ディディ・グレゴリウス

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ディディ・グレゴリウス
Didi Gregorius
ニューヨーク・ヤンキース #18
Didi Gregorius on April 14, 2015.jpg
2015年4月14日
基本情報
国籍 オランダの旗 オランダ
出身地 北ホラント州アムステルダム
生年月日 1990年2月18日(25歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手二塁手三塁手
プロ入り 2007年 アマチュア・フリーエージェントとしてシンシナティ・レッズと契約
初出場 2012年9月5日 フィラデルフィア・フィリーズ
年俸 $491,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴

マリエクソン・ユリウス・グレゴリウスMariekson Julius "Didi" Gregorius , 1990年2月18日 - )は、オランダ北ホラント州アムステルダム出身のプロ野球選手内野手)。右投左打。現在は、MLBニューヨーク・ヤンキースに所属している。

グレゴリアス」と表記される事もある。

父親と8歳年上の兄は、オランダの野球リーグであるフーフトクラッセでプレーしていた[2]

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

オランダのアムステルダムで生まれ、アムステルダムとオランダ領アンティルキュラソー島で育つ。父親はキュラソー島出身で、父がアムステルダムのセミプロ野球チームでプレーしていた時に生まれる。ユースチームでは、ケンリー・ジャンセンアンドレルトン・シモンズとチームメイトだった。その後オランダ野球リーグ・フーフトクラッセアムステルダム・パイレーツに加入。

レッズ時代[編集]

2007年8月6日シンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ。

2008年、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッズでプロデビュー。31試合に出場し、打率.155・9打点・2盗塁だった。

2009年はA+級サラソタ・レッズで22試合に出場し、打率.254・2打点だった。7月からはルーキー級ビリングス・マスタングスでプレー。50試合に出場し、打率.314・1本塁打・16打点・8盗塁だった。オフの9月にイタリアネットゥーノで行われた第38回IBAFワールドカップオランダ代表として出場した。

2010年はA級デイトン・ドラゴンズで120試合に出場し、打率.273・5本塁打・41打点・16盗塁だった。8月31日にA+級リンチバーグ・ヒルキャッツへ昇格し、7試合に出場した。オフにオーストラリアン・ベースボールリーグに参加し、キャンベラ・キャバルリーに加入した。ここでは、36試合に出場し、打率.189・1本塁打・9打点・4盗塁だった。

2011年はA+級ベイカーズフィールド・ブレイズで46試合に出場し、打率.303・5本塁打・28打点・8盗塁だった。7月にAA級カロライナ・マドキャッツ(現:ペンサコーラ・ブルーワフーズ。現行の同球団とは別物)へ昇格。38試合に出場し、打率.270・2本塁打・16打点・3盗塁だった。オフの9月20日第39回IBAFワールドカップのオランダ代表に選出された事が発表された[3]。この大会では、欧州勢としては、1938年大会イギリス代表以来73年ぶりの優勝を果たした。この栄誉を称えて代表24人全員に「サー」の爵位が贈られ[4]、マークウェルにも贈られた。11月18日にレッズとメジャー契約を結び[5]40人枠入りを果たした。

2012年3月18日にAA級ペンサコーラへ配属され、開幕を迎えた。AA級ペンサコーラでは81試合に出場し、打率.278・1本塁打・31打点・3盗塁だった。7月にAAA級ルイビル・バッツへ昇格。同球団では48試合に出場し、打率.243・6本塁打・23打点だった。登録枠が拡大された9月1日にメジャーへ昇格し[6]9月5日フィラデルフィア・フィリーズ戦でメジャーデビュー。8番・遊撃として先発起用され、4打数無安打だった。この年は8試合に出場し、打率.300・2打点だった。

ダイヤモンドバックス時代[編集]

2012年12月11日クリーブランド・インディアンスを含めた三角トレードアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[7]

2013年3月2日にダイヤモンドバックスと1年契約に合意[8]。開幕直前の3月31日に右肘の故障で15日間の故障者リスト入りした[9]4月16日に復帰[10]。復帰後は遊撃手として先発起用され、復帰から7試合連続安打を記録するなどの活躍をみせていたが、4月26日コロラド・ロッキーズ戦でジョシュ・アウトマンから頭部死球を受け途中退場し、4月28日に7日間の故障者リスト入りした[11]5月4日に復帰[12]後も正遊撃手として奮闘し、この年は103試合に出場。打率.252・7本塁打・28打点だった。

2014年3月3日にダイヤモンドバックスと1年契約に合意した[13]3月30日にAAA級リノ・エーシズへ配属され[14]、アメリカでの開幕を迎えた。開幕後は前年AAA級リノでMVPや新人王を獲得したクリス・オーウィングスに遊撃の定位置を奪われてしまい、6月3日にメジャーへ昇格[15]後は主にオーウィングスのバックアップや二塁の守備に就いていたが、6月29日にオーウィングスが故障者リスト入りしたため、遊撃の定位置を奪取。9月にオーウィングスが復帰したがグレゴリウスは遊撃に固定され、オーウィングスは二塁に回ることとなった。この年は80試合に出場し、打率.226・6本塁打・27打点・3盗塁だった。

ヤンキース時代[編集]

2014年12月5日デトロイト・タイガースを含んだ三角トレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[16]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2012 CIN 8 21 20 1 6 0 0 0 6 2 0 0 1 0 0 0 0 5 0 .300 .300 .300 .600
2013 ARI 103 404 357 47 90 16 3 7 133 28 0 2 2 1 37 5 6 65 4 .252 .332 .373 .704
2014 80 299 270 35 61 9 5 6 98 27 3 0 2 2 22 3 3 52 1 .226 .290 .363 .653
通算:3年 191 724 647 83 157 25 8 13 237 57 3 2 5 3 59 8 9 122 5 .243 .313 .366 .680
  • 2014年度シーズン終了時。

背番号[編集]

  • 25 (2012年)
  • 1 (2013年 - 2014年)
  • 18 (2015年 - )

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Didi Gregorius Contract, Salaries, and Transactions” (英語). Spotrac.com. 2013年10月23日閲覧。
  2. ^ ワールドシリーズ優勝監督にジーターの後釜も ヨーロッパからメジャーに羽ばたいた選手たち ベースボールチャンネル (2015年3月8日) 2015年6月21日閲覧
  3. ^ Netherlands announces Roster for Baseball World Cup - IBAF
  4. ^ ジーター後継者は「サー」の爵位持つ24歳のグリゴリアス
  5. ^ Mark Sheldon (2011年11月19日). “Reds add six players to 40-man roster”. MLB.com. 2014年12月13日閲覧。
  6. ^ Baker to use September callups cautiously”. MLB.com (2012年9月2日). 2014年12月13日閲覧。
  7. ^ D-backs acquire Didi Gregorius, Tony Sipp and Lars Anderson from Indians as part of three-team trade”. MLB.com D-backs Press Release (2012年12月12日). 2014年12月13日閲覧。
  8. ^ D-backs sign 20 players; renew contract for Miley”. MLB.com D-backs Press Release (2013年3月3日). 2014年12月13日閲覧。
  9. ^ D-backs announce 2013 Opening Day Roster”. MLB.com D-backs Press Release (2013年4月1日). 2014年12月13日閲覧。
  10. ^ D-backs place Aaron Hill on 15-day disabled list”. MLB.com D-backs Press Release (2013年4月17日). 2014年12月13日閲覧。
  11. ^ D-backs Reinstate Kubel, Place Gregorius on 7-day disabled list”. MLB.com D-backs Press Release (2013年4月28日). 2014年12月13日閲覧。
  12. ^ D-backs resinstate Gregorius from 7-day Disabled List; Option Marte to Reno”. MLB.com D-backs Press Release (2013年5月5日). 2014年12月13日閲覧。
  13. ^ D-backs agree to terms with 22 players”. MLB.com D-backs Press Release (2014年3月3日). 2014年3月4日閲覧。
  14. ^ D-backs announce 2014 Opening Day roster”. MLB.com D-backs Press Release (2014年3月31日). 2014年3月4日閲覧。
  15. ^ D-backs Recall Didi Gregorius From Reno; Place Cliff Pennington On Disabled List”. MLB.com D-backs Press Release (2014年6月4日). 2014年3月4日閲覧。
  16. ^ Yankees Acquire Shortstop Didi Gregorius from Arizona in Three-Team Trade”. MLB.com Yankees Press Release (2014年12月5日). 2014年12月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]