ホンダ・イブ

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イブeve)は、本田技研工業がかつて製造販売したオートバイである。

本項では後継モデルのイブ パックスeve PAX)ならびにパックス クラブPAX CLUB)についても解説を行う。

モデル別解説[編集]

いずれのモデルもAF05E型排気量49㏄強制空冷2ストローク単気筒エンジン[注 1]を搭載するスクータータイプの原動機付自転車である。

イブ[編集]

型式名A-AF06。1982年から販売されていたスカイの実質的後継モデル[注 2]として1983年9月12日発表、同月13日発売[1]

スカイ同様に女性をターゲットにしたモデルで、取り回しの良さをセールスポイントとしており、全幅は590mm。乾燥重量もキックスターターモデルが34kg、セル併用モデルが36kgと当時最軽量とされた。またイメージキャラクターには女優の大原麗子が起用された。

1984年2月28日発表、同年3月10日発売で[2]、乾燥重量33kgとさらに軽量化されたイブ スマイルeve Smile)を追加。ベースモデルのイブが1985年に後述するイブ パックスへフルモデルチェンジされたあとも1987年まで販売された。

イブ パックス[編集]

型式名A-AF11。1985年6月14日発表[3]、最高出力5.0psとしたイブ パックスSは同月15日、同じく4.1psとしたイブ パックスは同年7月1日に発売。車名のパックスは友達平和を意味するほか[3]、販売ターゲットを女性から若年層へ変更。乾燥重量も40kg台に増加した。

数度のカラーリング変更や限定車などを追加し、1987年に後継となるパックスクラブへモデルチェンジのため生産終了。

パックスクラブ[編集]

型式名A-AF14。1988年3月29日発表、同年4月8日発売[4]。車体外装を全面刷新・エンジンの最高出力を5.5psへ向上・燃料タンク容量を3.0L→3.6Lに増加するなどの改良が行なわれた。1989年に生産終了。

エピソード[編集]

こちら葛飾区亀有公園前派出所』の登場人物である本田速人の妹は本モデルにちなんだ本田 伊歩(ほんだ いぶ)である。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 元々はタクトの海外向け輸出仕様モデルSpree用として開発されたエンジンである。
  2. ^ ただし一時的に併売されていた期間が存在する。

出典[編集]

外部リンク[編集]