アンドレルトン・シモンズ

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アンドレルトン・シモンズ
Andrelton Simmons
ロサンゼルス・エンゼルス #2
Andrelton Simmons 2014a.jpg
アトランタ・ブレーブス時代
(2014年5月18日)
基本情報
国籍 オランダの旗 オランダ
出身地 オランダ領アンティルの旗 アンティル自治領ムンドノボ(現:キュラソーの旗 キュラソー自治領)
生年月日 (1989-09-04) 1989年9月4日(27歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
170 lb =約77.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手
プロ入り 2010年 ドラフト2巡目(全体70位)でアトランタ・ブレーブスから指名
初出場 2012年6月2日
年俸 $6,142,857(2016年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム オランダの旗 オランダ
WBC 2013年、、2017年

アンドレルトン・A・シモンズAndrelton A. Simmons, 1989年9月4日 - )は、オランダ領アンティルキュラソー島ムンドノボ出身のプロ野球選手遊撃手)。右投右打。MLBロサンゼルス・エンゼルスに所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

オランダ領アンティルキュラソー島で生まれ、同郷のアンドリュー・ジョーンズに憧れて育った[2]。ユースチームでは、ケンリー・ジャンセンディディ・グレゴリウスとチームメイトだった。

ウエスタンオクラホマ州立大学英語版在学中には投手として最速98マイル(約157.7km/h)を計測[3]

プロ入りとブレーブス時代[編集]

2010年MLBドラフト2巡目(全体70位)でアトランタ・ブレーブス遊撃手として指名され、プロ入り。この年は傘下のアパラチアンリーグダンビル・ブレーブス英語版でプレーした。

2011年にはA+級リンチバーグ・ヒルキャッツでプレーし、打率.311でカロライナリーグの首位打者を獲得した[3]

2012年はAA級ミシシッピ・ブレーブスで開幕を迎え、6月2日ワシントン・ナショナルズ戦でメジャーデビューを果たした。6月は打率.330、3本塁打、14打点を記録してルーキー・オブ・ザ・マンスに選出される[4]7月8日フィラデルフィア・フィリーズ戦でヘッドスライディングをした際に右手小指を骨折[5]、約2ヶ月戦列から離れた。49試合の出場ながら、守備防御点(DRS)は全遊撃手中2位の+19を記録した。オフにテキサス・レンジャーズからマイク・オルトとのトレードを打診されたが、ブレーブスは即座に拒否した[6][7]

2013年開幕前の3月に開催された第3回WBCオランダ代表に選出された[8][9]。大会では、一番・遊撃手としてプレーしてチームの準決勝進出に貢献した。

シーズンでは史上最高値となる守備防御点(DRS)+41を記録し、フィールディング・バイブル・アワードゴールドグラブ賞をダブル受賞した[10]。また。プラチナ・ゴールド・グラブも受賞している。

2014年2月20日にブレーブスと総額5800万ドルの7年契約に合意した[11][12]。シーズンでは、2年連続でフィールディング・バイブル・アワードとゴールドグラブ賞をダブル受賞した。

エンゼルス時代[編集]

2015年11月12日エリック・アイバーとマイナー選手2名+金銭とのトレードで、マイナー選手1名とともにロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[13]

2016年、エンゼルスでもショートのレギュラーを任され、ルーキーイヤー以来の規定打席未達ながら124試合に出場。100試合以上に出場したシーズンではいずれもキャリアハイの打率.281・出塁率.324を記録。また、走塁面でも自己最多の10盗塁を決めた。遊撃守備は、全124試合で10失策守備率.982、DRS + 18・UZR + 15.4、ショートとしてリーグ2位のRF4.61を記録した。オフの12月5日第4回WBCオランダ代表に選出され、2大会連続2度目の選出を果たした[14]

選手としての特徴[編集]

シモンズの最大の武器は高い身体能力から生み出される守備。

まだ27歳ながら前述の通り、守備に関する表彰を何度も受けている他、様々な指標でも軒並み高い数値(DRSのMLBでの合計は5年で+131。)を記録していて、広い守備範囲と元投手ならではの強肩を兼ね備えた、MLBナンバー1と評される遊撃手である。[15]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2012 ATL 49 182 166 17 48 8 2 3 69 19 1 0 0 3 12 1 1 21 5 .289 .335 .416 .751
2013 157 658 606 76 150 27 6 17 240 59 6 5 5 4 40 1 3 55 16 .248 .296 .396 .692
2014 146 576 540 44 132 18 4 7 179 46 4 5 2 2 32 4 0 60 25 .244 .286 .331 .617
2015 147 583 535 60 142 23 2 4 181 44 5 3 1 2 39 6 6 48 19 .265 .321 .338 .660
2016 LAA 124 483 448 48 126 22 2 4 164 44 10 1 1 4 28 0 2 38 16 .281 .324 .366 .690
通算:5年 623 2482 2295 245 598 98 16 35 833 212 16 14 9 15 151 12 12 222 81 .261 .308 .363 .671
  • 2016年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



遊撃手












2012 ATL 49 67 158 3 31 .987
2013 156 240 499 14 94 .981
2014 146 217 411 14 99 .978
2015 147 235 444 8 126 .988
2016 LAA 124 198 337 10 82 .982
通算 622 957 1849 49 432 .983

表彰[編集]

背番号[編集]

  • 19 (2012年 - 2015年)
  • 2 (2016年 - )

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Andrelton Simmons Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2016年6月28日閲覧。
  2. ^ Simmons relishes chance to see boyhood idol Jones
  3. ^ a b Southern notes: Braves love Simmons MiLB.com
  4. ^ Simmons named NL rookie of the month – updated
  5. ^ ブ軍有望新人シモンズが右手小指骨折 日刊スポーツ 2012年7月10日
  6. ^ レンジャーズはシモンズを獲得後、アリゾナ・ダイヤモンドバックスジャスティン・アップトンとの交換要員とする構想を持っていた
  7. ^ Braves Turned Down Simmons-For-Olt Trade MLB Rumors
  8. ^ 2013 Tournament Roster WBC公式サイト (英語) 2015年3月20日閲覧
  9. ^ Simmons off to WBC; Braves excited, sloppy in loss
  10. ^ Anthony DiComo (2013年10月2日). “With Gold Glove defense, Simmons' value unmatched”. MLB.com. http://m.mlb.com/news/article/62350062 2015年11月13日閲覧。 
  11. ^ “Braves Agree to Terms with Shortstop Andrelton Simmons on Seven-Year Contract”. Braves Press Release. MLB.com. (2014年2月20日). http://m.mlb.com/news/article/68008506 2015年11月13日閲覧。 
  12. ^ Mark Bowman (2014年2月20日). “Braves lock up Simmons with seven-year deal”. MLB.com. 2015年11月13日閲覧。
  13. ^ Alden Gonzalez (2015年11月12日). “Baldoquin's path unclear after Simmons trade”. MLB.com. http://m.mlb.com/news/article/157213738/andrelton-simmons-trade-could-block-baldoquin 2015年11月13日閲覧。 
  14. ^ 24 All-Stars among initial confirmed players for 2017 World Baseball Classic MLB.com Press Release (英語) (2016年12月5日) 2016年12月15日閲覧
  15. ^ [1]ファンの度肝を抜くWBC各国代表メジャーリーガーの「必見プレー」
  16. ^ “フィールディング・バイブル賞発表 統計学を基に守備の名手を選出”. スポニチアネックス. (2016年11月1日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/01/kiji/K20161101013642800.html 2016年11月1日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]