ホンダ・N-ONE

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ホンダ・N-ONE
JG1/2型
2012年11月登場型 G・Lパッケージフロント
Honda N-ONE G-L Pakage.JPG
2012年11月登場型 G・Lパッケージリア
Honda N-ONE G-L Pakage Rear.JPG
2012年11月登場型 Premium Tourer・Lパッケージ(ターボ車)
Honda N-ONE Turbo Premium Tourer L Pakage 0018.JPG
製造国 日本の旗 日本
販売期間 2012年11月2日 -
(発表:2012年11月1日)  
乗車定員 4名
ボディタイプ 5ドア軽トールワゴン
エンジン S07A型:
658cc 直列3気筒DOHC
S07A型:
658cc 直列3気筒DOHCターボ
駆動方式 前輪駆動
四輪駆動
最高出力 NA車
43kW (58PS)/7,300rpm
ターボ車
47kW (64PS)/6,000rpm
最大トルク NA車
65N・m (6.6kgf・m)/
3,500rpm
2012年11月-2014年5月
65N・m (6.6kgf・m)/
4,700rpm
2014年5月-
ターボ車
104N・m (10.6kgf・m)/
2,600rpm
変速機 無段変速オートマチック
(ターボ車は7スピードモード付)
サスペンション 前:マクファーソン式
後:車軸式(FF)
後:ド・ディオン式(4WD)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,610mm(FF)
1,630mm(4WD)
1,545mm
LOWDOWN:2015年7月-)/(RS:2017年12月-
1,535mm
Modulo X:2015年7月-2017年12月
ホイールベース 2,520mm
車両重量 840-920kg
2012年11月-2017年12月
830-920kg
2017年12月-
ブレーキ 前:油圧式ディスク(NA車)
前:油圧式ベンチレーテッドディスク(ターボ車)
後:油圧式リーディング・トレーリング
-自動車のスペック表-

N-ONE(エヌワン)は、本田技研工業が生産、販売するトールワゴン型の軽自動車である。

概要[編集]

N-ONEは2012年11月に発売したN-BOXから展開を開始した、軽自動車シリーズ「Nシリーズ」の第3弾であり、ゼストの後継車でもある。

ホンダ初の市販軽乗用車N360をモチーフに「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」の基本思想であるM・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想を受け継ぎ、新しいベーシックカーの創造を目指して開発された[1][2]。LPLは、N BOX(当時)と同様に浅木泰昭が務め、生産もこれら同様、三重県にある鈴鹿製作所が担当する。

2011年に開催された第42回東京モーターショーに、『N CONCEPT 4』として出展された[3]モデルの市販モデルである[4]

全高は1550mmを越え、N-BOXやライフなどと同じ軽トールワゴンに分類されるが、これらの車種に比べて全高が低くなっており、個性と先進性を表現したハッチバック2ボックスセダン)風のスタイルとなっている[2]。また、2015年にはかつての軽セミトールワゴン規格に当たる低全高モデル(LOW DOWN)が追加された。

Nシリーズの関連商品を扱う「N STORE」では、N-ONEの実物大と1/9サイズのペーパークラフトを公開している[5]

メカニズム[編集]

エンジンやトランスミッションはN-BOXと同じく、S07A型エンジンとCVTを採用している。アイドリングストップシステムも搭載し、駆動方式を問わず「平成27年度燃費基準+20%」を、ターボFF車は「平成27年度燃費基準+10%」を、ターボ・4WD車は「平成27年度燃費基準」をそれぞれ達成している。エンジンはN-BOXと型式やスペック上の変化はないが、燃焼室周辺の冷却効率向上により点火時期を進めた他、クランク軸・カムジャーナル・サイレントチェーン背面の鏡面仕上げなどによるフリクション低減などの改良で、エンジン単体での燃費も向上させている[2]

また、急ブレーキ時にハザードランプを自動的に高速点滅させて後続車に注意を促すエマージェンシーストップシグナルを軽自動車としては初めて全タイプに標準装備するとともに、N-BOX同様、VSA(車両挙動安定化制御システム)HSA(ヒルスタートアシスト機能)も全タイプに標準装備している[2]

搭載エンジン[編集]

初代

S07A型
  • エンジン種類:水冷直列3気筒横置き
  • 弁機構:DOHCチェーン駆動 吸気2 排気2
  • 排気量:658cc
  • 内径×行程:64.0mm×68.2mm
  • 圧縮比:11.2
  • 最高出力:43kW(58PS)/7,300rpm
  • 最大トルク:65N·m(6.6kgf·m)/3,500rpm
  • 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(PGM-FI
  • 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
  • 燃料タンク容量(FF):35L
  • 燃料タンク容量(4WD):30L
S07A型空冷式ICターボ
  • エンジン種類:水冷直列3気筒横置き
  • 弁機構:DOHCチェーン駆動 吸気2 排気2
  • 排気量:658cc
  • 内径×行程:64.0mm×68.2mm
  • 圧縮比:9.2
  • 最高出力:47kW(64PS)/6,000rpm
  • 最大トルク:104N·m(10.6kgf·m)/2,600rpm
  • 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(PGM-FI)
  • 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
  • 燃料タンク容量:初代S07A型を参照


初代 JG1/2型(2012年 - )[編集]

コンセプトカー『N CONCEPT 4』
グレード体系はスタンダード仕様の「G」と上級仕様の「Premium」の2本立てで、それぞれにNA車の標準タイプ、スーパーUVカット・フロンドドアガラスやサイドカーテンエアバッグシステムを追加装備した「Lパッケージ」、フロントベンチレーテッドディスクブレーキを装備したターボ車「Tourer」、NA車「Lパッケージ」の追加装備内容に加え、クルーズコントロールとパドルシフト(7スピードモード)を追加した「Tourer・Lパッケージ」の全8タイプが設定された。さらに、N BOX+同様に、ボディカラーとルーフカラーが異なる「2トーンカラースタイル」も全タイプに設定している。尚、この「2トーンカラースタイル」のルーフ部分は、専門の技術工員が専用ブースにて手作業で塗装をおこなう[10]
  • 2013年
    • 6月14日 - リコールを発表した(不適切な油圧制御プログラムにより、CVTの動力伝達装置(ドライブプーリーシャフト)が折損する恐れ[11])。
    • 9月17日 - 「2トーンカラースタイル」に新パターンを追加し、「G」系・「Tourer」系には「チェリーシェルピンク・メタリック&ホワイト」を、「Premium」系・「Premium Tourer」系には「クリスタルブラック・パール&シルバー」、「ポリッシュドメタル・メタリック&ホワイト」、「プレミアムディープロッソ・パール&ホワイト」の3種類をそれぞれ追加した。
  • 2014年
    • 5月15日 - マイナーモデルチェンジ(5月16日発売)[12]。Nシリーズで唯一採用されていなかったシティブレーキアクティブシステム、サイドカーテンエアバッグシステム、前席用i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)をひとまとめにして安全性能を高めた「あんしんパッケージ」を全グレードにオプション設定されたほか、フリクション低減や熱効率改善などエンジンの改良を行ったことで燃費を向上し、「Tourer・Aパッケージ」のFF車は「平成27年度燃費基準+20%」を、ターボ・4WD車は「平成27年度燃費基準+10%」をそれぞれ達成した。装備面ではプラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナーを全車に、IRカット(遮熱)/UVカット機能付フロントウインドウガラスとIRカット(遮熱)/スーパーUVカットフロントドアガラスを「G」を除く全車にそれぞれ標準装備された。ボディカラーは大幅な入れ替えが行われ、「G」系・「Tourer」系専用色の「チェリーシェルピンク・メタリック(ホワイトと組み合わせた「2トーンカラースタイル」仕様を含む)」を廃止する替わりに、新色の「フレッシュライム・メタリック(「G」系・「Tourer」系専用色)」と「ホライゾンターコイズ・パール(「Premium」系・「Premium Tourer」専用色)」を追加したほか、黒系の「クリスタルブラック・パール」を「スマートブラック」に、銀系(「G」系・「Tourer」系専用色)の「アラバスターシルバー・メタリック」を「カトラリーシルバー・メタリック」にそれぞれ差し替え、「プレミアムディープモカ・パール(オプションカラー)」は設定タイプを「G」系・「Tourer」系から「Premium」系・「Premium Tourer」に変更した。メーカーオプションの「2トーンカラースタイル」も入れ替えが行われ、「G」系と「Tourer」系は2種類から4種類に、「Premium」系・「Premium Tourer」は7種類から9種類に拡大した。また、インテリアパネルはボディカラー同色となった。なお、グレード体系が変更となり、「G・Lパッケージ」は「G・Aパッケージ」に、「Tourer・Lパッケージ」は「Tourer・Aパッケージ」にそれぞれ改名したほか、「Tourer」、「Premium・Lパッケージ」、「Premium Tourer・Lパッケージ」が廃止され5タイプに整理された。
    • 11月17日 - 特別仕様車「SS(Suzuka Special:鈴鹿スペシャル)パッケージ」を設定(11月18日発売)[13]。「G・Aパッケージ」・「Tourer・Aパッケージ」・「Premium」・「Premium Tourer」の4タイプをベースに、共通装備でリアワイドカメラ、照明付オーディオリモートコントロールスイッチ、リア2スピーカー、マイクロアンテナ(ワンセグTV対応)の4点をひとまとめにした「ナビ装着スペシャルパッケージ」、オートリトラミラー、運転席&助手席シートヒーター(「G・SSパッケージ」と「Tourer・SSパッケージ」のFF車を除く)を特別装備。さらに、「G・SSパッケージ」と「Tourer・SSパッケージ」にはブラックインテリアを、「Premium・SSパッケージ」と「Premium Tourer・SSパッケージ」には通常、4WD車のみに装備されている親水/ヒーテッドドアミラー+フロントドア撥水ガラスをFF車にも装備した。なお、対外的な発表は無かったが、同時に仕様変更が行われ、2トーンカラーのルーフ色のうち、「クリスタルブラック・パール」を「スマートブラック」に変更している。
  • 2015年
    • 2月 - 仕様変更。ボディカラーの一部変更が行われ、「G」系・「Tourer・Aパッケージ」専用色の「フレッシュライム・メタリック」、「Premium」・「Premium Tourer」専用色の「ホライゾンターコイズ・パール」を廃止し、メーカーオプションの「2トーンカラースタイル」も前述の2色をベースにした2種類を廃止し、既存色は名称を変更した。
    • 7月17日 - マイナーモデルチェンジ[14]。全タイプでフロントグリルとフロントバンパーにメッキモールを追加したほか、「Premium」・「Premium Tourer」にはドアサッシュモールを追加し、プライムスムースとジャージのコンビシートを採用。また、ルーフ形状を変更し、新デザインのスポイラーの採用とアンテナ位置の変更、更にローダウンサスペンションを採用したことで全高を65 mm下げ[15]、ホンダの軽自動車(4人乗り)としては1998年トゥデイ生産終了以来の、多くの立体駐車場への入庫に対応した低全高タイプ「G・LOWDOWN」、「Premium Tourer・LOWDOWN」を追加。ボディカラーも入れ替えが行われ、「Premium」・「Premium Tourer」専用色の「プレミアムディープモカ・パール(オプションカラー)」を廃止する替わりに、新色の「ブリリアントスポーティブルー・メタリック(「Premium」・「Premium Tourer」専用色)」、「ブリティッシュグリーン・パール(「Premium」・「Premium Tourer」専用色)」、「プレミアムピンク・パール(「G」系・「Tourer」専用色、オプションカラー)」を追加したほか、白系の「プレミアムホワイト・パール」を「プレミアムホワイト・パールII」に差し替え、従来からの「G」系・「Tourer」に加え、「Premium」・「Premium Tourer」でも設定できるようになった。「2トーンカラースタイル」はラインナップを整理し、「G」系と「Tourer」は新色の「プレミアムピンク・パール&ホワイト」を追加。「Premium」・「Premium Tourer」は新色2色を含む7色に集約し、「ポリッシュドメタル・メタリック&ブラック」は「Premium Tourer・LOWDOWN」専用色に移行した(なお、「G・LOWDOWN」と「Premium Tourer・LOWDOWN」は2トーンカラースタイルのみの設定となる)。また、「G・Aパッケージ」は「G・Lパッケージ」に、「Tourer・Aパッケージ」は「Tourer」にそれぞれ名称変更し、約1年2ヶ月ぶりにタイプ名を復活した。併せて、N-BOXから展開を開始したコンプリートカー「Modulo X(モデューロ エックス)」も追加。専用エアロバンパー、フロントグリル、サイドシルガーニッシュなどのエクステリアパーツに加え、高剛性バンパービーム、専用デザインマフラー、サスペンション、ブレーキパッド、アルミホイールなどを装備。さらに、EPSやCVTのSレンジを専用セッティングに変更した。
    • 11月12日 - リコールを発表した(パドルシフト搭載車において不適切なエンジン制御コンピューターにより、CVTの動力伝達装置(ドライブプーリーシャフト)が折損する恐れ[16])。
    • 12月17日 - 新タイプと特別仕様車を設定(12月18日発売)[17]。特別仕様車「SSブラウンスタイルパッケージ」は、「G・Lパッケージ」をベースに、外観は、ブラウン2トーンカラースタイル(ルーフ/ドアミラー)、ブラウン塗装のフロントグリル・ドアサイドモール・リアライセンスガーニッシュ、ブラウンサイドストライプ、14インチスチールホイール+カラードディッシュホイールを、内装は、ブラウンシート&専用インテリア、ホワイトウッド調インテリアパネル(インパネ、ドアパネル(フロント/リア))を特別装備。また、2WD車には、4WD車に標準装備されている運転席&助手席シートヒーターと親水/ヒーテッドドアミラー+フロントドア撥水ガラスも特別装備している。併せて、低全高モデルの新タイプとして、「G・LOWDOWN Basic」を追加した。既存の「G・LOWDOWN」から運転席ハイトアジャスター、ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器(ナビゲーション連動)、ステアリングホイールのシルバー塗装ガーニッシュ、クロームメッキ加飾、フロントドアガーニッシュ、オートリトラミラー、ハーフシェイド・フロントウインドウ、クロームメッキ・アウタードアハンドルを省き、プロジェクタータイプヘッドライトをハロゲンに、フロントウインドウガラスをUVカット機能付に、フロントドアガラスを高熱線吸収/UVカット機能付に、ホイールをスチールホイール+フルホイールキャップにそれぞれグレードダウンすることで価格を抑えたベーシック仕様となる。また「G・LOWDOWN」と「Premium Tourer・LOWDOWN」は既存の「2トーンカラースタイル」に加え、モノトーンのボディカラーを追加設定した。(タイプによりバリエーションが異なり「G・LOWDOWN Basic」・「G・LOWDOWN」は5色(このうち、オプションカラーの「プレミアムディープモカ・パール」は「G・LOWDOWN」系専用色)、「Premium Tourer・LOWDOWN」は4色)
  • 2016年
    • 6月9日 - 特別仕様車「SSアーバンブラックパッケージ」と「SSブラウンスタイルパッケージ」を設定(6月10日発売)[18]。「SSアーバンブラックパッケージ」は、「Premium Tourer・LOWDOWN」をベースに、ブラックコンビシート&専用インテリアとオレンジ・ブルー・イエローから選択可能なアクセントカラーを採用し、オールブラックの15インチアルミホイールとホワイトイルミネーション(ドリンクホルダー、センターロアボックス、フット)を特別装備する。同時に、上級グレード「Premium」をベースとした「Premium・SSブラウンスタイルパッケージ」を追加した。同タイプでは既発売の「G・SSブラウンスタイルパッケージ」と一部特別装備の内容が異なり、ブラウンコーディネートをリアバンパーモールとテールゲートスポイラーにも採用し、インテリアパネルはナチュラルウッド調を採用。さらに、専用装備として14インチアルミホイール(ピューターグレー塗装)、ホワイトイルミネーション(ドリンクホルダー、センターロアボックス、フット)、クルーズコントロール、専用カラードスマートキー(2個付)が追加される。なお、既存グレードはボディカラーの入れ替えが行われ、「スマートブラック」に替わり「クリスタルブラック・パール」が設定された。
    • 11月10日 - 特別仕様車「SSネオクラシックレーサーパッケージ」を設定(11月11日発売)[19]。N360の発売50周年を記念して設定されるもので、低全高モデル「Premium Tourer・LOWDOWN」をベースに、ボンネットストライプ塗装やチェッカーデカール(ドアサイドモール/リアバンパーモール/ルーフサイド/テールゲートスポイラー)を施し、モール付フロントグリル/フロントバンパー、アウタードアハンドル、ドアサイドモール、リアバンパーモール、リアライセンスガーニッシュ、N-ONEエンブレム、15インチアルミホイールをブラックで統一。内装にはタンレザーをイメージしたタンカラーコンビシートを採用した。さらに、あんしんパッケージと専用カラードスマートキー(2個付)を標準装備し、FF車は4WD車に標準装備されている運転席&助手席シートヒーターも標準装備した。なお、本仕様車は2017年10月31日受注分までの期間限定販売となる。併せて、「Modulo X」を一部改良。ボディカラーは2トーン仕様の新色3色を追加したほか、コンビシートを専用プライムスムース&ジャージから専用プライムスムース&トリコットに、専用エアコンアウトレットダブルリングをクロームメッキからレッドメタリック×クロームメッキにそれぞれ変更した。
  • 2017年
    • 3月 - 仕様変更。発売当初から設定されていた「イノセントブルーメタリック」及び「Premium」系専用色の「プレミアムブルームーン・パール」と「プレミアムディープロッソ・パール」を廃止[20]。なお、「SSネオクラシックレーサーパッケージ」は「プレミアムブルームーン・パール」、「プレミアムディープロッソ・パール」、「ブリティッシュグリーン・パール」の3色の設定だったが、廃止に伴い「ブリティッシュグリーン・パール」のみの設定となった。
    • 7月 - 仕様変更。発売当初から設定されていた「プレミアムディープモカ・パール」が廃止された。
    • 11月9日 - 3度目のマイナーモデルチェンジに先駆け、ホームページ上に関連情報を公開したことが発表された[21]
    • 12月21日 - マイナーモデルチェンジ(12月22日発売)[22]
      • グレード体系が大幅に刷新され、既存の「Premium」系はローダウン仕様の「Premium Tourer LOWDOWN」が廃止されて「Premium」と「Premium Tourer」に集約、「G」系と「Tourer」は統合されて「Standard」系となり、「G」は「Standard」、「G・LOWDOWN Basic」は「Standard・LOWDOWN」、「G・Lパッケージ」は「Standard・L」、「G・LOWDOWN」は「Standard・LOWDOWN L」、「Tourer」は「Standard Tourer」にそれぞれ改名。さらに、新タイプとして、プロントマスクとルーフをこげ茶色とし、ドア裾のクロームメッキ加飾、が施された外観とブラウン内装を採用した「Select」系2タイプ(「Select」・「Select Tourer」)とスポーティーモデルの「RS」が追加されて全10タイプとなった。
      • 装備面では、フロントウインドウガラスに遮音機能が追加されたほか、「Standard」と「Standard・LOWDOWN」を除く全タイプには「360°スーパーUV・IRパッケージ」と急速充電対応タイプの充電用USBジャック2個も装備された。
      • ボディカラーは「Standard」系・「Premium」系専用のモノトーンカラーはオプションカラーのパール系色を「プレミアムホワイト・パールII」から「プラチナホワイト・パール」に差し替えられた[23]ほか、「Standard」系は「プレミアムアイボリー・パール(オプションカラー)」、「アッシュグリーン・メタリック」、「サーフブルー」の3色を、「Premium」系は「プレミアムアガットブラウン・パール(オプションカラー)」と「ミッドナイトブルービーム・メタリック(オプションカラー)」がそれぞれ追加された。2トーンカラーはホワイトとの組み合わせとなる「Standard」系は前述の新色3色と「クリスタルブラック・パール」が、ブラックまたはシルバーの組み合わせとなる「Premium」系は前述の新色2色(シルバーとの組み合わせ)と「シャイニンググレー・メタリック&ブラック」がそれぞれ追加されて各タイプ7色ずつに拡大。「Select」系と「RS」は2トーンカラーのみの設定で、「Select」系はブラウンとの組み合わせで5色[24]、「RS」はレッドまたはブラックとの組み合わせで6色がそれぞれ設定される。なお、「RS」はブラックとの組み合わせで2トーンカラー専用の新色「サンセットオレンジII」が設定されているほか、「Premium」系からの移行により「ブリリアントスポーティブルー・メタリック[25]」も設定される。
  • 2018年
    • 10月 - ボディカラーの設定を変更。「Standard」系では、「プレミアムピンク・パール」、「プレミアムピンク・パール&ホワイト」、「プレミアムアイボリー・パール」、「プレミアムアイボリー・パール&ブラウン」に替わり、新色「ピーチブロッサム・パール」、「ピーチブロッサム・パール&ホワイト」、「プレミアムアイボリー・パールII」、「プレミアムアイボリー・パールII&ブラウン」を追加。「Select」系は、「プレミアムピンク・パール&ブラウン」、「プレミアムアイボリー・パール&ブラウン」をそれぞれ「ピーチブロッサム・パール&ブラウン」、「プレミアムアイボリー・パールII&ブラウン」に変更。「Premium」系は「プレミアムアガットブラウン・パール」、「シャイニンググレー・メタリック&ブラック」「プレミアムアガットブラウン・パール&シルバー」の3パターンを廃止。「RS」では「クリスタルブラック・パール&レッド」が廃止となった。
    • 11月1日 - 特別仕様車「Standard・L WHITE CLASSY STYLE(ホワイトクラッシースタイル)」が発表された(翌11月2日発売)[26]
      • 「Standard・L」をベースに、外観はフロントグリル、アウタードアハンドル、ドアサイドモール、ドアミラー、リアライセンスガーニッシュをホワイトパールで統一するとともに、カラードフロントピラーとホワイトのフルホイールキャップを装備。内装はアイボリーシートを採用するとともに、インテリアセンターパネルとメーターリングをホワイトアイボリーに変更した。装備面では「あんしんパッケージ」が特別装備され、2WD車は4WD車に標準装備されている運転席&助手席シートヒーターも特別装備された。ボディカラーは「プレミアムアイボリー・パールII」、「ピーチブロッサム・パール」、「サーフブルー」の3色が設定される(「サーフブルー」以外はオプションカラー)。

受賞歴[編集]

コンセプトカー『Mugen N-ONE Racing Concept』
  • 2012年12月12日 - イノセントブルーメタリック×タフタホワイト(エクステリア)×ベージュ×モカグレー(インテリア)の内外装組み合わせが、オートカラーアウォード2013でプロダクツCMFデザイナーズセレクションを受賞した[27]
  • 2013年-東京オートサロン2013で行われたカスタムカーコンテストにおいて、「MUGEN Racing N-ONE Concept」がコンセプトモデル部門最優秀賞を受賞した。

車名の由来[編集]

N-BOXと同様に「N」はホンダ初の本格的量産4輪モデルである「N360」の「N」をモチーフにしている。また、「New」「Next」「Nippon」「Norimono([乗り物)」のそれぞれの頭文字も含め、「これからの新しい日本乗り物創造する」という意味合いも込められている。

「N」と「ONE」の間には-(ハイフン)が入っている。発売当時、N-BOXにはハイフンが入っていなかった(「N BOX」)が、2013年12月のマイナーチェンジに伴ってハイフンが入り、N-ONE、N-WGN、N-BOXとシリーズ内での車名表記が統一された。

モータースポーツ[編集]

ホンダでは2014年より、N-ONEによるワンメイクレース「N-ONE Owner's Cup」を運営している。トヨタネッツカップヴィッツレースなどと同様の「ナンバー付き車両」によるレースで、市販モデルの車両にロールケージ・4点式シートベルトなどのレース用装備を装着することで参戦が可能となっている。

初年度の2014年は、鈴鹿サーキットツインリンクもてぎなど全国7サーキットを転戦するかたちで全10戦(エキシビション2戦+シリーズ戦8戦)が行われた[28]

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 新型軽乗用車「N-ONE」を発売 - Honda ニュースリリース 2012年11月1日
  2. ^ a b c d 安い! 速い! 上質! で大ヒット確定!! ホンダN-ONE(エヌワン)新車情報 プレミアムな軽自動車は、価格&安全装備、遊び心に死角なし!! - CORISM 2012年11月1日
  3. ^ 【東京モーターショー11】ホンダ N CONCEPT-4…N360 の先進感を意識 - レスポンス 2011年12月10日
  4. ^ a b 【東京モーターショー11】ホンダ峯川常務、軽の『N』シリーズを12年秋まで3車種に - レスポンス 2011年11月30日
  5. ^ N-ONE CRAFT
  6. ^ “第42回東京モーターショー Hondaブース出展概要について ~次世代電動モビリティーコンセプト 7モデルを出展~” (プレスリリース), 本田技研工業, (2011年11月10日), http://www.honda.co.jp/news/2011/c111110.html 2011年11月10日閲覧。 
  7. ^ “2012年9月 社長会見 骨子” (プレスリリース), 本田技研工業, (2012年9月21日), http://www.honda.co.jp/news/2012/c120921a.html 2012年9月21日閲覧。 
  8. ^ ホンダ、新型軽自動車 N-ONE を予告 - レスポンス 2012年9月25日
  9. ^ ホンダ、Nシリーズ第3弾「N-ONE」の先行予約開始 注文した車両と同じカラーのモデルカーをプレゼント - CARwatch 2012年10月1日
  10. ^ N-ONE>スタイリングN-ONE 公式サイト内
  11. ^ N BOX、N BOX Custom、N BOX +、N BOX + Custom、N ONEのリコール (平成25年6月13日届出) - 本田技研工業リコール情報
  12. ^ “「N-ONE(エヌワン)」をマイナーモデルチェンジし発売 ~安全性を強化し、カラーバリエーションを拡充~” (プレスリリース), 本田技研工業, (2014年5月15日), http://www.honda.co.jp/news/2014/4140515-n-one.html 2014年5月15日閲覧。 
  13. ^ “「N-ONE(エヌワン)」に特別仕様車「SS(Suzuka Special)パッケージ」を設定し発売” (プレスリリース), 本田技研工業, (2014年11月17日), http://www.honda.co.jp/news/2014/4141117-n-one.html 2014年11月17日閲覧。 
  14. ^ “「N-ONE(エヌワン)」をマイナーモデルチェンジし発売 〜装備をさらに充実させ、低全高モデルを追加〜” (プレスリリース), 本田技研工業, (2015年7月17日), http://www.honda.co.jp/news/2015/4150717-n-one.html 2015年7月17日閲覧。 
  15. ^ 分かりにくい大変更 ホンダ「N-ONE」が車高を65ミリ下げた理由 - The PAGE(2015.08.10 18:20版 / 2015年8月11日閲覧)
  16. ^ 2015.11.12 N BOXなど5車種のリコール - 本田技研工業リコール情報
  17. ^ “「N-ONE(エヌワン)」に新タイプと特別仕様車を設定し発売” (プレスリリース), 本田技研工業, (2015年12月17日), http://www.honda.co.jp/news/2015/4151217-n-one.html 2015年12月17日閲覧。 
  18. ^ “「N-ONE(エヌワン)」に特別仕様車「SSアーバンブラックパッケージ」と「SSブラウンスタイルパッケージ」を設定し発売” (プレスリリース), 本田技研工業, (2016年6月9日), http://www.honda.co.jp/news/2016/4160609-n-one.html 2016年6月9日閲覧。 
  19. ^ “「N-ONE(エヌワン)」に特別仕様車「SSネオクラシックレーサーパッケージ」を設定し発売” (プレスリリース), 本田技研工業, (2016年11月10日), http://www.honda.co.jp/news/2016/4161110-n-one.html 2016年11月10日閲覧。 
  20. ^ 2トーンカラーを含む。
  21. ^ “「N-ONE」の改良モデルをホームページで先行公開” (プレスリリース), 本田技研工業, (2017年11月9日), http://www.honda.co.jp/news/2017/4171109a.html 2017年11月9日閲覧。 
  22. ^ “軽自動車「N-ONE」をマイナーモデルチェンジして発売” (プレスリリース), 本田技研工業, (2017年12月21日), http://www.honda.co.jp/news/2017/4171221-n-one.html 2017年12月21日閲覧。 
  23. ^ 「Premium」系に設定の2トーンカラー「プレミアムホワイト・パールII&ブラック」も同様に「プラチナホワイト・パール&ブラック」に差し替え
  24. ^ このうち、「プレミアムピンクパール&ブラウン(オプションカラー)」は2015年12月に発売された特別仕様車「SSブラウンスタイルパッケージ」に設定されていたボディカラーである
  25. ^ 「Premium」系の2トーンカラーではシルバーと組み合わせられていた
  26. ^ “「N-ONE」にStandard特別仕様車「WHITE CLASSY STYLE」を設定し発売” (プレスリリース), 本田技研工業, (2018年11月1日), https://www.honda.co.jp/news/2018/4181101-n-one.html 2018年11月1日閲覧。 
  27. ^ オートカラーアウォード2013各賞決定!!
  28. ^ N-ONE OWNER'S CUP開幕! 岸野が初のウイナーに - オートスポーツ・2014年7月13日

= 関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  1. ^ “新型軽乗用車「N-ONE」を発売” (プレスリリース), 本田技研工業, (2012年11月1日), https://www.honda.co.jp/news/2012/4121101-n-one.html