キャラメルダンセン

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キャラメルダンセン
キャラメルシングル
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  • 最高16位(オリコン・シングル総合)
    * 年間順位1位(オリコン・洋楽シングル)
キャラメル シングル 年表
-キャラメルダンセン-
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キャラメルダンセンCaramelldansen、英題: Caramelldancing)は、スウェーデンユーロダンス音楽グループのキャラメルが、2001年に発表したアルバム『Supergott』の1曲目である。

ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)」(由来は後述)という邦題もある。

インターネット上での人気[編集]

インターネット上に投稿されたMADムービーFlashアニメ)により、楽曲が広く知られ人気となった。MADムービーの楽曲は、キャラメルが発表したオリジナルのものではなく、原曲を1.2倍から1.3倍に速めリミックスした「Speedycake Remix」と呼ばれるバージョンが使用されている[1][2]

MADムービーに使用された動画は、2002年に発売されたPCゲームぽぽたん』のオープニングテーマ「いっちゃえ!ぽぽたん」の映像(いわゆる「ぽぽたんダンス」)の一部を一瞬だけ切り取ったもの。ゲームに登場するキャラクターが、曲に合わせて両手を耳の上で上下させ、腰を左右に激しく揺らしてダンスしているが、本来はゲームの主題歌に合わせて踊っている映像である。

2020年末のAdobe Flashのサポート終了[3]に伴い[4]Internet Archiveの公式ブログに同年11月19日(現地時間)[4][5]、「Flash Animations Live Forever at the Internet Archive」と題した記事が掲載され[4][5]、同団体がウェブアーカイブとして保存したFlashアニメを、Adobe FlashエミュレータRuffle」を用いて再生できるようにしたことを発表[4][5]。その記事で「ロイツマ・ガール」(Ievan Polkka) [6]とともに「キャラメルダンセン」のFlashアニメ(曲は英語版)[7]が掲載された[5]。同記事では「厳選された最高の代表的なFlashアイテムのコレクション[5]」として、Flashアニメの代表作のひとつとして紹介されている。この記事については日本ニュースサイトでも取り上げられた[4]

Internet ArchiveではMADムービーの作者について、2006年前半にスウェーデンの一個人がこの楽曲に動画を付けたFlashアニメを制作し、自分の個人サイトに掲載していたものがオリジナルであるとしている[7]

このMADムービーは、YouTubeでは2005年から2006年頃からアップされており、2008年に入ってからはニコニコ動画でもブームとなった[1][8]。ニコニコ動画やYouTubeなどの動画共有サイトで「中毒性がある」と人気を集め、派生作品(パロディ)が多数作成された。2009年3月時点で、YouTubeで約700、ニコニコ動画で約2000の関連動画がアップされていた。日本では「~~でウッーウッーウマウマ(゚∀゚)」という動画名でアップされることが多い。

MADムービーに使用された「Speedycake Remix」は非公式リミックスであるため、当時はキャラメルのアルバムには収録されていなかったが、2008年4月16日に日本で「キャラメルダンセン」の販売ライセンスを所有していた[9]EXIT TUNESにより、オムニバスアルバム『ウマウマできるトランスを作ってみた』に収録・発売され[10]ドワンゴでも配信された[2]。同年5月21日には『ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)』のタイトルでシングルカットされた。このシングルは第23回日本ゴールドディスク大賞洋楽部門シングル・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

さらに同年6月18日には、日本盤として『ウッーウッーウマウマ(゚∀゚) SPEEDアルバム』もリリースされ、各楽曲にはアスキーアートが使われた邦題が付けられている。MADムービーの雰囲気を再現しつつも著作権に配慮し、CDジャケットMVにはオリジナルキャラクターが採用された。ジャケットのイラストはイラストレーター要河オルカによるものである。

キャラメルは、『ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)SPEEDアルバム』と同内容のリミックス版アルバム『Supergott Speedy Mixes』を発売した。各国で販売されているリミックス版アルバム『Supergott Speedy Mixes』などのCDジャケットやビデオクリップ、公式サイトに登場する「Caramall girls」は、日本で発売された『ウッーウッーウマウマ(゚∀゚) SPEEDアルバム』、シングル『ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)』のジャケットに登場するキャラクターが一部流用されている。

空耳歌詞[編集]

本楽曲のスウェーデン語歌詞日本語の空耳に聞こえることも話題となり、サビ部分の「O-o-oa-oa」と「Dansa med oss Klappa era händer」にはそれぞれ「ウッーウッーウマウマ」「バルサミコ酢やっぱいらへんで」等の空耳歌詞がつけられている[2]。これらは日本版のビデオクリップにも使われている。

インターネットでの人気を受け、2008年以降は日本語版や英語版、ドイツ語版、ポーランド語版などがリリースされているが、日本語版の歌詞は原曲を翻訳したものではなく、空耳の歌詞をアレンジしたものが使用されている。

なお「ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)」の文字は、公式の原語版ビデオクリップにも入っている(英語版とドイツ語版では入っていない)。

アーケードゲームへの収録[編集]

楽曲の人気によりアーケードゲームにも収録された。太鼓の達人では「太鼓の達人12」で初めて演奏曲として収録され、以降は新筐体版キミドリVer.まで収録されていたが、その後は削除されている。

Dance Dance Revolutionでは、「Dance Dance Revolution (2013)」に「Speedcake Remix」が収録された。難易度によってはサビに合わせて左右に飛び跳ねるような動きが含まれている。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 腰クネクネ謎のダンス 「ウマウマ」大流行の兆し - livedoorニュース 2008年3月8日
  2. ^ a b c 新しい空耳ソングがブレイクか?今度は“ウッーウッーウマウマ(°∀°)” - BARKSニュース 2008年2月29日
  3. ^ 「Flashの終わり」にWindowsはどう対応していくのか” (日本語). ITmedia PC USER. ITmedia (2017年8月3日). 2021年1月22日閲覧。
  4. ^ a b c d e 「Flashが終わり」を迎える2020年末、そして“復活”へ” (日本語). ITmedia PC USER. ITmedia (2020年12月1日). 2021年1月22日閲覧。
  5. ^ a b c d e Flash Animations Live Forever at the Internet Archive” (英語). Internet Archive Blogs. Internet Archive (2020年11月19日). 2021年1月21日閲覧。
  6. ^ Loituma Girl” (英語). Internet Archive (2020年10月27日). 2021年1月21日閲覧。
  7. ^ a b Caramelldansen (HD Remake)”. Internet Archive (2020年11月13日). 2021年1月21日閲覧。
  8. ^ 【トレビアン動画】アキバでも垂れ流し!! 中毒動画『ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)』 - livedoorニュース 2008年2月11日
  9. ^ 「EXIT TUNES CD全カタログ」『歌ってみたの本 別冊 exit tunes magazine』エンターブレイン、2012年、40頁。ISBN 978-4047284418
  10. ^ 「ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)」がCD化 販売中止のトランスアルバムが新装復活 - ITmedia 2008年2月25日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]