全英への道 ミズノオープン

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Golf pictogram.svg全英への道 ミズノオープン
at THE ROYAL GOLF CLUB
Nuvola apps kolf.svg トーナメント情報
創設 1971年
(美津濃ゴルフトーナメントとして)
開催地 茨城県(2018年)[1]
開催コース ザ・ロイヤル ゴルフクラブ(2018年)[1]
基準打数 Par72(2018年)[1]
ヤーデージ 8007Yards(2018年)[1]
主催 ミズノ株式会社
ツアー 日本ゴルフツアー機構
競技方法 ストロークプレー
賞金総額 1億円(2018年)[2]
開催月 5月
Nuvola apps kolf.svg 最新優勝者
日本の旗 秋吉翔太(2018年)[2]
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全英への道 ミズノオープン(ぜんえいへのみち‐)は毎年5月下旬に開催されている日本ゴルフツアー機構(JGTO)公認の男子プロゴルフトーナメントであると同時に、全英オープン日本代表選手選考会の最終戦として開催されている大会でもある。なお、2006年までは「ミズノオープンゴルフトーナメント」として開催されていた。2018年現在、賞金総額1億円、優勝賞金2000万円[2]


概要[編集]

美津濃スポーツ主催による大会の歴史は1971年、「美津濃ゴルフトーナメント」から始まる。この時は男女同一会場・同時開催というユニークな体裁で開催された。1990年の第20回大会までこの形態が続き、1991年から男女分離開催となった(女子はその後「ミズノオープンレディーストーナメント」[3]に移行)。

1998年から全英オープン日本代表選手選考会の最終戦となるに当たり「全英への道」を大会タイトルに付し、JFEスチール(旧・日本鋼管)の工場跡地の敷地を再開発した、日本屈指のリンクスコースである「JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部」(岡山県笠岡市)という全英最終選考会にふさわしいコースを舞台に、熱戦を繰り広げていた。

2007年からそれまでの「よみうりオープンゴルフトーナメント」と統合し、全英への道 ミズノオープンよみうりクラシックとして名称変更され、会場も兵庫県西宮市よみうりカントリークラブで開催されることになった[4]。またテレビ放送もTBS系列(地方開催の場合も地元局は技術協力扱いでTBSが製作)から読売テレビ製作・日本テレビ系列に変更された。

2011年からは再びJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部での開催に戻り、主催者から読売グループ企業(読売テレビ・読売新聞大阪本社報知新聞社・読売ゴルフ)が外れた事から、大会名から「よみうりクラシック」の冠が外れる事になったが、読売ゴルフを除く読売グループ企業が、特別協力という形で引き続き大会に関与する為、テレビ放送は読売テレビ・日本テレビ系列で継続される。なお2011年は有資格者を除く上位4名に与えられる全英オープンへの出場権獲得者が全員日本国外選手という事態となった。

2018年から2020年までは茨城県鉾田市のザ・ロイヤル ゴルフクラブで開催[5]。2021年からは再びJFE瀬戸内海GCに戻される予定。

ザ・ロイヤルGCは全長8007ヤードの距離設定[1]が大きな特徴で、日本国内男子プロゴルフトーナメントで最長だった1973年の日本プロ東西対抗(兵庫県・東条の森CC東条)の7777ヤードを始め[6]サン・クロレラクラシック北海道小樽CC)の7535ヤード(2007年 - 2009年)や2012年の全米プロゴルフ選手権の7676ヤードを超え、世界最長のプロゴルフトーナメントとなる[1]

歴代優勝者[編集]

開催回 開催年 優勝者名(男子) 優勝者名(女子) 開催地 開催コース
美津濃トーナメント・ゴルフ
第1回 1971年 日本の旗 山口誠 日本の旗 山崎小夜子 千葉県 姉ヶ崎カントリー倶楽部
第2回 1972年 日本の旗 吉川一雄 日本の旗 樋口久子
第3回 1973年 日本の旗 榎本七郎
第4回 1974年 日本の旗 内田繁英語版
第5回 1975年 日本の旗 岡本綾子
第6回 1976年 日本の旗 草壁政治 日本の旗 小林法子 石川県 朱鷺の台カントリークラブ
第7回 1977年 日本の旗 大迫たつ子
第8回 1978年 日本の旗 金本章生英語版 日本の旗 森口祐子
第9回 1979年 日本の旗 橘田光弘英語版[7] 日本の旗 小林法子
第10回 1980年 日本の旗 鈴木規夫 日本の旗 森口祐子
第11回 1981年 日本の旗 新井規矩雄 日本の旗 森口祐子[8]
第12回 1982年 日本の旗 杉原輝雄 日本の旗 吉川なよ子
第13回 1983年 日本の旗 出口栄太郎英語版[9] 台湾の旗 涂阿玉[9] 朱鷺の台カントリークラブ眉丈台
第14回 1984年 日本の旗 新井規矩雄 日本の旗 小田美岐
美津濃オープン
第15回 1985年 日本の旗 高橋勝成[10]
日本の旗 尾崎健夫[10]
日本の旗 大迫たつ子[10]
日本の旗 森口祐子[10]
石川県 朱鷺の台カントリークラブ眉丈台
第16回 1986年 日本の旗 中島常幸[11] 日本の旗 高須愛子[11]
ミズノオープン
第17回 1987年 アメリカ合衆国の旗 デビッド・イシイ 日本の旗 井上裕子 石川県 朱鷺の台カントリークラブ眉丈台
第18回 1988年 日本の旗 新関善美英語版 日本の旗 吉川なよ子
第19回 1989年 日本の旗 大町昭義 日本の旗 小林浩美
第20回 1990年 オーストラリアの旗 ブライアン・ジョーンズ英語版 日本の旗 谷福美[12]
第21回 1991年 オーストラリアの旗 ロジャー・マッカイ英語版[13]
第22回 1992年 日本の旗 中村通
第23回 1993年 日本の旗 奥田靖己[14]
第24回 1994年 アメリカ合衆国の旗 ブライアン・ワッツ英語版
第25回 1995年
第26回 1996年 日本の旗 金子柱憲
第27回 1997年 アメリカ合衆国の旗 ブライアン・ワッツ
全英への道 ミズノオープン
第28回 1998年 アメリカ合衆国の旗 ブラント・ジョーブ英語版 岡山県 瀬戸内海ゴルフ倶楽部
第29回 1999年 コロンビアの旗 エドアルド・エレラ英語版
第30回 2000年 日本の旗 今野康晴[15]
第31回 2001年 日本の旗 田中秀道
第32回 2002年 アメリカ合衆国の旗 ディーン・ウィルソン英語版
第33回 2003年 アメリカ合衆国の旗 トッド・ハミルトン
第34回 2004年 オーストラリアの旗 ブレンダン・ジョーンズ
第35回 2005年 オーストラリアの旗 クリス・キャンベル英語版 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部
第36回 2006年 大韓民国の旗 S・K・ホ
全英への道 ミズノオープンよみうりクラシック
第37回 2007年 大韓民国の旗 ドンファン英語版[16] 兵庫県 よみうりカントリークラブ
第38回 2008年 タイ王国の旗 プラヤド・マークセン よみうりゴルフ ウエストコース
第39回 2009年 日本の旗 石川遼 よみうりカントリークラブ
第40回 2010年 日本の旗 薗田峻輔[13]
全英への道 ミズノオープン
第41回 2011年 大韓民国の旗 黄重坤英語版(ハン・ジュンゴン) 岡山県 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部
第42回 2012年 オーストラリアの旗 ブラッド・ケネディ英語版
第43回 2013年 オーストラリアの旗 ブレンダン・ジョーンズ
第44回 2014年 大韓民国の旗 張棟圭英語版(ジャン・ドンキュ)
第45回 2015年 日本の旗 手嶋多一[17]
第46回 2016年 大韓民国の旗 金庚泰[18]
第47回 2017年 アメリカ合衆国の旗 チャン・キム英語版[19]
第48回 2018年 日本の旗 秋吉翔太[2] 茨城県 ザ・ロイヤル ゴルフクラブ

テレビ中継[編集]

  • 概要の項でも述べた様に、テレビ中継は読売テレビ製作で放送されており、2日目は読売テレビローカル(2015・2016年は開催地の西日本放送広島テレビとの3局ネット)で深夜枠で、3日目・最終日はNNS系列フルネット28局にて録画放送されている。また初日に関しても、「情報ライブ ミヤネ屋」の中でプレーの模様を速報する。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f “驚異の総距離8007ヤード! 今年の「ミズノオープン」は国内レギュラーツアー最長(1/2ページ)”. サンケイスポーツ. (2018年3月28日). http://www.sanspo.com/golf/news/20180328/jgt18032815000001-n1.html 2018年3月28日閲覧。 
  2. ^ a b c d 秋吉翔太がツアー初優勝 ミズノ・オープン - 日刊スポーツ、2018年5月27日配信、同日閲覧
  3. ^ 1998年まで、現在は「TOTOジャパンクラシック」に統合。
  4. ^ 2008年大会はよみうりカントリークラブのコース改修に伴い、同じ西宮市内にあるよみうりゴルフ ウエストコースで開催された。
  5. ^ ミズノオープン、岡山開催から来年以降は茨城を舞台 - nikkansports.com、2017年5月25日閲覧
  6. ^ “ミズノOPコースはツアー史上最長/国内男子”. サンケイスポーツ. (2018年5月24日). http://www.sanspo.com/golf/news/20180524/jgt18052420330005-n1.html 2018年5月27日閲覧。 
  7. ^ JPGAの後援競技となり賞金ランキングに加算されるようになった。
  8. ^ JLPGAの後援競技となり賞金ランキングに加算されるようになった。
  9. ^ a b 男女とも、JPGA・JLPGAの公認ツアーとなる。また、女子は3日間の競技となる。さらに、テレビ中継が開始された。
  10. ^ a b c d 最終日が降雨のため中止。男女とも、プレーオフなしで2人同時優勝となった。
  11. ^ a b 最終日は降雨のため9ホールに短縮。
  12. ^ 女子はこれを最後に別開催となる。
  13. ^ a b 3日目が降雨によるコースコンディション不良のため中止。3日間54ホールに短縮。
  14. ^ 全英オープンの予選会がこの年より始まる。
  15. ^ この年以降、R&Aより優勝トロフィーが贈呈される。
  16. ^ 最終日が悪天候のため中止、3日間54ホール競技に短縮。
  17. ^ 46歳の手嶋多一が22年目の恩返しV!全英出場の4人決まる - ゴルフダイジェスト・オンライン、2015年5月31日閲覧
  18. ^ 金庚泰がバーディなしで逃げ切り今季3勝目 今平周吾らが初の全英へ - ゴルフダイジェスト・オンライン、2016年5月29日閲覧
  19. ^ C・キムがツアー初優勝 宮里優作は9位 - 日刊スポーツ、2017年5月28日閲覧

外部リンク[編集]