ホンダ・アコード
ホンダ・アコード | |
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![]() 11代目 米国仕様 | |
概要 | |
製造国 |
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販売期間 | 1976年5月8日[1]- |
ボディ | |
ボディタイプ |
3ドアハッチバック(初代 - 3代目) 4ドアセダン 2ドアクーペ(3代目 - 9代目) 5ドアステーションワゴン(4代目 - 8代目) |
駆動方式 | FF、4WD |
系譜 | |
先代 | ホンダ・145[2] |
アコード(ACCORD、雅閣)は、本田技研工業が生産・販売している中型高級乗用車である。
概要[編集]
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1976年に145の後継モデルとして登場[2]。かつてはミドルクラスに位置していたが、シビックのミドルクラスへの移行とインスパイアの生産終了に伴い、アッパーミドルクラスへと移行している。また、ホンダを代表する世界戦略車であり、北米市場やイギリスなどで、販売台数の上位を占める。 1985年にレジェンドが発売される以前と2012年のレジェンド生産終了から新型モデルが国内導入される2015年1月までは、同社のフラッグシップモデルであった。なお、2021年12月のレジェンド生産・販売の終了に伴い再びフラッグシップモデルとなった。 初登場時の形態は1.6Lエンジンを搭載した中型の3ドアハッチバック車であり、同社のシビックから、より上位の車種への買い替えを求める層の受け皿として開発された。開発責任者(LPL)はシビックも手がけた木澤博司が担当。開発は「654計画」と呼ばれ、先に中止されていた2.0L直列6気筒エンジンを搭載するアッパーミドルカー[3][4]「653計画」のスタッフが加わっている。[5][6]
初代 SJ/SM型(1976-1981年)[編集]
ホンダ・アコード(初代) SJ/SM型 | |
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![]() ハッチバック | |
![]() セダン | |
概要 | |
製造国 |
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販売期間 | 1976年-1981年 |
デザイン | 岩倉信弥 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ |
3ドア ハッチバック 4ドア セダン |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン |
EF型:1.6L 直4 SOHC CVCC →EP型:1.6L EK型:1.8L 直4 SOHC CVCC |
変速機 | 4速MT/5速MT/ホンダマチック |
サス前 |
前:マクファーソンストラット 後:マクファーソンストラット |
サス後 |
前:マクファーソンストラット 後:マクファーソンストラット |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,380mm |
全長 |
3ドア:4,105 - 4,125mm 4ドア:4,325 - 4,450 mm |
全幅 | 1,620mm |
全高 |
3ドア:1,340mm 4ドア:1,360mm |
車両重量 |
3ドア:835 - 875kg 4ドア:895 - 945kg |
その他 | |
販売終了前月までの新車登録台数の累計 | 37万38台[7] |
系譜 | |
先代 | ホンダ・145[2] |
- 1976年5月8日
- 中型の3ドアハッチバック車として登場した。近い車格では145クーペ以来となる。好燃費・低公害を主眼に設計され、アメリカ及び日本では、昭和51年排出ガス規制をクリアしたCVCC仕様のEF型エンジンが搭載されていた。設備投資を抑えるため、シビック用1.5Lエンジンを最大限までストロークアップしたエンジン[8]となっている。
- 1977年10月14日
- 1973年11月のホンダ・145セダンの販売終了以来、3年11か月ぶりとなるノッチバックの4ドアサルーンを追加発売。
- 1978年9月1日
- 昭和53年排出ガス規制をクリアした1.8LのEK型エンジンへと換装し1.6Lモデルを廃止[9]。また最上級グレード「EX」には、当時の国産車では珍しかった車速感応型パワーステアリングが標準装備され、その後追加された「EX-L」にはパワーウインドウが、1800サルーン「EX-L」にはフルオートエアコンが追加された。1800サルーンのダッシュボードはトレイのないデザインとなっている。
- 1979年10月
- それまでは2速のホンダマチックに3速(オーバードライブ)を追加[10]し、パワーステアリングを装備した1800サルーン「ES」が追加された。
- 1980年4月25日
- エンジンがCVCC-IIにバージョンアップされ、パワーアップとラピッド・レスポンスコントロールシステムによる運転性の向上が図られた。同時に、サルーンのヘッドライトを角目4灯式にデザイン変更。
- 1980年7月
- 1.6Lモデルの再登場。クイントと同スペックのEP型エンジンが搭載された。
初代アコードは、約90ヵ国に輸出された[11]。
-
ハッチバック(リア)
-
セダン(リア)
-
車内
2代目 SY/SZ/AC/AD型(1981-1985年)[編集]
ホンダ・アコード(2代目) SY/SZ/AC/AD型 | |
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![]() 前期型(1981年-1983年) | |
![]() 後期型(1983年-1985年) | |
概要 | |
製造国 |
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販売期間 | 1981年9月-1985年5月 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ |
4ドア セダン 3ドア ハッチバック |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン |
前期 EP型:1.6L 直4 SOHC CVCC II EK型:1.8L 直4 SOHC CVCC II 後期 EY型:1.6L 直4 SOHC CVCC II ES型:1.8L 直4 SOHC CVCC II |
変速機 | 5速MT/ホンダマチック/4速AT |
サス前 |
前:マクファーソンストラット 後:マクファーソンストラット |
サス後 |
前:マクファーソンストラット 後:マクファーソンストラット |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,450mm |
全長 |
4ドア:4,410mm 3ドア:4,210mm |
全幅 | 1,650 mm |
全高 |
4ドア:1,355 - 1,375mm 3ドア:1,335mm |
車両重量 |
4ドア:920 - 970kg 3ドア:915 - 960kg |
その他 | |
姉妹車 | ホンダ・ビガー(初代) |
販売終了前月までの新車登録台数の累計 | 15万4741台[12] |
- 1981年9月22日
- フルモデルチェンジ。同時に姉妹車のビガーが誕生した[13]。
- エンジンは先代からキャリーオーバーされたEP型とEK型の2種。オプションで、前後の荷重変化による車高変化を修正して2段階の車高変化が可能な、「オートレベリングサスペンション」を装着できた。クルーズコントロールは全グレードに装備され、操作スイッチはステアリング・ホイールに取り付けられた。また世界で初めて民生用カーナビゲーション(自社開発のガスレートジャイロ方式)がメーカーオプションとして用意された[13][14]。運転席と助手席を各々の目的に最適設計した「性格分けパーソナルシート」を採用している。また、この代より、フロントウインドウが全てのグレードにおいて合わせガラスとなっており、安全性の向上が図られている。
- 1982年11月3日
- 一部変更。ホンダマチックは4速フルオートマチック[15]へ改良された。
- 1983年6月17日
- マイナーチェンジ。エンジンフードも変更されセミコンシールドワイパーとなった。前期型では全車逆スラントノーズであったが、サルーンはバーチカルノーズに、ハッチバックは同年登場の3代目シビックにも通じるスラントノーズに変更されフロントマスクのイメージが大きく変化した。
- エンジンは1.6LがEY型、1.8LがES型へそれぞれ変更。また、ABS(呼称は、4w A.L.B)搭載車も一部グレードに設定された。「性格分けパーソナルシート」を更に見直し、サルーンとハッチバックで各々に最適な座面形状に変更している。
- 1984年5月24日
- 1.8Lエンジンに電子制御燃料噴射装置の「PGM-FI」仕様が追加された。なお、このエンジンはCVCCを採用していない。
アメリカでの販売[編集]
1982年に、日本車として初めてアメリカ、オハイオ州メアリーズビル工場で生産されることになった。アメリカでは非常に高い人気を誇る。
なお北米仕様はヘッドライトが初代ビガーと同じく、SAE規格の角型4灯となっている。
-
前期型(北米仕様)
-
前期型(北米仕様)
-
後期型(北米仕様)
-
ハッチバック
3代目 CA1/2/3/4/5/6型(1985-1990年)[編集]
ホンダ・アコード/ ホンダ・アコードCA(3代目) CA1/2/3/4/5/6型 | |
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![]() セダン 前期型・日本仕様 | |
![]() | |
![]() | |
概要 | |
製造国 |
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販売期間 | 1985年6月-1989年8月 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ |
4ドア セダン 2ドアクーペ 3ドア ハッチバック(エアロデッキ) 3ドア ハッチバック(ファストバック) |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン |
A18A型:1.8L 直4 SOHC B18A型:1.8L 直4 DOHC B20A型:2.0L 直4 DOHC A20A型:2.0L 直4 SOHC |
最高出力 | 120ps/5800rpm |
最大トルク | 16.9kgfm/4000rpm |
変速機 | 5MT/4AT |
サス前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
サス後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,600mm |
全長 | 4,535mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,355mm |
車両重量 | 1,000 - 1,150kg |
その他 | |
備考 | クーペのみ1990年まで販売 |
販売終了前月までの新車登録台数の累計 | 28万2280台[16] |
- 1985年6月4日
- セダンをフルモデルチェンジ。国内、北米、オセアニアモデルはリトラクタブル・ヘッドライト、ヨーロッパモデルは異型4灯式ヘッドランプ(セダン)を採用するなど、仕向地によってフロントフェイスが変更された。
- 搭載エンジンは一新され、新開発のDOHCエンジンであるB18A型/B20A型(PGM-FI仕様)とSOHCのA18A型の3種類となる。B20A型はシリンダーヘッドだけでなく、当時鋳鉄製が主流だったシリンダーブロックもアルミニウム製で、エンジン重量あたりの出力効率は当時の世界一を記録した。サスペンションにはそれまでのストラット式サスペンションからダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用。4輪すべてがダブルウィッシュボーン式となったのはFF量産車として初めてとなる。ボディデザインはフラッシュサーフェス処理により空力に優れ、cd値0.32を達成した。1985年日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
- 1985年7月20日
- 3ドアハッチバックがフルモデルチェンジに伴い、「エアロデッキ」のサブネームを付与される。シューティングブレークに酷似したフォルムが採用されているが、北米、オーストラリアでは初代・2代目と同様のファストバックタイプが用意されている。搭載エンジンはB18A型、B20A型およびA18A型。セダンと異なり、欧州市場でもリトラクタブルライトのフロントフェイスを採用した。
- 1987年5月
- 国内モデルをマイナーチェンジ。2.0LモデルにA20A型エンジン仕様の追加、大型バンパー、カラードドアミラー、リアコンビネーションランプの意匠変更、B20A型のヘッドカバーの金から黒への塗装色変更、2.0Lモデルのブレーキローター径の変更、ATの改良、インテリアトリムの変更、電動格納式ドアミラーの追加等が行われた。
- 1987年7月3日
- ヨーロッパ仕様と同等の薄形異型2灯式ヘッドライトを装着した「アコードCA」の販売を開始。「CA」とは「CONTINENTAL ACCORD」を意味する。
- 1988年4月8日
- アメリカのオハイオ州で開発および生産された2ドアノッチバックボディのアコードクーペ(左ハンドル仕様)の日本での販売が開始され、日本国外の日本車工場の乗用車を輸入して販売するのは、これが史上初となった。搭載エンジンはA20A型のみ。同時に「アコードCA」にもDOHCエンジン搭載車が追加される。
- 1988年9月
- 一部変更。ATにシフトロックシステムが追加。同時にエアコンを標準装備して価格を引き下げた「スーパーステージ」が発売される。
型式は以下のとおり
- CA1=A18Aエンジン、1.8L、シングルキャブ(日本)
- CA2=B18Aエンジン、1.8L、CVデュアルキャブ(日本)
- CA3=B20Aエンジン、2.0L、PGM-FI(日本)
- CA4=A16Aエンジン、1.6L、シングルキャブ(南欧)
- CA5=A20Aエンジン、2.0L、特装車。シングルキャブ/PGM-FI(日本、北米、欧州、豪州)、B20Aエンジン、2.0 L、PGM-FI(欧州)
- CA6=A20Aエンジン、2.0L、PGM-FI(日本に輸入されたクーペ)
発売後、旧ホンダ店がクリオ店とプリモ店に分割され、のちにアコードはクリオ店専売車種となるが(プリモ店向けの後継車両はアスコット)、このモデルまでは経過措置としてプリモ店でも併売されていた(「CA」はクリオ店専売車種)。逆に、のちにプリモ店専売車種となるシビックも同じ理由で1987年まではプリモ店とクリオ店の併売だった。
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アコードCA
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ハッチバック
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ハッチバック(リア)
-
エアロデッキ
4代目 CB1/2/3/4型(1989-1994年)[編集]
ホンダ・アコード(4代目) CB1/2/3/4型 | |
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![]() セダン 後期型・米国仕様 | |
![]() セダン 前期型・欧州仕様 | |
概要 | |
製造国 |
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販売期間 | 1989年9月-1993年9月 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ |
4ドア セダン 5ドア ステーションワゴン 2ドア クーペ |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン |
F18A型:1.8L 直4 SOHC F20A型:2.0L 直4 SOHC F20A型:2.0L 直4 DOHC F22A型:2.2L 直4 SOHC |
変速機 | 4速AT/5速MT |
サス前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
サス後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,720mm |
全長 | 4,680mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,390mm |
車両重量 | 1,150 - 1,350kg |
その他 | |
備考 | ワゴンとクーペのみ1994年まで販売 |
姉妹車 | ホンダ・アスコット(初代) |
- 1989年9月13日
- フルモデルチェンジ。当初は初代から続いていた3ドアハッチバックが廃止され、4ドアセダンのみが販売されていた。なお、ラインナップからアコードが外れたプリモ店には、専売車種として姉妹車のアスコットが投入されている。
- スタイルは先代のキープコンセプトだったが、サイズは5ナンバーフルサイズまで拡大され、全高が上げられたことによりキャビンの居住性も向上した。先代と同様、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションだが、サスストロークが増やされ乗り心地や路面への追従性が向上した。エンジンはアルミ合金ブロックの新開発F型に変更され、全車4バルブ化されている。トランスミッションは全グレードとも、特徴的な7ポジションの4速ATと5速MTが用意されたが、2.0L(SOHC仕様)とアメリカ製クーペ・ワゴンの国内仕様は4速ATのみだった。
- 室内の内張りの素材を、音がこもりやすいフロアやルーフには新開発のハニカム構造の防音材を採用し、触感も考慮された。またスタンレー電気と共同開発したマルチリフレクター式ヘッドライトが採用され、バルブのみが取り替えられるタイプに変更された。
- 1990年4月1日
- アコードクーペをモデルチェンジし発売開始。このモデルもアメリカで開発および生産され、エンジンはF20A型を搭載した。
- 1991年4月4日
- クーペと同様にアメリカ開発・生産の「アコードワゴン」を販売開始。エンジンはF22A型のみ。
- 1991年7月
- マイナーチェンジ。フロントバンパー内のターンシグナルランプのレンズがクリアからアンバーに変更されたほか、セダンとクーペのテールランプが新意匠となった(ワゴンは変更されず)。その他グレード体系の見直し(1.8Lの4WS仕様を廃止)、サイドドアインパクトビーム・SRSエアバッグ・トラクションコントロールシステム(TCS)などの安全装備が追加されたのをはじめ、カーナビゲーションが初めてオプション設定された。
- 1992年2月
- クーペにF22A型エンジン搭載の「2.2iエクスクルーシブ」を追加。
- 1992年6月
- アメリカで生産された左ハンドル仕様のセダンを「スペシャル・エディション」として2,000台限定で発売。エンジンはF22A型を搭載。
- 1993年4月[17]
- セダンの生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
- 1993年9月
- セダンが5代目にフルモデルチェンジして販売終了。販売終了前月までの新車登録台数の累計は11万1278台[18]
欧州仕様[編集]
当時提携関係にあった英国ローバーグループとの共同開発によって、欧州専用の4ドアセダンを販売した。ローバー・600は姉妹車にあたる。日本国内や北米向けがCD型に置き換わった後でも、欧州仕様は1997年まで小改良を行いそのまま生産していた。1992年にはこのモデルをハードトップ(サッシュレスドア)に変更し、アスコットイノーバとして日本で発売。生産も日本国内で行われた。
また、1995年からはこのモデルをベースとして、ホンダUKがイギリスツーリングカー選手権(BTCC)へ参戦。ボルボやルノー、ボクスホールなどを相手に序盤は低迷したものの、熟成が進むにつれ成績も向上し、全日本ツーリングカー選手権(JTCC)仕様のエンジンを得た1997年には初優勝を飾っている。
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欧州仕様
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欧州仕様(リア)
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1998年のBTCCに出場した、アコード
5代目 CD3/4/5/6型(1993-1997年)[編集]
ホンダ・アコード(5代目) CD3/4/5/6型 | |
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前期型(1993年-1996年) | |
![]() 後期型(1996年-1997年) | |
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概要 | |
製造国 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
販売期間 | 1993年9月-1997年9月[19] |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ |
4ドア セダン 5ドア ステーションワゴン 2ドア クーペ |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン |
F18B型:1.8L 直4 SOHC ベルト駆動 F20B型:2.0L 直4 SOHC F22B型:2.2L 直4 SOHC VTEC H22A型:2.2L 直4 DOHC VTEC |
変速機 |
4速AT[20] ※スポーティグレードのSiRのみ、5速MTも用意[20]。 |
サス前 | 4輪ダブルウィッシュボーン[20] |
サス後 | 4輪ダブルウィッシュボーン[20] |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,715mm[20] |
全長 | 4,675mm[20] |
全幅 | 1,760mm[20] |
全高 | 1,410mm[20] |
車両重量 | 1,240 - 1,360kg |
その他 | |
備考 | クーペとワゴンは1年遅れでフルモデルチェンジ |
販売終了前月までの新車登録台数の累計 | 7万3589台[19] |
5代目はボディをワイド化して3ナンバーサイズに生まれ変わったFFミドルサルーンである[19]。
新時代に向けたベストセダンとして高いレベルを目指し、走行性能及び環境性能の両立と快適な共住性を追求した[19]。日本でも生産されるセダンも北米生産のクーペやワゴンと同様にワイドボディ化され、全幅は一気に1760㎜まで拡大し、エンジンも従来の1.8L、2.0Lに加えて2.2Lを追加するなど、上級化及び大型化を推し進めた[19]。
もっとも特徴的だったのは、エクステリアをスポーティなフォルムへと変身させたことであり、アコードシリーズはすでに日本市場よりも北米を中心とした海外需要に重きを置くようになっていたため、フロントマスクはそれに合わせた欧米風のデザインとなっている[19]。
内装は「ツートン・ラップラウンド・インテリア」と名付けた上下2分割のデザインとなり、上部には安心感と開放感を演出するフロントアッパーパッドを、下部には包み込むような感覚のコンフォートラウンドインテリアを採用した[19]。
装備も上級シフトされ、全車にフルオートエアコンを標準装備し、廉価グレードの「1.8EX」を除く全車に助手席からも開閉操作を可能にした広域感知タイプの充電機能付きキーレスエントリーを搭載しており、ホンダ・ナビゲーションシステムを「2.2VTL」と「SiR」グレードにオプション設定した[19]。
各部でアメリカナイズされた5代目アコードは、北米テイストが最も顕著だったワゴンに人気が集中し、ブームを築くまでになるが、同じステーションワゴンであっても、スポーツワゴン路線を歩んで大ブームとなったスバル・レガシィとは全く異なるニーズだった[19]。
機構[編集]
- 搭載エンジンは、4代目と同様の1.8L SOHCと2.0L DOHC、そして新たに2.2L SOHC・VTECと2.2L DOHC・VTECもラインナップされ、全てPGM-FI(電子制御燃料噴射装置)化された直列4気筒エンジンで、2.2L DOHC・VTECはクーペとワゴンにも採用され、2.2L DOHC・VTECはスポーツグレード「SiR」に搭載された[20]。
- 2.2L車のオートマチックトランスミッションは、ファジー制御を採用して第2世代へ進化した電子制御4速AT「プロスマテックII」だった[20]。
- 4輪ダブルウィッシュボーン式のサスペンションはトレッドを前40㎜、後20mm拡大するとともに、リアアームスパンとスタビライザーサイズをアップして安定性や操舵応答性が向上し、一部グレードには減衰容量を高めた低圧ガス封入タイプのHPV(ホンダ・プログレッシブ・バルブ)ダンパーが導入され、SiRはフロントブレーキのディスク系を14インチから15インチへと大径化するなど足回りも強化されていた[20]。
年表[編集]
- 1993年9月2日 - セダンをフルモデルチェンジ。9月15日より発売し、国内販売計画台数は月間で4000台を予定していた[21]
- Maniaxcars誌によると足回りのセッティングには黒澤元治が関与したとされている。
- 1994年
- 1995年8月 - マイナーチェンジで、再びグリルとフロントバンパー、加えてリアウィンドーやリアコンビネーションランプのデザインを変更し、1.8Lモデルの5速MTも設定[20]。アメリカおよびオーストラリア市場向けではエンジンフードを延長し、初代レジェンド用のC27A型2.7L SOHC V型6気筒を搭載した仕様を追加した。
- 1996年
- 1997年
-
前期型 SiR
-
前期型 SiR
モータースポーツ[編集]
EG型シビックフェリオに替わり、1996年から1997年まで全日本ツーリングカー選手権(JTCC)に参戦。2年の間に通称「1X」、「2X」、「2.5X」、「3X」と呼ばれる4タイプの車両を投入した。外装はフロントスポイラーが童夢、リアウィングはムーンクラフトと競作による空力パーツを装着。エンジンはH22A型を2.0Lに排気量ダウンし、吸排気効率を高めるため前方吸気、後方排気のリバースヘッドに変更され、最高出力は310ps/8,500rpmを超える[27]。1996年は服部尚貴(ムーンクラフト)が、1997年にはさらに前後ワイドトレッド化したマシン(3X)で中子修(無限)がそれぞれドライバーズチャンピオンを獲得した。また1997年はTEAM無限HONDAがチームタイトルを獲得している。また、JTCCとほぼ同じ規定だったイギリスツーリングカー選手権にも参戦している。
-
1997年JTCCチャンピオンマシン
Castrol無限ACCORD (3X)
6代目 CF3/4/5/CL1/3型(1997-2002年)[編集]
ホンダ・アコード(6代目) CF3/4/5/CL1/3型 | |
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![]() 日本仕様 前期型 2.0VTS 4WD フロント | |
![]() 日本仕様 前期型 2.0VTS 4WD リア | |
概要 | |
製造国 |
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販売期間 | 1997年9月-2002年10月[28] |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ |
4ドア セダン 5ドア ステーションワゴン 2ドア クーペ(日本未発売) |
駆動方式 | FF/4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
F18B型:1.8L 直4 SOHC ベルト駆動 VTEC F20B型:2.0L 直4 SOHC VTEC F20B型:2.0L 直4 DOHC VTEC H22A型:2.2L 直4 DOHC VTEC |
最高出力 | 220PS/7,200rpm |
最大トルク | 22.5kgf·m/6,700rpm |
変速機 |
セダン:4速AT/5速MT[29] ワゴン:4速ATのみ[29] |
サス前 | 前後ダブルウィッシュボーン[29] |
サス後 | 前後ダブルウィッシュボーン[29] |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,665mm[29] |
全長 | 4,635mm |
全幅 | 1,695 - 1,720mm |
全高 | 1,420 - 1,440mm |
車両重量 | 1,230 - 1,330kg |
その他 | |
備考 | クーペは日本未発売 |
姉妹車 |
ホンダ・トルネオ いすゞ・アスカ(4代目) |
6代目は、ボディサイズを日本の交通事情に合わせてジャスト5ナンバーへとサイズダウンしたFFミドルクラスセダンで、同時発売されたトルネオとは兄弟車の関係に当たる[28]。
1カ月遅れで登場したワゴンは、セダンと違ってワイドボディの3ナンバー車で、先代までの米国生産から国内生産に切り替えられた[28]。
開発コンセプトに「世界最高水準の先進・高機能スポーティセダン」を掲げ、シェイプアップしたボディと高性能VTECエンジンによって車本来の魅力である操る楽しさを追求し、独自の世界共通フレキシブル・プラットフォームを基に、日本人のニーズに合わせた車作りを目指している[28]。
セダンのエクステリアはトルネオとほぼ共通で、フロントグリルやランプ類のデザインが異なる程度[29]。ワゴンはテールゲート周りにワイドなガラスエリアを確保し、特徴あるリアスタイルを表現していた[28]。
注目されたのはセダンで4機種、ワゴンで1機種の計5機種を備えたラインナップと、そのすべてが可変バルブタイミング・リフト機構「VTEC」を採用した新開発エンジンだったことで、登場時はセダンのみスポーティグレードが設定され、4AT車「SiR」は180ps/、5MT車「SiR-T」は200psをそれぞれ達成し、国産FF車としては初となる横滑り防止システムVSAをSiRに標準装備したほか、全車が7県都市/6府県市指定公害車基準をクリアするなど、高い安全性能と環境性能も両立させている[28]。
際立ったスポーティ性によって幅広い支持を獲得し、後に追加された「ユーロR」でそれを確固たるものとした[28]。ボディはサイズダウンしたが、3ナンバー時代と同等のゆとりある居住性を確保していたことや、豊富なグレードバリエーション、高いバリュー・フォー・マネーによって一定の人気を獲得した[28]。
機構[編集]
セダンに搭載されたエンジンは全4機種で、そのすべてが可変バルブタイミング・リフト機構「VTEC」を備えた新開発の直列4気筒エンジンで、「1.8VTS」に搭載された1.8L SOHC、「2.0VTS」の2.0L SOHC、「2.0LEV」の2.0L SOHC LEV(低排出ガス仕様)、「SiR-T」及び、「SiR」の2.0L DOHCと、ほぼグレード別にエンジンが用意された[29]。
ワゴンは3ナンバーサイズのボディに対し、余裕のクルージング性能を確保すべく、2.3L直列4気筒SOHCのVTECを専用に用意している[29]。
トランスミッションはセダンの主要グレードに4速ATと5速MTを設定したが、ワゴンは4速ATのみとなる[29]。
前後ダブルウィッシュボーン式の足回りは、リアサスを新開発の5リンク・ダブルウィッシュボーン式へと進化させ、VGR(可変ステアリングギアレシオ)や新EPS(電動パワーステアリング)を採用することで、走りの良さを際立たせた[29]。
年表[編集]
- 1997年
- 1998年5月21日[31] - 特別仕様車「ホワイトパールエディション」を発売。ダイヤカットタイプの専用アルミホイールやトランクスポイラー、BOSEサウンドシステムなどを装備するほか、専用ボディカラーとしてケーマンホワイトパールを設定する。
- 1999年
- 2000年6月1日[34] - セダンに「ユーロR」を追加し、ワゴンSiRに4WD車が追加されている[29]。
- セダンに設定された「ユーロR」は、220psを発揮する2.2L直列4気筒DOHC VTECを搭載し、専用15㎜ローダウンサスペンションや専用ギアレシオの5速MTを採用した[29]。
- 2001年5月31日[35] - マイナーチェンジで、SiR・Sパッケージの外装に手を加え、グレード名を「SiR・ユーロパッケージ」に変更し、装備を見直し、内装色も一新した[29]。
- 2002年
-
前期型 SiR
-
前期型 SiR
-
後期型 スタイルエディション
-
後期型 スタイルエディション
北米・アジア・オセアニア仕様 CG1/2/3/4/5/6[編集]
アメリカでは乗用車の年間売上のトップ争いの常連であるため、北米仕様はキープコンセプトながらも更なる大型化がされ、当初からV6エンジンを搭載するモデルも用意された。また中国、韓国、東南アジア、オセアニア市場にも北米仕様をベースにした車種が投入されており、世界的にみればこちらがメインともいえる。ボディタイプはセダンとクーペの2種類となり、北米市場で需要が縮小していたワゴンはラインアップから落とされた。
4気筒モデルは、カリフォルニアのULEV基準を世界で最初に満たした市販車である。
-
北米仕様セダン
-
オセアニア仕様セダン フロント
-
オセアニア仕様セダン リア
-
中国仕様
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クーペ フロント
-
クーペ リア
欧州仕様 CL1/2/3[編集]
ボディタイプはセダンと5ドアハッチバックの2種類となり、車体寸法は日本仕様と比較して全幅が広く、全長が短い。生産は英国のスウィンドンの工場で行われた。エンジンは1.8L、2.0L、2.2Lと2.3L。モデル途中で日本からプレリュードタイプS用の2.2Lエンジンを輸入して搭載した「タイプR」と、アコードワゴン用の2.3Lエンジンを搭載した高級志向の「タイプV」がラインアップに加わった。先代と同様にBTCCに参戦した。エンジンはJTCCで用いられていたH22A改が使用されていた。
-
欧州仕様セダン
-
タイプR
7代目 CL7/8/9型(2002-2008年)[編集]
ホンダ・アコード(7代目) CL7/8/9型 | |
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前期型 | |
| |
![]() 後期型 | |
概要 | |
製造国 |
![]() |
販売期間 | 2002年10月-2008年12月 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ |
4ドア セダン 5ドア ステーションワゴン 2ドア クーペ(日本未発売) |
駆動方式 | FF/4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
K24A型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC K20A型:2.0L 直4 DOHC チェーン駆動 i-VTEC |
最高出力 |
200ps/6,800rpm 155ps/6,000rpm 152ps/6,000rpm |
最大トルク |
23.7kgf·m/4,500rpm 19.2kgf·m/4,500rpm 19.0kgf·m/4,500rpm |
変速機 | 5速AT/6速MT |
サス前 |
前: ダブルウィッシュボーン 後: 5リンク・ダブルウィッシュボーン(マルチリンク) |
サス後 |
前: ダブルウィッシュボーン 後: 5リンク・ダブルウィッシュボーン(マルチリンク) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,665 - 2,670mm |
全長 | 4,665mm |
全幅 | 1,760mm |
全高 | 1,450 - 1,470mm |
車両重量 | 1,370 - 1,490kg |
その他 | |
備考 | クーペは日本未発売 |
販売終了前月までの新車登録台数の新車登録台数の累計 | 6万9086台[39] |
- 2002年10月10日
- フルモデルチェンジ(セダンは10月11日、ワゴンは11月28日に発売)。先代同様に各地域へ異なるモデルを投入するコンセプトに変更はないが、日本仕様は欧州仕様と統合され、5代目以来の3ナンバーボディとなる。目標とする月間販売台数はセダンとワゴンを合わせて5,000台。北米仕様は大型化されて独自の設計となり、日本市場には後に4代目インスパイアとして登場した。日欧仕様の内外装を豪華にしたモデルは、北米ではホンダの上級ブランド「アキュラ」において、「TSX」として発売されている。オセアニアではこの代から2系統が併売され、大型化された北米仕様と同等の車両が「アコード」として、日欧仕様と同等のやや小ぶりな車両が「アコード・ユーロ」として販売された。
- ボディタイプは4ドアセダンと5ドアワゴンのラインナップに変更はないものの、cd値が0.26と空力に優れ、パッケージングの見直しにより全長、ホイールベースの大きな4代目、5代目モデルよりも居住性も向上している。シートの設計も全面的に見直され、運転席にはシュクラ製のランバーサポートが追加された。
- ホンダ・インテリジェントドライバーサポートシステム(HiDS)[40]がオプションで装備できる。また、メーカーオプションの純正カーナビゲーションはテレマティクスを採用した「インターナビシステム」となり、以降のホンダ車にも順次採用されることとなる。
- エンジンは新開発されたK型エンジンで、排気量別に2.0LのK20A型と2.4LのK24A型の2種類がラインナップされている。連続可変バルブタイミング(VTC)を採用したi-VTECにより全域で扱いやすいトルク特性となった。スポーツグレードの「ユーロR」用のK20A型は、高圧縮ヘッドをはじめピストン、クランクシャフトなどのパーツを変更し、ピークパワーが向上している。組み合わせられるトランスミッションは「ユーロR」には専用6速MT、その他のグレードにはSマチック付の5速ATが搭載される。欧州モデルにはN22A型 2.2Lのコモンレール式ディーゼルターボもラインナップされている(日本では発売なし)。こちらに組み合わされるのは専用の6速MT。
- ユーロRに際しては、各チューニングメーカーから様々なダウンサス等が販売されたものの、メーカー開発のノーマルにはジオメトリー変化が非常に少ない足回りを採用しており、敢えてサスペンションを有効に活用させて荷重変動をしやすく、なめらかかつ限界時にはニュートラルステアに持ち込めるといった、実は稀に見る非常に手の込んだセットアップとなっている。
- 同車として3度目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、同一車種の受賞回数は同社のシビックの4回に次ぐものである。日本のセダン・ステーションワゴン市場の減少で、2008年5月1日時点の販売台数は平均4~500台程度に留まっている。
- 2002年11月11日[41]
- 200台限定の特別仕様車「ビエラ」を設定(発売は11月28日。)。24TLをベースに、専用色クリームホワイトのレザーインテリアやプレミアムサウンドシステムなどが装備されるほか、専用ボディカラーとしてプレジールグリーンが設定される。
- 2003年2月27日[42]
- 特別仕様車「日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞記念車」を発売。24Tをベースに、HiDSやVSA、雨滴検知ワイパーなどが装備されるほか、専用ボディカラーとしてデザートミスト・メタリックが設定される。
- 2003年6月25日[43]
- 助手席回転シートを採用した福祉車両「アルマス」を追加(発売は7月25日。)。
- 2004年10月21日[44]
- 一部改良。24TLにエアロパーツや17インチアルミホイール、スポーツサスペンションを装備する「スポーツパッケージ」を新たに設定。「20E」に替わって「20A」を追加。ディープグリーン・パールの追加など。
- 2005年11月24日
- マイナーチェンジ。内外装の変更と新ボディカラーの追加に加え、欧州仕様のサスペンションを持つスポーティモデル「タイプS」がセダン、ワゴンに追加された。こちらはK24A型エンジンとSマチック付5速ATのみの組み合わせである。
- 2006年10月26日[45]
- 一部改良。カーボンブロンズ・パールを新たに設定。同時に、ダークモカ・パールを廃止。
- 2008年11月[46]
- 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
- 2008年12月
- 8代目と世代交代して販売終了。
8代目 CU1/2型(2008-2013年)[編集]
ホンダ・アコード(8代目) CU1/CU2型 | |
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![]() 前期型 | |
| |
![]() 後期型 欧州仕様ディーゼル | |
概要 | |
製造国 |
![]() ![]() |
販売期間 | 2008年12月- 2013年6月[47] |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ |
4ドア セダン 5ドア ステーションワゴン 2ドア クーペ(日本未発売) |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン |
R20A型:2.0L 直4 SOHC i-VTEC K24A型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC |
変速機 |
5速AT CVT |
サス前 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
サス後 |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,705mm |
全長 | 4,730mm |
全幅 | 1,840 - 1,850mm |
全高 | 1,440mm |
車両重量 | 1,460 - 1,540kg |
その他 | |
備考 |
クーペは日本未発売 ワゴンはこのモデルで終了 |
販売終了前月までの新車登録台数の累計 | 1万4628台[47] |
- 8代目の欧州仕様は2008年2月11日に同年6月より販売されることが発表され[48]、日欧仕様の内外装を豪華にした「TSX」も春より販売されることが発表された[49]。
- 2008年6月 - オーストラリアでは先代に続き「アコード・ユーロ」としてK24A型エンジンのみの2グレード展開で販売が開始された。
- 2008年9月4日 - 広報発表において、車両の挙動の乱れを安定方向にアシストする「操舵力アシスト機能(モーションアダプティブEPS)」が搭載されると発表された。
- 2008年10月16日11:00 - スペシャルサイトを公開した。
- 2008年12月4日 - フルモデルチェンジが行なわれた(翌12月5日より発売)。月間目標販売台数は1,000台と発表されている。日本向け仕様はエンジンを全車プレミアムガソリン(ハイオク)仕様のK24A型に統一され、グレード体系は「24E」・「24TL」・「24TL SPORTS STYLE」・「24iL」の4グレードで、FF車のみラインアップされていた。なお、この代では、ワゴンタイプのアコードツアラーのフルモデルチェンジも同時に行なわれた。
- 2009年7月27日 - 東風本田汽車が中国仕様車を「スピリア」(中国名:思鉑睿)として発表[50]。
- 2011年2月24日 - マイナーチェンジが行なわれた。2.4L車は新たな専用装備を追加してグレード体系を「Type S」・「Type S・アドバンスパッケージ」に絞り、新たにレギュラーガソリン仕様のR20A型を搭載した「20TL」・「20TL・スマートスタイルパッケージ」を追加した。しかし、発売2週間後に発生した東日本大震災の影響もあり、プロモーションはすぐに終了した。
- 2012年4月5日 - 一部改良が行なわれた。従来の「20TL・スマートスタイルパッケージ」に替わり、新たにリンクアップフリー(装備した専用通信機器を利用したデータ通信料が無料)に対応したHondaインターナビ、フルセグテレビチューナー、本革巻ステアリングホイール(オーディオリモートコントロール/ハンズフリーテレホン/音声認識スイッチ付)などを標準装備した「20TL・インターナビパッケージ」を追加。「Type S」は価格を据え置きながら、新たにリンクアップフリーを追加した。
- 2013年3月[51] - 生産終了。同年6月に9代目と入れ替わって販売終了となった。
今回のモデルチェンジでは、スタイルは先代を継承したが、ボディを大幅に拡幅して肩やひじ周辺にゆとりを持たせ、フロントセンターアームの採用など先代を超える快適さを目指した。ドライブポジションは操作性と調整自由度を広げ、シートはホールド性とステアリング操作を考慮した形状となる。
専用の片側スポット溶接設備・工程を導入し、ルーフとピラーとの結合効率を向上させボディを剛性と静粛性を向上した。シャシーは低重心化を図り、高い運動性能と乗り心地の両立を図る。フロントピラーは4代目オデッセイと同様の構造を採用し、太さを18%スリムにすることにより視界の向上を図った。全幅はグレードによってはインスパイアやレジェンドより広くなる。
安全面では、サイドカーテンエアバッグなど6つのエアバッグや、VSAと協調し車両の挙動を安定させるモーションアダプティブEPSを全グレードに標準装備している。併せて自己保護性能と相手車両への攻撃性低減、歩行者傷害軽減性能を従来より向上させたボディを採用した。
先代と同様に、高速道路での運転負荷を軽減するアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC、先代のIHCC)をオプション設定し、LKASを一部グレードに標準装備した。
もともとは、2010年中に展開が予定されていた日本向けアキュラブランドへの移行準備のため、8代目北米仕様アコードを日本でもアコードとして発売する予定だったが、アキュラブランドの日本展開が白紙撤回されたため[52]、インスパイア、アコードともそれぞれフルモデルチェンジを受けた。
-
車内
-
アコードツアラー
-
アコードツアラー
後期型
欧州仕様ディーゼル
欧州仕様[編集]
エンジンは、K24A型とR20A型の他に2.2L 直4 ディーゼルのN22B型がラインナップされる。
2009年1月に、ディーゼルエンジンと5速ATを組み合わせたモデルが追加された。この5速ATは、ディーゼルエンジン用にホンダが独自に開発し、初めて採用したものである。
Type S[編集]
2009年ジュネーブモーターショーにてType Sが発表された。 エンジンはN22B型ディーゼルの高出力版で、ターボチャージャーやシリンダーヘッドの改良、インタークーラーの大型化により、最高出力は150PSから180PS、最大トルクは350N·mから380N·mに向上している。トランスミッションは6速MT。外観では専用18インチアルミホイール、ウインカーのクリアレンズ化が識別ポイントとなる。
9代目 CR5/6型(2013-2016年)CR7型 (2016年-2018年)[編集]
- 2012年9月19日にアメリカで発売が開始された。
- 2013年3月15日 - メディア向けに技術説明会が行なわれ、その席上において次期モデルが6月にハイブリッド専用車種として復活し、6代目以降 仕向け地に合わせて複数存在した車体も、北米仕様と日本国内仕様とが共通になると、報道された[53]。
- 2013年5月31日 - ホームページで先行公開した。革新的なハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD」を搭載し、燃費は30.0km/L(JC08モード)と発表されている[54]。
- 2013年6月20日 - 日本国内でアコードハイブリッド、アコードプラグインハイブリッドを公式発表。翌6月21日より販売開始[55]。
- 2015年7月10日 - ナイジェリアのホンダオートモービル・ウエスタンアフリカの工場で生産開始[56]。
北米仕様 CR1/2/3型[編集]
ホンダ・アコード(9代目) CR型 | |
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![]() 北米仕様セダン | |
![]() 北米仕様クーペ | |
![]() 中国仕様車 | |
概要 | |
製造国 |
![]() ![]() ![]() ![]() |
販売期間 | 2012年-2018年 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 4ドア セダン、2ドア クーペ |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン |
K24W型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC 直噴 J35Y型:3.5L V6 SOHC i-VTEC J30A5型:3.0L V6 SOHC i-VTEC |
変速機 | 6速MT、CVT、6速AT |
サス前 |
前:マクファーソンストラット 後:マルチリンク |
サス後 |
前:マクファーソンストラット 後:マルチリンク |
車両寸法 | |
ホイールベース |
セダン:2,776 mm クーペ:2,725 mm |
全長 |
セダン:4,862 mm クーペ:4,806 mm |
全幅 | 1,849mm |
全高 |
セダン:1,466 mm クーペ:1,435 mm |
その他 | |
生産工場 | アユタヤ工場、オハイオ工場、広州增城工場 |
2012年の北米国際オートショーでプロトタイプ2013モデルとしてセダン、クーペともに発表され、その後9月19日にセダンが、翌10月15日にクーペがアメリカ国内で発売。追ってカナダや韓国、ロシア、オーストラリアなどの各市場でも2012年から2013年にかけて順次発売されている。なお、中華人民共和国では2013年9月12日に広汽本田汽車が9代目アコードを発売したが、中国仕様車については大型化された独自のフロントグリルを備えている[57]。
ボディサイズは先代よりややコンパクトになっており、軽量化や運動性能の向上に寄与している。室内容量は先代よりわずかに小さくなったものの、ヘッドルームやショルーダールームはほぼ同サイズで、リアレッグルームやトランク容量は大きく拡大した。フロントサブフレームは、アルミニウムとスチールのハイブリッド構造でホンダ独自の摩擦攪拌接合により連続接合している[58]。新世代のACE(Advanced Compatibility Engineering)衝突安全ボディを採用し、高張力鋼板の使用率もアップしている。
今回のモデルでは、エンジンはセダン、クーペともに直4 2.4LとV6 3.5Lという2本立てこそ変わらないものの、「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」と称する技術を導入し改良された。直4はK24W型直噴エンジンに一新して環境性能を大幅に上げるとともに、最高出力も185hpとしており、トルクも全域で大幅に向上した。バルブ挟み角は51度から35度に変更されたことにより燃焼室がコンパクトとなった。また、圧縮比は10.5から11.1と高圧縮比化された。
エンジン重量も先代より3.5%の軽量化を果たしている。スポーツセダンモデルではハイフローエギゾーストの採用により最高出力が189hpと4hp向上している。一方、V6基本こそ変わらないものの、吸排気ポートやi-VTECの改良により最高出力を278hpにまで引き上げている。6速ATモデルで採用されるVCMは、先代の6-4-3気筒の3段階からリアバンクの3気筒を休止する2段階となったものの、i-VTECによる低速、高速域での吸気バルブタイミング・リフト量切り替え機能が加わっており(リアバンクは休止含め3ステージ)[59]、実用域のトルクが大幅向上した。その結果3気筒での動作域の拡大が可能となり燃費アップにつながっている。i-VTECの切り替えタイミングは5,150rpmとなっている(VCM非搭載の6速MTモデルは4,900rpm)。3気筒での動作域の拡大に伴う振動に対応するため、28V駆動の新型ACM(アクティブコントロールエンジンマウント)を採用している。これらに組み合わせられるトランスミッションは、セダン/クーペのEX-LとセダンのV6モデル以外では6速MTが標準となっており、4気筒モデルでは先代の5速MTからよりコンパクトな6速MTに変更された。オプションでアコード初となるCVTが直4に、6速ATがV6に用意され、ともにパドルシフトが備わる(先述のグレードには標準装備)。なお、2013年には追ってプラグインハイブリッド仕様も追加される。
最上位のツーリングセダンモデルでは、ホンダ初のLEDプロジェクターヘッドライトが採用され、V6モデルにはLEDのデイタイムランニングライト(DRL)が採用されている。
安全装備については、今回新たに設定されたものとして、LaneWatchブラインドスポットモニターが挙げられる。 これは、ドアミラーに内蔵されたカメラを使って、車外の死角となる部分を室内のモニターに映し出し、LEDで知らせることで、危険を減らそうというものである。同時に、車線をはみ出した時にアラームで知らせる車線逸脱防止システムも装備する。
2016年マイナーチェンジ[編集]
フロントデザインは大幅に見直されインラインタイプのフルLEDヘッドライト及びLEDフォグライトが採用された。そのイメージは車両グレードに見合った高級かつ精巧なものになった。ホイールサイズはEXグレードで18インチが採用された。特筆すべき点はボディ剛性強化、振幅反応ダンパー採用、防音仕様の見直しによる乗り心地(NVH)面で大幅な改善が図られた点。改善効果は大きく、クラスに見合ったNVHを得た。安全面でも改善されホンダセンシングが標準装備化。特にACCは全車速度追従方式へ改善され、インパネ上部のセンターディスプレイに左後方を広く映すLane Watch機能が追加。これは車両の左後方の映像をドアミラーに内蔵したカメラによりドライバーへ視覚的に映像情報を伝える安全装備である(業界初)。
ナビ配置は上段から下段へ移され、新たにApple CarPlayやAndroid Autoの機能が付加され車両のネット接続がより促進された。シフトノブによるシフトワークは後期型から消失した。これはアコード初の変更ではなく、新型レジェンド (2015-)で採用されたエレクトリックギアセレクターを適用したためである。新型NSX(2016/08-)にも採用された。この流れは車両の電動化を象徴する変化である。実際、アコードのパワートレインの主役はモーターであり、トルコン及びミッション等のトルク伝達機構は存在しないためPHVに近いと言える。エンジンとモーターの仕様も一部改善され、燃費も改善されている。トランクスペースはHV用のバッテリーが小型化し、よりスペースが確保された。今回のマイナーチェンジではエクステリアと機能や性能面が大きく進化し、結果的にフルモデルチェンジと変わらない程の変化が生じている。
-
クーペ(コンセプト)
-
改良型
-
中国仕様車改良型(ハイブリッド仕様)
-
中国仕様車改良型
10代目 CV3型(2017年 - 2023年)[編集]
ホンダ・アコード(10代目) CV3型 | |
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![]() 2.0T EX(北米2017年7月販売型) | |
![]() 2.0T EX リア(北米2017年7月販売型) | |
概要 | |
製造国 |
![]() ![]() ![]() |
販売期間 |
海外: 2017年7月-2023年 日本: 2020年2月-2023年1月 (2022年8月生産・輸入終了) |
設計統括 | 山野順司 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 4ドア セダン |
駆動方式 | 前輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン |
L15B型 1.5L 直4 DOHC VTECターボ K20C型 2.0L 直4 DOHC VTECターボ LFB型 2.0L 直4 DOHC i-VTEC |
モーター |
MF8型:交流同期電動機(ハイブリッド) H4型:交流同期電動機(日本仕様車) |
変速機 |
6速MT(1.5T·2.0T) CVT(1.5T) 10速AT(2.0T) E-CVT(ハイブリッド) 電気式無段変速機(日本仕様車) |
サス前 |
前:マクファーソンストラット 後:マルチリンク |
サス後 |
前:マクファーソンストラット 後:マルチリンク |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,830 mm |
全長 | 4,900 mm |
全幅 | 1,860 mm |
全高 | 1,450 mm |
車両重量 | 1,560kg |
その他 | |
ハイブリッド方式 | HV(e:HEV) |
価格(2022年現在) | 465万円 |
2017年7月14日に、北米で秋の発売が予定されている10代目アコードを発表した[60]。外観は9代目よりも幅広く・低くしたワイド&ローとなり、フロントオーバーハングを短縮し、ボンネットは長く低くした。内装はホイールベースの拡大により後席足元スペースを拡大したほか、フロントピラーをスリム化。メーターは7インチTFT液晶となり、上級グレードには6インチのヘッドアップディスプレイ、ワイヤレス携帯端末充電器、NFC(近距離無線通信規格)、車内4G LTE Wi-Fiも搭載される。
パワートレインは1.5Lと2.0Lの直噴ターボエンジンが用意され、トランスミッションは1.5L車がCVT、2.0L車には10速ATがそれぞれ備わり、Sportグレードには6速MTが設定される。ハイブリッド車には「SPORT HYBRID i-MMD」が搭載され、インテリジェント・パワー・ユニット(IPU)をコンパクト化して後席フロア下に搭載したことで、ガソリン車と同等のトランクスペースと6:4の後席分割可倒を可能にした。安全面では安全運転支援システム「Honda SENSING」が全グレードに標準装備される。
ボディ構造においては、「次世代ACE(Advanced Compatibility Engineering)ボディー」の採用や、超高張力鋼板・高機能接着剤の適応拡大を行い、シャシーには可変ギアレシオ付きデュアルピニオンEPSとアコードでは初採用となるアダプティブダンパーシステムを採用。2.0L車には「Sport」と「Normal」の2種類の走行モードを備えた「Two-Mode Driving System」も採用。上級グレードやスポーツグレードには、19インチタイヤを装備した。
2020年2月20日に発表された日本仕様車は、9代目同様ハイブリッドモデルのみかつEXグレードのみのモノグレード設定となるが、エンジンをLFB型に換装し、モーターに9代目ハイブリッドモデルと同じH4型とした2モーター方式のハイブリッドシステム「e:HEV」を採用。WLTCモード走行による排出ガス並びに燃料消費率に対応しており、「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定を取得している。日本仕様車では9代目・2016年5月マイナーチェンジモデルで導入済みの「Honda SENSING」は後方誤発進抑制機能とオートハイビームが追加された。ボディカラーは9代目から踏襲される「ルナシルバー・メタリック」以外の4色が刷新され、「プラチナホワイト・パール(有料色)」、「クリスタルブラック・パール」、「ブリリアントスポーティブルー・メタリック」、「パッションレッド・パール」が設定された。なお、日本仕様車はこの代よりタイ(ホンダオートモービル(タイランド))生産による逆輸入車となった[61]。
年表[編集]
- 2017年10月18日、アメリカで販売開始[62]。
- 2017年10月27日、カナダで販売開始[63]。
- 2018年4月16日、中国仕様車(広汽本田汽車製)を販売開始[64]。追って、同年10月25日、東風本田汽車製造の兄弟車が「インスパイア」の名で発表・販売を開始した。
- 2019年8月2日、日本仕様車が2020年初めにフルモデルチェンジされることになり、関連情報をホームページ上に先行公開したことが発表された[65]。
- 2019年10月23日、「第46回東京モーターショー2019」にジャパンプレミアとして日本仕様車を公開した[66]。
- 2020年2月20日に日本仕様車のフルモデルチェンジが発表された(翌2月21日発売)[67]。
- 2022年9月、モデル切り替えのため日本市場モデルを生産終了[68]、2023年1月31日をもって販売終了となり、ホンダ公式サイトの新車情報から削除された。レジェンド、インサイトに続く終了で、日本市場におけるホンダの新車ラインアップから、後述する11代目アコードが投入されるまで、4ドアセダンが一時的に消滅した。
11代目 CY2型(2023年(予定) - )[編集]
ホンダ・アコード(11代目) CY2型 | |
---|---|
![]() e:HEV RS(タイ2023年10月販売型) | |
概要 | |
製造国 |
![]() ![]() ![]() |
販売期間 |
海外: 2022年11月- 日本: 2024年- |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 4ドア セダン |
駆動方式 | 前輪駆動 |
サス前 |
前:マクファーソンストラット 後:マルチリンク |
サス後 |
前:マクファーソンストラット 後:マルチリンク |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,830 mm |
全長 | 4,970 mm |
全幅 | 1,860 mm |
全高 | 1,450 mm |
その他 | |
ハイブリッド方式 | HV(e:HEV) |
2022年11月10日(現地時間)に、北米で2023年年初の発売が予定されている11代目アコードが発表された[69]。10代目モデルよりも全長が約70mm伸び、キャラクターラインがよりシャープとなる。リアのトレッドも約10mm広くなった。キャビンは全長に対して後ろ寄りに配置され、リアピラーが傾斜され、10代目モデルよりも更にファストバッククーペ風スタイルを強めた外見となった。
メーターは独自の表示機能を持たせた10.2インチのデジタルメーター・パネルとなり、ハイブリッド車には12.3インチのタッチスクリーンを設け、最上位モデルにはHonda初となる「Google built-in」が搭載される。ナビゲーション、交通情報のアップデート、エアコンの温度設定などを音声操作で行うことが可能で、OSやアプリのソフトウェア更新についてもOTA(Over the Air)により可能となっている。
パワートレインは2.0Lハイブリッドシステムと1.5L直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンの2種類が用意され、ハイブリッド車は日本では11代目シビック「e:HEV」に導入されている「Individual」モードが設定された。「Honda SENSING」は視野角90度のカメラと視野角120度の広角レーダーの採用によって検知範囲が広角化され、二輪車を含めて認識能力を向上。白線や縁石などの道路境界線や標識などの認識能力やアコードで初となる渋滞運転支援機能「トラフィックジャムアシスト」が追加された。
北米以外にも日本を含めたグローバルでの展開も予定されており、各地域ごとに装備仕様が異なるため、今後各地域での詳細発表があることがアナウンスされた。
2023年4月18日には、上海モーターショー2023にてプラグインハイブリッドモデル(e:PHEV)が発表された[70]。先行して発表された、北米仕様の「e:HEV」に搭載されているエンジンをベースに電動モーターと容量17.7kWhのバッテリーを搭載している[70]。パワートレインには、2.0Lガソリンエンジンを搭載し、電動モーター単体で181hpを発生させ、システム全体では最高出力203hP、最大トルク335Nmを実現している[70]。
同年9月21日には、日本でも2024年春にフルモデルチェンジを実施することとなり、同日に先行情報(ティザーサイト)を公開、同年12月に先行予約の受付を開始することが発表された。日本仕様では2.0Lのe:HEVモデルが設定され、「Honda SENSING」はフロントセンサーカメラの有効水平画角を約100°に広角化され、フロントレーダーと各コーナーに5台のミリ波レーダーを装備することで360°センシングを可能にしたほか、前方交差車両警報、車線変更時衝突抑制機能、車線変更支援機能が追加された全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」や北米向け仕様にも採用されている「Google built-in」、ユーザーごとにエアコンの温度設定、オーディオソース、照明などの車内機能を一括設定することが可能な「エクスペリエンスセレクションダイヤル」といった、日本国内のHonda車で初採用される機能や装備が盛り込まれる[71]。
車名の由来[編集]
- 英語で「調和」・「一致」・「和解」などを意味する「Accord」に由来する。「自動車の理想の姿を、人とクルマの中の調和に求める」という思想で命名された[72]。
姉妹車[編集]
派生車[編集]
- ホンダ・アコードクーペ
- ホンダ・アコードインスパイア
- ホンダ・アコードワゴン
- ホンダ・アコードユーロR
- ホンダ・アコードハイブリッド
- ホンダ・アコードプラグインハイブリッド
- ホンダ・アコードエアロデッキ
- ホンダ・アコードクロスツアー
- ホンダ・スピリア
- 光岡・ヌエラ(7代目アコードがベース)
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ 本田技研工業株式会社 プレスインフォメーション 1976年/四輪製品ニュース:HONDA ACCORD CVCC 新発売
- ^ a b c デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第27号27ページより。
- ^ アコード発表 / 1976 - 本田技研工業 > 語り継ぎたいこと ~ チャレンジの50年 ~ > ついに果たした四輪業界への進出(更新日不明)2018年3月31日閲覧。
- ^ 田口英治『ホンダF1設計者の現場』二玄社 2009年3月25日 95ページ
- ^ 名車を生む力 時代をつくった3人のエンジニア - 株式会社二玄社
- ^ 『名車を生む力 時代をつくった3人のエンジニア』二玄社、12月5日 2003。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第33号3ページより。
- ^ 同上 96ページ
- ^ 自動車ガイドブック Vol.25 1978~'79 112ページ
- ^ アメリカ輸出仕様は営業上の都合から、汎用品を他社購買してフルATを採用するモデルを用意していたが、日本国内仕様は自社開発の半自動式であった。
- ^ 『絶版日本車カタログ』三推社・講談社108頁
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第19号19ページより。
- ^ a b 『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p93
- ^ Honda社史・50年史、カーナビゲーション (PDF)
- ^ 名称としては「ホンダマチック4速フルオート」を名乗り「ホンダマチック」の名を残していた。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第31号13ページより
- ^ “アコード(ホンダ)1989年9月~1993年4月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社\date=2020-1-20. 2020年1月20日閲覧。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第50号15ページより。
- ^ a b c d e f g h i 『日本の名車全国版 2015年1/13号』53号、デアゴスティーニ・ジャパン、2015年、11頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 『日本の名車全国版 2015年1/13号』53号、デアゴスティーニ・ジャパン、2015年、12頁。
- ^ “アコードをフルモデルチェンジし発売”. 本田技研工業株式会社. 2023年6月25日閲覧。
- ^ “米国製アコード・ワゴン&クーペをフルモデルチェンジ”. 本田技研工業株式会社. 2023年6月25日閲覧。
- ^ “96年モデル米国製「アコードクーペ」安全装備を充実させ発売”. 本田技研工業株式会社. 2023年6月25日閲覧。
- ^ “アコードをマイナーモデルチェンジし発売”. 本田技研工業株式会社. 2023年6月25日閲覧。
- ^ “米国製アコード・ワゴンをマイナーモデルチェンジ”. 本田技研工業株式会社. 2023年6月25日閲覧。
- ^ “アコード(ホンダ)1993年5月~1997年8月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月20日). 2020年1月20日閲覧。
- ^ Honda Collection Hall:コレクションサーチ - ホンダ アコード SiR(レース仕様車)
- ^ a b c d e f g h 『日本の名車全国版 2015年2/24号』59号、デアゴスティーニ・ジャパン、2015年、9頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 『日本の名車全国版 2015年2/24号』59号、デアゴスティーニ・ジャパン、2015年、10頁。
- ^ 『「アコード」「アコード・ワゴン」をフルモデルチェンジするとともに、新型セダン「トルネオ」を発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、1997年9月4日 。2023年6月30日閲覧。
- ^ 『アコードとトルネオに特別仕様車「ホワイトパール エディション」を設定し発売』(プレスリリース)本田技研工業、1998年5月21日 。2022年10月26日閲覧。
- ^ 『「アコード」「トルネオ」「アコード・ワゴン」を一部改良し、スポーティ仕様を追加して発売』(プレスリリース)本田技研工業、1999年1月21日 。2022年10月26日閲覧。
- ^ 『「アコード」「トルネオ」の2.0VTS(HONDA LEV仕様)シリーズを平成12年排出ガス規制に適合させるとともに、特別仕様車を設定し発売』(プレスリリース)本田技研工業、1999年7月30日 。2022年10月26日閲覧。
- ^ 『アコード/トルネオ/アコード・ワゴンをマイナーチェンジ 高性能スポーツセダン「ユーロR」を新たに設定』(プレスリリース)本田技研工業、2000年6月1日 。2022年10月26日閲覧。
- ^ 『アコード/トルネオ/アコード・ワゴンをマイナーモデルチェンジ SiRタイプに「Euroパッケージ」を設定』(プレスリリース)本田技研工業、2001年5月31日 。2022年10月26日閲覧。
- ^ 『アコード/トルネオ特別仕様車「スタイル エディション」、「プレミアム エディション」、「Euro-R・X」を発売』(プレスリリース)本田技研工業、2002年5月9日 。2022年10月26日閲覧。
- ^ “アコード(ホンダ)1997年9月~2002年9月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月20日). 2020年1月20日閲覧。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第59号9ページより。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第45号9ページより。
- ^ インテリジェントハイウェイクルーズコントロールとレーンキープアシストシステムによるドライバー支援装置
- ^ 『アコード、アコードワゴン 限定特別仕様車 「ビエラ」を発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2002年11月11日 。2022年10月24日閲覧。
- ^ 『アコード、アコードワゴン特別仕様車 「日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞記念車」を発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2003年2月27日 。2022年10月24日閲覧。
- ^ 『「アコード・アルマス」「アコードワゴン・アルマス」を新発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2003年6月25日 。2022年10月24日閲覧。
- ^ 『アコード、アコードワゴンをマイナーモデルチェンジし発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2004年10月21日 。2022年10月24日閲覧。
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- ^ 新型上級セダン「アコード ハイブリッド」「アコード プラグイン ハイブリッド」を発売 ~圧倒的な低燃費と、新次元の運転感覚を具現化~ ・「アコード ハイブリッド」の燃費30.0km/L ・「アコード プラグイン ハイブリッド」の燃費70.4km/L Honda 2013年6月20日
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- ^ "颠覆而生 为好奇而来 16.98-22.98万,广汽本田第十代雅阁(ACCORD)震撼发布" (Press release) (中国語). 広汽本田汽車. 16 April 2018. 2018年4月16日閲覧。
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- ^ アコードとして|アコード ハイブリッド - Honda公式サイト
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
ホンダ車種年表 1960年代-1980年代 (1990年代以降 →) | |||||||||||||||||||||||||||
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1960年代 | 1970年代 | 1980年代 | |||||||||||||||||||||||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
軽自動車 | N360 | ライフ | トゥデイ(乗用) | ||||||||||||||||||||||||
Z | |||||||||||||||||||||||||||
アクティストリート | ストリート | ||||||||||||||||||||||||||
ライフワゴン | |||||||||||||||||||||||||||
LN360 | ライフバン | トゥデイ(商用) | |||||||||||||||||||||||||
ライフステップバン | アクティバン | アクティバン | |||||||||||||||||||||||||
T360 | TN360 | TNアクティ | アクティトラック | ||||||||||||||||||||||||
ライフピックアップ | |||||||||||||||||||||||||||
バモスホンダ | |||||||||||||||||||||||||||
ハッチバック | シティ | シティ | |||||||||||||||||||||||||
シビック | シビック | シビック | シビック | ||||||||||||||||||||||||
クイント | クイント インテグラ |
インテグラ | |||||||||||||||||||||||||
コンチェルト | |||||||||||||||||||||||||||
アコード | アコード | アコード/エアロデッキ | |||||||||||||||||||||||||
セダン (5ナンバー) |
N600E | シビック | |||||||||||||||||||||||||
1300 | 145 | シビック バラード |
シビック バラード |
シビック | |||||||||||||||||||||||
クイント インテグラ |
インテグラ | ||||||||||||||||||||||||||
コンチェルト | |||||||||||||||||||||||||||
アコード | アコード ビガー |
アコード ビガー | |||||||||||||||||||||||||
レジェンド | |||||||||||||||||||||||||||
セダン (3ナンバー) |
レジェンド | ||||||||||||||||||||||||||
クーペ・オープンカー | シティカブリオレ | ||||||||||||||||||||||||||
1300クーペ | 145 | バラードスポーツCR-X | CR-X | ||||||||||||||||||||||||
プレリュード | プレリュード | プレリュード | |||||||||||||||||||||||||
アコードクーペ | |||||||||||||||||||||||||||
レジェンド ハードトップ | |||||||||||||||||||||||||||
トールワゴン・ワゴン | シビック カントリー |
シビック シャトル |
シビック シャトル | ||||||||||||||||||||||||
バン | シティプロ | ||||||||||||||||||||||||||
L700/L800 | シビックバン | シビックバン | シビックプロ | シビックプロ | |||||||||||||||||||||||
トラック | P700/P800 | ||||||||||||||||||||||||||
スポーツ | S500 | S600 | S800 | ||||||||||||||||||||||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
1980年代 | 1990年代 | 2000年代 | 2010年代 | 2020年代 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | |
サブコンパクト | シビック | シビック | シビック | シビック | シビック | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フィット | フィット | フィット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コンパクト | インサイト | インサイト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シビック | シビック | シビック | シビック | シビック | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シビックハイブリッド | シビックハイブリッド | シビックハイブリッド | シビックハイブリッド | シビックハイブリッド | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アコード | アコード | アコード | アコード | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ミッドサイズ | アコード | アコード | アコード | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アコードハイブリッド | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フルサイズ | アコード | アコード | アコード | アコード | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アコードプラグ-イン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スポーツ | CRX | CRX | del Sol | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
インサイト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
CR-Z | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
S2000 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クーペ | シビッククーペ | シビッククーペ | シビッククーペ | シビッククーペ | シビッククーペ | シビッククーペ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プレリュード | プレリュード | プレリュード | プレリュード | プレリュード | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アコードクーペ | アコードクーペ | アコードクーペ | アコードクーペ | アコードクーペ | アコードクーペ | アコードクーペ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SUV | HR-V | HR-V | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エレメント | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
CR-V | CR-V | CR-V | CR-V | CR-V | CR-V | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
パスポート | パスポート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
パイロット | パイロット | パイロット | パイロット | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アコードクロスツアー /クロスツアー |
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ピックアップトラック | リッジライン | リッジライン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ミニバン | オデッセイ | オデッセイ | オデッセイ | オデッセイ | オデッセイ |
- ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第27号28ページより。