ホンダ・SSM

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ホンダ・SSM
ボディ
乗車定員 2人
ボディタイプ 2ドア オープン
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン G20A型:2.0L 直5 DOHC VTEC
最高出力 G20A型:200PS
変速機 6速MT
前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2400mm
全長 3985mm
全幅 1695mm
全高 1150mm
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ホンダ・SSM(エスエスエム)とは、1995年の第31回東京モーターショーホンダブースに参考展示されたコンセプトカー1999年から2009年まで販売されたスポーツカーS2000の試作モデルである。

概要[編集]

名称のSSMとは、Sports Study Modelの頭文字を採ったものである。

かつてのS800S600などの一連のSシリーズを彷彿とさせる2シーターのオープンスポーツカーであるとともに、当時のホンダの販売ラインアップになかった駆動方式のFRを採用していた点が注目を受けた。 エンジンは、インスパイアなどに採用していた直列5気筒G型エンジンのラインアップから2,000ccのG20AをDOHC VTECに改良したものが搭載されていた。 ボディデザインは、スポーツカーとして古典的なスタイルであるロングノーズ&ショートデッキだった。デザインに関しては、ホンダ社内で行われたものとS2000 20th FestivalにてデザインPLの澤井大輔より明らかになっている。同モータショーでSSMの向かい側に展示されていたピニンファリーナのArgento VivoとはSSMと外装が異なるものである。

SSMからS2000へ[編集]

後にNSXの開発責任者でありインテグラタイプRの商品企画を担当した上原繁を開発責任者に据えて市販化に着手。SSMを発表した3年後の1998年10月にS2000として発表し、その半年後の1999年4月にホンダ創立50周年を記念して販売された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]