PGAツアー
PGAツアー | |
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競技 | ゴルフ |
創立 | 1916年 (1968年にPGAから独立) |
理事 | ジェイ・モナハン (コミッショナー) |
国 | ![]() |
最多優勝 | ![]() |
テレビ局 | CBSスポーツ、NBCスポーツ、ゴルフ・チャンネル |
公式サイト | PGATour.com |
PGAツアー(英語: PGA Tour)は、アメリカ合衆国及び北米における男子プロゴルフツアーを運営する団体、およびこの団体が運営するツアートーナメントの名称。
1968年、ツアー運営のため全米プロゴルフ協会(英語: PGA of America)から独立し、1975年に団体名称を"PGAツアー"とした。クラブプロ、レッスンプロなどが所属する全米プロゴルフ協会に対し、PGAツアーにはツアープロが所属する[1]。
なおこの団体が運営する基幹ツアートーナメントの名称も「PGAツアー」であり、他にシニア向けの「PGAツアーチャンピオンズ」、PGAツアーの下部ツアーにあたる「コーン・フェリーツアー」の運営も行っている。フロリダ州ジャクソンビル郊外のポンテ・ベドラ・ビーチに本部がある。[2]
概要[編集]
ツアーとしては9月のフォーティネット選手権から翌年9月のザ・ツアーチャンピオンシップ(ツアー選手権)までの期間が全体1シーズンとなり、当年度の賞金王やフェデックスカップ総合優勝を決める。
シーズン途中で、世界ゴルフ選手権、ライダーカップ(奇数年に1回)、プレジデンツカップ(偶数年に1回)、メジャー選手権(マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロの4大会)などの特別な大会が挟まれる。
シード権[編集]
PGAツアーでは、各シーズン終了時のフェデックスカップランク上位125人に、来シーズンのPGAツアーシード権(ツアーカード)が与えられる。シード権保持者は、翌年のPGAツアー大会での予選出場がほぼ免除される。ただし、大会名に「invitationals」が付くいくつかの試合の場合、予選免除の特典は前年の上位70人にのみ適用される。126位から150位までの選手は、シード権を持つ選手が各大会に出場しない場合の予備選手として、条件付きシード権を受け取る。
PGAツアーでの試合に優勝すると、2-5年間のシード権が与えられる。世界ゴルフ選手権やツアー選手権での優勝が3年間、主要大会とプレーヤーズ選手権での優勝が5年間、その他の大会での優勝が2年である。 このシード権の保持年数は、優勝した回数分だけ加算される。更に、ツアーで20勝し、かつ通算15年以上ツアーメンバーを務めた選手には、PGAツアーから永久シード権が与えられる。
PGAツアーの下部ツアーでも毎年トーナメントを行っている。PGAツアーの下部ツアー(2軍)に当たるコーン・フェリーツアー(前:ウェブドットコムツアー)[3]の出場資格を得て、同ツアーで年間ランク25位以上、またはファイナルズ[4]で25位以上に入った選手は、翌年のPGAツアーのシード権を得る。 また暦年ベースで、コーンフェリーツアーで3勝すると、その年の残り試合と翌年のPGAツアーシード権を得る "パフォーマンスプロモーション"と言う制度がある。
2013年の改革[編集]
これまで1年間のツアー競技は暦年制で1月から始まり、9月にプレーオフシリーズが終わると、賞金ランキング上位のシード枠の争いなどの「フォールシリーズ」が11月まで続いてきたが、このフォールシリーズに相当する分を新年度の開幕節として開催させることによって、2014年度のシーズンから前年の10月開始から当年の9月までの1年間周期とする方式を採用する。これは9月のプレーオフシリーズで前年度のシーズンを終えることで、年間最優秀選手賞と、賞金王「アーノルド・パーマー賞」、フェデックス杯のそれぞれの授賞式が同時にできることで話題性を持たせ、ツアーの活性化につなげるとしている。
また2軍ツアー(コーン・フェリーツアー)の活性化を図る。これまでレギュラーツアーに進出するには2軍ツアーでの賞金ランキング、またはクオリファイングスクールの上位入賞のいずれかをクリアしなければいけないが、Qスクールの好成績者がすぐレギュラーツアーに参加するとビジネス的なデメリットも出てしまうということで、魅力が劣ることから、Qスクールを2軍ツアーの上位入賞争いの場と位置づけ、2軍ツアーで成績が良ければレギュラーツアー昇格、更にレギュラーツアーのシード喪失選手や2軍ツアーでシード権を得られなかった選手を対象として、レギュラーツアーシード権をかけた入れ替え戦を行うとしている。実力のある新人選手でも、少なくとも1年間は2軍ツアーを経験しなければいけないという形となった[5]。
ただし、岩田寛のようにウェブドットコムツアーに参加しなくても別の手段でPGAツアーや世界ゴルフ選手権に出場して賞金を獲得し、ウェブドットコムツアーファイナルの出場資格を得て、上位入賞しPGAツアー出場権を獲得する手段もある[6]。
2016 - 2017シーズンの優先権[編集]
- 1970年以前、または過去5年の全米プロゴルフ選手権、全米オープン優勝者
- 過去5年のザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ優勝者
- 過去5年のマスターズ・トーナメント優勝者
- 過去5年の全英オープン優勝者
- 過去3年のザ・ツアーチャンピオンシップ優勝者
- 過去3年の世界ゴルフ選手権として行われる大会の優勝者
- 2015年以降過去3年のアーノルド・パーマー・インビテーショナル、メモリアル・トーナメントの勝者
- 過去5年のフェデックスカップ優勝者
- 過去5年のPGAツアー賞金王
- 団体戦を除く過去2年の協賛・承認イベントを含むPGAツアー勝者(1勝ごとに1年延長され最大5シーズン分まで追加できる)
- デービス・ラブ3世を含む59人
- 前シーズン終了現在で
- 生涯獲得賞金50位以内の選手(1シーズンのみ優先権の行使が可能)
- 3人
- 生涯獲得賞金25位以内の選手(1シーズンのみ優先権の行使が可能)
- 生涯獲得賞金50位以内の選手(1シーズンのみ優先権の行使が可能)
- スポンサー推薦(ハンディキャップ0以下のアマチュア選手を含む最大8人まで)
- コミッショナーが指名するPGAツアーメンバー外の選手(2名まで)
- PGAクラブプロ選手権勝者は6大会のオープンイベント(うち3大会は全英オープン、世界ゴルフ選手権の開催週に行われる左記以外の大会)に出場できる。
- PGAセクションチャンピオンシップの王者もしくは、そのトーナメントが開催されたセクションのプレーヤー・オブ・ザ・イヤー
- いわゆる「マンデー・トーナメント」の上位4名
- PGAツアーと過去の優勝時と同じスポンサーによって共催される大会における過去の優勝者に対して
- 1970年7月28日以前のすべての優勝者
- 2000年1月1日以降は過去5年の優勝者
- 永久シード選手
- 前シーズンのフェデックスカップ上位125名
- 56人
- ウインダム選手権を含んだ前シーズンの賞金獲得ランキング上位125名のうち上記にリストされていない者
- 6人
- メンバー外の前シーズンのフェデックスカップ上位125名またはウインダム選手権を含んだ前シーズンの賞金獲得ランキング上位125名
- 3人
- メジャー・メディカル・エクステンションにより救済措置を受けている選手
- 石川遼を含む14人
- 前シーズンのウェブドットコムツアー賞金王、ウェブドットコムツアーファイナル賞金王、ウェブドットコムツアーで3勝以上した選手
- なし
- ウェブドットコムツアーメディカルとなっているウェブドットコムツアー賞金王
- なし
- 前週のトーナメントで10位タイ以上となった選手
- 前シーズンのウェブドットコムツアー2位から25位の選手とウェブドットコムツアーファイナルの(上記で優先権を得ていない選手)上位25名
- 47人
- ウェブドットコムツアーメディカルとなっているウェブドットコムツアー上位の選手
- (注意)これより上のリストに重複する
- 今シーズンウェブドットコムツアーで3勝以上した選手
- マイナー・メディカル・エクステンション
- 前シーズンのフェデックスカップ126位から150位でかつ上記で優先権を得ていない選手
- 岩田寛を含む12人
- メジャー・メディカルや家族の危機と認められた選手
- 以降省略
主な大会[編集]
- フォーティネット選手権
- サンダーソン・ファームズ選手権
- シュライナーズOP
- CJ Cup at Summit
- ZOZO CHAMPIONSHIP
- バミューダ選手権
- WWT選手権
- ヒューストン・オープン
- RSMクラシック
- セントリー・トーナメントオブチャンピオンズ
- ソニーオープン・イン・ハワイ
- ザ・アメックス
- ファーマーズ・インシュランス・オープン
- WMフェニックスOP
- AT&Tペブルビーチプロアマ
- ジェネシス招待
- ザ・ホンダ・クラシック
- プエルトリコ・オープン
- ザ・プレーヤーズ
- バルスパー選手権
- アーノルド・パーマー招待
- WGC-デルテクノロジーズマッチプレー
- コレール・プンタカナGR&C選手権
- マスターズ
- RBCヘリテージ
- テキサスOP
- チューリッヒ・クラシック
- メキシコ・オープン
- ウェルズ・ファーゴ選手権
- 全米プロゴルフ選手権
- バイロン・ネルソン
- チャールズ・シュワブ・チャレンジ
- メモリアル・トーナメント
- カナディアンOP
- 全米オープン
- ジョンディア・クラシック
- Genesis Scottish Open
- 全英オープン
- バーバソル選手権
- 3Mオープン
- ロケット・モーゲージ・クラシック
- バラクーダ選手権
- ウィンダム選手権
- フェデックスプレーオフ
歴代賞金王と最多勝利者[編集]
その年度の賞金ランキング1位にはアーノルド・パーマー賞が授与される。
年度 | 賞金王 | 獲得賞金 ($) | 最多勝利 |
---|---|---|---|
2021年 | ![]() |
7,705,933 | 4: パトリック・カントレー |
2020年 | ![]() |
7,344,040 | 3: ダスティン・ジョンソン、ジャスティン・トーマス |
2019年 | ![]() |
9,684,006 | 3: ブルックス・ケプカ、ローリー・マキロイ |
2018年 | ![]() |
8,694,821 | 3: ブライソン・デシャンボー, ダスティン・ジョンソン, ジャスティン・トーマス, バッバ・ワトソン |
2017年 | ![]() |
9,921,560 | 5: ジャスティン・トーマス |
2016年 | ![]() |
9,365,185 | 3: ジェイソン・デイ, ダスティン・ジョンソン |
2015年 | ![]() |
12,030,465 | 5: ジェイソン・デイ, ジョーダン・スピース |
2014年 | ![]() |
8,280,096 | 3: ローリー・マキロイ, ジミー・ウォーカー |
2013年 | ![]() |
8,553,439 | 5: タイガー・ウッズ |
2012年 | ![]() |
8,047,952 | 4: ローリー・マキロイ |
2011年 | ![]() |
6,683,214 | 2: 7 players (note 1) |
2010年 | ![]() |
4,910,477 | 3: ジム・フューリク |
2009年 | ![]() |
10,508,163 | 6: タイガー・ウッズ |
2008年 | ![]() |
6,601,094 | 4: タイガー・ウッズ |
2007年 | ![]() |
10,867,052 | 7: タイガー・ウッズ |
2006年 | ![]() |
9,941,563 | 8: タイガー・ウッズ |
2005年 | ![]() |
10,628,024 | 6: タイガー・ウッズ |
2004年 | ![]() |
10,905,166 | 9: ビジェイ・シン |
2003年 | ![]() |
7,573,907 | 5: タイガー・ウッズ |
2002年 | ![]() |
6,912,625 | 5: タイガー・ウッズ |
2001年 | ![]() |
5,687,777 | 5: タイガー・ウッズ |
2000年 | ![]() |
9,188,321 | 9: タイガー・ウッズ |
1999年 | ![]() |
6,616,585 | 8: タイガー・ウッズ |
1998年 | ![]() |
2,591,031 | 4: デビッド・デュバル |
1997年 | ![]() |
2,066,833 | 4: タイガー・ウッズ |
1996年 | ![]() |
1,780,159 | 4: フィル・ミケルソン |
1995年 | ![]() |
1,654,959 | 3: リー・ジャンセン, グレグ・ノーマン |
1994年 | ![]() |
1,499,927 | 6: ニック・プライス |
1993年 | ![]() |
1,478,557 | 4: ニック・プライス |
1992年 | ![]() |
1,344,188 | 3: ジョン・クック; フレッド・カプルス; デービス・ラブ3世 |
1991年 | ![]() |
979,430 | 2: 8 players (note 2) |
1990年 | ![]() |
1,165,477 | 4: ウェイン・レビ |
1989年 | ![]() |
1,395,278 | 3: トム・カイト; スティーブ・ジョーンズ |
1988年 | ![]() |
1,147,644 | 4: カーティス・ストレンジ |
1987年 | ![]() |
925,941 | 3: ポール・エイジンガー; カーティス・ストレンジ |
1986年 | ![]() |
653,296 | 4: ボブ・ツエー |
1985年 | ![]() |
542,321 | 3: カーティス・ストレンジ; ラニー・ワドキンス |
1984年 | ![]() |
476,260 | 3: トム・ワトソン; デニス・ワトソン |
1983年 | ![]() |
426,668 | 2: 8 players (note 3) |
1982年 | ![]() |
446,462 | 4: クレイグ・スタドラー, トム・ワトソン, カルバン・ピート |
1981年 | ![]() |
375,699 | 4: ビル・ロジャース |
1980年 | ![]() |
530,808 | 7: トム・ワトソン |
1979年 | ![]() |
462,636 | 5: トム・ワトソン |
1978年 | ![]() |
362,429 | 5: トム・ワトソン |
1977年 | ![]() |
310,653 | 5: トム・ワトソン |
1976年 | ![]() |
266,439 | 3: ベン・クレンショー, ヒューバート・グリーン |
1975年 | ![]() |
298,149 | 5: ジャック・ニクラス |
1974年 | ![]() |
353,022 | 8: ジョニー・ミラー |
1973年 | ![]() |
308,362 | 7: ジャック・ニクラス |
1972年 | ![]() |
320,542 | 7: ジャック・ニクラス |
1971年 | ![]() |
244,491 | 6: リー・トレビノ |
1970年 | ![]() |
157,037 | 4: ビリー・キャスパー |
1969 | ![]() |
164,707 | 3: 4 players (note 4) |
1968 | ![]() |
205,169 | 6: ビリー・キャスパー |
1967 | ![]() |
188,998 | 5: ジャック・ニクラス |
1966 | ![]() |
121,945 | 4: ビリー・キャスパー |
1965 | ![]() |
140,752 | 5: ジャック・ニクラス |
1964 | ![]() |
113,285 | 5: トニー・レマ |
1963 | ![]() |
128,230 | 7: アーノルド・パーマー |
1962 | ![]() |
81,448 | 8: アーノルド・パーマー |
1961 | ![]() |
64,540 | 6: アーノルド・パーマー |
1960 | ![]() |
75,263 | 8: アーノルド・パーマー |
1959 | ![]() |
53,168 | 5: ジーン・リトラー |
1958 | ![]() |
42,608 | 4: ケン・ベンチュリー |
1957 | ![]() |
65,835 | 4: アーノルド・パーマー |
1956 | ![]() |
72,836 | 4: マイク・スーチャック |
1955 | ![]() |
63,122 | 6: ケリー・ミドルコフ |
1954 | ![]() |
65,820 | 4: ボブ・トスキ |
1953 | ![]() |
34,002 | 5: ベン・ホーガン |
1952 | ![]() |
37,033 | 5: ジャック・バーク・ジュニア, サム・スニード |
1951 | ![]() |
26,089 | 6: ケリー・ミドルコフ |
1950 | ![]() |
35,759 | 11: サム・スニード |
1949 | ![]() |
31,594 | 7: ケリー・ミドルコフ |
1948 | ![]() |
32,112 | 10: ベン・ホーガン |
1947 | ![]() |
27,937 | 7: ベン・ホーガン |
1946 | ![]() |
42,556 | 13: ベン・ホーガン |
1945 | ![]() |
63,336 | 18: バイロン・ネルソン |
1944 | ![]() |
37,968 | 8: バイロン・ネルソン |
1943 | No records kept | 1: サム・バード, ハロルド・マクスパデン, スティーブ・ワーガ | |
1942 | ![]() |
13,143 | 6: ベン・ホーガン |
1941 | ![]() |
18,358 | 7: サム・スニード |
1940 | ![]() |
10,655 | 6: ジミー・デマレー |
1939 | ![]() |
10,303 | 8: ヘンリー・ピカード |
1938 | ![]() |
19,534 | 8: サム・スニード |
1937 | ![]() |
14,139 | 8: ハリー・クーパー |
1936 | ![]() |
7,682 | 3: ラルフ・ガルダール, ジミー・ハインズ, ヘンリー・ピカード |
1935 | ![]() |
9,543 | 5: ヘンリー・ピカード , ジョニー・レボルタ |
1934 | ![]() |
6,767 | 7: ポール・ランヤン |
1933 | 9: ポール・ランヤン | ||
1932 | 4: ジーン・サラゼン | ||
1931 | 4: ウィフィー・コックス | ||
1930 | 8: ジーン・サラゼン | ||
1929 | 8: ホートン・スミス | ||
1928 | 7: ビル・メルホーン | ||
1927 | 7: ジョニー・ファレル | ||
1926 | 5: ビル・メルホーン, マクドナルド・スミス | ||
1925 | 5: レオ・ディーゲル | ||
1924 | 5: ウォルター・ヘーゲン | ||
1923 | 5: ウォルター・ヘーゲン, ジョー・カークウッド・シニア | ||
1922 | 4: ウォルター・ヘーゲン | ||
1921 | 4: ジム・バーンズ | ||
1920 | 4: ジョック・ハッチソン | ||
1919 | 5: ジム・バーンズ | ||
1918 | 1: パトリック・ドイル, ウォルター・ヘーゲン, ジョック・ハッチソン | ||
1917 | 2: ジム・バーンズ, マイク・ブレイディ | ||
1916 | 3: ジム・バーンズ |
Notes:
- Players with 2 wins in 2011: キーガン・ブラッドリー, ルーク・ドナルド, ウェブ・シンプソン, スティーブ・ストリッカー, ニック・ワトニー, バッバ・ワトソン, マーク・ウィルソン
- Players with 2 wins in 1991: ビリー・アンドレード, マーク・ブルックス, フレッド・カプルス, アンドリュー・マギー, コリー・ペイビン, ニック・プライス, トム・パーツァー, イアン・ウーズナム
- Players with 2 wins in 1983: セベ・バレステロス, ジム・コルバート, マーク・マッカンバー, ギル・モーガン, カルバン・ピート, ハル・サットン, ラニー・ワドキンス, ファジー・ゼラー
- Players with 3 wins in 1969: ビリー・キャスパー, レイモンド・フロイド, デイヴ・ヒル, ジャック・ニクラス
テレビ中継[編集]
アメリカ[編集]
アメリカ国内の場合は、決勝ラウンド後半部をCBSとNBCが放送。予選ラウンド全編と決勝ラウンド前半部はゴルフ・チャンネルが放映権を持つ。なお、メジャー大会の放映権はPGAツアーの管轄外で各大会の主催者が管轄する為後述する。
大まかな中継カレンダーは、CBSがNFL中継が一段落する1月下旬からシーズン終盤までの年間20試合ほどを生中継。NBCは(CBSが大学バスケ中継のため放送しない)2月末から4月初旬までの大会のほか、PGAの旗艦大会であるプレーヤーズ選手権を生中継する(5月開催だった時期もNBCが担当)。ゴルフ・チャンネルはメジャー大会の裏開催となる大会のほか、シーズン序盤から1月中旬までの試合が独占中継となる。世界ゴルフ選手権はこの中継カレンダーに則り各社が中継する。最終戦のツアー選手権を含むプレーオフ3試合は試合ごとにCBSとNBCで放映権を分担していたが、2022年よりNBCとCBSが年度ごとに中継を分担する。また、CBSとNBCの間で融通があり、NBCの冬季オリンピック中継時はCBSにて、CBSのスーパーボウル中継の際はNBCにて放送する。
なおメジャー大会についてはマスターズと全米プロはCBSとESPN、全英オープンと全米オープンはNBCとゴルフチャンネルがそれぞれ担当する。またライダーカップとプレジデンツカップはNBCとゴルフチャンネルが放送する。
- CBSの解説・実況
- ジム・ナンツ(実況)
- ニック・ファルド(解説)
- ビル・マカティー(実況・全米プロ優勝者表彰インタビュアー)
- イアン・ベーカーフィンチ(解説)
- NBC/ゴルフ・チャンネルの解説・実況
- ダン・ヒックス(実況)
- ポール・エイジンガー(解説)
日本[編集]
日本国内ではNHK BS1とゴルフネットワークでほとんどの試合を放送している。予選ラウンドと決勝ラウンド前半はゴルフネットワークが生中継。決勝ラウンド後半はBS1が生中継し、ゴルフネットワークは録画放送(プレーヤーズ選手権、ツアー選手権(2010年まではほとんどの試合)は全日程前半のみ生中継)する。但し、ゴルフネットワークでも決勝ラウンドを生中継したり(BS1との並列放送となる)、全日程ゴルフネットワークでの独占中継となる事もある。また、世界ゴルフ選手権は全日程BS1で生中継し、地上波の総合テレビでも当日深夜にハイライト番組を放送、ゴルフネットワークは前半のみ生中継。
メジャー大会は、マスターズを除く3大会ではゴルフネットワークで、マスターズがTBS系列で、全英オープンはテレビ朝日系列で、全米プロはテレビ東京系列でいずれも全日程生中継される。
かつては、日本におけるザ・ゴルフ・チャンネルでも一部の試合を放送していた(2012年にゴルフネットワークに統合されずに廃止)他、ソニーオープン・イン・ハワイは、2008年までフジテレビ系列で放送されていた。
NHKは世界ゴルフ選手権シリーズについては現地にスタッフ・アナウンサーを派遣させるが、通常は東京のスタジオから実況を行い、随時現地の取材記者のレポートを挿入しながら放送している。
- NHK BS1における出演者
- 実況
- ゴルフネットワークにおける出演者
・進藤 大典(プロキャディ)
・佐藤 信人(プロゴルファー)
- 実況
脚注[編集]
- ^ “日経ゴルフガイド - プロによる、プロのための、プロの試合・「突然の招待」サプライズも”. 日本経済新聞社. 2011年8月31日閲覧。
- ^ “ABOUT PGA TOUR”. PGAツアー. 2011年8月31日閲覧。
- ^ 2019年から名称変更。それ以前が「ウェブドットコムツアー (Web.com Tour)」「ネイションワイドツアー (Nationwide Tour)」といった呼称だった。
- ^ PGAツアー(フェデックスカップ)126位-200位の選手と、コーン・フェリーツアー上位75位の選手が参加するプレーオフシリーズの数戦
- ^ 米PGAツアー 2013年より新システムへ(日本ゴルフツアー振興協会 2012年8月号)
- ^ 桂川洋一 (2015年8月27日). “今度は“西回り航路” 小平智が描く米ツアー再挑戦のルート【国内男子 JGTO JGA】”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2016年2月15日閲覧。
- ^ “2016-17 PGA TOUR Eligibility Ranking”. PGA Tour. 2017年8月18日閲覧。
- ^ “2017-18 PGA TOUR Medical Extensions”. PGA Tour. 2017年8月18日閲覧。