ベストマザー賞
ベストマザー賞 | |
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受賞対象 | 母親たちの憧れや目標となる人 |
国 | ![]() |
主催 | 日本マザーズ協会 |
報酬 | 花束、トロフィー |
初回 | 2008年 |
最新回 | 2025年 |
最新受賞者 | 鷲見玲奈 高橋礼華 Dream Ami 森泉 山崎ナオコーラ |
公式サイト | 日本マザーズ協会 公式サイト |
ベストマザー賞(ベストマザーしょう)は、一般社団法人日本マザーズ協会が主催運営する賞であり、2008年より開催されている。
概要
[編集]「ママたちの憧れや目標となるベストマザー」[1]、子育て支援、母親支援の啓発活動の一環として開催される[2]。野田聖子を会長とする内閣府認証NPO法人・ひまわりの会を主催とした日本マザーズ・デイ委員会(のちに日本マザーズ協会へ改称)から、2008年2月19日、第1回ベストマザー賞が催され[3]、以来毎年同賞贈賞式が執り行われている(2020年は休止)。第3回(2010年)までは、個人賞のほかに団体や企業も表彰されていた。
投票
[編集]投票は、一般社団法人日本マザーズ協会[注釈 1][4] が主催する子育て応援・ママ応援のイベント・様々な参加イベントにて投票活動を実施している。その他協会公式サイト、連携・消費者団体、全国健康保険組合より配布する育児専門誌会員へのアンケート、SNS、子育てウェブサイト、ネットリサーチ など、多数の入口にて行われる。またそれら各種投票を分類集計し、その得票結果のみで選出表彰する。全ての票は、自然想起による全国の母親からの投票である[2]。
批判・不祥事
[編集]2014年、日本マザーズ協会会長が妻を殴打し骨折させた容疑で逮捕[5]。懲役2年、執行猶予4年の判決が言い渡され、会長職を退いた[6]。
また過去の受賞者のなかには、芸能人や政治家などの著名人が多いことから、不倫、不祥事などのスキャンダルにてマスメディアを通じ世間をざわつかせることも度々起こり、その度に「ベストマザーとしてあるまじき行動である」などと同賞受賞の栄光を不名誉に吊るし上られることがある。その他、受賞後に離婚する母親も少なくない[注釈 2] ことから、「受賞すると不吉なことが起こる」との噂も囁かれ、インターネット上では「ベストマザーの呪い」というジンクスも生まれ、週刊誌がネタで取り上げることがある[7]。これに対して、自身も受賞経験のある三浦瑠麗は、「離婚したらベストマザーじゃなくなるの?逆にシングルマザーで一生懸命子どもを育てたら、ベストマザーじゃないですか。なぜ身持ちがいいことがベストマザーの条件なのかが意味が分からない」と反論している[8]。
さらに、「(世間が客観的なイメージとして捉える)ベストマザーと、実際に子供にとって良き母親であるかどうかは異なる」[7][9] との意見や、「父親も積極的に家事・子育てへ参画することが当然とされる時代に、『ベストマザー』の概念そのものがもはや時代遅れなのではないか?」などの批判も寄せられる[7]。
受賞者
[編集]受賞団体・企業
[編集]- 第1回:2008年
- 第2回:2009年
- 第3回:2010年
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “ベストマザー賞”. 日本マザーズ協会. 2017年5月12日閲覧。
- ^ a b “ベストマザー賞2023”. 日本マザーズ協会. 2023年7月8日閲覧。
- ^ “トヨタ、資生堂、ニチレイフーズを幹事企業として第1回ベストマザー賞開催”. 日本ベスト・マザーズデイ委員会 (2008年2月19日). 2023年7月3日閲覧。
- ^ “日本マザーズ協会について”. 日本マザーズ協会. 2023年7月8日閲覧。
- ^ “ベストマザー賞主催者、妻を殴り逮捕”. デイリースポーツ. (2014年1月21日) 2023年7月3日閲覧。
- ^ “ベストマザー賞を創設した人の裁判結果。”. 中隆志 (2014年4月7日). 2023年7月3日閲覧。
- ^ a b c “広末涼子、篠田麻里子、三浦瑠麗…「ベストマザー賞」の是非 受賞者は“お騒がせ”ばかり”. 日刊ゲンダイデジタル (2023年6月15日). 2023年7月3日閲覧。
- ^ 【三浦瑠麗vs「三浦瑠麗」】衝撃の結末…子育てとは?「反中」とは?【軽井沢で…】ReHacQ−リハック−【公式】2023年7月8日配信
- ^ “有吉弘行、ベストマザー賞に持論 歴代受賞者を調べると「“アレ?”って首をかしげることも」”. スポーツニッポン (2023年5月14日). 2023年7月3日閲覧。
- ^ “第1回ベストマザー賞に黒木瞳ら5人”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2008年5月9日) 2025年4月8日閲覧。
- ^ “今井絵理子がベストマザー賞受賞 母の日に「最高のプレゼント」”. ORICON NEWS. oricon ME (2009年5月10日). 2025年4月8日閲覧。
- ^ “母は強し、仕分け人・蓮舫がベストマザー賞”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2010年5月7日) 2025年4月8日閲覧。
- ^ “今井美樹「態勢整ったら」被災地ライブに意欲”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2011年5月7日) 2025年4月8日閲覧。
- ^ “冨永愛に土屋アンナ、ベストマザー賞に!自身の子には「いっぱしの大人になってくれたら」”. シネマトゥデイ (2012年5月10日). 2025年4月8日閲覧。
- ^ “『ベストマザー賞2013』ハセキョー、辻希美ら選出”. ORICON NEWS. oricon ME (2013年5月9日). 2025年4月8日閲覧。
- ^ “小倉優子、「ベストマザー賞」受賞 将来は息子に「コリン星も真面目に説明」”. マイナビニュース. マイナビ (2014年5月9日). 2025年4月8日閲覧。
- ^ “永作博美:高島彩らとベストマザー賞受賞 「明日からも精進」”. 毎日キレイ. MANTAN (2015年5月7日). 2025年4月8日閲覧。
- ^ “藤本美貴・滝沢眞規子らが受賞「第9回ベストマザー賞」発表”. モデルプレス. ネットネイティブ (2016年5月6日). 2016年5月6日閲覧。
- ^ “『ベストマザー賞2017』木村佳乃、佐田真由美らが受賞”. ORICON NEWS. oricon ME (2017年5月11日). 2023年6月15日閲覧。
- ^ “『ベストマザー賞』受賞の大島美幸、失敗談語りつつ「笑う時間を作る仕事をしていきたい」”. ORICON NEWS. oricon ME (2018年5月10日). 2025年4月8日閲覧。
- ^ “ベストマザー賞:吉瀬美智子、梨花、辻村深月、松本薫さんらが受賞 「私なりの母親像を楽しんでいます」”. 毎日キレイ. MANTAN (2019年5月10日). 2019年7月2日閲覧。
- ^ “『ベストマザー賞』篠田麻里子、蛯原友里、潮田玲子らが受賞”. ORICON NEWS. oricon ME (2021年5月6日). 2021年6月7日閲覧。
- ^ “【広末涼子】ベストマザー賞受賞 「私の今があるのは間違いなく子どもたちの存在のおかげ」”. TBS NEWS DIG (2022年5月6日). 2022年5月25日閲覧。
- ^ “『ベストマザー賞』仲間由紀恵、AI、ヨンアらが受賞”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年5月11日). 2023年6月7日閲覧。
- ^ “『ベストマザー賞2024』丸山桂里奈、優木まおみら受賞 pecoは受賞聞き「うれしくて涙を」”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年5月9日). 2024年5月9日閲覧。
- ^ “『ベストマザー賞2025』森泉、Dream Ami、鷲見玲奈らが受賞”. ORICON NEWS. oricon ME (2025年5月8日). 2025年5月8日閲覧。