ホンダ・CBR750

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ホンダ・CBR > ホンダ・CBR750
ホンダ・CBR750
1988 Honda CBR750.jpg
基本情報
排気量クラス 大型自動二輪車
車体型式 RC27
エンジン RC27E型 748cm3 
内径x行程 / 圧縮比 70.0mm x 48.6mm / 10.5:1
最高出力 77ps/9,500rpm
最大トルク 7.0kg-m/6,500rpm
      詳細情報
製造国 日本の旗 日本
製造期間 1987年 - 1988年
タイプ
設計統括
デザイン
フレーム ツインチューブダイヤモンド
全長x全幅x全高 2,170mm x 720mm x 1,185mm
ホイールベース 1,480mm
最低地上高 135mm
シート高 770mm
燃料供給装置 ケーヒン製VG60A型キャブレター4基
始動方式 セルフ
潤滑方式 ウェットサンプ
駆動方式 チェーン
変速機 常時噛合式6段リターン
サスペンション テレスコピック
スイングアーム
キャスター / トレール
ブレーキ 油圧式ダブルディスク
油圧式ディスク
タイヤサイズ 110/80-17
140/70-18
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 21.0L
燃費
カラーバリエーション
本体価格
備考 データは1987年モデル[1]
先代 なし
後継 なし
姉妹車 / OEM CBR1000F
同クラスの車 ヤマハFZR750・スズキGSX-R750・カワサキGPX750
テンプレートを表示

CBR750(シービーアールななひゃくごじゅう)は、本田技研工業がかつて製造販売したオートバイである。

概要[編集]

1983年から販売開始されたCBRシリーズの日本国内向け仕様は、排気量250㏄・400㏄クラスの普通自動二輪車のみがラインナップされていたが、1987年に同シリーズのフラグシップモデルとして、海外向け仕様となるSC21型CBR1000Fとほぼ同一の車体構造を持ち一部コンポーネンツを共用する姉妹車として販売開始[注 1]された排気量750㏄クラスの日本国内向け専用大型自動二輪車である[注 2]

車両解説[編集]

型式名RC27[1][2]

車体はCBR1000Fと共通のツインチューブダイヤモンド型フレームに全長x全幅x全高:2,170x720x1,185(mm)としたフルカバードカウルを装着するスポーツツアラーで車重は乾燥199㎏/装備224㎏である[1]

搭載されるRC27E型水冷4ストローク4バルブDOHC並列4気筒エンジンは、内径x行程:70.0x48.6(mm)・圧縮比10.5・エンジンオイル容量4.1Lとし、容量21Lのタンクから4基のVG60A型キャブレターによる燃料供給を行い、トランジスタ点火装置を装着。最高出力77ps/9,500rpm・最大トルク7.0kg-m/6,500rpmを発揮し、動力伝達は常時噛合式6段マニュアルトランスミッション[注 3]を介したチェーンにより後輪を駆動する[2]

サスペンションは、フロントが39mm径アンチダイブ機構TRAC装備の円筒空気バネ併用テレスコピック[注 5]リヤが油圧プリロードアジャスト機構付プロリンク式スイングアームとし、キャスター角26°・トレール104mm・ホイールベース1,480mm・最低地上高135mm・回転半径3.3mシート高770mmに設定された[1]

前後輪はアルミホイールとし、110/80-17(前)・140/70-18(後)のバイアスタイヤを装着。ブレーキはフロントがダブル、リヤがシングルのディスクブレーキとしたほか、以下の装備・装着がある[1]

なお本田技研工業の公式発表では1987年モデル[1]1988年モデル[2]の車名が異なる。

遍歴[編集]

CBR750スーパーエアロ
ホンダコレクションホール所蔵車
1987年1月28日発表 同年2月10日発売[1]

車名:CBR750スーパーエアロ(1987年モデル)

  • 国内年間販売目標8,000台 希望小売価格789,000円[注 6]
  • 通産省のグッドデザイン賞を受賞[4]
1988年3月18日発表 同年4月1日発売

車名:CBR750(1988年モデル)[2]

  • 国内年間販売目標1,500台 希望小売価格799,000円[注 7]
  • 以下の変更を実施
  • カラーリングを以下の2種類へ変更
  • グラニットブルーメタリック
  • スターライトシルバーメタリック/ブルー
  • フロントダブルディスクブレーキを296mm径ローターとしフローティング化ならびに前後パッド共通化により後ブレーキキャリパーも変更
  • 車重が乾燥202㎏/装備227㎏へ増加
  • フロントサスペンションの円筒空気バネ併用を廃止
  • リヤウインカーをカウル内蔵から独立式へ変更
  • エンジオイル容量を4.3Lへ増量
  • シート下のフレームに荷掛け用フックを追加
1989年

製造販売終了   

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 本モデルにはCBX750シリーズからのフルモデルチェンジという意味合いも含まれる。
  2. ^ 当時の日本国内向け仕様は最大排気量750㏄までの自主規制が存在していた。なお同規制は1989年に撤廃。
  3. ^ 1速:2.846 - 2速:2.062 - 3速:1.647 - 4速:1.368 - 5速:1.200 - 6速:1.086 1次/2次減速比:1.731/3.000[2]
  4. ^ CBR1000F用SC21E型は通常のタイミングチェーン
  5. ^ CBR1000F用は41mm径カートリッジタイプ[3]
  6. ^ 北海道沖縄・一部離島を除く[1]
  7. ^ 北海道・沖縄は10,000円高、一部離島を除く[2]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 1987年1月28日プレスリリース
  2. ^ a b c d e f 1988年3月18日プレスリリース
  3. ^ BBB The History File №13 CBR1000F
  4. ^ 1987 グッドデザイン賞”. 公益財団法人日本デザイン振興会. 2018年10月1日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]