ホンダ・XL1000V バラデロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ホンダ・XL > ホンダ・XL1000V バラデロ

XL1000V Varadero(エックスエルせんブイ バラデロ) は、本田技研工業がかつて製造販売したオートバイである。本項では同じくバラデロを車名に含むバラデロ125についても解説を行う。

概要[編集]

XL 1000V Varadero
日本の旗
Honda Varadero red.jpg
基本情報
排気量クラス 大型自動二輪車
車体型式 SD02
エンジン SD02E型 996cm3 
水冷4ストロークDOHCV型2気筒型 996cc
内径x行程 / 圧縮比 98mm x 66mm / 9.8:1
最高出力 93.8ps/7500rpm
最大トルク 9.99kg-m/6000rpm
      詳細情報
製造国
製造期間 1997年 - 2010年
タイプ デュアルパーパス
設計統括
デザイン
フレーム スチールチューブ
全長x全幅x全高 2300mm x 930mm x 1465mm
ホイールベース 1560mm
最低地上高 181mm
シート高 838mm
燃料供給装置 燃料噴射装置 (PGM-FI)
始動方式
潤滑方式 ウェットサンプ
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 常時噛合式6段リターン
サスペンション 正立テレスコピック式
スイングアーム式
キャスター / トレール
ブレーキ 296 × 4.5mm油圧式フローティングダブルディスク
256 × 5mm油圧式ディスク
タイヤサイズ 110/80 R19
150/70 R17
最高速度
乗車定員
燃料タンク容量 25L
燃費
カラーバリエーション
本体価格
備考
先代
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車
テンプレートを表示

ペットネームはキューバリゾートタウンバラデロVaradero)にちなむ。

XLシリーズのフラッグシップとして1998年に発表、1999年からヨーロッパ地区中心に販売されたが、日本国内での正規販売はない。

アフリカツインを彷彿させるデザインの大型カウルを装着するデュアルパーパス系アドベンチャーツーリングモデルであるが、より舗装路向けにされた排気量1,000ccクラスのツアラーである。

VTR1000Fに搭載する水冷4ストローク4バルブDOHC90°バンクV型2気筒エンジンをトルク重視にチューニングしスチール製へ搭載する。2代目以降は燃料供給をPGM-FI電子式燃料噴射装置へ変更し、環境性能ならびに燃費を向上させた。

モデル一覧[編集]

初代(1999年 - 2002年)[編集]

型式名SD01。

カウルデザインが若干丸みを帯びている。

燃料供給方式はキャブレターマニュアルトランスミッションは5速である。

2000年までは浜松製作所で生産されていたが、2001年以降はスペインモンテッサ・ホンダへ移管された。

2代目(2003年 - 2006年)[編集]

型式名SD02。

カウルデザインを変更。燃料供給をインジェクション化し、マニュアルトランスミッションを6速化。ABS搭載モデルも設定された。

3代目(2007年 - 2010年)[編集]

オーストリア警察車両

型式変更無しのモデルチェンジを実施。

フロントカウル周りではメーターカウル・インナーカウルを変更。インナーカウル右側にキー付きBOXを装備。また燃料警告灯点灯後はメーター表示が走行可能距離へ自動的に切り替わる。

チョークレバー廃止のほか、シート・シートカウル・テールランプを変更。このうちテールランプは従来の2灯式からウインカー1体1灯式になりレンズ類もユーロ圏内での生産に変わった。

またシートはクッション性能向上の見返りに多少幅広になり足つき性が若干悪化した一方で、シートカウルはスリムになりサイレンサーの交換が容易に行えるようになった。

2010年に生産終了。

バラデロ125(Montesa Honda.S.A.)[編集]

バラデロ125(2007年モデル)

ヨーロッパでは、普通自動車運転免許で日本の原付二種枠に該当する排気量125ccまで運転でき各種優遇措置を採用する国家も多く人気が高いことから、エントリーモデルとして開発されたのがXL125V VARADEROの別称を持つバラデロ125Varadero 125)である。型式名JC32。2006年からスペインモンテッサ・ホンダで製造され、ヨーロッパ各国で販売される。

125ccクラスとしては大柄であり、JC32型VT SHADOW125と共用の最高出力14.3hp/11,000rpm・レブリミットは2,000rpmという高回転型水冷4ストロークSOHC90° V型2気筒エンジンを搭載。

2007年には各種環境規制に対応するため燃料供給のPGM-FI化・ジュネレーター出力向上・デザイン変更を実施した。

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]

関連項目[編集]

上述3車はV型2気筒エンジンを搭載する同社製デュアルパーパスモデル・