ホンダ・シティ
| 販売期間 | 1981年ー1994年(日本国内向けハッチバック) 1996年ー(海外向けセダン) |
|---|---|
| 製造国 | |
| ボディタイプ | 2ドアカブリオレ(日本国内向け初代) 3ドアハッチバック(日本国内向け) 4ドアセダン(海外向け) |
| 後継 | ホンダ・ロゴ(日本国内向けハッチバック) |
| 別名 | ホンダ・フィットアリア(海外向けセダン2代目) ホンダ・バラード(海外向けセダン3代目) ホンダ・グレイス(海外向けセダン4代目) |
シティ(City)は、本田技研工業が生産・販売している小型自動車である。
目次
概要[編集]
日本国内向けの初代、2代目は3ドアハッチバック等のコンパクトカーとして販売されていた。こちらは1993年で生産を、1994年で販売を終了。その後、1996年に東南アジア地域向けに開発されたサブコンパクト4ドアセダンとして復活した。東南アジア地域向けの2代目は、日本国内でフィットアリア、東南アジア地域向けの4代目はグレイスとして販売されている、国内向け初代では、商用モデルがシティプロ(City PRO)として発売された(本稿ではこれについても記述する)。
日本および欧州向けハッチバック[編集]
初代 AA/VF型(1981-1986年)[編集]
| ホンダ・シティ(日本国内向け初代) AA/VF型 |
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|---|---|
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シティRタイプ
シティ ターボ II
シティ カブリオレ
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| 製造国 | |
| 販売期間 | 1981年 - 1986年 |
| 乗車定員 | シティ:5人 シティプロ:2/5人 |
| ボディタイプ | 3ドア ハッチバック 2ドア カブリオレ |
| エンジン | ER型(NA):1.2L 直4 SOHC CVCC ER型(T/C):1.2L 直4 SOHC CVCC |
| 駆動方式 | FF |
| 最高出力 | ER型(NA):67PS/5,500rpm ER型(T/C):100PS/5,500rpm ER型(T/C I/C付き):110PS/5,500rpm 全てグロス値 |
| 最大トルク | ER型(NA):10.0kgf·m/3,500rpm ER型(T/C):15.0kgf·m/3,000rpm ER型(T/C I/C付き):16.3kgf·m/3,000rpm 全てグロス値 |
| 変速機 | 5速MT/3速ホンダマチック/副変速機付き4速MT |
| サスペンション | 前:マクファーソンストラット 後:マクファーソンストラット |
| 全長 | 標準:3,380mm ターボII/カブリオレ:3,420mm |
| 全幅 | 標準:1,570mm ターボII/カブリオレ:1,625mm |
| 全高 | 標準/ターボII:1,470mm ターボ:1,460mm ハイルーフ:1,570mm |
| ホイールベース | 2,220mm |
| 車両重量 | 655-745kg |
| 燃費 | EIIIタイプ:24.0km/L ターボ:18.6km/L ターボII:17.6km/L 全て10モード |
| 別名 | 欧州向け:ホンダ・ジャズ ターボII:ブルドッグ |
| -自動車のスペック表- | |
- 1981年11月11日に発売開始。「トールボーイ」と呼ばれるユニークな背の高い[1]デザインを採用し、人気車種となった[2]。
- 開発は発売3年前の1978年までにさかのぼる。当時ホンダでは排気量1.2L級の小型乗用車としてシビックを販売していたが、2代目へモデルチェンジの際に1.5L級へとクラスアップしたことに伴い車体も大きくなったことや、地方ディーラーからの要望もあり、当時のホンダはシビックが予想以上にヒットしたことから、製造原価がほとんど変わらなかったライフやZの生産を止めてシビックの生産に集中させる事になったため、軽乗用車事業から一時撤退していたと言う3つの理由から初代シビックのポジションであった1.2L級の穴を埋めるべくさらに廉価な小型車の開発に至った。また、小型車の欠点である居住性を補う点から当時はタブー視されていた車高を高くした経緯がある[3]。
- 搭載されたエンジンは、COMBAX(COMPACT BLAZING-COMBUSTION AXIOM:高密度速炎燃焼原理)エンジンと名付けられた1.2Lの「ER型」のみ。同時に商用バンとしてシティプロも発売された。乗車定員は「T」が2名で「F」が5名。
- 1982年8月25日に、低燃費仕様の「EI」を追加。クラストップの低燃費 21.0km/L(10モード)を実現。
- 1982年9月20日に、ターボチャージャー付きの「ターボI」を追加。
- 2017年現在の軽自動車よりも全長が短く[4]車重も軽い車でありながら、最高出力100PS/5,500rpmというスペックであり、そのルックスに加速とパワーが加わった事から当時の若者を中心に人気を博した。本エンジンには、ホンダ独自の電子燃料噴射装置「PGM-FI」が初めて採用された[5]。
- 1982年11月26日に、ハイルーフ仕様の「マンハッタンルーフ」を追加。
- オプションで「マンハッタンサウンド」[6]もしくは電動サンルーフが設定された。
- 1983年10月26日に、インタークーラーターボ付きの「ターボII」(ブルドッグ)を追加。
- インタークーラーの追加により、最高出力は110PS/5,500rpmとなった。エンジン回転数が3,000rpm以下の時にアクセルを全開にすると、10秒間だけ過給圧が10%アップする「スクランブルブースト」と呼ばれる機能も装備されていた。また、このモデルによるワンメイクレースは人気を集め、1/1タカラチョロQ号の参戦などでも話題となった。
- 1984年7月4日に、オープン仕様のカブリオレを追加。
- ピニンファリーナが幌の設計を手がけ、岐阜県の東洋工機(現・パジェロ製造) で生産されていた。日常の使用にも耐えうるデザインということもあり、マツダ・ロードスターが発売されるまで、国産乗用オープンカーの中でもトップクラスの販売台数だった。また少量生産の特徴を生かし、当時としては非常に多い、12色ものボディーカラーが用意された。
- 1985年3月14日に、量産車で世界初のF.R.M.アルミコンロッドを採用した低燃費仕様の「E III」を追加。クラスでも上位の低燃費 24.0km/L(10モード)を実現。
- 1985年3月、シティU発売。4速MTとホンダマチック仕様。前期型Rと共通のバンパーに後期型グリル、テールゲートの「CITY」のみのデカールなどが特徴。
- 1985年4月24日に、副変速機付4速MTの「ハイパーシフト」を追加。
-
- ハイ・ローの2段副変速機は、走行状況に応じて2・3・4速で自動選択される。このため実質変速段数は7速となる。
- ヨーロッパでは1982年から1986年の間販売されたが、「CITY」の商標がすでにオペルに所有されていたため、Honda Jazzの名で販売された。
- ムカデダンス(正確にはナッティー・ウォーク)に井上大輔作曲、マッドネス演奏・歌唱の「シティ・イン・シティ(In The City)」に「ホンダ ホンダ ホンダ ホンダ…」の合いの手が入ったCMでも有名になった[2]。このCMで使われた歌やムカデダンスは、当時の人気テレビ番組『8時だョ!全員集合』で加トちゃんケンちゃんがギャグのネタにするほどであった(当時のホンダ四輪宣伝担当は、発売前のホンダ社内での会議で「加藤と志村にムカデダンスをやってもらいたかった」と発言していた。加藤と志村への根回しはしておらず、またCMに2人を起用しなかった。しかし偶然ではあったが、その発言が現実のものとなった)[7]。
- 折りたためば荷室にピッタリ入る、50ccバイクのモトコンポも同時に発売された。
2代目 GA1/2型(1986-1994年)[編集]
| ホンダ・シティ(日本国内向け2代目) GA1/2型 |
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|---|---|
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GA1(前期型)
GA2(後期型)
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| 製造国 | |
| 販売期間 | 1986年10月-1994年9月 |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 3ドア ハッチバック |
| エンジン | D12A型:1.2L 直4 SOHC D13C型:1.3L 直4 SOHC キャブ D13C型:1.3L 直4 SOHC PGM-FI |
| 駆動方式 | FF |
| 最高出力 | D12A型:76PS/6,500rpm D13C型(キャブ):82PS/6,500rpm D13C型(PGM-FI):100PS/6,500rpm 全てネット値 |
| 最大トルク | D12A型:10.0kgf·m/4,000rpm D13C型(キャブ):10.5kgf·m/4,000rpm D13C型(PGM-FI):11.6kgf·m/5,500rpm 全てネット値 |
| 変速機 | 5速MT/4速AT |
| サスペンション | 前:マクファーソンストラット 後:車軸式 |
| 全長 | 前期型:3,560mm 後期型:3,605mm |
| 全幅 | 1,620mm |
| 全高 | 1,335mm |
| ホイールベース | 2,400mm |
| 車両重量 | 680-780kg |
| 燃費 | 1.2L:20.0km/L 1.3L:17.6km/L 全て10モード |
| 類似車種 | ホンダ・トゥデイ(初代) |
| 後継 | ホンダ・ロゴ |
| -自動車のスペック表- | |
1986年10月31日、2代目シティが発表/発売された。キャッチコピーは「才能のシティ」。
このモデルチェンジにおいて、コンセプトに大きな変化があり、「クラウチングフォルム」と呼ばれたロー&ワイドなデザインとなり、軽量な車重(ベーシックグレードは680kg)と相まって、走行性能の向上がなされた。エンジン構成はD12A型(1986年当時、国産車としては初のメカニズム)のみで、装備品等の違いによって「GG」/「EE」/「BB」の3グレードで商品展開を行った。
1988年10月、マイナーチェンジが行なわれ,主力エンジンはD13C型に変更された。この時従来のシングルキャブ仕様に加え、PGM-FI仕様が追加された。シングルキャブ仕様は、1.2Lの「BE」の他1.3Lの「CE」/「CG」が設定され、PGM-FI仕様は「CR-i」/「CZ-i」の2グレード構成となった。
中期には販売力強化を目的に、「CE」の装備を充実させたお買い得グレード「CE Fit」、PGM-FI仕様では「CR-i」ベースの限定高級グレードである「CR-i Limited」が投入され、後期には「CZ-i」グレードにマイナーチェンジが施される。
最終的に販売終了時点では、グレードの統廃合により「Fit」[8]/「CR-i」/「CZ-i」の3グレード構成となる。
1993年末に生産中止、そして翌年9月末を以って販売終了。シティという名称を持つ国内モデルはこの代で途絶え、GA系車両としては1996年に「ロゴ」(GA3/5)が実質的な後継車種として発売された[9]。
日本国外向けセダン[編集]
初代 3A2/3型(1996-2002年)[編集]
| ホンダ・シティ(海外向けセダン初代) 3A2/3型 |
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|---|---|
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前期型
後期型
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| 製造国 | |
| 販売期間 | 1996年 - 2002年 |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 4ドア セダン |
| エンジン | D13B型:1.3L 直4 SOHC D15B型:1.5L 直4 SOHC D15B型:1.5L 直4 SOHC VTEC |
| 駆動方式 | FF |
| 変速機 | 5速MT/4速AT |
| サスペンション | 前:マクファーソンストラット 後:パラレルリンクストラット |
| 全長 | 4,270mm |
| 全幅 | 1,690mm |
| 全高 | 1,395mm |
| ホイールベース | 2,500mm |
| 車両重量 | 965-1,005kg |
| ベース車種 | ホンダ・シビックフェリオ |
| -自動車のスペック表- | |
1996年、東南アジアをターゲットに開発された(いわゆるアジアカー)小型セダンで「シティ」の車名が復活した。
EK型シビックセダン(シビックフェリオ)をベースにしているが、さまざまな改良・コストダウンが図られている。1996年4月にタイのアユタヤ市に建造した新工場で、70%の部品を現地調達により生産が開始された。1997年2月までには14,352台がタイ国内で販売され、1996年の45万バーツ以下のセグメントにおいて66%のシェアを得ている[10]。タイでの生産を手始めに、台湾、フィリピン、マレーシア、パキスタン、インドで次々に生産が開始された。
エンジンは当初1.3Lのみであったが、後に1.5Lが追加された。グレードは主に「LXi」、「EXi」の2種類がある。下位グレードの「LXi」はパワーステアリングやパワーウィンドウ、カーラジオなどが省かれた最低限の仕様となっている。前期型のバンパーは輸送コストを抑えるため3分割構造となっていた。
2000年にフェイスリフトが行われ、「City Type Z」と名称が変更された。3分割バンパーは一般的な一体成形に変更される。2001年に登場した「VTi」は、115hpのSOHC16バルブ VTECエンジンが搭載され、四輪ディスクブレーキや、リアスタビライザーが付くなどスポーティな仕様となっている。
2代目 GD6/8/GE1/4型(2002-2008年)[編集]
| ホンダ・シティ(海外向けセダン2代目) GD6/8/GE1/4型 |
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|---|---|
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前期型
後期型
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| 製造国 | |
| 販売期間 | 2002年 - 2008年 |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 4ドア セダン |
| エンジン | L12A型:1.2L 直4 SOHC i-DSI L13A型:1.3L 直4 SOHC i-DSI L15A型:1.5L 直4 SOHC i-DSI L15A型:1.5L 直4 SOHC VTEC |
| 駆動方式 | FF |
| 変速機 | 5速MT/CVT |
| サスペンション | 前:マクファーソンストラット 後:車軸式 |
| 全長 | 4,390mm |
| 全幅 | 1,690mm |
| 全高 | 1,485mm |
| ホイールベース | 2,450mm |
| 車両重量 | 1,065-1,095kg |
| 別名 | 日本向け:フィットアリア 中国向け:フィットサルーン |
| -自動車のスペック表- | |
2002年発表。フィットをベースに、東南アジアのみならず中国市場などもターゲットにした国際戦略車種として開発された。ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッドや広汽ホンダなどで生産され、日本でもタイからの輸入車がフィットアリアの名前で販売されていた。タイとインドではフェイスリフト後は「City ZX」とネーミングされているが、その他地域は「City」のままである。当初、1.5Lモデルは8バルブ仕様のみであったが、後にVTEC・16バルブ仕様のほか、1.3Lも追加された。それぞれMTとCVTがあり、グレード構成は国によって異なる。後席はベースとなったフィットから“ウルトラシート”が継承されているが、インド向けではコストダウンおよびLPGタンク搭載を前提とし、固定式に変更されている。
2005年9月にはフェイスリフトを行った新型が発表され、10月にタイ、マレーシアで発売された。一番の変更点は新しいエクステリアで、フロントグリル、ヘッドライト、フォグライト、テールライト、バンパーが新しくなり、フロントエンドが65mm、リアエンドが15mm長くなった。ドアミラーは電動格納式に変更。i-DSI、VTECの両グレードとも15インチのアルミホイールが標準となった。インテリアの変更点はわずかだが、ドライバーアームレストの改良やマップライトの追加がある。
エンジンは変わらないが、インテークマニホールドが改良され、吸入空気の温度が10%下がっている。サスペンションもアップグレードされた。タイ、フィリピン、パキスタン、シンガポール、マレーシアではi-DSI、VTEC 両グレードにCVTを用いている。CVTは7速マニュアルモードを持つ、パドルシフトが付く。
2008年5月末には全世界での累計販売台数が100万台を超え、ホンダの基幹車種と位置付けられている[11]。
中国では、現地合弁会社の広汽本田が自主ブランド「理念」(Everus)の最初の市販車として、シティをベースにした理念・S1を2010年末の広州国際モーターショーにて発表し[12]、2011年4月18日に発売した[13]。
3代目 GM2型(2008-2013年)[編集]
| ホンダ・シティ(海外向けセダン3代目) GM2型 |
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|---|---|
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前期型
後期型
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| 製造国 | |
| 販売期間 | 2008年 - 2013年 |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 4ドア セダン |
| エンジン | L13A型:1.3L 直4 SOHC i-VTEC L15A型:1.5L 直4 SOHC i-VTEC R18A型:1.8L 直4 SOHC i-VTEC |
| 駆動方式 | FF |
| 変速機 | 5速AT/5速MT/CVT |
| サスペンション | 前:マクファーソンストラット 後:車軸式 |
| 全長 | 4,395mm |
| 全幅 | 1,695mm |
| 全高 | 1,470mm |
| ホイールベース | 2,550mm |
| 車両重量 | 1,085-1,150kg |
| 別名 | 南アフリカ向け:バラード |
| -自動車のスペック表- | |
2008年9月10日発表。エクステリアはコンパクトながら存在感のあるフォルムを、インテリアは開放感と安心感との両立を目標にデザインされた。エンジンは2代目フィットと共通のL15A型を搭載し、出力・燃費・環境性能の進化を目指した。フィリピン、パキスタンなどでは1.3L、中国では1.8Lもラインナップされる。
インドではシティが2008年の発売以来中型セダンのベストセラーとなり[14]、これまでシティの最大のマーケットであったタイを凌ぐまでになった。2010年10月には内装にレザーシートなどを装備するラグジュアリー仕様の「エクスクルーシブ」が発表された。なお、先代型のインド仕様において省略されていたウルトラシートは、今回も採用されていない。
2009年2月オーストラリアにおいてシティが発表された。1.5Lの「VTi」と「VTi-L」の2モデルが用意されタイから輸入される。2009年からブラジルでも生産が開始され、[15]。搭載されるエンジンは1.5L SOHC16バルブ i-VTECのみで、フレックスフューエル対応が施されている。
南アフリカでは2011年より新型バラードとしてシティを販売する[16]。
2011年9月にフェイスリフトが行なわれ、フロントグリルや前後バンパー、テールランプデザインが変更されたほか、全長が20mm伸び、最低地上高が160mmから165mmになった。内装にも手が加えられている。デュアルエアバッグが標準装備となった。
4代目 GM6型(2014年 - )[編集]
| ホンダ・シティ(海外向けセダン4代目) GM6型 |
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|---|---|
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フロント
リア
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| 製造国 | |
| 販売期間 | 2014年- |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 4ドア セダン |
| エンジン | L15A 1,496cc 直4 SOHC i-VTEC ガソリン 1,498cc 直4 DOHC i-DTEC ディーゼル |
| 駆動方式 | FF |
| 変速機 | 6速MT/5速MT/CVT |
| サスペンション | 前:マクファーソンストラット 後:車軸式 |
| 全長 | 4,440mm |
| 全幅 | 1,695mm |
| 全高 | 1,495mm |
| ホイールベース | 2,600mm |
| 車両重量 | 1,029-1,165kg |
| 別名 | 日本 : グレイス 中国東風本田汽車 : グライツ(哥瑞) |
| -自動車のスペック表- | |
ホンダが進めるグローバルオペレーション改革の一翼を担う車両として、3代目フィットをベースに開発され[17]、2013年11月25日にインドで発表された。インド向けの生産はホンダカーズインディア・リミテッド(HCIL)で行なわれ翌2014年1月より発売を開始した[18]。
コンセプトは「Advanced and Cool Stunner」で、クールでスポーティなデザインと広い室内、クラストップの燃費と快適性を持った車を目指した。ボディサイズは大きく変わらないもののホイールベースが先代より50mm伸びた結果、室内空間が歴代最大の広さになった。
エンジンはそれまでのガソリンエンジンに加え、アメイズに次いでディーゼルエンジンも設定。インドでは「E」、「S」、「SV」、「V」、「VX」の5グレードの展開で、それぞれディーゼルとガソリンエンジンが選択できる。トランスミッションはガソリンモデルが5速MT、ディーゼルモデルが6速MTが標準装備となり、ガソリンエンジンの上位グレード、V、VXのみにCVTが設定される。
全グレードにマルチインフォメーションコンビネーションメーターという多機能メーターが装備され、上位モデルではタッチパネル操作エアコンや、後部座席用充電ポート付エアコンベントなども装備される。
2014年1月23日にはタイでも販売が開始された[19]。E85燃料に対応、インド仕様にはない6エアバッグ、VSA、ヒルスタートアシストなどの安全装備が用意される[20]。
2014年6月、台湾市場にて発表。ガソリンモデルのみ投入される。
2014年12月1日、グレイスの車名で日本市場において発売開始した。発売当初、オリジナルのセダン4代目シテイと異なり、ハイブリッド専用車種であったが、2015年6月19日にガソリン車が追加発売された。
2015年4月18日、広汽本田汽車が上海モーターショーにてシティ(中国名:鋒範)を発表、翌8月28日販売開始。
2015年9月22日、東風本田汽車がグライツ(中国名:哥瑞)を発表、翌11月7日販売開始。シティと前後デザインが異なる中国専用の姉妹車である。
生産[編集]
現在シティはアユタヤ(タイ)、グレイターノイダ(インド)、ラホール(パキスタン)、アローガジャ(マレーシア)、広州(中国)、サンタローザ(フィリピン)、アダパザル(トルコ)などで生産されている。 2011年よりアルゼンチンカンパーナの新工場での生産を開始。2011年まではブラジルのスマレーでも生産していた。
モータースポーツ[編集]
初代[編集]
「ターボII」によるワンメイクレース「シティブルドッグレース」が開催されていた。重心の高さ、ホイールベースとトレッドとのバランス及びタイヤの設定[21]等から転倒する車両が相次いだ。
2代目[編集]
後期モデル「CR-i」(GA2型)は、軽快なエンジンフィール、軽量なボディと低重心、四隅に配置されたタイヤやシンプルなサスペンション構成を活かして、レース、ラリー、ジムカーナ、ダートトライアルなどの競技、圧倒的な省燃費性とコーナリングスピードを活かした「N1耐久シリーズ(スーパー耐久の前身)」などで活躍した。
コーナースピードと脱出加速能力がものを言う中小規模サーキットでの走行では、上位クラスにとっても侮れない存在であり、特にジムカーナでは、2003年にレギュレーションが変更されるまでのA1クラス[22]において、この車でなければ勝てなかった[1]と言われていた。
現在も、競技ライセンスを必要としない非公式競技では参加台数も少なくない。
この頃のホンダ車は『紙のボディ』であるとよく言われていたが、本車もボディ剛性が高いとはいえない。
その他モデル[編集]
東南アジア向け初代は、タイで「City-R」ワンメイクレースが行われていた。
エピソード[編集]
- ルノー・トゥインゴとの関連
- サイズ・形状・シティコミューターとして開発されるという車両コンセプトがルノー・トゥインゴと非常に似かよっており、関連性について指摘されることがある。 しかし、トゥインゴと2代目シティに直接の関連性はない。
- ゲームのモデル
- AA型をモデルとしてジャレコがアーケードゲーム「シティコネクション」を制作した。
- プラモデル
- 田宮模型から初代のプラモデルが発売された際、自動車模型は実車と見る視点が違うため精悍さを演出するよう実車よりも低めの比率にデフォルメされて作られることが通例であるが、特徴的な車高の高さを強調するためにあえて高めに作られた。またタミヤに関しては、スケールモデル以外に、レーサーミニ四駆以前の時代のミニ四駆における、第2世代の「コミカルミニ四駆」において、それまでハイラックス(トヨタ)等、個性はあるもののキャラクター性は強くないシリーズであった「ミニ四駆」シリーズへのテコ入れとして、大塚康生に監修を仰ぎ、強いデフォルメを加えた「コミカルミニ四駆」シリーズの最初のモデルに選ばれたのがシティターボであった。「コミカルミニ四駆」はその後、人気RCモデルをベースとした「ワイルド ウイリスJr」のヒットにより、大ヒットシリーズである「レーサーミニ四駆」へと繋がる(現在は「1/32 ミニ四駆シリーズ」[23]として継続されている)。
販売店[編集]
初代は発売時からホンダ店で、1985年にホンダプリモ店、ホンダクリオ店設立後はプリモ店、クリオ店の併売となり、2代目はクリオ店専売車として取り扱っていた。
脚注[編集]
- ^ 全高は1,470mm(標準車、およびターボIIでの数値)。機械式立体駐車場への入庫も可能に作られた。ただし、マンハッタンルーフのみ例外で、全高が1,570mmに達しているため機械式立体駐車場への入庫は不可能。
- ^ a b 『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p94
- ^ 保育社「世界の名車2 HONDA」P98より。
- ^ 発売当時の軽自動車の規格は初代シティより全長が200mm弱短い3,200mm以下に定められていた。
- ^ 出展元:『絶版日本車カタログ』三推社・講談社 107頁。
- ^ 天井吊り下げスピーカーユニット。
- ^ 語り継ぎたいこと シティ本田技研工業
- ^ シングルキャブ仕様を全て統合。Fitの名称はその後ロゴの後継車フィットに使用された。
- ^ GA系の形式を持つ車両としては他に「キャパ」(GA4/6)がある。
- ^ The Honda City Success Story:Honda Worldwide News releases
- ^ 世界7か国で生産され、39か国で販売された。
- ^ 2010年広州モーターショーで広汽ホンダ自主ブランド初のモデルとなる「理念S1」を発表、本田技研工業プレスリリース、 2010年12月20日
- ^ 広汽ホンダ自主ブランド「理念S1」を発売、本田技研工業プレスリリース、 2011年04月18日
- ^ NNA.ASIA:VW、ホンダ「シティ」に挑戦状
- ^ ブラジルで「シティ」を生産・販売開始
- ^ Honda South africa:Ballade is Back!
- ^ 2012年9月 社長会見 骨子
- ^ 新型「City(シティ)」をインドで世界初公開 本田技研工業公式サイト、2013年11月26日
- ^ ホンダ、タイで新型シティ発売
- ^ Anthony Lim (23 January 2014) http://paultan.org/2014/01/23/2014-honda-city-launched-in-thailand/ 2014-07-22 閲覧
- ^ フロントに、当時のF3のリアタイヤを装着していた。
- ^ ナンバープレート付き改造車両で、排気量は1,400cc以下
- ^ http://www.tamiya.com/japan/products/list/32mini4wd/kit19001.htm
関連項目[編集]
- 本田技研工業
- ホンダ・ロゴ-国内向け後継車
- ホンダ・フィット-ロゴの後継車であり、国内向け2代目のグレードが市販車の名前として復活した車
- ホンダ・シビックフェリオ ー 海外向けセダン初代のベース車種
- ホンダ・フィットアリア - 海外向け2代目セダンの日本仕様
- ホンダ・グレイス - 海外向け4代目セダンの日本仕様
- ホンダ・モトコンポ ー 国内向け初代と同時に発売された折りたたみ式原動機付自転車
- ホンダ・トゥデイ (自動車) - 初代トゥデイと2代目シティは似たコンセプトであった
外部リンク[編集]
- ホンダ・シティ(ホンダオートモービル タイ)
- Honda | 今まで販売したクルマ | シティ(国内向けハッチバック)
- Honda | 四輪製品アーカイブ「シティ」
- Honda社史・50年史 ホンダのチャレンジングスピリット50 第13回
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