ゴルフ日本シリーズ

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Golf pictogram.svgゴルフ日本シリーズJTカップ
Nuvola apps kolf.svg トーナメント情報
創設 1963年
開催地 東京都
開催コース 東京よみうりカントリークラブ
基準打数 Par70(2016年)[1]
ヤーデージ 7023Yards(2016年)[1]
主催 日本テレビ放送網
報知新聞社
読売新聞社[2]
ツアー 日本ゴルフツアー機構
競技方法 ストロークプレー
賞金総額 1億3000万円(2016年)[1]
開催月 12月
Nuvola apps kolf.svg 最高記録
通算スコア -26 日本の旗 尾崎将司(1996年)[3]
Nuvola apps kolf.svg 最新優勝者
大韓民国の旗 朴相賢(2016年)[1]
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ゴルフ日本シリーズ(ゴルフにっぽんシリーズ)は、1963年から毎年年末に開催される日本ツアーの最終戦である。

概要[編集]

第1回は日本オープン日本プロ関東オープン関西オープン関東プロ関西プロの公式戦大会優勝者5人で開催された。その後はその年の日本ゴルフツアー(JGTO)公認トーナメント優勝者、賞金ランキング上位者など、年間を通して顕著な活躍をしたプロゴルファーだけが出場できる「最優秀プロ決定戦」という位置づけがなされており、それ故にかつては「アマチュア選手除外」の規定が存在していた。しかし2007年5月、当時アマチュアで高校生であった石川遼が史上最年少でツアー優勝したことを受けて、JGTOでは同年7月30日の理事会でこの規定を削除し、アマ選手の出場が承認された。

2016年現在、賞金総額1億3000万円、優勝賞金4000万円[1]。優勝者にはチャンピオンブレザーと大フラッグ、JTカップが授与されるほか、副賞として日産・スカイライン、さらに向こう3年間の日本ツアーシード権が与えられる。

1998年までは日本プロゴルフ協会(PGA)が主催する公式戦だった。現在は報知新聞社、読売新聞社、日本テレビ放送網が主催している。1988年から1997年までは日立製作所が協賛し、1998年からはJTが特別協賛。その他、日産自動車ブリヂストンスポーツ二階堂酒造が協賛している。かつてはシチズン時計東武百貨店日本ダンロップが協賛していた時期もあった。

大会創設当初は前半2日間を大阪(よみうりゴルフコース=読売テレビ運営)、1日の移動日を挟んで後半2日間を東京(東京よみうりカントリークラブ=よみうりランド運営)で行っていた。第28回(1991年)から第31回(1994年)は1年ごとに東京と大阪の交互で開催。第32回(1995年)からは東京よみうりカントリークラブのみで毎年開かれている。

18番ホールにはホールインワン賞が設定されており、達成者には賞金200万円とJT傘下のテーブルマークのさぬきうどん1年分が贈呈される。2014年までは缶コーヒールーツ1年分が与えられたが、JTの飲料事業撤退により2015年から変更になっている。日立が協賛していた時代には家電製品が贈られていた。ホールインワン賞は1998年の3日目にエドアルド・エレラ英語版が唯一達成している。

本大会出場資格[編集]

本大会の出場者は30名であるが、3と6に関しては出場義務試合数を達しなければ出場資格が失われる。

  1. 前年度優勝者
  2. その年のシーズン開幕戦から日本シリーズ前週までの日本ツアー競技優勝者(2007年以降はアマチュアも含む)
  3. その年のシーズン開幕戦から本大会当週までの日本ツアー賞金ランキング上位20位以内の選手
  4. 日本ツアーメンバーであり、そのシーズンのPGAツアーもしくはヨーロピアンツアー優勝者
  5. 日本ツアーメンバーであり、本大会前週時点でのオフィシャルワールドゴルフランキング100位までの選手
  6. それでも満たない場合は本大会当週時点での賞金ランク上位選手(30名に達するまで)

歴代優勝者[編集]

開催回 開催時期 優勝者名 開催コース
ゴルフ日本シリーズ
第1回 1963年11月5日6日8日9日 日本の旗 石井朝夫 よみうりゴルフコース(大阪)[4]
紫カントリークラブすみれコース(千葉)
第2回 1964年11月4日、5日、7日、8日 中華民国の旗 陳清波 よみうりゴルフコース(大阪)[4]
東京よみうりカントリークラブ
第3回 1965年11月10日11日13日14日 日本の旗 杉原輝雄
第4回 1967年11月11日、12日、14日、15日 日本の旗 河野高明
第5回 1968年11月27日28日30日12月1日
第6回 1969年11月26日、27日、29日、30日 日本の旗 杉本英世
第7回 1970年11月25日、26日、28日、29日 日本の旗 杉原輝雄
第8回 1971年11月17日18日20日21日 日本の旗 尾崎将司
第9回 1972年11月15日16日、18日、19日
第10回 1973年11月29日〜12月2日 日本の旗 杉原輝雄
第11回 1974年11月14日〜17日 日本の旗 尾崎将司
第12回 1975年11月13日〜16日 日本の旗 村上隆
第13回 1976年11月17日、18日、20日、21日[5] 日本の旗 前田新作
第14回 1977年11月30日、12月1日3日4日 日本の旗 尾崎将司
第15回 1978年11月29日、30日、12月2日、3日 日本の旗 青木功
第16回 1979年11月28日、29日、12月1日、2日
第17回 1980年12月3日、4日、6日7日 日本の旗 尾崎将司
第18回 1981年12月5日、6日[6] 日本の旗 羽川豊 東京よみうりカントリークラブ
第19回 1982年12月1日、2日、4日、5日 日本の旗 中嶋常幸 よみうりゴルフコース(大阪)[4]
東京よみうりカントリークラブ
第20回 1983年11月30日、12月1日、3日、4日 日本の旗 青木功
第21回 1984年11月28日、29日、12月1日、2日 日本の旗 中村通
第22回 1985年12月4日、5日、7日、8日 日本の旗 尾崎健夫
第23回 1986年12月3日、4日、6日、7日 日本の旗 中村通
第24回 1987年12月2日、3日、5日、6日 日本の旗 青木功
アメリカ合衆国の旗 デビッド・イシイ[7]
ゴルフ日本シリーズ日立カップ
第25回 1988年11月30日、12月1日、3日、4日 日本の旗 尾崎直道 よみうりゴルフコース(大阪)[4]
東京よみうりカントリークラブ
第26回 1989年11月29日、30日、12月2日、3日 日本の旗 大町昭義
第27回 1990年11月28日、29日、12月1日、2日 日本の旗 尾崎直道
第28回 1991年12月5日〜8日 東京よみうりカントリークラブ
第29回 1992年12月3日〜6日 中華民国の旗 陳志明英語版 よみうりゴルフコース
第30回 1993年12月2日〜5日 日本の旗 中嶋常幸 東京よみうりカントリークラブ
第31回 1994年12月1日〜4日 日本の旗 佐々木久行 よみうりゴルフコース
第32回 1995年11月30日〜12月2日、4日 日本の旗 尾崎将司 東京よみうりカントリークラブ
第33回 1996年11月28日〜12月1日
第34回 1997年12月4日〜7日 日本の旗 丸山茂樹
ゴルフ日本シリーズJTカップ
第35回 1998年12月3日〜6日 日本の旗 宮本勝昌 東京よみうりカントリークラブ
第36回 1999年12月2日〜5日 日本の旗 細川和彦
第37回 2000年11月30日〜12月3日 日本の旗 片山晋呉
第38回 2001年11月29日〜12月2日 日本の旗 宮本勝昌
第39回 2002年12月5日〜8日 日本の旗 片山晋呉
第40回 2003年12月4日〜7日 日本の旗 平塚哲二
第41回 2004年12月2日〜5日 オーストラリアの旗 ポール・シーハン
第42回 2005年12月1日〜4日 日本の旗 今野康晴
第43回 2006年11月30日〜12月3日 インドの旗 ジーブ・ミルカ・シン
第44回 2007年11月29日〜12月2日 オーストラリアの旗 ブレンダン・ジョーンズ
第45回 2008年12月4日〜7日 インドの旗 ジーブ・ミルカ・シン
第46回 2009年12月3日〜6日 日本の旗 丸山茂樹PO
第47回 2010年12月2日〜5日 日本の旗 藤田寛之
第48回 2011年12月1日〜4日[8]
第49回 2012年11月29日〜12月2日
第50回 2013年12月5日〜8日 日本の旗 宮里優作
第51回 2014年12月4日〜7日 日本の旗 宮本勝昌[9]
第52回 2015年12月3日〜6日 日本の旗 石川遼[10]
第53回 2016年12月1日〜4日 大韓民国の旗 朴相賢英語版(パク・サンヒョン)[11]

PO プレーオフでの決着。

1966年カナダカップ(現・ワールドカップ)の開催と日程的に重なったため開催されず。

テレビ放送[編集]

  • 前半2日間を日テレジータス、後半2日間を主催局の日本テレビをキーステーションに放送されており3日目はNNSマストバイネットの22局で生中継、最終日はNNN系列30局とフジテレビ系列の沖縄テレビを含む全国31局ネットで録画放送されている。
  • 最終日がある12月第1日曜日に東海テレビ制作のFNS28局ネット向けの特別番組が放送されるが、沖縄テレビとNNN・FNSのクロスネット局であるテレビ大分テレビ宮崎はこの日の夕方に「JTカップ」を優先している為、東海テレビ制作の特番を翌週末に振り替えて放送している。(2011年までは夏期五輪前年は大抵「ワールドカップバレーボール・ハイライト」が組まれる週があることもあり、この大会期間に該当する場合は、番組自体は第2日曜日に繰り下がり、テレビ大分・テレビ宮崎・沖縄テレビの3局は同時間帯に放送される。)またBS日テレでは大会3・4日目をそれぞれ翌日早朝に地上波で放送した内容を再放送している。
  • 2010年からは、ゴルフネットワークとことん1番ホール生中継」最終弾として放送。
  • 2000年大会のみ、BS日テレで、開局スペシャルとして、12月2日と3日の両日、18時から19時30分まで放送した。[12]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 朴相賢が初V、2位池田勇太は2億超で初の賞金王 - 日刊スポーツ、2016年12月4日閲覧
  2. ^ 1998年までは日本プロゴルフ協会(PGA)も主催していたが、ボランティア業務に関しては引き続きPGAが委託している。
  3. ^ 【記録・国内男子】ツアー最多アンダーパー記録(72ホール) - ゴルフダイジェスト・オンライン(2014年10月12日現在) ※2014年10月13日閲覧
  4. ^ a b c d 前半2日間を大阪、後半2日間は東京で実施。
  5. ^ 3日目は豪雨に見舞われホールアウトできたのは4選手だけだったため、最終日はサスペンデッドゲームとして再開。
  6. ^ 兵庫県一帯に降雪があったため大阪での試合を中止し、東京での試合のみ実施。
  7. ^ 1日目と最終日が雪の影響により中止、2日間しか競技することができなかったため異例の2人優勝となった。
  8. ^ 大会3日目が雨のため中止。3日間54ホール競技に短縮。
  9. ^ 小田孔明が初の賞金王!宮本勝昌が最終戦を制す - ゴルフダイジェスト・オンライン(2014年12月7日)
  10. ^ 石川遼が優勝、初の日本タイトル…男子ゴルフ YOMIURI ONLINE(2015年12月6日)
  11. ^ 池田勇太、初の賞金王!1打差2位、優勝は朴相賢でツアー初優勝 報知新聞社(2016年12月4日)
  12. ^ 出典:2000年12月2日と3日の東奥日報テレビ欄。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]