ホンダ・インサイト

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ホンダ・インサイト
2019 Honda Insight Hybrid Touring front 4.2.18.jpg
3代目 2019年モデル
販売期間 1999年 - 2006年
2009年 - 2014年
2018年 -
製造国 日本の旗 日本(2代目まで)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国(3代目)
ボディタイプ 2ドア ハッチバッククーペ(初代)
5ドア ハッチバックセダン(2代目)
4ドア ファストバックセダン(3代目)
駆動方式 前輪駆動
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インサイト(Insight)は、本田技研工業が生産、販売していたハイブリッドカーである。

2006年に一度生産・販売を終了し、約2年7か月後の2009年2月に、コンセプトを大幅に変更し新型ハイブリッド戦略車として復活したが、2014年3月に生産・販売を終了した。2018年に米国でシビックの上位モデルとして2度目の復活となった。

初代 ZE1型(1999年 - 2006年)[編集]

ホンダ・インサイト(初代)
ZE1型
フロント
Honda Insight (ZE1) front.JPG
リア
Honda Insight Back.JPG
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1999年11月 - 2006年7月(生産終了)
乗車定員 2人
ボディタイプ 3ドアハッチバッククーペ
エンジン ECA型:1.0 L 直3 SOHC 12バルブ VTEC
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
モーター MF2型:薄型DCブラシレスモーター
最高出力 エンジン:66 kW/5,700 rpm
モーター(MT):10 kW/3,000 rpm
モーター(CVT):9.2 kW/2,000rpm
最大トルク エンジン:92 N·m/4,800 rpm
モーター:49 N·m/1,000 rpm
変速機 CVTホンダマルチマチックS
5速MT
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:トーションビーム
全長 3,940 mm
全幅 1,695 mm
全高 1,355 mm
ホイールベース 2,400 mm
車両重量 CVT:850 kg
MT:820 kg
ハイブリッド方式 ホンダ・IMAシステム
燃費 CVT:32.0 km/L
MT:35.0 - 36.0 km/L
10・15モード
-自動車のスペック表-

概要[編集]

1997年東京モーターショーで発表されたコンセプトカーJ-VX」を市販車にアレンジし登場した「インサイト」は、世界最高水準の低燃費を目指し、かつてのCR-Xを彷彿させるコンパクトなハッチバッククーペ型の2人乗りで、特徴的な外観であるレーシングカーさながらのリアホイールスカート[注釈 1]を採用するなど、徹底した空気抵抗低減のためのデザインが施され、Cd値は0.25であった[2][3]。このデザインは後に発表されるハイブリッドカーに大きな影響を与えた[要出典]

車体は、NSXの技術をさらに進化させたアルミフレーム[4]で、フロントフェンダーなどはバラードスポーツ CR-Xと同様に樹脂材を採用している[5]

搭載される原動機は、ECA型 995 cm3 直列3気筒 SOHC VTECエンジンとアシスト用薄型直流ブラシレスモーターで、ホンダはこのシステムをHonda IMAシステムと称している。走行時は必ずエンジンが動作している点が、広義のパラレル型ハイブリッドシステムである。トランスミッションは、5速MTCVTが用意される。ヨーロッパ仕様はギヤ比が異なり、サードギヤ5,800 rpmで最高速180 km/h[6]であった。2001年に放送された特撮作品ウルトラマンコスモスで、シェパードとして登場している。

歴史[編集]

  • 1999年
    • 9月6日 - 発表され11月1日に発売される。燃費は当時の量産ガソリン車として世界最高の35 km/L10・15モード)だった[7]。税制で優遇適用となる。
  • 2003年
  • 2004年
    • 10月14日 - 2度目のマイナーチェンジが行われた。IMAシステムの効率が向上し、MT車は空力特性を改善させるアンダーカバー類が装着されるとともに、タイヤ空気圧が240 kPaから260 kPaに変更された結果、燃費が36 km/L(10・15モード)に向上した[8]
  • 2006年
    • 7月 - 生産を終了した。以降は在庫対応分のみの販売となる。
    • 8月 - 在庫対応分が完売し販売終了。販売台数は世界全体で約1万7,000台で、うち日本国内は約2,300台であった[9]。その後、2代目インサイトが発売される2009年までの間、日本で販売されるホンダのハイブリッドカーは、シビックハイブリッドのみとなっていた。


2代目 ZE2/3型(2009年 - 2014年)[編集]

ホンダ・インサイト(2代目)
ZE2/3型
日本国内仕様(前期型)
フロント
2ndInsight.jpg
リア
2ndInsightrear.jpg
車内
2ndInsightinterior.jpg
製造国 日本の旗 日本
販売期間 2009年2月 - 2014年3月
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアハッチバックセダン[10]
エンジン LDA型:1.3 L 直4 SOHC 8バルブ i-VTEC i-DSI
LEA型:1.5 L 直4 SOHC 16バルブ i-VTEC
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
モーター MF6型:薄型DCブラシレスモーター
変速機 CVTホンダマルチマチックS
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:トーションビーム
全長 4,390-4,395 mm
全幅 1,695 mm
全高 1,425-1,435 mm
ホイールベース 2,550 mm
車両重量 1,190-1,210 kg
ハイブリッド方式 ホンダ・IMAシステム
燃費 XLインターナビセレクト:22.2 km/L
XG,XL:23.2 km/L
G,L:27.2 km/L
JC08モード
後継 ホンダ・グレイスハイブリッド
※事実上。発売終了から8ヵ月間の空白期間あり
-自動車のスペック表-

概要[編集]

先代とは、ハッチバックの形状やリアのエクストラウィンドウなどは共通だが、5人乗り5ドアであることやリアホイールスカートが無いなどの点が異なる。先代の生産終了から期間が空いているが、同一車名のフルモデルチェンジでボディ形状を大幅に変化した稀な事例である。当初は別の車名を予定していたが、北米欧州の現地法人の意見や現地における語感を考慮して「インサイト」とした。スタイルはライバルの「トヨタ・プリウス」に対抗するために5ドアハッチバックになった。プリウスの3ナンバーに比して5ナンバーに留めた[11]。コストダウンのため初代のアルミフレームボディを採用せず、既存のフィットなどのコンポーネントをベースに極限まで軽量化を施した。同社他機種と部品をおよそ1万点共通化し、ニッケル水素バッテリーは初代の20本(7.2ボルト 〈V〉 ×20本=144 V)、2代目シビックハイブリッドの11本(14.4 V×11本=158 V)に対し、性能を向上させた結果7本(14.4 V×7本=100 V)までに削減するなど徹底した効率化を図った。その結果、価格は北米市場でベースモデルで2万ドル、日本市場でベースグレードとなる「G」はオーディオ・レスながら車両本体180万円、消費税込189万円で発売された。

信号待ちなどで停車する時にアイドリングを自動で停止する「オートアイドルストップ」を含むホンダIMAを駆動システムの基本とし、実用燃費の向上を目指し、エコロジカル・ドライブ・アシスト・システムと称する省燃費モニターを全車に標準装備する。すでに4代目オデッセイなどで採用されているECONモード[注釈 2]に加え、アクセルやブレーキの操作でスピードメータの背景色であるアンビエントメーターの色が変化してリアルタイムに燃料消費状況を意識させることで低燃費運転に寄与する「コーチング機能」と、メーター内のマルチインフォメーション・ディスプレイ画面内で燃費運転をリアルタイムで採点し、リーフのアイコンでその日のエコドライブ度やその日までの累計のステージ表示を知らせる「ティーチング機能」を備えている。この「ティーチング機能」は、オプションの「HDDインターナビシステム」と組み合わせることで、より詳しい情報を知ることもできる。

搭載されるIMAシステムを構成するエンジン部分はLDA型 1,339 cm3 直列4気筒 SOHC i-VTEC i-DSIエンジンで、シビックハイブリッドと同型式であるが、i-VTECは可変シリンダーシステム (VCM) としてのみ機能する。VCMにより全気筒を休止させ、2代目シビックハイブリッドと同様に、モーター動力のみによる走行も多少可能になった。組み合されるトランスミッションは、初代とは異なりCVTのみである。カリフォルニア大気資源局英語: California Air Resources Board (CARB))が認定するAT-PZEV(Advanced Technology - Partial Credit Zero Emission Vehicle:ゼロ排出ガス車として部分換算される先進技術搭載車)の条件によりモーター出力は10キロワット (kW) 以上を要し、バッテリは7本で電圧は100.8 Vとされている。

グレードは標準モデル「G」、プロジェクタータイプのHIDヘッドランプ、本革巻ステアリングホイール、リアセンターアームレストなどを装備した上級仕様の「L」、7スピードモード付ホンダマルチマティックS[注釈 3]やアルミホイール、VSAを装備したスポーティモデル「LS」の3グレードを用意し、高級車で採用された静粛性の優れたガラスを採用した。Cd値は0.28である[12]

2008年以降発売される地球環境を意識した車両を、ホンダは「Honda Green Machine」と称し、インサイトは「グリーンマシーン1号」である[注釈 4]。Honda Green Machine Special Siteに、筧昌也が監督したショートムービーが公開されている。2008年12月11日から12月13日までの3日間、東京ビッグサイトで開催されたエコプロダクツ2008に出展され、2008年12月22日から2009年1月19日までホンダ本社で行なわれるHonda Green Machine企画展で、CR-Z コンセプトFCXクラリティと共に展示された。

歴史[編集]

  • 2007年
    • 7月18日 - 年央社長会見で新型ハイブリッド専用車を2009年に発売すると発表した。
  • 2008年
  • 2009年
    • 1月11日 - 「2009年北米国際自動車ショー」で、市販仕様が世界初公開された。
    • 2月5日 - 発表され2月6日に発売された。月間目標販売台数は5,000台と発表されている。
    • 3月24日 - 北米地域でも発売を開始。価格は19,800ドルからとなる。
    • 5月11日 - 2009年4月度の登録車販売台数が2月と3月の合計台数を上回る1万481台となり、主力車種であるフィットを抜き、ハイブリッド車で初の首位を獲得した。フィットも同月で2位をつけたため、登録車販売台数の1位と2位をホンダ車が独占したのも初めてのことである[14]
    • 10月1日 - 仕様変更がおこなわれた。ボディカラーに新色が2色追加され、10月中旬の生産より適用された。
  • 2010年
    • 4月5日 - 標準モデル「G」をベースに「リンクアップフリー」対応Honda HDDインターナビシステム、コンフォートビューパッケージ、プロジェクタータイプHIDヘッドランプ、ETC車載器、アームレスト付センターコンソールボックスなどを装備した特別仕様車「HDDナビ スペシャルエディション」が発売された。ボディカラーはオプションカラーは専用色を含む全3色が設定された。
    • 警察庁は2009年度予算で20台のパトロールカーを全国数か所の警察に警らパトカーとして導入した。捜査用車両として500台程度が全国の都道府県警察に導入された。
    • 10月8日 - 一部改良がおこなわれた。サスペンション特性の見直して操縦安定性と乗り心地を向上し、エアコンアウトレットとドアライニングにシルバー加飾を施し、センターパネルのデザインを変更した。「G」はマップランプとアームレスト付センターコンソールボックスを、「L」は照明付ステアリングスイッチ付クルーズコントロールとリバース連動ウォッシャー付間欠リアワイパーを、「LS」は「L」の追加装備に加え、本革巻きセレクトレバーをそれぞれ追加装備した。「LS」はタイヤサイズを16インチから15インチに変更して燃費を30.0 km/L(10・15モード燃費)に向上したほか、本革シート&専用インテリアのオプション設定を追加した。
    • 10月19日 - ホンダコリアを介して韓国市場で発表して11月5日に発売した[15]。グレードはベースモデルである「インサイト」とアルミホイールやドアミラーウインカーなどを装備した「インサイト プラス」の2種。前者は日本仕様の「G」と「L」の中間、後者は「LS」に相当するが、レンズサイド前後にリフレクターを備えるほか、日本仕様は全車で設定していないオーディオを標準で装備するなど細部が異なる。
  • 2011年
    • 10月27日 - 10月1日にティーザーサイトで予告していたマイナーチェンジが正式発表され、11月11日に発売した。エンジン及びIMAの改良により、力強い走りはそのままに、JC08モードで27.2 km/Lと燃費を向上し、吸音・遮音性能が向上されたことで高い静粛性も実現した。バンパーも、燃費性能の寄与とワイド感を演出するデザインに改良された。サスペンション特性の見直しとVSAの標準装備により操舵安定性も高められ、リアシート形状などが見直されたことで後席の快適性や後方視界の改善が図られた。併せて、CR-Zに搭載されている力強い加速性能や高速走行時のゆとりある走りを実現するLEA型 1.5 L 直4 SOHC i-VTECエンジンを搭載した「エクスクルーシブ」を追加した。本グレードは、LEDアクセサリーランプを内蔵したフロントグリルや専用フロントバンパー、黒木目や高輝度シルバーラインを備えた高級感ある専用インテリアなども採用した。ステアリング操作で7速のシフトチェンジが行えるパドルシフトを備えている。最上級グレードの「XLインターナビセレクト」はHondaインターナビと専用機器でのデータ通信が無料になるリンクアップフリーも標準装備されている。グレード体系が一部見直され、1.3 Lモデルは「G」「L」の2種(「LS」は廃止)、1.5 Lモデル「エクスクルーシブ」は「XG」「XL」「XLインターナビセレクト」の3種となった。この1.5 Lモデル追加により、ハイブリッド専用車としては史上初めて複数のパワートレーンを持つ車種となった。
  • 2012年
    • 中国国内においても発売予定である[16]
    • 12月 - 韓国での販売を終了した。
  • 2013年
    • 5月16日 - 一部改良が行われた。全タイプにウォッシャー付間欠リアワイパー(リバース連動)を標準装備するとともに、「L」・「XL」・「XL・インターナビセレクト」はHondaスマートキーシステム用キーを1個追加。Hondaインターナビ(「XL・インターナビセレクト」に標準装備、左記以外の全タイプはメーカーオプション)にUSBジャックを装備した。さらに、「エクスクルーシブ」はフロントグリル、サイドシルガーニッシュ、リアライセンスガーニッシュをスモークメッキ化し、インテリアは高輝度ダークシルバー塗装などで色調を統一した。併せて、「XL・インターナビセレクト」を除く全タイプにリアカメラやETC車載器など6つの装備をひとまとめにし、ディーラーオプションのHonda純正ナビを手軽に装着できる「ナビ装着用スペシャルパッケージ」を新たに設定した。ボディカラーは新色が追加された。
  • 2014年
    • 2月26日 - 搭載するハイブリッドシステムが旧型化し、販売台数が低迷したとして2月末で生産を終了することが発表された。
    • 3月1日 - 3月で終売したことがウェブサイトで告知され、販売ラインアップから「今までに販売したクルマ(中古車カタログ)」に移動した。その後12月に登場した小型ノッチバックセダングレイスハイブリッドが5ナンバーサイズのハイブリッドカーとしてのポジションを受け継ぐ。

グレード[編集]

1.3 Lモデルは「G」と「L」、1.5 Lモデルの「エクスクルーシブ」は「XG」、「XL」、「XL・インターナビセレクト」が設定される。

インサイト[編集]

G
1.3 Lのベースグレード。セキュリティーアラーム、マルチ・インフォメーション・ディスプレイ、電波式キーレス・エントリー、フルオート・エアコン・ディショナー、オーディオレス(2スピーカー)、プロジェクタータイプ・ハロゲンヘッドライト、VSA、前席エアバッグなどが標準装備されている。価格は193万円
L
「G」に、HONDAスマートキーシステム、クルーズコントロール、プロジェクタータイプ・ディスチャージヘッドライト、ウォッシャー付間欠リアワイパー、LEDドアミラーウインカー、本革巻ステアリング・ホイール、リッド付フロントコンソールボックス、照明付パワードアロック・スイッチ、ラゲッジ・ルーム・ランプ、ハーフ・シェイド・フロント・ウィンドゥ、などの装備が追加された上級グレード。価格は213万円

インサイト エクスクルーシブ[編集]

XG
エクスクルーシブのベースグレード。装備は1.3 L「G」とほぼ同じであるが、エクスクルーシブのみの装備として、パドルシフト、エクスクルーシブ専用インテリア、4スピーカー(オーディオレス)、ラゲッジルームランプ、エクスクルーシブ専用エクステリア、シャークフィンアンテナ、LEDドアミラーウインカーなどが装着されている。価格は208万円
XL
「XG」にコンビシート&専用インテリア、本革巻ステアリングホイール、リアセンターアームレスト、バトル・シフト、クルーズコントロール、スマートキーシステム、15インチアルミホイール、ディスチャージヘッドライト、LEDアクセサリー・ランプ内蔵フロントグリル、ハーフシェイドフロントガラスなどを追加装備した標準グレード。価格は225万円
XL・インターナビセレクト
「XL」に、HONDAリンクフリー通信機付きインターナビ、トノカバー、本革巻セレクトレバー、16インチ・アルミホイール、フォグライト、親水ヒーテッドドアミラー、フロント・ドア撥水ガラスなどの装備が追加された最上級グレード。価格は256万円

北米仕様[編集]

  • エンジンは日本仕様と異なり、1.3 Lのみでエクスクルーシブの設定がない。
  • グレード構成にも違いがあり、Insightが「G」、LXが「L」、 EXが「XL」、EX・ナビゲーションが「XL インターナビ・セレクション」に相当する。
  • ボディーカラーは全部で8色。内装色は、Insightはグレーのみ、LX、EXは、グレーとブラックがある。


3代目 ZE4型(2018年 - )[編集]

ホンダ・インサイト(3代目)
ZE4型
Touring(北米2018年6月登場型)
フロント
2019 Honda Insight Hybrid Touring front 4.2.18.jpg
Touring(北米2018年6月登場型)
リア
2019 Honda Insight Hybrid Touring rear 4.2.18.jpg
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
販売期間 2018年 -
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア ファストバックセダン
エンジン 1,498 cc 直4 DOHC 16バルブ i-VTEC
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
最高出力 エンジン:107 hp / 6,000 rpm
モーター:129 hp
最大トルク エンジン:99 lb-ft / 5,000 rpm
モーター:197 lb-ft
変速機 非搭載
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:マルチリンク
全長 183.6 in
全幅 71.6 in
全高 55.5 in
ホイールベース 106.3 in
車両重量 2,987-3,078 lbs.
ハイブリッド方式 SPORT HYBRID i-MMD
先代 ホンダ・シビックハイブリッド
※事実上
-自動車のスペック表-

概要[編集]

2代目からさらにコンセプトが変更されて9代目シビックとプラットフォームを共有する4ドアセダンとなり、シビックのラインナップから外されたハイブリッド仕様の実質的な後継車種の役割に加え、サイズ・価格ともシビックと10代目アコードの中間ほどに位置付けられ、シビックの上位モデルの役割も担うこととなった[17]。ハイブリッドシステムにはSPORT HYBRID i-MMDを採用、アコードの1,996 cm3エンジンから、1,498 cm3に排気量を縮小したエンジンが搭載された。

歴史[編集]

  • 2018年
    • 1月14日 - 北米国際自動車ショーにてプロトタイプが初公開された[17]
    • 3月28日 - ニューヨーク国際オートショーにて量産仕様が初公開された[18]
    • 5月14日 - 米国インディアナ州グリーンズバーグのホンダ・マニュファクチャリング・オブ・インディアナ (HMIN) にて量産が開始された[19]
    • 6月19日 - 北米市場において2019年モデルとして正式発表された[20]
    • 6月29日 - 北米市場において販売開始[21]
    • 10月4日 - 同年冬に日本市場で発売を予定していることが発表され、ホームページ上に情報が公開された[22]


搭載エンジン[編集]

車名の由来[編集]

  • Insight:英語で「洞察力・見抜く力」を意味する。「ハイブリッドカーの本格的な普及という新しい時代の到来を洞察する車」の意味が込められている。

受賞歴[編集]

生産[編集]

初代はかつてNSX専用の生産工場として建設されたホンダ栃木製作所高根沢工場で、NSXやS2000とともに生産されていた。2004年4月にホンダの完成車一貫生産構想に基づき全3車種とも高根沢工場での生産を中止し、ホンダ鈴鹿製作所の少量車種専用ライン、TDラインへ生産を移管された。その後、2006年7月に生産を終了した。

2代目は鈴鹿製作所で生産された。

3代目はアメリカでの現地生産となり、インディアナ州グリーンズバーグのホンダ・マニュファクチャリング・オブ・インディアナ (HMIN) にて生産される。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ リアのホイールハウスを覆う部品で、後輪の上側半分がボディに隠れている。リアホイールスパッツと称することもある[1]
  2. ^ エンジンやエアコンの燃費優先運転を行う設定選択。インサイトは減速時の回生充電量を増加する機能を追加した。
  3. ^ シフトパターンから「L」がなくなり、「S」は自動復帰しないパドルシフトのマニュアルモードになる。
  4. ^ 「グリーンマシーン2号」は、2代目シビックハイブリッド。
  5. ^ 10月2日から10月19日まで開催。

出典[編集]

  1. ^ 『90年代国産車のすべて』三栄書房、89頁
  2. ^ “FACT BOOK insight 1999.9 このデザインは、風の流れから生まれた。” (プレスリリース), 本田技研工業, (1999年9月6日), http://www.honda.co.jp/factbook/auto/insight/199909/006.html 
  3. ^ “FACT BOOK insight 1999.9 ボディ細部にわたる徹底的な空力処理。” (プレスリリース), 本田技研工業, (1999年9月6日), http://www.honda.co.jp/factbook/auto/insight/199909/007.html 
  4. ^ “FACT BOOK insight 1999.9 アルミの特性を、どこまで活かせるか。” (プレスリリース), 本田技研工業, (1999年9月6日), http://www.honda.co.jp/factbook/auto/insight/199909/015.html 
  5. ^ “FACT BOOK insight 1999.9 軽量でありながら、高い曲げ剛性、ねじり剛性を実現。” (プレスリリース), 本田技研工業, (1999年9月6日), http://www.honda.co.jp/factbook/auto/insight/199909/016.html 
  6. ^ 『80年代輸入車のすべて』三栄書房、91頁
  7. ^ “量産ガソリン車 世界最高燃費のパーソナルハイブリッドカー「インサイト」を11月より発売” (プレスリリース), 本田技研工業, (1999年9月6日), http://www.honda.co.jp/news/1999/4990906b.html 
  8. ^ “ハイブリッドカー「インサイト」の燃費を向上し発売” (プレスリリース), 本田技研工業, (2004年10月14日), http://www.honda.co.jp/news/2004/4041014-insight.html 
  9. ^ “Hondaハイブリッド車が世界累計販売30万台を達成” (プレスリリース), 本田技研工業, (2009年2月18日), http://www.honda.co.jp/news/2009/4090218.html 
  10. ^ “新型ハイブリッドカー「インサイト」を発売” (プレスリリース), 本田技研工業, (2009年2月5日), http://www.honda.co.jp/news/2009/4090205-insight.html 
  11. ^ “【詳細レポート】ホンダ・インサイト、軽量コンパクト&低コストで打倒プリウス”. 日経トレンディネット (日経BP). (2009年2月18日). http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090217/1023792/?P=7 2009年2月22日閲覧。 
  12. ^ “FACT BOOK HYBRID INSIGHT” (プレスリリース), 本田技研工業, (2009年2月5日), http://www.honda.co.jp/factbook/auto/INSIGHT/200902/08.html 2009年2月22日閲覧。 
  13. ^ “2009年に発売予定の新型ハイブリッド専用車「インサイト」のコンセプトモデルをパリモーターショーで発表” (プレスリリース), 本田技研工業, (2008年9月4日), http://www.honda.co.jp/news/2008/4080904a.html 
  14. ^ “インサイトがハイブリッド車として初めて登録車販売台数の第1位を獲得” (プレスリリース), 本田技研工業, (2009年5月11日), http://www.honda.co.jp/news/2009/4090511.html 2009年5月11日閲覧。 
  15. ^ “ホンダのハイブリッド車「インサイト」、韓国で発売”. WOW! Korea (エイアイエスイー). (2010年10月19日). http://www.wowkorea.jp/news/Korea/2010/1019/10075928.html 
  16. ^ “2011年広州モーターショー出展概要” (プレスリリース), 本田技研工業, (2011年11月21日), http://www.honda.co.jp/news/2011/4111121.html 
  17. ^ a b “2018年北米国際自動車ショーで新型ハイブリッド「INSIGHT(インサイト)」プロトタイプを世界初公開” (プレスリリース), 本田技研工業, (2017年12月20日), http://www.honda.co.jp/news/2017/4171220.html 2017年12月25日閲覧。 
  18. ^ “ホンダ インサイト 新型に最新コネクト、Wi-Fiホットスポットも…ニューヨークモーターショー2018”. Response. (イード). (2018年3月30日). https://response.jp/article/2018/03/30/307914.html 
  19. ^ “ホンダ インサイト 新型、量産第一号車がラインオフ…新世代ハイブリッド搭載”. Response. (イード). (2018年5月15日). https://response.jp/article/2018/05/15/309685.html 
  20. ^ “ホンダ インサイト 新型、燃費は23.4km/リットル…価格は2万2830ドルから”. Response. (イード). (2018年6月21日). https://response.jp/article/2018/06/21/311085.html 
  21. ^ “Stylish, Efficient and Affordable: 2019 Honda Insight Hybrid Goes On Sale” (プレスリリース), Honda North America, (2018年6月29日), http://hondanews.com/honda-automobiles/releases/stylish-efficient-and-affordable-2019-honda-insight-hybrid-goes-on-sale 
  22. ^ “新型「INSIGHT」を日本で2018年冬に発売~ホームページで先行公開” (プレスリリース), 本田技研工業株式会社, (2018年10月4日), https://www.honda.co.jp/news/2018/4181004a.html 2018年10月4日閲覧。 
  23. ^ 1999年度 グッドデザイン賞 受賞”. JIDPO. 2011年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年10月3日閲覧。
  24. ^ “「インサイト」が2009-2010日本自動車殿堂カーオブザイヤーを受賞” (プレスリリース), 本田技研工業, (2009年10月29日), http://www.honda.co.jp/news/2009/4091029.html 
  25. ^ “2009年最大のヒット商品は「プリウス&インサイト」―日経トレンディ誌が発表”. 日経トレンディネット (日経BP). (2009年11月2日). http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20091030/1029925/ 
  26. ^ “インサイト、「2009年度グッドデザイン金賞」を受賞” (プレスリリース), 本田技研工業, (2009年11月6日), http://www.honda.co.jp/news/2009/4091106.html 
  27. ^ “「インサイト」が2010年次 RJCカー オブ ザ イヤーを受賞” (プレスリリース), 本田技研工業, (2009年11月18日), http://www.honda.co.jp/news/2009/4091118.html 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]