アヴィーチー

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アヴィーチー
Avicii 2014 003cr.jpg
基本情報
出生名 ティム・バークリング(Tim Bergling)
別名 ティム・バーグ(Tim Berg)、トム・ハングス(Tom Hangs)
生誕 (1989-09-08) 1989年9月8日(27歳)
スウェーデンの旗 スウェーデンストックホルム
出身地 スウェーデンの旗 スウェーデン
ジャンル ハウスミュージック
エレクトロニック・ダンス・ミュージック
エレクトロ・ハウス
プログレッシブ・ハウス
テックハウス
職業 DJ
音楽プロデューサー
活動期間 2007 -
レーベル ユニバーサルミュージック
アイランド・レコード
キャピトル・レコード
Ultra Music
Vicious Vinyl
Big Beat Records
共同作業者 デヴィッド・ゲッタ
レニー・クラヴィッツ
ナイル・ロジャース
公式サイト www.avicii.com

ティム・バークリング(Tim Bergling、1989年9月8日 - )は、アヴィーチー(Avicii)のアーティスト名で知られるスウェーデン出身のDJ音楽プロデューサー。またのアーティスト名をティム・バーグ(Tim Berg)、トム・ハングス(Tom Hangs)ともいう。(Aviciiはサンスクリット語の「無間地獄」aviciから。)

生い立ち[編集]

スウェーデンの首都ストックホルムで生まれ[1]、その高級住宅街エステルマルム地区で育つ[2]。母親は、1985年公開のアカデミー賞候補作映画でラッセ・ハルストレム監督が手がけた『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』や、同監督のコメディ映画『僕は子持ち』のレナ役でよく知られる女優アンキ・リデン[2]。父親はクラース・バークリング。兄にアントンがいる。幼いころから兄とともに様々な種類の音楽を聴く。元来から音楽家になりたかった彼はピアノやギターを習うが、やがて、音楽制作ソフト(FL Studioなど)を見つけ、心酔、夢中になる。彼はティエストスウェディッシュハウスマフィアアクスウェルおよびスティーヴ・アンジェロならびにセバスチャン・イングロッソエリック・プライズダフトパンクレイドバック・ルークらに影響を受ける。高校を卒業した彼は18歳から改造した自身の寝室から曲を書きリミックスを手掛けるなど本格的に音楽活動を始める。彼は様々なブログにて次から次に楽曲を発表していく。コモドール64のゲーム「Lazy Jones」のテーマ曲をリミックスした楽曲「Lazy Lace」は高い評価を獲得する。彼は英国のDJピート・トン主催の大会「ピート・トン・ファスト・トラックス」で70パーセントの聴衆から称賛と票を集め優勝を勝ち取る。2008年4月にピート・トンが所有するレコードレーベルで、トラック「Manman」をリリースする。また、数多くのレーベル、プロモーター、エージェンシーの注意と話題をひきつけていた彼は2008年5月に「At Night Management」[3]、そしてまた、のちオーストラリアの「Vicious Grooves」と契約を果たす。早い時期からオランダのDJティエストから注目されていた。ティエストによる招きでイビサ島のイベントに参加する。

キャリア[編集]

2010年、スウェーデンのDJジョン・ダールバックとともに楽曲「Don't Hold Back」をコラボレーションする。同年にティム・バーグ名義で発表された楽曲「Seek Bromance」は英国のシンガーソングライターであるアマンダ·ウィルソンをフィーチャー、同曲はイギリス全英シングルチャートを始めとして10数ヶ国のチャートでトップ20を記録、オーストラリアなど複数の国でゴールドディスクを獲得する[4]

2011年に発表されたデヴィッド・ゲッタコラボレーションした楽曲「Sunshine」は2012年の第54回グラミー賞最優秀ダンス・レコーティングにノミネートされた[5]

2011年、彼のオリジナルトラックである「Fade Into Darkness」(以前のタイトル:Penguin)を、レオナ・ルイス側が無断でサンプリング、タイトル「Collide」としてリリースしようとしたため、アヴィーチー側は、レオナ・ルイス側に対して盗作したとして訴訟を起こそうとするが、のちに、アーティスト名をともに連ねることを条件にしたうえで和解が成立、「Collide」は全英シングルチャートで4位を記録する[6][7]

2011年10月28日、1962年にリリースされたエタ・ジェイムズの楽曲「Something's Got a Hold on Me」をサンプリングしたシングル「レヴェルズ」をリリース、約20ヶ国あまりのチャートでトップ10内を記録。アメリカ合衆国[8]オーストラリアドイツイタリアベルギーノルウェー、スウェーデン、スイスといった国々でプラチナディスクを 、イギリス、ニュージーランドデンマークゴールドディスクを獲得した。また、同楽曲により2013年の第55回グラミー賞最優秀ダンス・レコーティングにノミネートされた。

アヴィーチー (2014年)

2012年、マドンナの楽曲をリミックスし、また、レニー・クラヴィッツと楽曲「Superlove」を共作する。同年、イギリスの『DJ マガジン』による世界のトップ100DJsのリストで第3位に選ばれた。同年9月、世界的に有名なニューヨーク市のラジオシティ・ミュージックホールでDJとしては歴史的に初の快挙となるヘッドライナーを務める[9]。また、チケットはすぐに完売している。2012年の暮れ、DJのニッキー・ロメロとともにシングル「I Could Be the One」を発表し、スウェーデンの歌手ヌーニー・バオをフィーチャー、全英シングルチャートで1位を記録した[10]

2013年2月、初の南米ツアーをブラジルアルゼンチンコロンビアベネズエラチリといった諸外国で行う。同年4月にはABBAのメンバーだったベニー・アンダーソンビョルン・ウルヴァースとともにユーロビジョン・ソング・コンテスト2013のアンセム「We Write the Story」を共作した。

ギタリスト・プロデューサーのナイル・ロジャース、米国オルタナティブ・メタルバンドのインキュバスのリードギタリストであるマイク・アインジガー、シンガーソングライターのアダム・ランバート、オルタナティヴロックバンドのイマジン・ドラゴンズのダン・レイノルズ[11]、ブルーグラス・バンドであるアリソン・クラウス・アンド・ユニオン・ステーションのメンバーでシンガーソングライターのダン・ティミンスキー、カントリーシンガーのマック・デイヴィスといった多士済々なアーティストたちを迎えたデビューアルバム『トゥルー(True)』を制作、本国スウェーデンで2013年9月13日にリリース。先立つこと2013年3月に米国マイアミで開催されたウルトラ・ミュージック・フェスティバルにおいてデビューアルバムの一部のトラックを初公開[12]、アルバムの一部のトラックを聴いたドイツのDJであるZeddはTwitterにて絶賛した[13]。同年4月、オンライン音声配信プラットフォームサウンドクラウドにて60分にわたる新しいアルバムのプロモミックスを発表し、高い再生回数を誇った[14]

2013年6月17日にデビューアルバム『トゥルー』からリリースされた先行シングル「ウェイク・ミー・アップ(Wake Me Up)」はソウル歌手アロー・ブラックフィーチャー、瞬く間に全英で1位を獲得、英国の初日だけで約88,000枚を売り上げるなど同国における2013年の最速売り上げ記録となった[15][16]。同楽曲は米国、英国、カナダ、スウェーデン、ニュージーランド、イタリア、デンマーク、オーストラリアなどでプラチナディスク認定される。

デビューアルバム『トゥルー』からシングルカットされたスウェーデンのミュージシャンであるサレム・アル・ファキールをフィーチャーした「ユー・メイク・ミー(You Make Me)」ならびに米国ブルーグラスシンガーのダン・ティミンスキーを客演した「ヘイ・ブラザー(Hey Brother)」はともに全英シングルチャートでトップ5に入った[17]

2015年には、オランダのDJ/音楽プロデューサーのマーティン・ギャリックスとコラボした『Waiting For Love』がリリースされた。[18]

また、同年10月2日にはセカンドアルバム『STORIES』がリリースされた。[19]

2013年のSPRINGROOVE、2014年、2015年の単独公演に来日予定だったが、本人の都合で中止となっている。2016年に行われた来日公演では、「僕らは君を諦めない!」と銘打たれた宣伝がなされた。[20]

2016年3月29日に、自身のオフィシャルサイトとFacebookにて、年内をもってDJ活動(ライブ、ツアーなど)から引退すると発表した[21]

同年7月に、YouTube上で「ウェイク・ミー・アップ(Wake Me Up)」のミュージック・ビデオの再生回数が、10億回を突破した[22]

同年8月28日に、5年間もレジデンシーを務めたイビザ島のUshuaïa Ibizaで最後のライブ公演を行ない、長いツアー生活に終止符を打った[23]

ディスコグラフィ[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

アルバム 詳細 認定
トゥルー
True
ストーリーズ

Stories

  • オーストリア: ゴールドディスク
  1. Wake Me Up
  2. You Make Me
  3. Hey Brother
  4. Addicted to You
  5. Dear Boy
  6. Liar Liar
  7. Shame on Me
  8. Lay Me Down
  9. Hope There's Someone
  10. Heart Upon My Sleeve
  11. All You Need Is Love (日本盤ボーナストラック)
  12. Always On The Run (日本盤ボーナストラック)
  13. Canyons (日本盤ボーナストラック)
  14. Long Road To Hell (日本盤ボーナストラック)
  15. Levels (日本盤ボーナストラック)

コンピレーション・アルバム[編集]

  • Avicii Presents Strictly Miami(2011)
  • The Singles(2011)

代表的なシングル[編集]

  • My Feelings for You(2010)
  • Seek Bromancefeat.アマンダ·ウィルソン)(2010)
  • Tweet It(2011)
  • iTrack(2011)
  • Street Dancer(2011)
  • Fade into Darkness(feat. アンドレアス・モー)(2011)
  • Sunshineデビット・ゲッタ 連名)(2011)
  • Collideレオナ・ルイス 連名)(2011)
  • レヴェルズ Levels (2011)
  • Blessed(2012)
  • Silhouettes (feat. サレム・アル・ファキール)(2012)
  • Superloveコラボ.レニー・クラヴィッツ)(2012)
  • Dancing in My Head (コラボ.エリック・ターナー)(2012)
  • I Could Be the One (コラボ. ニッキー・ロメロ feat.ヌーニー・バオ)(2012)
  • X You(2013)
  • We Write the Story (コラボ. ビョルン・ウルヴァース&ベニー・アンダーソン )(2013)
  • ウェイク・ミー・アップ Wake Me Up! (feat. アロー・ブラック)(2013)
  • ユー・メイク・ミー You Make Me (feat. サレム・アル・ファキール)(2013)
  • ヘイ・ブラザー Hey Brother (feat. ダン・ティミンスキー)(2013)
  • The Days (2014)
  • The Nights (2014)
  • Waiting For Love (マーティン・ギャリックス、連名) (2015)
  • Taste The Feeling (feat. Conrad Sewell) (2016)

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ About Avicii
  2. ^ a b Stjärna i sitt eget universum
  3. ^ Avicii: "In Buddhism it means the lowest level of hell"
  4. ^ Australian Recording Industry Association
  5. ^ David Guetta Praises 'Amazing' Grammy-Nominated Collaborator Avicii
  6. ^ Leona Lewis resolves legal dispute with Swedish DJ over new single
  7. ^ Official UK Singles Archive
  8. ^ Recording Industry Association of America
  9. ^ Avicii Makes History -- Loudly -- With Radio City Show
  10. ^ Official UK Singles Archive
  11. ^ 最終的にアルバム収録は見送られた。
  12. ^ Avicii rolls the dice at Ultra 2013; too advanced for dance
  13. ^ Zedd
  14. ^ Avicii - promo Mix 2013 - Featuring New Album Tracks
  15. ^ Avicii scores most explosive opening sales of 2013 with Wake Me Up
  16. ^ Avicii scores fastest selling single of 2013 so far with Wake Me Up
  17. ^ UK Singles Chart
  18. ^ Avicii、Martin Garrixとビッグコラボの新曲『Waiting For Love』をリリース”. DJ Hacks (2015年5月22日). 2016年7月25日閲覧。
  19. ^ Avicii、待望のセカンドアルバム『STORIES』リリース【全16曲・トラックリストつき】”. DJ Hacks (2015年10月3日). 2016年7月25日閲覧。
  20. ^ 頼むぜ、AVICII (アヴィーチ)!僕らは君を諦めない!待望の来日公演が決定!”. iFLYER (2016年3月14日). 2016年8月29日閲覧。
  21. ^ Avicii”. 2016年8月29日閲覧。
  22. ^ Aviciiの名曲「Wake Me Up」Youtube上で10億回の再生回数を突破!”. iFLYER (2016年7月19日). 2016年8月29日閲覧。
  23. ^ 8月28日、Avicii最後のDJセット公演は、Ushuaïa Ibiza”. iFLYER (2016年8月28日). 2016年8月29日閲覧。

外部リンク[編集]