ホンダ・ソロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホンダ・ソロ
日本の旗
基本情報
車体型式 BA-AC17
エンジン AC17E型 49 cm3 
空冷4ストロークSOHC単気筒
内径×行程 / 圧縮比 39.0 mm × 41.4 mm / 10.0:1
最高出力 3.5ps/7,500rpm
最大トルク 0.39kg-m/6,000rpm
車両重量 77 kg
      詳細情報
製造国 日本の旗 日本
製造期間 2003年 - 2007年
タイプ オートバイ
設計統括
デザイン
フレーム バックボーン
全長×全幅×全高 1,995 mm × 710 mm × 980 mm
ホイールベース 1,285 mm
最低地上高 150 mm
シート高 730 mm
燃料供給装置 キャブレター
始動方式 キック
潤滑方式 ウエットサンプ
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 常時噛合式3段
サスペンション 正立テレスコピック
スイングアーム
キャスター / トレール
ブレーキ リーディングトレーリングドラム
リーディングトレーリングドラム
タイヤサイズ 70/100-18 MC41P
70/100-18 MC41P
最高速度
乗車定員 1人
燃料タンク容量 4.1 L
燃費 95.0 km/L
カラーバリエーション マットフラットシルバーメタリック、モンツァレッド、パロットイエロー
別途カラーオーダープランによるオプションカラーがある。
本体価格 199,000
備考
先代 なし
後継 なし
姉妹車 / OEM なし
同クラスの車
テンプレートを表示

ソロ (Solo) は、本田技研工業がかつて製造販売した原動機付自転車である[1]

車両解説[編集]

型式名BA-AC17。先行発売されていたエイプズーマーバイトにつづくNプロジェクト[注 1]第4弾として2003年3月5日に発表、同月14日に発売された。2007年までに生産終了。

車体は、バックボーンフレームにサドルタイプのシートを装着し、サスペンション前輪をテレスコピック、後輪をスイングアームとした。ホイールは細身の車体を活かすために18インチとなり、ブレーキは前後ともドラムブレーキとした[1]

搭載されるAC17E型エンジンは、スーパーカブ系と共通する前傾80°空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを本車用にチューニング。動力伝達は自動遠心式クラッチの3速ロータリーマニュアルトランスミッションとされた[1]

本車最大の特徴は標準色3種類[注 2]以外に、タンク・フレーム・シート等を好みで組み合わせる以下のカラーオーダープランがオプション設定された[1]。この結果スタンダード3色を除くと全285種類の組み合わせが可能となっている。

カラーオーダープランSTYLE1[注 3]
  • 燃料タンク:6種類[注 4]
  • フレーム・スイングアーム:6種類[注 4]
  • 灯火器カバー・フェンダー:2種類[注 5]
  • シート・グリップ:2種類[注 6]
カラーオーダープランSTYLE2[注 7]
  • 上述カラーオーダープランSTYLE1を選択した上で、ハンドルならびにクランクケースカバーの表面処理をシルバー塗装もしくはクロームメッキバフ掛けのいずれかを選択。


脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 若者のライフスタイルに合う魅力的な製品を開発するNEWプロジェクトの略[1]
  2. ^ マットフラットシルバーメタリック・モンツァレッド・パロットイエロー
  3. ^ スタンダードの標準価格199,000円に対し、15,000円高の214,000円に設定。
  4. ^ a b マットフラットシルバーメタリック・モンツァレッド・パロットイエロー・バイスブルー・クラシカルホワイト・ブラック
  5. ^ ブラック+マットフラットシルバーメタリック・クラシカルホワイト
  6. ^ ブラック・ブラウン
  7. ^ カラーオーダープランSTYLE1の標準価格214,000円に対し、5,000円高の219,000円に設定。

出典[編集]

関連項目[編集]

上述3車はNプロジェクトで生産販売された車種。

外部リンク[編集]