シンガポール・チャンギ国際空港
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シンガポール・チャンギ国際空港 | |||||||||||||||||
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IATA: SIN - ICAO: WSSS | |||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||
国・地域 | シンガポール | ||||||||||||||||
所在地 | シンガポール | ||||||||||||||||
種類 | 官民共用 | ||||||||||||||||
運営者 | CAAS | ||||||||||||||||
標高 | 7 m (22 ft) | ||||||||||||||||
座標 | 北緯01度21分00秒 東経103度59分39秒 / 北緯1.35000度 東経103.99417度座標: 北緯01度21分00秒 東経103度59分39秒 / 北緯1.35000度 東経103.99417度 | ||||||||||||||||
公式サイト | Changi Airport | ||||||||||||||||
滑走路 | |||||||||||||||||
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空港の一覧 |
シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール・チャンギこくさいくうこう、中文表記: 新加坡樟宜国际机场、英文表記: Singapore Changi International Airport)は、シンガポールにある国際空港である。また、シンガポール航空、シルクエアー、インドネシアのガルーダ・インドネシア航空、オーストラリアのカンタス航空のハブ空港でもある。
概要
シンガポールは都市国家であり、国土が小さいため国内線はなく、国際線だけとなっている。シンガポール航空のハブ空港になっている。小国のためシンガポール自体の航空需要はそれほどないことから、乗り継ぎ客を重視しており、24時間オープンで待ち時間も快適にすごせる空港として有名である。特に、ヨーロッパとオーストラリアやニュージーランドを結ぶカンガルールートの一環として、両地域間を移動中の旅客の多くがこの空港を経由する。 空港利用者は空港出発時に、空港使用料(Passenger Service Charge)S$15と航空保険料(Passenger Security Service Charge)S$6の合計S$21を支払う必要があるが、通常、航空券発券時に支払うことになる。
世界で最も評価の高い空港の一つであり、イギリスの国際運輸調査機関のスカイトラックスが毎年発表する「エアライン・オブ・ザ・イヤー」において、2000年以降3度世界一の空港に選ばれており、仁川国際空港や香港国際空港と共に常にトップレベルの評価を得ている。
歴史
シンガポールの民間空港は、1930年〜1937年に北部のセレター空軍基地(現セレター空港)、1937年6月12日〜1955年8月19日にカラン空港(Kallang Airport)、1955年8月20日〜1981年パヤ・レバー空港(現パヤ・レバー空軍基地(Paya Lebar Air Base))と変遷してきた。利用客増大に対応するため、一度はパヤ・レバー空港の拡張が検討されたが、拡張工事期間の短縮や住宅地の騒音問題などから沿岸に面していたチャンギ空軍基地(Changi Air Base)を近代的な国際民間空港化することに計画変更。1981年7月1日に開港した。
施設
滑走路
チャンギ空港は二本の平行な滑走路(02L/20Rと02C/20C)を持っており、いずれの滑走路も幅60m(200ft)、長さ4,000m(13,123ft)である。02L/20Rが完成したのはチャンギ空港の完成した1981年で、何段階かに分けて建設されていた空港の一番初期に建設された。02C/20C (以前は02R/20L)は埋立地の上にチャンギ空港建設の第2段階に完成した。この滑走路は02L/20Rから1.6km離れている。各滑走路は計器着陸装置のカテゴリーIからカテゴリーIII Bまで対応しており、悪天候でも安全に着陸できるようになっている。
2004年に既存の滑走路に平行した新しい滑走路(02R/20L)が02C/20Cの1.8km東に建設されたが、現在はシンガポール空軍が使用している。
ターミナル
チャンギ国際空港のターミナル1・2・3相互間は、SKYTRAINという新交通システムで連絡されている(2:30〜4:59は運行休止)。各ターミナルにエアバスA380対応のボーディング・ブリッジがある。
ターミナル 1
1981年7月1日開業 ゲート数:29
ターミナル 3 の開業に伴い、このターミナルを利用しているスター・アライアンス加盟航空会社は、ターミナル 2 に移転予定である。
ターミナル 2
ターミナル 3
ターミナル 4(予定)
シンガポールの交通大臣はターミナル4のマスタープランを発表[1]した。
ターミナル4は2013年に建設を開始し、2017年に完成予定。LCC向けとなる。バジェットターミナルよりも効率的な旅客対応や素早い航空機のターンアラウンドが可能となるほか、飲食店や小売店など既存のバジェットターミナルにはない施設も充実する計画。搭乗橋は設けない予定[2]
バジェット・ターミナル
2006年3月26日開業
格安航空会社向けに設備を簡素化し、ターミナル利用料を安くしている。
2012年9月25日もって閉鎖され、利用航空会社である格安航空会社各社はターミナル2へ全て移転、ターミナル4完成後にさらに移転する予定。
ターミナル2から出発する無料の24時間運行の連絡バスを利用。所要時間5〜10分。2:00〜4:59は約30分毎、その他の時間帯は約10分毎運行。なお、需要に応じ運行間隔が変わる場合がある。
サービス
航空サービス
グランドハンドリング
グランドハンドリングはSingapore Airport Terminal Services (SATS)とChangi International Airport Services (CIAS)とSwissportの3社で受け持っている。Singapore Airport Terminal Servicesはシンガポール航空の子会社でこの空港でのおよそ80%のシェアを持つ。Changi International Airport Servicesは5社(エールフランス 中国国際航空 ガルーダ・インドネシア航空 KLMオランダ航空 ルフトハンザドイツ航空)のみ受け持っている。
航空機メンテナンス
チャンギ空港はハンガーを五棟持つ。この中の一つのハンガー(20,000m²)は1981年開港時に世界最大であったハンガーである。メンテナンスはSIA Engineering CompanyとST Aviation Services Companyの2社。
就航航空会社と就航都市
ターミナル1
航空会社 | 就航地 |
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ジェットスター・アジア航空 | オークランド、バンコク、プーケット、広州、桂林、海口、杭州、汕頭、寧波、ハノイ、ホーチミンシティ、香港、クアラルンプール、マカオ、マニラ、大阪/関西、台北/桃園、プノンペン、ペナン、パース、シェムリアップ、ヤンゴン |
en:Valuair | デンパサール、ジャカルタ、メダン、スラバヤ |
中国国際航空 | 北京/首都、成都、厦門 |
中国南方航空 | 広州 |
厦門航空 | 厦門、福州 |
チャイナエアライン | 台北/桃園、高雄、スラバヤ |
エバー航空 | 台北/桃園 |
タイ国際航空 | バンコク |
タイ・エアアジア | バンコク、チェンマイ、プーケット |
バンコク・エアウェイズ | サムイ |
インドネシア・エアアジア | デンパサール、ジャカルタ、バンドン、ジョグジャカルタ |
ライオン・エア | ホーチミンシティ、ジャカルタ |
インドネシア・エアアジア | ジャカルタ、デンパサール |
カンタス航空 | シドニー、メルボルン、パース、アデレード、ブリスベン、ロンドン/ヒースロー、フランクフルト、ムンバイ |
ジェットスター航空 | メルボルン、ダーウィン、パース、ケアンズ、北京/首都、デンパサール、ジャカルタ |
エアアジア | クアラルンプール、コタキナバル、クチン、ランカウイ、ペナン、ミリ |
キャセイパシフィック航空 | 香港、コロンボ、バンコク |
ビーマン・バングラデシュ航空 | ダッカ |
モーリシャス航空 | ポートルイス |
セーシェル航空 | マヘ島 |
ニューギニア航空 | ポートモレスビー |
ミャンマー航空 | ヤンゴン、バンコク |
エールフランス | パリ/ドゴール |
ブリティッシュ・エアウェイズ | ロンドン/ヒースロー、シドニー |
デルタ航空 | 東京/成田 |
フィンランド航空 | ヘルシンキ |
KLMオランダ航空 | アムステルダム、デンパサール |
エミレーツ航空 | ドバイ、ブリスベン、メルボルン、コロンボ |
日本航空 | 東京/羽田、東京/成田 |
スリランカ航空 | コロンボ、クアラルンプール |
トルコ航空 | イスタンブール、ジャカルタ |
ターミナル2
航空会社 | 就航地 |
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シンガポール航空 | |
シルクエアー | バリクパパン、バンドン、バンガロール、セブ、チェンナイ、チェンマイ、コーヤンブットゥール、ダナン、ダバオ、ハイデラバード、カトマンズ、サムイ、コーチ、コルカタ、コタキナバル、クアラルンプール、クチン、ランカウイ、マナド、マタラム、メダン、パレンバン、ペカンバル、ペナン、プノンペン、プーケット、成都、重慶、深圳、廈門、昆明、シェムリアップ、ソロ、スラバヤ、ヤンゴン、ジョクジャカルタ、ティルヴァナンタプラム |
Scoot | シドニー、ゴールドコースト (2012年6月4日就航予定) |
エア・インディア | デリー、ムンバイ、チェンナイ |
エア・インディア・エクスプレス | チェンナイ、ダッカ、コーヤンブットゥール、コルカタ、ティルッチラーッパッリ |
インディゴエアウェイズ | デリー、ムンバイ |
大韓航空 | ソウル/仁川 |
アシアナ航空 | ソウル/仁川 |
バタビア航空 | ジャカルタ、バンドン、ポンティアナック、セマラン |
スリウィジャヤ航空 | ジャカルタ |
フィリピン航空 | マニラ、ジャカルタ |
エアフィル・エクスプレス | マニラ |
海南航空 | 海口、大連、合肥 |
トランスアジア航空 | 台北/桃園 |
香港航空 | 香港 |
エティハド航空 | アブダビ、ブリスベン |
全日本空輸 | 東京/羽田、東京/成田 |
ロイヤルブルネイ航空 | バンダルスリブガワン |
マカオ航空 | マカオ |
ルフトハンザドイツ航空 | フランクフルト、ミュンヘン、ジャカルタ |
マレーシア航空 | クアラルンプール、クチン、ランカウイ、ミリ、ペナン |
ラオス航空 | ヴィエンチャン |
エア・ティモール | ディリ |
ターミナル3
航空会社 | 就航地 |
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シンガポール航空 | |
キングフィッシャー航空 | ムンバイ |
ジェットエアウェイズ | デリー、ムンバイ、チェンナイ |
ガルーダ・インドネシア航空 | ジャカルタ、デンパサール、マカッサル |
ユナイテッド航空 | 東京/成田、香港 |
サウジアラビア航空 | リヤド、ジェッダ |
ベトナム航空 | ハノイ、ホーチミンシティ |
カタール航空 | ドーハ、デンパサール |
中国東方航空 | 上海/浦東、南京、昆明、南寧 |
ウラジオストク航空 | ウラジオストク、香港 |
バジェット・ターミナル
航空会社 | 就航地 |
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ファイアフライ航空 | クアラルンプール、イポー、クアンタン |
ベルジャヤ航空 | ティオマン島、ルダン島 |
セブパシフィック航空 | マニラ、クラーク |
サウスイースト・アジアンエアラインズ | クラーク |
タイガー・エアウェイズ | ジャカルタ、クラビ、クチン、クアラルンプール、ペナン、バンコク、プーケット、ハートヤイ、バンガロール、マニラ、セブ、チェンナイ、ダバオ、広州、深圳、海口、香港、マカオ、台北/桃園、ハノイ、ホーチミンシティ、パース、ティルヴァナンタプラム、ティルッチラーッパッリ |
就航都市一覧
- クアラルンプール、コタキナバル、ペナン、クチン、ランカウイ島、クアラトレンガヌ、クアンタン、ルダン島、ティオマン島
- バンコク、プーケット、サムイ、チェンマイ、クラビー
- ハノイ、ホーチミン、ダナン
- マニラ、セブ島、クラーク、ダバオ
- プノンペン、シェムリアップ
- ジャカルタ、バリ島、スラバヤ、メダン、マタラム、バリクパパン、パダン、ジョグジャカルタ、スラカルタ、パレンバン、スマラン、ポンティアナック、マナド
- バンダルスリブガワン
- ヤンゴン
- ニューデリー、バンガロール、チェンナイ、ムンバイ、ハイデラバード、アーメダバード、コルカタ、ティルヴァナンタプラム、コーヤンブットゥール、ティルッチラーッパッリ、コーチ
- ダッカ
- カトマンズ
- マレ
- コロンボ
- ロサンゼルス(一部東京・成田経由)、ニューアーク、サンフランシスコ(香港もしくはソウル経由)、シカゴ(香港経由)、ニューヨーク(フランクフルト経由)、ヒューストン(モスクワ経由)
- サンパウロ(バルセロナ経由)
アクセス
- MRT:東西線チャンギ・エアポート駅
- 路線バス:No.36、市内までSGD2
- タクシー:市内までSGD18〜32 約30分
- イースト・コースト・パークウェイ(高速道路)
- タナ・メラ・フェリー・ターミナル:バス、タクシーで約10分
脚注
関連項目
外部リンク