トム・ストイフバーゲン

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トム・ストイフバーゲン
Tom Stuifbergen
コレンドン・キンヘイム
基本情報
国籍 オランダの旗 オランダ
出身地 北ブラバント州ブレダ
生年月日 (1988-09-26) 1988年9月26日(35歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
255 lb =約115.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2006年にミネソタ・ツインズと契約
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム オランダの旗 オランダ代表
WBC 2009年2013年2017年
プレミア12 2015年2019年
獲得メダル
男子 野球
オランダの旗 オランダ
IBAFワールドカップ
2011 野球
ヨーロッパ野球選手権大会
2014 野球
2019 野球
ハーレムベースボールウィーク
2016 野球
フランス国際野球大会
2014 野球

トム・ストイフバーゲンTom Stuifbergen, 1988年9月26日)は、オランダ王国北ブラバント州ブレダ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在はオランダ野球リーグであるホーフトクラッセコレンドン・キンヘイムに所属している。

「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」では、「トム・ストゥイフベルゲン」と表記された[1]

兄のニック・ストイフバーゲンも野球選手で、2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシックオランダ代表に選ばれている[2]

経歴[編集]

オランダ球界時代[編集]

2005年6月4日ホーフトクラッセアムステルダム・パイレーツでデビュー。

ツインズ傘下時代[編集]

2006年8月に、ミネソタ・ツインズと契約を結んだ[2]。またヨーロッパ野球選手権大会オランダ代表としてのキャリアをスタートさせた。同年のハーレムベースボールウィークにも出場し、日本戦に先発している[2]。11月には第16回IBAFインターコンチネンタルカップのオランダ代表に選出された。同大会では準優勝を経験している。

2007年にルーキーリーグのガルフ・コーストリーグでデビューを果たす[2]

2008年は怪我のため全休した。

2009年開幕前の3月に開催された第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)オランダ代表に選出された[3]。同大会では2度目のドミニカ共和国戦で先発登板し、4回を無失点に抑えて勝利に大きく貢献した[4]

シーズンでは1A-のアパラチアンリーグで13試合に先発し、5勝2敗、防御率3.28だった。特に制球が冴え、K/BB11.50は特筆に値する[5]

2010年も1Aミッドウェストリーグで6勝4敗、防御率2.98の好成績を残した。オフの10月には第17回IBAFインターコンチネンタルカップのオランダ代表に2大秋連続2度目の選出を果たした。同大会では準優勝を経験している。

2011年以降は伸び悩み、1A+フロリダ・ステートリーグで足踏みが続く[5]

2013年は2Aでプレーする。同年限りでツインズから解雇された。

オランダ球界復帰[編集]

2015年からはフーフストクラッセのコレンドン・キンヘイムに所属することになり、オランダ球界に復帰した。

2011年9月20日に第39回IBAFワールドカップオランダ代表に選出された[6]。同大会ではヨーロッパの国としては、1938年大会イギリス代表以来73年ぶりの優勝を果たした。この栄誉を称えて代表24人全員に「サー」の爵位が贈られ[7]、ストイフバーゲンにも贈られた。

2013年開幕前の3月に開催された第3回WBCオランダ代表に選出され[8]、2大会連続2度目の選出となった。

2014年9月2日に第1回フランス国際野球大会オランダ代表に選出された[9]。同大会でオランダ代表は初代優勝国となった[10]。大会終了後の12日に第33回ヨーロッパ野球選手権大会オランダ代表に選出された[11]。同大会ではオランダ代表が大会の記録である自国の20回の優勝を塗り替える3大会振り21度目の優勝を果たした[12]

2015年開幕前の2月17日に「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」の欧州代表に選出された[1][13]。3月11日の第2戦に4番手で登板し、1回を投げている[14]

4月13日に第15回ワールドポート・トーナメント第1回WBSCプレミア12のオランダ代表予備ロースターに選出された[15]

オフの10月12日に第1回WBSCプレミア12のオランダ代表候補選手36名に選出され[16]、10月20日に第1回WBSCプレミア12のオランダ代表選手28名に選出された[17]

2016年7月9日に第28回ハーレムベースボールウィークのオランダ代表に選出された[18]

2017年開幕前の2月7日に同年のアメリカ遠征のオランダ代表に選出された[19]2月9日第4回WBCオランダ代表に選出され、3大会連続3度目の選出を果たした[20]。オフの10月13日にイタリア代表との親善試合である「ヨーロピアン・ベースボール・シリーズ」のオランダ代表に選出された[21]

選手としての特徴[編集]

右投手で150キロ前後のストレートに加えてツーシームやスライダー、チェンジアップを放る。主にセットアッパーやクローザーをしている。

詳細情報[編集]

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 欧州代表が選手発表!NPB所属の2選手も招集[リンク切れ] 侍ジャパンオフィシャルサイト (2015年2月17日) 2015年2月18日閲覧
  2. ^ a b c d Tom Stuifbergen de Nederlandse Honkbalsite
  3. ^ 2009 Tournament Roster[リンク切れ] The official site of World Baseball Classic (英語) 2015年2月19日閲覧 [リンク切れ]
  4. ^ Dominican Rep. vs. Netherlands at Hiram Bithorn Stadium - Tuesday, March 10, 2009 | MLB.com: Gameday
  5. ^ a b Tom Stuifbergen Minor League Statistics & History Baseball-Reference.com
  6. ^ Netherlands announces Roster for Baseball World Cup Archived 2015年2月27日, at the Wayback Machine. - IBAF
  7. ^ ジーター後継者は「サー」の爵位持つ24歳のグリゴリアス
  8. ^ 2013 Tournament Roster[リンク切れ] The official site of World Baseball Classic (英語) 2015年2月19日閲覧 [リンク切れ]
  9. ^ Roger Bernadina in EK-selectie Nederland[リンク切れ] de Nederlandse honkbalsite (オランダ語) (2014年9月2日) 2015年3月20日閲覧
  10. ^ Nederland wint France International Baseball Tournament[リンク切れ] KNBSB (オランダ語) (2014年9月10日) 2015年3月20日閲覧
  11. ^ Nederlands honkbalteam opent EK tegen Kroatië[リンク切れ] The Royal Dutch Baseball and Softball Association official site (オランダ語) (2014年9月11日) 2015年3月20日閲覧
  12. ^ Netherlands 2014 European Baseball Champion 欧州野球連盟公式サイト (英語) (2014年9月21日) 2015年3月20日閲覧
  13. ^ Europe vs Japan Rosters Announced; Asics Sponsors Europe as Official Outfitter CONFEDERATION OF EUROPEAN BASEBALL (2015年2月17日) 2015年2月18日閲覧
  14. ^ ひかりTV 4K GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表 第2戦 2015年3月11日(水) 東京ドーム 打席結果・投打成績 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2015年3月11日) 2016年3月10日閲覧
  15. ^ Leonora in voorselectie van Oranje[リンク切れ] KNBSB (オランダ語) (2015年4月13日) 2015年4月26日閲覧
  16. ^ Bernadina en Jones in selectie voor Premier 12[リンク切れ] de Nederlandse honkbalsite (オランダ語) (2015年10月12日) 2015年10月20日閲覧
  17. ^ Definitieve selectie Kingdom of the Netherlands voor de Premier12[リンク切れ] KNBSB (オランダ語) (2015年10月20日) 2015年10月20日閲覧
  18. ^ Garia en de Caster meest opvallende namen in selectie Honkbalweek KNBSB (オランダ語) (2016年7月9日) 2016年7月17日閲覧
  19. ^ Selectie Koninkrijksteam voor trainingskamp Arizona Honkbalsite | Honkbalnieuws uit Nederland (オランダ語) (2017年2月7日) 2017年3月7日閲覧
  20. ^ Tien hoofdklassers in definitieve WBC-selectie Honkbalsite | Honkbalnieuws uit Nederland (オランダ語) (2017年2月9日) 2017年3月3日閲覧
  21. ^ Opnieuw verschillende debutanten in Koninkrijksteam Honkbalsite | Honkbalnieuws uit Nederland (オランダ語) (2017年10月13日) 2017年10月22日閲覧

外部リンク[編集]