- ザ!世界仰天ニュース(2018年9月11日、日本テレビ)
- ナン年後かをのぞき見バラエティー今すぐ話さなきゃいけない未来 (2019年2月10日・8月4日、日本テレビ)
ラジオ[編集]
- 荻上チキ・Session-22(2015年3月9日、TBSラジオ)
- ラジオフォーラム(2015年6月7日、ラジオアクセスフォーラム)
- 吉田照美 飛べ!サルバドール(2015年6月19日・2016年6月20日、文化放送)
- ザ・ボイス そこまで言うか!(2015年 - ニッポン放送)
- 田原総一朗 オフレコ!(2016年 - 、文化放送)
- 気鋭オピニオンリーダー激突“日本の大問題”って何!?(2016年1月22日)
- トランプで激変!?日本と世界の安全保障の行方(2016年12月23日)
- Jam the WORLD(2016年11月14日、J-WAVE)
- ニュース年録2016~小池都政、トランプ、EU離脱。この選択で未来はどうなる?~(2016年12月29日、TBSラジオ)
- J-WAVE TOKYO MORNING RADIO(2017年1月24日・3月28日、J-WAVE)
- 大竹まこと ゴールデンラジオ!(2017年1月30日、文化放送)
- WORLD AIR CURRENT(2017年4月8日、J-WAVE)
- ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB(2017年4月29日、文化放送)
- TOKYO SPEAKEASY(2020年6月5日、エフエム東京)
配信[編集]
- 国際政治チャンネル(2017年5月26日 - 、ニコニコ生放送)
- あしたのコンパス(2015年4月2日 - 2017年3月30日、ホウドウキョク)木曜アンカー
- FLAG7(2017年4月6日 - 8月24日、ホウドウキョク)木曜アンカー
- ニコニコネット調査 (2016年4月26日、ニコニコ生放送)
- ゲンロンカフェ(2015年 - 、ニコニコ生放送)
- 西田亮介 × 三浦瑠麗 大阪都構想の可能性をいまこそ考える──なぜ橋下は敗れたのか(2015年6月5日)
- 三浦瑠麗 × 津田大介 × 東浩紀 日本の未来とポピュリズム(2016年9月7日)
- 三浦瑠麗 × 津田大介 × 東浩紀 2017年、世界はどこへ向かうのか(2017年2月1日)
- みんなの選挙2016×ホウドウキョク(2016年7月10日、ホウドウキョク)
- 『みんなの都知事選』~Tokyo gubernatorial election~(2016年7月31日、ホウドウキョク)
- 速報!アメリカ大統領選(2016年11月9日、ホウドウキョク)
- 山本一太の直滑降ストリーム@Cafesta(2016年12月7日、ニコニコ生放送)
- ゴー宣道場(2016年、ニコニコ生放送)
- 天皇制と女性の活躍(2016年12月11日)
- 津田ブロマガeXtreme(2017年、ニコニコ生放送)
- トランプは世界を崩壊させるのか?(2017年1月31日)
- モーリー・ロバートソン チャンネル(2017年、ニコニコ生放送)
- 就任1か月のトランプ論(2017年2月17日)
- AbemaPrime(2017年- AbemaTV)[91]
CM[編集]
- Amazonプライム・ビデオ「2020 夏休み みんなのAPV」篇 (2020年8月) [92]
脚注[編集]
- ^ a b 講師紹介 - 株式会社日本プランニングアート
- ^ a b 日本学術振興会 (2013年4月1日). “PD・社会科学 85名 平成25年度特別研究員採用者一覧”. 2015年4月25日閲覧。
- ^ “Profile”. Yamaneko Research Institute, Inc.. 2020年11月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “Amazonの三浦瑠麗ページ”. Amazon.co.jp. 2015年4月25日閲覧。
- ^ a b 柿崎明二(共同通信編集委員) (2013年7月1日). “「日本再生」を語る=三浦瑠麗氏 威勢のいい外交政策に注意 攻撃的政策、国民が求めることも”. 信濃毎日新聞: p. 4
- ^ 経歴詐称「ショーンK」国際政治学者・三浦瑠麗さんが振り返る10大ニュース(スポーツ報知 2016/12/27)
- ^ a b 松田史朗 (2004年1月22日). “東大生の三浦瑠麗さん 論文で「自民総裁賞」(ぴーぷる)”. 朝日新聞 (東京): p. 2
- ^ 自由民主党. “国際政治・外交論文コンテスト 受賞作品一覧”. 自由民主党. 2015年4月25日閲覧。
- ^ 東京大学公共政策大学院 (2005年8月8日). “在学生の声 三浦 瑠麗(国際公共政策コース)”. 2015年7月14日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年4月25日閲覧。
- ^ 平成17年度「安全保障に関する懸賞論文」三浦瑠麗 防衛省・自衛隊
- ^ CiNii 博士論文 - シビリアンの戦争 : 文民主導の軍事介入に関する一考察
- ^ 高橋亀吉記念賞 | 表彰 | PRESS ROOM | 東洋経済新報社|コーポレートサイト
- ^ 東洋経済新報. “2010年度 第26回 高橋亀吉記念賞”. 東洋経済新報. 2015年4月25日閲覧。
- ^ 第3回懸賞論文「私ならこう変える!『国と地方の新しいカタチ』」審査結果 三菱UFJリサーチ&コンサルティング2010年1月1日
- ^ 東日本大震災は日本を変えたのか 三浦瑠麗/ジョシュア・W・ウォーカー 東京大学政策ビジョン研究センター (2012年8月)
- ^ 委員の紹介 - 「報道と読者」委員会 - 共同通信社「報道と読者」委員会
- ^ “三浦 瑠麗 / Miura Lully プロフィール”. 東京大学政策ビジョン研究センター. 2016年3月13日閲覧。
- ^ BLOGOS AWARD 2016、02 Nov 2020閲覧
- ^ 正論大賞に新保祐司氏 新風賞は小川榮太郎氏、三浦瑠麗氏 - SankeiBiz(サンケイビズ)
- ^ 財団設立の思いと組織 創発プラットフォーム
- ^ 「N高政治部」を設立~特別講師に三浦瑠麗氏が就任~9月9日、初回授業に麻生副総理が登壇 N高等学校 2020/09/02
- ^ 【性暴力を考える vol.32】 三浦瑠麗さん×夫・清志さん 被害をどう受けとめた? - みんなでプラス - NHK クローズアップ現代+
- ^ 読書好き 集団行動は苦手…三浦瑠麗さん 読売オンライン2017年04月02日
- ^ 試験プリントまわってこない…東大美女の疎外感 AERA 2015年4月27日号
- ^ 震災後も変わらなかった日本社会の「異様」 東洋経済オンライン 2016年09月12日
- ^ 国際政治学者・三浦瑠麗「橋下さん、維新の可能性を潰さないでください」 PRESIDENT 2016年12月5日号
- ^ 『私の考え』(新潮新書、27頁)
- ^ 三浦瑠麗、乙武洋匡共著『それでも、逃げない』文春新書より [要ページ番号]
- ^ a b c 三浦瑠麗さんからの最初の質問は「乙武さんは、女性のどこを愛するの?」 文春2/18(火)
- ^ [『それでも、逃げない』(2019年12月、文春新書157-162頁)
- ^ 【ひろゆき】ネトウヨはなぜ生まれるのか?【古谷経衡と激論】 AbemaPrime
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- ^ 絶対的な正解よりも、女性が「ノー」と言える社会を【三浦瑠麗×中野円佳】 ミモレ2019.12.30
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- ^ ユーミンへの暴言騒動で、リベラルが寛容性持たないこと露呈 NEWSポストセブン 9/8(火) 16:05
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- ^ 三浦瑠麗と多様性 | ゴー宣ネット道場
- ^ アメリカ大統領選の影響「ちょっと怖そうなことを話しているのに、なぜ人気があるの?」日経DUAL特選シリーズ/2016年8月
- ^ 「トランプ大統領」誕生 山猫日記20161109]
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- ^ 文藝春秋SPECIAL 2014年季刊秋号. (2014年8月27日発売)
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- ^ 三浦瑠麗「北朝鮮を止めるには、もっと劇的な抑止策が必要だ」 ニューズウィーク日本語版、2017年8月29日。
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- ^ 田原総一朗:「アメリカの意向」の真実~安保法案、慰安婦問題、原発再稼動にどこまで関わっていたのか Archived 2016年3月3日, at the Wayback Machine.. BizCOLLEGE (2016年1月21日) [出典無効]
- ^ 職員死亡の森友文書書き換え、三浦瑠麗「人が死ぬほどの問題じゃない」 ネットで賛否 jcstnews2018年03月12日
- ^ 「ぼっち」でいじめられていた少女が“三浦瑠麗”になるまで 文春オンライン2018/04/03
- ^ a b 論壇の“異分子”三浦瑠麗が告白「私は人間失格だ」と思ったとき 文春オンライン2018/04/03
- ^ 『月刊Voice』2018年4月号
- ^ 三浦瑠麗氏、ワイドナショーでの発言に批判殺到 三浦氏は「うがった見方」と反論(アップデート)
- ^ a b 三浦瑠麗が「大阪にテロリスト分子が潜んでいる」の根拠にした英デイリーメール紙、Wikipediaにもソースとして禁止されていた
- ^ 元CIA諜報員 グレン・カール氏「北朝鮮のスリーパー・セルを恐れる必要はない」と三浦氏の主張を一刀両断している。
- ^ 内外情勢の回顧と展望(平成29年1月)の公表について 公安調査庁
- ^ 三浦瑠麗氏「北朝鮮の暗殺部隊が潜んでいる」と発言、古谷経衡氏は反論
- ^ 広がる「工作員妄想」~三浦瑠麗氏発言の背景~(古谷経衡) - 個人 - Yahoo!ニュース
- ^ 三浦瑠麗氏を批判するなら「メディアの大衆化」を議論せよ 文春オンライン2018/02/26
- ^ “工作員妄想”と批判された三浦瑠麗氏「大阪やばい」発言の情報源 文春オンライン2018/02/17
- ^ 三浦瑠麗氏「スリーパー・セル」発言で論議 「偏見」VS「(批判は)行き過ぎたポリコレ」 jcastnews 2018年02月13日
- ^ 「スリーパーセル」はやはり存在する!初沢亜利・三浦瑠麗の北朝鮮対談 ダイヤモンドオンライン 2018.9.25
- ^ 北朝鮮が国際政治学者・三浦瑠麗氏を「安倍一味」名指しで批判 excitenews2018年3月7日
- ^ 日本人の危機意識 徹底討論 国際政治学者・三浦瑠麗氏VS外交評論家・岡本行夫氏 産経新聞2018.3.12
- ^ 三浦瑠麗氏発言が物議 北朝鮮「スリーパーセル」の正体 日刊ゲンダイ
- ^ 「スリーパーセル」はやはり存在する!初沢亜利・三浦瑠麗の北朝鮮対談 ダイヤモンドオンライン 2018.9.25
- ^ 松本人志 三浦瑠麗氏のCM出演いじる「月9あたり視野に入れてるんじゃないですか?」 スポニチ8/9(日)
- ^ 三浦瑠麗氏、CMでの笑顔に「日常はこっちなんです」 デイリー8/9(日)
- ^ 茂木健一郎が「#Amazonプライム解約運動」に苦言 CM出演者めぐり「立場が少しでも違うと拒絶というのは...」 Jcastニュース8/17(月)
- ^ 茂木健一郎氏が〝アマプラ解約運動〟を批判「攻撃するところが違う」 東スポ8/17(月)
- ^ 「徴兵制」や政治の問題を議論する機会になるか 松本人志や三浦瑠麗氏のCM起用に抗議する不買運動「#Amazonプライム解約運動」がトレンド入り AbemaTimes 8/18(火) 14:19
- ^ アマプラ解約運動に賛否の声 相次ぐネット炎上は「怒りの日替わり定食のよう」 ABEMA TIMES 8/19(水) 10:02
- ^ アメリカ大統領選~“バイデン氏優勢”の世論調査に含まれる「隠れトランプ派」の存在 8/19(水) ニッポン放送
- ^ 石臥薫子 (2020年9月10日 8:00). “安倍政権が遺した極端な「分断社会」 主張が違う人を全面否定、排除の論理が台頭”. AERA. 2020年11月2日閲覧。
- ^ 「Amazonプライム、三浦瑠麗氏のCM削除を否定…300円お詫びクーポン券配布も否定」 ビジネスジャーナル 2020年08月20日 21:06
- ^ CiNii Articles 著者 - 三浦 瑠麗
- ^ 外部リンク
- ^ “アマゾンプライムビデオCMで松本人志、リリー・フランキー、清野菜名、三浦瑠麗がお家映画を楽しむ! 出演者のプロフィールをチェック!”. TVR NEWS (CMニュース・ライダー). (2020年8月3日) 2020年8月4日閲覧。