ホンダ・フリード
| ホンダ・フリード GB3/4/GP3型 |
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前期型
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| 製造国 | |
| 販売期間 | 2008年- |
| 乗車定員 | 標準:7/8人(前期型)→6/7人(後期型) FLEX:5人 ハイブリッド:6/7人 |
| ボディタイプ | 5ドア コンパクトミニバン 5ドア トールワゴン |
| エンジン | L15A型:1.5L 直4 SOHC i-VTEC LEA型:1.5L 直4 SOHC i-VTEC i-DSI(ハイブリッド専用) |
| モーター | MF6型:薄型DCブラシレスモーター(ハイブリッドのみ) |
| 変速機 | FF:CVT 4WD:5速AT |
| 駆動方式 | FF / 4WD (4WDはガソリン車のみ) |
| サスペンション | 前:マクファーソンストラット 後(FF):車軸式 後(4WD):ド・ディオン式 |
| 全長 | 4,215mm |
| 全幅 | 1,695mm |
| 全高 | FF:1,715mm 4WD:1,745mm |
| ホイールベース | 2,740mm |
| 車両重量 | 標準:1,280 - 1,400kg FLEX:1,270 - 1,370kg |
| ブレーキ | 前:ベンチレーテッドディスク 後:リーディング・トレーリング |
| スタビライザー形式 | 前:トーション・バー式 後:トーション・バー式(FF) |
| 先代 | ホンダ・モビリオ ホンダ・モビリオスパイク |
| -自動車のスペック表- | |
フリード(Freed)は、本田技研工業が製造・発売するミニバン型の小型乗用車である。
本項目では、ハイブリッドカーのフリードハイブリッド(Freed Hybrid)についても記述する。
目次 |
[編集] 概要
モビリオとモビリオスパイクを統合した後継モデルとして「運転しやすいサイズでなおかつ室内空間にもゆとりあるコンパクトミニバン」を求めており、ミドルサイズミニバンでは少々大きすぎると考えている顧客をターゲットにして開発された。
ベースとなる3列シート仕様(7人乗り: 2列目キャプテンシート、8人乗り: 2列目ベンチシート)と、2列シート仕様の「FLEX」(5人乗り)がある。スタイルは、ヨーロッパの路面電車を連想させるユニークなものから一転、同社上級車種のエリシオンに似たフロントデザインなど、機能的かつシンプルな、実寸以上にサイズ感を感じさせるデザインとなった。
プラットフォームは、2代目フィットのものをベースに前輪以降のフロアパンを新規開発している。フィットやモビリオ などとは異なり、燃料タンクを2列目下に設置しているため、背の高い荷物を収納するためのシートアレンジは出来ないが、1列目のシート下に空間が生まれ、2列目乗員の足元スペースが広がった。モビリオに対し、全長を145mm延長したことに加え各部寸法の見直しにより室内長は190mm延長され、全幅の10mm拡大と相まって居住性を向上(特に3列目)した。2列目床高さを15mm低くし、Bピラーの位置を適正化することによりスライドドアの開口幅を30mm拡大し、2・3列目の乗降性も向上した。 3列目シートは、3代目ステップワゴンのシートを改良したもので、モビリオの2人掛けから3人掛けに拡大され、格納方法を5:5分割左右はね上げ式にし、また軽量化をしたため格納が容易にできるようにした。
エンジンは、モビリオやモビリオスパイクと同じ1.5Lであるが、2代目フィットと同様にi-VTEC化され、燃費と動力性能とが向上した[1]。トランスミッションは、FFはトルクコンバータ付きCVT、4WDは5速ATとなり、よりスムーズな発進が可能となった。
「FLEX・Fパッケージ」と「FLEXエアロ」には、メーカーオプションでエアウェイブやフィットと同様の「スカイルーフ」が選択できる。
生産は、アコードやステップワゴンなどを生産する埼玉製作所(狭山工場)が担当する。
[編集] 搭載エンジン
初代
- エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
- 弁機構:SOHCチェーン駆動 吸気2 排気2 i-VTEC
- 最高出力:87kW(118PS) / 6,600rpm
- 最大トルク:144N·m(14.7kgf·m) / 4,800rpm
- 総排気量:1,496cc
- 内径×行程:73.0mm × 89.4mm
- 圧縮比:10.4
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量:42L
- ホンダ・LEA型
- エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
- 弁機構:SOHCチェーン駆動 吸気1 排気1 i-VTEC
- 最高出力:65kW(88PS) / 5,400rpm
- 最大トルク:132N·m(13.5kgf·m) / 4,200rpm
- 総排気量:1,496cc
- 内径×行程:73.0mm × 89.4mm
- 圧縮比:10.8
- 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 燃料タンク容量:初代L15A型を参照
- MF6型
- モーター種類:薄型DCブラシレスモーター
- 定格電圧:100V
- 最高出力:10kW(14PS) / 1,500rpm
- 最大トルク:78N·m(8.0kg·m) / 1,000rpm
- バッテリー種類:ニッケル・水素電池
- バッテリー容量:5.75Ah
[編集] 初代 GB3/4/GP3型(2008年- )
- 2008年5月9日
- 正式発表に先立ち、ティーザーサイトがオープンされる。
- 2008年5月29日
- 発表される(発売は翌5月30日)。
- 発売当初の目標販売台数は月4,000台としていたが、街乗りから大人数でのドライブまでこなせる手頃なボディサイズと扱いやすさが受け入れられ、発売後1か月には当初目標の5倍に達する2万台を売り上げた(販売台数は受注ベース)。12月には、2008年下半期のミニバン販売台数で第1位を獲得した[2]。
- 2009年3月11日
- ミニバンの需要が高いインドネシア[3]の四輪車生産販売合弁会社である「ピー・ティ・ホンダプロスペクトモーター」が、2009年6月よりフリードの生産・販売を開始すると発表した[4]。
- 2009年5月21日
- 一部改良がおこなわれる。全車にマップランプと左右のグラブレールが追加され、7人乗り仕様(G系列)の2列目キャプテンシートのシートスライド量が、40mm増加される。「FLEXエアロ」には、ディスチャージヘッドライトとハーフシェイド・フロントウインドウも追加される。
- 「G」、「Gエアロ」、「FLEX」には、従来の各パッケージにタイプ別に人気が高かった以下の装備を追加した新グレード「ジャストセレクション」が設定される。
- 「G」では従来の「Lパッケージ」にディスチャージヘッドライトとマイクロアンテナが追加された。
- 「Gエアロ」では従来の「Lパッケージ」に15インチアルミホイールとハーフシェイド・フロントウインドウが追加された。
- 「FLEX」では従来の「Fパッケージ」にディスチャージヘッドライトとハーフシェイド・フロントウインドウが追加された。
- 2010年5月17日
- 「G」・「Gエアロ」をベースに、「ジャストセレクション」および「コンフォートビューパッケージ(「Gエアロ」の4WD車は標準装備)」の装備品とETC車載器を装備し、ドアライニング・シート・インパネに専用ブラック内装を施した特別仕様車「ハイウェイ エディション」が発売される。
- 2010年7月8日
- 2列5人乗りの派生モデル「フリードスパイク」が発表される(翌7月9日より販売が開始される)。すでにフリードにも2列5人乗り仕様の「FLEX」があるが、エクステリアや機能面で異なるため、こちらも引き続き販売されている。
- 2010年11月4日
- マイナーチェンジがおこなわれる。CVTのフリクション低減などの改良を行い、燃費を向上すると共に、エンジン・トランスミッション・エアコンを協調制御して実用燃費向上に寄与する「ECONモード」が追加される。また、内装面ではフロントのドアライニングが布張りに、インパネの一部がシルバー塗装にそれぞれ変更され質感を高めると共に、メーターにブルー照明が採用され、シート表皮も変更された。また、「G・ジャストセレクション」、「Gエアロ」、「FLEX」、「FLEXエアロ」には後方視覚支援ミラーと車速連動オートドアロック(テールゲート連動)が標準装備される。さらに、「G・ジャストセレクション」と「FLEX」にはハーフシェードフロントウィンドウが、「Gエアロ」と「FLEXエアロ」にはドリンクホルダー照明がそれぞれ追加装備される。
- 2011年10月27日
- マイナーチェンジが行われた(翌10月28日販売開始)。3列目シートを3席から2席に減らし占有スペースを拡大(これにより、6人乗り仕様・7人乗り仕様に変更)するとともに、アームレストをタイプ別設定した。全グレードでVSA・ヒルスタートアシストシステム・3点式ELRシートベルト(全席)を標準装備し、リアコンビネーションランプはメッキとクリアに変更し、ストップランプとテールランプにはLEDを採用した。さらに、「G」・「G・ジャストセレクション」にはクローム調ヘッドライトガーニッシュを、「Gエアロ」にはクロームメッキの専用フロントグリル、ダーククローム調のヘッドライトガーニッシュ、ワイド感を強調するエアロフォルム・バンパーを採用した。併せて、同年9月30日からティーザーサイトで予告されていたハイブリッド仕様を追加した。本仕様ではクロームメッキ+クリアブルー塗装を施した専用フロントグリルやメッキ+クリアブルーのヘッドライトガーニッシュなどを採用した専用デザインを採用し、1.5L i-VTECとIMAを組み合わせた独自のハイブリッドシステム、ECONモード、エコアシスト(エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム)の装備により、JC08モード走行で21.6km/Lの低燃費を実現した。さらに、フロントウィンドウに遮音機能付ガラスを追加するとともに吸音・遮音材の追加により静寂性も実現した。また、IMAバッテリーの搭載によるフロア高の上昇をシート脚部の見直しにより抑えたことで、ガソリン車と同等の居住空間を実現した。なお、ガソリン車は「フリードスパイク」と同一のグレード体系(「G」・「G・ジャストセレクション」・「Gエアロ」)に揃えられるとともに、2列シート車の「FLEX」が「フリードスパイク」に統合と3列シート車の上級グレード「Giエアロ」を廃止した。ハイブリッド車は「ハイブリッド」と「ハイブリッド・ジャストセレクション」の2グレードを設定した。
[編集] 車名の由来
Freedom(自由)からの造語で、free(自由な)+do(行動する)という意味も込められている。
[編集] 脚注
- ^ 排気系レイアウトの違いにより、フィット用に対し2PSほど出力が低い。
- ^ “フリード、2008年下半期 ミニバンの販売台数で第1位を獲得-ホンダ広報発表(2009年1月8日)” (日本語). 2009年5月14日閲覧。
- ^ 近年では、市場の約4割を占めるまで拡大してきている。
- ^ “インドネシアで「フリード」を生産・販売・輸出開始-ホンダ広報発表(2009年3月11日)” (日本語). 2009年5月14日閲覧。
[編集] 関連項目
- 本田技研工業
- ホンダ・モビリオ - 先代車
- ホンダ・モビリオスパイク - 先代車
- ホンダ・フィット - ベース車
- ホンダ・フリードスパイク - 派生車
- ホンダ・フィットシャトル