ユー・エス・ジェイ

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株式会社ユー・エス・ジェイ
USJ Co., Ltd.
USJ Globe.JPG
種類 株式会社
市場情報
東証マザーズ 2142
2007年3月16日 - 2009年9月16日
略称 USJ
本社所在地 日本の旗 日本
554-0031
大阪市此花区桜島二丁目1番33号
設立 1994年平成6年)12月27日
(大阪ユニバーサル企画株式会社)
業種 サービス業
事業内容 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの運営
代表者 ジャン・ルイ・ボニエ(代表取締役社長
資本金 500億円
(2014年4月1日現在)[1]
発行済株式総数 216万7,082株
(2009年3月31日現在)
売上高 685億30百万円
(2009年3月期)
営業利益 79億35百万円
(2009年3月期)
純利益 69億99百万円
(2009年3月期)
純資産 510億70百万円
(2009年3月31日現在)
総資産 1,267億07百万円
(2009年3月31日現在)
従業員数 900名
(2016年3月現在)[2]
決算期 3月31日
主要株主 有限会社クレインホールディングス
外部リンク http://www.usj.co.jp/company/index.html (日本語)
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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

株式会社ユー・エス・ジェイ(英文商号:USJ Co., Ltd.)は、ハリウッド映画テーマパークであるユニバーサル・スタジオ・ジャパンの運営会社。大阪市此花区に本社を置く。

概説[編集]

1994年平成6年)設立当初、大阪市が過半数以上を出資する企業であったが、2005年(平成17年)にゴールドマン・サックス証券(引受会社としてクレインホールディングスを設立)に対して優先株式の発行と新融資パッケージへの転換を伴うリファイナンスを実施。現在はゴールドマン・サックス子会社であるSGインベストメンツ株式会社の完全子会社になる。2010年(平成22年)2月をもって同社に吸収合併。商号を株式会社ユー・エス・ジェイに変更。

もともと、この敷地は日立造船住友金属工業などの重工業の生産拠点であった。敷地は定期借地権方式による賃借であり、基本的には50年リース

また、外資系企業としては珍しく2004年(平成16年)12月に労働組合(ユー・エス・ジェイクルーアライアンス、全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟に加盟)も結成されている。

開業時に金融機関から1,250億円の借り入れを行っており、その結果毎年約100億円の返済を迫られていた。さらに、アトラクション施設の減価償却費が毎年売上高の約2割にあたる約150億円が必要だったため経営は厳しかった。このため、ユー・エス・ジェイは2005年にゴールドマン・サックスグループなどを引受先とする250億円の第三者割当増資を行って得た資金を借入金返済にまわし、借入金を約650億円に圧縮、有利な返済条件で借り換えも行った。それに加え、2004年と2005年は新規採用をせず、選択退職も導入し、費用削減も図った。その結果、2007年度(平成19年度)は経常収支が24億円、最終損益が10億円と初の黒字を計上している。

USJの敷地のうち、約40%に当たる約20万平方メートルは大阪市の市有地であり、この市有地部分の賃料について、USJは当初、賃料を1平方メートル当たり月額388円とすることで2007年までに大阪市と合意。しかし、民有地部分については賃料が当時の価格で1平方メートル当たり516円であるため、大阪市はこれと同額とするよう、大阪地方裁判所に提訴。2015年3月6日に同地裁は、ユー・エス・ジェイの収益が安定しているためとして、大阪市の訴えを一部認める判決を言い渡した[3]

沿革[編集]

  • 1980年代後半 - ユニバーサル・スタジオが日本進出を検討。
  • 1990年(平成2年)
    • 月日不明 - 堺市にある新日本製鐵の所有地が有力地となるが破談になる。
    • 月日不明 - 大阪市総合計画21を策定。大阪市が大正区への誘致を行うが決裂。再度、此花区桜島地区を提案。具体的な検討に入る。
  • 1994年(平成6年)
    • 1月 - 大阪市此花区での進出が正式に決定。
    • 12月27日 大阪市が第三セクターの大阪ユニバーサル企画株式会社を設立。基本計画の作成などの業務を開始。
  • 1996年(平成8年)3月13日 - 事業会社として第三セクターの株式会社ユー・エス・ジェイ設立。大阪ユニバーサル企画株式会社は同社に移行。
  • 2001年(平成13年)3月31日 - 全面開業。
  • 2002年(平成14年)8月 - アトラクション「ハリウッド・マジック」で当初消防局に届けていた火薬量を超過使用していた問題が発覚、それ以前にも残留塩素問題・期限切れ食品提供問題等不祥事が相次ぎ、その対応の拙さもあって激しい批判を浴びた。その一連の責任を取って当時の社長が10月に引責辞任した。
  • 2005年(平成17年)8月24日 - 優先株式の発行と新融資パッケージへの転換からなるリファイナンスを実施。
  • 2006年(平成18年)
    • 7月20日 - 入場券料金改定。大人1日券が5,500円から5,800円に。
    • 11月7日 入場者数が5,000万人を突破。
  • 2007年(平成19年)3月16日 - 東京証券取引所マザーズ市場に上場。23万株の公募増資で100億円を調達。
  • 2009年(平成21年)9月17日 - マネジメント・バイアウト(MBO)により、上場廃止。
  • 2010年(平成22年)2月1日 - 親会社のSGインベストメンツ株式会社に吸収合併。旧株式会社ユー・エス・ジェイが消滅。SGインベストメンツの商号を株式会社ユー・エス・ジェイに変更。
  • 2012年(平成24年)10月29日 - 運営しているユニバーサル・スタジオ・ジャパンが入場者数1億人を突破[4]
  • 2015年(平成27年)10月16日 - 不正な転売によるチケットを11月1日から無効とすることを発表した[5]
  • 2015年(平成27年)11月13日 - 代表取締役社長グレン・ガンペルが退任。後任はユニバーサル・パークス&リゾーツのジャン・ルイ・ボニエ CFO が就任。

雇用[編集]

新卒採用において一貫して契約社員での雇用形態をとっており、正社員採用をしていない。契約社員は7年間限定の1年毎の契約更新方式である。7年以内に主任ポジションに昇格すれば、正社員に切り替わることも可能であるが、USJは「期限がある中で正社員を目指していただくことにより、明確な目的意識を持って業務に取り組み、更なるキャリアアップを図っていただきます。」と理由を公表している。[6]

ユー・エス・ジェイの関係・関連会社[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 企業情報:株式会社ユー・エス・ジェイ
  2. ^ 大阪府/株式会社 ユー・エス・ジェイ
  3. ^ USJ:市有地の賃料「1億3000万円増額」認める判決 毎日新聞 2015年3月6日
  4. ^ 大阪のUSJ、入場者1億人突破(デイリースポーツ2012年10月29日配信分
  5. ^ ニュース:株式会社ユー・エス・ジェイ
  6. ^ ユー・エス・ジェイ 新卒募集要項:ユー・エス・ジェイ採用情報

外部リンク[編集]