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ホンダ・250T

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
250T マスター / 250T LAカスタム
基本情報
排気量クラス 軽二輪
メーカー 日本の旗本田技研工業
車体型式 MC06
エンジン MC06E型 233 cm3 4サイクル
空冷SOHC2気筒
内径×行程 / 圧縮比 53 mm × 53 mm / 9.4:1
最高出力 21PS / 8,500rpm
最大トルク 2.0kg-m/4,000rpm
乾燥重量 130 kg
車両重量 141 kg
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250T(にひゃくごじゅうティー)は、本田技研工業が1981年から1984年に製造販売していた排気量が250ccのアメリカンタイプオートバイである。型式名MC06。マスターLAカスタムの2車種が1981年11月13日に発表発売された[1]。ホイールベースの短い小型スタイルの車体に、CD125Tのシリンダーとボアをアップした排気量233㏄のMC06E型空冷4ストロークSOHC2気筒エンジン[2]を搭載し、燃料供給はVB16型キャブレター1基。

海外向け輸出仕様はCM250Cとされたほか、1982年にはベルトドライブ仕様のマスターS・D も追加発売されたが[3]1985年発売に後継モデルのレブルへ引き継がれる形で生産終了となった。

モデル一覧

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シリーズ車両として以下のモデルが発売された。

マスター

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前後輪をスポークホイールならびにドラムブレーキとしたモデル。主に輸出仕様とされた。

LA カスタム

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1984年4月5日発表、同月6日発売[4]。前後輪ブーメランコムスターホイール化・前輪ディスクブレーキ化・リヤキャリア標準装備化・ヘッドランプハロゲンバルブ化を実施したモデルである[5]

マスター S・D

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1982年8月6日発表、同年9月1日発売の追加モデル[6]。マスターをベースに駆動系をコグドベルト式ドライブ[注 1]へ変更しメンテナンスフリーを図ったモデル。車名のS・Dは、ベルトカバー部分に表記されていたSILENT-DRIVEの略である。リヤキャリアを標準装備。

脚注

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注釈

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  1. ^ 海外向け仕様では既に川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニーマニュアルトランスミッション式ベルトドライブを採用していたが、日本メーカーの日本国内向け仕様では初。

出典

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  1. ^ 1981年11月13日プレスリリース
  2. ^ 『20世紀のアイアンホース達』p.79
  3. ^ 『20世紀のアイアンホース達』p.85
  4. ^ 1984年4月5日プレスリリース
  5. ^ 『20世紀のアイアンホース達』p.94
  6. ^ 1982年8月6日プレスリリース

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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