リック・バンデンハーク
この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。
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東京ヤクルトスワローズ #15 | |
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![]() ボルチモア・オリオールズ時代 (2011年9月1日) | |
基本情報 | |
国籍 |
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出身地 | 北ブラバント州アイントホーフェン |
生年月日 | 1985年5月22日(35歳) |
身長 体重 |
198 cm 105 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2002年 アマチュア・フリーエージェントとしてフロリダ・マーリンズと契約 |
初出場 |
MLB / 2007年4月10日 KBO / 2013年4月17日 NPB / 2015年6月14日 |
年俸 | 7900万円(2021年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム |
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WBC | 2009年、2017年 |
この表について
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獲得メダル | ||
---|---|---|
![]() | ||
ワールド・ベースボール・クラシック | ||
銅 | 2017 | 野球 |
ヘンリカス・ニコラス・バン・デン・ハーク(Henricus Nicolas "Rick" van den Hurk(オランダ語ではヘンリークス・ニコラース・ファン・デ(ン)・フルクと発音)、1985年5月22日 - )は、オランダ・北ブラバント州アイントホーフェン出身のプロ野球選手(投手)[1]。右投右打。東京ヤクルトスワローズ所属。愛称はバンディ。
日本での登録名はリック・バンデンハーク。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
1996年、12歳の時に、王貞治とハンク・アーロンが設立した世界少年野球推進財団の世界少年野球大会オランダ代表に選ばれ日本を訪れる[2]。
プロ入りとマーリンズ時代[編集]
2002年11月14日にアマチュア・フリーエージェントでフロリダ・マーリンズと契約。マーリンズのキャンプに参加した当初は捕手だったが、投手に転向した。2003年、ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・マーリンズでプロデビュー、11試合に登板し、2勝6敗・防御率5.35。2004年はA+級ジュピター・ハンマーヘッズで14試合に登板し、2勝3敗・防御率3.26。
2005年はA級グリーンズボロ・グラスホッパーズで4試合に登板、6月に昇格したA+級ジュピターでは2試合の登板で、0勝1敗・防御率4.05だった。2006年はルーキー級ガルフ・コーストリーグで5試合に登板、8月に昇格したA+級ジュピターへ昇格では3試合に登板し、防御率2.70でオフにはハワイ・ウィンターリーグに参加し、ワイキキ・ビーチボーイズに加入、10試合に登板し、2勝2敗・防御率3.60だった。
2007年4月9日にリッキー・ノラスコが故障者リスト入りしたため、マーリンズとメジャー契約を結び[3]、翌10日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で先発としてメジャーデビュー。4回2/3を投げ1失点で勝敗はつかなかった[4]。4試合に登板し0勝1敗・防御率12.75、4月25日にAA級カロライナ・マドキャッツへ降格した。6月5日に再昇格し、同日のアトランタ・ブレーブス戦で6回を1安打無失点でメジャー初勝利[5]。6月17日に再びAA級カロライナへ降格し[6]、7月17日に再昇格。その後は先発ローテーションに加わり、この年は18試合に登板。4勝6敗・防御率6.83だった。
2008年3月2日にマーリンズと1年契約を結び、開幕ローテーションに加わった。しかし、1試合目のニューヨーク・メッツ戦では6安打3失点1四球で4回無死で降板。2試合目のピッツバーグ・パイレーツ戦でも敗戦投手となり、4月6日にAA級カロライナへ降格[7]。7月22日に再昇格し、同日のアトランタ・ブレーブス戦では5回無失点でシーズン初勝利、7月27日のシカゴ・カブス戦では3.2回で降板し、翌28日にAAA級アルバカーキ・アイソトープスへ降格した[8]。AAA級アルバカーキでは4試合に登板したが、メジャーへ昇格することはなかった。
2009年シーズン開幕前の3月に開催された第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のオランダ代表に選出された[9]。同大会ではエースのシドニー・ポンソンに次ぐ先発2番手として、第1ラウンド3月9日のプエルトリコ戦に先発して3回1/3を投げ3安打無失点[10]、第2ラウンド3月18日のアメリカ合衆国戦でも先発し、初回ブライアン・ロバーツにヒットを打たれ、3番デレク・ジーター、4番ケビン・ユーキリスに連続四球を与え満塁とすると5番デビッド・ライトに先制の犠牲フライを打たれ、2回には右翼手のダーク・ファンクルースターのエラーで二死二塁とするとジミー・ロリンズにライトにツーランホームランを打たれ、2回4安打3失点(自責点1)で敗戦投手となった[11]。
シーズンは開幕から右肘の故障で離脱。4月3日に15日間の故障者リスト入りし[12]、5月17日に60日間の故障者リストへ異動した[13]。6月4日に故障者リストから外れ、AAA級ニューオーリンズ・ゼファーズ[14]へ降格。7月19日にメジャーへ昇格した[15]。昇格後は6試合に登板したが、8月18日にAAA級ニューオーリンズへ降格[16]。AAA級ニューオーリンズで2試合に登板後、ロースターが拡大された9月1日に再昇格した[17]。その後5試合に登板したが、1勝にとどまった。この年は11試合に登板し、3勝2敗・防御率4.30だった。オフにはプエルト・リカン・ウィンターリーグに参加し、ヒガンテス・デ・カロリーナに加入。4試合に登板し、1勝0敗・防御率1.80だった。
2010年2月27日にマーリンズと1年契約に合意。3月30日にAAA級ニューオーリンズへ異動し[18]、そのまま開幕を迎えた。AAA級ニューオーリンズでは11試合に登板し、4勝3敗・防御率4.86の成績で、6月6日にメジャーへ昇格[19]。同年初登板となった6月8日のフィラデルフィア・フィリーズ戦は1回を無失点に抑えたが、2試合目の登板となった6月11日のタンパベイ・レイズ戦では、3安打4失点(自責点1)で1死しか取れず降板。2試合しか登板機会のないまま、6月13日にレニエル・ピントが故障者リストから復帰したため、AAA級ニューオーリンズへ降格した[20]。降格後はAAA級ニューオーリンズで8試合に登板し、4勝1敗・防御率4.47だった。
オリオールズ時代[編集]
2010年7月31日にウィル・オーマンとのトレードで、ボルチモア・オリオールズへ移籍した[21]。
移籍後はAAA級ノーフォーク・タイズで3試合に登板し、8月16日にメジャーへ昇格した[22]。昇格後は7試合(先発は1試合)に登板し、0勝1敗・防御率4.96だった。
2011年3月3日にオリオールズと1年契約に合意した[23]が、3月28日にDFAとなり[24]、30日にマイナー契約を結んだ[25]。開幕をAAA級ノーフォークで迎え、26試合に登板。9勝13敗・防御率4.43の成績で、9月1日にオリオールズと再びメジャー契約を結んだ[26]。昇格後は4試合に登板し、防御率8.00だった。
2012年1月24日にDFAとなり[27]、マイナー契約を拒否したため、2月3日にFAとなった。
パイレーツ時代[編集]
2012年2月22日にトロント・ブルージェイズと1年契約を結んだ[28]が、3月21日にウェイバー公示を経てクリーブランド・インディアンズへ移籍した[29]。しかし、4月4日に再びDFAとなり[30]、6日にマイナー契約を拒否したためFAとなった。4月9日にパイレーツとマイナー契約を結んだ。契約後はA+級ブラデントン・マローダーズで1試合に登板後、5月14日にAAA級インディアナポリス・インディアンスへ昇格。AAA級インディアナポリスでは21試合に登板し、13勝5敗、防御率2.92と活躍。9月10日にパイレーツとメジャー契約を結んだ[31]。昇格後はリリーフとして4試合に登板し、0勝1敗・防御率13.50だった。
2013年1月4日にFAとなった。
韓国球界時代[編集]
2013年1月8日に韓国プロ野球のサムスン・ライオンズと契約。登録名は「リク・ベンデンホルク(릭 밴댄헐크)」。
同年は24試合に先発し、7勝をあげた。韓国シリーズでは10月25日に先発し、5回2/3を投げ無失点だったが勝敗は付かなかった[32]。10月28日には中2日で救援として3番手で7回同点の場面から登板、打者6人に対し2回を1安打無失点に抑え、勝利投手となった[33]。10月31日に中2日で先発したが、初回に先頭打者本塁打を打たれ、1回1失点で降板となった[34]。3試合8回2/3を投げ6被安打6四球9奪三振1失点、防御率1.04と韓国シリーズ3連覇に貢献した。
2014年もサムスンで25試合に先発し、13勝をあげ、最優秀防御率(3.18)、最多奪三振(180)のタイトルを獲得し、サムスンの韓国シリーズ4連覇に貢献した。韓国シリーズでは11月4日[35]、11月10日[36]の2試合に先発し、勝敗は付かなかったものの13回1/3を投げ10被安打2四球12奪三振3失点、防御率2.03と好投した。
ソフトバンク時代[編集]
2014年12月26日に福岡ソフトバンクホークスがバンデンハークの獲得を発表した。登録名は「リック・バンデンハーク」。背番号は「44」[37]。
2015年2月17日に「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」の欧州代表に選出された[38][39]が、3月4日に怪我の影響で辞退した[40][41]。怪我で調整が遅れたことに加え、シーズン当初はジェイソン・スタンリッジ、エディソン・バリオス、デニス・サファテの3外国人がいずれも好調だったため、二軍で防御率1点台前半の好投を続けながらもなかなか一軍戦登板の機会が回ってこなかったが、交流戦中の6月にようやく昇格を果たし、6月14日のセ・パ交流戦、対広島東洋カープ戦に先発、6回2失点で初登板初勝利を挙げた。その後はシーズン終了まで先発ローテーションに定着し、9勝0敗とシーズン無敗の好成績を記録。ソフトバンクのリーグ優勝に大きく貢献した。東京ヤクルトスワローズとの日本シリーズでは2戦目に登板し8回無失点で勝ち投手になった
2016年のシーズン開幕以降も勝利を重ね、5月10日の対ロッテ戦の勝利で日本での初登板から無傷の14連勝を記録。元読売ジャイアンツの堀内恒夫が記録した初登板からの13連勝を50年ぶりに更新した[42]。しかし、5月17日の対北海道日本ハムファイターズ戦で先発するも5回7失点で来日初黒星を喫し、連勝は14で止まった。この年は故障などで、5月31日の中日戦から9月18日のオリックス戦まで、およそ3か月半の戦線離脱を余儀なくされて、「13先発、82投球回」にとどまり、チームのV逸の一因になってしまった。その一方で、シーズン中の6月21日に、2017年シーズンからの3年間の契約延長(2019年シーズンまでの契約)、年俸総額12億円(金額は推定)と報じられた[43]。
2017年開幕前の1月4日に第4回WBCのオランダ代表に選出され、2大会ぶり2度目の選出を果たした[44]。3月7日に韓国で行われたWBC 1次ラウンド、A組・GAME3、対韓国代表戦に先発し、4回3安打無失点の好投をみせる[45]。3月12日に行われたWBC 2次ラウンド、E組・GAME2では、日本代表に3回5失点の内容だった[46]。3月21日に行われたWBC 準決勝では、プエルトリコ代表と対戦し、2回、2被本塁打、3失点を喫する[47]。
レギュラーシーズンは、4月6日に行われた対東北楽天ゴールデンイーグルス戦で今季初先発を迎え、先発ローテーションの一角を担う。8月9日に行われた対千葉ロッテマリーンズ戦において、7回2失点の好投で、来日初のシーズン二桁勝利を記録する[48]。9月14日に行われた対オリックス・バファローズ戦において、過去10戦9勝だった同カードで初黒星を喫し、2015年の来日以来、福岡ヤフオク!ドームにおいての連勝記録は19戦14連勝で止まる[49]。今シーズンは、自己来日最多の25試合の登板で13勝をマークし、チームの2年振りのリーグ優勝に貢献した。ポストシーズンは、楽天とのクライマックスシリーズファイナルステージ第4戦と、横浜DeNAベイスターズとの日本シリーズ第5戦に登板。チームの2年振りの日本一奪還に寄与した。
2018年、4月4日の対西武戦の先発登板で開幕スタートを切り[50]、以降、先発ローテーションの一角を担う。2年連続の二桁勝利を挙げ、チームで2番目の138投球回を投げるが、4月25日の対西武戦で8四死球、3被本塁打で自己ワーストの10失点を喫するなど[51]、リーグワーストの21被本塁打、61与四球と制球に苦しんだ。
ポストシーズンのクライマックスシリーズにおいては、西武との第1戦で6回を投げて勝利投手となる。広島東洋カープとの日本シリーズにおいては、第2戦で敗戦投手となるが、優勝決定戦となった第6戦では、6回を無失点、10奪三振の好投で[52]、チームの日本一連覇に貢献する。
2019年、宮崎春季キャンプ中に腰の張りを訴え、開幕はリハビリ組で迎える[53]。6月に一軍に昇格したものの登板直後に右肘を痛めて登録抹消、9月まで再びリハビリ組で過ごす、と故障に悩まされるシーズンとなった。しかし3試合の登板で負けなしの2勝を挙げ、西武とのクライマックスシリーズファイナルステージ第4戦では5回途中2失点の好投を見せるなど、パリーグ史上初のスイープでのCS突破に貢献。11月2日には福岡市内の病院で夫人が第1子となる男児を出産。例年は全日程終了後に母国オランダへ戻っていたが、乳児の航空機の長距離移動での負担を避けるために福岡にとどまることを表明し、在籍5年目にして初めて球団のパレード行事に参加した。その後、11月29日に推定年俸約3億円の1年契約で残留することが発表された[54]。
2020年は開幕ローテ入りするも、7月17日に背中の張りを訴えて登録抹消。シーズン最終盤に復帰するも、5試合登板、2勝2敗、防御率6.92の成績に終わり、12月2日に公示された保留選手名簿から外れ自由契約となった[55]。
ヤクルト時代[編集]
2021年は所属球団が決まらないままキャンプシーズンを迎えた。その後、2月中旬に東京ヤクルトスワローズが獲得に乗り出していることが報道されると[56]、2月24日に支配下登録選手として公示された。背番号は「15」となる[57]。
選手としての特徴[編集]
NPBでは、主に先発投手として起用され[58]、198cmの長身から最速157km/h[59]・平均149km/h[60]のフォーシームと、130km/h台のスライダー、110km/h台のナックルカーブ、稀に130km/h台のチェンジアップといった変化球を投げる[61][62]。
奪三振能力と制球力を高い水準で併せ持っており、2016年シーズンでは(先述のように故障などで規定投球回数には届かなかったが)、「K/BB」は「6.13」(リーグ1位相当)、「奪三振率」は「10.10」(リーグ1位相当)、「与四球率」は「1.65」(リーグ2位相当)と、いずれも参考ながら高い数値を示している[63]。また、2016年シーズンにおける「ゴロ/フライ比率」が「0.68」であり、いわゆるフライボールピッチャーである[64][注 1]。
人物[編集]
- 韓国時代、ファンからとても愛されており、退団時の2014年オフには、ツイッターで呼びかけたファンとの食事会を開いた。
- 入団先のソフトバンクで、2006年オフのハワイ・ウィンターリーグで、ワイキキ・ビーチボーイズの同僚だった江川智晃と9年ぶりに再会した[66][67]。
- 出身地のサッカークラブであるPSVアイントホーフェンのファンでもある[42]。2020年には当時同チームに所属していた堂安律との対面が実現した[68]。
- サムスン時代投手コーチとして同僚だった門倉健は「性格は超がつくほどマジメで神経質。自身のフォームの分析に没頭するあまり、放っておけば何時間でも映像を見ているという。彼の夫人から『リックがビデオを見るのをやめさせて! 私が言っても聞いてくれない。門倉さんが言えば彼は聞くから』とお願いされたこともある。またバンデンハーク家とは家族ぐるみの付き合いで、「ボクが娘を連れてバンデンハークと食事に行くと、英語が話せる娘を通訳にして『投球動作で不安に感じる点が一つ二つあるんだ。どうしたらいいかな?』と矢継ぎ早に質問をぶつけてくる。娘が『食べたいからちょっと待って!』と止めるほどだ。彼は指導者の面白さを教えてくれた。」とも述べている[69]。
詳細情報[編集]
年度別投手成績[編集]
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2007 | FLA | 18 | 17 | 0 | 0 | 0 | 4 | 6 | 0 | 0 | .400 | 379 | 81.2 | 94 | 15 | 48 | 5 | 3 | 82 | 4 | 4 | 63 | 62 | 6.83 | 1.74 |
2008 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 74 | 14.0 | 20 | 1 | 10 | 0 | 2 | 20 | 0 | 0 | 12 | 12 | 7.71 | 2.14 | |
2009 | 11 | 11 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | .600 | 256 | 58.2 | 57 | 11 | 21 | 3 | 4 | 49 | 2 | 0 | 29 | 28 | 4.30 | 1.33 | |
2010 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 9 | 1.1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 1 | 6.75 | 3.00 | |
BAL | 7 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 67 | 16.1 | 13 | 2 | 7 | 0 | 2 | 17 | 0 | 0 | 10 | 9 | 4.96 | 1.22 | |
'10計 | 9 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 76 | 17.2 | 16 | 2 | 8 | 0 | 2 | 18 | 0 | 0 | 14 | 10 | 5.09 | 1.36 | |
2011 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 46 | 9.0 | 12 | 4 | 8 | 0 | 1 | 7 | 0 | 0 | 9 | 8 | 8.00 | 2.22 | |
2012 | PIT | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | ---- | 16 | 2.2 | 5 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 2 | 0 | 4 | 4 | 13.5 | 2.25 |
2013 | サムスン | 24 | 24 | 0 | 0 | 0 | 7 | 9 | 0 | 0 | .438 | 612 | 143.2 | 127 | 11 | 48 | 2 | 11 | 137 | 3 | 0 | 67 | 63 | 3.90 | 1.22 |
2014 | 25 | 25 | 1 | 0 | 1 | 13 | 4 | 0 | 0 | .765 | 622 | 152.2 | 125 | 15 | 45 | 0 | 5 | 180 | 4 | 0 | 54 | 54 | 3.18 | 1.11 | |
2015 | ソフトバンク | 15 | 15 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 369 | 93.0 | 69 | 6 | 22 | 0 | 4 | 120 | 2 | 0 | 27 | 26 | 2.52 | 0.98 |
2016 | 13 | 13 | 0 | 0 | 0 | 7 | 3 | 0 | 0 | .700 | 325 | 82.0 | 64 | 14 | 15 | 0 | 1 | 92 | 1 | 0 | 37 | 35 | 3.84 | 0.96 | |
2017 | 25 | 25 | 0 | 0 | 0 | 13 | 7 | 0 | 0 | .650 | 623 | 153.0 | 127 | 18 | 47 | 0 | 2 | 162 | 4 | 0 | 57 | 55 | 3.24 | 1.14 | |
2018 | 23 | 23 | 0 | 0 | 0 | 10 | 7 | 0 | 0 | .588 | 585 | 138.0 | 113 | 21 | 61 | 2 | 10 | 127 | 2 | 0 | 68 | 66 | 4.30 | 1.26 | |
2019 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 66 | 17.1 | 13 | 2 | 2 | 0 | 0 | 22 | 0 | 0 | 7 | 6 | 3.12 | 0.87 | |
2020 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | .500 | 113 | 26.0 | 28 | 6 | 10 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 21 | 20 | 6.92 | 1.46 | |
MLB:6年 | 50 | 35 | 0 | 0 | 0 | 8 | 11 | 0 | 0 | .421 | 847 | 183.2 | 204 | 33 | 96 | 8 | 13 | 179 | 8 | 4 | 131 | 124 | 6.08 | 1.63 | |
KBO:2年 | 49 | 49 | 1 | 0 | 1 | 20 | 13 | 0 | 0 | .606 | 1234 | 296.1 | 252 | 26 | 93 | 2 | 16 | 317 | 7 | 0 | 121 | 117 | 3.55 | 1.17 | |
NPB:6年 | 84 | 84 | 0 | 0 | 0 | 43 | 19 | 0 | 0 | .694 | 2081 | 509.1 | 414 | 67 | 157 | 2 | 17 | 543 | 9 | 0 | 217 | 208 | 3.68 | 1.12 |
- 2020年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別守備成績[編集]
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2007 | FLA | 18 | 2 | 4 | 1 | 1 | .857 |
2008 | 4 | 0 | 1 | 1 | 0 | .500 | |
2009 | 11 | 2 | 5 | 0 | 0 | 1.000 | |
2010 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
BAL | 7 | 0 | 1 | 1 | 0 | .500 | |
'10計 | 9 | 0 | 1 | 1 | 0 | .500 | |
2011 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
2012 | PIT | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
2013 | サムスン | 24 | 7 | 21 | 3 | 0 | .903 |
2014 | 25 | 8 | 17 | 0 | 1 | 1.000 | |
2015 | ソフトバンク | 15 | 4 | 8 | 1 | 0 | .923 |
2016 | 13 | 3 | 11 | 0 | 0 | 1.000 | |
2017 | 25 | 5 | 19 | 1 | 0 | .960 | |
2018 | 23 | 6 | 20 | 0 | 1 | 1.000 | |
2019 | 3 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
2020 | 5 | 1 | 3 | 1 | 0 | .800 | |
MLB | 50 | 4 | 11 | 3 | 1 | .833 | |
KBO | 49 | 15 | 38 | 3 | 1 | .946 | |
NPB | 84 | 21 | 62 | 3 | 1 | .965 |
- 2020年度シーズン終了時
記録[編集]
- NPB投手記録
- 初登板・初先発登板・初勝利・初先発勝利:2015年6月14日、対広島東洋カープ3回戦(福岡ヤフオク!ドーム)、6回2失点7奪三振(自責点1)
- 初奪三振:同上、1回表に丸佳浩から空振り三振
- NPB打撃記録
- 初打席:2017年6月2日、対横浜DeNAベイスターズ1回戦(横浜スタジアム)、2回表にフィル・クラインから見逃し三振
タイトル[編集]
- KBO
- 最優秀防御率(2014年)
- 最多奪三振(2014年)
表彰[編集]
- NPB
背番号[編集]
- 56 (2007年 - 2010年)
- 54 (2010年 - 2011年)
- 35 (2012年)
- 32 (2013年 - 2014年)
- 44 (2015年 - 2020年)
- 15 (2021年 - )
登場曲[編集]
- 「THE NIGHTS」 Avicii (2015年, 2017年)
- 「Lean On」 Major Lazer (2016年)
- 「byte」 Martin Garix (2018年)
- 「How much is the fish?」Scooter(2019年 - )
代表歴[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 「フライに対するゴロの割合」を示す指標、つまり、「投手がゴロタイプかフライタイプか大まかに判断する指標」である。数値が「1」を上回ると「ゴロ型打球が多い」ということになる。そのため、「0.68」というのは、「フライ型打球の比重がとても多い」という計算になる。
出典[編集]
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- ^ a b ソフトB新助っ人バンデンハークに“隠れエース”の評判 2015年1月28日東スポWeb
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- ^ 門倉健、流れ流れて日韓米7球団 韓国サムスンコーチ1年目に下された「助っ人改造指令」 2017年6月5日、日刊ゲンダイ
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2019年4月13日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 個人年度別成績 R.バンデンハーク - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Rick van den Hurk stats MiLB.com (英語)
- Rick van den Hurk (@rickvandenhurk) - Twitter
- Rick van den Hurk (rick_vdhurk) - Instagram
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